日本製鉄は、何をしている会社?
ひとことで言うと
鉄鉱石などから鉄をつくり、鋼板や鋼管などの鉄鋼製品にして国内外に売る鉄鋼メーカーです。
製鉄所で鉄をつくり、建物や橋、鉄道、機械などに使われる鋼板・鋼管・形鋼・ステンレスなどの鉄鋼製品にして、国内外の企業に販売しています。グループ会社では、プラントや建物の設計・施工、化学品や電子材料、企業向けのITシステムも手がけています。国内の稼ぐ力の強化と、海外での事業拡大を進めています。
- 売上
- 10.1兆円
- 純利益
- 172億円
- 社員数(グループ全体)
- 138,453人
主な事業
鋼板、鋼管、形鋼、レール、ステンレスなどの特殊鋼、鉄道車両の部品などをつくって販売しています。
プラントや施設、エネルギー導管、建築物などの設計・施工と、その運転や維持管理、廃棄物の再資源化を行っています。
樹脂や炭素繊維の材料、液晶や有機ELの材料、半導体用の材料など、さまざまな化学品・素材をつくっています。
企業のコンピューターシステムの構築やコンサルティング、ITを使った業務の請け負いを行っています。
主なお客さん
国内外の建設・機械・鉄道・エネルギーなど、鉄を使う産業の企業
新卒が関わりやすい仕事
製鉄所での生産管理や設備技術、鉄鋼製品の研究開発、お客さんへの営業などに関わります。
出典:日本製鉄 有価証券報告書(2026年3月期)「事業の内容」「経営方針」。数字は2026年3月期の有価証券報告書(売上・純利益はグループ全体、利益の割合は事業ごとの利益から計算)。
日本製鉄の働き方・待遇
勤務地・休日・福利厚生など、給料以外に気になる条件をまとめました。数字は公式サイトと有価証券報告書から。
数字で見る働きやすさ
本社(東京)、製鉄所、技術開発本部(研究部門)、支社・支店、海外事業所
本社 9:00〜17:20、研究所 8:55〜17:25、製鉄所 8:25〜17:05。全社でフレックスタイム制度
- 年次有給休暇(20日、残日数は20日を上限に繰越)
- 福祉休暇(年休残日数を積立、私傷病・介護・育児など)
- 結婚休暇(連続5労働日)
- リフレッシュ休暇(勤続年数に応じて)
- 配偶者出産休暇・子の看護休暇・介護休暇(1時間単位)
- 育児休業(子が1歳6か月まで、保育園待機などは3歳まで)
- 配偶者海外転勤同行休暇(最大3年間)
独身寮(月額約1万5,000円、光熱水費込み・平均値)、社宅(既婚者向け、月額約2万5,000円・平均値)。各事業所に完備、住宅融資制度
- 賞与:年2回(6月・12月)
- 昇給:年1回(4月)
- 時間外手当
- 深夜手当
- 通勤交通費
- フレックスタイム制度(全社)
- 育児・介護のための時短勤務・テレワーク
- キャリアリターン(退職後5年以内の再入社)
- 新入社員研修(製鉄所の三交替研修など)
- コーチャー制度(先輩がマンツーマンでフォロー)
- 階層別研修
- スキル研修(ビジネススキル研修・技術教育プログラム)
- 国際化教育(語学研修・異文化理解・留学制度)
出典:日本製鉄の公式サイト(1)(2)(3)、2026年10月23日確認。「有報」の数字は日本製鉄株式会社の有価証券報告書(提出会社の社員の数字。グループ全体ではありません)。制度は変わることがあるので、応募の前に公式ページで確かめてください。
日本製鉄の「大学別の就職者数」を、Campiの大学図鑑データから逆引きで集計しました。どの大学から多く就職しているか=この企業に強い大学が一目でわかります。
01大学別の就職者数(掲載大学の内訳)
⚠️ 年をまたいだ「合計」は比較しないでください。 年によって就職データを掲載している大学の数が違うため(年度ごとに掲載している大学が異なる)、合計人数の年度間比較は意味を持ちません。各年で見るべきは大学ごとの人数です。
日本製鉄を目指すなら
上の人数は「どの大学から入っているか」の目安です。実際の仕事や選考で見られる点は、働いている先輩やプロに聞くのが確実です。
02データから分かること
掲載データ(2026年版)を見ると、日本製鉄への就職者は特定の大学に偏らず、幅広い大学から就職しています。最も多い九州大学で全体の25%、上位3校で66%を占めます。設置区分では国公立の大学からの就職者のほうが多くなっています。
複数の年度で名前が出ている大学は、九州大学・東北大学です。単年のデータより、こうした継続的な実績のほうが傾向として信頼できます。
03初任給と平均年収
初任給(公式の採用ページ)
総合職(事務系・技術系)・2027年卒向け(金額は2025年度初任給)。金額の年度や手当の扱いは会社ごとに違います。最新の条件は公式の採用ページで確認してください。
平均年収・従業員データ(有価証券報告書)
出典:日本製鉄株式会社 有価証券報告書(2026年3月期)「従業員の状況」の提出会社(単体)の数字。EDINET(書類管理番号 S100YF8E)。平均年収は賞与・残業代などを含む全従業員の平均で、新卒の年収ではありません。
04採用傾向の分析
なぜこの大学が多いのか
日本製鉄の採用大学には、はっきりした理由があります。
鉄鋼の製造・研究には材料・金属工学・機械・化学の専門性が不可欠。九大17人・東北14人・九工大13人・京大13人など理系が上位です。
日本製鉄は九州(北九州・大分)、北海道(室蘭)など全国に製鉄所を持ち、九大・北大など立地近隣の大学に強い実績があります。
東北大・京大など材料・金属工学に強い大学が上位に入るのは、鉄鋼が材料科学の結晶だからです。
自動車・建築・インフラを支える基礎素材として、研究開発型の技術者を安定的に採用します。
文系・理系/エリアで見る傾向
日本製鉄の採用大学を、文理とエリアの軸で見てみましょう。
理系(材料・機械・化学)が中心です。鉄鋼の技術者が主力で、工学に強い大学が上位。事務系総合職で文系も採用されますが、掲載データ上は理系が目立ちます。
九州(九大・九工大)、東北、関西(京大)、北海道と、製鉄所のある地域や材料研究に強い難関国立から採用しています。
日本製鉄を狙うなら(就活のポイント)
日本製鉄を目指すなら、次の点を押さえておきましょう。
材料・金属・機械・化学・電気の技術職が中心。研究内容と鉄鋼の製造・素材開発を結びつけて語れると強いです。
鉄鋼は材料科学の結晶。材料・金属・物性の専門性が特に活きます。
技術系はインターン経由の早期選考が有力。早めに動きましょう。
文系は経済・法・商などから事務系総合職を目指します。
よくある質問
Q日本製鉄の採用が多い大学は?
ACampi掲載データ上の最多は九州大学(17人)、次いで東北大学(14人)・九州工業大学(13人)・京都大学(13人)。材料・機械の理系が中心です。
Q日本製鉄は理系が多い?
A多いです。鉄鋼の製造・研究には材料・金属工学・機械・化学の専門性が不可欠で、旧帝・工科系の理系が中心です。
Qなぜ九大・東北大が多い?
A日本製鉄は九州(北九州・大分)に製鉄所があり九大に強く、東北大は材料・金属工学に強いためです。製鉄所立地と材料研究の両面が反映されています。
Q文系でも日本製鉄に入れる?
A入れます。事務系総合職として文系も採用されますが、人数規模が大きいのは技術職のため、掲載データ上は理系が目立ちます。
Q日本製鉄を目指すには?
A理系(材料系)が王道。材料・金属工学の専門性を武器に、研究内容と鉄鋼の素材開発を結びつけ、インターン・早期選考に動きましょう。
Q地方大学から日本製鉄に就職できる?
Aできます。九工大・北大など全国の理系・工科大から採用されています。材料・技術の専門性を武器に早めに動きましょう。
05この企業に強い大学
掲載データ上、日本製鉄への就職者が多いのは 九州大学(17人)、東北大学(14人)、九州工業大学(13人) など。志望度が高いなら、これらの大学のOB・OG訪問やキャリアセンターが有力な情報源になります。
06同じ業界の企業
日本製鉄が属する業界の年収・仕事内容・向いてる人は、業界図鑑でチェックできます。
出典:Campi 大学図鑑に掲載の各大学「主な就職先」(旺文社パスナビ/大学通信オンライン/各大学公式)を、企業別に集計。合計は掲載大学の合算で、採用総数ではありません。人数は年度で変動します。最新は各大学・各社の公式でご確認ください。(2026年7月)