大学・キャンパス 更新 2026.09.14 この記事にはPRを含みます

オンライン授業の受け方とコツ|集中を切らさない環境づくり

結論

オンライン授業は「同時配信型」と「録画視聴型」で、必要な対策がまったく違います。同時配信型は時間が固定されるため環境の確保が課題、録画視聴型は自由度が高いぶん先延ばしが最大の敵です。集中を保つ鍵は①場所を固定する ②通知を切る ③手を動かすの3つ。特にノートを取りながら聞くだけで、受動的な視聴から能動的な学習に変わります。出席の扱いは対面と異なることが多く、接続だけでは出席…

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22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.14
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画面の前に座っているのに、内容がまったく頭に入らない。

オンライン授業でこの感覚を経験した人は少なくありません。対面と同じ内容、同じ時間なのに、集中が続かない、記憶に残らない、気づけば別のことを考えている。

原因は意志の弱さではありません。環境の設計が、対面とはまったく違うからです。教室では自動的に確保されていた集中の条件を、自宅では自分で作る必要があります。

この記事では、オンライン授業の形式と違い、出席の扱い、集中を保つ環境づくり、ノートと質問の方法、そして対面と混在する場合の注意点までを整理します。

この記事について:本記事は一般的な受け方の整理です。実施される形式、出席の取り方、視聴の期限、使用するシステム、録画の公開範囲、質問の方法は、大学・科目・担当教員によって異なります。授業の録画・録音や資料を許可なく共有・配布することは認められない場合があります。必ずシラバスと担当教員の指示に従ってください。

この記事を7枚で

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2つの形式同時配信型の特徴録画視聴型の特徴出席の扱い視聴の期限この記事

この記事の流れ

オンライン授業の受け方とコツ

オンライン授業は「同時配信型」と「録画視聴型」で、必要な対策がまったく違います。

1
同時配信型決まった時間に接続する
2
録画視聴型期限内に自分で視聴する
3
資料配布型資料と課題で進める
4
併用型回によって異なる

2つの形式

まず、どちらかを確認します。

オンライン授業は大きく同時配信型と録画視聴型に分かれます。資料の配布と課題だけで進む形式もあります。この違いは決定的です。必要な対策がまったく違うためです。

1
リズムが保てるその時間に環境が必要
2
その場で質問できる通信の不具合が直撃する
3
溜まらない見逃すと取り返せないことも
4
他の学生の反応が見える接続の準備が必要

同時配信型の特徴

時間が固定されます。

同時配信型の利点は、時間が決まっているので溜まらないことです。対面の授業に近い感覚で受けられます。課題はその時間に受講できる環境を確保することです。前後に対面の授業があると、接続できる場所を探す必要があります。

1
都合の良い時間に見られる先延ばしになりやすい
2
止めて確認できる集中が切れやすい
3
繰り返し見られる期限を過ぎると見られない
4
速度を変えられる場合も質問がしにくい

録画視聴型の特徴

最大の敵は先延ばしです。

録画視聴型は、自分の都合に合わせられるのが最大の利点です。分からない箇所で止めて確認したり、繰り返し見たりできます。一方で、「後で見る」が積み重なるのが最大の落とし穴です。

1
接続の記録システムのログ
2
課題の提出提出が出席の証明
3
小テストへの回答授業中または後
4
視聴の記録最後まで見たか

出席の扱い

接続だけでは出席にならないことがあります。

オンライン授業の出席は、対面とは取り方が違います。接続していれば出席になる科目もあれば、課題の提出をもって出席とする科目もあります。

1
公開の期間いつからいつまで
2
出席に必要な期限公開期間と異なることも
3
試験前の再公開あるかどうか
4
期限後の対応相談できるか

視聴の期限

期限を過ぎると見られません。

録画には視聴できる期限が設定されているのが一般的です。期限を過ぎると、その回は見られなくなります。注意すべきは、公開の期間と出席に必要な期限が違うことがある点です。

1
まず、どちらかを確認します。2つの形式
2
時間が固定されます。同時配信型の特徴
3
最大の敵は先延ばしです。録画視聴型の特徴
4
接続だけでは出席にならないことがあります。出席の扱い

まとめ

この記事の要点

同時配信型は時間が固定されるため環境の確保が課題、録画視聴型は自由度が高いぶん先延ばしが最大の敵です。集中を保つ鍵は①場所を固定する ②通知を切る ③手を動かすの3つ。

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012つの形式

まず、どちらかを確認します。

1同時配信型決まった時間に接続する
2録画視聴型期限内に自分で視聴する
3資料配布型資料と課題で進める
4併用型回によって異なる

オンライン授業は大きく同時配信型と録画視聴型に分かれます。資料の配布と課題だけで進む形式もあります。

この違いは決定的です。必要な対策がまったく違うためです。同時配信型は時間が固定される代わりに強制力があり、録画視聴型は自由な代わりに自己管理が求められます。

履修する前に、シラバスでどちらの形式かを確認してください。時間割の組み方にも影響します。

形式が回によって変わる科目もあります。その場合は、毎回の告知を確認する習慣が必要になります。

形式の確認は、履修登録の前に済ませてください。録画視聴型が多い学期は、自己管理の負担が大きくなります。

02同時配信型の特徴

時間が固定されます。

1リズムが保てるその時間に環境が必要
2その場で質問できる通信の不具合が直撃する
3溜まらない見逃すと取り返せないことも
4他の学生の反応が見える接続の準備が必要

同時配信型の利点は、時間が決まっているので溜まらないことです。対面の授業に近い感覚で受けられます。

課題はその時間に受講できる環境を確保することです。前後に対面の授業があると、接続できる場所を探す必要があります。

また、通信の不具合が直接影響します。接続が切れると、その部分の内容を聞き逃します。録画が後から公開されるかどうかを確認しておくと安心です。

この章の要点
  • 接続の準備は、開始の数分前に済ませてください。直前に始めると、不具合に対応する時間がありません。
  • 接続が不安定な場合は、映像を切って音声だけにすると安定することがあります。
  • 開始前に接続しておくと、教員の連絡事項も聞き逃しません。

03録画視聴型の特徴

最大の敵は先延ばしです。

1都合の良い時間に見られる先延ばしになりやすい
2止めて確認できる集中が切れやすい
3繰り返し見られる期限を過ぎると見られない
4速度を変えられる場合も質問がしにくい

録画視聴型は、自分の都合に合わせられるのが最大の利点です。分からない箇所で止めて確認したり、繰り返し見たりできます。

一方で、「後で見る」が積み重なるのが最大の落とし穴です。1週間分が溜まると、追いつくのに数時間かかります。数週間溜まると、事実上追いつけなくなります。

対策は明確で、視聴する時間を時間割に入れてしまうことです。「水曜の3限に見る」と決めれば、対面の授業と同じ扱いになります。

録画を見る際は、通信量にも注意してください。長時間の視聴は、契約によっては制限の対象になります。

倍速で視聴できる場合でも、初回は通常の速度で見ることをおすすめします。内容の取りこぼしが減ります。

視聴の記録は、自分でも残しておくと安心です。

04出席の扱い

接続だけでは出席にならないことがあります。

1接続の記録システムのログ
2課題の提出提出が出席の証明
3小テストへの回答授業中または後
4視聴の記録最後まで見たか
5発言・反応参加の証明

オンライン授業の出席は、対面とは取り方が違います。接続していれば出席になる科目もあれば、課題の提出をもって出席とする科目もあります。

注意したいのが、接続したまま離席していても記録上は出席になるケースと、接続していても課題を出さなければ欠席になるケースの両方があることです。

この扱いは必ず初回に確認してください。「見ていたのに欠席になっていた」という事態を防げます。出席の扱いは大学の出席はどれくらい重要?出席点と欠席の扱いを解説で扱っています。

出席の判定方法が分からない場合は、初回に質問してください。後から確認しても記録は戻りません。

出席の記録が残っているかは、定期的に確認してください。学期末に食い違いが分かっても対応が難しくなります。

記録の確認は、月に一度で十分です。習慣にしてください。

05視聴の期限

期限を過ぎると見られません。

1公開の期間いつからいつまで
2出席に必要な期限公開期間と異なることも
3試験前の再公開あるかどうか
4期限後の対応相談できるか

録画には視聴できる期限が設定されているのが一般的です。期限を過ぎると、その回は見られなくなります。

注意すべきは、公開の期間と出席に必要な期限が違うことがある点です。「1週間以内の視聴で出席、その後も学期末までは閲覧可能」といった設定もあります。

試験前に再公開されるかどうかも確認しておくと、復習の計画が立てやすくなります。再公開されないなら、視聴時のノートがすべてになります。

この章の要点
  • 期限は、科目ごとに異なることがあります。すべての科目についてまとめて把握しておくと安心です。
  • 期限が近い録画は、優先して視聴してください。溜まったときは期限の早い順に処理します。
  • 期限の管理は、他の課題と同じ一覧にまとめておくと漏れません。

06場所を固定する

環境で集中は決まります。

1受講する場所を決める切り替えができる
2机で受けるベッドは避ける
3大学の施設を使う自宅で集中できない場合
4周囲を片付ける視界の情報を減らす
5同じ場所で繰り返す習慣として定着する

オンライン授業で集中できない最大の原因は、環境が「授業を受ける場所」になっていないことです。教室は自動的にその設定を作ってくれますが、自宅は違います。

最も効果があるのは、受講する場所を固定することです。そこに座ったら授業、という状態を作ると、切り替えが働くようになります。

ベッドや布団の上は避けてください。休む場所で授業を受けると、どちらも中途半端になります。自宅で難しければ、大学の図書館や自習スペースを使う方法もあります。

この章の要点
  • 場所を固定できない場合でも、「授業を受けるときの座り方」を決めるだけで切り替えができます。
  • 受講する場所に、必要なものをまとめて置いておくと準備の時間が省けます。
  • 同じ場所で受け続けると、そこに座るだけで切り替えが働くようになります。

07通知を切る

中断の回数を減らします。

1通知をオフにする授業中だけでも
2不要な画面を閉じる誘惑を減らす
3端末を分ける受講用と連絡用
4手の届かない場所に置く物理的に離す

オンライン授業では、同じ端末に誘惑があります。通知が来るたびに集中が切れ、戻るまでに時間がかかります。

最低限、授業中は通知をオフにしてください。それだけで中断の回数が大きく減ります。

可能なら、受講する端末と連絡用の端末を分けるのが理想です。スマートフォンを手の届かない場所に置くだけでも効果があります。

通知をオフにする習慣は、対面の授業でも役立ちます。集中を妨げる要因は共通しています。

通知を切ることに抵抗がある場合は、授業の90分だけと決めてください。短い時間なら続けやすくなります。

08手を動かす

受動的な視聴から抜け出します。

1ノートを取る能動的な処理になる
2疑問を書き出す考えながら聞ける
3資料に書き込む注意が向く
4要約してみる理解の確認になる

オンライン授業が頭に入らない理由の一つが、受動的な視聴になっていることです。動画を見る姿勢で聞くと、内容が流れていきます。

最も簡単な対策が、ノートを取ることです。手を動かすだけで、聞く姿勢が能動的に変わります。ノートの取り方は大学の授業のノートの取り方|手書き・PC・タブレットを比較で扱っています。

疑問を書き出すのも効果的です。「なぜこうなるのか」を考えながら聞くと、集中が続きやすくなります。

手を動かす方法は、ノートに限りません。資料に線を引く、要点を声に出すなど、自分に合う形で構いません。

書く内容が思いつかないときは、聞こえた言葉をそのまま書き取るだけでも構いません。手が止まると集中も切れます。

手を動かしていると、眠気も抑えられます。長時間の視聴では特に効果があります。

09ノートの取り方

録画型なら、止めながら書けます。

1同時配信型対面と同じ要領で
2録画視聴型止めて書ける
3資料がある場合資料に書き込む
4画面の共有がある要点を書き取る

録画視聴型の大きな利点が、止めながらノートを取れることです。対面では追いつかない速度の説明も、確実に記録できます。

ただし、止めすぎると時間がかかりすぎます。90分の授業に3時間かけていては、他の科目が回りません。要点に絞る意識も必要です。

画面共有された資料は、許可なく撮影・保存しないよう注意してください。配布される資料があるなら、そちらに書き込む方が確実です。

ノートを取る時間を含めて、1コマあたりの所要時間を見積もってください。想定より長くかかることが多いものです。

録画型では、一度通しで見てから要点をまとめるという方法もあります。自分に合うやり方を試してください。

10通信と機材の準備

事前の確認で防げます。

1通信環境安定して接続できるか
2使用するシステム事前に動作確認
3アカウントログインできるか
4電源90分持つか
5予備の手段接続できない場合

初回の授業前に、使用するシステムに接続できるかを確認しておいてください。当日に初めて試すと、間に合わないことがあります。

通信環境も重要です。動画の視聴には一定の通信量が必要で、契約の内容によっては制限がかかることがあります。大学の設備を使える場合は、確認しておくと安心です。

電源も見落としがちです。90分の受講で電池が切れるようなら、電源を確保できる場所で受けてください。

機材のトラブルは、事前の確認でかなり防げます。初回の前に一度接続しておいてください。

イヤホンがあると、周囲の音を気にせず受講できます。長時間使うものなので、負担の少ないものを選んでください。

11カメラとマイク

指示に従ってください。

1カメラの要否常時オンか・任意か
2マイク基本はオフ
3背景映り込みに注意
4名前の表示本名か学籍番号か
5事情がある場合事前に相談

カメラをオンにするかどうかは、科目によって指示が異なります。出席の確認に使われる場合は、オンが求められます。

マイクは、発言するとき以外はオフにするのが基本です。周囲の音が入ると、他の受講者の妨げになります。

カメラをオンにできない事情がある場合は、事前に担当教員に相談してください。事情を説明すれば配慮されることがあります。背景の映り込みにも注意しましょう。

カメラをオンにする場合は、周囲に映り込むものを確認してください。個人情報が映ることがあります。

背景をぼかす機能がある場合は、活用すると安心です。使い方を事前に確認しておいてください。

12質問の仕方

方法が対面と違います。

1チャット機能その場で送れる
2マイクで発言指名されたとき
3授業後にメール録画型でも使える
4質問の受付時間設けられることも

オンラインでは、質問のハードルが上がると感じる人が多いようです。手を挙げるという行為ができないためです。

ただし、チャット機能なら対面より聞きやすいという面もあります。声を出さずに質問できるので、人前が苦手な人には向いています。

録画視聴型では、授業後のメールが基本になります。質問の方法は初回に確認しておいてください。分からないまま放置すると、対面より遅れが大きくなります。

質問の内容は、事前に文章にしておくと伝わりやすくなります。口頭よりも整理しやすい形式です。

チャットでの質問は、他の受講者にも共有されることがあります。内容に配慮して書いてください。

13グループワークがある場合

準備と連絡が重要になります。

1連絡手段を決める最初に共有する
2役割を決める曖昧にしない
3進捗を共有するこまめに
4個人情報に配慮連絡先の扱い

オンラインでのグループワークは、対面より意思疎通が難しくなります。雑談の中で確認していたことが、できなくなるためです。

対策は、連絡手段と役割を最初に明確にすることです。「誰が何をいつまでに」を曖昧にすると、直前に慌てることになります。

連絡先を交換する際は、個人情報の扱いに配慮してください。必要な範囲にとどめ、無関係な用途に使わないのが基本です。

オンラインでの共同作業は、対面より時間がかかることを見込んでください。余裕を持った計画が必要です。

オンラインでの共同作業では、記録を残すことが特に重要です。決めたことを文章で共有してください。

14課題の提出

提出の完了を確認してください。

1提出先システム・メールなど
2ファイルの形式指定がある場合
3締切の時刻日付だけでなく時刻も
4提出の完了反映されたか確認
5控えを残す提出した記録

オンラインでの課題提出は、「提出したつもり」が起こりやすい形式です。アップロードの途中で終わっていた、形式が違って受理されなかった——実際によくあります。

提出後は、必ず反映されたかを確認してください。多くのシステムでは提出済みの表示が出ます。

締切は時刻まで確認してください。「○月○日23時59分まで」といった設定が一般的で、1分でも過ぎると受理されないことがあります。

提出の直前は、システムが混み合うことがあります。締切より早めに提出しておくと安全です。

提出したファイルは、手元にも残しておいてください。再提出を求められたときに必要になります。

15対面と混在する場合

時間割の組み方に影響します。

1前後の授業の形式対面かオンラインか
2受講できる場所学内にあるか
3移動の時間間に合うか
4連続する配置無理がないか

対面の授業とオンラインの授業が同じ日にある場合、オンラインを受ける場所が必要になります。

大学にオンライン受講用のスペースが用意されていることもあります。ない場合は、図書館や空き教室が使えるかを確認してください。

時間割を組む段階で、この点を考慮する必要があります。対面とオンラインが交互に並ぶ配置は、移動と場所の確保で消耗します。時間割の組み方は1限は取るべき?大学生の時間割の組み方をパターン別に比較で扱っています。

この章の要点
  • 混在する日は、移動と受講の両方で疲れやすくなります。その日の予定は詰め込みすぎないでください。
  • 混在する日は、朝のうちに一日の動きを確認しておくと慌てません。
  • 混在する学期は、週ごとの形式も確認しておいてください。

16移動時間の問題

見落とされやすい点です。

1自宅↔大学の移動間に合うか計算する
2学内で受ける場所を確保しておく
3機材を持ち歩く端末・イヤホン・電源
4通信手段学内の設備を確認

オンライン授業だからといって、常に自宅で受けられるとは限りません。前後に対面の授業があれば、学内で受けることになります。

その場合、端末・イヤホン・電源を持ち歩く必要があります。荷物が増えるので、時間割を組む段階で考慮してください。

学内の通信設備が使えるかどうかも確認しておきましょう。接続できる場所が限られていることもあります。

持ち歩く機材が多くなると、それ自体が負担になります。必要最小限に絞る工夫も考えてください。

学内で受講する場合は、静かに話せる場所かどうかも確認してください。発言を求められることがあります。

17生活リズムへの影響

崩れやすい形式です。

1起きる時間が遅くなる通学がなくても同じ時刻に
2外に出なくなる意識的に外出する
3だらだら過ごす時間割どおりに動く
4視聴が溜まる予定に入れる

オンライン授業が多い学期は、生活リズムが崩れやすくなります。通学という強制力がなくなるためです。

対策は、オンラインでも時間割どおりに動くことです。起きる時刻を変えず、授業の時間には机に向かう。この形を保てば、リズムは維持できます。

この章の要点
  • 外に出る機会が減ることも影響します。意識的に外出する予定を入れることをおすすめします。
  • リズムが崩れたと感じたら、まず起きる時刻を戻してください。そこから他の習慣も整いやすくなります。
  • 外に出る予定は、授業以外でも構いません。買い物や散歩でも、生活のリズムは保てます。

18つながりが薄くなる問題

意識的に補う必要があります。

1友人ができにくい対面の機会を活かす
2情報が入らない掲示・ポータルを確認
3相談相手がいない窓口を使う
4孤独を感じる学生相談室もある

オンライン中心の学期は、他の学生とのつながりが薄くなります。履修の情報や試験の情報が入りにくくなるという実際的な影響もあります。

対面の授業やサークルの機会は、意識的に活かしてください。一度つながりができれば、オンラインでも情報交換ができます。

孤独を感じる場合は、学生相談室も利用できます。環境の変化による不調は、多くの学生が経験しています。

同じ科目を受けている人とつながっておくと、情報面でも助かります。対面の機会に声をかけてみてください。

同じ科目の受講者と連絡が取れると、視聴の遅れも防ぎやすくなります。互いに声を掛け合えます。

19トラブルが起きたら

記録を残して連絡してください。

1接続できない画面を記録して連絡
2途中で切れた再接続を試みる
3録画が見られない窓口に問い合わせ
4提出できない締切前に連絡
5出席が記録されないその日のうちに申し出る

システムの不具合は起こりえます。接続できない、録画が見られない、提出できない——こうした場合は、まず状況を記録してください。

エラー画面を撮影しておくと、説明が具体的になります。そのうえで、担当教員かシステムの窓口に連絡してください。

特に提出できない場合は、締切前に連絡することが重要です。締切後では、対応してもらえないことがあります。

トラブルの記録は、後から状況を説明するときに役立ちます。日時と内容を控えておいてください。

不具合が続く場合は、我慢せず窓口に相談してください。環境の問題なら解決できることがあります。

20相談できる窓口

内容によって分かれます。

1担当教員授業の内容・出席の扱い
2システムの窓口接続・操作の不具合
3教務課履修・単位の制度
4学生相談室孤独・気持ちの不調
5学生課通信環境の支援

システムの不具合は、大学に情報基盤を担当する窓口があることがほとんどです。操作や接続の問題は、そこで解決できます。

通信環境や機材が整わない場合、大学が支援の制度を設けていることがあります。学生課に相談してみてください。

相談先が分からないときは、学生課に聞けば案内してもらえます。まず一か所に行けば十分です。

21よくある質問

オンライン授業で集中できません。

環境が「授業を受ける場所」になっていないことが最大の原因です。受講する場所を固定し、ベッドや布団の上を避け、通知をオフにしてください。そしてノートを取るなど手を動かすと、受動的な視聴から能動的な学習に変わります。

録画をつい後回しにしてしまいます。

視聴する時間を時間割に入れてしまうのが確実です。「水曜の3限に見る」と決めれば、対面の授業と同じ扱いになります。1週間分が溜まると追いつくのに数時間かかり、数週間溜まると事実上追いつけなくなります。

接続していれば出席になりますか?

科目によります。接続の記録で判定する科目もあれば、課題の提出をもって出席とする科目もあります。接続していても課題を出さなければ欠席になるケースがあるので、必ず初回に確認してください。

録画はいつまで見られますか?

視聴できる期限が設定されているのが一般的で、期限を過ぎると見られなくなります。公開の期間と、出席に必要な視聴期限が違うこともあります。試験前に再公開されるかどうかも確認しておくと、復習の計画が立てやすくなります。

カメラはオンにすべきですか?

科目によって指示が異なります。出席の確認に使われる場合はオンが求められます。オンにできない事情がある場合は、事前に担当教員に相談すれば配慮されることがあります。マイクは発言時以外オフが基本です。

質問しづらいのですが。

チャット機能があれば、声を出さずに質問できるため対面より聞きやすい面もあります。録画視聴型では授業後のメールが基本です。方法を初回に確認しておかないと、分からないまま放置して対面より遅れが大きくなります。

対面とオンラインが同じ日にあります。

オンラインを受ける場所の確保が必要です。大学にオンライン受講用のスペースが用意されていることもあります。端末・イヤホン・電源を持ち歩くことになるので、時間割を組む段階で考慮してください。

課題を提出したのに反映されていません。

アップロードの途中で終わっていた、形式が違って受理されなかった、ということが実際によくあります。提出後は必ず反映を確認し、控えを残してください。締切前に気づいたら、すぐ担当教員に連絡しましょう。

生活リズムが崩れます。

通学という強制力がなくなるためです。オンラインでも時間割どおりに動き、起きる時刻を変えず、授業の時間には机に向かってください。外に出る機会が減ることも影響するので、意識的に外出の予定を入れることをおすすめします。

友人ができず孤独です。

オンライン中心の学期では、つながりが薄くなりやすいものです。対面の授業やサークルの機会を意識的に活かしてください。一度つながりができれば、オンラインでも情報交換ができます。つらいときは学生相談室も利用できます。

22まとめ|環境を作るのは自分

まず形式を確認してください。同時配信型は環境の確保が課題、録画視聴型は先延ばしが最大の敵。必要な対策がまったく違います。

集中の鍵は、場所・通知・手です。受講する場所を固定し、通知を切り、ノートを取る。教室が自動的に作っていた条件を、自分で作ります。

出席の扱いは対面と違います。接続だけでは出席にならない科目もあります。初回に必ず確認してください。

録画は「後で見る」と溜まります。視聴する時間を時間割に入れてしまうのが、最も確実な対策です。

最後に。生活リズムとつながりは、意識しないと失われます。時間割どおりに動き、対面の機会を活かしてください。

この記事について:本記事は一般的な受け方の整理です。実施される形式(同時配信・録画視聴等)、出席の取り方と判定方法、視聴の期限、使用するシステム、カメラ・マイクの扱い、質問の方法、課題の提出方法は、大学・科目・担当教員によって異なります。授業の録画・録音、画面の撮影、配布資料や録画を許可なく共有・配布することは認められない場合があり、著作権等に関わることもあります。必ずシラバスと担当教員の指示に従ってください。通信環境や機材でお困りの場合は学生課に、孤独や気持ちの不調については学生相談室にご相談ください。