大学のキャリアセンターの使い方|在学中にできる相談の中身
キャリアセンターの価値は、「自分の大学の事情を踏まえた相談ができること」にあります。民間の就職サービスは一般論しか言えませんが、キャリアセンターは過去にその大学から誰がどこへ進んだかを把握しています。できることは大きく①個別相談 ②応募書類の添削 ③模擬面接 ④求人情報の提供 ⑤講座・ガイダンス ⑥先輩の進路記録の閲覧。特に見落とされているのが⑥で、同じ学部の先輩がどの企業…
無料で、何度でも使える。それなのに、行かないまま終わる。
大学にはキャリアセンターという窓口があります。就職活動の相談、応募書類の添削、面接の練習——これらがすべて無料で受けられます。
ところが、一度も使わずに就職活動を終える学生が少なくありません。存在は知っていても、何をしてもらえるのかが分からないためです。
この記事では、キャリアセンターでできること、学年別の使い方、相談の持ちかけ方、知られていない機能、そして民間サービスとの違いを整理します。
この記事を7枚で
1 / 701キャリアセンターとは
進路支援の窓口です。
- キャリアセンターは、学生の進路を支援する窓口です。名称は大学によって異なります。
- 対象は全学年です。就職活動を控えた学生だけのものではありません。
- そして、すべて無料です。学費に含まれていると考えてください。
なお、対応するのは大学の職員や専門の相談員です。企業の採用担当ではないため、営業的な意図がありません。特定の企業を勧められることも、契約を求められることもありません。中立的な立場から話を聞いてもらえる点は、民間サービスとの大きな違いです。
キャリアセンターが設置されている理由は、大学が就職状況に責任を持っていることにあります。卒業生の進路は大学の評価にも関わるため、支援には相応の体制が組まれています。学生にとっては、その体制を無料で使えるということです。
まずは場所と受付時間を確認してください。
知らないまま卒業するのが、最ももったいない使い方です。
02なぜ使われないのか
理由があります。
- 使われない最大の理由は、何をしてもらえるのかが分からないことです。
- そして、「まだ早い」という思い込みもあります。実際には1年次から使えます。
- また、「相談することが決まっていない」という理由で行かない人も多くいます。それでも構いません。
もう一つの要因が、「行く理由がないと行ってはいけない」という思い込みです。明確な相談内容がなければ行けないと考えると、いつまでも行けません。実際には、話しながら相談内容が見えてくることの方が多くあります。
「自分で何とかする」という姿勢は悪いものではありませんが、情報の差は努力では埋まりません。大学に届く求人、先輩の進路記録、過去の選考の傾向——これらは窓口でしか得られない情報です。自力で探しても見つからないものがあります。
理由が分かれば、行かない理由はなくなります。
なお、行かなかったことを後悔する学生は多く、行って後悔したという話はほとんど聞きません。費用がかからず、時間も30分程度です。合わなければ次から行かなければよいだけの話で、試すことのリスクが極めて小さい選択肢です。
03できること6つ
整理しておきます。
- キャリアセンターでできることは、大きくこの6つです。
- 最も知られていないのが⑥の先輩の記録です。次の項目以降で詳しく説明します。
- なお、提供されるサービスは大学によって異なります。案内を確認してください。
なお、これらは組み合わせて使えます。相談で方向を決め、書類を添削してもらい、模擬面接で仕上げる——一連の流れとして利用するのが最も効果的です。単発で使うより、継続して関わる方が助言の精度も上がります。
なお、どれから使ってもよいものです。書類だけ見てほしい、面接だけ練習したい——目的を絞った利用も歓迎されます。
この6つを知っておけば、使い道は見えてきます。
なお、すべてを使う必要はありません。自分に必要なものだけ選んで構いません。ただし、何があるかを知らなければ選べません。一度、提供されているサービスの一覧を確認しておいてください。
04個別相談
中心のサービスです。
- 個別相談は、キャリアセンターの中心となるサービスです。
- 相談内容は幅広く、「何をしたいか分からない」という状態でも構いません。
- むしろ、方向が定まっていない段階での相談が最も役に立ちます。選択肢を広げる話ができます。
なお、同じ相談員に継続して見てもらうと、経緯を把握してもらえます。指名できる大学もあるため、確認してみてください。
なお、相談内容が就職以外に及んでも構いません。学業との両立、経済的な事情——進路に関わることであれば対象です。
方向が定まらない段階こそ、相談の価値があります。
なお、相談したことが選考に影響することはありません。キャリアセンターは企業に学生の情報を無断で渡す立場にはありません。安心して率直に話してください。
05応募書類の添削
無料で何度でも。
- 応募書類の添削は、最も実利のあるサービスです。
- 民間で同じことを依頼すれば費用がかかります。ここでは無料で、何度でも見てもらえます。
- 添削では、誤字だけでなく内容の伝わり方まで指摘されます。自分では気づけない点が分かります。
なお、複数の視点で見てもらうという使い方もあります。相談員によって指摘の観点が違うことがあり、両方を踏まえると書類の質が上がります。
添削で最も効くのが、「伝わっていない箇所」の指摘です。書いた本人には意味が通っていても、初めて読む人には分からない——この差は自分では気づけません。第三者に読んでもらうこと自体に価値があります。
無料で受けられる以上、使わない理由がありません。
なお、提出期限の直前は避けてください。添削を受けても、直す時間がなければ意味がありません。締切の1週間前を目安に持ち込むと、修正まで含めて間に合います。
06模擬面接
練習の場があります。
- 模擬面接は、本番前に必ず受けておきたいサービスです。
- 頭の中で答えを用意していても、実際に話すと詰まります。その差は、練習しなければ分かりません。
- また、話し方の癖を指摘してもらえます。自分では気づかない点です。
- なお、録画して振り返る形式を取る大学もあります。自分の話し方を客観的に確認できる貴重な機会です。
- なお、本番の直前ではなく余裕を持って受けてください。指摘された点を改善する時間が必要です。
- 練習の有無が、本番の落ち着きを左右します。
なお、オンライン面接の練習に対応する大学も増えています。画面越しの見え方、音声の届き方、視線の位置——対面とは勝手が違うため、別途の練習が必要です。実施の有無を確認してみてください。
なお、複数回受けると改善が見えます。1回目の指摘を踏まえて2回目に臨むと、成長が実感できます。
07求人情報
大学に届く情報があります。
- 企業から大学へ直接届く求人情報があります。
- これらは一般の就職情報サイトには掲載されないことがあります。在学生だけが見られる情報です。
- また、学内で開催される説明会の案内もここで得られます。移動の負担が少なく、参加しやすい機会です。
なお、中小企業の求人が多く含まれることがあります。知名度は低くても条件の良い企業があり、競争率も相対的に低くなります。
なお、掲載の時期にも波があります。定期的に確認する習慣をつけてください。
学内限定の情報は、ここでしか得られません。
なお、大学と関係の深い企業からの求人は、その大学の学生を採用したいという意思が明確です。応募の段階で一定の関心を持たれている状態と言えます。
なお、求人票の見方が分からなければ、その場で聞いてください。給与、勤務地、休日の記載——判断に必要な項目を教えてもらえます。
08講座・ガイダンス
時期ごとに実施されます。
- キャリアセンターは、各種の講座やガイダンスを実施しています。
- 参加は無料です。時期に応じた内容が用意されています。
- また、低学年向けのプログラムを実施する大学もあります。早い時期から情報を得られます。
なお、参加記録が残る場合もあります。学校推薦の要件になっていることもあるため、案内を確認してください。
なお、オンラインで実施されるものもあります。通学しない日でも参加できます。
参加するだけで、全体の流れが把握できます。
なお、講座の内容は毎年更新されます。採用の動向や選考の方式は変化するため、最新の情報が反映されています。先輩から聞いた話が古くなっている可能性もあるため、自分の年度の講座に参加する意味があります。
なお、参加できなかった講座の資料をもらえることもあります。窓口で相談してみてください。
09先輩の進路記録
最も知られていない機能です。
多くの大学が、過去の卒業生の進路を記録しています。
自分の学部・学科から、どんな企業や進路に進んだかが分かります。
この情報が有用なのは、自分と近い立場の人の実績だからです。一般の就職情報より、現実的な参考になります。
なお、閲覧の条件が設けられていることがあります。学内限定、館内閲覧のみといった制限です。窓口で確認してください。
この記録が特に有用なのは、「自分の大学から行ける範囲」が具体的に分かる点です。就職情報サイトを見ても、自分に現実的な選択肢かどうかは判断できません。同じ学部の先輩が実際に進んだ先なら、目指す根拠になります。
最も参考になる情報が、ここにあります。
なお、記録の閲覧方法は窓口で確認してください。冊子の場合もシステムの場合もあります。
10学校推薦
制度がある場合があります。
- 大学や学部によっては、学校推薦の制度があります。
- ただし、対象となる企業は限られます。また、希望者が多い場合は学内選考が行われます。
- 重要なのが、辞退に制約がある点です。応募する前に、条件をよく確認してください。
なお、推薦を受けると他社の選考を辞退する必要がある場合があります。制約を理解したうえで判断してください。
なお、制度がない学部も多くあります。あることを前提に計画を立てないでください。
条件を理解したうえで検討してください。
なお、推薦の枠は年度によって変動します。前年にあった企業の枠が今年はない、ということも起こります。最新の情報を窓口で確認してください。
111・2年次の使い方
早くから使えます。
- 1・2年次でも、キャリアセンターは使えます。
- この時期に有用なのが、先輩の進路記録を見ることです。自分の学部からどんな道があるかが分かります。
- 進路の選択肢を知ることは、履修の判断にも影響します。早いほど調整の余地があります。
なお、この時期に方向を決める必要はありません。選択肢を知ることが目的です。知らない業界や職種があると分かるだけでも意味があります。
なお、アルバイトの経験も進路の材料になります。どんな仕事が向いているか、何が苦手か——働いた経験は、後で選択の判断に使えます。
早い時期の情報収集が、後の選択肢を広げます。
なお、資格や語学の準備も、この時期に相談しておくと計画が立てやすくなります。取得に時間がかかるものは、早く始めるほど有利です。
この時期に知ったことが、3年次の動きを変えます。
123年次の使い方
本格的に使う時期です。
- 3年次は、本格的に使い始める時期です。
- まずガイダンスに参加して、全体の流れを把握してください。
- そして、早い段階で一度書類を見てもらうことをおすすめします。本番前に改善点が分かります。
なお、インターンシップの応募も相談できます。どこに応募すべきか迷う場合、方向づけの助言が得られます。
なお、学業との両立も相談してください。ゼミや実験が忙しい時期と活動が重なる場合、進め方の助言が得られます。
この時期に一度使っておくと、本番が楽になります。
この時期の準備が、翌年の動きを決めます。
134年次の使い方
選考期の支えになります。
4年次は、選考が進む時期です。書類の添削と模擬面接を繰り返し使ってください。
また、うまくいかないときの相談も重要です。原因を一緒に考えてもらえます。
そして、卒論との両立も相談できます。スケジュールの組み方は卒論のスケジュールの立て方|4年生の1年間の進め方で扱っています。
- なお、複数の内定で迷う場合も相談できます。判断の材料を整理する手伝いをしてもらえます。
- なお、秋以降も求人はあります。春に決まらなくても、活動を続ける選択肢があります。
- 繰り返し使うことで、精度が上がります。
なお、内定後も相談できます。入社までの準備、条件の確認、辞退の伝え方——決まった後にも相談の場面はあります。
最後まで使える窓口です。
14進学・公務員の相談
就職だけではありません。
- キャリアセンターが扱うのは、就職だけではありません。
- 大学院進学、公務員、教員——進路全般について相談できます。
- 特に、就職と進学で迷っている場合の相談は有用です。両方の情報を持っている立場です。
- なお、就職と進学の併願についても相談できます。時期の調整や、両立の可否を検討できます。
なお、資格取得を目指す場合も相談できます。取得にかかる期間と、就職活動との兼ね合いを検討できます。
進路全般が相談の対象です。
迷っている段階でも、相談の価値があります。
15相談の持ちかけ方
準備は不要です。
- 相談に行くのに、準備は必要ありません。
- 「何をしたいか分からないのですが」——この一言から始めて構いません。よくある相談です。
- 書類の添削を希望する場合は、書きかけのものを持参してください。完成していなくても構いません。
- なお、話が続かなくても構いません。相談員が質問しながら進めてくれます。
- なお、予約時に用件を簡単に伝えておくと、担当者が準備して待っていてくれます。
なお、一度行けば次から行きやすくなります。最初の一回の心理的な壁が最も高く、それを越えれば負担は大きく下がります。
難しく考えず、まず足を運んでください。
16予約と時期
混雑する時期があります。
- 個別相談や模擬面接は、予約制のことが多くあります。
- 特に応募書類の締切前は混雑します。直前に行っても、枠が埋まっていることがあります。
- 早めに予約するか、混雑期を避けて利用してください。
- なお、キャンセルの連絡は必ず入れてください。枠は限られています。
- 早めの予約が、結局は最も確実です。
17民間サービスとの違い
強みが違います。
| 観点 | キャリアセンター | 民間サービス |
|---|---|---|
| 費用 | 無料 | サービスによる |
| 自大学の情報 | ある | ない |
| 求人の量 | 限られる | 多い |
| 営業的な要素 | ない | ある場合も |
| 継続性 | 在学中ずっと | サービスによる |
- キャリアセンターの強みは、自分の大学の情報を持っていることです。
- 「この学部からはこういう進路が多い」という具体的な話は、民間サービスにはできません。
- 一方、求人の量では民間サービスが上回ります。両方を使い分けるのが現実的です。
- なお、併用しても問題ありません。それぞれの強みを使い分けてください。
- なお、民間サービスの情報を持ち込んで相談することもできます。第三者の視点で見てもらえます。
- どちらか一方に絞る必要はありません。
- 使い分けが、最も効率的な進め方です。
18決まらないとき
相談してください。
- 選考が進まないとき、一人で抱え込まないでください。
- キャリアセンターでは、原因を一緒に考えることができます。書類なのか面接なのか、絞り込めます。
- また、時期が遅くなっても相談できます。秋以降に採用を行う企業もあります。
- なお、周囲と比べないでください。決まる時期は人によって違います。
なお、活動が長引くと精神的な負担が大きくなります。眠れない、気力が出ないといった状態が続くなら、学生相談室も併せて利用してください。就職活動だけの問題ではなくなっている可能性があります。
一人で抱えないことが、最も重要です。
19卒業後の利用
制度がある場合があります。
- 大学によっては、卒業後も一定期間利用できる制度があります。
- 就職が決まらないまま卒業した場合や、早期に離職した場合の支援です。
- 制度の有無と条件は大学によって異なります。卒業前に確認しておくと安心です。
- なお、登録が必要な場合があります。卒業前に手続きを済ませておくと確実です。
なお、在学中に一度も使わなかった場合でも、卒業後に利用できる制度があれば使えます。ただし、在学中の方が支援の範囲は広いのが通常です。
制度の有無は、卒業前に確認しておいてください。
在学中の利用が、最も支援が手厚くなります。
20他の窓口との連携
単独ではありません。
就職活動では、複数の窓口が関わります。
成績証明書や卒業見込証明書は教務課、健康診断証明書は保健管理センターです。詳しくは大学の証明書の取り方|在学・成績・卒業見込証明書の発行手順で扱っています。
また、活動がつらくなったときは学生相談室も利用できます。窓口の全体像は大学の学生課・教務課の使い方|どんな相談ができる?で扱っています。
なお、証明書の準備には日数がかかります。必要と分かった時点で申請してください。
なお、ゼミの教員に相談するのも有効です。業界とのつながりを持っている場合があり、キャリアセンターとは別の情報が得られます。
複数の窓口を組み合わせて使ってください。
21よくある質問
キャリアセンターでは何ができますか?
①個別相談 ②応募書類の添削 ③模擬面接 ④求人情報の提供 ⑤講座・ガイダンス ⑥先輩の進路記録の閲覧、の6つが中心です。すべて無料で、提供内容は大学によって異なります。
1年生でも使えますか?
使えます。対象は全学年です。この時期は先輩の進路記録を見て選択肢を知ることが特に有用で、履修の判断にも影響します。低学年向けのプログラムを実施する大学もあります。
何も決まっていないのですが相談していいですか?
問題ありません。むしろ方向が定まっていない段階での相談が最も役に立ちます。「何をしたいか分からないのですが」という一言から始めて構いません。よくある相談です。
書類の添削は何度でも受けられますか?
多くの大学で複数回利用できます。無料のため、民間で同じことを依頼する場合と比べても利用しない理由がありません。誤字だけでなく、内容の伝わり方まで指摘されます。
模擬面接は受けるべきですか?
本番前に受けておくことをおすすめします。頭の中で答えを用意していても、実際に話すと詰まります。その差は練習しなければ分かりません。話し方の癖も指摘してもらえます。
先輩の進路記録とは何ですか?
過去の卒業生がどこに進んだかの記録です。自分の学部・学科から、どんな企業や進路に進んだかが分かります。自分と近い立場の人の実績のため、一般の就職情報より現実的な参考になります。
学校推薦はありますか?
大学や学部によります。対象企業は限られ、希望者が多い場合は学内選考が行われます。重要なのは辞退に制約がある点です。応募する前に条件をよく確認してください。
民間の就職サービスと何が違いますか?
キャリアセンターの強みは、自分の大学の情報を持っていることです。「この学部からはこういう進路が多い」という具体的な話ができます。一方、求人の量では民間が上回るため、使い分けが現実的です。
選考がうまくいきません。
相談してください。原因を一緒に考えることができ、書類の問題なのか面接の問題なのかを絞り込めます。時期が遅くなっても相談できます。秋以降に採用を行う企業もあります。
卒業後も使えますか?
大学によっては、卒業後一定期間利用できる制度があります。就職が決まらないまま卒業した場合などの支援です。制度の有無と条件は大学によって異なるため、卒業前に確認しておいてください。
22まとめ|使わない理由がありません
無料で、何度でも使えます。個別相談、書類の添削、模擬面接——民間なら費用がかかるサービスです。
1・2年次から使えます。就職活動が始まってからでなくて構いません。早い時期ほど選択肢を広げられます。
- 最大の強みは自大学の情報です。先輩の進路記録は、自分と近い立場の実績として最も参考になります。
- 準備は不要です。「何をしたいか分からない」という状態からで構いません。よくある相談です。
- 最後に。混雑する時期があります。締切直前は予約が埋まります。余裕を持って利用してください。
・大学の学生課・教務課の使い方|どんな相談ができる?
・大学の証明書の取り方|在学・成績・卒業見込証明書の発行手順
・卒論のスケジュールの立て方|4年生の1年間の進め方
・就活・キャリアの記事一覧