就活・キャリア 更新 2026.09.23 この記事にはPRを含みます

証券・資産運用業界の調べ方|一次情報の集め方

結論

証券・資産運用業界を調べるなら「決算説明資料の部門ごとの収益」「証券と運用それぞれの業界団体」「金融を所管する機関の資料」の3つから始めてください。部門ごとの収益を見ればどこで稼いでいる会社かが分かります。業界団体は売買を仲介する側と資金を運用する側で別に分かれています。制度や監督の方針は金融庁などの公的機関から公表されています。

17分読み終わるまで
19章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.23
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証券・資産運用業界は、公表されている資料が多い分野です。

会社の決算説明資料には部門ごとの収益が示されます。どこで稼いでいる会社かが分かります。

そして証券と運用で団体が違います。探している情報で見る先が変わります。

この記事では、この業界の情報源と、その使い方を整理します。

この記事について:本記事は情報の集め方の一般的な整理で、金融商品や資産運用についての助言ではありません。挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。会社名は探し方の例として挙げたもので、推奨や順位づけではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。

この記事を7枚で

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この業界で使える…部門ごとの収益を…証券と運用の業界…公的機関の資料会社の資料の読み…この記事

この記事の流れ

証券・資産運用業界の調べ方

証券・資産運用業界を調べるなら「決算説明資料の部門ごとの収益」「証券と運用それぞれの業界団体」「金融を所管する機関の資料」の3つから始めてください。

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部門ごとの構造が分かる業界ですどこで稼いでいるかが資料に示されます。会社の重心が見えます。
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関連する記事業界の構造は証券・資産運用業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は証券・資産…

この業界で使える情報源

まずこの3つから始めてください。

どこで稼いでいるかが資料に示されます。会社の重心が見えます。業界の構造は証券・資産運用業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は証券・資産運用業界の職種|仕事内容の調べ方、選考は証券・資産運用業界の選考|案内から…

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決算説明資料に示されます部門ごとの収益が資料に載っていることがあります。
2
会社によって区分が違います同じような業務でも、会社によってまとめ方が違います。
3
2社を並べてください部門ごとの構成を比べると、力を入れている領域の違いがはっきりします。
4
時期を追って読んでください部門の比重は変わることがあります。複数の期を見ると動きが分かります。

部門ごとの収益を読む

この業界ならではの読みどころです。

部門ごとの収益が資料に載っていることがあります。どこで稼いでいる会社かが分かります。同じような業務でも、会社によってまとめ方が違います。その分け方自体が会社の考え方を表します。

1
会員の一覧から会社が探せますこの分野には知られていない会社が多くあります。一覧は選択肢を広げる道具です。
2
証券と運用は別の分野です売買を仲介する仕事と、預かった資金を運用する仕事は違います。
3
取引の場を運営する機関があります取引に関する制度や統計が公表されています。業界の仕組みを知る材料になります。
4
団体が統計を出しています分野ごとの動きについて団体が調査を公表していることがあります。

証券と運用の業界団体

立場ごとに別の団体があります。

この分野には知られていない会社が多くあります。一覧は選択肢を広げる道具です。売買を仲介する仕事と、預かった資金を運用する仕事は違います。どちらに関心があるかを決めてください。

1
監督の方針が公表されています金融を所管する機関が方針や考え方を公表しています。
2
登録している会社の一覧がありますこの分野の業務を行う会社は登録の仕組みがあります。一覧から会社が探せます。
3
制度のことは必ず公的機関で確認してください金融に関する制度は改正されることがあります。一次の情報で確認してください。
4
統計が公表されています金融や資産に関する統計が公表されています。業界の輪郭を知る材料になります。

公的機関の資料

制度に関わる資料が多い分野です。

金融を所管する機関が方針や考え方を公表しています。業界の課題が整理されています。この分野の業務を行う会社は登録の仕組みがあります。一覧から会社が探せます。

1
支店の一覧を見てください全国に支店を持つ会社では、どこに店があるかが転勤の範囲に関わります。
2
運用会社は手がける分野を見てくださいどんな資産を運用しているか、どんな顧客の資金を預かっているか——会社によっ…
3
グループの構成を確認してください金融のグループには複数の会社があります。それぞれ扱う業務が違います。
4
中期経営計画を読んでくださいどの部門に力を入れるか。会社の向かう先が分かります。

会社の資料の読みどころ

種類によって見る場所が変わります。

全国に支店を持つ会社では、どこに店があるかが転勤の範囲に関わります。どんな資産を運用しているか、どんな顧客の資金を預かっているか——会社によって違います。

1
まずこの3つから始めてください。この業界で使える情報源
2
この業界ならではの読みどころです。部門ごとの収益を読む
3
立場ごとに別の団体があります。証券と運用の業界団体
4
制度に関わる資料が多い分野です。公的機関の資料

まとめ

この記事の要点

部門ごとの収益を見ればどこで稼いでいる会社かが分かります。業界団体は売買を仲介する側と資金を運用する側で別に分かれています。制度や監督の方針は金融庁などの公的機関から公表されています。

記事を読む

第1部 この業界で使える情報源

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01この業界で使える情報源

まずこの3つから始めてください。

①部門ごとの収益どこで稼いでいる会社か②証券と運用の業界団体仲介する側と運用する側で別③金融を所管する機関制度と監督の方針この3つから始めてください

証券・資産運用業界の3つの情報源。

1決算説明資料部門ごとの収益、その期の動き
2業界団体の資料会員の一覧、分野の統計
3金融を所管する機関の資料制度、監督の方針
4有価証券報告書事業の内容、拠点、リスク
5中期経営計画力を入れる部門
6採用ページ部門ごとの仕事の紹介

部門ごとの構造が分かる業界です

どこで稼いでいるかが資料に示されます。会社の重心が見えます。

関連する記事

業界の構造は証券・資産運用業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は証券・資産運用業界の職種|仕事内容の調べ方、選考は証券・資産運用業界の選考|案内から流れを読む、条件は証券・資産運用業界の求人票|確認する項目で整理しています。

02部門ごとの収益を読む

この業界ならではの読みどころです。

1個人のお客様に関わる部門支店での仕事の比重
2法人に関わる部門企業を相手にする仕事の比重
3市場に関わる部門取引に関わる仕事の比重
4資産の運用に関わる部門預かった資金を運用する仕事
5その他の部門会社によって区分が違う

決算説明資料に示されます

部門ごとの収益が資料に載っていることがあります。どこで稼いでいる会社かが分かります。

会社によって区分が違います

同じような業務でも、会社によってまとめ方が違います。その分け方自体が会社の考え方を表します。

2社を並べてください

部門ごとの構成を比べると、力を入れている領域の違いがはっきりします。

時期を追って読んでください

部門の比重は変わることがあります。複数の期を見ると動きが分かります。

運用会社は別の資料があります

預かった資金を運用する会社では、運用に関する報告が公表されています。

相場や商品の話は扱いに注意してください

本記事は就職活動のための案内であり、金融商品や資産運用についての助言ではありません。

03証券と運用の業界団体

立場ごとに別の団体があります。

1売買を仲介する側の団体会員の一覧、分野の統計
2資金を運用する側の団体運用の分野の統計、会員の一覧
3信託に関する団体信託の分野の情報
4取引の場を運営する機関取引に関する制度と統計

会員の一覧から会社が探せます

この分野には知られていない会社が多くあります。一覧は選択肢を広げる道具です。

証券と運用は別の分野です

売買を仲介する仕事と、預かった資金を運用する仕事は違います。どちらに関心があるかを決めてください。

取引の場を運営する機関があります

取引に関する制度や統計が公表されています。業界の仕組みを知る材料になります。

団体が統計を出しています

分野ごとの動きについて団体が調査を公表していることがあります。

用語の解説がある場合があります

金融の言葉が分からないと資料が読めません。解説のページがあれば先に読んでください。

団体名は自分で確認してください

団体の名称や公表している資料は変わることがあります。検索して最新のものを確認してください。

04公的機関の資料

制度に関わる資料が多い分野です。

1金融に関する制度金融を所管する機関
2監督の方針金融を所管する機関
3金融や資産に関する統計中央銀行、所管する機関
4登録している会社の一覧金融を所管する機関
5上場企業の提出書類公的な情報開示の仕組み

監督の方針が公表されています

金融を所管する機関が方針や考え方を公表しています。業界の課題が整理されています。

登録している会社の一覧があります

この分野の業務を行う会社は登録の仕組みがあります。一覧から会社が探せます。

制度のことは必ず公的機関で確認してください

金融に関する制度は改正されることがあります。一次の情報で確認してください。

統計が公表されています

金融や資産に関する統計が公表されています。業界の輪郭を知る材料になります。

上場企業の提出書類が読めます

公的な情報開示の仕組みで有価証券報告書が読めます。

統計は更新されます

いつの統計かを必ず確認してください。古い数字を面接で話すと、かえって印象が悪くなります。

05会社の資料の読みどころ

種類によって見る場所が変わります。

種類 読みどころ
売買を仲介する会社 部門ごとの収益、支店の一覧
資金を運用する会社 運用に関する報告、手がける分野
信託に関わる会社 扱う業務の範囲
インターネットを中心とする会社 提供する仕組み、拠点の置き方
グループの会社 グループの構成と各社の役割

支店の一覧を見てください

全国に支店を持つ会社では、どこに店があるかが転勤の範囲に関わります。

運用会社は手がける分野を見てください

どんな資産を運用しているか、どんな顧客の資金を預かっているか——会社によって違います。

グループの構成を確認してください

金融のグループには複数の会社があります。それぞれ扱う業務が違います。

中期経営計画を読んでください

どの部門に力を入れるか。会社の向かう先が分かります。

事業等のリスクを読んでください

会社自身が何を不確実だと考えているかが書かれています。

採用ページで部門を確認してください

部門ごとの紹介が置かれていることがあります。仕事の違いが分かります。

第2部 会社が出す資料

06会社が出している資料

会社自身が出したものが、いちばん確かな材料です。

資料 分かること
有価証券報告書 事業の内容、セグメント、従業員の状況、事業等のリスク
決算説明資料 その期に何が起きたか、会社がどう説明しているか
中期経営計画 これから何をしようとしているか
統合報告書・サステナビリティ報告 会社が大事にしていること、取り組み
会社のサイト 事業の紹介、拠点の一覧、沿革
採用ページ 職種、募集要項、働く人の紹介

上場している会社は資料が多くなります

有価証券報告書は公的な仕組みで公表されています。誰でも読めます。

部門ごとの収益を見てください

決算説明資料には部門ごとの収益が示されます。どこで稼いでいる会社かが分かります。

上場していない会社はどう調べるか

会社のサイト、採用ページ、業界団体の名簿、公的機関の公表資料。使える材料はあります。

就活サイトの情報は二次の情報です

まとめられた情報は分かりやすい代わりに、古かったり要約で落ちていたりします。元の資料にあたってください。

07有価証券報告書のどこを読むか

全部読む必要はありません。

1事業の内容何をしている会社か
2セグメント情報どの分野を手がけているか
3従業員の状況どの分野に人を置いているか
4事業等のリスク会社自身が挙げている不確実性
5設備の状況どこに拠点や設備があるか
6関係会社の状況どんな会社を持っているか

まず「事業の内容」と「セグメント情報」を読んでください

この2つでその会社が何をしているかの輪郭が分かります。

事業の内容で業務の範囲が分かります

会社によって手がけている業務の範囲が違います。

「事業等のリスク」は志望動機の材料になります

会社自身が何を不確実だと考えているかが書かれています。面接で話すときの材料になります。

数字を暗記する必要はありません

覚えるのではなく、構造を理解するために読んでください。

08中期経営計画と決算説明資料

これからの方向が書かれています。

1中期経営計画何を伸ばし、何を変えようとしているか
2決算説明資料その期に何が起きたと会社が説明しているか
3説明会の資料・動画公開している会社がある
4過去の計画前の計画と比べると変化が見える

「なぜこの会社か」の材料になります

同じ業界の2社の計画を並べると、力を入れている領域の違いが見えます。

力を入れる部門が書かれます

個人向けか法人向けか、運用か——会社の向かう先が分かります。

言葉をそのまま使わないでください

計画に書かれた言葉をなぞるだけでは読んだことの証明にしかなりません。自分がどう思ったかまで用意してください。

公開されていない会社もあります

その場合は会社のサイトや採用ページから読み取ってください。

09採用ページと会社のサイト

見落とされがちですが、情報が詰まっています。

1職種の紹介どんな仕事があるか
2働く人の紹介日々の仕事の様子
3募集要項職種、勤務地、条件
4よくある質問会社が想定している疑問
5拠点の一覧どこに行きうるか
6沿革どう成り立ってきた会社か

拠点の一覧は必ず見てください

勤務地の記載を読むときの前提になります。

部門ごとの紹介を読んでください

同じ会社でも部門によって仕事がまったく違います。

働く人の紹介は職種ごとに読んでください

同じ会社でも職種によって仕事が違います。複数の職種の紹介を読むと像が立ちます。

募集要項の読み方は別記事で

条件の確認については募集要項の読み方|見落としやすい項目を確認するで扱っています。

第3部 公的機関と業界団体

10公的機関が出している情報

業界全体の輪郭は、ここで分かります。

1省庁の統計業界の規模や動きに関する数字
2白書分野ごとの整理と課題
3審議会などの資料制度の検討の経過
4制度の案内法令や制度の内容
5公的な情報開示の仕組み上場企業の提出書類

制度のことは必ず公的機関で確認してください

制度は改正されることがあります。まとめ記事ではなく、一次の情報で確認するのが確実です。

金融を所管する機関の資料があります

制度や監督の方針が公表されています。

白書は業界の全体像をつかむのに向きます

分野ごとの整理と、いま何が課題とされているかが書かれています。

読むのが大変なら要約から

公的機関が概要版を出していることがあります。そこから入ってください。

11業界団体の資料

その業界の内側からの整理です。

1統計業界全体の動き
2会員の名簿どんな会社があるか
3調査や報告書業界の課題や取り組み
4用語の解説専門の言葉の意味
5制度に関する説明業界に関わる決まり

会員の名簿は会社を探すのに使えます

知らない会社を見つけるいちばん確実な方法です。専門の分野ほど有効です。

証券と運用で団体が違います

売買を仲介する側と、資金を運用する側で別の団体があります。

用語の解説から読むと早いことがあります

業界の言葉が分からないと資料が読めません。用語の解説があれば先に読んでください。

誰が出した資料かを意識してください

団体が出すものには、その業界にとっての見え方が反映されます。公的機関の資料と両方を見ると偏りが減ります。

12資料の探し方

探し方を覚えると早くなります。

1会社の資料会社のサイトの投資家向けのページ
2有価証券報告書公的な情報開示の仕組みで検索する
3業界の統計所管する省庁のサイト、業界団体のサイト
4制度の内容所管する省庁のサイト
5会社の一覧業界団体の会員名簿
6用語の意味業界団体や公的機関の解説

会社のサイトの投資家向けページを見てください

上場している会社では、決算や計画の資料がまとめて置かれています。

団体の会員の一覧から会社が探せます

この分野は知られていない会社が多くあります。一覧が役に立ちます。

大学の図書館も使えます

業界に関する書籍や、有料の情報源が使える場合があります。司書に聞いてください。

分からないときはキャリアセンターへ

調べ方そのものを相談できる相手です。

132社を並べて読む

1社だけ読んでも、違いは見えません。

1セグメント情報手がけている分野の違い
2中期経営計画これから伸ばそうとしている領域の違い
3事業等のリスク何を不確実だと考えているかの違い
4拠点の一覧どの地域に強いか
5採用ページどんな人を求めているか

同じ業界の同じような規模の会社で比べてください

前提が違いすぎると比べても意味がありません。

同じ種類の会社どうしで比べてください

証券会社と運用会社では前提が違います。同じ種類にそろえてください。

違いが「なぜこの会社か」の答えになります

「A社は○○に力を入れ、B社は△△に力を入れている」——この形で言えると具体になります。

表にして並べてください

頭の中で比べると印象で判断してしまいます。項目を決めて書き出してください。

第4部 調べたことの扱い方

14一次の情報と二次の情報

この区別を持っておいてください。

1一次の情報会社が出した資料、公的機関の公表資料、法令の条文
2二次の情報まとめ記事、就活サイトの解説、ランキング
3人から聞いた話説明会、社員の話。その人の経験に基づく

二次の情報が悪いわけではありません

全体をつかむにはまとめられた情報が役に立ちます。ただし、そこで止めないでください。

相場や商品の話は扱いに注意してください

本記事は金融商品や資産運用についての助言ではありません。

出どころを確認する癖をつけてください

読んだ内容がどこから来たものか。元の資料にあたれるかを確認してください。

人から聞いた話はその人の経験です

貴重な情報ですが、会社全体の話とは限りません。複数の人に聞くと偏りが減ります。

古い情報に注意してください

いつの情報かを必ず確認してください。制度も会社の状況も変わります。

15調べたことを記録する

あとで使える形にしてください。

1出どころあとで確認し直せる
2いつの情報か古くなっていないか分かる
3自分が何を思ったか志望動機の材料になる
4分からなかったこと説明会で聞く候補になる
5会社ごとの比較違いが見える

自分が何を思ったかを書いてください

資料の内容だけ写しても、面接では使えません。読んで何を感じたかが材料になります。

会社の種類ごとに記録を分けてください

証券、運用、信託——種類ごとに整理すると使いやすくなります。

分からなかったことを残してください

調べても分からなかったことが、説明会で聞くべきことになります。

会社ごとに同じ項目を埋めてください

項目をそろえると違いがはっきりします。

16調べたことをどう使うか

調べて終わりにしないでください。

1志望動機2社の違いを踏まえて、なぜこの会社かを言う
2説明会での質問調べても分からなかったことを聞く
3面接での受け答え読んだ資料に触れて、自分の考えを言う
4応募先を選ぶ知らなかった会社を見つける
5条件の確認募集要項と合わせて読む

資料の言葉をなぞらないでください

書かれていることを言うだけでは、読んだことの証明にしかなりません。

それを読んで自分が何を考えたかまで言えると、話が変わります。

関心のある部門まで降ろしてください

どの部門の仕事に関心があるか。そこまで言えると話が具体になります。

知らない会社を見つける道具でもあります

業界団体の名簿や取引先の一覧から、選択肢が広がります。

調べすぎて動けなくならないでください

ある程度調べたら、説明会に行く、人に聞く。動いたほうが分かることもあります。

17やらない方がいいこと

調べ方でとくに起きやすい失敗です。

1証券と運用を区別しない仕事も団体も別
2部門ごとの収益を見ない会社の重心が分かる資料
3相場や商品の話を語る就職活動の場で扱う話ではない
4有名な会社しか見ない一覧から知らない会社が見つかる
5制度をうろ覚えで語る改正されることがある
6古い統計を使ういつの情報かを確認していない

本記事は資産運用の助言ではありません

就職活動のための案内です。金融商品に関することは、専門の窓口にご相談ください。

調べ方そのものを相談できます

大学のキャリアセンターや図書館の司書は、探し方を教えてくれる相手です。

18よくある質問

何から調べ始めればいいですか?

決算説明資料の部門ごとの収益、証券と運用それぞれの業界団体、金融を所管する機関の資料の3つです。部門ごとの収益を見れば、どこで稼いでいる会社かが分かります。

部門ごとの収益はどこで分かりますか?

決算説明資料に載っていることがあります。個人のお客様に関わる部門、法人に関わる部門、市場に関わる部門、資産の運用に関わる部門など、会社によって区分が違います。その分け方自体が会社の考え方を表します。

証券会社と運用会社はどう違いますか?

売買を仲介する仕事と、預かった資金を運用する仕事は違います。業界団体も別に分かれています。どちらに関心があるかを決めてから調べてください。運用会社では運用に関する報告が公表されています。

知らない会社はどう探せばいいですか?

業界団体の会員の一覧から探せます。この分野の業務を行う会社は登録の仕組みがあり、金融を所管する機関に一覧があります。知られていない会社が多くあるので、一覧は選択肢を広げる道具になります。

公的機関ではどんな情報が得られますか?

金融を所管する機関が制度や監督の方針を公表しており、業界の課題が整理されています。金融や資産に関する統計も公表されています。制度は改正されることがあるため、一次の情報で確認してください。

取引の仕組みを知りたいときは?

取引の場を運営する機関が、取引に関する制度や統計を公表しています。業界の仕組みを知る材料になります。金融の言葉が分からない場合は、団体や機関の用語の解説を先に読んでください。

会社の資料はどこを読めばいいですか?

売買を仲介する会社は部門ごとの収益と支店の一覧、資金を運用する会社は運用に関する報告と手がける分野、インターネットを中心とする会社は提供する仕組みと拠点の置き方です。グループの構成も確認してください。

支店の一覧はなぜ見るのですか?

全国に支店を持つ会社では、どこに店があるかが転勤の範囲に関わります。募集要項の勤務地欄と合わせて読んでください。

相場や商品について話してもいいですか?

就職活動の場で扱う話ではありません。本記事も金融商品や資産運用についての助言ではありません。金融商品に関することは専門の窓口にご相談ください。

部門の比重は変わりますか?

変わることがあります。複数の期の資料を見ると動きが分かります。中期経営計画には、どの部門に力を入れるかが書かれます。

2社を比べるときは何を見ればいいですか?

部門ごとの収益の構成、中期経営計画、事業等のリスク、支店や拠点の一覧、採用ページです。証券会社と運用会社では前提が違うので、同じ種類にそろえてください。

調べたことをどう使えばいいですか?

どの部門の仕事に関心があるかまで降ろすと、話が具体になります。資料の言葉をなぞるだけでは読んだことの証明にしかなりません。調べても分からなかったことは、説明会で聞くべきことになります。

19まとめ|部門・団体・公的機関の3つから

証券・資産運用業界を調べるなら、決算説明資料の部門ごとの収益、証券と運用それぞれの業界団体、金融を所管する機関の資料の3つから始めてください。

この章の要点
  • 部門ごとの収益で会社の重心が分かります。区分の仕方自体が会社の考え方を表します。
  • 証券と運用は別の分野です。団体も分かれています。
  • 登録の仕組みがあり、一覧から会社が探せます。知らない会社が見つかります。
  • 制度と監督の方針は公的機関で確認してください。改正されることがあります。
  • どの部門に関心があるかまで降ろしてください。話が具体になります。

最後に。本記事は就職活動のための案内であり、金融商品や資産運用についての助言ではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。

この記事について:本記事は業界の構造と調べ方を整理するための一般的な案内です。登場する社名は情報の集め方の一般的な整理であり、推奨・順位付け・優劣の評価ではありません。また、網羅した一覧でもありません。売上、シェア、年収、従業員数などの数値と、企業の将来性については本記事では扱っていません。数値は各社の有価証券報告書・決算説明資料や業界団体・官庁の公表資料で、募集の内容は各社の募集要項でご確認ください。有価証券報告書の章構成は年度や会社によって異なることがあります。就職のしやすさ、採用の見通し、向き不向きについても判断していません。本記事は就職活動のための案内であり、金融商品や資産運用についての助言ではありません。挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。制度や統計は更新されるため、金融庁などの公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。会社名は探し方の例として挙げたもので、推奨や順位づけではありません。労働条件の取り扱いに疑問がある場合は労働局の総合労働相談コーナー(無料・全国・予約なしで利用できる場合があります)に、法令の解釈は弁護士にご相談ください。
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