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大学の編入学とは?3年次編入の条件とスケジュール

結論

編入学は、他の大学の途中の学年から入り直す制度です。最も一般的なのが3年次編入——2年間分の単位を認定してもらい、3年次から編入する形です。ただしすべての大学が受け入れているわけではなく、学部によっても違います。確認すべきは①志望先が募集しているか ②出願資格(在籍年次・取得単位数)③試験科目 ④単位認定の見込み ⑤日程の5点。特に単位認定は合格後に確定することが多く、認定…

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22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.14
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途中から別の大学に移る制度があります。

入学後に学びたい分野が変わった、別の大学で学びたい——そう感じたとき、編入学という選択肢があります。

ただし、制度の全体像が分かりにくいのが実情です。受験と違い、情報が集約されていません。

この記事では、編入学の仕組み、3年次編入の条件、単位の認定、スケジュール、準備することを整理します。

この記事について:本記事は一般的な整理です。編入学の受け入れの有無、出願資格、試験科目、単位認定の基準、募集人数、日程は大学・学部によってまったく異なり、統一された基準はありません。実施されない年度もあります。本記事は合否や単位認定を保証するものではなく、個別の状況を判断するものでもありません。必ず志望先の大学が公表する募集要項および在籍大学の教務課で確認してください。奨学金については貸与・給付元の機関にご確認ください。

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編入学とは編入の種類転部との違い誰でも受けられるか出願資格この記事

この記事の流れ

大学の編入学とは?3年次編入の条件とスケジュール

編入学は、他の大学の途中の学年から入り直す制度です。

1
入る学年2年次・3年次が多い
2
大学別の大学へ
3
単位認定される場合
4
選考試験がある

編入学とは

途中の学年から入る制度です。

編入学は、他の大学の途中の学年から入る制度です。1年次から入り直すのではなく、これまでの単位を認定してもらいます。

1
3年次編入最も一般的
2
2年次編入実施する大学も
3
大学在学中から中退・在籍のまま
4
短大・高専から卒業が要件

編入の種類

いくつかの入口があります。

最も一般的なのが3年次編入です。2年間分の単位を認定し、3年次から入ります。入口は複数あり、大学在学中の人、短大・高専の卒業者などが対象になります。

1
大学変わる
2
環境すべて変わる
3
準備受験が必要
4
選択肢全国の大学

転部との違い

大学が変わるかどうかです。

編入は他大学へ移るのに対し、転部・転科は同じ大学の中で移ります。学びたい分野が自分の大学にあるなら転部、ないなら編入という判断になります。

1
出願資格要項で定められる
2
在籍年次指定がある
3
取得単位下限がある
4
卒業見込み短大・高専の場合

誰でも受けられるか

条件があります。

編入学には出願資格が定められています。在籍年次や取得単位数の条件を満たさないと、出願できません。

1
大学在学中2年以上在籍など
2
大学中退在籍期間の要件
3
短大卒業見込みを含む
4
高専卒業見込みを含む

出願資格

複数の類型があります。

出願資格は、どの立場から編入するかによって分かれます。大学在学中の場合、2年以上在籍していることなどが条件になることが一般的です。

1
途中の学年から入る制度です。編入学とは
2
いくつかの入口があります。編入の種類
3
大学が変わるかどうかです。転部との違い
4
条件があります。誰でも受けられるか

まとめ

この記事の要点

最も一般的なのが3年次編入——2年間分の単位を認定してもらい、3年次から編入する形です。ただしすべての大学が受け入れているわけではなく、学部によっても違います。

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01編入学とは

途中の学年から入る制度です。

1入る学年2年次・3年次が多い
2大学別の大学へ
3単位認定される場合
4選考試験がある
5受け入れ大学による
この章の要点
  • 編入学は、他の大学の途中の学年から入る制度です。
  • 1年次から入り直すのではなく、これまでの単位を認定してもらいます。
  • ただし、すべての大学が受け入れているわけではありません。

編入学が分かりにくいのは、一般入試のように情報がまとまっていないからです。大学ごとに要項を出す時期も試験の内容も違い、全体を一覧できる公式の窓口がありません。そのため、志望先を自分で調べ、個別に要項を取り寄せるところから始まります。この手間そのものが、編入の準備の一部だと考えてください。

なお、編入で入った後は、1年次から在籍している学生と同じカリキュラムで卒業を目指します。授業の顔ぶれもすでにできあがっているため、その中に入っていくことになります。この点も想定しておいてください。

編入学は、学びたい分野が変わった場合だけでなく、より専門的に学べる環境を求める場合にも使われます。動機はさまざまですが、いずれも試験を経て入る点は同じです。準備が必要な制度だと理解しておいてください。

また、編入で入学した学生を対象にした説明会や履修相談を設けている大学もあります。入学後の支援があるかも、志望先を選ぶ材料になります。

編入には、これまで学んだことが無駄にならないという面があります。受験し直す場合と違い、取得した単位が認定される可能性があるためです。ただし認定の範囲は大学が判断します。

02編入の種類

いくつかの入口があります。

13年次編入最も一般的
22年次編入実施する大学も
3大学在学中から中退・在籍のまま
4短大・高専から卒業が要件
5専門学校から要件を確認
この章の要点
  • 最も一般的なのが3年次編入です。2年間分の単位を認定し、3年次から入ります。
  • 入口は複数あり、大学在学中の人、短大・高専の卒業者などが対象になります。
  • 出願できる条件は大学によって違うため、要項で確認してください。

どの入口から編入するかによって、必要な書類も要件も変わります。大学在学中なら在籍証明と成績証明、短大なら卒業見込証明——用意するものが違うため、自分がどの類型に当てはまるかを最初に確定させてください。

2年次編入を実施している大学は、3年次編入より少なくなります。選択肢の幅を考えると、3年次編入を軸に調べる方が現実的です。

いずれの類型でも、編入後の扱いは同じです。入口が違うだけで、入学後に区別されるわけではありません。

大学を中退してから受験する場合、在籍していないぶん準備に時間を充てられますが、不合格だったときに所属がなくなります。在籍したまま受ける方が安全です。

03転部との違い

大学が変わるかどうかです。

観点 編入 転部・転科
大学 変わる 同じ
環境 すべて変わる 変化が小さい
準備 受験が必要 学内の選考
選択肢 全国の大学 学内のみ
この章の要点

編入は環境がすべて変わるため、人間関係も通学経路も一から作り直すことになります。ひとり暮らしをしている場合は住まいも変わる可能性があります。この負担も含めて比較してください。

転部の制度が自分の大学にあるなら、まずそちらを確認してください。手続きの負担が小さく、環境も変わりません。

転部と編入の両方を検討する場合、それぞれの日程を確認してください。準備が重なると負担が大きくなります。

どちらを選ぶかは、学びたい内容がどこにあるかで決まります。大学名ではなく、カリキュラムを見て判断してください。

04誰でも受けられるか

条件があります。

1出願資格要項で定められる
2在籍年次指定がある
3取得単位下限がある
4卒業見込み短大・高専の場合
5確認必ず要項で
この章の要点
  • 編入学には出願資格が定められています。
  • 在籍年次や取得単位数の条件を満たさないと、出願できません。
  • 条件は大学ごとに違うため、志望先の要項を必ず確認してください。

出願資格を満たしているかは、自分で判断せず志望先に確認してください。要項の記載だけでは判断できない場合もあります。入試課に問い合わせれば回答が得られます。

出願資格を満たしていても、募集が行われなければ受験できません。資格と募集は別の話です。

出願資格は毎年見直されることがあります。前年度の情報で判断しないでください。

なお、出願資格を満たしていない場合でも、翌年に条件を満たせることがあります。単位を積み上げてから再挑戦する方法もあります。

05出願資格

複数の類型があります。

1大学在学中2年以上在籍など
2大学中退在籍期間の要件
3短大卒業見込みを含む
4高専卒業見込みを含む
5専門学校要件を満たす場合
この章の要点
  • 出願資格は、どの立場から編入するかによって分かれます。
  • 大学在学中の場合、2年以上在籍していることなどが条件になることが一般的です。
  • いずれの場合も、要項に記載された条件を満たす必要があります。

大学を中退している場合でも出願できることがあります。ただし在籍期間や取得単位の要件が設けられているため、該当するかを確認してください。

専門学校からの編入は、認められる場合と認められない場合があります。学校の種別や修業年限によって扱いが変わります。

出願資格の判定が難しい場合、志望先の入試課に自分の状況を伝えて確認してください。個別に回答が得られます。

複数の類型に該当する場合、どちらで出願するかを確認してください。要件が違うことがあります。

06必要な取得単位

下限が設定されます。

1単位数下限がある場合
2判定時期出願時・入学時
3見込み認められる場合
4証明成績証明書
5注意足りないと出願不可
この章の要点
  • 大学在学中から編入する場合、取得単位数の下限が設定されていることがあります。
  • 出願の時点で足りていないと、受験できません。
  • 編入を考えているなら、現在の大学の単位も確実に取っておいてください。

必要な単位数は、出願時点で判定される場合と、入学時点の見込みで判定される場合があります。どちらかによって、今から取れる量が変わります。

単位が不足している場合、取得してから翌年に出願するという選択もあります。急いで無理に出願する必要はありません。

成績証明書には取得済みの単位が記載されます。自分の状況は、それを見れば正確に把握できます。

07短大・高専から

卒業が要件になります。

1短大卒業・卒業見込み
2高専卒業・卒業見込み
3受け入れ多くの大学で実施
4編入学年3年次が一般的
5専門分野関連が求められる場合
この章の要点
  • 短期大学や高等専門学校からの編入は、卒業(見込み)が要件となります。
  • 受け入れている大学は比較的多く、3年次編入が一般的です。
  • 学んできた分野との関連が求められる場合もあります。要項で確認してください。

短大や高専で学んだ分野と、編入先の学部の分野が離れている場合、単位の認定が少なくなることがあります。関連する分野を選ぶ方が、卒業までの期間は短くなりやすくなります。

高専からの編入は、理工系の学部で受け入れが多い傾向があります。ただし大学によって違います。

短大や高専の教員に相談すると、過去の編入実績を教えてもらえることがあります。

08募集の有無

毎年あるとは限りません。

1実施の有無大学・学部による
2年度実施しない年も
3人数若干名が多い
4発表要項の公表で確定
5確認志望先のWebで
この章の要点
  • 編入学の募集は、すべての大学・学部で行われているわけではありません。
  • 年度によって実施しないこともあり、募集人数も若干名ということが珍しくありません。
  • 志望先のWebページで、要項の公表を確認してください。

募集の情報は、志望先の入試情報のページに掲載されます。前年度の要項が残っている場合、参考として内容を確認できます。ただし今年度も同じとは限りません。

募集が確認できたら、要項を入手してください。Webで公開されている場合と、請求が必要な場合があります。

この章の要点
  • 募集がない大学を志望していた場合、別の大学を探すことになります。候補は複数持っておいてください。
  • 募集人数が少ない場合、競争になります。複数校を受験する前提で計画してください。
  • 志望先の候補は、早い段階で5校程度まで広げて調べておくと、募集がない年に当たっても対応できます。

09試験科目

3つが中心です。

1英語筆記または外部試験
2専門科目学部の内容
3面接志望理由など
4小論文課される場合
5書類成績証明・志望理由書
この章の要点
  • 試験は、英語・専門科目・面接が中心です。
  • 小論文が課される大学もあり、組み合わせは大学によって違います。
  • 要項に科目が記載されるため、志望先ごとに確認してください。
  • 試験科目は、同じ大学でも学部によって違います。学部ごとの要項を確認してください。
  • 試験の難易度は年度によって変わることがあります。過去問はあくまで参考です。
  • 試験の実施場所も確認してください。遠方の場合、移動と宿泊の費用がかかります。
  • 複数校を受ける場合、科目が共通していると対策の負担が減ります。志望先を選ぶときの材料になります。

10英語の扱い

外部試験の場合があります。

1筆記試験当日実施
2外部試験スコアを提出
3基準大学が定める
4有効期限設定がある場合
5準備早めに受験
この章の要点
  • 英語は、当日の筆記試験の場合と、外部試験のスコア提出の場合があります。
  • スコア提出の場合、出願までに受験しておく必要があります。
  • スコアに有効期限が設けられていることもあります。早めに準備してください。

外部試験のスコアは、受験から結果が出るまでに数週間かかることがあります。出願の締切から逆算して、受験の時期を決めてください。

この章の要点
  • 外部試験の種類も、大学によって指定が違います。どの試験のスコアが有効かを確認してください。
  • 外部試験は複数回受験できるものが多くあります。早めに一度受けておくと、目標との差が分かります。
  • スコアの基準が明示されている場合、その水準に届いているかを先に確認してください。

11専門科目

学部の内容が出ます。

1範囲学部の基礎
2難易度大学による
3過去問公開される場合
4独学必要になることも
5対策数か月かかる
この章の要点
  • 専門科目では、編入先の学部で学ぶ基礎的な内容が問われます。
  • 現在の学部では扱わない内容の場合、独学で準備することになります。
  • 過去問が公開されている大学もあります。入手方法を確認してください。

専門科目の対策には、編入先の学部で使われる教科書を読むという方法があります。シラバスに指定図書が記載されていることがあります。

現在の学部と分野が近い場合、普段の授業が対策になります。授業を大切にしてください。

独学が難しい場合、編入先の分野の入門書から始めるという方法もあります。基礎から積み上げてください。

過去問が公開されていない大学もあります。その場合は、出題の傾向を要項の記載から推測することになります。

専門科目の勉強は、編入後の学習にも直接つながります。無駄にはなりません。

12面接・志望理由書

理由の具体性が問われます。

1志望理由なぜこの大学か
2学びたい内容具体的に
3これまでの学び現在の所属で
4卒業後進路の考え
5注意否定に終始しない
この章の要点
  • 面接では、なぜその大学・学部なのかを問われます。
  • 現在の所属への不満だけでは、説明として弱くなります。
  • 志望先のカリキュラムや教員の研究内容を調べ、具体的に話せるようにしておいてください。

志望理由書は、出願時に提出することが一般的です。面接ではその内容について質問されるため、書いた内容を覚えておいてください。

この章の要点
  • 面接では、卒業後の進路についても聞かれることがあります。考えを整理しておいてください。
  • 志望理由書は、何度か書き直す前提で早めに着手してください。一度で仕上がるものではありません。
  • 面接の形式は、個別面接の場合と複数人での面接の場合があります。要項に記載があることがあります。

13単位の認定

合格後に確定することが多くあります。

1判定編入先が行う
2時期合格後が多い
3上限設定される場合
4共通科目認定されやすい
5専門科目分野により異なる
この章の要点
  • 取得済みの単位がどれだけ認定されるかは、編入先の大学が判定します。
  • 合格後に確定することが多く、出願の時点では見込みしか分かりません。
  • 認定数に上限が設けられることもあります。要項で確認してください。

認定されなかった科目については、編入後に改めて履修することになります。1年次・2年次の科目を3年次に取る形になるため、時間割が組みにくくなることがあります。

認定の基準は要項に記載されていることがあります。上限の単位数を確認してください。

認定の見込みについては、出願前に問い合わせても確定的な回答が得られないことがあります。その前提で計画してください。

認定される単位数が想定より少なかった場合の計画も、あらかじめ考えておいてください。

単位認定の結果は、入学後に通知されることが一般的です。その内容をもとに履修計画を立てます。

14卒業までの期間

2年で終わらない場合があります。

1十分に認定2年で卒業可能
2認定が少ない卒業が遅れる
3必修の取り直し時間が必要
4履修の上限一度に取れる量
5確認入学後すぐに
この章の要点
  • 3年次編入でも、必ず2年で卒業できるとは限りません。
  • 認定される単位が少ないと、3年目が必要になることがあります。
  • また、1年に履修できる単位数には上限があります。入学後すぐに計画を立ててください。
  • 卒業が遅れる可能性を考えて、費用と生活の見通しも立てておいてください。
  • 在学期間の上限は編入先にもあります。あわせて確認してください。
  • 編入後の履修計画は、入学直後のガイダンスで説明されることがあります。必ず出席してください。
  • 3年目が必要になる場合、学費も1年分増えます。見込みとして考えておいてください。

15スケジュール

大学ごとにばらばらです。

1要項の公表大学により異なる
2出願夏〜冬に分散
3試験秋〜冬が多い
4合格発表試験後
5入学翌年度の4月
この章の要点
  • 編入学の日程は、大学によってばらばらです。一般入試のような統一の時期はありません。
  • 夏に試験を行う大学もあれば、冬に行う大学もあります。
  • 複数校を受ける場合、日程が重ならないかを確認してください。
  • 複数校に出願する場合、それぞれ検定料がかかります。受験する数も費用の面から検討してください。
  • 試験日が重なった場合、どちらかを選ぶことになります。志望順位を先に決めておいてください。
  • 出願の締切は、消印有効か必着かで異なります。要項で確認してください。
  • 入学までの期間に必要な手続きも確認してください。住まいの準備が必要になることもあります。

16準備の進め方

数か月から1年かかります。

1①志望先を絞る募集の有無を調べる
2②要項を確認資格・科目・日程
3③英語外部試験なら早めに
4④専門過去問を入手
5⑤志望理由書いて整理
この章の要点
  • 準備は、志望先を絞るところから始まります。
  • 募集がない大学は候補になりません。実施しているかを先に調べてください。
  • 英語の外部試験が必要なら、最も早く着手してください。スコアが出るまで時間がかかります。

準備の期間は、開始する時期によって変わります。2年次の春から始めれば1年以上ありますが、夏を過ぎると期間が短くなります。

志望理由を書き出す作業は、自分が何を学びたいのかを整理する機会にもなります。早めに着手してください。

この章の要点
  • 準備の進み具合を定期的に確認してください。試験日から逆算した計画があると進めやすくなります。
  • 準備の途中で志望先を変えることもできます。要項を見比べて判断してください。
  • 英語、専門、志望理由——この3つを並行して進めると、直前に偏らずに済みます。

17在籍大学の扱い

手続きが必要になります。

1在籍したまま受験は可能
2合格後退学の手続き
3不合格そのまま在籍
4証明書出願に必要
5学費時期により精算
この章の要点
  • 現在の大学に在籍したまま受験できます。
  • 合格して編入する場合、退学の手続きが必要になります。
  • 不合格ならそのまま在籍を続けられます。成績証明書は出願に必要なため、早めに取得してください。

合格発表から編入先の入学手続きまでの期間は短いことがあります。退学の手続きの流れも、あらかじめ確認しておいてください。

在籍したまま受験する場合、現在の大学の授業と準備を両立することになります。負担を見込んでおいてください。

合格した場合の退学手続きには、保証人の署名が必要なこともあります。時間を見込んでおいてください。

在籍大学の単位も落とさないようにしてください。不合格だった場合、そのまま在籍を続けることになります。

18費用・奨学金

確認が必要です。

1検定料出願ごとに必要
2入学金編入時に必要な場合
3学費編入先の額
4奨学金手続きが必要
5確認先貸与・給付元
この章の要点
  • 出願には検定料がかかり、複数校を受ければその分だけ必要です。
  • 編入時に入学金が必要な大学もあります。要項で確認してください。
  • 奨学金の扱いは制度によって違います。必ず貸与・給付元の機関に確認してください。
  • 編入先の学費は、入学から卒業までの総額で見てください。年度ごとの金額だけでは判断できません。
  • 検定料は、不合格でも返還されません。受験する数を決めるときの要素になります。
  • 費用の総額を、家族とも共有しておいてください。負担が生じる判断です。
  • 入学金が必要かどうかは大学によって違います。要項で確認してください。

19相談できる窓口

複数あります。

1志望先の入試課要項・出願資格
2在籍大学の教務課証明書・単位
3学生課退学の手続き
4奨学金の窓口継続の可否
5キャリアセンター進路の相談
この章の要点

志望先の入試課への問い合わせは、要項の内容について確認するためのものです。合否の見込みを聞く場ではありません。

この章の要点
  • 在籍大学の教務課では、成績証明書の発行にかかる日数も確認しておいてください。
  • 複数の窓口に確認が必要です。志望先、在籍大学、奨学金——それぞれ別です。
  • 問い合わせの際は、聞きたいことを整理してから連絡してください。

20考え方の基本

情報を自分で集める制度です。

1募集の確認まず実施の有無
2要項が基準大学ごとに違う
3単位認定合格後に確定
4日程分散している
5準備数か月〜1年
この章の要点
  • 編入学は、情報が集約されていない制度です。自分で志望先ごとに調べる必要があります。
  • 募集の有無、出願資格、試験科目、日程——すべて大学によって違います。
  • 準備には時間がかかります。考えているなら早めに動いてください。
  • 情報を集める段階で、志望先が本当に自分の学びたい内容を扱っているかも確認してください。
  • 編入は情報戦の面があります。早く動いた分だけ、準備の時間が取れます。
  • 編入しないという判断もあり得ます。調べたうえで決めてください。
  • そして、現在の大学で学べることがないかも、あわせて確認してください。

21よくある質問

編入学とは何ですか?

他の大学の途中の学年から入る制度です。1年次から入り直すのではなく、これまでの単位を認定してもらいます。最も一般的なのが3年次編入で、2年間分の単位を認定して3年次から入る形です。

どの大学でも編入できますか?

いいえ。すべての大学・学部が受け入れているわけではなく、年度によって実施しないこともあります。募集人数も若干名ということが珍しくありません。志望先のWebページで要項の公表を確認してください。

出願資格は何ですか?

大学によって違います。大学在学中の場合は2年以上の在籍や取得単位数の下限、短大・高専の場合は卒業(見込み)などが条件になることが一般的です。必ず志望先の要項で確認してください。

試験科目は何ですか?

英語・専門科目・面接が中心です。小論文が課される大学もあり、組み合わせは大学によって違います。英語は当日の筆記試験の場合と、外部試験のスコア提出の場合があります。

英語のスコアはいつまでに必要ですか?

スコア提出の場合、出願までに受験しておく必要があります。スコアに有効期限が設けられていることもあります。結果が出るまで時間がかかるため、準備のなかで最も早く着手してください。

取った単位は認定されますか?

編入先の大学が判定します。合格後に確定することが多く、出願の時点では見込みしか分かりません。認定数に上限が設けられることもあります。共通科目は認定されやすく、専門科目は分野によって異なります。

3年次編入なら2年で卒業できますか?

必ずしもそうとは限りません。認定される単位が少ないと3年目が必要になることがあります。1年に履修できる単位数にも上限があるため、入学後すぐに卒業までの計画を立ててください。

いつ出願するのですか?

大学によってばらばらです。一般入試のような統一の時期はなく、夏に試験を行う大学も冬に行う大学もあります。複数校を受ける場合、日程が重ならないか確認してください。

今の大学は辞めないといけませんか?

在籍したまま受験できます。合格して編入する場合は退学の手続きが必要になり、不合格ならそのまま在籍を続けられます。成績証明書は出願に必要なため、早めに取得してください。

奨学金はどうなりますか?

手続きが必要になる場合があります。扱いは制度によって違うため、必ず貸与・給付元の機関に確認してください。編入時に入学金が必要な大学もあります。

22まとめ|早めに情報を集めてください

この章の要点
  • 編入学は、他大学の途中の学年から入る制度です。3年次編入が最も一般的です。
  • すべての大学が受け入れているわけではありません。まず志望先が募集しているかを確認してください。
  • 確認すべきは5点。募集の有無、出願資格、試験科目、単位認定の見込み、日程。

単位認定は合格後に確定することが多く、認定数によっては卒業が遅れます。2年で終わる保証はありません。

最後に。日程は大学ごとにばらばらで、情報も集約されていません。志望先を早めに絞り、要項を追ってください。

この記事について:本記事は一般的な整理です。編入学の受け入れの有無、出願資格、試験科目、単位認定の基準と上限、募集人数、日程、費用は大学・学部によってまったく異なり、統一された基準はありません。実施されない年度もあります。本記事は合否や単位認定を保証するものではなく、個別の状況を判断するものでもありません。必ず志望先の大学が公表する募集要項および在籍大学の教務課でご確認ください。奨学金については貸与・給付元の機関にご確認ください。