バイト・お金 更新 2026.09.13 この記事にはPRを含みます

バイトと学業の両立|週何回までなら無理がないか

結論

「週何回まで」は、回数ではなく「時間の総量」で考えてください。大学の単位は、授業の時間だけでなく、授業外の予習・復習も含めた学修の時間を前提に組み立てられています。まず授業、予習・復習・課題、移動、睡眠、生活に必要な時間を1週間分書き出し、残った時間の中でバイトの時間を決めるのが基本です。同じ週8時間でも、週2回×4時間と週4回×2時間では負担が違います。学年や学期、試験期…

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22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.13
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「バイトは週何回までなら、学業に影響しない?」——多くの大学生が気になる疑問です。

週2回なら大丈夫、週4回は多すぎる——そんな目安を聞いたことがあるかもしれません。けれど実際には、1回あたりの勤務時間、履修している授業の数、課題の量、通勤の時間、体力によって、無理のない回数は人それぞれ大きく違います。

大切なのは、「何回まで」という数字を探すことより、自分の1週間の時間の中で、学業に必要な時間を先に確保し、残りの時間でバイトを考えることです。

この記事では、大学の単位の考え方から見た学業に必要な時間、1週間の時間の配分の計算の仕方、学年・学期ごとの考え方、そして両立しやすい働き方の工夫を整理します。

この記事について:本記事は一般的な考え方の整理であり、特定の大学の履修の規定や、特定の人に適した勤務の回数を示すものではありません。単位と学修時間の扱い、授業の形式、課題の量などは大学や授業によって異なります。記載の計算は考え方を示すための例です。履修については在籍する大学の履修要項や教務の窓口でご確認ください。

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「回数」より「時…大学の単位と学修…1週間の時間の内訳…時間の配分の計算…回数と1回の時間の…この記事

この記事の流れ

バイトと学業の両立

「週何回まで」は、回数ではなく「時間の総量」で考えてください。

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1回あたりの勤務時間週2回でも1回8時間なら週16時間
2
履修している授業の数1年生で必修が多いと予習・復習も多い
3
課題の量レポートや実験の多い学部
4
通勤の時間往復1時間なら1回ごとに1時間増える

「回数」より「時間の総量」で考える

同じ回数でも、負担は人によって違います。

「週2回までなら大丈夫」「週4回は多すぎる」といった目安は、わかりやすい反面、1回あたりの勤務時間や、履修している授業の数、課題の量、通勤の時間などの違いを考えていません。

1
単位の考え方1単位は45時間の学修を必要とする内容を標準とする
2
学修の時間に含まれるもの授業の時間+授業外の予習・復習など
3
授業の形式による違い講義・演習・実験などで授業時間の扱いが異なる
4
確認先在籍する大学の履修要項

大学の単位と学修の時間

単位は、授業外の学修も含めて考えられています。

大学の単位は、1単位を45時間の学修を必要とする内容で構成することが標準とされています。この45時間には、教室での授業の時間だけでなく、授業の前後の予習や復習、課題に取り組む時間も含まれていると考えられていま…

1
1削らない前提で先に確保
2
2時間割どおり
3
3授業の数と課題の量から見積もる
4
4往復の時間

1週間の時間の内訳を出す

学業と生活の時間を、先に確保します。

無理のないバイトの時間を考えるには、1週間(168時間)のうち、睡眠、授業、予習・復習・課題、通学、食事や家事、休息に必要な時間を先に書き出し、残った時間を確認します。

睡眠49時間授業20時間予習・復習・課題15時間通学10時間食事・家事・身支度21時間

時間の配分の計算の例

あくまで考え方を示すための例です。

1週間の時間(例) 表は、ある学生を想定した計算の例です。1週間の168時間から、睡眠、授業、予習・復習・課題、通学、生活、休息の時間を引くと、残りは33時間になりました。

1
週2回×4時間移動の回数が少ない・1回の負担はやや大きい
2
週4回×2時間1回は短いが、移動や準備の回数が増える
3
週1回×8時間平日を空けられるが、仕事を覚えにくいことも

回数と1回の時間の組み合わせ

同じ週の時間でも、組み合わせで負担が変わります。

同じ週8時間のバイトでも、週2回×4時間、週4回×2時間、週1回×8時間では、生活への影響が違います。回数が多いと、通勤や着替えなどの時間が回数分増え、予定が細切れになります。

1
同じ回数でも、負担は人によって違います。「回数」より「時間の総量」で考える
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単位は、授業外の学修も含めて考えられています。大学の単位と学修の時間
3
学業と生活の時間を、先に確保します。1週間の時間の内訳を出す
4
あくまで考え方を示すための例です。時間の配分の計算の例

まとめ

この記事の要点

大学の単位は、授業の時間だけでなく、授業外の予習・復習も含めた学修の時間を前提に組み立てられています。

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01「回数」より「時間の総量」で考える

同じ回数でも、負担は人によって違います。

11回あたりの勤務時間週2回でも1回8時間なら週16時間
2履修している授業の数1年生で必修が多いと予習・復習も多い
3課題の量レポートや実験の多い学部
4通勤の時間往復1時間なら1回ごとに1時間増える
5仕事の体力的な負担立ち仕事・深夜・力仕事

「週2回までなら大丈夫」「週4回は多すぎる」といった目安は、わかりやすい反面、1回あたりの勤務時間や、履修している授業の数、課題の量、通勤の時間などの違いを考えていません。週2回でも1回8時間なら週16時間になりますし、週4回でも1回2時間なら週8時間です。

そのため、無理のない働き方を考えるときは、「週何回か」ではなく、「1週間に何時間、学業以外に使えるか」「そのうち何時間をバイトに充てるか」という時間の総量で考えることが大切です。

「週何回」という目安が役に立たないわけではありません。自分に合う時間の総量がわかったあとで、それを何回に分けるかを考えるときの目安として使うと、無理のないシフトを組みやすくなります。

02大学の単位と学修の時間

単位は、授業外の学修も含めて考えられています。

1単位の考え方1単位は45時間の学修を必要とする内容を標準とする
2学修の時間に含まれるもの授業の時間+授業外の予習・復習など
3授業の形式による違い講義・演習・実験などで授業時間の扱いが異なる
4確認先在籍する大学の履修要項

大学の単位は、1単位を45時間の学修を必要とする内容で構成することが標準とされています。この45時間には、教室での授業の時間だけでなく、授業の前後の予習や復習、課題に取り組む時間も含まれていると考えられています。

つまり、大学の授業は、「授業に出るだけ」ではなく、授業外でも一定の時間をかけて学ぶことを前提に組み立てられているということです。講義・演習・実験など授業の形式によって授業時間の扱いは異なり、大学によっても違いがありますが、「授業外の学修の時間も学業の時間として確保する」という考え方は、バイトとの両立を考えるうえで大切な出発点になります。

授業の中には、毎回の予習として文献を読む必要があるもの、レポートや発表の準備に時間がかかるものもあります。シラバスに授業外の学修について書かれていることもあるので、履修を決めるときに確認しておくと、学業に必要な時間を見積もりやすくなります。

031週間の時間の内訳を出す

学業と生活の時間を、先に確保します。

順 書き出す時間 ポイント
1 睡眠 削らない前提で先に確保
2 授業 時間割どおり
3 予習・復習・課題 授業の数と課題の量から見積もる
4 通学 往復の時間
5 食事・家事・身支度 一人暮らしなら多めに
6 休息・自由な時間 ゼロにしない
7 残りの時間 ここからバイトの時間を考える

無理のないバイトの時間を考えるには、1週間(168時間)のうち、睡眠、授業、予習・復習・課題、通学、食事や家事、休息に必要な時間を先に書き出し、残った時間を確認します。バイトの時間は、この残りの時間の中から考えます。

ここで大切なのは、睡眠と休息を「余った時間」ではなく、先に確保すべき時間として扱うことです。睡眠や休息を削ってバイトを入れると、授業への集中や体調に影響が出て、結果的に学業もバイトも続かなくなります。

書き出すときは、理想の時間ではなく、実際にかかっている時間を書くことが大切です。たとえば「課題は2時間で終わるはず」と思っていても、実際には4時間かかっているなら、4時間で計算してください。

04時間の配分の計算の例

あくまで考え方を示すための例です。

1睡眠(1日7時間)49時間
2授業20時間
3予習・復習・課題15時間
4通学10時間
5食事・家事・身支度21時間
6休息・自由な時間20時間
7合計135時間
8残りの時間33時間

表は、ある学生を想定した計算の例です。1週間の168時間から、睡眠、授業、予習・復習・課題、通学、生活、休息の時間を引くと、残りは33時間になりました。この33時間の中には、サークルや友人との時間、急な予定のための余裕も含まれます。

この例で、残りの時間のすべてをバイトに充ててしまうと、余裕がなくなり、課題が増えた週や体調を崩した週に対応できません。残りの時間のうち、バイトに充てるのは半分程度にとどめるなど、余裕を持たせて考えるのが現実的です。実際の数字は、自分の時間割や生活に合わせて計算してください。

05回数と1回の時間の組み合わせ

同じ週の時間でも、組み合わせで負担が変わります。

1週2回×4時間移動の回数が少ない・1回の負担はやや大きい
2週4回×2時間1回は短いが、移動や準備の回数が増える
3週1回×8時間平日を空けられるが、仕事を覚えにくいことも

同じ週8時間のバイトでも、週2回×4時間、週4回×2時間、週1回×8時間では、生活への影響が違います。回数が多いと、通勤や着替えなどの時間が回数分増え、予定が細切れになります。一方、1回が長いと、その日は授業や課題に使える時間がほとんどなくなります。

通勤に時間がかかる場合は回数を少なく、授業の空き時間に短く働ける職場なら回数を多く、というように、自分の生活に合う組み合わせを選んでください。週1回だけ働く場合の探し方は、週1・週2から働けるバイトの探し方|学業優先の働き方で扱っています。

06学年ごとの考え方

学年によって、学業に必要な時間が変わります。

学年 学業の特徴 バイトの考え方
1年生 必修・語学が多い・大学生活に慣れる時期 少なめから始めて様子を見る
2年生 専門の授業が増える 1年生の経験をもとに調整
3年生 ゼミ・研究室・就職活動の準備 後半は就活に合わせて減らす
4年生 卒業論文・卒業研究・就職活動 卒業に必要な単位と卒論を優先

1年生は、必修の授業や語学の授業が多く、大学の授業の進め方や生活に慣れる時期でもあります。最初からバイトを多く入れるのではなく、少なめから始めて、学業に必要な時間がどのくらいかを把握してから増やす方が安心です。

3年生の後半から4年生にかけては、ゼミや研究室、就職活動、卒業論文など、時間を取られる予定が増えます。学年が上がるにつれて、バイトの時間を調整していく前提で考えておきましょう。

07学期中と長期休みで変える

一年を通して、同じ回数で働く必要はありません。

1学期の初め時間割と課題の量を見て少なめに
2学期の中ごろ慣れてきたら調整
3試験期間の前後大きく減らす
4長期休み集中して増やす

学期中は授業と課題に時間を使い、バイトは少なめにする。長期休みには集中してバイトを増やす——このように、時期によって配分を変える働き方は、学業との両立がしやすい方法です。

学期の初めは、どの授業の課題が多いのかがまだわからないので、バイトは少なめに入れておき、慣れてきてから調整すると安心です。年間を通じた収入を考えるときも、学期中と長期休みを分けて計画しましょう。

学期ごとに時間割が変わる場合は、そのたびに1週間の時間の内訳を出し直し、バイトの時間を見直しましょう。前の学期と同じ回数で続けられるとは限りません。

08試験期間の配分

試験の前は、学業の時間を大きく増やします。

1試験の2〜3週間前回数を減らし始める
2試験の1週間前最低限にするか入れない
3試験期間中入れない
4試験の後元の配分に戻す

試験の前は、普段より勉強の時間が必要になります。試験の2〜3週間前から少しずつバイトの回数を減らし、試験の直前と試験期間中はシフトを入れないようにするのが理想です。

試験期間のシフトの調整は、早めに伝えるほど通りやすくなります。学期の初めに、試験期間のおおよその時期を店長に伝えておきましょう。バイトのしすぎで単位を落とさないための注意点は、バイトのしすぎで単位を落とさないために|危険なサインで扱っています。

09時間帯の選び方

働く時間帯によって、学業への影響が変わります。

1授業のない平日の日中空きコマや授業のない曜日に
2授業の後の夕方多くの学生が働きやすい
3夜遅く翌日に朝の授業があると影響しやすい
4深夜生活のリズムが崩れやすい
5土日平日の学業を守りやすい

授業の後の夕方や土日は、平日の授業と重ならず、学業との両立がしやすい時間帯です。一方、夜遅くや深夜の勤務は、翌日の授業に影響が出やすく、生活のリズムも崩れやすくなります。

翌日に朝の授業がある日は、夜遅くまでのシフトを避ける、深夜の勤務は週の回数を絞る、といった工夫をしてください。深夜のバイトの注意点は、深夜のバイトのルール|時間帯と割増の考え方で扱っています。

10移動の時間を含めて考える

移動の時間は、見落としやすい時間です。

1大学の近く授業の前後や空きコマに入りやすい
2自宅の近く帰宅後や休日に入りやすい
3大学と自宅の間通学の途中に寄れる
4どちらからも遠い移動の時間が負担になりやすい

バイトの時間を考えるときは、勤務時間だけでなく、職場までの往復の時間も含めて計算してください。往復1時間かかる職場に週4回通うと、それだけで週4時間が移動に使われます。

大学の近くの職場なら授業の前後や空きコマに、自宅の近くの職場なら帰宅後や休日に入りやすくなります。移動の時間が短い職場を選ぶことは、学業との両立に大きく役立ちます。

移動の時間は、電車の待ち時間や乗り換えも含めて計算してください。地図のアプリで調べた時間より、実際にはもう少しかかることが多いものです。

11体力を使う仕事との組み合わせ

仕事の負担によって、翌日への影響が変わります。

1体力を使う仕事翌日に疲れが残りやすい・回数を控えめに
2長時間の立ち仕事課題の時間の前には入れすぎない
3座り仕事体の疲れは少ないが、気持ちの疲れに注意
4接客の多い仕事気疲れが残る人も

引っ越しや倉庫の作業など体力を使う仕事や、長時間の立ち仕事の後は、疲れが残って、その日の夜や翌日に課題や勉強に集中しにくくなります。こうした仕事は、同じ時間でも回数を控えめにする、課題の締め切りの前には入れないなどの工夫が必要です。

座り仕事は体の疲れは少ないものの、接客や電話対応などで気持ちが疲れることもあります。自分がどんな仕事の後に疲れやすいかを知っておくと、無理のない配分を考えやすくなります。

自分の疲れやすさを知るには、バイトの翌日の体調や集中の度合いを、何回か記録してみるのが効果的です。

12無理のサイン

サインが出たら、配分を見直します。

1授業を休むことが増えた前日のシフト・睡眠
2課題がぎりぎりになる週の学業の時間
3授業中に眠い夜遅く・深夜の勤務
4休日がない休息の時間
5いつも疲れている全体の時間の総量

計算の上では無理がないように見えても、実際に働いてみると、授業を休むことが増えた、課題がぎりぎりになる、授業中に眠い、休日がない、いつも疲れている、といったサインが出ることがあります。

こうしたサインは、今の配分に無理があるという合図です。「まだ大丈夫」と思わず、早めにバイトの時間を減らしてください。サインを放置すると、単位を落とす、体調を崩すといった結果につながります。

13バイトを増やしたいとき

増やす前に、学業の余裕を確認します。

1今の成績や出席余裕があるか
2課題の量の見通しこれから増える時期でないか
3試験の時期近づいていないか
4体調疲れがたまっていないか
5増やす期間一時的か、ずっとか

収入を増やしたい、職場から頼まれた、といった理由でバイトを増やしたいときは、増やす前に、今の成績や出席の状況、これからの課題の量、試験の時期、体調を確認してください。

増やす場合も、いきなり大きく増やすのではなく、少しずつ増やして様子を見る方が安心です。「長期休みの間だけ」「試験が終わってから」と、期間を決めて増やすのもよい方法です。

14バイトを減らしたいとき

理由と、具体的な希望を伝えます。

1何の相談か「シフトの回数についてご相談です」
2理由「課題が増えて、学業との両立が難しくなってきたので」
3具体的な希望「週3回から週2回にしていただけませんか」
4期間「今学期の間」

学業との両立が難しくなってきたら、早めに店長にシフトを減らす相談をしてください。理由と、「週〇回に」という具体的な希望、期間を伝えると、店長も調整を考えやすくなります。

学生を多く雇っている職場では、学業を理由にしたシフトの調整に慣れていることが多いものです。シフトの相談の伝え方は、シフトを増やしたい・減らしたいときの伝え方で扱っています。

15掛け持ちの場合

二つの職場の時間を、合計して考えます。

1時間の合計両方の勤務時間と移動の時間を合わせる
2シフトの提出二つの職場の調整が必要
3試験期間両方の職場に伝える
4年収二つの職場の収入を合計する

バイトを掛け持ちしている場合は、二つの職場の勤務時間と移動の時間を合計して、学業との両立を考えてください。一つずつは少なくても、合計すると思った以上に時間を使っていることがあります。

試験期間のシフトの調整も、両方の職場に伝える必要があります。年収を考えるときも、二つの職場の収入を合計します。掛け持ちの注意点は、バイトの掛け持ちは何が大変?始める前に決めておくことで扱っています。

16必要な収入から逆算する

「いくら必要か」から、働く時間を考える方法もあります。

手順 内容
1 1か月に必要なお金を書き出す(家賃・食費・通信費・交際費など)
2 仕送りや奨学金などの収入を引く
3 バイトで必要な金額を出す
4 時給で割って、必要な時間を出す
5 学業に使える残りの時間と比べる

生活費のためにバイトをしている場合は、1か月に必要なお金から逆算して、働く時間を考える方法もあります。必要な金額から仕送りや奨学金などを引き、バイトで稼ぐ必要がある金額を時給で割ると、必要な勤務時間の目安が出ます。

この時間が、学業に必要な時間を引いた残りの時間に収まらない場合は、支出を見直す、奨学金などの制度を調べる、家族と相談するといった対応が必要です。大学の学生課や奨学金の窓口に相談することもできます。

必要な収入を計算するときは、毎月決まって出ていくお金だけでなく、教科書代や帰省の交通費など、時期によって出ていくお金も見込んでおくと、急にバイトを増やす必要が出にくくなります。

17少ない回数で働く方法

回数を抑えても働ける方法があります。

方法 内容
週1〜2回から働ける職場を選ぶ 求人の条件で絞る
土日だけ働く 平日の学業を守る
単発の仕事を組み合わせる 空いた日だけ入る
長期休みに集中する 学期中はほとんど入れない

学業に時間を使いたい場合は、週1〜2回から働ける職場を選ぶ、土日だけ働く、単発の仕事を空いた日だけ入れる、長期休みに集中して働く、といった方法があります。

特に、学期中は単発の仕事を少しだけ入れ、長期休みにまとめて働く方法は、学業の予定に合わせて柔軟に働けます。週1〜2回で働く方法は週1・週2から働けるバイトの探し方|学業優先の働き方、単発の仕事は短期・単発バイトの探し方と注意点|1日だけ働くで扱っています。

少ない回数で働く場合は、仕事を覚えるまでに時間がかかることもあります。最初のうちはメモを取る、前回の勤務を振り返ってから出勤するなどの工夫をすると、間隔が空いても流れを思い出しやすくなります。

18両立しやすい職場の特徴

職場選びの段階で、両立のしやすさは大きく変わります。

1学生のスタッフが多い試験期間の調整に慣れている
2シフトの提出が柔軟時間割の変更に対応しやすい
3最低勤務日数が少ない回数を抑えやすい
4大学や自宅から近い移動の時間が少ない
51回の勤務時間を選べる空き時間に合わせやすい

学生のスタッフが多い職場は、試験期間や時間割の変更に合わせたシフトの調整に慣れていることが多く、学業と両立しやすい傾向があります。シフトの提出が柔軟か、最低勤務日数が少ないか、1回の勤務時間を選べるかも、両立のしやすさに関わります。

応募の段階で、面接でこうした点を確認しておくと、働き始めてから「思ったより調整が利かない」と困ることを防げます。バイト選びの条件の決め方は、バイト選びで最初に決める3つの条件|時給より先に見るもので扱っています。

19記録して見直す

計画と実際の差を、定期的に確認します。

11週間のバイトの時間計画より多くなっていないか
2課題の提出の状況遅れていないか
3授業の欠席増えていないか
4睡眠の時間削られていないか
5体調・気分疲れがたまっていないか

最初に計画した時間の配分と、実際の生活には差が出るものです。1週間のバイトの時間、課題の提出の状況、授業の欠席、睡眠の時間、体調を簡単に記録し、月に一度くらい見直してみてください。

頼まれてシフトを引き受けるうちに、計画より多く働いていることもあります。記録を見返して、計画と実際の差に気づいたら、早めに調整しましょう。

20相談できる窓口

両立に悩んだら、大学の窓口に相談できます。

悩み 相談先
履修の組み方・必要な単位 教務の窓口
生活費のためにバイトを減らせない 学生課・奨学金の窓口
シフトを減らさせてもらえない 学生課・キャリアセンター
疲れや気持ちの落ち込み 学生相談室・保健管理センター

学業とバイトの両立に悩んだときは、履修の組み方は教務の窓口、お金の事情でバイトを減らせない場合は学生課や奨学金の窓口、疲れや気持ちの落ち込みは学生相談室や保健管理センターに相談できます。

一人で抱え込まず、早めに相談することで、利用できる制度や、無理のない配分の考え方が見つかることがあります。

21よくある質問

大学生のバイトは週何回までなら大丈夫ですか?

回数だけで決まる答えはありません。1回あたりの勤務時間、履修している授業の数、課題の量、通勤の時間、仕事の負担によって、無理のない回数は人それぞれです。1週間の中で、睡眠、授業、予習・復習・課題、通学、生活、休息の時間を先に確保し、残った時間の中でバイトの時間を決めてください。

予習や復習の時間はどのくらい必要ですか?

大学の単位は、1単位を45時間の学修を必要とする内容で構成することが標準とされ、この時間には授業外の予習・復習も含まれると考えられています。授業の形式や大学によって扱いは異なりますが、授業に出る時間だけでなく、授業外の学修の時間も学業の時間として確保することが大切です。

週2回×4時間と週4回×2時間、どちらがいいですか?

生活によって向き不向きがあります。通勤に時間がかかる場合は回数が少ない方が移動の負担が減り、授業の空き時間に短く働ける職場なら回数が多くても予定を組みやすいことがあります。1回が長いと、その日は学業に使える時間が減る点も考えて選んでください。

1年生はどのくらい働いていいですか?

1年生は必修や語学の授業が多く、大学生活に慣れる時期でもあるので、少なめから始めて様子を見るのがおすすめです。授業や課題にどのくらい時間が必要かを把握してから、無理のない範囲で増やしていきましょう。

試験期間はバイトを休むべきですか?

試験期間中と直前は、できるだけシフトを入れないのが理想です。試験の2〜3週間前から少しずつ回数を減らし始めると、勉強の時間を確保しやすくなります。試験期間のシフトの調整は、学期の初めから店長に伝えておきましょう。

生活費のために、どうしても多く働く必要があります。

1か月に必要なお金から逆算し、必要な勤務時間が学業に必要な時間を引いた残りに収まるかを確認してください。収まらない場合は、支出の見直し、奨学金や授業料の減免などの制度、家族との相談を考え、大学の学生課や奨学金の窓口に相談しましょう。

掛け持ちをしている場合はどう考えればいいですか?

二つの職場の勤務時間と移動の時間を合計して考えてください。一つずつは少なくても、合計すると学業の時間を圧迫していることがあります。試験期間のシフトは両方の職場に伝え、年収も二つの職場の収入を合計して管理しましょう。

計画どおりにいきません。

計画と実際には差が出るものです。1週間のバイトの時間、課題の状況、欠席、睡眠を簡単に記録し、月に一度見直してください。頼まれてシフトを引き受けるうちに計画より多く働いていることもあるので、差に気づいたら早めに調整しましょう。

学業と両立しやすいバイトの特徴はありますか?

学生のスタッフが多い、シフトの提出が柔軟、最低勤務日数が少ない、大学や自宅から近い、1回の勤務時間を選べる、といった職場は両立しやすい傾向があります。応募の段階で、面接で確認しておくと安心です。

どんなサインが出たら、バイトを減らすべきですか?

授業を休むことが増えた、課題がぎりぎりになる、授業中に眠い、休日がない、いつも疲れている——こうしたサインが出たら、今の配分に無理がある合図です。早めにシフトを減らす相談をしてください。

22まとめ|学業の時間を先に確保し、残りの時間でバイトを考える

「週何回まで」は、回数ではなく時間の総量で考えてください。1回あたりの勤務時間、授業の数、課題の量、通勤の時間によって、無理のない回数は人それぞれです。

大学の単位は、授業外の予習・復習も含めた学修の時間を前提に組み立てられています。睡眠、授業、予習・復習・課題、通学、生活、休息の時間を先に確保し、残りの時間の中から、余裕を持ってバイトの時間を決めましょう。

同じ時間でも、回数と1回の時間の組み合わせ、時間帯、移動の時間、仕事の負担で、学業への影響は変わります。自分の生活に合う組み合わせを選んでください。

学年や学期、試験期間によって配分を変えるのが基本です。学期中は少なめに、長期休みに集中して、試験の前は大きく減らしましょう。

最後に。無理のサインが出たら、早めに減らしてください。記録して定期的に見直し、悩んだら大学の窓口に相談しましょう。

この記事について:本記事は一般的な考え方の整理であり、特定の大学の履修の規定や、特定の人に適した勤務の回数・時間を示すものではありません。単位と学修時間の扱い、授業の形式ごとの授業時間、課題の量などは大学や授業によって異なり、制度も変更されることがあります。記載の時間の計算は考え方を示すための例です。履修や卒業の要件については在籍する大学の履修要項・教務の窓口で、奨学金や学費については奨学金の窓口・学生課でご確認ください。心身の不調が続く場合は、在籍する大学の学生相談室・保健管理センター、または医療機関にご相談ください。