バイト・お金 更新 2026.09.11 この記事にはPRを含みます

バイトで困ったときの相談先一覧|大学・公的窓口

結論

迷ったら、まず在籍する大学の学生課(学生支援の窓口)に相談してください。バイトのトラブル全般を聞いてもらえ、適切な窓口につないでもらえることがあります。給料・労働時間・辞め方・ハラスメントなど職場のトラブルは総合労働相談コーナー、賃金の未払いや労災など法律違反の疑いは労働基準監督署、法的な請求は法テラス、心身の不調は大学の学生相談室・保健管理センター・医療機関、暴力やつきま…

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22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.11
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給料が払われない。辞めさせてもらえない。店長に怒鳴られる。けがをしたのに労災にしてもらえない。

バイトで困ったことが起きたとき、多くの学生が最初にぶつかるのが「どこに相談すればいいのかわからない」という壁です。

実は、大学の中にも、国や自治体にも、アルバイトの学生が無料で使える相談窓口がいくつもあります。ただ、窓口ごとに得意な分野や、できること・できないことが違います。

この記事では、困りごとの種類ごとの相談先、それぞれの窓口の特徴、相談の前に準備しておくこと、そして緊急のときの連絡先を一覧で整理します。

この記事について:本記事は一般的な情報の整理であり、特定の機関の業務内容を保証するものではありません。各窓口の名称・所在地・連絡先・受付時間・対応範囲は変更されることがあります。本記事では個別の電話番号は一部の全国共通番号を除き記載していません。必ず各機関の公式の案内で最新情報をご確認ください。今まさに危険がある場合は、110番(警察)・119番(救急)に通報してください。

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困りごと別・相談…迷ったら大学の窓…大学の相談窓口職場の中の相談先総合労働相談コー…この記事

この記事の流れ

バイトで困ったときの相談先一覧

迷ったら、まず在籍する大学の学生課(学生支援の窓口)に相談してください。

1
どこに相談すればいいかわからない大学の学生課・キャリアセンター
2
給料が払われない・少ない労働基準監督署・総合労働相談コーナー
3
最低賃金を下回っている労働基準監督署
4
罰金・自腹を求められる総合労働相談コーナー・労働基準監督署

困りごと別・相談先の早見表

まずは、この表で相談先の見当をつけてください。

困りごとの種類によって、相談に向いている窓口は変わります。表はあくまで目安で、一つの窓口に相談して、そこから別の窓口を案内されることもよくあります。

1
学生の事情をわかっている学業との両立も含めて相談できる
2
キャンパスの中にある授業の合間に行ける
3
ほかの窓口につないでくれる学外の相談先を案内してもらえることがある
4
気持ちの面の相談もできる学生相談室と連携している

迷ったら大学の窓口から

学生にとって、最も身近な相談先です。

「こんなことで相談していいのかな」「どこに行けばいいかわからない」という場合は、まず在籍する大学の学生課(学生支援の窓口)に相談してください。

1
学生課・学生支援の窓口バイトのトラブル全般・生活の困りごと
2
キャリアセンターアルバイトの労働条件・求人の見方
3
学生相談室人間関係の悩み・気持ちの整理
4
保健管理センター心身の不調・けが

大学の相談窓口

大学の中にも、いくつかの窓口があります。

大学によって窓口の名前や役割は違いますが、学生課などの学生支援の窓口、キャリアセンター、学生相談室、保健管理センターなどが、アルバイトの悩みの相談先になります。

1
店長・責任者シフト・条件・人間関係の調整
2
会社の本部の相談窓口店長に言いにくい・店長が関わっている
3
エリアの担当者チェーン店で店長の対応に問題がある
4
派遣会社の担当者派遣で働いている場合

職場の中の相談先

職場の中で解決できる場合もあります。

シフトの調整や、行き違いによるトラブルなどは、店長に相談することで解決できることがあります。チェーン店などでは、本部に従業員向けの相談窓口が設けられていることもあり、店長自身が問題に関わっている場合に利用でき…

1
設置場所各都道府県の労働局・労働基準監督署など
2
費用無料
3
対象アルバイト・パートを含む働く人
4
相談できること解雇・辞め方・賃金・労働条件・いじめ・嫌がらせ・ハラスメントなど

総合労働相談コーナー

職場のトラブル全般を、無料で相談できる公的な窓口です。

総合労働相談コーナーは、各都道府県の労働局や労働基準監督署などに設けられている公的な相談窓口で、アルバイトを含む働く人が、職場のあらゆるトラブルについて無料で相談できます。

1
まずは、この表で相談先の見当をつけてください。困りごと別・相談先の早見表
2
学生にとって、最も身近な相談先です。迷ったら大学の窓口から
3
大学の中にも、いくつかの窓口があります。大学の相談窓口
4
職場の中で解決できる場合もあります。職場の中の相談先

まとめ

この記事の要点

バイトのトラブル全般を聞いてもらえ、適切な窓口につないでもらえることがあります。給料・労働時間・辞め方・ハラスメントなど職場のトラブルは総合労働相談コーナー、賃金の未払いや労災など法律違反の疑いは労…

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01困りごと別・相談先の早見表

まずは、この表で相談先の見当をつけてください。

困りごと 主な相談先
どこに相談すればいいかわからない 大学の学生課・キャリアセンター
給料が払われない・少ない 労働基準監督署・総合労働相談コーナー
最低賃金を下回っている 労働基準監督署
罰金・自腹を求められる 総合労働相談コーナー・労働基準監督署
辞めさせてもらえない 総合労働相談コーナー・大学の学生課
シフトを一方的に減らされた 総合労働相談コーナー
パワハラ・セクハラ 総合労働相談コーナー・雇用環境・均等部(室)・大学の相談窓口
仕事中・通勤中のけが 労働基準監督署
損害賠償を請求された 法テラス・総合労働相談コーナー
暴力・つきまとい 警察
気持ちがつらい・眠れない 大学の学生相談室・保健管理センター・医療機関

困りごとの種類によって、相談に向いている窓口は変わります。表はあくまで目安で、一つの窓口に相談して、そこから別の窓口を案内されることもよくあります。

複数の問題が重なっている場合(たとえば、給料の未払いとハラスメントが同時に起きている場合)は、まず総合労働相談コーナーや大学の学生課に全体を話し、どこから手をつけるかを一緒に考えてもらうのがよいでしょう。

相談先を選ぶときに迷ったら、「今すぐ身の安全に関わるか」「お金の問題か」「気持ちの問題か」の三つで考えると、向いている窓口が見えやすくなります。

02迷ったら大学の窓口から

学生にとって、最も身近な相談先です。

1学生の事情をわかっている学業との両立も含めて相談できる
2キャンパスの中にある授業の合間に行ける
3ほかの窓口につないでくれる学外の相談先を案内してもらえることがある
4気持ちの面の相談もできる学生相談室と連携している

「こんなことで相談していいのかな」「どこに行けばいいかわからない」という場合は、まず在籍する大学の学生課(学生支援の窓口)に相談してください。アルバイトのトラブルについての相談を受け付けている大学は多く、学外の公的な窓口を案内してもらえることもあります。

大学の窓口は、学業との両立や、気持ちの面のつらさも含めて相談できるのが強みです。相談した内容が、本人の了解なくバイト先に伝えられることは通常ありませんが、心配な場合は最初に確認しておくと安心です。

03大学の相談窓口

大学の中にも、いくつかの窓口があります。

1学生課・学生支援の窓口バイトのトラブル全般・生活の困りごと
2キャリアセンターアルバイトの労働条件・求人の見方
3学生相談室人間関係の悩み・気持ちの整理
4保健管理センター心身の不調・けが
5ハラスメント相談窓口ハラスメント(大学によって扱う範囲が異なる)
6奨学金の窓口お金の困りごと・バイトを減らしたいとき

大学によって窓口の名前や役割は違いますが、学生課などの学生支援の窓口、キャリアセンター、学生相談室、保健管理センターなどが、アルバイトの悩みの相談先になります。どの窓口が担当かわからない場合は、学生課に聞けば案内してもらえます。

生活費のためにバイトを増やしすぎて学業に支障が出ている場合は、奨学金や経済的な支援の窓口に相談することで、バイトを減らせる方法が見つかることもあります。

大学の窓口を利用するときは、学生証を持っていくとスムーズです。窓口の場所や受付の時間は、大学のウェブサイトや学生便覧で確認できます。

04職場の中の相談先

職場の中で解決できる場合もあります。

1店長・責任者シフト・条件・人間関係の調整
2会社の本部の相談窓口店長に言いにくい・店長が関わっている
3エリアの担当者チェーン店で店長の対応に問題がある
4派遣会社の担当者派遣で働いている場合

シフトの調整や、行き違いによるトラブルなどは、店長に相談することで解決できることがあります。チェーン店などでは、本部に従業員向けの相談窓口が設けられていることもあり、店長自身が問題に関わっている場合に利用できます。

職場の中で相談しても解決しない場合や、相談すること自体に不安がある場合は、次に紹介する職場の外の窓口を使ってください。店長への相談の仕方は、店長・責任者に相談するときの伝え方で扱っています。

05総合労働相談コーナー

職場のトラブル全般を、無料で相談できる公的な窓口です。

ポイント 内容
設置場所 各都道府県の労働局・労働基準監督署など
費用 無料
対象 アルバイト・パートを含む働く人
相談できること 解雇・辞め方・賃金・労働条件・いじめ・嫌がらせ・ハラスメントなど
できること 相談・情報提供、助言・指導やあっせんの案内

総合労働相談コーナーは、各都道府県の労働局や労働基準監督署などに設けられている公的な相談窓口で、アルバイトを含む働く人が、職場のあらゆるトラブルについて無料で相談できます。

相談や情報提供のほか、状況に応じて、都道府県労働局長による助言・指導や、紛争調整委員会によるあっせん(話し合いによる解決の手伝い)などの制度を案内してもらえることがあります。「どの窓口が担当かわからない」職場の問題は、まずここに相談するとよいでしょう。所在地や受付の時間は、厚生労働省の案内で確認してください。

06労働基準監督署

労働基準法などの違反の疑いがあるときの窓口です。

1賃金の未払い給料・残業代・深夜の割増が払われない
2最低賃金違反時給が最低賃金を下回っている
3労働時間・休憩休憩が取れない・長時間労働
4労災保険労災の請求・労災隠し
5罰金・違約金違約金の定め・不当な控除

労働基準監督署は、労働基準法などの法律に違反している事業場を監督する行政機関です。賃金の未払い、最低賃金違反、休憩が取れないなど、法律違反の疑いがある場合は、違反の事実を申告することができます。労災保険の手続きの窓口でもあります。

申告を受けて、事業場に調査や指導が行われることがあります。ただし、個人の代わりに未払いの賃金を取り立てたり、ハラスメントのような個別の人間関係の問題を直接解決したりする機関ではない点は知っておきましょう。未払いへの対応は給料が支払われないとき|記録の残し方と相談先、労災についてはバイト中にけがをしたら|労災という仕組みと相談先で扱っています。

07都道府県労働局の雇用環境・均等部(室)

ハラスメントや不利益な扱いについての窓口です。

相談に向いている内容 例
パワーハラスメント 事業主の防止措置に関すること
セクシュアルハラスメント 事業主の防止措置に関すること
妊娠・出産などを理由とする不利益な扱い シフトの削減・解雇など
パートタイム・有期雇用に関すること 待遇の説明など

各都道府県の労働局には、雇用環境・均等部(室)という部署があり、パワーハラスメントやセクシュアルハラスメントについての事業主の防止措置、妊娠・出産などを理由とする不利益な扱いなどについて相談を受け付けています。

状況に応じて、事業主への助言・指導や、調停などの制度の案内を受けられることがあります。ハラスメントについての相談は、総合労働相談コーナーでも受け付けているので、どちらに相談すればよいかわからない場合は、まず総合労働相談コーナーに連絡してください。ハラスメントについてはバイト先でのハラスメント|相談できる窓口と記録の残し方で扱っています。

08夜間・休日に相談したいとき

平日の日中以外にも、相談できる窓口があります。

1労働条件相談ほっとライン厚生労働省の委託事業・夜間や休日に電話で相談できる
2自治体の労働相談夜間や土曜に相談日を設けている場合がある
3メール・ウェブでの相談窓口によって受け付けている場合がある

授業やバイトで平日の日中に窓口に行けない学生も多いでしょう。厚生労働省の委託事業として、平日の夜間や土日・祝日に、労働条件に関する相談を電話で受け付ける「労働条件相談ほっとライン」が設けられています。

自治体の労働相談の中にも、夜間や土曜日に相談日を設けているところがあります。受付の曜日や時間、実施の状況は変わることがあるので、厚生労働省や各自治体の最新の案内で確認してください。

09自治体の労働相談

都道府県などが、独自に相談窓口を設けていることがあります。

1運営都道府県や市などが運営
2費用無料のことが多い
3内容労働問題全般の相談
4特徴弁護士などの専門家の相談日を設けていることも

国の窓口とは別に、都道府県や市などが独自に労働相談の窓口を設けていることがあります。名前は自治体によって違い、「労働相談センター」「労働相談室」などと呼ばれています。

自治体によっては、弁護士や社会保険労務士などの専門家による相談日を設けていることもあります。住んでいる地域や、働いている地域の自治体のウェブサイトで、労働相談の窓口を探してみてください。

10法テラス

法的なトラブルの解決に役立つ情報や、相談先を案内する機関です。

ポイント 内容
正式な名前 日本司法支援センター
できること 法制度の情報提供・相談窓口の案内
法律相談の援助 収入などの条件を満たす場合に無料の法律相談を受けられることがある
向いている内容 損害賠償の請求・未払いの賃金の請求の方法など

法テラス(日本司法支援センター)は、国が設立した、法的なトラブルの解決に役立つ情報や相談先を案内する機関です。職場から損害賠償を請求された、未払いの賃金を法的に請求したい、といった場合に、どのような方法があるか、どこに相談すればよいかを案内してもらえます。

収入などの一定の条件を満たす場合は、無料の法律相談を受けられたり、弁護士の費用の立て替えの制度を利用できたりすることがあります。条件や利用の方法は、法テラスの案内で確認してください。

11弁護士への相談

法的な請求や、話し合いが難しい場合の相談先です。

1弁護士会の法律相談各地の弁護士会が相談の窓口を設けている
2自治体の無料法律相談市区町村が相談日を設けていることがある
3法テラスの援助条件を満たせば無料の相談
4大学の法律相談大学によっては学生向けに設けていることも

損害賠償を請求されて金額が大きい、未払いの賃金が話し合いで支払われない、といった場合は、弁護士に相談することも考えられます。各地の弁護士会や、市区町村の無料法律相談、法テラスなどを通じて相談できます。

「弁護士に相談するのは大げさでは」と感じるかもしれませんが、早い段階で相談することで、取るべき対応がはっきりすることもあります。大学によっては、学生向けの法律相談を設けているところもあるので、学生課に確認してみてください。

12労働組合

一人でも加入できる労働組合もあります。

1職場に組合がない場合地域の、一人でも加入できる労働組合がある
2できること会社との団体交渉など
3アルバイト加入できる組合がある
4確認すること組合の活動内容や費用

職場に労働組合がない場合でも、地域には、一人でも加入できる労働組合があります。アルバイトの加入を受け入れている組合もあり、組合に加入すると、組合として会社と話し合う団体交渉などを行うことができます。

組合によって活動の内容や、組合費などの条件が違うので、相談する前に確認してください。どの組合に相談すればよいかわからない場合は、総合労働相談コーナーや大学の学生課で情報を得るのもよいでしょう。

13ハローワーク

求人の内容と実際の条件が違う場合などに相談できます。

相談に向いている内容 例
ハローワークの求人と実際の条件が違う 時給・勤務時間などの相違
次の仕事を探したい 求人の紹介
求人の見方を知りたい 条件の確認の仕方

ハローワークは、国が運営する職業紹介の機関です。ハローワークの求人を見て応募した職場で、求人に書かれていた条件と実際の条件が違う場合は、ハローワークに申し出ることができます。

学生のアルバイト探しでハローワークを使う人は多くありませんが、求人の条件の相違の申し出の窓口として知っておくと役立ちます。求人サイトの求人と実際の条件が違う場合は、求人サイトの運営会社に問い合わせる方法もあります。

14消費生活センター

「仕事」を名目にしたお金のトラブルの相談先です。

相談に向いている内容 例
登録料・教材費を払わされた 在宅ワークの紹介を名目にした請求
高額な講座を契約させられた 「稼げる副業」の勧誘
仕事の紹介と言われて商品を買った 先に購入を求められる
全国共通の番号 消費者ホットライン(188)

「在宅で簡単に稼げる」「仕事を紹介するので先に登録料を」といった勧誘で、お金を払ってしまったトラブルは、雇用の問題ではなく、消費者トラブルとして消費生活センターに相談できます。

消費者ホットライン(188)に電話すると、身近な消費生活センターなどの相談窓口を案内してもらえます。「おかしい」と感じたら、支払う前に相談してください。

15警察

暴力・脅し・つきまといは、警察に相談してください。

状況 連絡先
今まさに危険がある 110番
暴力を受けた・脅された 警察
待ち伏せ・つきまとい 警察
緊急ではないが警察に相談したい 警察相談専用電話(#9110)

職場の人や客から、叩かれる、物を投げられる、「殺すぞ」と脅される、店の外で待ち伏せされる、といった被害を受けた場合は、職場のトラブルとして相談するだけでなく、警察に相談してください。

今まさに危険がある場合は、ためらわず110番に通報してください。緊急ではないものの、警察に相談したいことがある場合は、警察相談専用電話(#9110)を利用できます。

16性暴力の被害

一人で抱え込まず、専門の窓口に連絡してください。

窓口 内容
ワンストップ支援センター(#8891) 性犯罪・性暴力の被害の相談・医療や警察への届け出の支援
警察 被害の届け出・相談
大学の相談窓口 学生相談室・ハラスメント相談窓口

職場の人や客から、体を触られる、性的な行為を強要されるなどの被害を受けた場合は、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターに相談できます。全国共通の短縮番号(#8891)に電話すると、最寄りの支援センターにつながります。

支援センターでは、相談のほか、医療機関の受診や、警察への届け出の支援などを受けられることがあります。被害を受けたのはあなたのせいではありません。一人で抱え込まず、連絡してください。受付の時間は各センターによって違います。

17心と体の不調

バイトのことで心身がつらいときの相談先です。

1大学の学生相談室カウンセラーなどに気持ちを相談できる
2大学の保健管理センター心身の不調の相談・医療機関の紹介
3医療機関眠れない・食欲がないなどの症状
4厚生労働省の相談窓口の案内働く人の心の健康や、悩みの電話・SNS相談の情報

職場のトラブルが続くと、眠れない、食欲がない、バイトの前に体調が悪くなる、といった心身の不調が出ることがあります。そうしたときは、トラブルの解決と並行して、自分の心と体のケアを優先してください。

大学の学生相談室や保健管理センターでは、こうした悩みの相談を受け付けています。つらい気持ちが強いときは、厚生労働省が案内している電話やSNSの相談窓口も利用できます。「バイトのことくらいで」と思わず、早めに相談してください。

18相談の前に準備すること

資料があると、状況を正確に伝えられます。

1労働条件の書面・雇用契約書約束された条件の確認
2給与明細賃金・控除の確認
3シフト表・勤務の記録働いた時間の確認
4出来事の記録日時・相手・内容
5メッセージ・メール職場とのやり取り
6受診の記録けが・体調への影響

相談の前に、労働条件の書面、給与明細、シフト表、自分でつけた勤務や出来事の記録、職場とのメッセージなどをそろえておくと、相談窓口で状況を正確に伝えられ、話がスムーズに進みます。

資料がそろっていなくても、相談することはできます。「記録を取っていなかった」という場合でも、今日から記録を始め、手元にあるものを持って相談してください。書類の確認については、アルバイトにも労働条件の明示がある|確認すべき項目で扱っています。

相談の日時が決まったら、聞きたいことも箇条書きにしておきましょう。限られた相談の時間を有効に使えます。

19相談のときの伝え方

うまく話せなくても、大丈夫です。

1自分の立場学生・アルバイト・働いている期間
2職場の概要業種・店舗・雇用形態
3何が起きたか記録を見ながら時系列で
4今の状況働き続けているか・辞めたか
5どうしたいか決まっていなければ「わからない」でいい

相談の場では、自分の立場、職場の概要、何が起きたか、今の状況、どうしたいかを伝えてください。話す内容を簡単なメモにしておくと、緊張しても伝え忘れを防げます。

「どうしたいか」が決まっていなくてもかまいません。「給料を払ってほしい」「辞めたい」「まず話を聞いてほしい」——相談しながら、自分の希望を整理していけばよいのです。

20窓口ができること・できないこと

期待と実際のずれを防ぐために知っておきます。

窓口 できること できないこと
総合労働相談コーナー 相談・情報提供・助言指導やあっせんの案内 強制的に解決させること
労働基準監督署 法律違反の調査・指導 個人の代わりに賃金を取り立てること
法テラス 情報提供・相談先の案内・条件による法律相談 すべての人に無料で代理すること
大学の窓口 相談・助言・学外窓口の案内 職場に法的な強制力を持つこと

公的な窓口にも、それぞれできることとできないことがあります。たとえば、労働基準監督署は法律違反の事業場を調査・指導できますが、個人の代わりに未払いの賃金を取り立てるわけではありません。総合労働相談コーナーのあっせんも、話し合いによる解決を手伝う制度で、相手に参加を強制するものではありません。

一つの窓口で解決しなくても、別の窓口や方法につなげていくことができます。「相談したけど解決しなかった」とあきらめず、案内された次の窓口に進んでください。

21よくある質問

バイトのトラブルは、まずどこに相談すればいいですか?

迷ったら、まず在籍する大学の学生課(学生支援の窓口)に相談してください。バイトのトラブル全般を聞いてもらえ、学外の適切な窓口を案内してもらえることがあります。職場のトラブルを直接相談したい場合は、総合労働相談コーナーも利用できます。

アルバイトでも公的な窓口に相談できますか?

できます。総合労働相談コーナーや労働基準監督署などの公的な窓口は、アルバイトやパートを含む働く人が利用できます。学生であることも関係ありません。多くの窓口は無料で相談できます。

相談したら、バイト先に知られてしまいますか?

相談しただけで、本人の了解なくバイト先に連絡されることは通常ありません。窓口によって対応の流れは違うので、心配な場合は相談の最初に「職場には伝えないでほしい」と伝え、どう扱われるかを確認してください。

給料が払われない場合は、どこに相談すればいいですか?

賃金の未払いは労働基準法違反の疑いがあるので、労働基準監督署に相談できます。総合労働相談コーナーでも相談を受け付けています。法的な請求の方法を知りたい場合は、法テラスで相談先の案内を受けることもできます。給与明細や勤務の記録を用意しておきましょう。

ハラスメントの相談はどこにすればいいですか?

総合労働相談コーナー、都道府県労働局の雇用環境・均等部(室)、会社の相談窓口、大学のハラスメント相談窓口や学生相談室などで相談できます。暴力や性的な被害がある場合は、警察やワンストップ支援センター(#8891)にも相談してください。

平日の昼間は授業で窓口に行けません。

厚生労働省の委託事業として、夜間や土日・祝日に電話で労働条件の相談ができる「労働条件相談ほっとライン」があります。自治体の労働相談にも、夜間や土曜に相談日を設けているところがあります。受付の時間などは最新の案内で確認してください。

損害賠償を請求されました。どこに相談すればいいですか?

その場で支払いに合意せず、法テラスや総合労働相談コーナー、大学の学生課に相談してください。法テラスでは、法的な対応の方法や相談先を案内してもらえ、条件を満たせば無料の法律相談を受けられることもあります。

在宅ワークの登録料を払ってしまいました。

仕事の紹介を名目に登録料や教材費を払わせるトラブルは、消費者トラブルとして消費生活センターに相談できます。消費者ホットライン(188)に電話すると、身近な相談窓口を案内してもらえます。

資料がそろっていなくても相談できますか?

できます。手元にあるもの(シフト表、給与明細、メッセージなど)を持って相談してください。記録を取っていなかった場合は、今日から記録を始めましょう。相談窓口で、どんな資料を集めればよいかを教えてもらえることもあります。

バイトのことで気持ちがつらく、眠れません。

大学の学生相談室や保健管理センター、医療機関に相談してください。つらい気持ちが強いときは、厚生労働省が案内している電話やSNSの相談窓口も利用できます。トラブルの解決と並行して、自分の心と体を優先してください。

22まとめ|迷ったら大学から、内容に合わせて公的な窓口へ

バイトで困ったとき、迷ったら、まず在籍する大学の学生課に相談してください。学外の適切な窓口につないでもらえることがあります。

職場のトラブル全般は総合労働相談コーナー、賃金の未払いや労災など法律違反の疑いは労働基準監督署、ハラスメントは雇用環境・均等部(室)も相談先です。夜間や休日には、電話の相談窓口もあります。

損害賠償などの法的な問題は法テラスや弁護士、登録料などのお金のトラブルは消費生活センター(188)へ。

暴力・脅し・つきまといは警察(緊急時は110番、相談は#9110)、性暴力の被害はワンストップ支援センター(#8891)へ。心身の不調は、大学の学生相談室や保健管理センター、医療機関に相談してください。

最後に。相談の前に、記録・書類・給与明細をそろえておくと、話がスムーズに進みます。一つの窓口で解決しなくても、次の窓口につなげていけば大丈夫です。

この記事について:本記事は一般的な情報の整理であり、特定の機関の業務内容・対応を保証するものではなく、個別の状況に対する法的な助言でもありません。各窓口の名称・所在地・連絡先・受付時間・対応範囲、法律相談の援助の条件などは変更されることがあります。本記事に記載の全国共通の番号(110・119・#9110・#8891・188)を除き、個別の連絡先は記載していません。必ず厚生労働省・都道府県労働局・各自治体・法テラス・消費者庁・警察などの公式の案内で最新の情報をご確認ください。今まさに危険がある場合は110番、急な病気やけがの場合は119番に通報してください。