大学・キャンパス 更新 2026.09.09 この記事にはPRを含みます

やりたいことがわからない大学1・2年生へ|視野の広げ方

結論

1・2年でやりたいことが見つからないのは、正常です。理由は単純で、知っている仕事が少なすぎるから。世の中の職業のうち、名前を知っているのはごく一部で、知らないものは選べません。だから、やることは「見つける」ではなく「知る」。具体的には①人に会って話を聞く ②やってみて反応を見る ③記録するの3つです。そして「やりたいこと」がなくても進路は決められます。「避けたいこと」「大事…

20分読み終わるまで
22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.09
ADVERTISEMENT

「やりたいことが見つからない」——大学1・2年生から、最も多く聞かれる悩みかもしれません。

そして、この悩みには前提の誤りが含まれています。

やりたいことは「見つける」ものではありません。探しても見つからないのは、そこにないからです。

この記事では、なぜ見つからないのかを構造的に説明し、「見つける」ではなく「知る」という考え方に置き換えます。焦る必要はない——まずこれを書いておきます。

PR・広告について:この記事にはアフィリエイト広告(リンク経由の申込で運営者が報酬を得る場合があるリンク)が含まれます。各サービスの内容・対象・利用条件は提供元によって異なり、変更されることがあります。利用前に必ず公式情報をご確認ください。本記事は就職・進路の結果を保証するものではありません。

この記事を7枚で

1 / 7
この記事の立場なぜ見つからない…知らないものは選…「見つける」を「…「やりたいこと」…この記事

この記事の流れ

やりたいことがわからない大学1・2年生へ

1・2年でやりたいことが見つからないのは、正常です。

1
やりたいことを見つけよう見つからなくて普通
2
好きなことを仕事にそうでない人も多い
3
自己分析をすれば見つかる材料がなければ出てこない
4
早く決めたほうがいい急いで決めると変わる

この記事の立場

最初に、立場を明確にします。

「見つからなくて普通」——これがこの記事の出発点です。1・2年生で明確な「やりたいこと」がある人は、少数派です。

1
知っている仕事が少ない最大の理由
2
働いた経験がない想像でしか考えられない
3
情報が偏っている身近な人の職業に限られる
4
自分のこともまだわからない経験が少ない

ポイント2

なぜ見つからないのか

構造的な理由を説明します。「情報が偏っている」——これは自覚しにくい点です。

1
知っている仕事が10個その10個からしか選べない
2
その中に合うものがない「やりたいことがない」
3
知っている仕事が50個選択肢が5倍
4
合うものがある可能性が上がる—

ポイント3

知らないものは選べない

最も重要な認識です。選択肢に入っていないものは、選べません。

1
どこにあるかわからない行動が明確
2
いつ見つかるかわからないやれば増える
3
見つからないと焦る進んでいる実感がある
4
受け身能動的

ポイント4

「見つける」を「知る」に置き換える

この記事の中心的な提案です。「行動が明確になる」——これが最大の違いです。

1
焦りを生むないことが問題に見える
2
自己評価が下がる「自分には何もない」
3
無理に決めてしまう後で違うと気づく
4
こじつけを作る面接で崩れる

「やりたいこと」信仰の害

正直に扱っておきます。

「無理に決めてしまう」——これが最も大きな害です。「やりたいことがないとまずい」と思って、無理に決める。

1
最初に、立場を明確にします。この記事の立場
2
なぜ見つからないのか
3
知らないものは選べない
4
「見つける」を「知る」に置き換える

まとめ

この記事の要点

理由は単純で、知っている仕事が少なすぎるから。世の中の職業のうち、名前を知っているのはごく一部で、知らないものは選べません。だから、やることは「見つける」ではなく「知る」。

記事を読む

01この記事の立場

最初に、立場を明確にします。

1やりたいことを見つけよう見つからなくて普通
2好きなことを仕事にそうでない人も多い
3自己分析をすれば見つかる材料がなければ出てこない
4早く決めたほうがいい急いで決めると変わる
5情熱を持ってなくても働ける
6—知らない選択肢を増やす

「見つからなくて普通」——これがこの記事の出発点です。

1・2年生で明確な「やりたいこと」がある人は、少数派です。

  • 周りに聞くと、決まっているように見えることがある
  • しかし多くは「なんとなく」の段階
  • 明確に見える人も、後で変わることが多い
  • 焦る必要はない
  • 決まっていないことは問題ではない
この章の要点
  • 「明確に見える人も、後で変わることが多い」——これも事実です。
  • 1年生のときの志望と、就職した先が違う人は珍しくありません。
  • むしろ、いろいろ知った結果、変わるほうが自然です。

そして、この記事にも利害があります。紹介先で登録や申込があれば、運営者に報酬が発生します。その前提で読んでください。

PROB・OG訪問
Matcher(OB訪問アプリ)
こんな人に大学のつながりに関係なく社会人に話を聞きたい人
無料でOB訪問相手を探す →

02なぜ見つからないのか

構造的な理由を説明します。

1知っている仕事が少ない最大の理由
2働いた経験がない想像でしか考えられない
3情報が偏っている身近な人の職業に限られる
4自分のこともまだわからない経験が少ない
5比べる材料がない選びようがない
6変化する関心は変わる

「情報が偏っている」——これは自覚しにくい点です。

知っている職業は、身近な人の職業と、消費者として接する職業に偏っています。

  • 家族の職業
  • 学校で接する職業:教員など
  • 店で接する職業:販売、飲食など
  • メディアで見る職業
  • これらは世の中のごく一部
この章の要点
  • 「これらは世の中のごく一部」——ここが問題の核心です。
  • 多くの仕事は、消費者から見えません。
  • 企業向けの事業、製造の工程、専門的な業務、社会を支える裏方の仕事。
  • これらは、意識して知ろうとしないと、存在すら知らないままです。
  • だから「見つからない」のは、当然の結果です。

03知らないものは選べない

最も重要な認識です。

選択肢に入っていないものは、選べません。

1知っている仕事が10個その10個からしか選べない
2その中に合うものがない「やりたいことがない」
3知っている仕事が50個選択肢が5倍
4合うものがある可能性が上がる—

「やりたいことがない」のではなく、「知っている中にない」という状態です。

これは、探し方の問題ではなく、材料の問題です。

  • 自分の中を探しても見つからない
  • 外に材料がある
  • 知る量を増やす
  • その中から選ぶ
  • 順序が逆になっていることが多い
この章の要点
  • 「自分の中を探しても見つからない」——ここが重要です。
  • 自己分析をしても、「やりたいこと」は出てきません。
  • なぜなら、自己分析は「自分の中にあるもの」を整理する作業だからです。
  • 知らない仕事は、自分の中にありません。
  • だから、まず外から材料を入れる。その後で整理する。この順序です。

04「見つける」を「知る」に置き換える

この記事の中心的な提案です。

1どこにあるかわからない行動が明確
2いつ見つかるかわからないやれば増える
3見つからないと焦る進んでいる実感がある
4受け身能動的
5ゴールが不明選択肢が増えるのがゴール
この章の要点
  • 「行動が明確になる」——これが最大の違いです。
  • 「やりたいことを見つける」——何をすればいいかわかりません。
  • 「知っている選択肢を増やす」——やることが明確です。人に聞く、調べる、やってみる。
  • 今週、1人に話を聞く
  • 今月、1つ試してみる
  • 知らなかった職種を1つ知る
  • これは実行できる
  • 結果も測れる
この章の要点
  • 「結果も測れる」——知っている職種の数は、数えられます。
  • 「やりたいことが見つかったか」は測れませんが、「選択肢が増えたか」は測れます。
  • そして、選択肢が増えていけば、その中に合うものが出てくる可能性が上がります。
  • これは、確率の問題として考えられます。

05「やりたいこと」信仰の害

正直に扱っておきます。

1焦りを生むないことが問題に見える
2自己評価が下がる「自分には何もない」
3無理に決めてしまう後で違うと気づく
4こじつけを作る面接で崩れる
5周りと比べるさらに焦る
6動けなくなる考え込んで止まる

「無理に決めてしまう」——これが最も大きな害です。

「やりたいことがないとまずい」と思って、無理に決める。

  • まだ何も知らない段階で決める
  • その枠に自分を縛る
  • 他の選択肢を見なくなる
  • 後で「違った」と気づく
  • 時間を失う
この章の要点
  • 「その枠に自分を縛る」——一度決めると、それ以外を見なくなります。
  • 「自分は◯◯志望だから」と、他の情報を遮断してしまう。
  • そして、「動けなくなる」。
  • 「やりたいことを見つけなければ」と考え込んで、行動が止まる。
  • これが最も時間を失います。

考えても出てきません。動いて材料を増やしてください。

06やることは3つ

具体的な行動です。

順 やること 目的
① 人に会って話を聞く 知らない仕事を知る
② やってみて反応を見る 自分の反応を知る
③ 記録する 後で整理できる

この3つを繰り返すだけです。

そして、これには終わりがありません。続けるうちに、だんだん輪郭が見えてきます。

  • 1回で結論は出ない
  • 繰り返すことで見えてくる
  • 「これだ」という瞬間は来ないかもしれない
  • それでも選択肢は増える
  • 増えれば選べる
この章の要点
  • 「これだという瞬間は来ないかもしれない」——これは正直に書いておきます。
  • 劇的に「やりたいことが見つかる」という体験を期待しないでください。
  • 多くの場合、「これなら合いそう」「これは合わなそう」が積み重なって、消去法的に絞られていきます。
  • それで十分です。
  • 次の章から、1つずつ扱います。

07①人に会って話を聞く

最も効率的な方法です。

1ゼミ・サークルの先輩最も低い
2教員低い
3アルバイト先の社員低い
4家族・親戚低い
5OB訪問やや高い
6大学のイベント低い

なぜ人に聞くのが効率的か。

1人から、複数の職種の情報が得られるからです。

  • その人の仕事
  • 関わる他の職種
  • その業界の構造
  • 周辺にどんな仕事があるか
  • そこからさらに広がる
この章の要点
  • 「周辺にどんな仕事があるか」——ここを必ず聞いてください。
  • 「どんな人と関わりますか」という質問で、知らない職種が出てきます。
  • そして、その職種についてさらに調べる。これで連鎖的に広がります。
  • そして、1・2年のうちに聞いておくことに意味があります。
  • 選考が近い時期だと、評価を意識してしまいます。今なら純粋に「知る」ために聞けます。

08誰に、何を聞くか

具体的な質問です。

質問 ねらい
昨日は何をしていましたか 実際の1日がわかる
どんな人と関わりますか 周辺の職種
なぜこの仕事を選びましたか 判断の過程
他にどんな選択肢がありましたか 比較の対象
入る前と違ったことは 思い込みの修正
学生時代は何をしていましたか 今の参考
大変なことは 現実的な情報

「他にどんな選択肢がありましたか」——視野を広げる質問です。

その人が比較した業界や職種がわかります。

  • 自分が知らない選択肢が出てくる
  • なぜそちらを選ばなかったかも聞ける
  • 比較の軸がわかる
  • 次に調べるものが見つかる
  • 1つの質問で複数の情報

そして、「昨日は何をしていましたか」。

「どんな仕事ですか」と聞くと、抽象的な答えになります。

「昨日は」と聞くと、実際にあったことを話してくれます。そして具体的なほうが、自分に合うか判断しやすい。

質問の詳細はこちらの記事で扱っています。

09②やってみて反応を見る

自分を知る方法です。

自分がどう感じるかは、やってみないとわかりません。

1面白いと感じたか続けたくなるか
2苦痛だったかこれも重要な情報
3時間を忘れたか集中できたか
4疲れ方はどうか心地よい疲れか
5また やりたいか最も単純な指標
6できそうか適性の感覚

「苦痛だったかも重要な情報」——ここが見落とされます。

「合わない」とわかることは、選択肢を絞る材料です。

  • 合わないものを消していく
  • それも前進
  • 失敗ではない
  • やらなければわからなかった
  • 消去法も有効な方法
この章の要点
  • 「消去法も有効な方法」——これは強調しておきます。
  • 「やりたいこと」から絞るのではなく、「これは違う」を積み重ねて絞る。
  • この方法でも、進路は決まります。
  • そして、「時間を忘れたか」。
  • これは自分の関心を知る手がかりになります。
  • ただし、「時間を忘れるほど熱中できること」が必ずあるとは限りません。ない人も普通です。

10何を試すか

試す対象です。

1授業を取ってみる最も手軽
2アルバイトをしてみる働く経験
3サークルの活動役割を担う
4短期のインターンシップ企業を知る
5自分で何か作ってみる制作、発信
6ボランティア社会との接点
7長期インターン条件が合えば

「授業を取ってみる」——最も手軽で、費用もかかりません。

他学部の授業や、専門外の分野の授業を取ってみる。

  • 履修できる範囲を確認
  • 興味を持った分野の入門的な科目
  • 単位にもなる
  • 合わなければそれもわかる
  • 低いコストで試せる
この章の要点
  • 「低いコストで試せる」——これが重要です。
  • 大きな決断をする前に、小さく試す。
  • そして、「アルバイトをしてみる」。
  • 働くという経験そのものが、判断材料になります。
  • 接客が合うか、事務作業が合うか、体を動かす仕事が合うか。これは実際にやってみないとわかりません。
  • ただし、学業を優先してください。
PROB・OG訪問
Matcher(OB訪問アプリ)
こんな人に大学のつながりに関係なく社会人に話を聞きたい人
無料でOB訪問相手を探す →

11③記録する

最も見落とされる作業です。

記録しないと、材料が失われます。

1何を聞いたか忘れる後で見返せる
2そのとき何を感じたか忘れる最も重要な情報が残る
3比較できない並べて比べられる
43年になって思い出せない自己分析の材料になる
5同じことを繰り返す積み上がる

「そのとき何を感じたか」が最も忘れます。

事実は思い出せても、そのとき自分がどう感じたかは残りません。

  • 面白いと思ったか
  • 合わないと思ったか
  • どこが引っかかったか
  • 意外だったこと
  • 疑問が残ったこと
この章の要点
  • そして、これらは3年になって自己分析をするときの材料になります。
  • 記録がないと、「何をやってきたか」を思い出すところから始めることになります。
  • そして、細部は思い出せません。
  • 記録があれば、その作業が不要になります。

12何を記録するか

負担にならない方法です。

1いつ・何をしたか1行
2知ったこと1〜2行
3自分がどう感じたか1〜2行。最重要
4次に調べたいこと1行
5誰から聞いたか1行

5行で十分です。

凝った記録にすると、続きません。

  • 1か所にまとめる:後で探せる
  • 形式は何でもいい:ノート、メモ、文書
  • その日のうちに書く:忘れる前に
  • 短くていい
  • 週に1回まとめてでもいい

「1か所にまとめる」——分散させると、後で探せません。

そして、定期的に見返してください。

  • 学期の終わりに読み返す
  • 共通する反応があるか見る
  • 興味の傾向が見えるか
  • 避けたいことが見えるか
  • 変化があるか

「共通する反応があるか」——ここに手がかりがあります。

複数の場面で「面白い」と感じたものに共通点があれば、それが関心の方向かもしれません。

13「避けたいこと」から決める

もう1つの方法です。

「やりたいこと」がなくても、「避けたいこと」はあります。

1働き方不規則な時間、長時間
2環境人が多い、静かすぎる
3業務の性質数字を追う、同じ作業の反復
4人との関わり多い、少ない
5場所転勤、遠方
6その他自分で気づいたこと

これを書き出すと、選択肢が絞られます。

  • 「これは無理」を書き出す
  • 理由も書く
  • アルバイトや授業での経験から
  • 絞られた中から選ぶ
  • 消去法でも進路は決まる
この章の要点
  • 「消去法でも進路は決まる」——これは実際にそうです。
  • すべての選択肢を検討して、最良のものを選ぶ必要はありません。
  • 合わないものを外していけば、残ったものから選べます。
  • そして、「避けたいこと」のほうが、実感として持ちやすい。
  • アルバイトで「これは嫌だった」という経験があれば、それは確かな情報です。
  • ただし、1回の経験で決めつけないでください。環境や状況で変わることもあります。

14「条件」から決める

さらにもう1つの方法です。

1働く場所地元か、他地域か
2働き方時間、休みの取りやすさ
3生活との両立家庭、趣味など
4収入の水準必要な額
5安定性重視するか
6成長の機会学べる環境か

「やりたいこと」ではなく「大事にしたい条件」で選ぶ——これも正当な選び方です。

  • 仕事内容より条件を重視する人もいる
  • それは間違いではない
  • 生活があってこその仕事
  • 条件から絞ると現実的
  • 後から仕事内容を選べることもある
この章の要点
  • 「仕事内容より条件を重視するのは間違いではない」——これは書いておきます。
  • 「情熱を持って仕事を選ぶべき」という考えが強調されがちですが、それだけが正解ではありません。
  • 「地元で働きたい」「決まった時間に帰りたい」「安定して働きたい」——これらは正当な基準です。
  • そして、条件から絞ると、現実的な選択肢が見えます。
  • 「地元で、この条件で働ける仕事は何か」という問い方は、調べやすい形です。

15得意なことから考える

「好き」より「得意」から考える方法です。

1人より苦にならないことこれが手がかり
2頼まれることが多いこと周りが認めている
3説明できること理解が深い
4続けられていること相性がいい
5褒められたこと他者からの視点

「人より苦にならないこと」——これが最も実用的な手がかりです。

「得意」というと大げさに聞こえますが、「他の人より苦にならない」なら見つけやすい。

  • 資料を作るのが苦にならない
  • 人と話すのが苦にならない
  • 細かい作業が苦にならない
  • 調べるのが苦にならない
  • まとめるのが苦にならない
この章の要点
  • これらは、仕事に直結します。
  • そして、「頼まれることが多いこと」。
  • 周りから頼まれるのは、そこに何かがあるということです。
  • 自分では当たり前だと思っていることが、他の人にとってはそうでないことがあります。
  • 「なぜ自分に頼むのか」を聞いてみてもいいでしょう。

16「好きを仕事に」について

よく言われる言葉について、正直に扱います。

1好きなことを仕事にすべきそうでない人も多い
2好きなら続けられる仕事になると変わることも
3好きがないとだめそんなことはない
4—好きは趣味として残す選択も
5—「苦にならない」で十分

「仕事になると変わることも」——これは知っておいてください。

好きなことでも、締切があり、他人の要求に応え、成果を求められると、感じ方が変わることがあります。

  • 好きだったことが苦痛になる可能性
  • 趣味として残すほうが良い場合もある
  • 「好き」と「仕事にできる」は別
  • どちらが良いかは人による
  • 決めつけない
この章の要点
  • そして、「好きがなくてもいい」。
  • 強い情熱を持って仕事を選ぶ人もいれば、条件で選ぶ人もいます。
  • 後者が劣っているわけではありません。
  • 「苦にならない」「まあ悪くない」という感覚でも、働き続けることはできます。

17周りと比べてしまうとき

多くの学生が経験することです。

1決まっているように見える実は迷っている
2活動しているように見える続いているか
3自信があるように見える不安も抱えている
4順調に見える後で変わることも
5—他人の内側は見えない

「他人の内側は見えない」——これが比較を無意味にする理由です。

見えるのは、その人が見せている部分だけです。

  • 迷いは表に出さない人が多い
  • 「決まっている」と言っても仮の答えかもしれない
  • 後で変わる人も多い
  • 比べても情報にならない
  • 自分の進み方に集中する
この章の要点
  • そして、進路は人それぞれ違います。
  • 学部も、関心も、状況も、家庭の事情も違う。だから同じ進み方をする理由がありません。
  • 比べるなら、過去の自分と比べてください。3か月前より、知っている選択肢が増えているか。
  • それが唯一意味のある比較です。

18それでも決まらない場合

正直に扱います。

13年になっても決まらない珍しくない
2興味が持てるものがない条件から選ぶ
3周りが決まっていて焦る比べても意味がない
4選択肢が多すぎる絞る基準を決める
5決めるのが怖い変えられる

「3年になっても決まらないのは珍しくない」——これは事実です。

就活を始める段階で明確な志望がある人は、多数派ではありません。

  • 就活の過程で決まっていくことが多い
  • 企業を見る中で絞られる
  • 選考を受ける中で変わる
  • 最初から決まっている必要はない
  • 動きながら決める
この章の要点
  • 「動きながら決める」——これが現実的です。
  • 完璧に決めてから動くのではなく、動きながら絞っていく。
  • そして、「決めるのが怖い」という気持ちについて。
  • 最初の就職先で人生が決まるわけではありません。
  • 働き始めてから変わることもあります。次章で扱います。

そして、強い不安や焦りが続く場合、大学の学生相談室やキャリアセンターに相談してください。一人で抱えないでください。

19決めた後も変わる

知っておくべきことです。

1働いてみて違うと感じるよくあること
2別の関心が出てくる経験が増える
3状況が変わる生活、環境
4新しい仕事が生まれる社会も変わる
5自分も変わる価値観の変化

「働いてみて違うと感じるのは、よくあること」——これを知っておくと、気が楽になります。

「一度決めたら変えられない」という前提が、決めることを難しくしています。

  • 最初の選択がすべてではない
  • 変えることはできる
  • その時点で最善だと思う選択をする
  • 完璧な選択を求めない
  • やってみないとわからないことが多い
この章の要点
  • 「その時点で最善だと思う選択をする」——これで十分です。
  • 将来のことは、誰にもわかりません。
  • 今持っている情報の中で、納得できる選択をする。それ以上はできません。
  • そして、「新しい仕事が生まれる」。
  • 今存在しない仕事が、将来生まれる可能性があります。
  • だから、今の時点で完璧に決める必要はないとも言えます。

20今日からできること

具体的な行動です。

15分記録を置く場所を決める
210分知っている職業を書き出す
310分避けたいことを書き出す
4今週先輩か教員に1つ質問する
5今月キャリアセンターに行く
6今学期興味のある授業を1つ取る

「知っている職業を書き出す」——これをやってみてください。

10分で、いくつ書けるか。

  • 思いつくだけ書く
  • 数を数える
  • それが今の選択肢の全体
  • 意外と少ないことに気づく
  • これを増やすのが目標
この章の要点
  • 「意外と少ないことに気づく」——これが出発点です。
  • その少ない中から「やりたいこと」を探していたとわかります。
  • だから見つからなかった。
  • そして、「先輩か教員に1つ質問する」。
  • 「どんな進路の人がいますか」——この1つでいい。
  • そこから知らない職種が出てきます。そして選択肢が増えます。
PROB・OG訪問
Matcher(OB訪問アプリ)
こんな人に大学のつながりに関係なく社会人に話を聞きたい人
無料でOB訪問相手を探す →

21よくある質問

やりたいことが見つかりません。

1・2年で見つからないのは正常です。理由は「知っている仕事が少なすぎるから」で、世の中の職業のうち名前を知っているのはごく一部です。知らないものは選べません。だから「やりたいことがない」のではなく「知っている中にない」という状態です。これは探し方の問題ではなく、材料の問題です。

自己分析をすれば見つかりますか?

自己分析は「自分の中にあるもの」を整理する作業なので、知らない仕事は出てきません。まず外から材料を入れる、その後で整理する——この順序です。1・2年は「振り返る材料を作る」時期で、分析は材料が揃ってからです。

何をすればいいですか?

3つです。①人に会って話を聞く ②やってみて反応を見る ③記録する。「やりたいことを見つける」だと何をすればいいかわかりませんが、「知っている選択肢を増やす」なら行動が明確です。今週1人に話を聞く、今月1つ試す——これは実行できて、結果も測れます。

なぜ人に聞くのが効率的なのですか?

1人から複数の職種の情報が得られるからです。その人の仕事だけでなく「どんな人と関わりますか」と聞けば、周辺の職種が見えて連鎖的に広がります。また「他にどんな選択肢がありましたか」と聞くと、その人が比較した業界や職種、つまり近い選択肢がわかります。

「合わなかった」経験は無駄ですか?

重要な情報です。選択肢を絞る材料になります。合わないものを消していくのも前進で、失敗ではありません。やらなければわからなかったことです。消去法も有効な方法で、「これは違う」を積み重ねて絞る方法でも進路は決まります。

記録は必要ですか?

必要です。特に「そのとき何を感じたか」は最も忘れます。事実は思い出せても、面白いと思ったか、合わないと思ったか、どこが引っかかったかは残りません。5行で十分です——いつ何をしたか、知ったこと、どう感じたか、次に調べたいこと。3年になって自己分析をするときの材料になります。

「やりたいこと」がなくても決められますか?

決められます。「避けたいこと」から絞る方法(働き方、環境、業務の性質、人との関わり)、「大事にしたい条件」から選ぶ方法(働く場所、時間、生活との両立、安定性)があります。仕事内容より条件を重視するのは間違いではありません。生活があってこその仕事です。

得意なことがわかりません。

「人より苦にならないこと」を探してください。「得意」は大げさに聞こえますが、「他の人より苦にならない」なら見つけやすい。資料を作る、人と話す、細かい作業、調べる、まとめる——これらは仕事に直結します。また「頼まれることが多いこと」も手がかりで、自分では当たり前でも他の人にはそうでないことがあります。

3年になっても決まりません。

珍しくありません。就活を始める段階で明確な志望がある人は多数派ではなく、就活の過程で、企業を見る中で、選考を受ける中で絞られていきます。完璧に決めてから動くのではなく、動きながら決めてください。強い不安が続く場合は、大学の学生相談室やキャリアセンターに相談してください。

決めるのが怖いです。

最初の就職先で人生が決まるわけではありません。働いてみて違うと感じるのはよくあることで、変えることもできます。「一度決めたら変えられない」という前提が、決めることを難しくしています。その時点で最善だと思う選択をすれば十分で、将来のことは誰にもわかりません。

22まとめ|見つけるのではなく、知る

1・2年でやりたいことが見つからないのは、正常です。理由は知っている仕事が少なすぎるからで、知らないものは選べません。

だから「見つける」を「知る」に置き換えてください。「やりたいことを見つける」では何をすればいいかわかりませんが、「知っている選択肢を増やす」なら行動が明確です。

やることは3つ。①人に会って話を聞く ②やってみて反応を見る ③記録する。これを繰り返すだけです。

そして「合わなかった」も重要な情報です。消去法でも進路は決まります。

「やりたいこと」がなくても決められます。「避けたいこと」から絞る、「大事にしたい条件」から選ぶ。仕事内容より条件を重視するのは、間違いではありません。

最後に。考えても出てきません。動いて材料を増やしてください。そして最初の選択がすべてではありません。その時点で最善だと思う選択をすれば、それで十分です。

この記事について:本記事は一般的な考え方を整理したものであり、就職・進路の結果を保証するものではありません。各サービスの内容・対象・利用条件は提供元によって異なり、変更されることがあります。利用前に必ず公式情報をご確認ください。進路に関する相談は、大学のキャリアセンターでも受けられます(支援内容・対象学年は大学によって異なります)。進路について強い不安や焦りが続く場合、気分の落ち込みが長く続く場合は、大学の学生相談室・保健管理センターや医療機関にご相談ください。多くの大学に学生向けの相談窓口があります。本記事は医療・心理に関する助言ではありません。
この記事を読んだ人におすすめのサービス
PROB・OG訪問
Matcher(OB訪問アプリ)
こんな人に大学のつながりに関係なく社会人に話を聞きたい人
無料でOB訪問相手を探す →