大学・キャンパス 更新 2026.09.14 この記事にはPRを含みます

大学院入試(院試)の流れと対策|科目・面接・研究計画書

結論

院試の対策は「研究計画書」から始めてください。筆記の勉強より先です。理由は3つ——①作成に最も時間がかかる ②面接はこの内容について問われる ③書く過程で志望先が本当に合っているか分かる。計画書が固まれば、面接の準備はその延長になります。筆記は専門科目と外国語が中心で、過去問が公開されていれば出題の傾向が分かります。ただし公開の可否は研究科によります。試験は夏に行われること…

19分読み終わるまで
22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.14
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研究計画書が、対策の中心になります。

大学院入試——いわゆる院試は、学部の受験とは性質が違います。

筆記試験もありますが、それだけではありません。研究計画書と面接が大きな比重を占め、準備の仕方も変わります。

この記事では、院試の全体像、科目ごとの対策、研究計画書の書き方、面接、スケジュールを整理します。

この記事について:本記事は一般的な整理です。入試の科目・配点・実施時期・出願要件・研究計画書の様式は、大学や研究科によってまったく異なり、統一された基準はありません。本記事は合否を保証・予測するものではなく、特定の対策方法や教材を推奨するものでもありません。必ず志望先の研究科が公表する募集要項および指導教員にご確認ください。過去問の入手方法や公開の可否も研究科によって異なります。

この記事を7枚で

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院試の全体像学部入試との違いまず要項を読む出願の要件試験の構成この記事

この記事の流れ

大学院入試(院試)の流れと対策

院試の対策は「研究計画書」から始めてください。

1
筆記専門科目・外国語
2
研究計画書出願時に提出
3
面接口述試験
4
書類成績証明など

院試の全体像

複数の要素で評価されます。

院試は、筆記・研究計画書・面接で評価されるのが一般的です。配点や重視される要素は、研究科によって違います。

1
範囲共通の科目
2
情報豊富
3
計画書ない
4
面接ない場合も

学部入試との違い

性質が変わります。

学部入試と違い、院試では専門分野の内容が問われます。また、情報が限られています。参考書も対策の情報も多くありません。

1
出願要件受けられるか
2
試験科目何が課されるか
3
日程出願・試験
4
提出書類様式と内容

まず要項を読む

すべての情報源です。

対策の出発点は、募集要項です。試験科目、日程、提出書類——すべてここに書かれています。

1
学歴卒業・卒業見込み
2
書類期限までに提出
3
検定料納入が必要
4
語学スコア求められる場合

出願の要件

満たす必要があります。

出願の要件は要項に記載されます。語学のスコア提出が求められる研究科もあります。早めに確認してください。

1
専門科目分野の内容
2
外国語筆記またはスコア
3
小論文課される場合
4
口述面接

試験の構成

研究科によって違います。

試験の構成は、研究科ごとにまったく違います。筆記がない研究科もあれば、複数科目が課される研究科もあります。

1
複数の要素で評価されます。院試の全体像
2
性質が変わります。学部入試との違い
3
すべての情報源です。まず要項を読む
4
満たす必要があります。出願の要件

まとめ

この記事の要点

筆記の勉強より先です。理由は3つ——①作成に最も時間がかかる ②面接はこの内容について問われる ③書く過程で志望先が本当に合っているか分かる。計画書が固まれば、面接の準備はその延長になります。

記事を読む

01院試の全体像

複数の要素で評価されます。

1筆記専門科目・外国語
2研究計画書出願時に提出
3面接口述試験
4書類成績証明など
5配点研究科による
この章の要点
  • 院試は、筆記・研究計画書・面接で評価されるのが一般的です。
  • 配点や重視される要素は、研究科によって違います。
  • 筆記だけを対策しても足りません。全体を見て準備してください。

院試の情報が少ないのは、受験者の数が学部入試より圧倒的に少ないためです。市販の参考書も限られ、対策の情報も研究科ごとに散らばっています。そのため、自分で要項を読み、教員に相談し、過去問を探すという手順が必要になります。この情報収集自体が準備の一部です。

なお、研究科によっては推薦による選考や、内部進学者向けの制度を設けていることもあります。該当するかどうかで準備の内容が変わるため、要項で確認してください。

この記事では、一般的な流れと準備の順序を扱います。具体的な科目や配点は研究科によって違うため示せません。要項で確認してください。

評価の配分が分からない場合でも、すべての要素に一定の準備をしておく方が安全です。筆記だけ、計画書だけという偏った準備は避けてください。

準備の期間は、外部を受験するほど長くなります。専門科目を独学で進める必要があるためです。内部であっても、計画書と面接の準備は同じように必要です。

受験する研究科が決まっていない段階では、まず研究室を探すところから始まります。試験の対策は、志望先が決まってからです。

02学部入試との違い

性質が変わります。

観点 学部入試 院試
範囲 共通の科目 専門分野
情報 豊富 限られる
計画書 ない ある
面接 ない場合も 重要
研究室 関係ない 大きく関わる
この章の要点
  • 学部入試と違い、院試では専門分野の内容が問われます。
  • また、情報が限られています。参考書も対策の情報も多くありません。
  • そして研究計画書と面接があり、ここが大きな比重を占めます。

また、受験する研究科の数も学部入試より少なくなるのが一般的です。志望する研究室が限られるためです。その分、一つひとつの準備を丁寧に行うことになります。

学部入試のように模試があるわけでもありません。自分の到達度を測る手段が限られるため、過去問や指導教員の助言が判断材料になります。

学部入試の対策と同じやり方を持ち込むと、計画書や面接の準備が後回しになります。院試は評価の構造が違うことを前提にしてください。

情報が限られる分、指導教員や研究室の学生から得られる話の価値が高くなります。人に聞くことをためらわないでください。

なお、併願する場合も、それぞれの研究科に合わせた計画書が必要になります。使い回しは避けてください。研究室の分野が違えば、書くべき内容も変わります。

03まず要項を読む

すべての情報源です。

1出願要件受けられるか
2試験科目何が課されるか
3日程出願・試験
4提出書類様式と内容
5配点記載がある場合
この章の要点
  • 対策の出発点は、募集要項です。
  • 試験科目、日程、提出書類——すべてここに書かれています。
  • 推測で準備を進めないでください。要項を入手してから計画を立ててください。

要項は志望先のWebページで公開されるのが一般的です。公表の時期も研究科によって違うため、前年度のものを参考にしながら待つことになります。

この章の要点
  • 要項は毎年更新されます。前年度の内容で準備を進めていると、変更に気づかないことがあります。
  • 要項の入手方法も研究科によって違います。Webで公開される場合と、請求が必要な場合があります。
  • 要項を読むときは、日程と提出書類をまず確認してください。そこから逆算して計画を立てられます。
  • 不明な点があれば、研究科の窓口に問い合わせられます。要項に問い合わせ先が記載されています。
  • 要項には、試験当日の持ち物や注意事項も記載されます。直前に読み直してください。
  • 複数の研究科を受ける場合、それぞれの要項を並べて日程と科目を整理してください。

04出願の要件

満たす必要があります。

1学歴卒業・卒業見込み
2書類期限までに提出
3検定料納入が必要
4語学スコア求められる場合
5確認要項で
この章の要点
  • 出願の要件は要項に記載されます。
  • 語学のスコア提出が求められる研究科もあります。早めに確認してください。
  • 書類の準備にも時間がかかります。締切から逆算してください。
  • 卒業見込みで出願する場合、卒業できることが前提になります。単位の状況を確認しておいてください。
  • 検定料の納入方法や期限も要項に記載されます。手続きを忘れると出願が無効になります。
  • 書類の不備があると受理されません。提出前に確認してください。
  • 出願の方法が郵送か電子かも確認してください。締切の扱いが変わります。
  • 成績証明書は発行に日数がかかります。早めに申請してください。

05試験の構成

研究科によって違います。

1専門科目分野の内容
2外国語筆記またはスコア
3小論文課される場合
4口述面接
5組み合わせ要項で確認
この章の要点
  • 試験の構成は、研究科ごとにまったく違います。
  • 筆記がない研究科もあれば、複数科目が課される研究科もあります。
  • 自分が受ける試験の内容を、正確に把握してから対策してください。

配点が公開されている研究科では、どこに力を入れるべきかが分かります。記載があるか確認してください。

この章の要点
  • 複数の研究科を受験する場合、科目が共通していると対策の負担が減ります。
  • 試験の当日の流れも要項に記載されます。会場や時間を確認しておいてください。
  • 筆記がない研究科では、計画書と面接の比重がさらに大きくなります。
  • 口述試験のみで選考する研究科もあります。その場合、計画書の比重がきわめて大きくなります。

06専門科目

分野の基礎が問われます。

1範囲学部の専門科目
2水準研究科による
3教材学部の教科書
4外部進学独学が必要な場合
5期間数か月
この章の要点
  • 専門科目では、学部で学ぶ内容が中心に問われます。
  • 外部を受験する場合、現在の学部では扱わない内容が出ることもあります。
  • その場合は独学で準備することになり、数か月かかります。

専門科目の準備は、学部の教科書を読み直すところから始められます。基礎を固めることが土台になります。

出題範囲が広い場合、優先順位をつけて進めてください。すべてを網羅するのは難しくなります。

独学で進める場合、志望研究室の学生に使った教科書を聞けることがあります。訪問時に尋ねてみてください。

この章の要点
  • 範囲が広い場合、過去に出題された分野を優先する方法もあります。
  • 教科書を一冊通して読むと、全体の構造がつかめます。断片的に覚えるより定着します。
  • 問題演習と教科書の読み込みを組み合わせると、理解が定着しやすくなります。
  • 分からない箇所は、現在の学部の教員に質問できる場合もあります。

07外国語

形式が分かれます。

1当日の筆記読解が中心のことも
2外部スコア提出する
3基準研究科が定める
4有効期限設定がある場合
5準備早めに
この章の要点
  • 外国語は、当日の筆記と外部試験のスコア提出のどちらかが一般的です。
  • スコア提出の場合、出願までに受験しておく必要があります。
  • 結果が出るまで時間がかかるため、早めに動いてください。
  • 外国語の力は、入学後に論文を読む際にも必要になります。試験のためだけの準備ではありません。
  • 指定される外部試験の種類も研究科によって違います。どのスコアが有効かを確認してください。
  • スコアの有効期限が切れていると使えません。受験の時期に注意してください。
  • 研究分野によっては、英語以外の言語が課されることもあります。要項で確認してください。
  • 辞書の持ち込みが認められる試験もあります。要項で確認してください。

08過去問

入手できる場合があります。

1公開研究科による
2方法Web・窓口など
3非公開の場合もある
4用途傾向の把握
5注意年度で変わる
この章の要点
  • 過去問が公開されている研究科もあります。入手方法を確認してください。
  • 公開されていれば、出題の傾向が分かります。
  • ただし、内容は年度によって変わります。過去問だけに頼らないでください。

過去問が非公開の場合、研究室の学生に出題の傾向を聞けることがあります。訪問の際に尋ねてみてください。

この章の要点
  • 過去問を解くときは、時間を計って取り組むと本番に近い感覚がつかめます。
  • 解答が公開されていないことも多くあります。指導教員に確認を依頼できる場合もあります。
  • 傾向をつかんだら、出題されやすい分野を重点的に準備してください。
  • 複数年分を見ると、繰り返し出題される分野が分かります。
  • 過去問がなくても、研究室の教員の専門分野から出題の範囲を推測できることがあります。

09研究計画書とは

最も重要な書類です。

1内容何を研究するか
2提出出願時
3面接これについて問われる
4様式研究科が指定
5作成時間がかかる
この章の要点
  • 研究計画書は、大学院で何を研究するかを示す書類です。
  • 出願時に提出し、面接ではこの内容について問われます。
  • 作成に最も時間がかかるため、対策はここから始めてください。

計画書は、入学後にそのまま実行するものとは限りません。ただし、研究を考える力があるかを見るための書類です。

計画書を書く過程で、自分が本当にその分野に関心があるかも見えてきます。書けないなら、テーマを見直してください。

この章の要点
  • 計画書の内容が研究室の方向と合っているかは、訪問時に確認できます。
  • 計画書は、研究に取り組む姿勢を示す書類でもあります。丁寧に作成してください。
  • 様式が指定されていない場合でも、読みやすい構成にしてください。
  • 計画書の作成には、先行研究を読む時間も含まれます。全体で数か月を見込んでください。
  • 計画書の内容は、入学後の研究の出発点になります。真剣に考えてください。

10計画書の構成

要素があります。

1研究の背景なぜこのテーマか
2先行研究何が分かっているか
3問い何を明らかにするか
4方法どう進めるか
5意義何に貢献するか
この章の要点
  • 計画書では、背景・先行研究・問い・方法・意義を示すのが一般的です。
  • 特に重要なのが「何を明らかにするか」という問いの部分です。
  • 様式は研究科が指定します。要項で確認してください。
  • 文字数や様式は指定されます。指定を守ることも評価の対象になり得ます。

先行研究の部分では、実際に読んだ論文を挙げてください。読んでいない文献を並べると面接で答えられません。

意義の部分では、その研究が何に貢献するかを書きます。壮大である必要はありません。

問いは具体的であるほど評価されやすくなります。曖昧な表現は避けてください。

方法の部分では、どうやって明らかにするかを具体的に書きます。手段が示されていないと評価されません。

書き終えたら、時間を置いてから読み返してください。分かりにくい部分が見つかります。

11テーマの決め方

研究室と合わせてください。

1研究室の分野扱える範囲か
2指導可能性教員が対応できるか
3規模年数で終わるか
4関心自分が続けられるか
5相談訪問時に聞く
この章の要点
  • テーマは、志望する研究室で扱える内容にしてください。
  • 研究室の分野と大きくずれていると、指導できないと判断されることがあります。
  • 研究室訪問の際に、テーマについて相談できると確実です。
  • テーマが大きすぎると、年数で終わらないと判断されます。範囲を絞ってください。
  • テーマは研究室訪問の前に仮でも決めておくと、相談が具体的になります。
  • 関心が続くテーマを選んでください。数年間取り組むことになります。
  • 指導教員と相談してテーマを固めると、実現性のある内容になります。
  • 研究室の過去の修士論文の題目を見ると、扱える範囲が分かります。
  • テーマが決まらないうちは、関心のある分野の論文を幅広く読んでください。

12先行研究を読む

計画書の土台になります。

1目的何が分かっているか
2探し方論文データベース
3研究室の論文優先して読む
4整理記録を残す
5面接読んだ内容を問われる
この章の要点
  • 計画書を書くには、先行研究を読む必要があります。
  • すでに何が明らかになっているかが分かると、自分の問いが定まります。
  • 特に志望研究室の論文は読んでおいてください。面接で問われることがあります。
  • 論文の探し方が分からない場合、図書館で相談できます。データベースの使い方も教えてもらえます。
  • 論文は最初から全部を理解できなくて構いません。何を問題にしているかを読み取ってください。
  • 読んだ論文は記録を残してください。計画書を書くときに必要になります。
  • 先行研究を読むことで、自分の問いが既に答えられていないかも確認できます。
  • 読んだ論文の要点を短くまとめておくと、計画書に引用しやすくなります。
  • 図書館で論文を取り寄せられる場合もあります。窓口で相談してください。

13指導教員に見てもらう

相談してください。

1現在の指導教員計画書を見てもらう
2志望先の教員訪問時に相談
3先輩経験を聞く
4時期締切より前に
5修正複数回行う
この章の要点
  • 計画書は、現在の指導教員に見てもらうと質が上がります。
  • 研究の進め方を知っている人の指摘は、自分では気づけない点を含みます。
  • 何度か書き直すことになります。締切の直前では間に合いません。
  • 見てもらう時間を確保するため、早めに依頼してください。直前では対応できないこともあります。
  • 指摘を受けたら、書き直してから再度見てもらってください。一度では完成しません。
  • 現在の指導教員が別分野の場合でも、書き方については助言を得られます。
  • 複数の人に読んでもらうと、分かりにくい箇所が見つかります。
  • 指導教員が忙しい時期を避けて依頼すると、見てもらいやすくなります。

14面接

計画書の延長です。

1形式個別または複数
2時間研究科による
3内容研究計画が中心
4発表求められる場合
5準備説明の練習
この章の要点
  • 面接では、提出した研究計画書について問われます。
  • 計画の内容を口頭で説明する場面もあります。
  • 書いた内容を、自分の言葉で話せるようにしておいてください。
  • 面接の時間は限られています。要点を先に述べる形で説明すると伝わりやすくなります。
  • 研究の発表を求められる場合、資料の準備も必要です。要項で確認してください。
  • 緊張することは前提として、準備した内容を話せるようにしておいてください。
  • 面接の雰囲気は研究科によって違います。過度に身構える必要はありません。
  • 服装について指定がある場合は要項に記載されます。
  • 複数の教員が同席する形式もあります。誰に向けて話すかは、質問した人を見て判断してください。
  • 当日は時間に余裕を持って会場に向かってください。

15聞かれること

想定しておいてください。

1なぜこのテーマか動機と背景
2なぜこの研究室か志望の理由
3どう進めるか方法の具体性
4卒業研究これまでの内容
5修了後進路の考え
この章の要点
  • 面接では、テーマの理由と研究室を選んだ理由が問われます。
  • 卒業研究の内容について聞かれることもあります。説明できるようにしておいてください。
  • 答えられない質問があっても、分からないことは分からないと伝えて構いません。
  • 想定される質問に対して、答えを用意しておいてください。声に出して練習すると整理されます。
  • 志望理由は、研究室の内容に即して答えてください。一般的な理由では説得力がありません。
  • 修了後の進路について聞かれた場合、決まっていなくても考えを述べれば構いません。
  • 質問の意図が分からない場合、聞き返しても構いません。
  • 準備してきたことを、落ち着いて説明してください。

16スケジュール

逆算してください。

13年次後半研究室を調べる
24年次春訪問・計画書の着手
34年次初夏出願・書類提出
44年次夏試験
5秋以降追加の募集がある場合
この章の要点
  • 試験は夏に行われることが多く、出願はその前です。
  • 研究計画書の作成には数か月かかるため、春には着手することになります。
  • 研究科によっては秋や冬にも募集があります。要項を確認してください。
  • 出願の締切は試験の1〜2か月前に設定されることが多くあります。書類の準備を逆算してください。
  • 研究室訪問は、出願より前に済ませてください。テーマの相談ができます。
  • 日程は研究科ごとに違います。複数受験する場合は重複を確認してください。
  • 秋以降の募集がある場合、夏の結果を見てから判断できます。
  • 春の段階で研究室訪問を済ませておくと、その後の準備が進めやすくなります。

17卒業研究との両立

時期が重なります。

1時期4年次に集中
2研究室理解を得る
3配分時間を決める
4卒業要件を落とさない
5相談指導教員へ
この章の要点
  • 院試の準備と卒業研究は、同じ時期に進みます。
  • 指導教員に受験の意向を伝えておくと、配慮を得られることがあります。
  • 卒業の要件を落とさないことが前提です。合格しても卒業できなければ進学できません。
  • 研究室の方針によっては、卒業研究を優先するよう求められることもあります。事前に相談してください。
  • 両立が難しい場合、どちらを優先するかを指導教員と決めてください。
  • 卒業研究の進捗も、面接で問われることがあります。
  • 卒業研究の成果が、院試の面接で評価されることもあります。
  • 両方の締切を把握して、計画を立ててください。

18不合格だった場合

選択肢は残ります。

1秋・冬の募集実施される場合
2他の研究科併願・再受験
3就職切り替える
4翌年再挑戦
5相談指導教員へ
この章の要点
  • 不合格でも、秋や冬の募集がある研究科もあります。
  • 就職に切り替える、翌年に再挑戦する——選択肢は残ります。
  • どうするかは、指導教員に相談してから決めてください。

不合格の理由が開示されないこともあります。次に向けては、計画書と筆記の両方を見直すことになります。

この章の要点
  • 落ちたこと自体が、その後に不利になることはありません。
  • 再挑戦する場合、1年の準備期間が取れます。
  • 進路を切り替える場合、キャリアセンターで相談できます。
  • 結果が出た後も、卒業研究は続きます。切り替えて取り組んでください。

19相談できる窓口

まず指導教員です。

1指導教員計画書・進め方
2志望先の教員訪問・テーマ
3研究科の窓口要項・出願
4先輩経験
5キャリアセンター進路の比較
この章の要点
  • 院試の相談は、現在の指導教員が中心になります。
  • 要項や出願の手続きは、志望先の研究科の窓口で確認できます。
  • 窓口の全体像は大学の学生課・教務課の使い方|どんな相談ができる?で扱っています。
  • 先輩の経験は参考になりますが、年度によって状況が変わることもあります。
  • 研究科の窓口では、手続きに関する質問に答えてもらえます。
  • 不明な点は、推測せず窓口に確認してください。

20考え方の基本

計画書から始めてください。

1計画書が先時間がかかる
2要項が基準推測しない
3研究室に合わせるテーマの範囲
4相談する指導教員へ
5卒業研究も落とさない
この章の要点
  • 院試の対策は、研究計画書から始めてください。筆記の勉強より先です。
  • 計画書が固まれば、面接の準備はその延長になります。
  • そして、すべての情報は募集要項にあります。推測で進めないでください。
  • 準備の順序を間違えると、時間が足りなくなります。計画書を最優先にしてください。
  • そして、要項の内容を読み飛ばさないでください。必要な情報が書かれています。
  • 準備を始める時期が早いほど、余裕が生まれます。
  • 研究計画書、要項の確認、指導教員への相談——この3つが対策の柱です。
  • そして、志望する研究室の教員と事前に話しておくことが、結果的に準備の助けになります。
  • 不明な点を残したまま進めないでください。確認すれば分かることです。

21よくある質問

院試の対策は何から始めますか?

研究計画書からです。作成に最も時間がかかり、面接もこの内容について問われます。書く過程で志望先が本当に合っているかも見えてきます。筆記の勉強より先に着手してください。

試験科目は何ですか?

専門科目と外国語が中心で、小論文が課される場合もあります。ただし構成は研究科によってまったく違い、筆記がない研究科もあります。必ず募集要項で確認してください。

外国語はどう対策しますか?

当日の筆記の場合と、外部試験のスコアを提出する場合があります。スコア提出なら出願までに受験しておく必要があり、結果が出るまで時間がかかります。形式を要項で確認して早めに動いてください。

過去問は手に入りますか?

公開している研究科もあれば、非公開の場合もあります。入手方法を窓口で確認してください。公開されていれば出題の傾向が分かりますが、内容は年度によって変わるため、過去問だけに頼らないでください。

研究計画書には何を書きますか?

研究の背景、先行研究、明らかにしたい問い、方法、意義——この5つが一般的です。特に重要なのは「何を明らかにするか」という問いの部分です。様式は研究科が指定するため、要項で確認してください。

テーマはどう決めますか?

志望する研究室で扱える内容にしてください。分野と大きくずれていると、指導できないと判断されることがあります。研究室訪問の際にテーマについて相談できると確実です。

先行研究はどこまで読みますか?

自分の問いが定まる程度までは必要です。すでに何が明らかになっているかが分からないと、計画書が書けません。特に志望研究室の論文は読んでおいてください。面接で問われることがあります。

面接では何を聞かれますか?

研究計画書の内容が中心です。なぜこのテーマか、なぜこの研究室か、どう進めるか——これらが問われます。卒業研究の内容について聞かれることもあります。答えられない質問があっても、分からないことは分からないと伝えて構いません。

卒業研究と両立できますか?

時期が重なるため負担は大きくなります。指導教員に受験の意向を伝えておくと配慮を得られることがあります。ただし、卒業の要件を落とさないことが前提です。合格しても卒業できなければ進学できません。

落ちたらどうなりますか?

秋や冬に募集がある研究科もあります。他の研究科を受ける、就職に切り替える、翌年に再挑戦する——選択肢は残ります。指導教員に相談してから決めてください。

22まとめ|計画書から始めてください

対策は研究計画書からです。作成に最も時間がかかり、面接もこの内容について問われます。

すべての情報は募集要項にあります。科目も日程も提出書類も、推測せず要項で確認してください。

テーマは志望研究室で扱える内容にしてください。分野とずれていると、指導できないと判断されることがあります。

計画書は指導教員に見てもらってください。何度か書き直すことになるため、締切の直前では間に合いません。

最後に。卒業の要件を落とさないでください。合格しても卒業できなければ進学できません。

この記事について:本記事は一般的な整理です。入試の科目・配点・実施時期・出願要件・研究計画書の様式・過去問の公開可否は、大学や研究科によってまったく異なり、統一された基準はありません。本記事は合否を保証・予測するものではなく、特定の対策方法・教材・予備校等を推奨するものでもありません。必ず志望先の研究科が公表する募集要項および指導教員にご確認ください。
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