大学生が動画編集を始めるには?必要な機材とソフト
今あるパソコンと、無料または低価格のソフトで始めてください。最初に必要なのは編集ソフト・保存容量・そして「編集する素材」の3つだけです。高性能なパソコン、外付けモニター、専用マウス、カメラ、マイクは、すべて後で判断していい。そして最も重要なのは、「10本作る」ことです。1本目は必ず下手です。機材を揃えることに時間を使うより、下手なまま10本作るほうが上達します。
動画編集は、大学生が始めやすいスキルのひとつです。
理由は明確で、すでに持っているスマホやパソコンで始められること、そして作ったものが目に見えることです。
ただし、始めようとすると最初につまずくのは「機材とソフトを何にするか」です。調べると高価な機材の話が出てきて、そこで止まってしまう人が多い。
この記事では、「今持っているもので始める」という前提で、何が必要で、何が要らないのかを整理します。買い足す判断は、続けられると分かってからで十分です。
この記事を7枚で
1 / 701この記事の前提
最初に、この記事が扱う範囲を明確にします。
具体的な価格は書きません。ソフトの料金体系は変更されることがあり、キャンペーンや学生向けの条件もあります。公式サイトで確認するのが確実です。
そして、稼ぐ話はこの記事では扱いません。案件の取り方は別の記事で扱います。
この記事の目的は、「始めること」だけです。
なぜなら、始める前に稼ぐ話を考えると、機材に投資しすぎるからです。まず作れるかどうかを確かめてください。
02最初に必要な3つ
必要なものは、実は少ないです。
これだけです。
「パソコンは?」と思うかもしれませんが、今持っているもので始められる可能性が高い——次章で扱います。
調べると出てくる「必要なもの」リストには、高性能なパソコン、外付けSSD、カラーマネジメント対応モニター、専用のマウスやキーボード、カメラ、マイク、照明などが並びます。
これらは、続けると決まってから考えれば十分です。
- まず1本作ってみる:今あるもので
- 続けられそうか確かめる
- 困ったことを記録する:何が足りなかったか
- 困ったことに対応するものだけ買う
- 先回りして買わない
「困ってから買う」という順序を守ってください。
先に機材を揃えると、「これだけ使ったから続けなきゃ」という気持ちになり、かえって苦しくなります。そして合わなかった場合の損失も大きい。
03パソコンは今あるもので
最も重要な章です。
「動画編集には高性能なパソコンが必要」という説明をよく見ます。ある程度は事実ですが、始めるだけなら今あるもので試せることが多い。
「大学の情報教室のPC」——これを確認してください。
大学によっては、編集ソフトが導入されたパソコンが使えることがあります。すでに学費に含まれている資源です。
- 情報教室にどんなソフトが入っているか
- 利用時間と条件
- データの保存はどうするか:持ち出し用の容量が必要
- 大学がソフトのライセンスを提供していないか
- メディア系の学部・サークルの設備
大学がソフトのライセンスを提供している場合があります。教育機関向けの提供です。必ず確認してください。
そして、スマホでも編集は始められます。
本格的な編集には限界がありますが、「編集とはどういう作業か」を体験するには十分です。まずスマホで1本作ってみる——これも有効な入り口です。
04スペックの考え方
パソコンの性能について、考え方を整理します。
動画編集で性能が効くのは、主に次の場面です。
- 重要なのは、「遅くてもできる」ということです。
- 性能が低いと、待ち時間が増える。しかし作業自体はできます。
- そして、負荷を下げる工夫があります。
- 短い動画から始める:1〜3分程度
- 画質を落として編集する:多くのソフトにプレビュー画質の設定がある
- エフェクトを減らす:まずはカットと文字だけ
- 他のアプリを閉じる:メモリを空ける
- 書き出しは時間のあるときに
「プレビュー画質を落とす」——これは多くのソフトにある機能です。編集中の表示だけ粗くして、書き出しは元の画質で行う。これで負荷がかなり下がります。
買い替えを検討するのは、実際に作業して「待ち時間が我慢できない」と感じてからで十分です。
そして、その判断は「何本か作った後」にしてください。続かなかった場合、高価な買い物が無駄になります。
05編集ソフトの選び方
ソフト選びの考え方を示します。
「動作条件を公式で確認」が最初です。
ソフトには必要なOSバージョンやメモリなどの条件があります。公式サイトに記載されているので、自分のパソコンで動くかを確認してください。
そして、「情報が多いか」——これは軽視されがちですが重要です。
使う人が多いソフトは、詰まったときに調べれば解決策が見つかります。使う人が少ないソフトだと、同じ問題でも情報が出てこない。
最初は、情報が多いソフトを選ぶほうが挫折しにくい。
- まず無料または低価格のもので試す
- 合わなければ変えていい:基本操作は共通点が多い
- いきなり高価なものを契約しない
- 無料体験があれば使う
- 学生向けの条件を確認する
「合わなければ変えていい」——ソフトによって操作は違いますが、編集の考え方(カット、並べる、文字を入れる、音を調整する)は共通です。1つ覚えれば、他に移るのは難しくありません。
06ソフトの種類と特徴
大まかな分類を示します。具体的な製品名や価格は、公式サイトで確認してください。
| 種類 | 特徴 | 向く場面 |
|---|---|---|
| OSに標準で入っているもの | 無料。基本的な編集 | 最初の1本 |
| 無料の編集ソフト | 機能が多いものもある | 費用をかけずに続ける |
| 買い切り型 | 一度払えば使える | 長く使う場合 |
| 月額・年額型 | 継続して費用がかかる | 本格的に使う場合 |
| スマホアプリ | 手軽。無料のものも | 試す、短い動画 |
| ブラウザ上のサービス | インストール不要 | PCの性能が低い場合 |
「OSに標準で入っているもの」から始める——これが最も費用がかかりません。
WindowsにもMacにも、基本的な動画編集ができる機能が用意されていることがあります。まずこれで1本作ってみる。
機能は限られますが、「カットして、並べて、書き出す」という基本の流れは体験できます。
そして、月額型を契約する前に考えてほしいことがあります。
- 毎月払い続けられるか:学生には負担になり得る
- 使わない月も費用がかかる
- 解約の方法を確認しておく
- 無料体験の期間と、自動更新の有無
- 学生向けの条件があるか
「無料体験の自動更新」に注意してください。体験期間が終わると自動で課金が始まることがあります。継続しないなら、期限前に手続きが必要です。
07保存容量の話
見落とされがちですが、重要です。
動画ファイルは大きい。編集を続けると、パソコンの容量がすぐに埋まります。
対策を挙げます。
- まず空き容量を確認する:始める前に
- 不要なファイルを整理する
- 一時ファイルの保存場所と削除方法を確認:ソフトの設定にある
- 完成したら素材を整理する:残すか消すか決める
- 足りなくなったら外付けの保存装置を検討
「一時ファイル」に注意してください。
編集ソフトは作業を速くするために中間ファイルを作ります。これが気づかないうちに容量を圧迫することがあります。設定で保存場所と削除方法を確認してください。
そして、外付けの保存装置について。
これは「困ってから買う」の典型例です。容量が足りなくなってから買えばいい。最初から用意する必要はありません。
ただし、バックアップは考えてください。作業中のデータが消えると、やり直しになります。大事な作業はクラウドや別の場所にも保存しておくと安全です。
08編集する素材をどうするか
意外な壁です。
「編集を始めよう」と思っても、編集する素材がない——これで止まる人がいます。
「自分で撮る」が最も簡単です。スマホで十分。
何を撮るか迷ったら——次のようなものが練習になります。
- 日常の様子:通学路、部屋、食事
- サークルや部活の活動:後で使ってもらえることも
- 旅行や外出の記録
- 友人との時間:公開する場合は必ず本人の同意を得る
- 大学の風景:撮影が認められている場所か確認
「本人の同意」は必ず得てください。
人が映っている動画を公開する場合、映っている人の許可が必要です。練習として自分だけで見るなら問題ありませんが、公開するなら必ず確認してください。
そして、撮影が制限されている場所があります。施設内、店舗内、大学の一部の場所など。ルールを確認してください。
09最初は要らないもの
買わなくていいものを明確にします。
- ほぼ全部が「最初は不要」です。
- なぜこれらが勧められるのか。
- 理由の一つは、あると便利だからです。実際、作業効率は上がります。
もう一つは、紹介する側に報酬が発生する構造があるからです。この記事も含めて、紹介記事には利害があります。
だからこそ、「最初は要らない」と書いています。
- まず1本作る:今あるもので
- 困ったことをメモする
- 10本作ってから、買い足すか判断
- 「あると便利」で買わない:「ないと困る」で買う
- 学生の予算は限られている
10本作っても続いているなら、そこで初めて投資を検討してください。その時点なら、自分に何が必要かが具体的にわかっています。
10後から買うか判断するもの
続けると決まってから、検討する価値があるものを挙げます。
| もの | 買うタイミング | 解決する困りごと |
|---|---|---|
| 外付けの保存装置 | 容量が足りなくなったら | 保存場所 |
| マイク | 声を入れるようになったら | 音質 |
| 外付けモニター | 画面が狭いと感じたら | 作業効率 |
| 三脚 | 手ブレが気になったら | 撮影の安定 |
| PCの買い替え | 待ち時間が我慢できないなら | 処理速度 |
| 有料ソフト | 無料版の機能で足りなくなったら | 機能 |
- 「解決する困りごと」の列を見てください。
- 買う理由は、常に「今困っていること」であるべきです。「あったほうがいいから」では買わない。
- そして、優先順位を考えるなら。
- 1位:保存容量——実際に困りやすい
- 2位:マイク——声を入れるなら効果が大きい
- 3位:モニター——作業効率が上がる
- 最後:PC買い替え——最も高額
- カメラは、スマホで足りないと感じてから
「マイクの効果が大きい」——これは覚えておいてください。
映像の画質より、音質のほうが視聴者の印象に影響すると言われます。音が聞き取りにくい動画は、最後まで見てもらえません。
声を入れる動画を作るなら、カメラより先にマイクを検討する価値があります。
11編集の基本的な流れ
作業の全体像を示します。
| 順 | 作業 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | 素材を取り込む | ソフトに読み込ませる |
| 2 | 並べる | 使う順番に配置 |
| 3 | カットする | 不要な部分を削る |
| 4 | 文字を入れる | テロップ、字幕 |
| 5 | 音を調整する | 音量、BGM |
| 6 | 見た目を整える | 明るさ、色 |
| 7 | 書き出す | 動画ファイルにする |
- 1本目は、1〜3と7だけでいいです。
- 素材を取り込んで、並べて、いらない部分を削って、書き出す。これだけで1本の動画が完成します。
- 文字も音も色も、後から覚えればいい。
- なぜこう勧めるかというと、「完成させる」経験が最も重要だからです。
- 凝りすぎて完成しない:最もよくある失敗
- 下手でも完成させる:経験になる
- 完成すると次が作りたくなる
- 作らないと上達しない
- 1本目は必ず下手:それでいい
「1本目は必ず下手」——これを受け入れてください。
誰でも1本目は下手です。比較すべきは他人ではなく、自分の1本目です。
12最初に覚える技術
順番を示します。
| 順 | 技術 | なぜ先か |
|---|---|---|
| 1 | カット | 最も使う。効果が大きい |
| 2 | 並べ替え | 構成を作る |
| 3 | 音量の調整 | 聞き取りやすさ |
| 4 | 文字入れ | 伝わりやすくなる |
| 5 | BGMを入れる | 雰囲気が変わる |
| 6 | 明るさ・色の調整 | 見やすくなる |
| 7 | 切り替えの演出 | 使いすぎに注意 |
「カット」が最も重要です。
不要な部分を削るだけで、動画は大きく良くなります。間、言い直し、無音の部分。これを削るのが編集の中心です。
初心者がやりがちなのは、演出を先に覚えること。
切り替えのエフェクトや派手な文字。これらは使いすぎると見づらくなります。
- 演出は控えめに:多用すると疲れる
- カットで整えるのが基本
- 文字は読める大きさと時間で
- 音量は揃える:急に大きくなると不快
- 迷ったら削る:足すより削る
「足すより削る」——編集の基本的な考え方です。
13音の扱い
軽視されがちですが、重要です。
音が悪い動画は、最後まで見てもらえません。映像より音のほうが、視聴の継続に影響します。
撮影段階での工夫が効きます。
- 静かな場所で録る:後から雑音は消しにくい
- マイクに近づく:スマホでも距離で変わる
- 風の音に注意:屋外は特に
- エアコンや冷蔵庫を止める:室内の低い音
- 録った後すぐ聞き返す:撮り直せる
- 「後から雑音は消しにくい」——これが重要です。
- 編集で改善できる範囲には限界があります。撮る段階で静かな環境を選ぶほうが、はるかに効果的です。
- そして、BGMの音量。
作っている本人は内容を知っているので、多少聞き取りにくくても気づきません。他の人に聞いてもらうと、問題が見つかります。
14素材と権利の注意
必ず確認してほしいことです。
音楽、画像、映像などの素材には、著作権があります。使い方を間違えると問題になる可能性があります。
「フリー素材」という言葉に注意してください。
「フリー」が意味する範囲は、素材ごとに異なります。
- 商用利用が可能か:無料でも商用は不可の場合がある
- クレジット表記が必要か
- 加工していいか
- 再配布は可能か
- 利用規約を必ず読む
利用規約を読んでください。「無料」と書いてあっても、条件があることがほとんどです。
そして、練習と公開は違います。
自分だけで見る練習と、インターネットで公開するのでは、権利上の扱いが変わり得ます。公開する場合はより慎重に確認してください。
著作権に関するルールは、文化庁など公的機関の情報をご確認ください。本記事は法的な助言ではありません。
15「10本作る」という進め方
この記事の中心的な提案です。
機材やソフトを比べる時間より、10本作る時間のほうが上達します。
10本目の時点で、「自分に何が必要か」が具体的にわかります。
「書き出しの待ち時間が長すぎる」「音が悪い」「この機能が欲しい」——この時点なら、投資の判断ができます。
逆に、10本作れなかった場合。
それも重要な情報です。合わなかった、続かなかった、面白くなかった。この段階なら、費用はほとんどかかっていません。
- 1本は短くていい:1〜3分
- 完成させることを優先:質より完成
- 公開しなくていい:自分用でいい
- 1本ごとに1つだけ新しいことを試す
- 10本作れたら、続けられる可能性が高い
「1本ごとに1つだけ新しいことを試す」——これが効率的です。
2本目は文字入れ、3本目はBGM、4本目は色調整。一度に全部やろうとすると、完成しません。
16よくあるつまずき
先に知っておくと、対処しやすいものを挙げます。
「こまめに保存」——最も重要な習慣です。
編集ソフトは落ちることがあります。数時間の作業が消えると、やる気も消えます。
- キリのいいところで保存
- 自動保存の設定を確認:多くのソフトにある
- 大きな変更の前に別名で保存
- 作業前にバックアップ:重要な案件なら
- 保存のショートカットを覚える
- そして、「凝りすぎて完成しない」。
- これが最も多い挫折の形です。細部にこだわりすぎて、いつまでも終わらない。
- 締切を決めてください。「今日中に書き出す」と決める。不完全でも完成させるほうが、経験になります。
17学び方の選択肢
操作を覚える方法を整理します。
「動画で学ぶ」が最も相性がいいと考えられます。
動画編集は操作が中心なので、実際の画面を見ながら学ぶのが分かりやすい。そして無料で見られるものが多い。
そして、大学の資源を確認してください。
- 映像系の授業はあるか:履修できるか
- 映像・放送系のサークルはあるか
- 情報教室に編集ソフトはあるか
- 大学がソフトのライセンスを提供していないか
- 詳しい先輩や友人はいるか
サークルは特に有効です。機材が使え、教えてくれる人がいて、作る機会もある。そして費用がかからないことが多い。
有料の講座を検討するのは、独学で詰まってからで十分です。判断の考え方はスクールの記事と共通します。
18次のステップ
10本作れた後のことを、簡単に触れます。
「誰かのために作る」——これが次の大きな一歩です。
自分用に作るのと、人に渡すのは違います。締切があり、要望があり、直しが入る。この経験が、実務に最も近い。
- サークルの活動を編集する
- 友人の依頼を受ける
- 大学のイベントを撮る
- 研究室の記録を作る
- 無償でも経験になる
そして、作ったものは残してください。
ポートフォリオになります。就活でも、仕事を受けるときでも、「作ったものがある」ことが最も強い材料です。
ポートフォリオについてはこちらの記事で扱っています。
19よくある質問
高性能なパソコンは必要ですか?
始めるだけなら不要です。今あるパソコンで短い動画の編集は試せることが多く、プレビュー画質を下げる、短い動画から始める、エフェクトを減らすといった工夫で負荷を下げられます。買い替えを検討するのは、実際に何本か作って「待ち時間が我慢できない」と感じてからで十分です。
最初に必要なものは何ですか?
編集ソフト(無料または低価格のもの)、保存容量、編集する素材の3つだけです。カメラ、マイク、外付けモニター、専用マウス、照明は最初は不要です。まず今あるもので1本作り、困ったことを記録して、それに対応するものだけ後で買ってください。
どのソフトを選べばいいですか?
自分のパソコンで動くか(公式サイトで動作条件を確認)、費用、情報が多いか、操作を覚えやすいかで選んでください。まずOSに標準で入っているものや無料のもので試すのが費用がかかりません。合わなければ変えていい——ソフトが違っても編集の考え方は共通です。大学がライセンスを提供している場合もあるので確認してください。
大学の設備は使えますか?
確認する価値があります。情報教室に編集ソフトが導入されていることや、大学が教育機関向けのライセンスを提供していることがあります。映像・放送系のサークルがあれば、機材が使え、教えてくれる人もいます。すでに学費に含まれている資源なので、まず確認してください。
編集する素材がありません。
スマホで撮れば十分です。日常の様子、サークルの活動、旅行の記録など。過去にスマホで撮った動画も使えます。ただし人が映っている動画を公開する場合は必ず本人の同意を得てください。また撮影が制限されている場所があるので、ルールを確認してください。
最初に何を覚えればいいですか?
カットです。不要な部分を削るだけで動画は大きく良くなります。次に並べ替え、音量の調整、文字入れ。切り替えの演出は使いすぎると見づらくなるので、後回しでかまいません。1本目は「取り込む・並べる・カットする・書き出す」だけで完成させてください。
音楽は自由に使えますか?
市販の楽曲は原則そのまま使えません。「フリー素材」も、フリーが意味する範囲は素材ごとに異なります。商用利用の可否、クレジット表記の要否、加工の可否、再配布の可否を利用規約で必ず確認してください。著作権に関するルールは文化庁など公的機関の情報をご確認ください。本記事は法的な助言ではありません。
上達するにはどうすればいいですか?
10本作ることです。機材やソフトを比べる時間より、実際に作る時間のほうが上達します。1本は1〜3分でよく、公開しなくてかまいません。1本ごとに1つだけ新しいことを試してください。10本目の時点で「自分に何が必要か」が具体的にわかり、そこで初めて投資の判断ができます。
凝りすぎて完成しません。
最も多い挫折の形です。締切を決めてください——「今日中に書き出す」と決める。不完全でも完成させるほうが経験になります。1本目は必ず下手です。比較すべきは他人ではなく、自分の1本目です。完成すると次が作りたくなります。
稼げるようになりますか?
この記事では扱いません。まず作れるかどうかを確かめてください。始める前に稼ぐ話を考えると、機材に投資しすぎます。10本作って続けられそうなら、案件の取り方は別の記事で扱っています。ただし収入は保証できるものではなく、時間もかかります。
20まとめ|今あるもので10本作る
必要なのは3つだけです。編集ソフト、保存容量、編集する素材。
パソコンは今あるもので試せます。プレビュー画質を下げる、短い動画から始める——工夫で負荷は下がります。大学の情報教室やライセンス提供も確認してください。
高性能なパソコン、カメラ、マイク、モニター、照明は、すべて最初は不要です。「あると便利」で買わず、「ないと困る」で買ってください。
そして、10本作ってください。
1本目は必ず下手です。それでいい。完成させることが最も重要で、凝りすぎて完成しないのが最大の挫折要因です。
10本作れたら、自分に何が必要かが具体的にわかります。投資の判断は、その時点でしてください。10本作れなかったなら、それも重要な情報です。費用はほとんどかかっていません。
最後に、素材の権利には注意してください。音楽も画像も、利用規約を必ず読む。人が映る動画を公開するなら本人の同意を得る。ここは省略できません。