大学・キャンパス 更新 2026.09.14 この記事にはPRを含みます

保健センター・学生相談室の使い方|無料で使える学内サポート

結論

保健管理センターは「からだ」、学生相談室は「こころ・生活・人間関係」——大まかにはこの分担です。ただし境界は曖昧で、どちらに行っても適切な窓口を案内してもらえます。利用の基準は「困っていること」があれば十分で、深刻さは問われません。眠れない、気力が出ない、人間関係がつらい、進路が定まらない、なんとなく大学に足が向かない——すべて相談の対象です。どちらも無料で、守秘義務があり…

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22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.14
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「これくらいで行っていいのかな」——その基準で迷う必要はありません。

大学には、保健管理センターと学生相談室という2つの支援窓口があります。どちらも学生が無料で利用でき、多くの大学に設置されています。

ところが、使ったことがないまま卒業する学生が大半です。理由は単純で、何ができるのか、どういうときに行くのかが知られていないからです。

この記事では、2つの窓口の違い、できること、行くべきタイミング、実際の流れ、そして守秘義務の扱いを整理します。

この記事について:本記事は一般的な整理です。設置の有無・名称・対応内容・受付時間・予約の要否・医師や専門職の配置は、大学によって大きく異なります。必ず在籍する大学の案内をご確認ください。本記事は医学的な助言や診断を行うものではありません。心身の不調が続く場合は、医療機関の受診をご検討ください。緊急を要する場合は、救急または大学の指定する連絡先にご相談ください。

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2つの窓口保健管理センター…保健管理センター…健康診断体調が悪くなった…この記事

この記事の流れ

保健センター・学生相談室の使い方

保健管理センターは「からだ」、学生相談室は「こころ・生活・人間関係」——大まかにはこの分担です。

1
保健管理センターからだの健康
2
学生相談室こころ・生活・人間関係

2つの窓口

役割が違います。

大まかな分担は、保健管理センターが「からだ」、学生相談室が「こころ」です。ただし、境界は曖昧です。眠れないという相談は、どちらでも受け付けられます。

1
名称保健センター・医務室など
2
配置看護職・医師など
3
費用無料が一般的
4
設置多くの大学にある

保健管理センターとは

健康を支える窓口です。

保健管理センターは、学生の健康を支える施設です。名称は大学によって異なります。看護職が常駐し、医師が定期的に来るという体制が一般的です。

1
応急処置けが・体調不良
2
休養ベッドで休む
3
健康相談気になる症状
4
健康診断年1回の実施

保健管理センターでできること

幅広く対応しています。

最も使われるのが、体調が悪くなったときの休養です。授業中に気分が悪くなった、頭痛がひどい——そうしたときに横になって休める場所があります。

1
時期年度初めが一般的
2
費用無料が通常
3
義務受診が求められる
4
未受診証明書が出せない

健康診断

必ず受けてください。

健康診断は、年度初めに実施されるのが一般的です。受けなかった場合、健康診断証明書が発行できません。就職活動や実習で困ることになります。

1
授業中に気分が悪い教室を出て向かう
2
けがをした応急処置
3
頭痛・腹痛休養・相談
4
症状が重い医療機関へ

体調が悪くなったとき

遠慮せず使ってください。

学内で体調が悪くなったら、保健管理センターへ向かってください。無理をして授業に出続けるより、早く休んだ方が回復が早くなります。

1
役割が違います。2つの窓口
2
健康を支える窓口です。保健管理センターとは
3
幅広く対応しています。保健管理センターでできること
4
必ず受けてください。健康診断

まとめ

この記事の要点

ただし境界は曖昧で、どちらに行っても適切な窓口を案内してもらえます。利用の基準は「困っていること」があれば十分で、深刻さは問われません。

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012つの窓口

役割が違います。

1保健管理センターからだの健康
2学生相談室こころ・生活・人間関係
この章の要点
  • 大まかな分担は、保健管理センターが「からだ」、学生相談室が「こころ」です。
  • ただし、境界は曖昧です。眠れないという相談は、どちらでも受け付けられます。
  • 迷った場合は、どちらに行っても構いません。適切な窓口を案内してもらえます。

なお、両方が同じ建物にある大学も多くあります。「保健管理センター」の中に相談部門が置かれている形です。その場合、受付で用件を伝えれば適切な担当につないでもらえます。建物の場所だけ先に確認しておけば、いざというときに迷いません。

この2つが無料で使えることは、在学中だけの利点です。社会に出れば、同じ相談をするのに費用がかかります。学費を払っている以上、使わなければ損だという考え方もできます。制度として用意されているものを使うことに、遠慮は要りません。

まず、どちらがあるかを確認してください。

02保健管理センターとは

健康を支える窓口です。

1名称保健センター・医務室など
2配置看護職・医師など
3費用無料が一般的
4設置多くの大学にある
この章の要点
  • 保健管理センターは、学生の健康を支える施設です。名称は大学によって異なります。
  • 看護職が常駐し、医師が定期的に来るという体制が一般的です。
  • 利用は無料とされているのが通常です。学費に含まれていると考えてください。

なお、医師の在室日は限られることが一般的です。常時いるわけではないため、診察を希望する場合は日程を確認してください。看護職は常駐していることが多く、相談だけならいつでも可能です。

なお、キャンパスが複数ある大学では、設置状況が異なることがあります。自分が通うキャンパスの体制を確認してください。

知っておくだけで、いざというときに動けます。

03保健管理センターでできること

幅広く対応しています。

1応急処置けが・体調不良
2休養ベッドで休む
3健康相談気になる症状
4健康診断年1回の実施
5証明書の発行健康診断証明書
6医療機関の紹介必要に応じて

最も使われるのが、体調が悪くなったときの休養です。

授業中に気分が悪くなった、頭痛がひどい——そうしたときに横になって休める場所があります。

また、健康診断証明書はここで発行されます。就職活動や実習で必要になります。詳しくは大学の証明書の取り方|在学・成績・卒業見込証明書の発行手順で扱っています。

なお、市販薬の配布は行わない大学が多くあります。医薬品の取り扱いには制約があるためです。持病の薬がある人は、自分で管理してください。

なお、健康に関する相談も受け付けています。生活リズム、食生活、飲酒——気になることがあれば聞けます。

使える場面は、想像より多くあります。

なお、学内で急な体調不良になった友人を連れて行くこともできます。自力で歩けない場合は、大学の指定する連絡先に連絡してください。対応の手順が定められています。

04健康診断

必ず受けてください。

1時期年度初めが一般的
2費用無料が通常
3義務受診が求められる
4未受診証明書が出せない
5追加の受診期間外は有料の場合も
この章の要点
  • 健康診断は、年度初めに実施されるのが一般的です。
  • 受けなかった場合、健康診断証明書が発行できません。就職活動や実習で困ることになります。
  • そして、自分の健康状態を把握する機会でもあります。無料で受けられる検査を逃す理由はありません。

なお、実施期間が短いことにも注意してください。数日間で全学年分を実施するため、指定された日時を逃すと受けられません。期間外の受診は有料の医療機関になる場合があります。

なお、結果は後日通知されます。所見があった場合は、指示に従って受診してください。

毎年必ず受診してください。

なお、健康診断は入学時から卒業まで毎年あります。学年が上がると受け忘れる人が増えますが、必要になるのはむしろ3・4年次です。就職活動や実習の直前に「証明書が出せない」と気づくケースが実際にあります。年度初めの案内は必ず確認してください。

05体調が悪くなったとき

遠慮せず使ってください。

1授業中に気分が悪い教室を出て向かう
2けがをした応急処置
3頭痛・腹痛休養・相談
4症状が重い医療機関へ
5持病がある事前に相談
この章の要点
  • 学内で体調が悪くなったら、保健管理センターへ向かってください。
  • 無理をして授業に出続けるより、早く休んだ方が回復が早くなります。
  • なお、持病がある場合は事前に相談しておくと安心です。緊急時の対応が円滑になります。

なお、授業を抜けて向かう場合、可能なら教員に一言伝えてください。難しければ後から報告しても構いません。体調が優先です。

なお、症状が重いと判断された場合は、医療機関への受診を勧められます。その場合は指示に従ってください。

無理を続けても、良い結果にはなりません。

なお、感染症が疑われる場合は、行く前に電話で連絡してください。他の利用者への配慮として、案内に従った対応が求められることがあります。大学が示す手順を確認してください。

06学生相談室とは

悩みを話せる場所です。

1名称学生相談室・カウンセリング室など
2対応専門の相談員
3費用無料が一般的
4形式個別の面談
5時間50分程度が目安
この章の要点
  • 学生相談室は、悩みを話せる場所です。専門の相談員が対応します。
  • 「カウンセリング」と聞くと構えてしまうかもしれませんが、話を聞いてもらう場と考えてください。
  • 費用は無料とされているのが通常です。回数の制限も、基本的にはありません。

なお、「相談室」という名前に構える必要はありません。深刻な問題を抱えた人だけが行く場所ではなく、進路の迷いや生活リズムの相談でも利用されています。話を整理する場だと考えてください。

学生相談室が敬遠される背景には、「カウンセリング=重い問題」という思い込みがあります。しかし実際に来る学生の相談内容は、進路の迷い、友人との距離感、やる気が出ない、といった日常的なものが大半です。特別な人が行く場所ではありません。

話を聞いてもらう場だと考えてください。

07学生相談室で話せること

制限はありません。

1気持ちのこと落ち込み・不安・焦り
2人間関係友人・ゼミ・家族
3学業やる気が出ない
4進路方向が定まらない
5生活生活リズムの乱れ
6はっきりしない不調なんとなくつらい

相談できる内容に、制限はありません。

最も大事なのが、「なんとなくつらい」でも構わないということです。理由が説明できなくても利用できます。

むしろ、言葉にできない状態を整理するために使う場です。まとまってから行く必要はありません。

なお、相談内容が途中で変わっても構いません。学業の話をしに行ったら人間関係の話になった、ということはよくあります。話しながら本当の関心が見えてくることもあります。

なお、家族のことも相談できます。実家との関係、経済的な事情——学業に影響する範囲であれば対象です。

内容に制限はありません。

なお、「相談するほどではない気がする」という感覚自体が、多くの学生に共通するものです。実際に話してみると、自分が思っていた以上に負担を抱えていたと気づくことがあります。

08どんな人が対応するか

専門職です。

1臨床心理士・公認心理師心理的な相談
2カウンセラー面談
3精神科医配置される場合
4看護職保健管理センター
5教員兼務の場合も
この章の要点
  • 対応するのは、相談の専門職です。心理の資格を持つ人が配置されているのが一般的です。
  • 大学によっては、精神科医が定期的に来る体制を取っています。
  • なお、配置される職種は大学によって異なります。案内を確認してください。

なお、相談員との相性もあります。合わないと感じたら、担当の変更を相談できる場合があります。遠慮せず伝えてください。

この章の要点
  • なお、相談員は評価する立場ではありません。成績をつける教員とは役割が違います。
  • 専門職が対応します。安心して話してください。
  • なお、相談員は学内の制度にも詳しく、必要に応じて他の窓口を案内してくれます。

09行くタイミング

早いほど良い結果になります。

1気になり始めたとき理想
2数週間続くとき目安
3生活に支障が出たとき早めに
4限界まで我慢避けたい
この章の要点
  • 相談のタイミングは、早いほど選択肢が多くなります。
  • 限界まで我慢してから行くと、回復にも時間がかかります。そして、履修や卒業にも影響が出ます。
  • 「まだ大丈夫」と思えるうちに一度話しておく——これが最も負担の少ない使い方です。

なお、「行くべきか迷っている」段階で行くのが最も良いタイミングです。迷うということは、何か気になることがあるということです。

早く行く利点を具体的に言えば、履修や卒業への影響を防げることです。体調を崩して授業に出られない期間が長引くと、単位が取れなくなります。その段階で相談しても、できることは限られます。休学や配慮の申請も、余裕のあるうちに検討する方が選択肢が広くなります。

迷った時点が、行くタイミングです。

なお、長期休暇の前も一つのタイミングです。休み中は大学の窓口が閉まることがあり、その間に状況が悪化すると相談先がありません。

10気をつけたいサイン

体に出ることがあります。

1眠れない寝つけない・早く目覚める
2食欲の変化食べられない・過食
3気力が出ない何もする気になれない
4大学に行けない足が向かない
5涙が出る理由なく
6体調不良が続く検査で異常なし
この章の要点
  • 心の負担は、体に表れることがあります。
  • 眠れない、食欲がない、体調不良が続くのに検査では異常がない——こうした状態は相談の対象です。
  • 本記事は診断を行うものではありません。気になる状態が続くなら、窓口や医療機関に相談してください。

なお、複数のサインが重なっている場合は、特に注意してください。眠れず食欲もなく大学にも行けない——こうした状態が数週間続いているなら、早めに相談してください。

なお、周囲から指摘された場合も、一度相談してみてください。自分では気づきにくい変化を、他人が先に見つけることがあります。

変化に気づいたら、早めに相談してください。

なお、季節や時期による変動もあります。試験期間や就職活動の時期に不調が出やすい人は、その前から相談しておくと備えになります。

11利用の流れ

難しくありません。

  1. 1予約する(必要な場合)
  2. 2受付で名前を伝える
  3. 3簡単な記入
  4. 4面談
  5. 5次回の相談
この章の要点
  • 利用の流れは、この5段階です。特別な準備は要りません。
  • 初回は、簡単な記入用紙を書くことが多くあります。書きたくない項目は空欄でも構いません。
  • 面談は50分程度が目安です。話したいことがなくなれば、早く終えても構いません。

なお、初回は状況を聞く時間になることが多くあります。すぐに解決策が示されるわけではない点は、理解しておいてください。

なお、途中で帰っても構いません。話すのがつらくなったら、その旨を伝えてください。

なお、初回で終わる人も多くいます。話して整理がつけば、それで十分です。継続が前提ではありません。

12予約の取り方

方法を確認してください。

1窓口直接申し込む
2電話受付時間内に
3メール対応する大学も
4オンライン予約システム
5予約不要保健管理センターは多い

学生相談室は、予約制のことが多くあります。

混雑している時期は、数日から数週間待つこともあります。早めに申し込んでください。

一方、保健管理センターは予約不要で使えるのが一般的です。体調不良のときはそのまま向かってください。

この章の要点
  • なお、キャンセルの連絡は必ず入れてください。予約枠は限られており、他の学生が使えます。
  • なお、緊急の場合は、その旨を伝えてください。優先して対応されることがあります。
  • 早めの申し込みが確実です。
  • なお、予約時に希望を伝えられることもあります。時間帯や担当について、相談してみてください。

13何を話せばいいか

まとまっていなくて構いません。

1うまく説明できない問題ない
2何を話せばいいか分からないそれも伝えてよい
3深刻でない基準ではない
4途中で黙ってしまう構わない
この章の要点
  • 「うまく説明できない」という心配は、不要です。
  • 整理して話せない状態こそ、相談の対象です。相談員は、話を聞きながら整理を手伝います。
  • 「何を話せばいいか分からないのですが」——この一言から始めて構いません。

なお、話したくないことは話さなくて構いません。聞かれても、答えたくなければそう伝えてよいものです。

なお、メモを持っていっても構いません。うまく言えるか不安なら、書いて渡す方法もあります。

話す内容を準備していく必要はありませんが、「いつから」「どんなときに」という時間の情報があると、相談員が状況を把握しやすくなります。2週間前から眠れない、試験の時期だけつらい——こうした情報は役に立ちます。ただし、思い出せなければそれで構いません。

まとまっていなくても、まず行ってみてください。

14守秘義務

内容は守られます。

1守秘義務相談員に課される
2教員に伝わるか原則として伝わらない
3家族に伝わるか同上
4成績への影響ない
5例外生命に関わる場合など

相談員には守秘義務があります。相談内容が外部に伝わることは、原則としてありません。

教員、家族、友人——本人の同意なく伝えられることはないのが通常です。

ただし、生命に関わる緊急の場合など、例外が設けられていることがあります。詳細は窓口で確認してください。

なお、記録の扱いについて不安があれば、初回に確認してください。どう管理されるかを説明してもらえます。

守秘義務があるからこそ、正直に話せます。「教員に伝わるかもしれない」と考えながら話すと、肝心なことが言えません。伝えたくないことがあるなら、最初に「これは伝えないでほしい」と言っておけば、その前提で話が進みます。

なお、守秘義務の範囲は窓口によって説明が異なる場合があります。不安があれば、最初に確認してください。

守られるからこそ、率直に話せます。

不安があれば、最初に確認しておいてください。

15家族や教員への連絡

本人の意思が尊重されます。

1伝えたくない最初に伝える
2伝えてほしい相談員が調整
3教員への配慮依頼本人の同意が前提
4不安がある初回に確認できる
この章の要点
  • 「家族に知られたくない」という場合は、最初にその旨を伝えてください。
  • 逆に、教員に状況を伝えてほしい場合、相談員が間に入ってくれることもあります。
  • どちらの場合も、本人の意思が起点です。不安なら、初回に確認してください。
  • なお、未成年の場合の扱いは大学によって異なることがあります。確認しておくと安心です。
  • なお、家族に知られたくない理由も相談できます。事情を踏まえた対応を検討してもらえます。
  • 意思を伝えれば、それが尊重されます。

16継続して使える

一度で終わりではありません。

1回数複数回の利用が可能
2間隔相談のうえ決める
3中断いつでも可
4再開また来てよい
この章の要点
  • 相談は、継続して利用できます。1回で解決する必要はありません。
  • 逆に、1回で終わってもよいものです。話してすっきりしたら、それで構いません。
  • 時間が経ってからまた利用することもできます。状況が変わったら、また行ってください。
  • なお、予約を続けることが負担になるなら、その旨も相談してください。間隔を空けることもできます。
  • なお、卒業まで継続して利用する人もいます。定期的に話す場として使う形です。

なお、相談を終える判断も自分でできます。「もう大丈夫そうです」と伝えれば、それで終わりにできます。

使い方は自分で決めて構いません。

17医療機関との違い

役割が異なります。

観点 学内の窓口 医療機関
費用 無料が一般的 自己負担あり
診断 行わない場合が多い 行う
処方 基本的にしない する
相談 時間を取れる 限られることも

学内の窓口と医療機関は、役割が異なります。

学内の窓口では、診断や薬の処方は行わないことが一般的です。

必要と判断されれば、医療機関を紹介してもらえます。どこに行けばいいか分からない場合も相談できます。

なお、受診を勧められた場合は、検討してください。学内では対応しきれない状態と判断されたということです。

学内の窓口の利点は、大学の事情を分かっていることです。履修の仕組み、試験の時期、研究室の状況——こうした背景を説明しなくても通じます。医療機関では、そこから説明する必要があります。

必要なら、適切な場所につないでもらえます。

18修学上の配慮

制度があります。

1配慮の申請大学の制度
2対象心身の状況による
3内容大学が判断
4窓口担当部署がある場合
5相談まず窓口へ
この章の要点
  • 心身の状況によって修学に困難がある場合、配慮を申請できる制度があります。
  • 内容や手続きは大学によって異なります。まず窓口に相談してください。
  • 該当するかどうかの判断も、窓口で行われます。自己判断で諦めないでください。
  • なお、配慮の内容は個別に検討されます。診断書などの資料が必要になる場合があります。

なお、配慮を受けることは特別扱いではありません。学ぶ機会を等しく確保するための制度です。該当する可能性があるなら、遠慮せず相談してください。

なお、申請には時間がかかることがあります。学期が始まる前に相談しておくと、対応が間に合います。

制度があることを、まず知っておいてください。

19友人が心配なとき

相談できます。

1自分が相談する本人でなくても可
2関わり方を聞くどう接するか
3抱え込まない自分も負担を受ける
4無理に連れて行かない本人の意思
この章の要点
  • 友人の様子が心配な場合、自分が相談に行くことができます。
  • 「どう接すればいいか」を聞けるほか、自分自身の負担についても話せます。
  • ただし、無理に窓口へ連れて行くのは避けてください。本人の意思が前提です。
  • なお、自分が疲れてしまったときも相談してください。支える側の負担も、相談の対象です。

なお、できることには限りがあります。友人を支えようとして自分が消耗するのは、双方にとって良い結果になりません。専門職につなぐことも支援の一つです。

一人で抱えず、窓口を使ってください。

20他の相談先

窓口は複数あります。

1学生課生活・経済的な相談
2教務課履修・休学
3ハラスメント窓口該当し得る場合
4アドバイザー教員学業全般
5学外の相談窓口公的な機関

学内の相談先は、保健管理センターと学生相談室だけではありません。

経済的な事情は学生課、履修や休学は教務課が窓口です。窓口の全体像は大学の学生課・教務課の使い方|どんな相談ができる?で扱っています。

また、公的な相談窓口も利用できます。学内で話しにくい場合の選択肢になります。

なお、複数の窓口を同時に使って構いません。それぞれ役割が違います。

なお、学外の公的な相談窓口には、電話やオンラインで利用できるものもあります。学内では話しにくい場合の選択肢になります。

相談先は一つではありません。

21よくある質問

保健管理センターと学生相談室の違いは何ですか?

大まかには、保健管理センターが「からだ」、学生相談室が「こころ・生活・人間関係」を扱います。ただし境界は曖昧で、どちらに行っても適切な窓口を案内してもらえます。

どの程度の悩みなら相談していいですか?

基準はありません。「困っていること」があれば十分です。深刻さは問われず、「なんとなくつらい」という段階でも利用できます。むしろ早い段階ほど選択肢が多くなります。

お金はかかりますか?

無料とされているのが一般的です。学費に含まれていると考えてください。ただし大学によって扱いが異なる可能性があるため、案内を確認してください。

相談内容は教員や家族に伝わりますか?

相談員には守秘義務があり、本人の同意なく伝えられることは原則ありません。成績に影響することもありません。ただし生命に関わる緊急の場合など、例外が設けられていることがあります。

うまく説明できる自信がありません。

問題ありません。整理して話せない状態こそ相談の対象です。「何を話せばいいか分からないのですが」という一言から始めて構いません。相談員が整理を手伝います。

予約は必要ですか?

学生相談室は予約制のことが多く、混雑時は数日から数週間待つこともあります。一方、保健管理センターは予約不要で使えるのが一般的です。体調不良のときはそのまま向かってください。

眠れない日が続いています。

相談の対象です。心の負担は体に表れることがあり、眠れない、食欲がない、体調不良が続くのに検査では異常がないといった状態も含まれます。気になる状態が続くなら、窓口や医療機関に相談してください。

薬を処方してもらえますか?

学内の窓口では、診断や薬の処方は行わないことが一般的です。必要と判断されれば医療機関を紹介してもらえます。どこに行けばいいか分からない場合も相談できます。

友人が心配です。自分が相談してもいいですか?

できます。「どう接すればいいか」を聞けるほか、自分自身の負担についても話せます。ただし、無理に窓口へ連れて行くのは避けてください。本人の意思が前提です。

一度行ったら通い続けないといけませんか?

そんなことはありません。1回で終わってもよく、継続して利用することもできます。中断も再開も自由です。状況が変わったら、また行ってください。

22まとめ|困っていれば、それで十分です

保健管理センターは「からだ」、学生相談室は「こころ」。迷ったらどちらでも構いません。案内してもらえます。

利用の基準は「困っていること」があるかどうかです。深刻さは問われません。「なんとなくつらい」で構いません。

無料で、守秘義務があります。相談内容が教員や家族に伝わることは、原則としてありません。成績にも影響しません。

うまく説明できなくて構いません。整理して話せない状態こそ、相談の対象です。

最後に。早い段階ほど選択肢が多くなります。限界まで我慢するより、「まだ大丈夫」なうちに一度話す方が軽く済みます。

この記事について:本記事は一般的な整理です。設置の有無・名称・対応内容・受付時間・予約の要否・配置される職種・費用・守秘義務の例外・修学上の配慮の制度は、大学によって大きく異なります。必ず在籍する大学の案内をご確認ください。本記事は医学的な助言・診断・治療方針を示すものではなく、記載した状態が特定の疾患を意味するものでもありません。心身の不調が続く場合は医療機関の受診をご検討ください。緊急を要する場合は、救急または大学が指定する連絡先にご相談ください。