バイトの辞め方|伝える時期・相手・言い方
辞めるときは、まず雇用契約と職場の決まりを確認し、できるだけ早めに、店長など雇用の責任者に、対面で伝えるのが基本です。伝え方は「時間をもらう→辞めたい時期→簡潔な理由→お礼」の順で十分で、理由を詳しく説明する必要はありません。引き止められても、意思が固まっているなら丁寧に繰り返せば大丈夫です。最終出勤日、返却物、最後の給料、源泉徴収票を確認し、辞めさせてもらえない・最後の給…
「バイトを辞めたい。でも、いつ、誰に、どう言えばいいのかわからない」
学業に集中したい、就職活動が始まる、ほかのバイトに移りたい、職場が合わない——辞める理由は人それぞれですが、切り出し方に悩む人は非常に多いものです。
「人手不足なのに申し訳ない」「怒られたらどうしよう」「引き止められたら断れない」——そうした不安から、言い出せないまま時間が過ぎてしまうこともあるでしょう。
この記事では、辞めることを伝える時期と相手、伝え方の文例、辞めるまでにしておくこと、そして辞めさせてもらえない・最後の給料が払われないといったトラブルへの対処を整理します。
この記事を7枚で
1 / 701辞める前に確認すること
伝える前に、手元の情報を整理します。
| 確認すること | どこで確認するか |
|---|---|
| 契約の期間の定めがあるか | 雇用契約書・労働条件通知書 |
| 退職の申し出の時期の決まり | 就業規則・契約書・研修の資料 |
| シフトがいつまで決まっているか | シフト表 |
| 返却するもの | 制服・名札・鍵など |
| 給料の締め日と支払日 | 給与明細・契約書 |
| 自分の辞めたい時期 | 学業・次のバイトの予定 |
辞めることを伝える前に、まず雇用契約書や労働条件通知書を確認してください。契約の期間の定めがあるかどうか、退職の申し出についての決まりがあるかどうかで、伝えるべき時期が変わります。
また、すでに決まっているシフトがいつまであるのか、給料の締め日と支払日がいつなのかを確認しておくと、辞める時期を決めやすくなります。書類が見つからない場合は、店長に「辞める場合の決まりを確認したい」と聞いてもかまいません。
02雇用契約の種類と辞める時期
契約の期間の定めがあるかどうかで、考え方が変わります。
| 契約の種類 | 考え方の目安 |
|---|---|
| 期間の定めがない | 民法上、申し出から2週間が経過すると契約が終了するとされる |
| 期間の定めがある | 原則として期間の満了まで・途中で辞めるにはやむを得ない事情が必要とされる |
| 職場の決まり | 「1か月前までに」などとされていることが多い |
契約の期間の定めがない雇用契約では、民法上、退職の申し出をしてから2週間が経過すると契約が終了するとされています。一方、「〇月〇日まで」のように期間の定めがある契約では、原則として期間が満了するまで働くことが前提になり、途中で辞めるにはやむを得ない事情が必要とされるなど、扱いが異なります。
多くの職場では、「辞める場合は1か月前までに申し出ること」などの決まりを設けています。職場の決まりと法律上の考え方の関係は、ケースによって判断が分かれることもありますが、円満に辞めるためには、できる範囲で職場の決まりに沿って早めに伝えるのが望ましいでしょう。自分の契約でどう考えればよいか迷う場合は、大学の学生課や公的な相談窓口で確認してください。
03伝える時期の目安
「早めに」が、自分にとっても職場にとっても楽です。
辞める時期が決まったら、できるだけ早めに伝えてください。早く伝えるほど、店長は新しい人を募集したり、ほかのスタッフでシフトを調整したりする時間を取ることができます。
特に、次のシフトが組まれる前に伝えると、すでに決まったシフトを変更してもらう必要がなくなり、話がスムーズに進みます。「言いにくいから」と先延ばしにするほど、辞める時期が迫り、かえって伝えにくくなります。
04避けたいタイミング
伝える「日」と「時間」も選びます。
辞める話は、混雑している時間帯やほかのスタッフがいる前ではなく、シフトの前後などに時間を取ってもらい、落ち着いて話せる場所で伝えてください。
ミスをして注意された直後に「辞めます」と伝えると、感情的に辞めようとしているように受け取られ、引き止めや説得を受けやすくなります。辞めると決めた理由がほかにある場合でも、少し時間を置いて落ち着いてから伝える方が、話が進みやすくなります。
05伝える相手
雇用の責任者に、最初に伝えます。
辞めることは、店長など雇用の責任者に最初に伝えてください。仲の良い同僚に先に話すと、噂として店長の耳に入り、「本人から聞いていない」と気まずくなることがあります。
店長になかなか会えない場合は、社員やシフトリーダーに「店長にご相談したいことがあるので、時間を取っていただけるよう伝えてもらえますか」と取り次ぎを頼みます。派遣会社を通して働いている場合は、派遣先ではなく派遣元の担当者に伝えるのが基本です。
06伝える方法
基本は対面、事情があれば電話やメールも。
辞めることは、対面で伝えるのが基本です。表情や声のトーンも含めて伝わるため、誤解が生まれにくく、その場で最終出勤日や手続きについても相談できます。
店長と会う機会がほとんどない場合は、電話で伝えてかまいません。ハラスメントを受けている、職場に行くこと自体が心身の負担になっている、といった事情がある場合は、無理に対面にこだわらず、電話やメールで伝えてください。伝えた内容と日時は、記録として残しておくと安心です。
07伝える順番
この順番で話すと、短く伝わります。
| 順 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 1 | 時間をもらう | 「ご相談があるので、少しお時間をいただけますか」 |
| 2 | 辞めたいことと時期 | 「〇月末でアルバイトを辞めさせていただきたいです」 |
| 3 | 簡潔な理由 | 「学業に専念したいためです」 |
| 4 | お礼 | 「これまで本当にお世話になりました」 |
| 5 | 手続きの確認 | 「最後の出勤日や返すものについて教えてください」 |
最初に時間をもらい、次に「辞めたい」ということと、その時期をはっきり伝えます。「辞めようか迷っていて」と相談の形で切り出すと、引き止めの話に進みやすくなるので、意思が固まっている場合は「辞めさせていただきたいです」と伝えてください。
理由は短く伝え、これまでのお礼を添えます。最後に、最終出勤日や返却物、手続きについて確認すれば、伝えるべきことはすべて伝わります。
08伝え方の文例
場面に合わせて使える例です。
| 場面 | 文例 |
|---|---|
| 対面 | 「店長、お忙しいところすみません。〇月末でアルバイトを辞めさせていただきたいと考えています。学業に専念したいためです。これまで本当にお世話になりました」 |
| 電話 | 「〇〇です。今お時間よろしいでしょうか。〇月末で退職させていただきたく、お電話しました」 |
| メール | 「お疲れさまです。〇〇です。突然のご連絡で失礼いたします。〇月〇日をもって退職させていただきたく、ご連絡いたしました。これまでお世話になり、ありがとうございました」 |
文例はそのまま使ってもかまいませんが、普段の自分の話し方に近い言葉にすると自然に伝わります。大切なのは、「辞めたい」「いつ」「お礼」の三つがはっきり伝わることです。
メールで伝える場合は、件名に「退職のご相談(〇〇)」のように名前を入れておくと、店長も内容がすぐにわかります。送った後、返事がない場合は、電話でも一度確認しておくと安心です。
09理由の伝え方
詳しく説明する義務はありません。
辞める理由は、「学業に専念したい」「就職活動が始まる」など、簡潔に伝えれば十分です。本当は職場の人間関係が理由でも、それを細かく説明する必要はありません。
職場への不満を並べると、「それなら改善するから続けてほしい」と話が長引いたり、関係がこじれたりしやすくなります。一方で、その場しのぎの嘘を重ねると、後で話が合わなくなることもあります。言いたくない場合は、「一身上の都合で」と伝えてかまいません。
10理由別の言い方
本当の理由を、角の立たない言葉にします。
ほかのバイトに移る場合、「時給が高いところに移ります」とそのまま伝えるより、「別の仕事に挑戦してみたくて」と伝える方が角が立ちにくくなります。
人間関係が理由の場合で、店長にすでに相談している、あるいは今後同じことが起きないよう伝えておきたい、という場合は、事実を伝えてもかまいません。職場の人間関係の悩みについては、バイト先の人間関係が合わないとき|距離の取り方でも扱っています。
11引き止められたとき
意思が固まっているなら、丁寧に繰り返します。
| 引き止めの言葉 | 返し方の例 |
|---|---|
| 「人手が足りないから困る」 | 「ご迷惑をおかけしてすみません。ただ、決めたことなので」 |
| 「シフトを減らせば続けられる?」 | 「ありがとうございます。でも、辞めると決めました」 |
| 「次の人が見つかるまで」 | 「〇月末までは責任を持って働きます」 |
| 「時給を上げるから」 | 「お気持ちはうれしいのですが」 |
| 「もう少し考えて」 | 「十分考えて決めました」 |
人手不足の職場では、辞めることを伝えると引き止められることがよくあります。店長にとっては困る話なので、引き止めること自体は自然な反応です。
シフトを減らすなどの提案が自分にとって魅力的なら、考え直すのも一つの選択です。しかし、辞める意思が固まっている場合は、「ありがとうございます。でも、決めたことなので」と、感謝を伝えつつ同じ答えを丁寧に繰り返してください。理由を追加で説明するほど、その理由への対策を提案されて話が長引きます。
12最終出勤日までの過ごし方
最後まで、いつもどおりに働きます。
辞めることが決まった後も、最終出勤日までは職場の一員です。決まっているシフトはきちんと守り、いつもどおりに仕事をしてください。最後の数週間の働き方が、その職場での印象として残ります。
辞めることをほかのスタッフにどう伝えるかは、店長と相談して決めるとよいでしょう。これから働き続ける人たちの前で、職場の不満を話すことは避けてください。
13引き継ぎ
自分だけが知っていることを残します。
アルバイトの仕事の多くは、ほかの人も同じようにできる作業ですが、自分が中心になって担当していた作業や、自分だけが知っている情報がある場合は、店長や後任の人に伝えておいてください。
塾講師や家庭教師のように、生徒を担当していた場合は、授業の進み具合や生徒のつまずいている点などを、後任の人がわかるようにまとめておくと、生徒にとっても安心です。
14返すもの・受け取るもの
最終出勤日までに確認しておきます。
制服や名札、鍵など、職場から借りていたものは、最終出勤日までに返却してください。制服はクリーニングしてから返すよう決められている職場もあるので、事前に確認しておきましょう。
源泉徴収票は、その年に受け取った給料と、差し引かれた所得税の額が書かれた書類で、年末調整や確定申告に使います。辞めた後に発行されることもあるので、いつ、どのように受け取れるかを確認しておいてください。
15最後の給料
辞めた後も、働いた分の給料は支払われます。
辞めた後も、働いた分の給料を受け取る権利があります。最後の給料の支払日と支払方法を確認し、振り込まれたら、自分の勤務の記録と照らし合わせてください。辞めた人から請求があった場合の賃金の支払いについても、法令上の定めがあります。
「急に辞めたから給料は払わない」「制服代を差し引く」などと言われた場合は、問題がある可能性があります。そのまま受け入れず、大学の学生課や総合労働相談コーナーに相談してください。給料日の確認の仕方はバイトの給料日と支払いの仕組み|締め日・振込・手渡しでも扱っています。
16最後のあいさつ
短いお礼で、気持ちよく区切りをつけます。
| 相手 | あいさつの例 |
|---|---|
| 店長 | 「〇か月間、本当にお世話になりました。ありがとうございました」 |
| 一緒に働いた人 | 「今日で最後になります。いろいろ教えていただいてありがとうございました」 |
| シフトが合わない人 | 職場の決まりの範囲で、店長に伝言を頼む |
最終出勤日には、店長や一緒に働いた人たちに、短くお礼を伝えてください。長いあいさつや、お菓子などの差し入れは必須ではありません。職場の雰囲気に合わせて判断すればよいでしょう。
気持ちよく辞めておくと、将来その店を客として訪れたときや、同じ業界でアルバイトを探すときにも、気まずい思いをせずに済みます。
17対面で言うのがつらいとき
自分を守ることを優先してかまいません。
ただ緊張して言い出せないという場合は、「ご相談があるので、少しお時間をいただけますか」という最初の一言だけを決めておくと、切り出しやすくなります。言いたいことをメモにしておき、それを見ながら話してもかまいません。
ハラスメントを受けている、職場に行くことで体調を崩している、といった場合は、対面で伝えることにこだわる必要はありません。電話やメールなど、記録の残る方法で伝えてください。ハラスメントについてはバイト先でのハラスメント|相談できる窓口と記録の残し方で扱っています。
18辞めさせてもらえないとき
働く人には、退職の自由があります。
| 言われること | 考え方 |
|---|---|
| 「後任が見つかるまで辞めさせない」 | 後任の確保は職場の役割 |
| 「辞めるなら給料を払わない」 | 働いた分の給料は支払われるべきもの |
| 「退職届を受け取らない」 | 記録の残る方法で伝える |
| シフトを勝手に入れ続けられる | 辞める意思と日付を改めて書面で伝える |
「後任が見つかるまで辞めさせない」「今辞められたら困る」と、辞めることを認めてもらえないケースもあります。しかし、人手を確保するのは本来職場の役割であり、働く人には退職の自由があります。
口頭で伝えても取り合ってもらえない場合は、辞めたい日付を書いたメールや書面を送り、伝えた記録を残してください。それでも解決しない場合は、大学の学生課や総合労働相談コーナーに相談できます。
19損害賠償を持ち出されたとき
その場で応じたり、約束したりしないでください。
| 言われること | 対応 |
|---|---|
| 「辞めるなら損害賠償を払え」 | 応じず、記録して相談 |
| 「罰金を払え」 | 応じず、相談 |
| 「急に辞めた分の求人費用を払え」 | 応じず、相談 |
辞めると伝えたときに、「損害賠償を請求する」「罰金を払え」などと言われることがあります。こうした言葉に驚いて、その場で支払いを約束したり、書類に署名したりしないでください。
働く人が辞めたことを理由に賠償を求めることが認められるかどうかは限られた場合であり、また、あらかじめ違約金や賠償額を決めておくことは法令で禁止されています。言われた内容と日時を記録し、大学の学生課や総合労働相談コーナーに相談してください。
20無断で辞めるのは避ける
黙って来なくなると、自分が困ることになります。
言い出しにくいからと、連絡をせずに職場に行かなくなると、職場から何度も連絡が来たり、最後の給料や源泉徴収票の受け取りが面倒になったり、返却物をめぐってトラブルになったりします。
どうしても対面で伝えられない場合でも、電話やメールで「辞めたい」「いつまで」の二点だけは伝えてください。それだけで、その後の手続きが進めやすくなります。
21相談できる窓口
辞めるときのトラブルは、一人で抱えないでください。
総合労働相談コーナーは、各都道府県の労働局や労働基準監督署などに設けられている公的な相談窓口で、アルバイトでも無料で相談できます。場所や受付の時間は、厚生労働省の案内で確認してください。
相談するときは、雇用契約書、シフト表、給与明細、辞めることを伝えた日時と方法の記録などを用意しておくと、状況を正確に伝えられます。
22よくある質問
バイトを辞めるときは、何日前に言えばいいですか?
まず雇用契約と職場の決まりを確認してください。期間の定めがない契約では、民法上、申し出から2週間が経過すると契約が終了するとされていますが、職場では「1か月前までに」などと決められていることが多くあります。円満に辞めるためには、できる範囲で職場の決まりに沿って早めに伝えるのが望ましいでしょう。期間の定めがある契約では扱いが異なるので、迷う場合は相談窓口で確認してください。
辞める理由は正直に言わなければいけませんか?
詳しく説明する義務はありません。「学業に専念したい」「就職活動に集中したい」など簡潔に伝えれば十分で、言いたくない場合は「一身上の都合で」でもかまいません。職場への不満を並べると話がこじれやすいので、前向きな理由を選ぶと伝えやすくなります。
メールやメッセージで辞めると伝えてもいいですか?
基本は対面ですが、店長に会う機会がない場合は電話でもかまいません。ハラスメントを受けている、職場に行くと体調が悪くなるといった事情がある場合は、無理に対面にこだわらず、電話やメールなど記録の残る方法で伝えてください。
引き止められて辞められません。
辞める意思が固まっているなら、「ありがとうございます。でも、決めたことなので」と、感謝を伝えつつ同じ答えを丁寧に繰り返してください。理由を追加で説明するほど、対策を提案されて話が長引きます。それでも辞めさせてもらえない場合は、辞めたい日付を書面やメールで伝えて記録を残し、大学の学生課や総合労働相談コーナーに相談してください。
人手不足の時期に辞めるのは申し訳ないです。
申し訳なく思う気持ちは自然ですが、人手を確保するのは職場の役割です。できるだけ早めに伝え、最終出勤日まで決まったシフトをきちんと守れば、十分に誠実な辞め方です。自分の学業や生活を犠牲にしてまで続ける必要はありません。
辞めたら最後の給料はもらえますか?
もらえます。働いた分の給料は、辞めた後も支払われるべきものです。支払日と支払方法を確認し、振り込まれたら勤務の記録と照らし合わせてください。「急に辞めたから払わない」などと言われた場合は、総合労働相談コーナーなどに相談してください。
「辞めるなら損害賠償を払え」と言われました。
その場で応じたり、書類に署名したりしないでください。辞めたことを理由に賠償が認められるのは限られた場合で、あらかじめ違約金や賠償額を決めておくことは法令で禁止されています。言われた内容と日時を記録し、大学の学生課や総合労働相談コーナー、法テラスなどに相談してください。
源泉徴収票は必ずもらうべきですか?
もらっておいてください。その年に受け取った給料と差し引かれた所得税の額が書かれた書類で、次のバイト先での年末調整や、自分で確定申告をするときに必要になります。辞めた後に発行されることもあるので、受け取り方を確認しておきましょう。
期間の定めがある契約でも途中で辞められますか?
期間の定めがある契約では、原則として期間の満了まで働くことが前提になり、途中で辞めるにはやむを得ない事情が必要とされるなど、期間の定めがない契約とは扱いが異なります。まずは店長に事情を伝えて相談し、合意のうえで辞められないか話し合ってください。判断に迷う場合は、大学の学生課や総合労働相談コーナーで確認してください。
連絡せずにそのまま行かなくなってもいいですか?
避けてください。職場や家族に何度も連絡が来る、最後の給料や源泉徴収票の受け取りが面倒になる、返却物でトラブルになる、といったことが起こりやすくなります。どうしても対面で言えない場合でも、電話やメールで「辞めたい」「いつまで」の二点だけは伝えてください。
23まとめ|確認して、早めに、責任者に、簡潔に伝える
辞める前に、雇用契約と職場の決まりを確認してください。期間の定めの有無や、申し出の時期の決まりによって、伝えるべき時期が変わります。
できるだけ早めに、店長など雇用の責任者に、対面で伝えるのが基本です。混雑している時間やほかのスタッフの前は避け、時間をもらってから話しましょう。
伝え方は「辞めたい時期→簡潔な理由→お礼」で十分です。理由を詳しく説明する必要はなく、引き止められても、意思が固まっているなら丁寧に繰り返せば大丈夫です。
最終出勤日までは、いつもどおりに働きます。返却物、最後の給料、源泉徴収票を確認し、短いお礼で区切りをつけてください。
最後に。辞めさせてもらえない、最後の給料が払われない、損害賠償を持ち出された——そんなときは、一人で抱えず、大学の学生課や総合労働相談コーナーに相談してください。