一人暮らし・住まい 更新 2026.09.14 この記事にはPRを含みます

水漏れ・排水の詰まりが起きたら|管理会社への連絡手順

結論

水のトラブルで最初にすることは、被害を止めることと、管理会社への連絡です。順番は①水を止める(蛇口・止水栓)②被害を広げない(拭く・容器で受ける)③写真を撮る ④管理会社に連絡する。ここで自分で業者を手配しないでください——多くの物件では、設備の不具合は管理会社が業者を手配する取り決めになっており、勝手に呼ぶと費用が自己負担になる場合があります。費用の負担は原因によって変わ…

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22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.14
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自分で直そうとしないでください。

シンクの水が流れない。洗面台から水が漏れている。下の階から「天井から水が」と言われた——賃貸で暮らしていると、水のトラブルは起こり得ます。

このとき最も重要なのは、すぐ管理会社に連絡することです。自分で業者を呼ぶと、費用を自己負担することになる場合があります。

この記事では、まずすること、連絡の手順、費用の負担の考え方、予防を整理します。

この記事について:本記事は一般的な整理です。設備の状況、契約の内容、費用の負担に関する取り決めは物件によってまったく異なります。本記事は費用の負担や責任の所在を断定するものではなく、法的な助言を行うものでもありません。必ず契約書を確認し、管理会社・大家さんにご連絡ください。漏電・感電のおそれがある場合や、大量の漏水が止まらない場合は、無理に対応せず、ブレーカーや止水栓の位置を確認したうえで管理会社および必要に応じて消防・水道局などの窓口に連絡してください。

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まずすること水を止める止水栓の場所被害を広げない写真を撮るこの記事

この記事の流れ

水漏れ・排水の詰まりが起きたら

水のトラブルで最初にすることは、被害を止めることと、管理会社への連絡です。

1
水を止める蛇口・止水栓
2
被害を抑える拭く・受ける
3
記録写真を撮る
4
連絡管理会社へ

まずすること

順番があります。

水のトラブルでは、この順番で動いてください。まず水を止め、被害を抑え、記録を残してから連絡します。

1
蛇口を閉めるまずこれ
2
止水栓器具ごとの元栓
3
元栓住戸全体
4
洗濯機蛇口を閉める習慣

水を止める

最優先です。

漏れている場合、まず水を止めてください。蛇口で止まらなければ、止水栓や元栓を閉めます。

1
シンク下キッチンの止水栓
2
洗面台の下洗面の止水栓
3
トイレの横タンクの下など
4
玄関横のパイプスペース元栓がある場合

止水栓の場所

先に確認してください。

止水栓は、器具ごとに設けられていることが一般的です。元栓は玄関横のパイプスペースなどにある場合があります。

1
拭くタオル・雑巾
2
受けるバケツ・洗面器
3
移動家電・書類を退避
4
電源近くの家電を抜く

被害を広げない

床と下の階を守ってください。

水を止めたら、広がった水を拭いてください。床に残ると、下の階に及ぶことがあります。

1
漏れている場所状況が分かる角度
2
被害の範囲濡れた床など
3
全体部屋の様子
4
時刻自動で記録される

写真を撮る

記録が役立ちます。

状況の写真を撮っておいてください。管理会社に説明するとき、言葉より伝わります。

1
順番があります。まずすること
2
最優先です。水を止める
3
先に確認してください。止水栓の場所
4
床と下の階を守ってください。被害を広げない

まとめ

この記事の要点

順番は①水を止める(蛇口・止水栓)②被害を広げない(拭く・容器で受ける)③写真を撮る ④管理会社に連絡する。

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01まずすること

順番があります。

1①水を止める蛇口・止水栓
2②被害を抑える拭く・受ける
3③記録写真を撮る
4④連絡管理会社へ
5⑤指示に従う業者の手配
この章の要点
  • 水のトラブルでは、この順番で動いてください。
  • まず水を止め、被害を抑え、記録を残してから連絡します。
  • 自分で修理しようとしないでください。悪化させることがあります。

水のトラブルで慌てるのは当然です。ただ、やることの順番さえ決まっていれば、落ち着いて動けます。この順番を一度読んでおくだけでも、いざというときの対応が変わります。慌てて自分で分解したり、業者を探したりする前に、まず水を止めてください。

なお、どこから漏れているか分からない場合もあります。その場合も、まず使用を止めて管理会社に連絡してください。原因の特定は業者が行います。

この記事では、費用の負担について断定しません。契約と個別の事情によって変わるためです。示せるのは、確認すべき項目と手順だけです。

水のトラブルは、時間が経つほど被害が広がります。迷っている時間が最も損です。判断に自信がなくても、まず連絡してください。連絡して問題なかったと分かる方が、放置して悪化するより良い結果になります。

手順を覚えておく必要はありません。この記事をブックマークしておくか、止水栓の場所だけ確認しておけば十分です。

02水を止める

最優先です。

1蛇口を閉めるまずこれ
2止水栓器具ごとの元栓
3元栓住戸全体
4洗濯機蛇口を閉める習慣
5確認場所を把握しておく
この章の要点
  • 漏れている場合、まず水を止めてください。
  • 蛇口で止まらなければ、止水栓や元栓を閉めます。
  • 場所を知らないと対応できません。入居時に確認しておいてください。

蛇口から漏れている場合は、その蛇口を閉めれば止まります。一方、配管や接続部から漏れている場合は、蛇口を閉めても止まらないことがあります。その場合に止水栓が必要になります。

洗濯機の蛇口は、使わないときに閉めておく習慣をつけると安心です。ホースが外れた場合の被害を防げます。

長期間部屋を空ける場合も、蛇口や止水栓を閉めておくと安心です。不在中の漏水は被害が大きくなります。

水を止めることは、費用の負担にかかわらず最優先です。原因が何であれ、被害を小さくすることが先です。

水を止めた後も、しばらく様子を見てください。止まったように見えて再び漏れることがあります。

蛇口の根元や、ホースの接続部から漏れていることもあります。どこから水が出ているかを確認してください。

03止水栓の場所

先に確認してください。

1シンク下キッチンの止水栓
2洗面台の下洗面の止水栓
3トイレの横タンクの下など
4玄関横のパイプスペース元栓がある場合
5確認方法管理会社に聞く
この章の要点
  • 止水栓は、器具ごとに設けられていることが一般的です。
  • 元栓は玄関横のパイプスペースなどにある場合があります。
  • 物件によって配置が違います。入居時に管理会社へ確認しておいてください。

止水栓はマイナスドライバーで回すタイプや、手で回せるハンドルのタイプがあります。硬くて回らない場合、無理に力を加えると破損することがあります。回らなければ管理会社に連絡してください。

入居時に、止水栓と元栓の場所を写真に撮っておくと、いざというときに探さずに済みます。

元栓を閉めると、住戸全体の水が止まります。トイレも使えなくなるため、閉めるのは必要な場面に限ってください。

止水栓が固着して回らないことは珍しくありません。無理をせず、管理会社に伝えてください。

元栓の位置は、共用部分にある場合もあります。管理会社に確認してください。

04被害を広げない

床と下の階を守ってください。

1拭くタオル・雑巾
2受けるバケツ・洗面器
3移動家電・書類を退避
4電源近くの家電を抜く
5換気湿気を逃がす
この章の要点
  • 水を止めたら、広がった水を拭いてください。
  • 床に残ると、下の階に及ぶことがあります。
  • 近くに家電があれば、電源を抜いて移動させてください。感電や故障を防ぐためです。

濡れた床を放置すると、床材が傷むだけでなく、下の階への被害につながります。まず広がりを止めてください。

タオルが足りない場合、使っていない衣類でも構いません。まず水を吸わせてください。

カーペットや畳が濡れた場合、乾かすのに時間がかかります。換気をしてください。

水が電気製品やコンセントに達している場合は、無理に触らないでください。感電のおそれがあります。ブレーカーを落とすことも検討し、判断に迷う場合は管理会社に確認してください。

床下に水が入ると、自分では確認できません。管理会社の点検を待ってください。

被害を抑える行動は、費用の負担とは別に評価されることがあります。できる範囲で対応してください。

05写真を撮る

記録が役立ちます。

1漏れている場所状況が分かる角度
2被害の範囲濡れた床など
3全体部屋の様子
4時刻自動で記録される
5用途連絡・保険・確認
この章の要点
  • 状況の写真を撮っておいてください。
  • 管理会社に説明するとき、言葉より伝わります。
  • また、保険を使う場合や、費用の確認の際にも記録が役立ちます。
  • 写真は複数枚撮っておいてください。近くと遠く、両方の角度があると状況が伝わります。
  • 漏れが止まった後も、濡れた範囲の写真は残しておいてください。後から状況を説明する材料になります。
  • 撮影した写真は消さずに保管してください。手続きが終わるまで必要になることがあります。
  • 日付が分かる形で記録しておくと、経過を示せます。
  • 撮影が難しい状況なら、無理に撮らなくて構いません。安全が優先です。

06管理会社に連絡する

ここが本線です。

1場所どこから漏れているか
2状況量・広がり
3対応止めたか
4被害床・下の階
5連絡先契約書に記載
この章の要点
  • 水を止めたら、管理会社に連絡してください。
  • 場所、状況、すでに行った対応——簡潔に伝えてください。
  • 連絡先は契約書に記載されています。手元に置いておいてください。

電話がつながらない場合は、メールや問い合わせフォームでも構いません。連絡した記録が残る点では、文字の方が確実です。

連絡の際、部屋番号と氏名を最初に伝えると話が早く進みます。

状況を説明するとき、推測と事実を分けて伝えてください。分からないことは分からないと伝えて構いません。

この章の要点
  • 連絡した内容と相手の名前を控えておいてください。後の確認に役立ちます。
  • 連絡は、状況が分かった時点ですぐ行ってください。落ち着いてからでは遅くなります。
  • 管理会社の営業時間も、あらかじめ確認しておいてください。

07自分で業者を呼ばない

費用の問題になります。

1手配管理会社が行う
2勝手に呼ぶ自己負担の可能性
3高額請求トラブルの報告がある
4原則まず管理会社へ
5例外指示があった場合
この章の要点
  • 自分で修理業者を呼ばないでください。
  • 多くの物件では、管理会社が業者を手配する取り決めになっています。
  • 勝手に呼ぶと、費用が自己負担になる場合があります。まず連絡してください。

インターネットで見つけた業者に依頼して、高額な請求を受けたという相談は消費生活センターに寄せられています。まず管理会社を通してください。

管理会社から「自分で手配してほしい」と指示があった場合は、その指示に従ってください。その際も、費用の扱いを確認しておいてください。

この章の要点
  • 緊急で水が止まらない場合も、まず管理会社の緊急連絡先に連絡してください。
  • 管理会社を通すことで、費用の負担についても整理された形で進みます。
  • 業者を名乗る訪問があっても、管理会社が手配したものか確認してください。

08夜間・休日の場合

緊急の連絡先があります。

1緊急連絡先設定がある場合
2確認契約書・入居時の書類
3止水まず自分で止める
4翌営業日あらためて連絡
5記録状況を残す
この章の要点
  • 夜間や休日用の緊急連絡先が設定されている物件もあります。
  • 入居時の書類に記載されていることが多いため、確認しておいてください。
  • 連絡がつかない場合も、まず水を止めて被害を抑え、翌営業日に連絡してください。

緊急連絡先が分からない場合、契約書を確認してください。入居時に受け取った書類一式に記載されていることが一般的です。

この章の要点
  • 連絡がつかない時間帯でも、留守番電話やメールに記録を残しておいてください。
  • 夜間に業者を呼ぶと割増の費用がかかることがあります。この点も、管理会社の判断に委ねてください。
  • 緊急連絡先は、スマートフォンに登録しておくと探さずに済みます。

09下の階に及んだら

緊急です。

1すぐ連絡管理会社へ
2水を止める最優先
3謝意下の階の方へ
4記録状況と経過
5保険契約内容を確認
この章の要点
  • 下の階に水が及んでいる場合は緊急です。すぐ管理会社に連絡してください。
  • 下の階の方には、謝意を伝えてください。ただし、費用の話はその場でしないでください。
  • 賠償に関わる可能性があるため、管理会社と保険の窓口を通してください。
  • 下の階の方への対応は、管理会社と相談しながら進めてください。個別に補償の約束をしないでください。
  • 水が下の階に及んでいるかどうかは、自分では分からないこともあります。管理会社が確認します。

下の階から連絡を受けた場合も、まず管理会社に伝えてください。当事者どうしで解決しようとしないでください。

被害の程度によっては、保険の手続きが必要になります。早めに保険会社にも連絡してください。

下の階への影響が不明な場合も、管理会社に伝えておいてください。

10費用の負担

原因によって変わります。

1設備の経年劣化貸主側の負担
2使い方が原因借主側の負担
3判断契約と個別事情による
4確認契約書を見る
5断定本記事ではできない
この章の要点
  • 費用の負担は、原因によって変わるのが一般的な考え方です。
  • 設備の劣化であれば貸主側、使い方が原因なら借主側——とされることが多くあります。
  • ただし、本記事で断定することはできません。契約書を確認し、管理会社に確認してください。

費用について不明な点があれば、書面で確認を求めることもできます。口頭の説明だけでは後から食い違うことがあります。

この章の要点
  • 請求の内訳を確認してください。何にいくらかかったかが分かる書類を求めて構いません。
  • 負担する場合でも、金額の妥当性は確認できます。
  • 負担の考え方は契約書に記載されていることがあります。確認してください。
  • 費用の話は、原因が判明してからになります。焦らず確認してください。

11原因による違い

判断は自分ではできません。

1配管の劣化設備側の問題とされやすい
2異物を流した使い方の問題とされやすい
3放置した拡大分の責任を問われることも
4判断者管理会社・業者
5自己判断しない

原因の判断は、業者や管理会社が行います。

自分で「これは劣化だから負担しない」と決めつけないでください。確認が必要です。

ただし、気づいていて放置した場合、被害が広がった分の責任を問われることがあります。早く連絡してください。

原因の判断に納得できない場合、説明を求めることができます。ただし、感情的にならず事実で話してください。

この章の要点
  • 配管は壁や床の中を通っているため、外から見ただけでは原因が分かりません。
  • 原因が特定できない場合もあります。その場合の扱いも管理会社に確認してください。
  • 業者の見解は、書面で受け取れる場合があります。求めて構いません。
  • 原因の調査に時間がかかることもあります。経過を記録しておいてください。

12保険が使える場合

契約内容を確認してください。

1火災保険入居時に加入していることが多い
2補償の範囲契約による
3賠償の特約付いている場合
4連絡保険会社へ
5断定本記事ではできない
この章の要点
  • 賃貸の契約時に、火災保険(家財保険)に加入していることが多くあります。
  • 水漏れによる損害や、他の部屋への賠償が補償の対象となる場合があります。
  • 補償の範囲は契約によって異なります。保険証券を確認し、保険会社に連絡してください。
  • 保険には連絡の期限が設けられていることがあります。早めに連絡してください。
  • 保険の手続きには、写真や書類が必要になることがあります。記録が役立ちます。
  • 加入している保険の内容を、今のうちに確認しておいてください。
  • 保険の補償対象かどうかは、保険会社が判断します。
  • 保険証券は、契約時の書類一式に含まれています。

13排水の詰まり

水漏れとは対応が違います。

1症状流れが遅い・逆流
2軽度自分で対応できる場合も
3重度管理会社へ
4使わない流し続けない
5注意無理に押し込まない
この章の要点
  • 詰まりは、軽度なら自分で対応できることもあります。
  • ただし、流れないのに水を流し続けないでください。あふれる原因になります。
  • 改善しない場合は、管理会社に連絡してください。

詰まりは、ある日突然起きるように見えても、少しずつ蓄積した結果であることがほとんどです。流れが遅いと感じた時点で対処してください。

市販の薬剤を使う場合、使用方法を守ってください。別の薬剤と混ぜると危険な場合があります。

複数の場所で同時に流れが悪くなっている場合、建物全体の配管の問題である可能性があります。管理会社に伝えてください。

排水口の掃除は、ゴム手袋を使うと作業しやすくなります。

詰まりが繰り返し起きる場合、配管側の問題であることもあります。管理会社に伝えてください。

14キッチンの詰まり

油が主な原因です。

1原因油・食べかす
2予防油を流さない
3ネット排水口に付ける
4掃除定期的に
5改善しない管理会社へ
この章の要点
  • キッチンの詰まりは、油と食べかすが主な原因です。
  • 油は固まって配管に付着します。そのまま流さないでください。
  • 排水口にネットを付け、定期的に掃除すると予防になります。
  • 調理に使った油は、紙で拭き取ってから洗うと配管への負担が減ります。
  • 食べかすをそのまま流さないよう、ネットを使ってください。
  • 熱い油をそのまま流すと、冷えて配管内で固まります。
  • 油を含んだ食器は、拭いてから洗う習慣をつけてください。
  • 排水口の受け皿も定期的に洗ってください。

15浴室・洗面の詰まり

髪の毛が原因になります。

1原因髪の毛・石けんかす
2予防こまめに取る
3ヘアキャッチャー付けて使う
4におい詰まりの前兆のことも
5改善しない管理会社へ
この章の要点
  • 浴室や洗面台の詰まりは、髪の毛が主な原因です。
  • 排水口にたまった髪の毛をこまめに取るだけで、多くは防げます。
  • においが出てきたら、詰まりの前兆のこともあります。早めに掃除してください。
  • 排水口のカバーを外して掃除できる構造になっていることが多くあります。確認してください。
  • 石けんかすと髪の毛が結びついて詰まることが多くあります。両方を減らすことが有効です。
  • 浴槽の栓の周りにも汚れがたまります。あわせて掃除してください。
  • 排水の流れが遅くなったら、早めに掃除してください。

16トイレの詰まり

慎重に対応してください。

1流さない詰まったら水を足さない
2原因流せないものを流した
3無理をしない押し込まない
4連絡管理会社へ
5予防紙以外を流さない
この章の要点
  • トイレが詰まったら、水を流し続けないでください。あふれます。
  • 無理に押し込むと、さらに奥で詰まることがあります。
  • 改善しなければ管理会社に連絡してください。予防としては、紙以外を流さないことです。
  • トイレに流せると表示されている製品でも、一度に大量に流すと詰まることがあります。
  • 一度に大量の紙を流さないでください。分けて流す方が安全です。
  • 詰まりが解消しても、原因が分からない場合は管理会社に伝えておいてください。
  • 流せないものを誤って落とした場合、水を流さずに管理会社に連絡してください。
  • ラバーカップを使う場合も、無理な力を加えないでください。

17詰まりの予防

日常の習慣で防げます。

1キッチン油を流さない
2浴室髪の毛を取る
3洗面ヘアキャッチャー
4トイレ紙以外を流さない
5全体定期的な掃除
この章の要点
  • 詰まりの多くは、日常の習慣で防げます。
  • 油を流さない、髪の毛を取る、紙以外を流さない——この3つが基本です。
  • 水回りの掃除については水回りの掃除|キッチン・風呂・洗面の排水口とにおいで扱っています。
  • 月に一度でも排水口を掃除する習慣があると、詰まりの多くは防げます。
  • 排水口のにおいが気になり始めたら、掃除の合図です。
  • 予防の習慣は、退去時の負担を減らすことにもつながります。
  • こまめな掃除が、結果として最も費用のかからない対策です。
  • 排水口用のネットやカバーは、安価に入手できます。
  • キッチン・浴室・洗面・トイレ——場所ごとに予防の方法が違います。

18退去時への影響

対応の記録が役立ちます。

1報告した記録残しておく
2放置責任を問われることも
3修理の履歴確認できるようにする
4原状回復判断に関わる
5保管やり取りを残す
この章の要点
  • トラブルを報告した記録は残しておいてください。
  • 退去時の原状回復の話し合いで、材料になることがあります。
  • 逆に、気づいていて報告しなかった場合、責任を問われることがあります。
  • 連絡した日時と内容を記録しておいてください。メールであれば自動的に残ります。
  • 入居時の状態を写真に撮っておくと、退去時の比較ができます。
  • 原状回復については、契約書の記載を確認してください。
  • 退去時の確認では、修理の履歴が参照されることがあります。
  • 記録は退去まで保管しておいてください。

19相談できる窓口

まず管理会社です。

1管理会社修理・費用
2大家さん管理会社が不在のとき
3保険会社補償の可否
4消費生活センター高額請求など
5専門家法的な対応
この章の要点
  • 修理や費用については、管理会社が窓口です。
  • 保険の適用については、保険会社に確認してください。
  • 業者から高額な請求を受けた場合、消費生活センターに相談できます。
  • 契約書と保険証券は、すぐ取り出せる場所に保管しておいてください。
  • 困ったときにどこへ連絡するかを、事前に決めておいてください。
  • 消費生活センターは、契約や請求に関する相談を受け付けています。
  • 相談先を複数知っておくと、状況に応じて選べます。
  • 困ったときに連絡できる先を、複数把握しておいてください。

20考え方の基本

止めて、記録して、連絡する。

1水を止める最優先
2記録する写真を撮る
3連絡する管理会社へ
4呼ばない自分で業者を手配しない
5放置しない責任が広がる
この章の要点
  • 水のトラブルは、止めて、記録して、連絡する——この順番です。
  • 自分で業者を呼ばないでください。費用が自己負担になる場合があります。
  • そして、放置しないでください。被害が広がった分の責任を問われることがあります。
  • 早く連絡することが、結果として自分を守ります。
  • 水のトラブルは誰にでも起こり得ます。特別なことではありません。
  • 手順を知っておくだけで、被害の大きさが変わります。
  • 止水栓の場所を確認することは、今日できる備えです。

21よくある質問

水漏れを見つけました。まず何をしますか?

①水を止める(蛇口・止水栓)②被害を広げない(拭く・容器で受ける)③写真を撮る ④管理会社に連絡する——この順番です。自分で修理しようとしないでください。悪化させることがあります。

止水栓はどこにありますか?

器具ごとに設けられていることが一般的で、シンク下、洗面台の下、トイレの横などにあります。住戸全体の元栓は玄関横のパイプスペースなどにある場合があります。物件によって配置が違うため、入居時に管理会社へ確認しておいてください。

自分で業者を呼んでもいいですか?

呼ばないでください。多くの物件では管理会社が業者を手配する取り決めになっており、勝手に呼ぶと費用が自己負担になる場合があります。まず管理会社に連絡してください。

夜間や休日はどうしますか?

緊急連絡先が設定されている物件もあります。入居時の書類に記載されていることが多いため、確認しておいてください。連絡がつかない場合も、まず水を止めて被害を抑え、翌営業日に連絡してください。

下の階に水が漏れてしまいました。

緊急です。すぐ管理会社に連絡してください。下の階の方には謝意を伝えてください。ただし、費用の話はその場でしないでください。賠償に関わる可能性があるため、管理会社と保険の窓口を通してください。

修理費は誰が払いますか?

原因によって変わるのが一般的な考え方です。設備の経年劣化なら貸主側、使い方が原因なら借主側とされることが多くあります。ただし判断は契約と個別の事情によるため、本記事で断定することはできません。契約書を確認し、管理会社に確認してください。

保険は使えますか?

賃貸の契約時に火災保険(家財保険)に加入していることが多く、水漏れによる損害や他の部屋への賠償が補償の対象となる場合があります。補償の範囲は契約によって異なるため、保険証券を確認し、保険会社に連絡してください。

シンクの水が流れません。

軽度なら自分で対応できることもありますが、流れないのに水を流し続けないでください。あふれる原因になります。キッチンの詰まりは油と食べかすが主な原因です。改善しない場合は管理会社に連絡してください。

トイレが詰まりました。

水を流し続けないでください。あふれます。また、無理に押し込むとさらに奥で詰まることがあります。改善しなければ管理会社に連絡してください。予防としては、紙以外を流さないことです。

少しの漏れなら放置してもいいですか?

放置しないでください。被害が広がり、気づいていて報告しなかった場合は、拡大した分の責任を問われることがあります。また、退去時の話し合いにも影響します。早めに連絡してください。

22まとめ|止めて、記録して、連絡する

順番は決まっています。①水を止める ②被害を広げない ③写真を撮る ④管理会社に連絡する。

自分で業者を呼ばないでください。多くの物件では管理会社が手配する取り決めになっており、勝手に呼ぶと費用が自己負担になる場合があります。

費用の負担は原因によって変わります。ただし判断は契約と個別の事情によるため、管理会社に確認してください。

下の階に及んでいる場合は緊急です。すぐ連絡し、費用の話はその場でしないでください。

最後に。止水栓の場所を、今のうちに確認しておいてください。いざというときに動けます。

この記事について:本記事は一般的な整理です。設備の状況、契約の内容、費用の負担や保険の補償に関する取り決めは物件・契約によってまったく異なります。本記事は費用の負担や責任の所在を断定するものではなく、法的な助言を行うものでもありません。必ず契約書・保険証券を確認し、管理会社・大家さん・保険会社にご連絡ください。漏電・感電のおそれがある場合や、大量の漏水が止まらない場合は、無理に対応せず、管理会社および必要に応じて消防・水道局などの窓口に連絡してください。業者から高額な請求を受けた場合は消費生活センターに相談できます。