大学・キャンパス 更新 2026.09.14 この記事にはPRを含みます

交換留学と語学留学の違い|大学生の留学の種類と選び方

結論

大学生の留学は、大きく「単位が取れるもの」と「取れないもの」に分かれます。交換留学は大学間の協定に基づき派遣される制度で、在籍を続けたまま現地の大学で授業を受け、単位が認定される可能性があります。学費は在籍大学に納めるのが一般的で、費用を抑えやすい一方、成績や語学スコアの要件があり、選考があります。対して語学留学は語学学校で言語を学ぶもので、要件が緩く期間も自由ですが、単位…

19分読み終わるまで
22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.14
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「留学」とひとことで言っても、中身は別物です。

大学生の留学には、複数の種類があります。期間も、費用も、単位の扱いも、目的もまったく違います。

ところが、まとめて「留学」と呼ばれるため、自分に合うものがどれか分からないまま情報を集めることになります。

この記事では、種類ごとの違い、交換留学と語学留学の比較、単位と費用の扱い、選び方を整理します。

この記事について:本記事は一般的な整理です。留学の制度・名称・期間・費用・単位認定・応募要件は、大学や派遣先、提供する機関によってまったく異なり、統一された基準はありません。本記事は費用や単位認定を断定するものではなく、特定のプログラムや事業者を推奨するものでもありません。必ず自分の大学の国際交流担当窓口および各プログラムの募集要項で確認してください。渡航にあたっては、外務省や渡航先国の公的機関が公表する最新の安全情報・査証(ビザ)の要件を必ず確認してください。奨学金については貸与・給付元の機関にご確認ください。

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留学の全体像単位になるかで分…交換留学とは語学留学とは2つの比較この記事

この記事の流れ

交換留学と語学留学の違い

大学生の留学は、大きく「単位が取れるもの」と「取れないもの」に分かれます。

1
交換留学協定に基づく派遣
2
認定留学自分で手配し認定を受ける
3
語学留学語学学校で学ぶ
4
休学留学休学して渡航

留学の全体像

複数の種類があります。

大学生の留学には、いくつもの種類があります。名称も大学によって違い、同じ言葉が別の意味で使われることもあります。

1
単位になり得る交換留学・認定留学
2
ならないことが多い語学留学・休学留学
3
プログラムによる短期研修
4
影響卒業時期に関わる

単位になるかで分かれる

ここが最大の分岐点です。

留学の種類を分ける最大の基準は、単位が認定されるかどうかです。単位になれば卒業が遅れにくく、ならなければその期間分だけ遅れる可能性があります。

1
仕組み協定校へ派遣
2
在籍続く
3
授業現地の大学で
4
単位認定される可能性

交換留学とは

大学間の協定に基づきます。

交換留学は、大学同士の協定に基づいて派遣される制度です。在籍したまま現地の大学で授業を受け、単位が認定される可能性があります。

1
場所語学学校
2
内容言語の学習
3
要件緩いことが多い
4
期間自由に設定できる

語学留学とは

語学学校で学びます。

語学留学は、語学学校でその言語を学ぶ形です。入学の要件が緩く、期間も数週間から選べることが多くあります。

1
学ぶ場語学学校
2
単位ならないことが多い
3
選考ないことが多い
4
語学要件低い

2つの比較

性質が違います。

交換留学は大学で専門科目を学ぶのに対し、語学留学は言語そのものを学びます。交換留学は要件が厳しい代わりに費用を抑えやすく、語学留学は始めやすい代わりに自己負担です。

1
複数の種類があります。留学の全体像
2
ここが最大の分岐点です。単位になるかで分かれる
3
大学間の協定に基づきます。交換留学とは
4
語学学校で学びます。語学留学とは

まとめ

この記事の要点

交換留学は大学間の協定に基づき派遣される制度で、在籍を続けたまま現地の大学で授業を受け、単位が認定される可能性があります。

記事を読む

01留学の全体像

複数の種類があります。

1交換留学協定に基づく派遣
2認定留学自分で手配し認定を受ける
3語学留学語学学校で学ぶ
4休学留学休学して渡航
5短期研修数週間のプログラム
この章の要点
  • 大学生の留学には、いくつもの種類があります。
  • 名称も大学によって違い、同じ言葉が別の意味で使われることもあります。
  • まず、自分の大学にどの制度があるかを確認してください。

制度の名称が大学によって違うことも、分かりにくさの原因です。ある大学で「派遣留学」と呼ばれているものが、別の大学では「交換留学」と呼ばれていることがあります。名称ではなく、中身——単位になるか、学費をどこに納めるか、選考があるか——で判断してください。

制度の一覧は、大学の国際交流のページにまとめられていることが多くあります。まずそこを読んでから窓口に行くと、質問が具体的になります。

なお、大学を通さない留学もあります。語学学校に個人で申し込む、海外のプログラムに直接応募する——こうした形では、大学の支援や単位認定の対象になりません。その分だけ自由度は高くなりますが、手続きも責任も自分で負うことになります。

この記事では、種類ごとの違いを整理します。具体的な費用や協定校の一覧は、大学によって違うため扱いません。

自分の大学に用意されている制度と、大学を通さずに行く方法——この両方があることを知っておくと、選択肢が広がります。ただし、大学の制度を使う方が支援を受けやすくなります。

02単位になるかで分かれる

ここが最大の分岐点です。

1単位になり得る交換留学・認定留学
2ならないことが多い語学留学・休学留学
3プログラムによる短期研修
4影響卒業時期に関わる
この章の要点
  • 留学の種類を分ける最大の基準は、単位が認定されるかどうかです。
  • 単位になれば卒業が遅れにくく、ならなければその期間分だけ遅れる可能性があります。
  • ただし、認定されるかは大学の判断です。事前に確認してください。

単位の認定には、上限が設けられていることがあります。現地で多く履修しても、すべてが反映されるとは限りません。事前に上限を確認してください。

現地で履修する科目を、事前に大学と相談して決める仕組みを設けているところもあります。認定の見込みが立ちやすくなります。

単位が認定されるかどうかは、履修した科目の内容によっても変わります。現地で語学の授業だけを取った場合、認定されないこともあります。

単位認定の申請は、帰国後に行うことが一般的です。現地での成績証明書が必要になります。

認定される単位数が想定より少ない場合、卒業までの計画を見直すことになります。帰国後すぐに確認してください。

単位にならない期間をどう扱うかは、人によって判断が分かれます。卒業が遅れても得たいものがあるなら、それも選択です。

03交換留学とは

大学間の協定に基づきます。

1仕組み協定校へ派遣
2在籍続く
3授業現地の大学で
4単位認定される可能性
5選考学内で行われる

交換留学は、大学同士の協定に基づいて派遣される制度です。

在籍したまま現地の大学で授業を受け、単位が認定される可能性があります。

ただし、学内の選考があります。詳しくは交換留学の応募条件と選考の流れ|準備はいつから始める?で扱っています。

協定校は大学によって異なります。行きたい国や地域に協定校があるかを、まず調べてください。選択肢は協定の範囲に限られます。

選考は学内で行われるため、同じ大学の学生と競うことになります。募集人数は協定校ごとに決まっていることが一般的です。

協定校への派遣では、現地での受け入れ体制が整っていることが多くなります。住まいの手配や生活の支援を受けられる場合があります。

選考の時期は、渡航の1年近く前に設定されていることもあります。早めに確認してください。

募集の要項には、協定校ごとの語学要件や定員が記載されます。志望先を決める材料になります。

04語学留学とは

語学学校で学びます。

1場所語学学校
2内容言語の学習
3要件緩いことが多い
4期間自由に設定できる
5単位ならないことが多い
この章の要点
  • 語学留学は、語学学校でその言語を学ぶ形です。
  • 入学の要件が緩く、期間も数週間から選べることが多くあります。
  • 一方、大学の単位にはならないことが多く、費用も自己負担になります。

語学学校の質や内容は、学校によって差があります。期間、クラスの規模、滞在の形式——比較する項目を決めてから調べてください。

語学留学は、大学の制度を使わずに個人で申し込む形が多くなります。その場合、大学からの支援はありません。

この章の要点
  • 語学留学は、期間を自分で決められる点が利点です。長期休みの数週間から、半年以上まで選べます。
  • 語学学校を選ぶ際は、複数を比較してください。条件は学校によって違います。
  • 滞在の形式によって、現地で使う言語の量も変わります。目的に合わせて選んでください。
  • 語学学校の情報は、事業者が提供するものが多くなります。内容を自分で確認してください。

052つの比較

性質が違います。

観点 交換留学 語学留学
学ぶ場 大学 語学学校
単位 認定の可能性 ならないことが多い
選考 ある ないことが多い
語学要件 高い 低い
費用 抑えやすい 自己負担
この章の要点
  • 交換留学は大学で専門科目を学ぶのに対し、語学留学は言語そのものを学びます。
  • 交換留学は要件が厳しい代わりに費用を抑えやすく、語学留学は始めやすい代わりに自己負担です。
  • どちらが優れているのではなく、目的が違います。

目的が「語学力を上げること」なら語学留学、「専門分野を現地の大学で学ぶこと」なら交換留学が対応します。何を得たいかを先に決めてください。

両方を組み合わせる人もいます。短期の語学留学で力をつけてから、交換留学に応募するという進め方です。

交換留学は選考に通らなければ行けません。語学留学は申し込めば行けることが多くあります。この確実性の差も判断材料です。

費用の総額で比べると、期間が同じでも制度によって差が出ます。

なお、どちらを選んでも語学力は必要です。交換留学では要件として、語学留学では現地での学習のために求められます。

06認定留学

自分で手配する形です。

1手配自分で行う
2大学の承認必要
3在籍続く場合
4単位認定され得る
5学費両方必要な場合
この章の要点
  • 認定留学は、自分で留学先を手配し、大学の承認を得る形です。
  • 協定校以外にも行ける一方、手続きを自分で進める必要があります。
  • 学費が両方にかかる場合もあります。制度の有無と条件を確認してください。
  • 認定留学では、留学先の選定から出願まで自分で進めることになります。手続きの負担は大きくなります。
  • 認定留学の制度がない大学もあります。有無を確認してください。
  • 認定留学では、留学先の大学に直接出願することになります。出願の要件は留学先が定めます。
  • 認定を受けるには、留学先が一定の要件を満たしている必要がある場合があります。
  • 手続きの負担が大きい分、行きたい大学を自分で選べる点が利点です。

07休学留学

いったん離れる形です。

1在籍休学する
2単位取れない
3自由度高い
4卒業遅れる可能性
5費用大学により在籍料

休学して渡航する形もあります。期間も内容も自由に決められます。

ただし、単位は取れず、卒業が遅れる可能性があります。

休学の制度については休学の手続きと費用|休学中にできること・注意点で扱っています。締切があります。

休学して渡航する場合、在学期間の上限に算入されるかも確認してください。

休学中の留学は、大学の管理下にないことが一般的です。トラブルがあった場合の対応も自分で行うことになります。

休学留学では、渡航先で何をするかも自分で決めます。語学学校、インターン、旅行——組み合わせることもできます。

この章の要点
  • 休学の申請と渡航の準備を並行して進めることになります。時間に余裕を持ってください。
  • 休学中は大学の単位が取れないため、卒業までの年数が増えます。費用も含めて計算してください。
  • 休学の締切は学期ごとです。渡航の時期から逆算して申請してください。

08短期研修

数週間のものです。

1期間数週間
2時期長期休みが多い
3単位認定される場合も
4要件比較的緩い
5費用プログラムによる
この章の要点
  • 長期休みを使った短期研修を用意している大学もあります。
  • 数週間で完結するため、卒業への影響がありません。
  • 単位が認定されるプログラムもあります。内容を確認してください。
  • 短期研修は、長期の留学を検討する前の判断材料にもなります。現地の雰囲気を知ることができます。
  • 費用はプログラムによって差があります。内容と期間を比較してください。
  • 短期研修は、大学が引率する形のものもあります。初めての渡航でも参加しやすくなります。
  • 単位が認定されない短期研修でも、経験として意味を持つ場合があります。目的次第です。
  • 参加できる時期が限られていることもあります。募集の情報を確認してください。

09インターンシップ型

就業を伴う形です。

1内容現地で就業体験
2ビザ要件を確認
3報酬有無はプログラムによる
4単位認定される場合も
5注意就労の可否を確認
この章の要点
  • 現地での就業体験を伴うプログラムもあります。
  • ビザの種類によって、就労が認められるかが変わります。必ず確認してください。
  • 要件は渡航先の国によって違います。公的機関の情報を確認してください。

就労が認められないビザで働くことはできません。プログラムの内容とビザの種類が一致しているかを確認してください。

この章の要点
  • 現地での就業体験は、業務内容も条件もプログラムによって違います。事前に確認してください。
  • 業務内容が学業と関連している場合、単位が認定されることもあります。制度を確認してください。
  • 報酬の有無も確認してください。無報酬のプログラムもあります。
  • ビザの要件は変更されることがあります。渡航の直前にも確認してください。

10大学院への進学

留学とは別の道です。

1時期学部卒業後
2期間年単位
3要件高い
4費用大きい
5準備長期にわたる
この章の要点
  • 海外の大学院に進学する道もあります。在学中の留学とは性質が違います。
  • 要件も費用も大きく、準備には長い期間が必要です。
  • 在学中の留学を、その準備の一環として位置づける人もいます。

大学院への進学を考えている場合、学部在学中の留学が出願の材料になることもあります。ただし必須ではありません。

この章の要点
  • 海外の大学院は、出願の時期や必要書類が日本と異なります。早めに調べてください。
  • 学部での成績が出願に影響することもあります。在学中の学業も大切にしてください。
  • 語学のスコアが出願要件になることが一般的です。準備には時間がかかります。

11期間の違い

幅があります。

1数週間短期研修
21学期交換留学など
31年交換留学・休学留学
41年以上休学・進学
5選ぶ基準卒業への影響
この章の要点
  • 期間は、数週間から年単位まで幅があります。
  • 長いほど費用がかかり、卒業への影響も大きくなります。
  • 使える時間から逆算して、現実的な期間を選んでください。
  • 期間が長いほど得られるものも増えますが、その分の費用と時間も必要です。
  • 1学期だけの派遣を認めている制度もあります。1年より負担が小さくなります。
  • 渡航先の学期の区切りが日本と違うことも考慮してください。開始と終了の時期がずれます。
  • 半年と1年では、費用も学べる量も変わります。目的に合う期間を選んでください。
  • 留学の期間中、日本での予定は組めなくなります。あらかじめ調整しておいてください。

12費用の考え方

総額で見てください。

1渡航費往復の交通
2滞在費住まい・食事
3授業料制度による
4保険加入が必要
5ビザ申請の費用
この章の要点
  • 費用は、渡航費・滞在費・授業料・保険・ビザの合計で考えてください。
  • 金額は渡航先や期間、為替の状況によって大きく変わります。本記事では示せません。
  • 大学の窓口で、過去の事例を聞ける場合があります。
  • 為替の変動によって、想定より費用が増えることもあります。余裕を持った見積もりにしてください。
  • 滞在の形式——寮、ホームステイ、賃貸——によっても費用は変わります。
  • 現地での生活費は、物価によって大きく変わります。渡航先ごとに調べてください。
  • 渡航前に必要な費用と、現地で必要な費用を分けて計算してください。
  • 予備の資金も見込んでおいてください。想定外の支出が生じることがあります。

13学費の扱い

制度によって違います。

1交換留学在籍大学に納めることが多い
2認定留学両方の場合も
3休学留学在籍料の場合も
4語学留学学校へ支払う
5確認必ず窓口で
この章の要点
  • 学費の扱いは、制度によって大きく違います。
  • 交換留学では在籍大学に納める形が一般的で、派遣先の授業料が免除されることがあります。
  • この点が、費用を抑えやすい理由です。ただし大学によって違うため確認してください。
  • 学費が二重にかかる制度もあります。総額で比較してください。
  • 学費の納入時期も確認してください。渡航の準備と重なることがあります。
  • 交換留学でも、一部の費用が別途かかることがあります。内訳を確認してください。
  • 費用の負担について、家族とも共有しておいてください。

14奨学金・支援制度

確認する価値があります。

1大学の制度独自の支援
2公的な制度要件がある
3民間の制度団体による
4現在の奨学金継続の可否
5確認先国際交流窓口・貸与元
この章の要点
  • 留学を支援する制度がある場合があります。大学の窓口で確認してください。
  • また、現在受けている奨学金が留学中も継続されるかも確認が必要です。
  • 扱いは制度によって違います。貸与・給付元の機関にご確認ください。
  • 支援制度には応募の締切があります。留学の時期から逆算して確認してください。
  • 支援の額はさまざまです。全額をまかなえるとは限りません。
  • 応募には書類の準備が必要です。時間がかかることを見込んでください。
  • 採用されるとは限らないため、支援がない場合の計画も立てておいてください。
  • 大学独自の制度がある場合、学内での応募になります。窓口で確認してください。

15語学力の要件

制度によって差があります。

1交換留学スコアの基準がある
2認定留学留学先の基準
3語学留学緩いことが多い
4短期研修プログラムによる
5準備早めに受験
この章の要点
  • 交換留学では、語学試験のスコアが要件になることが一般的です。
  • スコアが基準に届かないと応募できません。早めに受験しておいてください。
  • 語学留学は要件が緩い一方、現地で授業についていく力は必要になります。
  • スコアは結果が出るまでに時間がかかります。応募の締切に間に合うよう受験してください。
  • 語学の学習は、応募のためだけでなく現地での生活にも直結します。
  • 必要なスコアが高い協定校ほど、競争も激しくなる傾向があります。
  • スコアは複数回受験できます。早めに一度受けて、現状を知ってください。
  • 現地の授業についていくには、応募要件を超える力があると安心です。

16卒業への影響

先に確認してください。

1単位が認定される影響が小さい
2認定されない遅れる可能性
3必修の時期重なると問題
4ゼミ扱いを確認
5就職活動時期が重なる場合
この章の要点
  • 留学の時期が必修科目やゼミと重なると、卒業に影響します。
  • また、就職活動の時期と重なることもあります。
  • 卒業までの計画を立ててから、行く時期を決めてください。
  • 留学から戻った後の履修計画も、事前に立てておいてください。
  • 必修科目が特定の学期にしか開講されない場合、その学期を避けて渡航する必要があります。
  • ゼミに所属している場合、留学中の扱いを指導教員に確認してください。
  • 就職活動の時期と重なる場合、活動の方法も考えておく必要があります。
  • 留学の時期は、卒業までの計画のなかで決めてください。

17安全とビザ

必ず公的な情報を確認してください。

1安全情報外務省など
2査証(ビザ)渡航先の公的機関
3在留の条件同上
4保険加入の要件
5大学の指示従う

渡航先の安全情報は、外務省など公的機関が公表する最新の情報を必ず確認してください。

査証(ビザ)の要件や在留の条件も、渡航先の公的機関の情報を確認してください。制度は変更されることがあります。

この章の要点
  • 保険の加入が求められる場合もあります。大学の指示に従ってください。
  • 渡航先の状況は変わります。出発前にも、あらためて最新の情報を確認してください。
  • 大学から渡航に関する説明会が実施されることがあります。必ず参加してください。
  • 保険は、大学が指定するものへの加入を求められる場合があります。
  • 緊急時の連絡先を、家族と共有しておいてください。
  • 渡航先で加入が求められる保険がある場合もあります。確認してください。

18選び方

4点で判断できます。

1①単位必要か
2②卒業遅らせられるか
3③費用いくら使えるか
4④語学力要件を満たせるか
この章の要点
  • この4点を確認すれば、選べる制度が絞られます。
  • 単位が必要で卒業を遅らせたくないなら交換留学や認定留学、語学を集中して学びたいなら語学留学です。
  • まず条件を整理してから、制度を選んでください。
  • 複数の制度を比較するときは、表にして並べると判断しやすくなります。
  • 条件を満たせない制度は候補から外れます。まず要件で絞ってください。
  • 目的が明確であれば、制度も絞られます。何をしたいかから考えてください。
  • 迷う場合は、窓口で条件を伝えて相談してください。
  • 4点のうち、ひとつでも満たせない制度は選べません。順に確認してください。

19相談できる窓口

国際交流の窓口があります。

1国際交流担当制度・協定校・選考
2教務課単位・卒業要件
3学生課休学・学費
4奨学金の窓口継続・支援
5指導教員ゼミとの調整
この章の要点
  • 多くの大学には、国際交流を担当する窓口があります。
  • 制度の一覧、協定校、選考の時期——まとめて確認できます。
  • 窓口の全体像は大学の学生課・教務課の使い方|どんな相談ができる?で扱っています。
  • 国際交流の窓口では、過去に留学した学生の報告書を閲覧できることがあります。
  • 留学の相談は、行くと決めていなくてもできます。情報収集の段階で構いません。
  • 教務課では、単位認定の見込みについて相談できます。
  • 複数の窓口で確認が必要です。国際交流、教務、学生課——それぞれ扱う内容が違います。

20考え方の基本

目的から選んでください。

1種類が違うまとめて考えない
2単位で分かれる最大の分岐点
3費用は総額で制度により差
4語学要件早めに準備
5安全情報公的機関で確認
この章の要点
  • 「留学」とひとことで言っても、中身はまったく違います。
  • 単位になるか、費用はどうか、語学の要件は——制度ごとに確認してください。
  • そして、渡航にあたっては公的機関の最新情報を必ず確認してください。
  • 留学しないという判断もあります。目的が他の方法で達成できるなら、それでも構いません。
  • 焦って決める必要はありません。準備には時間がかかります。
  • 制度を知ったうえで判断してください。知らないまま機会を逃すことは避けられます。
  • そして、渡航先の情報は出発直前にも確認してください。

21よくある質問

交換留学と語学留学はどう違いますか?

交換留学は大学間の協定に基づき、在籍を続けたまま現地の大学で授業を受ける制度で、単位が認定される可能性があります。語学留学は語学学校で言語を学ぶもので、要件は緩い一方、大学の単位にはならないことが多く費用も自己負担です。

単位になるのはどれですか?

交換留学と認定留学は単位になり得ます。語学留学や休学留学はならないことが多く、短期研修はプログラムによります。ただし認定されるかは大学の判断のため、事前に確認してください。

費用が安いのはどれですか?

交換留学は、在籍大学に学費を納める形で派遣先の授業料が免除されることがあり、費用を抑えやすい傾向があります。ただし渡航費や滞在費は必要です。金額は渡航先・期間・為替によって大きく変わるため、本記事では示せません。

語学力に自信がありません。

交換留学では語学試験のスコアが要件になることが一般的で、基準に届かないと応募できません。語学留学は要件が緩い一方、現地で授業についていく力は必要になります。まずスコアを受験して、現状を把握してください。

卒業は遅れますか?

単位が認定されれば影響は小さくなりますが、認定されない場合は遅れる可能性があります。また、留学の時期が必修科目やゼミ、就職活動と重なると影響します。卒業までの計画を立ててから時期を決めてください。

休学して行くのはどうですか?

期間も内容も自由に決められる一方、単位は取れず卒業が遅れる可能性があります。休学には申請の締切があり、費用の扱いも大学によって違います。早めに窓口で確認してください。

短期でも意味はありますか?

目的によります。数週間の研修は卒業への影響がなく、長期休みを使えます。単位が認定されるプログラムもあります。何を得たいかによって、適した期間は変わります。

現地で働けますか?

ビザの種類によって、就労が認められるかが変わります。要件は渡航先の国によって違うため、渡航先の公的機関が公表する情報を必ず確認してください。

奨学金は使えますか?

留学を支援する制度がある場合があります。大学の国際交流窓口で確認してください。また、現在受けている奨学金が留学中も継続されるかは制度によって違うため、貸与・給付元の機関に確認してください。

まず何から始めればいいですか?

自分の大学にどの制度があるかを、国際交流の窓口で確認してください。そのうえで、①単位が要るか ②卒業を遅らせられるか ③費用 ④語学力の要件——この4点で絞り込めます。

22まとめ|中身はまったく違います

留学は、大きく「単位が取れるもの」と「取れないもの」に分かれます。ここが最大の分岐点です。

交換留学は協定に基づく派遣で、単位が認定される可能性があります。費用を抑えやすい一方、語学スコアなどの要件があり選考があります。

語学留学は要件が緩く期間も自由ですが、単位にならないことが多く費用は自己負担です。

選ぶ基準は4点。単位が要るか、卒業を遅らせられるか、費用、語学力の要件。

最後に。渡航にあたっては、外務省や渡航先国の公的機関が公表する最新の安全情報とビザの要件を必ず確認してください。

この記事について:本記事は一般的な整理です。留学の制度・名称・期間・費用・単位認定・応募要件・学費の扱いは、大学や派遣先、提供する機関によってまったく異なり、統一された基準はありません。本記事は費用や単位認定を断定するものではなく、特定のプログラム・語学学校・留学事業者を推奨するものでもありません。必ず自分の大学の国際交流担当窓口および各プログラムの募集要項でご確認ください。渡航にあたっては、外務省や渡航先国の公的機関が公表する最新の安全情報・査証(ビザ)や在留に関する要件を必ずご確認ください。制度は変更されることがあります。奨学金については貸与・給付元の機関にご確認ください。
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