まず、これだけ覚えればOK
3月 広報 → 6月 選考 → 10月 内定
2月ごろから面接・内々定が増える
年内に自己分析と業界の候補を固める
この記事について
28卒の公式ルールは「広報活動の開始 2027年3月1日/採用選考の開始 2027年6月1日/正式な内定 2027年10月1日」で、前の年から変わっていません。ただし実際には、大学3年の夏〜冬のインターンから企業との接点が始まり、2月ごろから面接や内々定が増えていきます。今の時期は、秋冬のインターンに参加しながら、自己分析と業界研究を年内に固めておくのが近道です。
夏のインターンが終わり、秋冬のインターンや早期選考の案内が届き始めて、「いつまでに何をすればいいの?」「もう出遅れている?」と不安になっていませんか。政府の資料と調査データをもとに、今(大学3年の秋)から卒業まで、いつ何が起きて、何をしておけばいいかを1ページにまとめました。
この記事の前提:「28卒」は2028年3月卒業予定の学生(政府の文書では「2027年度卒業・修了予定者」)です。日程は、2026年3月24日に政府(内閣官房・文部科学省・厚生労働省・経済産業省)が経済団体などに出した要請「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請等について」によります。民間企業の調査の数字は、調査ごとに対象や方法が違うため、出典を分けて載せています。(2026年10月確認)
OFFICIAL RULE
28卒の公式スケジュール
覚えるのは3月・6月・10月の3つだけ。
説明会・エントリー受付が始まる
面接・試験が始まる
正式な内定が出る(内定式)
法律ではない政府から企業への「お願い」。早く動く企業もある
ES・Webテストは「選考」に入らない6月より前に求められてもルール違反ではない
見直しは29卒から28卒の日程は変わらない
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広報活動の開始(2027年3月1日以降)で、企業が採用サイトや就職サイトで学生の登録を受け付けたり説明会を開いたりできるようになります。採用選考の開始(2027年6月1日以降)で、面接や試験など、日時と場所を決めて学生を集める選考ができるようになり、2027年10月1日以降に企業が正式に内定を出せるようになります(内定式はこの日以降)。
この日程は、大学4年(卒業年度)の6月に選考、10月に内定という流れで、27卒・26卒と同じです。大学側の団体(就職問題懇談会)も同じ日程を申し合わせていて、大学の学校推薦は2027年6月1日以降とされています。
また、就活は大学の授業やゼミ、卒業研究と並行して進めることになります。大学側の申合せでは、就業体験のない「インターンシップ」を理由に授業を休むことは認めないのが望ましいとされています。授業を優先しつつ、長期休みのインターンや、平日の夕方・オンラインの説明会をうまく組み合わせて、無理のない計画を立てましょう。
法律で決まっているわけではない:この日程は政府から企業への「要請」で、企業を法的にしばるものではありません。2018年以降は、経団連に代わって政府が毎年要請を出しています。そのため、実際にはこれより早く動く企業もあります。
ESやWebテストは「選考」に含まれない:要請では、エントリーシートの提出やWebテストは、面接などの採用選考とは区別されています。6月より前にESやWebテストを求められても、ルール違反とは言えません。
見直しは29卒以降:政府は、2029年3月以降に卒業する学生について、ルールの見直しを経済界・大学と議論するとしています。28卒の日程は従来どおりで、「28卒から日程が変わる」という話は誤りです。
出典:内閣官房・文部科学省・厚生労働省・経済産業省「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請等について」(2026年3月24日)。
DATA
実際はどう動く?数字で見る就活
公式より早く動く人が多い。でも、春からでも間に合う。
28卒のうち、4〜9月にインターンなどに参加した人
マイナビ「2028年卒大学生キャリア意向調査」(2026年10月23日公開)大卒求人倍率(27卒)。初任給は平均23.7万円
リクルートワークス研究所「大卒求人倍率調査(2027年卒)」(2026年4月23日)政府の調査の数字も見る
政府が日程を決めるために使った学生・企業の調査では、次のような傾向が示されています。
インターンシップなどに参加した学生は約7割で、本格化するのは卒業前の年の7月から。
参加した学生の約7割が「早期選考の案内」を受けている。
2月以降に面接や内々定が増え、4月までに約9割が面接を受け、約7割が内々定を得ている。6月までには約9割が内々定。
最初にESを出したのが卒業前の年の9月以前という学生が約4割。
企業側も、広報を2月以前に始めた企業が約6割、選考を5月以前に始めた企業が約7割。
出典:内閣官房など「2027年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方」の参考資料。
28卒の4〜9月のインターンなどへの参加率は82.7%で、5日〜1週間程度のプログラムへの参加は37.1%でした。大卒求人倍率は1.62倍(26卒は1.66倍)です。
27卒では、3月1日の時点で約半数がすでに内々定を持っていたことになります。一方で、学情の調査では、27卒の内々定率は2月末までは前の年より高かったものの、3月末からは前の年を下回り、「早く内々定を得る人」と「春から動く人」に分かれる二極化が指摘されています。
つまり、早く動く人が多いのは事実ですが、春から本格的に動いても十分間に合うというのも、データから読み取れることです。焦りすぎず、自分のペースで準備を進めましょう。
MONTH BY MONTH
月ごとのスケジュール
今から卒業まで、いつ何をするか。
- 2026年10〜11月(3年の秋)夏インターンの振り返り、秋冬インターンの募集・選考
やること自己分析を深める、業界を絞り始める、秋冬インターンに応募する
- 2026年12月〜2027年2月(3年の冬)冬インターン、一部企業の早期選考・面接
やることESの準備、OB・OG訪問、Webテスト対策
- 2027年3月1日政府の要請広報活動の開始(説明会・エントリー受付)
やること本命企業にエントリー、説明会に参加、ESを提出
- 2027年3〜5月(4年の春)ES・Webテスト・面接が本格化(外資・ベンチャーなどはさらに早い)
やること面接対策、スケジュール管理
- 2027年6月1日政府の要請採用選考の開始(大手企業の面接が集中)
やること面接、内々定の比較・決断
- 2027年7〜9月(4年の夏)内々定が出そろう。秋採用・通年採用も
やること就活を続ける人は秋採用へ。卒業研究との両立
- 2027年10月1日以降政府の要請正式な内定・内定式
やること内定承諾、入社までの準備
- 2028年3月卒業
やること4月に入社
採用予定の人数を集めきれない企業が多く、夏以降も募集は続きます(秋採用・通年採用)。
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日付が書いてある行は、政府の要請による日程です。それ以外は、政府の調査や民間の調査から読み取れる一般的な流れで、業界や企業によって前後します。
6月の選考開始で内々定をもらえなかったとしても、就活が終わるわけではありません。マイナビの企業調査(26卒、2025年11月公表)では、企業の採用予定数に対する充足率は69.7%で、4年続けて下がっていました。つまり、予定どおりの人数を採用できていない企業が多く、夏以降も募集を続ける企業は少なくありません。
リクルートワークス研究所の調査(27卒)でも、大卒の求人倍率は1.62倍で、従業員300人未満の企業の求人は38.5万人ありました。大手の選考が一段落した夏以降に、中小企業や成長中の企業をじっくり見る人もいます。
INTERNSHIP
インターンのルール
インターンは4種類。選考につながるのは「タイプ3」。
説明会・イベント。1日が多い
✕ 採用に使えない大学の授業や教育プログラム
✕ 採用に使えない5日以上(専門活用型は2週間以上)の就業体験
◯ 採用に使える博士課程の学生向けなど(試行中)
—タイプ3かどうかは、募集ページのここを見る
期間5日以上ある?
就業体験半分以上が職場での仕事?
フィードバック社員から評価をもらえる?
情報の使い方「採用に使う」と書いてある?
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文部科学省・厚生労働省・経済産業省は、学生のキャリア形成を支援する取り組みを4つのタイプに分けています。正式に「インターンシップ」と呼べるのは、タイプ3(汎用的能力・専門活用型インターンシップ)と4(高度専門型インターンシップ、試行中)だけです。タイプ3は期間の半分以上が職場での就業体験で、汎用型は5日以上、専門活用型は2週間以上です。採用に使える場合も、広報は3月以降、選考は6月以降です。
タイプ3のインターンでは、社員が指導し、終わったあとにフィードバックをすることになっています。時期は、学部3・4年(修士1・2年)の長期休み(夏休み・冬休み・春休みなど)です。企業は、参加した学生の情報を採用に使う場合、募集の段階でそのことを公表する決まりです。
タイプ1・2で企業が得た情報は、採用に使うことはできません。ただし、学生が自分で出すESなどに参加したことを書いた場合は、企業がそれを見ることはできます。なお、大学側の申合せでは、説明会を「ワンデーインターンシップ」と呼んで実施しないよう企業に求めています。
どのタイプが良い・悪いということではありません。業界を広く知りたい時期はタイプ1の説明会、志望が固まってきたらタイプ3のインターン、というように目的で使い分けましょう。
「早期選考の案内」とは:インターンに参加すると、その後に「早期選考」「特別選考」などの案内が届くことがあります。政府の調査では、インターン参加者の約7割が早期選考の案内を受けていました。案内が来たら必ず受けなければいけないわけではありません。自分の志望度に合わせて選びましょう。
EXCEPTION
6月より前に内定が出るのはなぜ?
この2つを満たすと、6月を待たずに内々定が出せる。
政府の要請に沿っていない企業もあります。志望する人は各社の採用ページで日程を確認。
くわしく読む(理系・大学院生の人も)
2026年3月卒(26卒)以降、卒業前の年の春休み以降に専門活用型インターンシップ(タイプ3のうち2週間以上)に参加し、そのあとに採用選考を受ける場合は、6月の選考開始を待たずに選考・内々定ができる例外が設けられています。28卒にも同じ例外が続いています。
この場合、3月の広報活動の開始以降であれば、6月を待たずに内々定を出せます。主に、研究内容や専門性を生かして働く理系の学生などを想定した仕組みです。
また、外資系企業やベンチャー企業などは、そもそも政府の要請に沿って動いていないことがあり、大学3年の秋〜冬に選考や内定が出ることもあります。こうした企業を志望する人は、各社の採用ページで日程を早めに確認しておきましょう。
理系・大学院生の場合:研究や専門性を生かした職種を目指す理系の学生・大学院生は、文系より早く選考が進むことがあります。また、大学の学校推薦は2027年6月1日以降と申し合わされているので、推薦を使う人は研究室や学科の就職担当にスケジュールを確認しておきましょう。研究との両立が大変な時期なので、インターンの期間や時期は指導教員とも相談して決めるのがおすすめです。
TO DO NOW
今(大学3年の秋冬)にやること
ゴールは、年内に「自分の軸」と「志望業界の候補」を決めること。
- 1夏インターンの振り返り
楽しかったこと・合わなかったことをメモ
- 2自己分析
ガクチカ・強み・大事にしたいことを整理
- 3業界を3〜5つに絞る
仕事内容・初任給を業界地図で比べる
- 4秋冬インターンに応募
冬は短めで参加しやすい
- 5OB・OG訪問とWebテスト
問題集を冬に1冊
- 6ESの下書きを1本
よく聞かれる3問を400字ずつ
6つのやることを、くわしく
1. 夏インターンの振り返り:夏にインターンに参加した人は、何が楽しかったか、何が合わないと感じたかを書き出しておきましょう。この振り返りは、そのまま自己分析やESの材料になります。参加しなかった人も、まったく問題ありません。秋冬のインターンや、3月以降の説明会から十分に取り戻せます。
2. 自己分析を深める:学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)、自分の強み、働くうえで大事にしたいことを整理します。ESや面接で必ず聞かれる部分なので、冬までに形にしておくと、3月以降が楽になります。自己分析のやり方も参考にしてください。
3. 業界研究で候補を絞る:最初から1つに決める必要はありません。興味のある業界を3〜5つほど選び、仕事内容・働き方・初任給などを比べてみましょう。Campiの業界図鑑では、業界ごとの初任給や主要企業の平均年収を、企業図鑑では、企業がどの大学から何人採用しているかを確認できます。
4. 秋冬インターンに応募する:冬のインターンは、夏より期間が短いものも多く、参加しやすいのが特徴です。志望業界の候補が決まってきたら、実際に参加して確かめましょう。
5. OB・OG訪問とWebテスト対策:冬のうちに、働いている先輩から話を聞いておくと、業界や企業の理解が一気に深まります。大学のキャリアセンターでOB・OGの名簿を見せてもらえることもあります。Webテストは、3月以降にまとめて受けることになるので、冬のうちに問題集を1冊終わらせておくと安心です。
6. ESの下書きを1本作っておく:3月になると、多くの企業のESの締め切りが一度に重なります。冬のうちに、よく聞かれる3つの質問(学生時代に力を入れたこと・自己PR・志望動機)について、400字程度の下書きを1本ずつ作っておきましょう。
OB・OG訪問で聞くとよいこと:入社前と入社後で、イメージが違ったこと/1日の仕事の流れと、忙しい時期/どんな人が活躍しているか、評価されるポイント/選考で聞かれたこと、準備しておけばよかったこと。採用ページには書かれていない「働く人の実感」を聞けるのが、OB・OG訪問のいちばんの価値です。
情報との付き合い方:就活の時期になると、SNSや友人から「もう内定が出た」「〇〇社の選考は終わった」といった話が次々に入ってきます。こうした話は、早く動いた人の情報ほど目立ちやすく、全体の姿とは違うことが多いものです。日程や制度は、政府や企業の採用ページなど、元の情報で確かめる習慣をつけましょう。調査の数字を見るときも、何年卒の、どんな学生を対象にした調査なのかを確認すると、振り回されにくくなります。
ESの3問、こう書く
状況 → 課題 → 自分の行動 → 結果と学び
強みは1つ+それが表れた場面を1つ
「業界を選ぶ理由」と「その会社の理由」を分ける
書いたら、大学のキャリアセンターや先輩に読んでもらおう
冬休みの過ごし方の例
- 12月前半冬インターンに参加。終わったらその日のうちに振り返りをメモ
- 12月後半自己分析の見直しと、ESの下書き(3つの質問)
- 1月志望業界を3〜5つに絞り、OB・OG訪問。Webテストの問題集を1冊
- 2月3月に向けてエントリーしたい企業のリストを作る。早期選考の案内があれば検討
3月1日までの準備リスト押すとチェックできます(この端末に保存)
3月から5月は、説明会・ES・Webテスト・面接が同時に進みます。冬のうちに片づけておくと、春に自分の気持ちと向き合う時間を確保できます。
一人で進めるのが不安なら・企業から声をかけてもらうなら
ES・面接の相談や、プロフィールを見た企業からスカウトを受け取れるサービスもあります。
CIVIL SERVICE
公務員を目指す人
公務員試験は民間とは別の日程。1次試験は5〜6月に集中。
- 申込
- 2月2日〜24日
- 1次試験
- 3月15日
- 最終合格
- 5月29日
- 申込
- 7月31日〜8月24日
- 1次試験
- 10月4日
- 最終合格
- 12月17日
- 申込
- 2月19日〜3月23日
- 1次試験
- 5月31日
- 最終合格
- 8月12日
2026年度の例(2027年度の日程は2026年10月時点で未公表)。出典:人事院の各試験の案内。
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2027年度(28卒が受ける年)の国家公務員試験の日程は、まだ公表されていません(2026年10月時点)。参考として、上は2026年度の日程です。地方公務員(都道府県・市町村の上級試験など)は自治体ごとに日程が違い、たとえば千葉県の上級試験(2026年度)は1次試験が6月21日でした。
国家総合職の教養区分は、19歳から受験でき、主に大学2年生が対象とされています。2026年度からは春にも受けられるようになりました。2026年秋の教養区分を受けた28卒の人は、11月下旬の2次試験、12月17日の最終合格発表に向けて準備を進める時期です。民間企業と並行して受ける人は、試験日と選考日が重ならないよう、早めに予定を立てておきましょう。
MONEY & HELP
就活のお金と、困ったときの相談先
就活にかかった費用の平均(26卒)。冬のうちに少し蓄えておくと安心
キャリタスの調査(2025年10月発表)内々定の辞退は学生の正当な権利です。
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オンラインの説明会や面接が増えたことで交通費は減る傾向にありますが、スーツ・カバン・証明写真などの準備や、対面の面接が多い時期の交通費は、ある程度見込んでおく必要があります。冬のうちにアルバイトで少し蓄えておくと、春の忙しい時期に安心です。
政府の要請では、2026年10月1日に施行された改正男女雇用機会均等法により、就活中の学生に対するセクシュアルハラスメントを防ぐ措置が、すべての事業主に義務づけられたことが示されています。また、他社の選考を辞退するよう迫る「オワハラ」や、親の同意を確認する「オヤカク」も、問題になりうる行為として挙げられています。困ったときは、上のところに相談できます。一人で抱え込まず、早めに相談しましょう。
Q&A
よくある質問
28卒から就活の日程は変わりますか?
変わりません。28卒の日程は「広報3月1日・選考6月1日・内定10月1日」で、27卒と同じです。政府は、2029年3月以降に卒業する学生について見直しを議論するとしています。
夏のインターンに参加していません。もう遅いですか?
遅くありません。秋冬のインターンや、3月以降の説明会・エントリーから動き始める人もたくさんいます。調査でも、春から本格的に動いた人が多いことが分かっています。
1日だけのインターンに参加すると、選考で有利になりますか?
1日の企業説明会などは「オープン・カンパニー(タイプ1)」にあたり、そこで企業が得た情報を採用選考に使うことはできません。ただ、企業や業界を知るきっかけとしては役に立ちます。
6月より前に面接があるのはルール違反ですか?
政府の日程は企業を法的にしばるものではなく、また専門活用型インターンシップを経た学生には6月より前の選考を認める例外もあります。ESやWebテストは「採用選考」とは区別されています。
内々定を辞退してもいいですか?
辞退は学生の正当な権利です。ただし、必要以上に多くの内々定を持ち続けることは、ほかの学生のためにも控えるよう求められています。決めたら早めに連絡しましょう。
大学院に進むか、就職するか迷っています。
迷っている場合も、就活の準備(自己分析・業界研究)は進めておくと、どちらを選ぶにしても役立ちます。大学院進学者向けには、修士1年の夏〜冬のインターンから動く流れがあります。
公務員と民間企業を併願できますか?
できます。国家一般職の1次試験は5月末、地方上級は6月ごろが多く、民間の選考と時期が重なります。試験日と選考日を早めに書き出して、予定を立てておきましょう。
「オヤカク」とは何ですか?
企業が内定を出す前後に、学生の親に就職の同意を確認することです。政府の要請では、こうした行為もオワハラ(就活終われハラスメント)にあたりうるとして、企業に注意を求めています。
就活エージェントを使うときの注意は?
政府の要請では、就活エージェントが学生に他社の就活をやめるよう迫る事例があることが指摘されています。紹介された企業だけに絞る必要はなく、自分で納得できるまで比べて決めましょう。困ったら大学のキャリアセンターに相談できます。
インターンには何社くらい参加すればいいですか?
決まった数はありません。業界を広く知りたい段階では短いプログラムに複数参加し、志望が固まってきたら、本命に近い企業の数日以上のインターンにしぼる、というように目的で決めましょう。参加すること自体より、参加したあとに何を感じたかを振り返ることが大切です。
冬のインターンの選考に落ちたら、本選考も不利になりますか?
扱いは企業によって違います。インターンの選考と本選考は別に行われることが多く、インターンに落ちた企業から内定をもらう人もいます。落ちた理由を振り返り、ESや面接の改善につなげましょう。
卒業後に就活することもできますか?
政府は企業に対し、卒業後3年以内の既卒者も新卒の枠に応募できるようにすることを求めています。ただし、対応は企業によって違います。
29卒(今の大学2年生)は、何に気をつければいいですか?
政府は29卒以降の日程の見直しを議論するとしているため、日程が変わる可能性があります。国家総合職の教養区分は19歳から受けられ、主に2年生が対象です。
27卒(今の大学4年生)で、まだ就活を続けています。
正式な内定は2026年10月1日以降です。まだ就活を続けている人は、秋採用や通年採用の募集を探しましょう。
NEXT STEP
次の一歩:業界と会社を、数字で比べる
年収・初任給・会社ごとの稼ぎ方は業界地図で、その会社にどの大学から何人入っているかは採用大学で調べられます。
この記事のデータについて
- 出典:内閣官房・文部科学省・厚生労働省・経済産業省「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請等について」(2026年3月24日)、就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議「2027年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方」(2025年12月26日)と参考資料、就職問題懇談会「令和9年度大学、短期大学及び高等専門学校卒業・修了予定者に係る就職について(申合せ)」、文部科学省・厚生労働省・経済産業省「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」、人事院の各試験案内、千葉県人事委員会。
- 民間調査:マイナビ「2028年卒大学生キャリア意向調査(中間総括)」「2027年卒就職内定率(内々定率)の状況」、学情の内々定率調査、リクルートワークス研究所「第43回ワークス大卒求人倍率調査(2027年卒)」、キャリタス「(26年卒)10月1日時点の就職活動調査」。民間調査は調査ごとに対象や方法が違うため、数字を直接比べないでください。(2026年10月確認)
- 公開 2026年10月5日・更新 2026年10月23日・Campi編集部