就活・キャリア 更新 2026.09.23 この記事にはPRを含みます

半導体業界の調べ方|一次情報の集め方

結論

半導体業界を調べるなら「用語の解説」「業界団体の統計と名簿」「会社の設備投資に関する記述」の3つから始めてください。専門の言葉が多い分野のため、用語の意味を先につかまないと資料が読めません。業界団体は半導体そのものだけでなく、製造装置や材料にもあります。状況が変わりやすいとされる分野のため、情報はいつのものかを必ず確認してください。

18分読み終わるまで
19章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.23
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半導体業界は、専門の言葉が多い分野です。

調べる前に用語の意味をつかんでおかないと、資料が読めません。

そしてその会社がどの役割か——設計、生産、装置、材料——で読む場所が変わります。

この記事では、この業界の情報源と、その使い方を整理します。

この記事について:本記事は情報の集め方の一般的な整理です。挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。会社名は探し方の例として挙げたもので、推奨や順位づけではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。

この記事を7枚で

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この業界で使える…用語をつかむ業界団体の統計と…公的機関の資料会社の資料の読み…この記事

この記事の流れ

半導体業界の調べ方

半導体業界を調べるなら「用語の解説」「業界団体の統計と名簿」「会社の設備投資に関する記述」の3つから始めてください。

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言葉が壁になる分野です工程の名前、装置の名前、製品の種類——用語を先につかんでから資料に入ってく…
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関連する記事業界の構造は半導体業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は半導体業界の職種|…

この業界で使える情報源

まずこの3つから始めてください。

工程の名前、装置の名前、製品の種類——用語を先につかんでから資料に入ってください。業界の構造は半導体業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は半導体業界の職種|仕事内容の調べ方、選考は半導体業界の選考|案内から流…

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工程の流れから入ってくださいどんな順番でつくられるのかが分かると、どの会社がどこを担っているかが見えて…
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会社が解説を出していることがあります装置や材料の会社が自社の製品がどの工程で使われるかを説明していることがあり…
3
略称に注意してくださいこの分野は略称が多く使われます。元の言葉を確認する癖をつけてください。
4
自分の言葉で言い直せるか読んだ言葉を自分の言葉で説明できるかどうかで、理解の深さが分かります。

用語をつかむ

ここを飛ばすと資料が読めません。

どんな順番でつくられるのかが分かると、どの会社がどこを担っているかが見えてきます。装置や材料の会社が自社の製品がどの工程で使われるかを説明していることがあります。理解の助けになります。

1
名簿から知らない会社が見つかりますこの分野には一般に知られていない会社が多くあります。
2
装置と材料は別の団体ですつくる機械をつくる会社と、使う薬品やガスをつくる会社は別の分野です。
3
統計は何の数字かを確認してください出荷したものの数字か、使われたものの数字か——意味が違います。
4
展示会を主催する団体があります分野ごとの展示会が開かれることがあります。学生が入れる催しもあります。

業界団体の統計と名簿

分野ごとに団体があります。

この分野には一般に知られていない会社が多くあります。名簿は選択肢を広げる道具です。つくる機械をつくる会社と、使う薬品やガスをつくる会社は別の分野です。

1
産業政策に関する資料がありますこの分野については、国の方針や支援に関する資料が公表されていることがありま…
2
審議会などの資料も公開されます検討の経過が資料として公開されることがあります。
3
概要版から読んでください本文が長い資料では、概要版が出ていることがあります。
4
統計は更新されますいつの統計かを必ず確認してください。この分野は状況が変わりやすいとされます。

公的機関の資料

この分野は政策に関する資料が多くあります。

この分野については、国の方針や支援に関する資料が公表されていることがあります。会社の計画と合わせて読むと、何が背景にあるかが見えます。

1
設備投資に関する記述を見てくださいこの分野は設備への投資が大きいのが特徴です。
2
拠点の計画が勤務地に関わります新しい生産の拠点や増強の計画が書かれることがあります。
3
装置の会社は手がけている工程を見てくださいどの工程の装置をつくっているかで、会社の位置づけが分かります。
4
材料の会社はセグメント情報を見てください化学の会社が半導体向けの材料を手がけていることがあります。

会社の資料の読みどころ

役割によって見る場所が変わります。

この分野は設備への投資が大きいのが特徴です。どこにいくら投じるかに会社の姿勢が表れます。新しい生産の拠点や増強の計画が書かれることがあります。勤務地を考える材料になります。

1
まずこの3つから始めてください。この業界で使える情報源
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ここを飛ばすと資料が読めません。用語をつかむ
3
分野ごとに団体があります。業界団体の統計と名簿
4
この分野は政策に関する資料が多くあります。公的機関の資料

まとめ

この記事の要点

専門の言葉が多い分野のため、用語の意味を先につかまないと資料が読めません。業界団体は半導体そのものだけでなく、製造装置や材料にもあります。

記事を読む

第1部 この業界で使える情報源

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01この業界で使える情報源

まずこの3つから始めてください。

①用語の解説言葉が分からないと資料が読めない②団体の統計と名簿半導体・製造装置・材料でそれぞれある③設備投資に関する記述この分野の会社の姿勢が表れるこの3つから始めてください

半導体業界の3つの情報源。

1用語の解説専門の言葉の意味
2業界団体の統計分野全体の動き
3業界団体の名簿装置や材料の会社を探す
4会社の有価証券報告書役割、拠点、設備投資
5決算説明資料その期に何が起きたか
6公的機関の資料産業政策、統計、制度

言葉が壁になる分野です

工程の名前、装置の名前、製品の種類——用語を先につかんでから資料に入ってください。

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業界の構造は半導体業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は半導体業界の職種|仕事内容の調べ方、選考は半導体業界の選考|案内から流れを読む、条件は半導体業界の求人票|確認する項目で整理しています。

02用語をつかむ

ここを飛ばすと資料が読めません。

1工程の流れ業界団体や会社の解説ページ
2製品の種類会社の製品紹介、団体の資料
3装置の種類装置の会社のサイト
4材料の種類材料の会社のサイト
5役割の呼び方業界団体の解説、公的機関の資料

工程の流れから入ってください

どんな順番でつくられるのかが分かると、どの会社がどこを担っているかが見えてきます。

会社が解説を出していることがあります

装置や材料の会社が自社の製品がどの工程で使われるかを説明していることがあります。理解の助けになります。

略称に注意してください

この分野は略称が多く使われます。元の言葉を確認する癖をつけてください。

自分の言葉で言い直せるか

読んだ言葉を自分の言葉で説明できるかどうかで、理解の深さが分かります。

分からないことは説明会で聞いてください

調べても分からなかったことは、聞くべきことになります。

用語の解説は更新されます

技術が変われば言葉も変わります。いつの資料かを確認してください。

03業界団体の統計と名簿

分野ごとに団体があります。

1半導体に関する団体分野全体の統計、会員の名簿
2製造装置に関する団体装置の分野の統計、会員の名簿
3材料に関する団体材料の分野の情報
4電子部品に関する団体周辺の分野の情報
5電機全体の団体より広い分野の統計

名簿から知らない会社が見つかります

この分野には一般に知られていない会社が多くあります。名簿は選択肢を広げる道具です。

装置と材料は別の団体です

つくる機械をつくる会社と、使う薬品やガスをつくる会社は別の分野です。

統計は何の数字かを確認してください

出荷したものの数字か、使われたものの数字か——意味が違います。定義を確認してください。

展示会を主催する団体があります

分野ごとの展示会が開かれることがあります。学生が入れる催しもあります。

用語の解説を出している団体があります

専門の言葉を整理した資料が団体から出ていることがあります。

団体名は自分で確認してください

団体の名称や公表している資料は変わることがあります。検索して最新のものを確認してください。

04公的機関の資料

この分野は政策に関する資料が多くあります。

1この分野の産業政策産業を所管する省庁
2生産や出荷の統計産業を所管する省庁
3ものづくり分野の白書所管する省庁
4研究に関する公表資料公的な研究機関
5上場企業の提出書類公的な情報開示の仕組み

産業政策に関する資料があります

この分野については、国の方針や支援に関する資料が公表されていることがあります。

会社の計画と合わせて読むと、何が背景にあるかが見えます。

審議会などの資料も公開されます

検討の経過が資料として公開されることがあります。分野の課題が整理されています。

概要版から読んでください

本文が長い資料では、概要版が出ていることがあります。そこから入ると読みやすくなります。

統計は更新されます

いつの統計かを必ず確認してください。この分野は状況が変わりやすいとされます。

研究機関の資料もあります

公的な研究機関が技術分野の報告を出していることがあります。

05会社の資料の読みどころ

役割によって見る場所が変わります。

1設計を担う会社手がけている製品の分野、取引先
2生産を担う会社設備投資、拠点の場所、生産の能力
3装置をつくる会社手がけている工程、取引先の構成
4材料をつくる会社セグメント情報。半導体向けの位置
5総合的な会社の一部門セグメント情報で半導体の位置を見る

設備投資に関する記述を見てください

この分野は設備への投資が大きいのが特徴です。どこにいくら投じるかに会社の姿勢が表れます。

拠点の計画が勤務地に関わります

新しい生産の拠点や増強の計画が書かれることがあります。勤務地を考える材料になります。

装置の会社は手がけている工程を見てください

どの工程の装置をつくっているかで、会社の位置づけが分かります。

材料の会社はセグメント情報を見てください

化学の会社が半導体向けの材料を手がけていることがあります。その事業がどの位置かを確認してください。

決算説明資料は時期を追って読んでください

状況が変わりやすい分野です。直近の資料を読んでください。

事業等のリスクを読んでください

会社自身が何を不確実だと考えているかが書かれています。

第2部 会社が出す資料

06会社が出している資料

会社自身が出したものが、いちばん確かな材料です。

資料 分かること
有価証券報告書 事業の内容、セグメント、従業員の状況、事業等のリスク
決算説明資料 その期に何が起きたか、会社がどう説明しているか
中期経営計画 これから何をしようとしているか
統合報告書・サステナビリティ報告 会社が大事にしていること、取り組み
会社のサイト 事業の紹介、拠点の一覧、沿革
採用ページ 職種、募集要項、働く人の紹介

上場している会社は資料が多くなります

有価証券報告書は公的な仕組みで公表されています。誰でも読めます。

役割によって読む場所が変わります

設計、生産、装置、材料——その会社がどの役割かを先に確かめてください。

上場していない会社はどう調べるか

会社のサイト、採用ページ、業界団体の名簿、公的機関の公表資料。使える材料はあります。

就活サイトの情報は二次の情報です

まとめられた情報は分かりやすい代わりに、古かったり要約で落ちていたりします。元の資料にあたってください。

07有価証券報告書のどこを読むか

全部読む必要はありません。

1事業の内容何をしている会社か
2セグメント情報どの分野を手がけているか
3従業員の状況どの分野に人を置いているか
4事業等のリスク会社自身が挙げている不確実性
5設備の状況どこに拠点や設備があるか
6関係会社の状況どんな会社を持っているか

まず「事業の内容」と「セグメント情報」を読んでください

この2つでその会社が何をしているかの輪郭が分かります。

設備投資に関する記述を見てください

この分野は設備への投資が大きいのが特徴です。会社の姿勢が表れます。

「事業等のリスク」は志望動機の材料になります

会社自身が何を不確実だと考えているかが書かれています。面接で話すときの材料になります。

数字を暗記する必要はありません

覚えるのではなく、構造を理解するために読んでください。

08中期経営計画と決算説明資料

これからの方向が書かれています。

1中期経営計画何を伸ばし、何を変えようとしているか
2決算説明資料その期に何が起きたと会社が説明しているか
3説明会の資料・動画公開している会社がある
4過去の計画前の計画と比べると変化が見える

「なぜこの会社か」の材料になります

同じ業界の2社の計画を並べると、力を入れている領域の違いが見えます。

生産の拠点の計画が書かれることがあります

新しい拠点や増強の計画は勤務地にも関わります。

言葉をそのまま使わないでください

計画に書かれた言葉をなぞるだけでは読んだことの証明にしかなりません。自分がどう思ったかまで用意してください。

公開されていない会社もあります

その場合は会社のサイトや採用ページから読み取ってください。

09採用ページと会社のサイト

見落とされがちですが、情報が詰まっています。

1職種の紹介どんな仕事があるか
2働く人の紹介日々の仕事の様子
3募集要項職種、勤務地、条件
4よくある質問会社が想定している疑問
5拠点の一覧どこに行きうるか
6沿革どう成り立ってきた会社か

拠点の一覧は必ず見てください

勤務地の記載を読むときの前提になります。

技術の区分ごとに紹介があることがあります

回路、プロセス、装置、品質——区分ごとの説明を読むと違いが分かります。

働く人の紹介は職種ごとに読んでください

同じ会社でも職種によって仕事が違います。複数の職種の紹介を読むと像が立ちます。

募集要項の読み方は別記事で

条件の確認については募集要項の読み方|見落としやすい項目を確認するで扱っています。

第3部 公的機関と業界団体

10公的機関が出している情報

業界全体の輪郭は、ここで分かります。

1省庁の統計業界の規模や動きに関する数字
2白書分野ごとの整理と課題
3審議会などの資料制度の検討の経過
4制度の案内法令や制度の内容
5公的な情報開示の仕組み上場企業の提出書類

制度のことは必ず公的機関で確認してください

制度は改正されることがあります。まとめ記事ではなく、一次の情報で確認するのが確実です。

産業政策に関する資料が多い分野です

産業を所管する省庁がこの分野の戦略や支援に関する資料を公表していることがあります。

白書は業界の全体像をつかむのに向きます

分野ごとの整理と、いま何が課題とされているかが書かれています。

読むのが大変なら要約から

公的機関が概要版を出していることがあります。そこから入ってください。

11業界団体の資料

その業界の内側からの整理です。

1統計業界全体の動き
2会員の名簿どんな会社があるか
3調査や報告書業界の課題や取り組み
4用語の解説専門の言葉の意味
5制度に関する説明業界に関わる決まり

会員の名簿は会社を探すのに使えます

知らない会社を見つけるいちばん確実な方法です。専門の分野ほど有効です。

装置と材料にも団体があります

半導体そのものだけでなく、製造装置や材料の団体があります。

用語の解説から読むと早いことがあります

業界の言葉が分からないと資料が読めません。用語の解説があれば先に読んでください。

誰が出した資料かを意識してください

団体が出すものには、その業界にとっての見え方が反映されます。公的機関の資料と両方を見ると偏りが減ります。

12資料の探し方

探し方を覚えると早くなります。

1会社の資料会社のサイトの投資家向けのページ
2有価証券報告書公的な情報開示の仕組みで検索する
3業界の統計所管する省庁のサイト、業界団体のサイト
4制度の内容所管する省庁のサイト
5会社の一覧業界団体の会員名簿
6用語の意味業界団体や公的機関の解説

会社のサイトの投資家向けページを見てください

上場している会社では、決算や計画の資料がまとめて置かれています。

装置や材料の会社は名簿から探せます

この分野は知られていない会社が多くあります。名簿が役に立ちます。

大学の図書館も使えます

業界に関する書籍や、有料の情報源が使える場合があります。司書に聞いてください。

分からないときはキャリアセンターへ

調べ方そのものを相談できる相手です。

132社を並べて読む

1社だけ読んでも、違いは見えません。

1セグメント情報手がけている分野の違い
2中期経営計画これから伸ばそうとしている領域の違い
3事業等のリスク何を不確実だと考えているかの違い
4拠点の一覧どの地域に強いか
5採用ページどんな人を求めているか

同じ業界の同じような規模の会社で比べてください

前提が違いすぎると比べても意味がありません。

同じ役割どうしで比べてください

装置の会社と生産の会社では前提が違います。同じ役割にそろえてください。

違いが「なぜこの会社か」の答えになります

「A社は○○に力を入れ、B社は△△に力を入れている」——この形で言えると具体になります。

表にして並べてください

頭の中で比べると印象で判断してしまいます。項目を決めて書き出してください。

第4部 調べたことの扱い方

14一次の情報と二次の情報

この区別を持っておいてください。

1一次の情報会社が出した資料、公的機関の公表資料、法令の条文
2二次の情報まとめ記事、就活サイトの解説、ランキング
3人から聞いた話説明会、社員の話。その人の経験に基づく

二次の情報が悪いわけではありません

全体をつかむにはまとめられた情報が役に立ちます。ただし、そこで止めないでください。

市況の話は時期を確認してください

この分野は状況が変わりやすいとされます。いつの情報かを必ず見てください。

出どころを確認する癖をつけてください

読んだ内容がどこから来たものか。元の資料にあたれるかを確認してください。

人から聞いた話はその人の経験です

貴重な情報ですが、会社全体の話とは限りません。複数の人に聞くと偏りが減ります。

古い情報に注意してください

いつの情報かを必ず確認してください。制度も会社の状況も変わります。

15調べたことを記録する

あとで使える形にしてください。

1出どころあとで確認し直せる
2いつの情報か古くなっていないか分かる
3自分が何を思ったか志望動機の材料になる
4分からなかったこと説明会で聞く候補になる
5会社ごとの比較違いが見える

自分が何を思ったかを書いてください

資料の内容だけ写しても、面接では使えません。読んで何を感じたかが材料になります。

役割ごとに記録を分けてください

設計、生産、装置、材料——役割ごとに整理すると使いやすくなります。

分からなかったことを残してください

調べても分からなかったことが、説明会で聞くべきことになります。

会社ごとに同じ項目を埋めてください

項目をそろえると違いがはっきりします。

16調べたことをどう使うか

調べて終わりにしないでください。

1志望動機2社の違いを踏まえて、なぜこの会社かを言う
2説明会での質問調べても分からなかったことを聞く
3面接での受け答え読んだ資料に触れて、自分の考えを言う
4応募先を選ぶ知らなかった会社を見つける
5条件の確認募集要項と合わせて読む

資料の言葉をなぞらないでください

書かれていることを言うだけでは、読んだことの証明にしかなりません。

それを読んで自分が何を考えたかまで言えると、話が変わります。

用語を自分の言葉で説明できるように

専門の言葉を自分の言葉で言い直せるかどうかで、理解の深さが分かります。

知らない会社を見つける道具でもあります

業界団体の名簿や取引先の一覧から、選択肢が広がります。

調べすぎて動けなくならないでください

ある程度調べたら、説明会に行く、人に聞く。動いたほうが分かることもあります。

17やらない方がいいこと

調べ方でとくに起きやすい失敗です。

やりがちなこと なぜ問題か
用語を飛ばして資料に入る 言葉が分からないと読めない
略称のまま理解したつもりになる 元の言葉を確認していない
古い情報で話す 状況が変わりやすいとされる分野
有名な会社しか見ない 装置や材料に知られていない会社がある
役割を区別せずに比べる 装置と生産では前提が違う
資料の言葉をなぞる 読んだことの証明にしかならない

自分の言葉で言い直せるかを確かめてください

専門の言葉を使えることと、理解していることは別です。

調べ方そのものを相談できます

大学のキャリアセンターや図書館の司書は、探し方を教えてくれる相手です。

18よくある質問

何から調べ始めればいいですか?

用語の解説、業界団体の統計と名簿、会社の設備投資に関する記述の3つです。専門の言葉が多い分野なので、用語の意味を先につかまないと資料が読めません。

用語はどうやってつかめばいいですか?

工程の流れから入ってください。どんな順番でつくられるのかが分かると、どの会社がどこを担っているかが見えてきます。装置や材料の会社が自社の製品がどの工程で使われるかを説明していることもあり、理解の助けになります。略称が多く使われるので、元の言葉を確認する癖をつけてください。

業界団体はどこを見ればいいですか?

半導体そのものの団体だけでなく、製造装置や材料の団体があります。つくる機械をつくる会社と、使う薬品やガスをつくる会社は別の分野です。名簿には一般に知られていない会社が多く載っており、選択肢を広げる道具になります。

統計を読むときの注意はありますか?

出荷したものの数字か使われたものの数字かで意味が違います。定義を確認してください。この分野は状況が変わりやすいとされるため、いつの統計かも必ず確認してください。

公的機関の資料には何がありますか?

この分野については、国の方針や支援に関する資料が公表されていることがあります。会社の計画と合わせて読むと何が背景にあるかが見えます。審議会などの検討の経過が資料として公開されることもあり、分野の課題が整理されています。

会社の資料はどこを読めばいいですか?

役割によって変わります。生産を担う会社は設備投資と拠点の場所、装置をつくる会社は手がけている工程と取引先の構成、材料をつくる会社はセグメント情報で半導体向けの位置を見てください。設計を担う会社は手がけている製品の分野と取引先です。

設備投資の記述はなぜ重要ですか?

この分野は設備への投資が大きいのが特徴で、どこにいくら投じるかに会社の姿勢が表れます。新しい生産の拠点や増強の計画は勤務地にも関わるため、就職先を考えるうえでも材料になります。

装置や材料の会社はどう探せばいいですか?

製造装置や材料の業界団体の名簿から探せます。この分野には一般に知られていない会社が多くあるため、名簿が役に立ちます。化学の会社が半導体向けの材料を手がけていることもあり、その場合はセグメント情報でその事業の位置を確認してください。

市況の話はどう扱えばいいですか?

この分野は状況が変わりやすいとされます。いつの情報かを必ず確認し、決算説明資料は直近のものを読んでください。古い情報のまま面接で話すと、かえって印象が悪くなります。

展示会には行けますか?

分野ごとの展示会が開かれることがあり、学生が入れる催しもあります。開催の情報は団体や主催者のサイトで確認してください。

2社を比べるときは何を見ればいいですか?

同じ役割どうしで比べてください。装置の会社と生産の会社では前提が違いすぎます。そのうえで、セグメント情報、中期経営計画、事業等のリスク、拠点の一覧、採用ページを並べてください。

調べたことをどう使えばいいですか?

専門の言葉を使えることと理解していることは別です。読んだ言葉を自分の言葉で言い直せるかを確かめてください。調べても分からなかったことは、説明会で聞くべきことになります。

19まとめ|用語・団体・設備投資の3つから

半導体業界を調べるなら、用語の解説、業界団体の統計と名簿、会社の設備投資に関する記述の3つから始めてください。

この章の要点
  • 言葉が壁になる分野です。工程の流れから入ってください。
  • 装置と材料にも団体があります。名簿から知らない会社が見つかります。
  • 設備投資の記述に会社の姿勢が表れます。拠点の計画は勤務地にも関わります。
  • 国の方針に関する資料が公表されていることがあります。会社の計画と合わせて読んでください。
  • いつの情報かを必ず確認してください。状況が変わりやすいとされる分野です。

最後に。挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。

この記事について:本記事は業界の構造と調べ方を整理するための一般的な案内です。登場する社名は情報の集め方の一般的な整理であり、推奨・順位付け・優劣の評価ではありません。また、網羅した一覧でもありません。売上、シェア、年収、従業員数などの数値と、企業の将来性については本記事では扱っていません。数値は各社の有価証券報告書・決算説明資料や業界団体・官庁の公表資料で、募集の内容は各社の募集要項でご確認ください。有価証券報告書の章構成は年度や会社によって異なることがあります。就職のしやすさ、採用の見通し、向き不向きについても判断していません。本記事で挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。会社名は探し方の例として挙げたもので、推奨や順位づけではありません。労働条件の取り扱いに疑問がある場合は労働局の総合労働相談コーナー(無料・全国・予約なしで利用できる場合があります)に、法令の解釈は弁護士にご相談ください。
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