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インカレサークルとは?メリットと注意すべきポイント

結論

インカレサークルは、他大学の学生と関われる点に価値があります。一方で、大学の公認を受けていない団体が多く、問題が起きたときに大学が関与しにくい——この構造上の違いは理解しておいてください。重要なのは「インカレだから危ない」という話ではなく、どういう団体なのかを自分で確かめられるかです。確認すべきは①運営の実体(誰が責任者か)②活動の内容と頻度 ③費用の内訳 ④自分の大学の公…

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22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.14
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他大学の学生と一緒に活動する団体があります。

新歓の時期に「インカレ」という言葉を目にします。複数の大学の学生が参加するサークルのことです。

人間関係が広がる一方で、大学の管理が及ばないという性質もあります。この点を理解しておかないと、判断を誤ります。

この記事では、インカレサークルの仕組み、広がる面と注意すべき面、確認すべきこと、安全に関わるための考え方を整理します。

この記事について:本記事は一般的な整理です。インカレサークルに統一された定義や制度はなく、団体によって運営の形・活動内容・大学との関係はまったく異なります。本記事の記述がすべての団体に当てはまるわけではなく、特定の団体を推奨・批判するものでもありません。また、公認・非公認の扱いは大学ごとに異なります。必ず自分の大学の学生課と個別の団体に確認してください。

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インカレサークル…団体の種類公認・非公認の違い広がる面人間関係の広がりこの記事

この記事の流れ

インカレサークルとは?メリットと注意すべきポイント

インカレサークルは、他大学の学生と関われる点に価値があります。

1
意味大学をまたいだ団体
2
語源大学間を意味する語の略
3
定義統一された基準はない
4
規模2校から十数校まで

インカレサークルとは

複数の大学の学生が参加する団体です。

インカレサークルとは、複数の大学の学生が参加する団体を指す呼び方です。ひとつの大学の学生だけで構成される学内サークルに対し、大学をまたいで活動します。

1
複数校の共同近隣の大学で運営
2
1校が母体他大学も受け入れ
3
独立した団体特定の大学に属さない
4
競技連盟型大会単位で集まる

団体の種類

成り立ちが違います。

インカレと呼ばれる団体にも、いくつかの成り立ちがあります。近隣の大学が共同で運営する形、1校を母体に他大学も受け入れる形——それぞれ性質が違います。

1
大学の把握している
2
施設の利用可能な場合
3
問題が起きたとき大学が関与できる
4
届出必要

公認・非公認の違い

ここが最も重要な点です。

インカレサークルには、大学の公認を受けていない団体が多くあります。公認でない場合、大学はその団体の存在を把握していません。問題が起きても、大学が関与しにくくなります。

1
人の幅他大学の学生と会える
2
価値観違う環境の話を聞ける
3
選択肢学内にない分野も
4
規模人数が確保しやすい

広がる面

学内だけでは得られない面があります。

他大学の学生と関われる点は、インカレの明確な特徴です。違う環境で学ぶ人の話を聞けることは、視野を広げる材料になります。

1
学内と独立別の人間関係
2
気楽さ学内に持ち込まれにくい
3
逃げ場複数の居場所を持てる
4
注意相手の背景が分かりにくい

人間関係の広がり

学内と別の場になります。

学内と別の人間関係を持てることは、居場所が複数あるという意味で価値があります。学内で何かあったとき、別の場があると気持ちが楽になることもあります。

1
複数の大学の学生が参加する団体です。インカレサークルとは
2
成り立ちが違います。団体の種類
3
ここが最も重要な点です。公認・非公認の違い
4
学内だけでは得られない面があります。広がる面

まとめ

この記事の要点

一方で、大学の公認を受けていない団体が多く、問題が起きたときに大学が関与しにくい——この構造上の違いは理解しておいてください。

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01インカレサークルとは

複数の大学の学生が参加する団体です。

1意味大学をまたいだ団体
2語源大学間を意味する語の略
3定義統一された基準はない
4規模2校から十数校まで
5分野スポーツ・文化・その他
この章の要点
  • インカレサークルとは、複数の大学の学生が参加する団体を指す呼び方です。
  • ひとつの大学の学生だけで構成される学内サークルに対し、大学をまたいで活動します。
  • ただし、統一された定義や制度はありません。実態は団体ごとに大きく違います。

新歓の時期になると、大学構内や最寄り駅の周辺で勧誘を受けることがあります。そのなかに、自分の大学の団体ではなくインカレの団体が混じっていることもあります。声をかけられた時点では、それがどういう団体なのかは分かりません。まずは、どの大学の学生が運営しているのかを聞いてみてください。答えが具体的であれば、そこから確認を進められます。

また、団体側が自分たちを「インカレ」と呼んでいるかどうかも、統一されていません。複数の大学から人が集まっていても、単に「サークル」と名乗っている場合があります。呼び方で判断するのではなく、実際に誰が参加しているのかを聞いてください。

新歓の時期は情報が多く、判断を急ぎたくなります。しかし、団体を決める期限が大学から示されているわけではありません。時間をかけて構いません。

02団体の種類

成り立ちが違います。

1複数校の共同近隣の大学で運営
21校が母体他大学も受け入れ
3独立した団体特定の大学に属さない
4競技連盟型大会単位で集まる
この章の要点
  • インカレと呼ばれる団体にも、いくつかの成り立ちがあります。
  • 近隣の大学が共同で運営する形、1校を母体に他大学も受け入れる形——それぞれ性質が違います。
  • どういう成り立ちの団体なのかを聞くと、運営の実体が見えてきます。

成り立ちによって、大学との関係も変わります。1校を母体にしている団体であれば、その大学では公認を受けている場合があります。一方、どの大学にも属さない独立した団体は、どこの大学の管理下にも入りません。同じ「インカレ」でも、この違いは大きな差になります。

競技連盟のような形で、大会の単位だけ複数校が集まるケースもあります。この場合、普段の練習はそれぞれの大学で行い、大会のときだけ合流します。日常の活動がどこで行われるのかを確認すると、負担の実態が見えます。

03公認・非公認の違い

ここが最も重要な点です。

観点 公認団体 非公認団体
大学の把握 している していない
施設の利用 可能な場合 原則できない
問題が起きたとき 大学が関与できる 関与しにくい
届出 必要 不要

インカレサークルには、大学の公認を受けていない団体が多くあります。

公認でない場合、大学はその団体の存在を把握していません。問題が起きても、大学が関与しにくくなります。

これは団体の良し悪しではなく、構造上の違いです。理解したうえで判断してください。

自分の大学に届け出ているかどうかは、学生課で確認できます。公認団体の一覧を備えている大学が多く、そこに名前がなければ非公認ということになります。団体側の説明だけを信じるのではなく、大学側にも確認してください。両方の情報が一致するかどうかが、判断材料になります。

非公認であること自体が、直ちに問題を意味するわけではありません。大学によっては、学外の団体を公認の対象としていない場合もあります。重要なのは、非公認である場合に、大学の支援や相談の枠組みが使いにくくなるという事実を知っておくことです。

04広がる面

学内だけでは得られない面があります。

1人の幅他大学の学生と会える
2価値観違う環境の話を聞ける
3選択肢学内にない分野も
4規模人数が確保しやすい
5距離感学内と別の関係

他大学の学生と関われる点は、インカレの明確な特徴です。

違う環境で学ぶ人の話を聞けることは、視野を広げる材料になります。

また、学内にない分野の活動ができる場合もあります。人数が必要な競技では、複数校で集まることに合理性があります。

特に、人数が必要な競技や、専門的な設備を共同で使う活動では、複数校で集まることに実際的な意味があります。1校だけでは成立しない活動が成立する——これはインカレの合理的な理由です。目的が明確な団体は、説明も具体的になります。

他大学の学生と話すと、授業の進め方や履修の仕組み、就職活動の情報など、自分の大学とは違うやり方を知ることができます。比較の視点が生まれることは、自分の環境を見直す材料にもなります。

ただし、こうした価値が得られるかどうかは団体によります。実際に他大学の学生と交流する機会があるのか、それとも名目上だけなのか——活動を見て確認してください。

05人間関係の広がり

学内と別の場になります。

1学内と独立別の人間関係
2気楽さ学内に持ち込まれにくい
3逃げ場複数の居場所を持てる
4注意相手の背景が分かりにくい
この章の要点
  • 学内と別の人間関係を持てることは、居場所が複数あるという意味で価値があります。
  • 学内で何かあったとき、別の場があると気持ちが楽になることもあります。
  • 一方で、相手の背景が分かりにくいという面もあります。この点は後述します。

ただし、学内と別の関係であることは、良い面と注意すべき面の両方を持ちます。学内での評判が伝わりにくい分、相手がどういう人なのかを知る手がかりも少なくなります。最初のうちは、少し距離を保って様子を見る姿勢で構いません。

居場所が複数あることは、精神的な支えにもなります。学内の人間関係がうまくいかない時期でも、別の場があれば気持ちを切り替えられます。ただし、そのために無理をして関わり続ける必要はありません。

06注意すべき構造

大学の目が届きにくくなります。

1大学の把握及ばないことがある
2運営の実体見えにくい場合
3参加者の身元学生以外がいる場合も
4相談先団体内にない場合
5対処自分で確認する

注意すべきなのは、大学の管理が及びにくいという構造です。

非公認の団体では、運営の実体が見えにくいこともあります。誰が責任を持っているのかが分からない状態です。

これは「インカレが危ない」という話ではなく、自分で確認する必要があるという話です。

また、参加者のなかに学生以外が含まれている場合もあります。卒業生が関わり続けている、あるいは最初から学生ではない人が運営している——こうした形もあり得ます。それ自体が問題というわけではありませんが、どういう構成の団体なのかは知っておいた方がよい情報です。

運営が見えにくい団体では、何か起きたときに誰に言えばよいのかが分かりません。その状態を避けるために、入る前に責任者を確認しておくことが有効です。名前と所属が分かっていれば、対応の入口が確保されます。

07責任の所在

誰が責任者かを確認してください。

1代表者誰が代表か
2所属大学どこの学生か
3学生以外関わっているか
4連絡先公開されているか
5会計誰が管理しているか
この章の要点
  • 責任の所在が明確な団体は、問題が起きたときに対処しやすくなります。
  • 代表者が誰で、どこの大学の学生か——この基本的な情報が分からない団体は慎重に見てください。
  • また、学生以外が運営に関わっている場合もあります。どういう立場の人なのかを確認してください。

会計を誰が管理しているかも、確認しておきたい点です。会費を集めておきながら使途が説明されない、特定の個人の口座に振り込ませる——こうした運営は、後からトラブルになりやすくなります。会計報告があるかどうかを聞いてください。

代表者の連絡先が公開されているかも見てください。個人のアカウントだけでやり取りする形だと、後から連絡が取れなくなることがあります。団体としての連絡先があるかどうかを確認してください。

08確認すべき4点

入る前に確かめてください。

1①運営の実体代表は誰ですか
2②活動内容何をどれくらいしますか
3③費用年間いくらですか
4④公認の有無大学に届け出ていますか
この章の要点
  • この4点が明確に答えられる団体なら、判断の材料が揃います。
  • 逆に、曖昧にされる、はぐらかされる——そういう場合は距離を置いてください。
  • まっとうな団体であれば、これらの質問に答えられない理由はありません。

4点を聞くこと自体を、遠慮する必要はありません。入るかどうかを決めるための当然の確認です。むしろ、こうした質問への対応を見ることで、その団体の姿勢が分かります。丁寧に答えてくれるか、面倒がられるか——反応そのものが情報になります。

聞いた内容は、その場でメモに残しておいてください。複数の団体を見ていると、どこで何を言われたかが混ざります。書き残しておけば、後から比べて判断できます。

09運営の実体を見る

情報が公開されているかを見てください。

1活動の記録実際の様子が分かるか
2参加大学どこの大学か明示
3会則あるか
4会計報告されているか
5継続年数いつからあるか
この章の要点
  • 運営の実体は、情報がどれだけ公開されているかで判断できます。
  • 活動の記録があり、参加大学が明示され、会計が報告されている——こうした団体は運営が整っています。
  • 情報がほとんどない場合は、実際の活動を見てから判断してください。

継続年数も参考になります。何年も続いている団体は、運営の形がある程度固まっていることが多くなります。できたばかりの団体が悪いわけではありませんが、実績がない分だけ自分で確かめる範囲は広くなります。

会則があるかどうかも、運営の整い方を示します。役職の決め方、会費の使い方、活動の方針——文書として共有されている団体は、個人の判断に左右されにくくなります。

10費用の確認

内訳を聞いてください。

1会費金額と頻度
2行事の費用参加ごとに
3合宿・旅行1回いくら
4用具自己負担か
5年間総額合計で
この章の要点
  • 費用については、年間の総額を確認してください。
  • 会費が安くても、行事のたびに費用がかかる団体もあります。
  • また、使途が説明されない会費には注意が必要です。何に使われているのかを聞いてください。

費用を聞いたときに、明確な金額が返ってこない場合は注意してください。「人によって違う」「その都度」といった答えでは、年間いくらかかるかが分かりません。上級生に実際の支出額を聞くのが、最も確実な確認方法です。

金額そのものより、説明の仕方を見てください。内訳を示して説明できる団体は、会計が管理されています。曖昧な答えしか返ってこない場合は、そこに理由があると考えた方がよいでしょう。

11活動場所と時間

移動の負担が生じます。

1場所どこで活動するか
2移動時間自宅・大学から
3交通費毎回かかる
4時間帯授業と重ならないか
5帰りの時間遅くならないか
この章の要点
  • インカレは、活動場所が自分の大学とは限りません。
  • 他大学や外部の施設で活動する場合、移動時間と交通費が毎回かかります。
  • また、帰りが遅くなる場合は、その時間帯の移動が安全かも考えてください。

活動が夜遅くまで及ぶ場合、帰りの時間帯と経路も考えておいてください。終電の時間、駅から自宅までの道——事前に把握しておくと、当日に困りません。遅くなりそうなら、途中で帰る判断をして構いません。

交通費も、年間で見ると小さくない金額になります。週2回の活動で片道300円なら、月に約5,000円、年間で約6万円です。活動場所が遠い団体では、この負担を計算に入れてください。

12強い勧誘への対応

その場で決めなくて構いません。

1今すぐ決めてと言われる持ち帰る
2連絡先を求められる断ってよい
3その場で入会金払わない
4断りにくい雰囲気距離を置く
5迷ったら学生課に相談

強い勧誘を受けたときは、その場で決めないでください。

「今すぐ決めて」「今日だけ」——急がせる言い方には注意が必要です。

持ち帰って考える、家族や友人に相談する——時間を置いて判断してください。まっとうな団体なら、待ってくれます。

勧誘の場では、断ることに後ろめたさを感じる必要はありません。興味がなければ「結構です」で終わりです。連絡先を教えたくなければ、教えなくて構いません。断ったことで不利益が生じることは、通常ありません。

その場で連絡先を交換してしまっても、後から関わらないという判断はできます。連絡が続いて負担に感じるなら、返信しない、ブロックする——どちらも選択肢です。断る自由は常にあります。

13飲み会の扱い

参加は任意です。

1参加の義務ないのが原則
220歳未満飲酒は法律で禁止
3勧められても断ってよい
4強要重大な問題
5帰る判断いつでもできる

20歳未満の飲酒、および20歳未満への酒類の提供は法律で禁止されています。勧められても断ってください。

飲み会への参加そのものも、義務ではありません。

断り方や身を守る方法は新歓・飲み会の断り方と身の守り方|一気飲み・勧誘トラブル対策で詳しく扱っています。

飲み会に参加する場合も、自分のペースを保ってください。飲めないなら飲まない、帰りたいときは帰る——この判断は常に自分にあります。周囲の雰囲気に合わせる必要はありません。

飲み会以外にも、旅行や合宿といった泊まりを伴う行事があります。初めて参加する団体で、いきなり泊まりの行事に参加することには慎重でいてください。まず日帰りの活動で様子を見る方が安全です。

14身を守る基本

自分の判断を優先してください。

1行き先を伝える家族・友人に
2単独を避ける初回は特に
3個人情報むやみに渡さない
4金銭その場で払わない
5帰るいつでもできる
この章の要点
  • 初めて参加するときは、行き先を誰かに伝えておいてください。
  • また、個人情報をむやみに渡さない、その場で金銭を払わない——この2つは基本です。
  • そして、いつでも帰ってよいということを覚えておいてください。帰る理由を説明する必要はありません。

初めて参加する場では、荷物や飲み物から目を離さないという基本も守ってください。不安を感じたら、その場を離れて構いません。安全に関わる判断は、遠慮より優先されます。

金銭を求められる場面では、その場で判断しないでください。持ち帰って考える、家族に相談する——時間を置けば冷静に判断できます。急がせる相手には特に注意してください。

万が一、被害にあったと感じたら、その日のうちに記録を残してください。日時、場所、誰がいたか——覚えているうちに書き留めておくと、後で相談するときの材料になります。

15違和感があったら

離れて構いません。

1説明と違う確認する
2費用が増える内訳を聞く
3断りにくい距離を置く
4活動以外の勧誘警戒する
5迷ったら学生課へ

入ってから説明と実態が違うと感じたら、まず確認してください。

特に、活動と関係のない勧誘——別の集まりへの誘い、金銭が絡む話——が出てきた場合は警戒してください。

違和感があれば、離れて構いません。理由を詳しく説明する必要はありません。

違和感を感じたときは、それを言葉にして誰かに話してみてください。家族、友人、学生相談室——話すことで整理がつき、判断しやすくなります。ひとりで考え込むと、状況が見えにくくなります。

違和感の内容が説明しにくくても構いません。「なんとなく合わない」という感覚も、十分な理由になります。理屈で正当化できないと離れられない、ということはありません。

16辞めるとき

伝えれば済みます。

1伝え方簡潔でよい
2理由詳しく言わなくてよい
3引き止められたら意思を伝える
4会費精算の確認
5困ったら学生課へ

辞めたいときは、簡潔に伝えれば済みます。

引き止められても、意思を変える必要はありません。

手順はサークルを辞めたいときの伝え方|円満にやめる手順で扱っています。困ったときは学生課に相談してください。

会費の精算については、辞めるときに確認しておいてください。前払いした分がどうなるのか、追加で請求されることはないのか——事前に聞いておくと、後からのやり取りを避けられます。

辞めた後に連絡が続く場合は、返信しなくて構いません。しつこい連絡が続くようであれば、記録を残したうえで学生課に相談してください。ひとりで対応する必要はありません。

17学内サークルとの比較

性質が違います。

観点 学内 インカレ
大学の把握 しやすい 及ばないことも
移動 学内で完結 外部も
人の幅 同じ大学 他大学も
相談先 学生課が対応 限定的な場合
この章の要点

両方を見てから決めるという方法もあります。新歓の時期には複数の団体を見られるため、学内とインカレの両方を体験してから判断できます。焦って1つに決める必要はありません。

最終的には、どちらの環境が自分に合うかという問題です。移動の負担が少ない方がよいのか、人の幅が広い方がよいのか——自分の条件から考えてください。

18掛け持ち

可能ですが負担は増えます。

1時間両方分
2費用両方分
3移動場所が違う
4行事重なることも
この章の要点
  • 学内サークルとインカレの掛け持ちも可能です。
  • ただし、時間も費用も両方分かかります。移動する場所も増えます。
  • 成り立つかどうかを、数字で確認してから決めてください。

掛け持ちする場合、学業への影響も考えてください。活動が2つになれば、その分だけ勉強に使える時間が減ります。単位を落とすと、その先の選択肢が狭まります。

掛け持ちを始めてから負担に感じたら、片方を減らす判断もできます。最初に決めたことを続けなければならないわけではありません。

19相談できる窓口

学生課に相談できます。

1学生課団体・勧誘トラブル
2学生相談室人間関係の悩み
3消費生活センター契約・金銭のトラブル
4警察被害にあったとき

団体に関する不安や勧誘のトラブルは、学生課に相談できます。

金銭や契約が絡む場合は、消費生活センターが窓口です。

窓口の全体像は大学の学生課・教務課の使い方|どんな相談ができる?で扱っています。ひとりで抱えないでください。

相談は、問題が大きくなる前の方が対応しやすくなります。「まだ大したことではない」と思う段階でも、話しておいて構いません。窓口は、判断がついてから行く場所ではありません。

相談した内容が、本人の同意なく団体に伝わることは通常ありません。相談したことで状況が悪化するのではないかという不安があれば、その点も窓口で確認してください。

20関わり方の考え方

自分で確かめられるかが基準です。

1確認する4点を聞く
2急がないその場で決めない
3見る実際の活動を
4相談する家族・友人に
5離れてよい違和感があれば
この章の要点
  • インカレサークルとの関わり方の基準は、自分で確かめられるかです。
  • 確認し、急がず、実際に見て、相談する——この手順を踏めば判断の材料は揃います。
  • そして、違和感があれば離れてよい。この原則を覚えておいてください。

最後に、周りが入っているから自分も入る、という理由だけで決めないでください。人によって合う環境は違います。自分がその活動をしたいのか——ここを基準にしてください。

活動を通じて何を得たいのかが明確であれば、判断の基準も定まります。人と関わりたいのか、その活動そのものをしたいのか——目的が違えば、選ぶ団体も変わります。

周囲と比べて焦る必要もありません。入る時期が遅くても、途中から参加できる団体は多くあります。自分の判断が固まってからで十分です。

21よくある質問

インカレサークルとは何ですか?

複数の大学の学生が参加する団体を指す呼び方です。ただし統一された定義や制度はなく、成り立ちも運営の形も団体ごとに大きく異なります。

インカレは危ないのですか?

団体によります。「インカレだから危ない」という一括りの判断は正確ではありません。ただし、大学の公認を受けていない団体が多く、問題が起きたときに大学が関与しにくいという構造上の違いはあります。自分で確認する必要が大きくなる、という理解が適切です。

入る前に何を確認すればいいですか?

①運営の実体(代表は誰か、どこの大学の学生か)②活動の内容と頻度 ③費用の年間総額 ④自分の大学に届け出ているか——この4点です。これらが曖昧にされる場合は慎重に判断してください。

公認かどうかはどう調べますか?

自分の大学の学生課で確認できます。公認団体の一覧を持っている大学が多くあります。団体側の説明だけでなく、大学側にも確認してください。

強く勧誘されて断りにくいです。

その場で決めなくて構いません。「持ち帰って考えます」で十分です。急がせる言い方をされた場合はとくに注意してください。まっとうな団体であれば、待ってくれます。

飲み会には参加しないといけませんか?

参加は義務ではありません。また、20歳未満の飲酒および20歳未満への酒類の提供は法律で禁止されています。勧められても断ってください。強要される場合は重大な問題です。

費用はどれくらいかかりますか?

団体によってまったく違うため、一律には言えません。会費だけでなく、行事や合宿の費用を含めた年間総額を確認してください。使途が説明されない会費には注意が必要です。

学内サークルとどちらがいいですか?

どちらが良いという話ではありません。学内は大学の目が届きやすく、インカレは他大学の学生と関われます。自分が何を求めているかで判断してください。

入ってから合わないと感じたら?

辞めて構いません。理由を詳しく説明する必要もありません。引き止められても意思を変える必要はなく、困ったときは学生課に相談してください。

トラブルにあったらどこに相談しますか?

まず学生課です。金銭や契約が絡む場合は消費生活センター、被害にあった場合は警察も相談先になります。ひとりで抱えず、早めに相談してください。

22まとめ|確かめられるかが基準です

インカレサークルは、他大学の学生と関われる点に価値があります。視野が広がり、居場所が複数できます。

一方で、大学の公認を受けていない団体が多く、問題が起きたときに大学が関与しにくいという構造上の違いがあります。

確認すべきは4点。運営の実体、活動内容、費用の年間総額、大学への届出の有無。曖昧にされる場合は慎重に判断してください。

その場で決めないでください。持ち帰り、実際の活動を見て、相談してから判断すれば、材料は揃います。

最後に。違和感があれば離れてよい。理由を説明する必要もありません。困ったら学生課に相談してください。

この記事について:本記事は一般的な整理です。インカレサークルに統一された定義や制度はなく、団体によって運営の形・活動内容・費用・大学との関係はまったく異なります。本記事の記述がすべての団体に当てはまるわけではなく、特定の団体を推奨・批判するものでもありません。公認・非公認の扱いや届出の制度は大学ごとに異なります。所属団体については必ず自分の大学の学生課に確認してください。トラブルにあった場合は、学生課・学生相談室・消費生活センター・警察などの窓口に早めに相談してください。