大学・キャンパス 更新 2026.09.14 この記事にはPRを含みます

大学の学園祭の楽しみ方・関わり方|実行委員は何をする?

結論

学園祭への関わり方は「実行委員」「出店・出展する側」「見に行く側」の3つに大きく分かれ、負担はまったく違います。実行委員は準備が数か月に及び、会議・渉外・当日運営まで担うため、最も負担が大きい関わり方です。一方、団体で模擬店を出す場合は準備期間が限られ、見に行くだけなら負担はありません。どれを選んでも構いません。判断の基準は①使える時間 ②学業の状況 ③何をしたいか。そして…

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22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.14
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関わり方は、いくつもあります。

秋になると、多くの大学で学園祭が開かれます。模擬店、発表、ステージ——学内が普段と違う様子になります。

ただ、どう関わればいいのかは説明されません。実行委員になるのか、団体で出るのか、ただ見に行くのか——選択肢が示されないまま当日を迎えます。

この記事では、学園祭の仕組み、関わり方の種類、実行委員の仕事、模擬店の実務、負担の見積もりを整理します。

この記事について:本記事は一般的な整理です。学園祭の名称・規模・時期・運営体制・出店の条件は大学によって大きく異なり、統一された基準はありません。本記事の記述がすべての大学に当てはまるわけではありません。食品の提供には保健所への届出や許可が必要な場合があります。手続きや衛生管理の基準は自治体によって異なるため、必ず大学の学生課・実行委員会および所管の保健所に確認してください。

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学園祭とは時期と規模関わり方の3種類負担の比較実行委員とはこの記事

この記事の流れ

大学の学園祭の楽しみ方・関わり方

学園祭への関わり方は「実行委員」「出店・出展する側」「見に行く側」の3つに大きく分かれ、負担はまったく違います。

1
性質学生が主体の行事
2
呼び方大学ごとに違う
3
公開学外に開くことが多い
4
内容模擬店・展示・ステージ

学園祭とは

大学が行う公開行事です。

学園祭は、学生が主体となって運営する公開行事です。呼び方は大学によって違い、「大学祭」「〇〇祭」など固有の名称がついていることがほとんどです。

1
時期秋が多い
2
日数2〜3日が一般的
3
休講期間中は休みの場合
4
規模大学により大きく違う

時期と規模

大学によって違います。

時期は秋に行われることが多く、日数は2〜3日が一般的です。期間中とその前後は休講になる大学もあります。学年暦で確認してください。

1
実行委員全体を運営する
2
出る側模擬店・展示・ステージ
3
見る側来場して楽しむ
4
関わらないこれも選択

関わり方の3種類

ここを分けて考えてください。

関わり方は、大きく3つに分かれます。全体を運営する実行委員、企画を出す出る側、来場する見る側——それぞれ負担が違います。

1
実行委員終日運営
2
模擬店交代で担当
3
展示・発表時間限定
4
見る側自由

負担の比較

差が大きくあります。

負担は立場によって大きく違います。実行委員は準備が数か月に及び、最も負担が大きい関わり方です。

1
役割企画・調整・運営
2
人数大学により数十〜数百人
3
期間年間を通じて活動
4
大学との関係学生課と連携

実行委員とは

全体を運営する組織です。

実行委員会は、学園祭全体を運営する組織です。企画の立案から出店の調整、当日の運営まで——行事全体を回す役割を担います。

1
大学が行う公開行事です。学園祭とは
2
大学によって違います。時期と規模
3
ここを分けて考えてください。関わり方の3種類
4
差が大きくあります。負担の比較

まとめ

この記事の要点

実行委員は準備が数か月に及び、会議・渉外・当日運営まで担うため、最も負担が大きい関わり方です。一方、団体で模擬店を出す場合は準備期間が限られ、見に行くだけなら負担はありません。

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01学園祭とは

大学が行う公開行事です。

1性質学生が主体の行事
2呼び方大学ごとに違う
3公開学外に開くことが多い
4内容模擬店・展示・ステージ
5参加任意
この章の要点
  • 学園祭は、学生が主体となって運営する公開行事です。
  • 呼び方は大学によって違い、「大学祭」「〇〇祭」など固有の名称がついていることがほとんどです。
  • 参加は任意です。関わらないという選択も普通にあります。

学園祭は、多くの大学で最も規模の大きい学生行事です。来場者は学内の学生だけでなく、近隣の住民や高校生、卒業生など学外にも及びます。そのため、通常の学内活動より準備の手順が多く、大学側との調整も必要になります。関わる立場によって見える景色がまったく違う行事でもあり、実行委員として運営する人と、見に行くだけの人とでは、同じ日を過ごしていても経験の内容は別のものになります。

なお、学園祭に関わることが就職活動で有利になる、といった説明を見かけることがありますが、そう断定できる根拠はありません。関わった経験をどう受け止めるかは人によって違います。就職のために参加する、という動機で負担の大きい役割を引き受けると、途中でつらくなることがあります。自分がやりたいかどうかで決めてください。

また、学園祭には地域との接点という側面もあります。近隣の住民が来場する大学では、騒音や交通、ごみの扱いについて配慮が求められます。学内だけで完結する行事ではないという前提は、企画を考えるうえで押さえておいてください。

02時期と規模

大学によって違います。

1時期秋が多い
2日数2〜3日が一般的
3休講期間中は休みの場合
4規模大学により大きく違う
5準備期間数か月に及ぶ
この章の要点
  • 時期は秋に行われることが多く、日数は2〜3日が一般的です。
  • 期間中とその前後は休講になる大学もあります。学年暦で確認してください。
  • 規模は大学によってまったく違います。自分の大学の実態を見てください。

日程は年度の早い段階で決まっていることが多く、学年暦に記載されています。帰省や旅行、アルバイトの予定を立てる前に確認しておくと、あとから調整する手間が省けます。また、準備や片付けのために前後の日が休講になる大学もあります。

規模の大きい大学では、来場者が数万人に及ぶこともあります。一方、小規模な大学では学内の行事として静かに行われることもあります。どちらが良いということではなく、自分の大学がどちらに近いのかを知っておくと、関わり方を考えやすくなります。

準備期間が長いぶん、途中で状況が変わることもあります。履修が忙しくなる、体調を崩す、家庭の事情が生じる——その場合は無理をせず相談してください。

03関わり方の3種類

ここを分けて考えてください。

1実行委員全体を運営する
2出る側模擬店・展示・ステージ
3見る側来場して楽しむ
4関わらないこれも選択
この章の要点
  • 関わり方は、大きく3つに分かれます。
  • 全体を運営する実行委員、企画を出す出る側、来場する見る側——それぞれ負担が違います。
  • そして、関わらないという選択もあります。任意の行事です。

この3つは、途中で変えることもできます。実行委員を続けられなくなったら辞められますし、模擬店に出る予定をやめて見る側に回ることもできます。最初に決めたとおりにしなければならない、ということはありません。

また、複数の立場を兼ねることもあります。実行委員をしながら所属団体の模擬店にも入る——こうした形は可能ですが、負担は単純に足し算になります。当日の動き方を先に決めておいてください。

関わり方を決める前に、前年の様子を知っておくと判断しやすくなります。上級生に聞く、記録を見る——どの程度の規模で、どんな負担があったのかが分かります。

04負担の比較

差が大きくあります。

立場 準備期間 当日
実行委員 数か月 終日運営
模擬店 数週間〜 交代で担当
展示・発表 内容による 時間限定
見る側 なし 自由
この章の要点
  • 負担は立場によって大きく違います。
  • 実行委員は準備が数か月に及び、最も負担が大きい関わり方です。
  • 一方、見に行くだけなら負担はありません。どれを選んでも構いません。

負担を見積もるときは、当日だけでなく準備期間も含めて考えてください。当日の2〜3日より、その前の数か月の方が実際には時間を取られます。ここを見落とすと、想定外の忙しさになります。

実行委員の場合、当日に自分が学園祭を見て回れないという点も知っておいてください。運営側に入ると、来場者として過ごす時間はほとんど取れません。見て回りたいなら、出る側か見る側を選ぶ方が目的に合います。

負担が大きい役割ほど、達成感も大きくなるという面はあります。ただし、それは結果として得られるものであって、最初から期待して引き受けるものではありません。

05実行委員とは

全体を運営する組織です。

1役割企画・調整・運営
2人数大学により数十〜数百人
3期間年間を通じて活動
4大学との関係学生課と連携
5参加募集がある
この章の要点
  • 実行委員会は、学園祭全体を運営する組織です。
  • 企画の立案から出店の調整、当日の運営まで——行事全体を回す役割を担います。
  • 多くの場合、大学の学生課と連携しながら進めます。

実行委員会は、団体としての性格を持っています。年間を通じて会議があり、上級生が運営を担い、役職もあります。サークルに近い組織として動いている大学も多く、所属すると生活の一部になります。

実行委員会が独立した団体として活動している大学もあれば、学生自治会の下に置かれている大学もあります。どういう位置づけなのかによって、大学との関係も変わります。学生課で確認できます。

実行委員会での経験を通じて、予算管理や日程調整といった実務に触れることになります。こうした作業は、他の場面でも役に立つことがあります。

なお、実行委員会に入ることと、学園祭当日だけ手伝うことは別です。当日のみの手伝いを募集している大学もあり、その場合は負担が大きく下がります。どういう形で募集されているかを確認してください。

06実行委員の仕事

会議と調整が中心です。

1企画立案全体の方針を決める
2出店の受付申請の取りまとめ
3会場の配置場所の割り振り
4広報案内・掲示
5当日運営進行・トラブル対応
この章の要点
  • 実行委員の仕事は、会議と調整が中心です。
  • 華やかな場面より、申請の取りまとめや配置の調整といった地道な作業が多くを占めます。
  • 当日は終日運営に入るため、自分が見て回る時間はほとんどありません。

当日に何をするかだけでなく、準備期間に何をするかを聞いてください。会議の頻度、作業の量、担当する範囲——ここが分かれば、実際の負担が見積もれます。

会議は夜に行われることもあります。授業の後、夕方から数時間——こうした形が続くと、生活の時間が削られます。開催の時間帯も聞いておいてください。

作業の分担が偏ることもあります。負担が大きいと感じたら、早めに共有してください。ひとりで抱えると続きません。

引き継ぎの作業も含まれます。翌年のために記録を残す、後輩に伝える——終わった後にも作業が続くことがあります。

07部門の分かれ方

役割が分かれています。

1企画内容の立案
2渉外外部との調整
3広報告知・制作物
4会計予算の管理
5総務・警備当日の運営
この章の要点
  • 実行委員会は、部門に分かれていることが一般的です。
  • 企画、渉外、広報、会計、総務——部門によって作業の内容が違います。
  • どの部門に入るかで負担も時期も変わるため、事前に聞いてください。

部門によって、忙しい時期がずれることもあります。広報は早い時期に集中し、当日運営は直前と当日に集中します。自分の予定と合う部門を選べる場合は、その点も考慮してください。

会計部門では、金銭を扱います。管理の責任が伴うため、慎重さが求められる役割です。担当する場合は、記録の付け方を最初に確認してください。

渉外部門では、学外の相手とやり取りすることがあります。連絡の取り方や記録の残し方を、最初に確認しておいてください。

企画部門は、内容を決める段階から関わります。早い時期から動くため、春から忙しくなる傾向があります。

08準備の流れ

数か月かかります。

1春委員の募集・方針決定
2初夏企画の立案
3夏出店受付・準備
4直前設営・最終確認
5当日後撤収・会計処理
この章の要点
  • 準備は、春から始まることが一般的です。
  • 当日の2〜3日のために、数か月の準備が必要になります。
  • また、終了後も撤収や会計処理が残ります。当日で終わりではありません。

準備が長期にわたるため、途中で参加が難しくなることもあります。その場合は早めに伝えてください。作業の分担を組み直す時間が必要になります。

夏休みの期間にも作業が入ることがあります。帰省や旅行の予定と重なる可能性があるため、年間の日程を先に聞いておいてください。

撤収作業は、終了直後に行われることが一般的です。当日の夜まで作業が続くこともあるため、翌日の予定は空けておいてください。

09実行委員になるには

募集の時期があります。

1募集時期春が多い
2方法掲示・説明会
3学年1年次から可能な場合
4途中から認められる場合も
5確認学生課で聞ける
この章の要点
  • 実行委員の募集は、春に行われることが多くあります。
  • 掲示や説明会で案内されるため、見逃さないようにしてください。
  • 時期が分からなければ、学生課で聞けます。

募集を逃した場合でも、途中から加われることがあります。人手が足りない時期は特に受け入れられやすくなります。興味があれば聞いてみてください。

1年次から参加できる大学が多くありますが、入学直後は大学生活自体に慣れていない時期でもあります。無理のない範囲で判断してください。

説明会では、質問する機会があります。会議の頻度、作業量、繁忙期——気になることを聞いてから決めてください。

10模擬店を出す

申請と準備が必要です。

1①申請実行委員会へ提出
2②審査内容・衛生面
3③届出食品は保健所へ
4④準備材料・シフト
5⑤当日交代で運営
この章の要点
  • 模擬店を出す場合、まず実行委員会に申請します。
  • 提供する内容や衛生面について審査があることが一般的です。
  • そのうえで、食品を扱う場合は届出が必要になることがあります。次で扱います。

模擬店を出すのは、サークルやゼミなどの団体単位であることが一般的です。個人で出せるかどうかは大学によって違うため、実行委員会に確認してください。

申請には締め切りがあります。企画の内容を決めてから申請するまでに時間がかかるため、早めに動いてください。

企画を考えるときは、当日の作業量から逆算してください。手の込んだ内容ほど、準備も当日の負担も大きくなります。

出店場所は実行委員会が割り振ります。希望が通るとは限らないため、どの場所でも成り立つ内容にしておくと安心です。

11食品と届出

必ず確認してください。

1届出・許可必要な場合がある
2窓口所管の保健所
3基準自治体により異なる
4提供できる品目制限がある場合
5大学の取りまとめ実行委員会が行う場合

食品を提供する場合、保健所への届出や許可が必要になることがあります。

手続きの要否、提供できる品目、衛生管理の基準——これらは自治体によって異なります。

多くの大学では実行委員会が取りまとめますが、必ず大学と保健所に確認してください。無許可での提供は問題になります。

なお、大学によっては提供できる品目があらかじめ限定されていることもあります。加熱が必要なもの、生ものなど、扱いに制限がかかる場合があります。企画を考える前に、何が出せるのかを確認しておくと無駄がありません。

衛生管理の具体的な方法——手洗い、温度管理、使い捨て手袋の使用など——についても、基準が示されることがあります。指示に従ってください。食中毒が起きると、本人だけでなく来場者に影響が及びます。

当日の気温が高い時期であれば、食品の保管にも注意が必要です。保冷の方法についても、基準に従ってください。

届出が必要かどうかを判断するのは、自分ではなく保健所です。迷う場合は問い合わせてください。

12費用と収支

先に出ていきます。

1材料費事前に必要
2備品借りるか買うか
3装飾作る場合
4売上当日に入る
5赤字あり得る
この章の要点
  • 模擬店では、費用が先に出ていきます。
  • 材料費や備品代を立て替えることになるため、誰がいくら出すかを先に決めてください。
  • また、赤字になることもあります。その場合の負担をどうするかも、事前に決めておいてください。

売上の扱いも先に決めてください。団体の会計に入れるのか、参加者で分けるのか——曖昧なままだと、終わってから揉めることがあります。

仕入れの支払い時期も確認してください。当日の売上が入るのは終わった後です。それまでの資金を誰が用意するのかを決めておいてください。

領収書は必ず保管してください。会計の報告や精算の際に必要になります。

13展示・発表で出る

負担は比較的小さくなります。

1展示作品・研究の掲示
2体験来場者に試してもらう
3販売なし届出が不要な場合
4準備内容による
この章の要点
  • 展示や発表で参加する形もあります。
  • 食品を扱わないため、届出に関する手続きが少なく済むことが多くあります。
  • 準備の量は内容によりますが、模擬店より負担が小さい場合が一般的です。

研究室やゼミが発表の場として使うこともあります。日頃の活動をそのまま見せる形なら、追加の準備が少なくて済みます。

展示の場合も、設営と撤去の時間が必要です。当日の朝と終了後の作業時間を見込んでおいてください。

展示物は、来場者が触れる可能性も考えて配置してください。壊れやすいものは手の届かない場所に置く、といった配慮が必要です。

来場者に説明する担当も決めておいてください。展示だけ置いて誰もいない状態だと、内容が伝わりません。

14ステージ企画

練習の時間が必要です。

1出演申請が必要
2練習事前の時間
3リハーサル当日または前日
4時間持ち時間が決まる
この章の要点
  • ステージで発表する場合、出演の申請が必要です。
  • 持ち時間が決まっているため、その枠に収める準備をしてください。
  • 練習の時間が確保できるかを、先に確認しておいてください。

音響や照明の設備は、実行委員会が用意することが一般的です。使える機材や条件を事前に確認してください。持ち込みが必要な場合もあります。

出演の枠には限りがあるため、申請が通らないこともあります。落選した場合の代替案も考えておくと、準備が無駄になりません。

リハーサルの時間も確保されます。参加できる日程かを確認しておいてください。

15見に行くだけ

これも十分な関わり方です。

1負担なし
2時間自由
3ひとりで問題ない
4他大学行ける場合が多い
この章の要点
  • 見に行くだけでも、十分な関わり方です。
  • ひとりで回っても構いません。そういう人は多くいます。
  • 他大学の学園祭も、公開されていれば行けます。雰囲気の違いが分かります。

混雑する時間帯を避けると回りやすくなります。開場直後や終了間際は比較的空いていることが多くあります。

食品を買う場合、支払い方法を確認しておいてください。現金のみの店舗もあります。

荷物は少なくして行く方が回りやすくなります。混雑する場所では、身につけておける程度にまとめてください。

天候によっては屋外の企画が中止になることもあります。当日の案内を確認してください。

16学業との両立

時期が重なります。

1準備の時期授業期間と重なる
2直前負担が集中する
3課題提出が重なることも
4対策前倒しで進める
5限界役割を減らす
この章の要点
  • 準備の時期は、授業期間と重なります。
  • 特に直前は負担が集中するため、課題を前倒しで進めてください。
  • 両立が難しいと感じたら、役割を減らす相談をしてください。単位を落とすと影響が長引きます。

実行委員を務めながら単位を落とすと、その影響は学園祭が終わった後も続きます。優先順位を決めておいてください。

課題の締め切りが学園祭の直前に重なることもあります。学年暦とシラバスを見て、先に把握しておいてください。

休講になる期間があるなら、その時間を課題に充てることもできます。日程を見て計画してください。

両立が難しいと感じたら、早い段階で伝えてください。直前になるほど、分担の組み直しが難しくなります。

17よくあるつまずき

事前に想定してください。

1費用の負担が偏る先に決める
2シフトが埋まらない早めに組む
3当日の人手不足予備を確保
4売れ残り仕入れを抑える
5雨天代替を考える
この章の要点
  • 模擬店でよくあるのが、費用の負担が偏ることです。
  • 誰がいくら出し、売上をどう分けるか——先に決めておいてください。
  • また、シフトと仕入れも早めに固めてください。当日に慌てる原因になります。
  • 当日の天候によって来場者数が変わります。仕入れの量は、余らせない範囲で見積もってください。
  • 当日に体調を崩す人が出ることもあります。シフトに余裕を持たせておくと、対応できます。
  • 現金の管理も注意が必要です。誰が預かるかを決め、記録を残してください。

18安全とルール

規則を確認してください。

1火気使用の可否・条件
2電源使える容量
3飲酒禁止の場合が多い
420歳未満飲酒は法律で禁止
5けが救護所の場所
この章の要点
  • 火気や電源の使用には、条件が定められていることが一般的です。
  • 飲酒については禁止としている大学も多くあります。また、20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
  • けがへの対応として、救護所の場所を確認しておいてください。

当日は来場者が多く、普段とは人の流れが違います。非常口や避難経路の位置を、出店する場所の近くで確認しておいてください。

ごみの分別や片付けの方法も、ルールが定められていることが一般的です。終了後の撤収まで含めて計画してください。

調理を伴う場合は、やけどにも注意してください。救護所の場所と連絡方法を共有しておいてください。

19相談できる窓口

学生課が窓口です。

1学生課制度・申請
2実行委員会出店の手続き
3保健所食品の届出
4保健管理センター体調
この章の要点

手続きの期限は早い時期に設定されていることがあります。申請が間に合わないと出店できないため、日程を先に押さえてください。

実行委員会への問い合わせ方法は、掲示やWebページに案内があります。分からなければ学生課で聞いてください。

20どう選ぶか

時間から逆算してください。

1時間がある実行委員
2仲間と何かしたい模擬店・展示
3学業が忙しい見る側
4興味がない関わらない
この章の要点
  • 選ぶ基準は、使える時間です。
  • 実行委員は数か月の準備が必要なため、時間の余裕がある人向けです。
  • 学業が忙しければ、見る側に回って構いません。関わらない選択も普通にあります。
  • 迷っているなら、まず見に行ってみてください。翌年に関わるかどうかの判断材料になります。

関わり方を決めるのに、周囲に合わせる必要はありません。友人が実行委員をしていても、自分は見る側でよいのです。

そして、関わらない年があっても構いません。学年によって状況は変わります。

21よくある質問

学園祭に参加しないとだめですか?

任意の行事です。参加しない選択も普通にあります。見に行くだけでも構いませんし、何もしなくても問題ありません。

実行委員は何をするのですか?

学園祭全体の運営です。企画の立案、出店申請の取りまとめ、会場の配置、広報、当日の進行——会議と調整が中心で、地道な作業が多くを占めます。当日は終日運営に入るため、自分が見て回る時間はほとんどありません。

実行委員の負担はどれくらいですか?

準備が春から数か月に及び、3つの関わり方のなかで最も負担が大きくなります。部門によって作業量も時期も違うため、入る前にどの部門かを確認してください。終了後も撤収や会計処理が残ります。

実行委員にはどうやってなりますか?

春に募集が行われることが多く、掲示や説明会で案内されます。時期や方法が分からなければ学生課で聞けます。途中から加われる場合もあります。

模擬店を出すには何が必要ですか?

まず実行委員会への申請です。提供内容や衛生面の審査があるのが一般的で、食品を扱う場合は保健所への届出や許可が必要になることがあります。手続きの要否は自治体によって異なるため、必ず大学と保健所に確認してください。

食品を出すのに許可は要りますか?

必要になる場合があります。届出・許可の要否、提供できる品目、衛生管理の基準は自治体によって異なります。多くの大学では実行委員会が取りまとめますが、無許可での提供は問題になるため、必ず大学と所管の保健所に確認してください。

模擬店の費用はどうしますか?

材料費や備品代は当日より前に必要になります。誰がいくら出すか、売上をどう分けるか、赤字になった場合の負担をどうするか——これらを先に決めておいてください。後から揉める原因になります。

学業と両立できますか?

準備の時期は授業期間と重なります。特に直前は負担が集中するため、課題を前倒しで進めてください。両立が難しければ役割を減らす相談をしてください。単位を落とすと影響が長引きます。

ひとりで行っても大丈夫ですか?

問題ありません。ひとりで回っている人は多くいます。見に行くだけでも十分な関わり方です。

他大学の学園祭に行けますか?

公開されていれば行けることが多くあります。入場の条件や事前登録の要否は大学によって違うため、その大学の案内を確認してください。

22まとめ|関わり方は選べます

関わり方は3つ。実行委員、出る側、見る側——負担はまったく違います。どれを選んでも構いません。

実行委員は最も負担が大きい関わり方です。準備は春から数か月、当日は終日運営。入る前に部門と作業量を確認してください。

食品を扱う場合は、保健所への届出や許可が必要になることがあります。基準は自治体によって違うため、必ず大学と保健所に確認してください。

費用は先に決めてください。誰がいくら出し、売上をどう分け、赤字をどうするか——後から揉める原因です。

最後に。見に行くだけでも、関わらなくても構いません。任意の行事です。

この記事について:本記事は一般的な整理です。学園祭の名称・時期・規模・運営体制・出店の条件・使用できる設備は大学によって大きく異なり、統一された基準はありません。本記事の記述がすべての大学に当てはまるわけではありません。食品の提供には保健所への届出や許可が必要な場合があり、その要否・対象品目・衛生管理の基準は自治体によって異なります。手続きについては必ず大学の学生課・実行委員会および所管の保健所にご確認ください。20歳未満の飲酒および20歳未満への酒類の提供は法律で禁止されています。