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大学1年生でやっておくべきこと10|最初の1年の使い方

結論

1年次にやっておくと後で効くのは、大きく「取り返しがつかないもの」と「積み上げに時間がかかるもの」です。前者の代表が単位と成績——1年次に落とした科目は、後から挽回するのに時間がかかり、GPAは通算で計算されるため序盤の影響が長く残ります。後者は語学、資格、生活のリズム、人との関係。いずれも短期間では積み上がりません。10項目のうち最優先は「必修を落とさないこと」で、これだ…

19分読み終わるまで
22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.14
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1年後に振り返って、何が残っているか。

大学1年は、自由度が最も高く、制約が最も少ない時期です。専門科目はまだ重くなく、就職活動も卒論も先の話。使える時間が多い1年です。

その一方で、何をすればいいか分からないまま過ぎることも起こります。そして2年次以降に、「1年のうちにやっておけば」と思う場面が出てきます。

この記事では、1年次にやっておくと後で効くことを10項目に整理します。加えて、やらなくていいこととつまずきやすい点も扱います。

この記事について:本記事は一般的な考え方の整理です。カリキュラム・進級要件・制度・学年ごとの負担は、大学・学部によって大きく異なります。また、大学生活の過ごし方に正解はなく、本記事の内容がすべての人に当てはまるわけではありません。必ず在籍する大学の履修要項・案内をご確認ください。

この記事を7枚で

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なぜ1年が重要か10項目の考え方①必修を落とさない②卒業要件を把握す…③成績を意識するこの記事

この記事の流れ

大学1年生でやっておくべきこと10

1年次にやっておくと後で効くのは、大きく「取り返しがつかないもの」と「積み上げに時間がかかるもの」です。

1
時間がある専門がまだ軽い
2
成績が通算される序盤の影響が残る
3
必修が多い落とすと連鎖する
4
習慣ができる後の3年に影響

なぜ1年が重要か

影響が長く残ります。

1年次が重要な理由は、この時期の結果が後に長く影響することにあります。成績は通算で計算され、必修を落とせば翌年以降に響きます。取り返しに時間がかかるのが特徴です。

1
取り返しがつかない単位・成績
2
積み上げに時間が要る語学・習慣・関係

10項目の考え方

2つの種類があります。

この記事で挙げる10項目は、2つの性質に分かれます。一つは、後からでは取り返しがつかないもの。単位と成績がこれにあたります。

1
代替できない他の科目では埋まらない
2
開講が限られる毎年とは限らない
3
連鎖する前提科目の場合
4
進級要件学部による

①必修を落とさない

最優先です。

10項目の中で、最も優先度が高いのがこれです。必修科目は代替がききません。落とせば、取り直すしかありません。

1
総単位数卒業に必要な数
2
区分ごとの内訳必修・選択など
3
履修の順序前提科目
4
学年配当いつ取れるか

②卒業要件を把握する

4年間の設計図です。

履修要項を読んで、4年間の全体像を把握してください。これを知らないまま進むと、3年次に不足が判明することがあります。その時点では選択肢が限られます。

1
通算で計算序盤の影響が残る
2
要件になる場面奨学金・留学・配属
3
後から挽回しにくい分母が増える
4
不可の影響特に大きい

③成績を意識する

後から動きにくくなります。

成績は、通算で計算されるのが一般的です。そのため、1年次の結果が4年間残ります。後から挽回するには時間がかかります。

1
影響が長く残ります。なぜ1年が重要か
2
2つの種類があります。10項目の考え方
3
最優先です。①必修を落とさない
4
4年間の設計図です。②卒業要件を把握する

まとめ

この記事の要点

前者の代表が単位と成績——1年次に落とした科目は、後から挽回するのに時間がかかり、GPAは通算で計算されるため序盤の影響が長く残ります。後者は語学、資格、生活のリズム、人との関係。

記事を読む

01なぜ1年が重要か

影響が長く残ります。

1時間がある専門がまだ軽い
2成績が通算される序盤の影響が残る
3必修が多い落とすと連鎖する
4習慣ができる後の3年に影響
5制約が少ない選択の自由度が高い
この章の要点
  • 1年次が重要な理由は、この時期の結果が後に長く影響することにあります。
  • 成績は通算で計算され、必修を落とせば翌年以降に響きます。取り返しに時間がかかるのが特徴です。
  • そして、この時期にできた習慣が、残りの3年を左右します。

なお、1年次を無駄にしたと感じても、取り返せる部分はあります。単位と成績は後に残りますが、語学や習慣は2年次から始めても遅くありません。この記事を読むのが年度の途中であっても、そこから始めれば構いません。

もう一つの理由が、この時期は誰も指摘してくれないことです。高校までは、成績が下がれば担任が声をかけ、課題を出さなければ催促がありました。大学では、そうした働きかけがありません。単位を落としても、誰も事前に警告してくれないのが通常です。自分で管理する前提に切り替える必要があります。

この時期の過ごし方が、後の3年を左右します。

なお、2年次以降にこの記事を読んでいる場合も、できることはあります。

0210項目の考え方

2つの種類があります。

1取り返しがつかない単位・成績
2積み上げに時間が要る語学・習慣・関係
この章の要点
  • この記事で挙げる10項目は、2つの性質に分かれます。
  • 一つは、後からでは取り返しがつかないもの。単位と成績がこれにあたります。
  • もう一つは、積み上げに時間がかかるもの。語学や生活習慣は、短期間では身につきません。

この2つを区別する意味は、優先順位が決まる点にあります。取り返しがつかないものを後回しにすると、選択肢そのものが失われます。一方、積み上げに時間がかかるものは、早く始めるほど有利になりますが、遅れても再開できます。

なお、10個すべてに取り組む必要はありません。自分にとって優先度の高いものから、2〜3個に絞って構いません。

性質を理解して、優先順位をつけてください。

なお、この分類は目安です。人によって、何が取り返しがつかないかは変わります。

03①必修を落とさない

最優先です。

1代替できない他の科目では埋まらない
2開講が限られる毎年とは限らない
3連鎖する前提科目の場合
4進級要件学部による
5時間割が圧迫される再履修で
この章の要点
  • 10項目の中で、最も優先度が高いのがこれです。
  • 必修科目は代替がききません。落とせば、取り直すしかありません。
  • そして、前提科目になっている場合、翌年の科目が取れなくなります。影響が連鎖します。

なお、落としそうだと気づいた時点で動いてください。出席が足りない、課題が滞っている——その段階なら、教員に相談する余地があります。

必修が連鎖する仕組みを、具体的に見ておいてください。1年次の基礎科目を落とすと、2年次の応用科目が履修できません。その応用科目が3年次のゼミの前提になっていれば、配属自体が遅れます。1科目の失敗が、卒業時期に影響することがあります。

これだけは、確実に押さえてください。

なお、「必修だと知らなかった」という失敗も起こります。科目名だけでは必修かどうか分からないことがあるためです。履修要項の科目表で、区分を確認してから登録してください。登録の時点で確認すれば防げます。

04②卒業要件を把握する

4年間の設計図です。

1総単位数卒業に必要な数
2区分ごとの内訳必修・選択など
3履修の順序前提科目
4学年配当いつ取れるか
5進級要件ある場合

履修要項を読んで、4年間の全体像を把握してください。

これを知らないまま進むと、3年次に不足が判明することがあります。その時点では選択肢が限られます。

単位の仕組みは大学の単位とは?1単位の計算方法と卒業に必要な単位数の仕組みで扱っています。1年次のうちに読んでおいてください。

なお、要項は入学年度のものが適用されるのが一般的です。後輩の要項や先輩の話をそのまま当てはめないでください。

なお、1回読んで終わりにしないでください。学期ごとに読み返すと、理解が深まります。

全体像を知れば、計画が立てられます。

なお、卒業要件を把握する作業は数時間で済みます。要項の該当箇所を読み、必要な単位を区分ごとに書き出す。それだけで、4年間の見通しが立ちます。この数時間を惜しんだ結果、3年次に慌てる学生が毎年います。

05③成績を意識する

後から動きにくくなります。

1通算で計算序盤の影響が残る
2要件になる場面奨学金・留学・配属
3後から挽回しにくい分母が増える
4不可の影響特に大きい

成績は、通算で計算されるのが一般的です。

そのため、1年次の結果が4年間残ります。後から挽回するには時間がかかります。

奨学金、留学、研究室配属——要件になる場面があります。詳しくはGPAとは?計算方法と大学生活で効いてくる場面で扱っています。

なお、成績を気にしすぎて挑戦を避けるのも本末転倒です。難しい科目を避け続ければ数値は保てますが、学びたい内容には触れられません。

成績が後から動きにくい理由は、分母が増え続けることにあります。1年次に30単位を履修して低い評価が並ぶと、その30単位分は変わりません。2年次以降で良い評価を重ねても、全体を平均すれば影響は薄まりますが、消えはしません。序盤ほど1科目の重みが大きいという構造です。

意識するだけで、結果は変わります。

なお、1年次の科目は比較的取りやすいことが多くあります。基礎的な内容が中心で、専門科目より負担が軽い傾向があります。この時期に評価を積んでおくと、後で専門科目が重くなったときの余裕になります。

06④語学を続ける

積み上げに時間がかかります。

1短期では伸びない継続が要る
2留学の要件スコアが必要
3就職で使う場合提出を求められることも
4必修がある多くの学部で
5中断すると戻る維持にも継続が要る
この章の要点
  • 語学は、短期間では伸びません。だからこそ、1年次から続ける意味があります。
  • 留学を考えるなら、語学要件が関わります。2・3年次に留学するなら、1年次から準備が要ります。
  • また、中断すると戻ります。必修が終わった後も、何らかの形で続ける方が維持できます。

なお、必修の語学だけで終わらせない方が、後で選択肢が広がります。週に少しでも触れる習慣があると違います。

なお、クラス分けの結果が履修に影響することもあります。最初のテストは真剣に受けてください。

続けた分だけ、選択肢が広がります。

なお、語学の勉強法は人によって合うものが違います。授業だけで足りる人もいれば、別の教材を使う人もいます。大学の語学学習の窓口が設置されている場合は、相談してみてください。

07⑤生活リズムを作る

後の3年を支えます。

1起床の時間一定に保つ
2睡眠時間確保する
3食事抜かない
4予定の管理締切を把握
5崩れたら戻す早めに
この章の要点
  • 大学は、時間割が日によって違います。高校のような固定の生活ではありません。
  • そのため、自分でリズムを作る必要があります。ここが崩れると、出席にも学業にも影響します。
  • 1年次に習慣ができていれば、忙しくなる2年次以降も持ちこたえられます。

なお、1限の有無で生活が大きく変わります。履修を組む段階で、自分が続けられる時間割かを考えてください。

生活リズムが効いてくるのは、忙しくなってからです。1年次は余裕があるため、多少崩れても対処できます。しかし2年次以降、専門科目と実験、ゼミ、就職活動が重なると、リズムが崩れている状態では回りません。余裕のある時期に習慣を作っておく意味は、ここにあります。

土台が整えば、他のことも進められます。

なお、崩れたときの戻し方も決めておいてください。完全に元に戻そうとせず、まず起床時間だけを一定にする——一つずつ戻す方が続きます。

08⑥大学の制度を知る

使えるものが多くあります。

1奨学金申請の時期
2留学要件と選考
3各種の窓口相談先
4施設図書館・自習室
5支援制度経済・学習

大学には、使える制度が多くあります。しかし、知らなければ使えません。

留学の要件、奨学金の時期、相談窓口——1年次に把握しておくと、必要なときに動けます。

窓口の全体像は大学の学生課・教務課の使い方|どんな相談ができる?で扱っています。一度読んでおいてください。

この章の要点
  • なお、制度の多くは申請制です。要件を満たしていても、申請しなければ使えません。
  • なお、入学時の配布資料に制度の一覧が載っていることが多くあります。
  • 知らなければ使えません。まず把握してください。

なお、制度は在学中に変わることもあります。新しい支援が始まることもあれば、要件が変更されることもあります。定期的に確認する習慣をつけてください。

一度調べておけば、必要なときに思い出せます。

09⑦興味の幅を広げる

この時期にしかできません。

1他分野の科目を取る教養科目など
2本を読む専門外も
3講演・イベント学内の機会
4人と話す他学部の学生
この章の要点
  • 1年次は、専門科目がまだ重くありません。幅広く触れる余地があります。
  • 2年次以降は専門が中心になり、他分野に手を出す余裕が減ります。
  • この時期に得た関心が、ゼミや卒論のテーマにつながることもあります。
  • なお、教養科目を軽視しないでください。卒業要件に含まれることが多く、関心の入口にもなります。
  • なお、取った科目が卒業要件に含まれるかは確認してください。
  • この時期にしかできない使い方です。

なお、他学部の科目を履修できる制度がある大学もあります。自分の学部では扱わない分野に触れる機会になります。ただし、卒業要件に算入されるかは確認してください。

10⑧書く力をつける

4年間使います。

1レポート毎学期
2試験の記述論述式
3発表の資料ゼミ
4卒業論文最終学年
5就職活動応募書類

大学では、書く場面が繰り返し訪れます。

1年次のレポートで基本を身につけておけば、その後が楽になります。

書き方は大学のレポートの書き方|構成・書き出し・文字数の基本で扱っています。最初のうちに型を覚えてください。

なお、最初のレポートで指摘された点は、必ず次に活かしてください。同じ指摘を繰り返さないことが上達の近道です。

なお、図書館や学修支援の窓口で、書き方を相談できる大学もあります。

早く身につけるほど、後が楽になります。

なお、読む量も書く力に影響します。学術的な文章を読み慣れていないと、書くときの型も身につきません。授業で指定された文献は、きちんと読んでおいてください。

11⑨お金の管理を覚える

一人暮らしなら特に。

1収支を把握何に使っているか
2固定費を知る家賃・通信費など
3予算を立てる月ごと
4急な出費に備える教科書・実習費
5困ったら相談窓口がある
この章の要点
  • 大学生になると、自分でお金を管理する場面が増えます。
  • 特に一人暮らしでは、家賃や光熱費といった固定費が発生します。
  • また、教科書代や実習費など、まとまった出費が不定期に来ます。備えておいてください。
  • なお、奨学金を受けている場合、振込の時期と支出の時期を合わせて考えてください。

なお、お金の不安が学業に影響する場合は、学生課に相談してください。使える制度があることがあります。

管理の習慣が、生活を安定させます。

なお、お金の話は誰にも聞きにくいと感じるかもしれません。しかし、経済的な事情を抱える学生は珍しくなく、大学にも相談の窓口があります。抱え込まないでください。

収支の把握が、判断の土台になります。

12⑩相談できる相手を作る

困ったときに効きます。

1同級生授業・課題
2先輩履修・進路
3教員学業
4窓口制度・手続き
5家族・学外生活全般
この章の要点
  • 相談できる相手がいると、困ったときに立て直せます。
  • 休んだ授業の内容、履修の組み方、課題の締切——聞ける相手がいるだけで負担が減ります。
  • ただし、多くの友人を作る必要はありません。相談できる相手が数人いれば十分です。
  • なお、相談先は学内だけでなくて構いません。家族や学外の友人も、話を聞いてもらえる相手です。
  • なお、関係は自然にできるものです。作ろうとして作るより、授業や活動を通じて自然に生まれます。
  • 数人いれば、十分に機能します。

なお、語学のクラスや実験の班は、少人数で継続的に顔を合わせる場です。関係ができやすい環境と言えます。

13やらなくていいこと

焦る必要はありません。

1将来を今すぐ決める変わってよい
2興味のない活動続かない
3無理な人脈作り必要性が薄い
4周囲との比較条件が違う
5詰め込みすぎすべて中途半端に
この章の要点
  • 1年次にやらなくていいこともあります。
  • 将来の進路を今すぐ決める必要はありません。関心は変わってよいものです。
  • また、周囲と比べないでください。学部も事情も違えば、優先すべきことも違います。
  • なお、やらないと決めることも判断です。すべてに手を出すより、絞った方が結果が出ます。
  • なお、周囲が何かを始めても、追随する必要はありません。自分の条件で判断してください。
  • 絞ることで、残りに集中できます。

なお、「1年次にやるべきこと」という情報も、鵜呑みにしないでください。本記事を含め、一般論は自分の状況に合うとは限りません。

自分にとって不要なものは、やらなくて構いません。

14サークルとの付き合い方

目的を持ってください。

1入るかどうか義務ではない
2活動量学業との両立
3費用会費・遠征費
4合わなければ辞めてよい
5複数掛け持ちも可能
この章の要点
  • サークルに入ることは、義務ではありません。入らない選択も普通です。
  • 入る場合は、学業との両立を考えてください。活動量が多いと、授業に影響します。
  • そして、合わないと感じたら辞めて構いません。続けることが目的ではありません。
  • なお、入る時期は4月に限りません。後期から入る、2年次から入るという選択もあります。
  • なお、活動の頻度を入る前に確認してください。週何回かで負担が大きく変わります。
  • 目的を持って関わってください。
  • なお、学部の活動もあります。サークル以外にも、人と関わる場はあります。

15アルバイトの位置づけ

バランスを取ってください。

1目的生活費・経験
2シフト授業を優先
3試験期間調整が必要
4入れすぎ学業に影響
5扶養の範囲確認が必要な場合
この章の要点
  • アルバイトは、生活費を得る手段であり、社会経験にもなります。
  • ただし、入れすぎると学業に影響します。単位を落とせば本末転倒です。
  • また、試験期間は調整が必要です。事前にシフトを相談してください。
  • なお、労働条件は必ず確認してください。契約内容が書面で示されているかを見てください。
  • なお、通学時間との兼ね合いも考えてください。移動が長いと、働ける時間が限られます。
  • 学業との優先順位を、先に決めてください。

なお、学業に支障が出ていると感じたら、シフトを減らす相談をしてください。学生であることが前提の働き方です。

16つまずきやすい点

よくあるパターンです。

1履修の失敗登録漏れ・要件不足
2出席不足気づかず超過
3課題の未提出締切の管理
4生活リズムの崩れ1限に出られない
5孤立相談先がない
この章の要点
  • 1年次でつまずくのは、学力より管理の問題であることが多くあります。
  • 履修の登録漏れ、出席回数の超過、課題の締切——仕組みを知っていれば防げるものです。
  • そして、誰にも相談できない状態が最も危険です。窓口でも友人でも、相談先を持ってください。
  • なお、つまずいてから相談しても間に合うことが多くあります。諦めないでください。

これらに共通するのは、早く気づけば対処できるという点です。出席が足りないと気づいた時点、課題を落としたと気づいた時点——その段階なら、まだ打つ手があります。問題は、成績が出るまで気づかないことです。定期的に自分の状況を確認する習慣をつけてください。

防げるものが多くあります。

なお、出席回数は自分で数えてください。システムで確認できる大学もあります。

175月以降の失速

よく起こることです。

1緊張が解ける自然なこと
2出席が減る回数を確認
3生活が乱れる早めに戻す
4気力が出ない相談できる
5放置しない立て直せる
この章の要点
  • 入学から1か月ほど経つと、緊張が解けて失速することがあります。
  • これ自体は珍しくありません。問題は、そのまま放置することです。
  • 出席が減り、課題が滞り——気づいたら単位が危ないという状態になります。早めに立て直してください。
  • なお、周囲も同じように感じていることがあります。自分だけではありません。
  • なお、長期休暇の前後も気をつけてください。生活が乱れやすい時期です。
  • 放置しないことが、唯一の対策です。

なお、失速の原因が体調や気持ちにある場合、意志の問題として扱わないでください。眠れない、気力が出ないといった状態が続くなら、相談の対象です。

早く戻せば、影響は小さく済みます。

18後半にやること

2年次を見据えてください。

1単位の確認前期の結果
2履修計画の見直し不足の把握
3専門の方向関心の整理
4ゼミ・研究室情報収集
5留学の検討要件の確認
この章の要点
  • 1年次の後半は、2年次以降を見据える時期です。
  • 前期の成績が出たら、単位の状況を確認してください。不足があれば、後期で調整できます。
  • また、ゼミや研究室の情報を集め始めると、後の選択が楽になります。
  • なお、前期の反省を後期に活かしてください。うまくいかなかった点を一つ直すだけでも変わります。

なお、2年次の履修登録は、1年次の成績が出た後に行われます。前期の結果を踏まえて計画を立ててください。

早めの確認が、翌年の計画を助けます。

なお、後期から始めても間に合うことは多くあります。

191年の終わりに

確認してください。

1取得単位数区分ごと
2必修の状況落としていないか
3進級要件満たしているか
4成績通算の数値
5来年の計画履修の方針
この章の要点
  • 1年が終わったら、状況を確認してください。
  • 取得単位数、必修の状況、進級要件——数字で把握することが重要です。
  • 不足があれば、2年次に取り返せるかを検討してください。早いほど選択肢があります。
  • なお、数字で確認することが重要です。感覚では正確に把握できません。
  • なお、できたことも確認してください。反省だけでは、次の年の動機になりません。
  • 数字で見れば、次にやることが決まります。
  • なお、成績表は保管しておいてください。後から見返す機会があります。

20相談できる窓口

使ってください。

1教務課履修・単位
2学生課生活・奨学金
3アドバイザー教員学業全般
4学生相談室気持ち・不安
5キャリアセンター進路

1年次から、窓口は使えます。就職活動が始まってからでなくて構いません。

履修の相談は教務課、進路の相談はキャリアセンターです。

不安が大きい場合は学生相談室も利用できます。詳しくは保健センター・学生相談室の使い方|無料で使える学内サポートで扱っています。

この章の要点
  • なお、1年次から窓口を使っておくと、後で相談しやすくなります。
  • なお、どこに相談すべきか分からない場合も、教務課か学生課に行けば案内されます。
  • 1年次から、遠慮なく使ってください。
  • 相談することは、何も特別なことではありません。

21よくある質問

1年次に最も優先すべきことは何ですか?

必修科目を落とさないことです。必修は代替がきかず、前提科目になっている場合は翌年の科目も取れなくなります。影響が連鎖するため、これだけは確実に押さえてください。

成績は1年から気にすべきですか?

通算で計算されるため、1年次の結果が4年間残ります。後から挽回するには時間がかかります。奨学金、留学、研究室配属などの要件になる場面があるため、意識しておく価値はあります。

語学は続けた方がいいですか?

短期間では伸びないため、続ける意味があります。特に留学を考えるなら、2・3年次の出願に向けて1年次から準備が必要です。また、中断すると戻るため、必修が終わった後も何らかの形で続ける方が維持できます。

サークルには入るべきですか?

義務ではありません。入らない選択も普通です。入る場合は学業との両立を考え、活動量と費用を確認してください。合わないと感じたら辞めて構いません。

アルバイトはどれくらい入れていいですか?

授業を優先できる範囲です。入れすぎると学業に影響し、単位を落とせば本末転倒です。試験期間は事前にシフトを調整してください。

将来の進路を決めておくべきですか?

今すぐ決める必要はありません。関心は変わってよいものです。むしろ1年次は専門がまだ重くないため、幅広く触れて興味の幅を広げる時期として使えます。

5月になって気力が出ません。

入学から1か月ほどで緊張が解け、失速することは珍しくありません。問題はそのまま放置することです。出席が減り課題が滞ると、単位が危なくなります。早めに立て直すか、窓口に相談してください。

周囲が充実して見えて焦ります。

学部も事情も違えば、優先すべきことも違います。比較しても意味がありません。自分にとって何が必要かで判断してください。

友人ができません。

多くの友人を作る必要はありません。相談できる相手が数人いれば十分です。休んだ授業の内容や課題の締切を聞ける相手がいるだけで、負担は大きく減ります。

1年の終わりに何を確認すればいいですか?

取得単位数を区分ごとに、必修を落としていないか、進級要件を満たしているか、通算の成績です。数字で把握してください。不足があれば、2年次に取り返せるかを早めに検討してください。

22まとめ|取り返しがつかないものから

最優先は必修を落とさないことです。代替がきかず、前提科目なら翌年に連鎖します。これだけは確実に押さえてください。

卒業要件を1年次に把握してください。4年間の設計図です。知らないまま進むと、3年次に不足が判明します。

成績は通算で残ります。1年次の結果が4年間影響し、後からの挽回には時間がかかります。

語学と生活リズムは積み上げです。短期間では身につかず、中断すると戻ります。1年次から続けてください。

最後に。やらなくていいこともあります。将来を今すぐ決める、周囲に合わせる、無理に人脈を広げる——焦って動く必要はありません。

この記事について:本記事は一般的な考え方の整理です。カリキュラム・進級要件・必修科目の配置・成績評価の方法・制度の内容は、大学・学部によって大きく異なります。また、大学生活の過ごし方に唯一の正解はなく、本記事で挙げた項目がすべての人に当てはまるわけではありません。優先順位は、進路の希望や個々の事情によって変わります。必ず在籍する大学の履修要項・案内をご確認ください。心身の不調が続く場合は学生相談室・保健管理センターにご相談ください。