デザイン(Canva・Figma)を独学で始める大学生の入口
最初に覚えるべきはツールの操作ではなく「4つの基本」です。そろえる(整列)、まとめる(近接)、そろえない(対比)、繰り返す(反復)——この4つを知るだけで、作ったものは見違えます。ツールはブラウザ上で使える無料のものから始めて十分。そして上達の方法は「良いデザインを分解して、真似て作る」ことです。ただし他人の作品をそのまま公開するのは権利の問題になります。練習と公開を分けて…
デザインは、大学生が独学で始めやすい分野になりました。
理由は明確で、無料または低価格で使えるツールが増えたこと。以前は高価なソフトが必要でしたが、今はブラウザ上で使えるものもあります。
ただし、ツールが使えることと、デザインができることは別です。ここを混同すると、「操作は覚えたけれど、何を作ればいいかわからない」という状態で止まります。
この記事では、ツールの操作より前に知っておくべきことから順に整理します。
この記事を7枚で
1 / 701デザインは「伝えるための整理」
最初に、デザインが何をする作業なのかを定義します。
デザインは、飾ることではありません。伝えたいことが伝わるように、情報を整理することです。
「情報を整理する」——これが本質です。
何を一番伝えたいのか。次は何か。読む順番はどうなるか。これを決めて、見た目で表現する。それがデザインです。
- 最初に「何を伝えるか」を決める
- 優先順位をつける:1番目、2番目、3番目
- 優先順位を、大きさや位置で表す
- 関係ないものは削る
- 飾りは最後
- 「関係ないものは削る」——初心者が最も苦手な作業です。
- 要素を足すと、良くなった気がします。しかし実際は、伝わりにくくなっていることが多い。
- 「削れないか」を常に考えてください。
02よくある誤解
先に誤解を解いておきます。
- 「センスが必要」——この誤解が最も多くの人を止めます。
- 初心者の作ったものが見づらいのは、センスがないからではありません。原則を知らないからです。
- そして原則は、学べます。
- そろっていない:位置がバラバラ
- 関係が見えない:どれとどれが仲間かわからない
- 優先順位がない:全部が同じ大きさ
- 統一されていない:フォントや色がバラバラ
- 余白がない:詰め込みすぎ
- 初心者の作品を見ると、ほぼこの5つのどれかに当てはまります。
- そして、これらはすべて「知れば直せる」ものです。センスではありません。
- そして、「絵が描けないと無理」という誤解。
デザインの多くの仕事では、絵を描きません。文字を配置し、写真を配置し、色を決める。描画能力は必須ではありません。
034つの基本
この記事の中心です。
デザインには、広く知られた基本原則があります。この4つを知るだけで、作ったものは大きく変わります。
| 原則 | やること | 効果 |
|---|---|---|
| ① 整列 | 位置をそろえる | 整って見える |
| ② 近接 | 関係あるものを近づける | 関係が伝わる |
| ③ 対比 | 重要なものに差をつける | 優先順位が伝わる |
| ④ 反復 | 同じルールを繰り返す | 統一感が出る |
この4つは、あらゆる制作物に使えます。
- チラシ、ポスター
- プレゼンのスライド
- レポートや資料
- SNSの投稿画像
- Webページ
「レポートや資料」にも使える——ここが重要です。
デザインの仕事をしなくても、この4つは役に立ちます。ゼミの発表資料、就活の提出物、サークルの告知。すべてに効きます。
次の章から、1つずつ具体的に説明します。
この4つを意識するだけで、「なんとなく見づらい」が「見やすい」に変わります。
04①そろえる(整列)
最も効果が大きく、最も簡単な原則です。
要素の位置を、目に見えない線にそろえる。これだけです。
- 「そろえる線を減らす」——これが上級のコツです。
- 左端でそろえたもの、中央でそろえたもの、右端でそろえたものが混在すると、散らかって見えます。
- できるだけ少ない線にそろえる。多くの場合、左端にそろえるだけで十分です。
- 迷ったら左そろえ
- 中央そろえは多用しない:ばらついて見えやすい
- 要素の端をきちんとそろえる:「だいたい」ではなく正確に
- ツールのガイド機能を使う:自動でそろう
- そろっているか、離れて見て確認
- 「離れて見て確認」——これは有効な方法です。
- 画面から離れる、または表示を縮小する。そうすると細部が見えなくなり、全体の配置のずれが見えます。
- 作業中は近くで見ているので、ずれに気づきません。必ず引いて確認してください。
05②まとめる(近接)
関係のあるものを近づけ、関係のないものを離す。
「すべてが等間隔」——初心者がやりがちな状態です。
要素をきれいに等間隔で並べると、整って見える気がします。しかしどれとどれが関係あるのかが伝わりません。
見出しは、その下の本文とセットです。だから見出しの上には広い余白、見出しと本文の間は狭い余白にする。
- 関係あるものは近く:セットに見える
- 関係ないものは遠く:別のかたまりに見える
- かたまりの数は少なく:3〜5個程度に整理
- 見出しは下の内容に近づける
- 間隔の種類を減らす:3種類くらいまで
「間隔の種類を減らす」——ばらばらの間隔を使うと、散らかります。
広い・普通・狭いの3種類くらいに決めて、それを使い回す。これだけで統一感が出ます。
近接ができていると、見た人が「情報のかたまり」を無意識に認識できます。読む前に、構造がわかる。これが目的です。
06③差をつける(対比)
重要なものと、そうでないものに差をつける。
「差をつけるなら、はっきりつける」——これが重要な原則です。
少しだけ大きくすると、「そろえ損ねた」ように見えます。差をつけるなら、明確に。
- 大きさの差は明確に:中途半端にしない
- 強調する要素は絞る:全部強調は無意味
- 1つの画面で最も目立つものは1つ
- 優先順位を決めてから作る
- 色だけに頼らない:見え方には個人差がある
「色だけに頼らない」——これは配慮の問題です。
色の見え方には個人差があります。色だけで情報を区別すると、伝わらない人がいます。
色に加えて、大きさ・太さ・文字での表示も併用してください。これは配慮であると同時に、単純に伝わりやすくなります。
アクセシビリティに関する考え方や基準については、公的機関や標準化団体が公開している情報をご確認ください。
07④繰り返す(反復)
同じルールを、繰り返し使う。
「ルールを決めて、守る」ということです。
作り始める前に決めておくと、迷いません。
- 使う文字の種類を決める:1〜2種類
- 文字の大きさを何段階にするか決める:3〜4段階
- 使う色を決める:後述
- 余白の間隔を決める:3種類程度
- 決めたら、その中だけで作る
「決めたら、その中だけで作る」——これが統一感の正体です。
作りながら「ここはもう少し大きく」「この色を足そう」とやると、ルールが崩れます。そして散らかって見えます。
制約があるほうが、作りやすく、見た目も整います。
これは、初心者ほど効果が大きい方法です。選択肢を減らせば、迷いも失敗も減ります。
08余白の話
4つの基本の次に重要なことです。
初心者は、余白を埋めたくなります。空いているところに何かを置きたくなる。これが見づらさの原因になります。
「余白は、何もない場所ではなく、意図的に空けた場所」と考えてください。
- 端に十分な余白を取る:ぎりぎりまで詰めない
- 要素の間にも余白
- 詰め込みすぎたら、削る:小さくするより削る
- 1枚に載せる情報を減らす
- 迷ったら余白を広げる
- 「小さくするより削る」——重要な考え方です。
- 入りきらないとき、文字を小さくして詰め込む人がいます。結果、読めないものができます。
- 入りきらないなら、情報が多すぎるということ。優先順位の低いものを削ってください。
- 「全部載せたい」という気持ちは、伝わらない原因になります。
09文字の選び方
文字(フォント)の扱いです。
「種類を絞る」——最も効く原則です。
いろいろな書体を使うと、統一感がなくなります。1〜2種類に絞り、太さと大きさで差をつける。これで十分です。
そして、「行の間隔」。
- 行間が詰まっていると読みにくい
- 文字の大きさに対して、適度に空ける
- 長い文章ほど、行間が重要
- 1行が長すぎないようにする:目が迷う
- 初期設定のままにしない:調整する
「行間の調整」は、見た目を大きく変えます。詰まった文章は読む気を失わせます。
そして、フォントの利用条件を確認してください。
フォントには利用条件があります。商用利用の可否、埋め込みの可否など。特に公開するものや仕事で使うものは、必ず利用規約を確認してください。
10色の決め方
初心者が最も迷う部分です。
結論から言うと、色は少なくしてください。
3色程度に抑えるのが、失敗しない方法です。
- 色数を増やさない:多いほど散らかる
- 強調の色は「少しだけ」使う:面積が広いと強調にならない
- 背景と文字のコントラストを確保:読めることが最優先
- 薄い色の文字は読みにくい
- 色の見え方には個人差がある:色だけに頼らない
「背景と文字のコントラストを確保」——最も重要です。
おしゃれに見せようとして薄い色の文字にすると、読めなくなります。読めなければ、デザインとして失敗です。
色の選び方に迷ったら——次の方法があります。
- 写真から色を取る:使う写真の中の色を使う
- 用意されている配色から選ぶ:ツールに機能があることも
- まず白黒で作る:色に頼らず構成を整える
- 参考にする作品の色構成を分析する
「まず白黒で作る」——これは有効な訓練です。
色を使わずに、大きさ・太さ・余白だけで情報を整理する。これができれば、色を足したときにさらに良くなります。
11ツールの選び方
ここまで読んでわかるとおり、ツールは後回しでいいのですが、必要なので触れます。
| 種類 | 特徴 | 向く場面 |
|---|---|---|
| ブラウザ上で使えるもの | インストール不要。無料枠があるものも | 最初の1つ |
| 画面設計向けのツール | Webやアプリの設計 | その分野を目指すなら |
| 印刷物向けのソフト | 本格的な制作 | 後から |
| 画像編集ソフト | 写真の加工 | 必要になったら |
| 表計算・文書ソフト | 資料なら十分なことも | レポート、スライド |
- 「ブラウザ上で使えるもの」から始めてください。
- インストールが不要で、パソコンの性能をあまり選ばず、無料で使える範囲があるものもあります。
- ツールを選ぶときの確認点を挙げます。
- 自分の環境で動くか:公式で動作条件を確認
- 費用:無料の範囲、有料の条件
- 作ったものの権利:利用規約を確認
- 商用利用の可否:仕事で使うなら重要
- 学生向けの条件があるか:教育機関向けの提供
- 情報が多いか:詰まったとき調べられる
「作ったものの権利」と「商用利用の可否」を必ず確認してください。
無料で使えるツールでも、作ったものを仕事で使う場合には条件があることがあります。そしてツール内の素材(画像、テンプレート)にも利用条件があります。
各ツールの機能・料金・利用条件は変更されることがあります。必ず公式情報および利用規約をご確認ください。
12最初に作るもの
何から作ればいいか。
- 「実際に使われるもの」が最も学べます。
- 目的があり、締切があり、見る人がいる。そして反応がわかります。
- 「サークルの告知」は、最も始めやすい題材です。
- 誰に伝えるかが明確
- 伝えるべき情報が決まっている:日時、場所、内容
- 実際に使ってもらえる
- 反応が見える:参加者が来たか
- ポートフォリオにも載せられる
そして、「既存のものを作り直す」。
見づらいと思った資料や告知を、自分で作り直してみる。元と比べられるので、改善が実感できます。
ただし、他人が作ったものを作り直す場合、それを公開するのは避けてください。練習として自分で見るだけにするか、作った本人の同意を得てください。
13真似て学ぶ方法
上達の最も確実な方法です。
良いと思ったデザインを分解し、なぜ良いのかを言葉にし、真似て作る。
- 1良いと思ったものを集める
- 2なぜ良いか、言葉にする
- 34つの原則で分析する
- 4同じ構成で、自分の題材を作る
- 5比べて、差を確認する
2の「なぜ良いか、言葉にする」が最も重要です。
「なんとなく良い」で終わらせず、理由を言語化してください。
- 何が一番目立っているか
- どこでそろえているか
- どうやってまとまりを作っているか
- 色は何色使っているか
- 余白はどのくらい取っているか
これを繰り返すと、自分で作るときにも同じ判断ができるようになります。
そして、重要な注意点。
練習として真似るのと、公開するのは別です。
他人の作品をそのまま真似たものを、自分の作品として公開してはいけません。著作権の問題になり得ます。
- 練習は自分で見るだけにする
- 公開するなら、構成の考え方だけを応用する
- そのまま真似たものは公開しない
- ポートフォリオに載せるときは特に注意
- 迷ったら載せない
著作権に関するルールについては、文化庁など公的機関の情報をご確認ください。本記事は法的な助言ではありません。
14素材と権利の注意
必ず確認してほしいことです。
- 「検索結果の画像を勝手に使わない」——最も多い誤りです。
- 検索して出てきた画像には、それぞれ権利者がいます。自由に使えるわけではありません。
- 「フリー素材」という言葉にも注意してください。
- 商用利用が可能か:無料でも商用不可の場合がある
- クレジット表記が必要か
- 加工していいか
- 再配布は可能か
- 利用規約を必ず読む
「フリー」が意味する範囲は、素材ごとに異なります。必ず利用規約を確認してください。
そして、練習と公開・仕事では扱いが変わり得ます。
自分だけで見る練習と、公開するのと、仕事で使うのでは、求められる条件が違います。特に仕事で使う場合は、商用利用が明確に認められた素材だけを使ってください。
15上達の道筋
どう伸びていくかの見通しを示します。
- 14つの原則を知る
- 2原則を意識して作れる
- 3自分の作品の問題点がわかる
- 4他人の作品を分析できる
- 5目的に合わせて選べる
- 6人の要望を形にできる
3の「自分の作品の問題点がわかる」——ここが大きな壁です。
作ったときは良いと思っても、後で見ると問題が見える。これは成長している証拠です。
- 時間を置いて見返す:翌日見ると欠点が見える
- 離れて見る:全体のバランスがわかる
- 他の人に見てもらう:最も効果的
- 4つの原則で自己点検する
- 過去の作品と比べる
「他の人に見てもらう」——最も効果があります。
作った本人は、内容を知っているので、伝わりにくさに気づきません。初めて見る人がどう受け取るかが、本当の評価です。
聞き方も重要です。
「どう思う?」ではなく、「何が一番目立って見える?」「最初にどこを読んだ?」「わかりにくいところある?」と具体的に聞いてください。具体的な答えが返ってきます。
16大学の資源を使う
スクールや有料講座を検討する前に、確認してください。
「デザイン系サークル」は、最も効率的な学び方かもしれません。
教えてくれる人がいて、作る機会があり、費用がかからないことが多い。そして作ったものがポートフォリオになります。
- デザイン、広報、新聞などのサークル
- 他のサークルの広報を手伝う:需要はある
- 大学のイベントの広報
- ゼミや研究室の資料作り
- 頼まれる立場になると、経験が積める
「他のサークルの広報を手伝う」——これは実践の機会として有効です。
多くのサークルが告知物を必要としており、作れる人は少ない。「作りましょうか」と申し出れば、機会が得られる可能性があります。
有料の講座を検討するのは、独学で詰まってからで十分です。判断の考え方はスクールの記事と共通します。
17よくあるつまずき
先に知っておくと、対処しやすいものです。
「他人と比べて落ち込む」——よくあることです。
公開されている作品は、経験を積んだ人が作ったものが多い。始めたばかりの自分と比べても意味がありません。
比べるべきは、自分の過去の作品です。
- 最初に作ったものを残しておく
- 数か月後に見返す:変化がわかる
- 他人の作品は「学ぶ対象」として見る
- 比較ではなく分析する
- 止まるより、下手でも作り続ける
「下手でも作り続ける」——これが上達の唯一の道です。
知識を増やすだけでは、作れるようになりません。手を動かした量が、そのまま差になります。
18次のステップ
基本ができた後の方向を示します。
「人のために作る」——これが最も大きな一歩です。
自分用に作るのと、人の要望を形にするのは違います。
- 相手の目的を聞く:何を伝えたいのか
- 相手の好みではなく、目的で判断する
- 修正が入る:それが普通
- 説明できるようにする:なぜこうしたか
- 締切を守る
- 「なぜこうしたか説明できる」——これが仕事として求められる能力です。
- 「なんとなく」では、相手を納得させられません。4つの原則を根拠に説明できると、信頼されます。
- そして、作ったものは必ず残してください。ポートフォリオの作り方はこちらの記事で扱っています。
19よくある質問
センスがないのですが、できますか?
できます。初心者の作ったものが見づらいのは、センスがないからではなく原則を知らないからです。そろっていない、関係が見えない、優先順位がない、統一されていない、余白がない——初心者の作品はほぼこの5つのどれかで、すべて「知れば直せる」ものです。
絵が描けなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。デザインの多くの仕事では絵を描きません。文字を配置し、写真を配置し、色を決める作業が中心で、描画能力は必須ではありません。デザインは飾ることではなく、伝わるように情報を整理することです。
最初に何を覚えればいいですか?
4つの基本です。①整列(位置をそろえる)②近接(関係あるものを近づける)③対比(重要なものに差をつける)④反復(同じルールを繰り返す)。この4つを知るだけで作ったものは大きく変わります。ツールの操作より先に、これを知ってください。
どのツールを使えばいいですか?
ブラウザ上で使える無料のものから始めて十分です。インストール不要で、パソコンの性能をあまり選びません。選ぶときは、自分の環境で動くか、費用、作ったものの権利、商用利用の可否、学生向けの条件があるかを公式情報と利用規約で確認してください。
色が決められません。
3色程度に抑えてください。ベースの色、メインの色、強調の色。強調の色は少しだけ使うのがコツです。迷ったら、まず白黒で作ってください——色に頼らず大きさ・太さ・余白だけで整理できれば、色を足したときにさらに良くなります。背景と文字のコントラストは必ず確保してください。
情報が入りきりません。
文字を小さくして詰め込まず、削ってください。入りきらないのは情報が多すぎるということです。優先順位の低いものを外す。「全部載せたい」という気持ちが、伝わらない原因になります。迷ったら余白を広げてください。
上達するにはどうすればいいですか?
良いと思ったデザインを集め、なぜ良いかを言葉にし、4つの原則で分析し、同じ構成で自分の題材を作ることです。「なんとなく良い」で終わらせず、何が目立っているか、どこでそろえているか、色は何色かを言語化してください。そして他の人に見てもらうのが最も効果的です。
他人の作品を真似てもいいですか?
練習として真似るのと、公開するのは別です。他人の作品をそのまま真似たものを自分の作品として公開してはいけません——著作権の問題になり得ます。練習は自分で見るだけにし、公開するなら構成の考え方だけを応用してください。ポートフォリオに載せるときは特に注意してください。
素材は自由に使えますか?
使えません。検索結果の画像を勝手に使わないでください。「フリー素材」も、商用利用の可否、クレジット表記の要否、加工の可否は素材ごとに異なります。フォントにも商用利用の条件があります。ツール内のテンプレートにも条件があります。必ず利用規約を確認してください。
スクールに通ったほうがいいですか?
まず大学の資源を確認してください。デザイン関連の授業、情報教室、大学のライセンス提供、デザイン系サークル、図書館の書籍。特にサークルは、教えてくれる人がいて作る機会があり、費用がかからないことが多い。他のサークルの広報を手伝うのも実践の機会になります。有料の講座は独学で詰まってからで十分です。
20まとめ|4つの原則から始める
デザインは、飾ることではなく、伝わるように情報を整理することです。
最初に覚えるのは、ツールの操作ではなく4つの基本。そろえる、まとめる、差をつける、繰り返す。これを知るだけで、作ったものは見違えます。
センスは必要ありません。初心者の作品が見づらいのは、原則を知らないからです。そして原則は学べます。
ツールは、ブラウザ上で使える無料のものから始めて十分です。そして大学には、授業・情報教室・サークル・図書館という資源があります。まずそこを確認してください。
上達の方法は、良いデザインを分解して、真似て作ること。ただし練習と公開は別です。そのまま真似たものを公開してはいけません。
最後に。素材の権利は必ず確認してください。検索結果の画像、フォント、テンプレート。「フリー」の意味は素材ごとに違います。特に仕事で使うなら、商用利用が明確に認められたものだけを使ってください。