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グループディスカッションお題例32つき

グループディスカッションのお題別の進め方|4タイプの型と練習用のお題32

グループディスカッションのお題は、ばらばらに見えても大きく4つのタイプに分けられ、タイプごとに進め方の型があります。この記事では、お題を見た瞬間に型を選べるように、4タイプの進め方と時間配分、練習用のお題をまとめました。

01

4 TYPES

お題の4タイプと見分け方

お題を読んだら、まず「最後に何を出せば終わりか」を考えます。それが分かれば、どのタイプかが決まります。

タイプ1課題解決型

「〇〇の売上を2倍にするには」「〇〇の問題を解決するには」のように、解決策を出すお題です。出題が多いと言われるタイプで、考える手順がいちばん大切になります。

  • ゴール:具体的な解決策を1つにしぼる
  • 見分け方:「〜するには」「〜を増やす施策」
  • つまずきやすい点:原因を考えずにアイデアを出し始める
タイプ2選択型(二択・ランキング)

「AとBどちらがよいか」「無人島に持っていくものを5つの中から3つ選ぶ」のように、決められた選択肢から選ぶお題です。結論そのものより、選んだ理由の筋道が見られます。

  • ゴール:選んだものと、選んだ基準
  • 見分け方:「どちらが」「〜の中から選べ」「順位をつけよ」
  • つまずきやすい点:多数決で決めて理由が弱くなる
タイプ3自由討論型(抽象テーマ)

「働くとは何か」「よいリーダーとは」のように、正解のない大きなテーマを話し合うお題です。話が広がりやすいので、言葉の意味をそろえることが最初の仕事になります。

  • ゴール:グループとしての定義・考え方を1文で
  • 見分け方:「〜とは何か」「〜について話し合え」
  • つまずきやすい点:一人ひとりの意見発表で終わる
タイプ4資料読み取り型

グラフや表、文章の資料が配られ、それをもとに課題や施策を考えるお題です。資料を読む時間の使い方と、資料に書いてある事実を根拠にすることが鍵になります。

  • ゴール:資料の事実にもとづいた結論
  • 見分け方:資料が配られる、「この資料から」と書いてある
  • つまずきやすい点:資料を読みきれず、思いつきで話す
02

FIRST 5 MIN

どのタイプでも、最初の5分でやること

タイプに関係なく、話し合いの最初に次の4つをそろえておくと、途中で議論が迷子になりません。

  1. 1
    役割と時間配分を決める

    司会・書記・タイムキーパーを手早く決め、「前提5分、意見出し10分、まとめ10分、発表準備5分」のように時間の区切りを全員で確認します。役割の決め方は、別のページで詳しく紹介しています。

  2. 2
    お題の言葉の意味をそろえる

    「若者」は何歳くらいか、「売上を伸ばす」はいつまでにか、など、人によって受け取り方が違う言葉を先に決めます。ここがずれたまま進むと、後半で話がかみ合わなくなります。

  3. 3
    ゴール(何を出せば終わりか)を確認する

    「最後に施策を1つ発表する」「選んだ3つと理由を発表する」のように、発表の形を最初に決めておきます。

  4. 4
    考える順番を決める

    「現状→原因→施策→評価」のように、この後に話す順番を書記がメモやホワイトボードに書いておくと、全員が今どこを話しているか分かります。

03

FLOW

タイプ別の進め方と時間配分(30分の場合)

持ち時間が30分のときの目安です。20分や45分のときは、同じ比率で縮めたり伸ばしたりしましょう。

タイプ前提をそろえる考える・話し合うまとめる発表準備
課題解決型5分:言葉の定義、目標の数字や期限15分:現状→原因を洗い出す→原因を1つにしぼる→施策を出す5分:施策を1つに決め、効果と実現しやすさを確認5分
選択型5分:選ぶ「基準」を先に決める13分:基準ごとに選択肢を比べ、表にする7分:結論と、選ばなかった理由も整理5分
自由討論型7分:言葉の意味と、話す範囲を決める13分:具体例を出し合い、共通点を探す5分:グループの考えを1文にまとめる5分
資料読み取り型8分:各自で資料を読み、分担して事実を書き出す12分:事実から課題を見つけ、施策を考える5分:結論と、根拠になる資料の数字をつなぐ5分
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HOW TO

タイプ別・進め方の型と台詞例

それぞれのタイプで、議論を前に進める一言の例も入れました。役割に関係なく、誰が言ってもかまいません。

課題解決型「原因」を先にしぼってから、施策を考える

いきなりアイデアを出すと、思いつきの施策が並んで決めきれなくなります。売上なら「客数×客単価」、利用者数なら「新しく来る人×続ける人」のように、まず分けて考え、どこに問題があるかを決めてから施策に進みましょう。

  • 目標を数字と期限で決める(例:1年で利用者を2倍)
  • 要素に分ける(例:客数と客単価)
  • いちばん効く要素を1つ選ぶ
  • 施策を出し、効果と実現しやすさで選ぶ

「アイデアを出す前に、売上を「客数」と「客単価」に分けて、どちらを伸ばすか決めませんか?」

選択型「何を選ぶか」より先に「何で選ぶか」を決める

いきなり「Aがいいと思う」と言い合うと、好みのぶつけ合いになります。先に「費用」「効果」「すぐできるか」などの基準を決め、基準ごとに比べれば、全員が納得できる結論になります。

  • 基準を2〜3個決める
  • 基準に重みをつける(何をいちばん大事にするか)
  • 表にして比べる
  • 選ばなかったほうの理由も言えるようにする

「どちらがいいかの前に、何を基準に選ぶかを2つか3つ決めておきませんか?」

自由討論型言葉の定義を決め、具体例から共通点を探す

「働くとは何か」のような問いは、みんなが自分の意見を言うだけで終わりがちです。「誰にとっての」「どんな場面での」と範囲をしぼり、一人ずつ具体例を出してから、そこに共通することをグループの答えにしましょう。

  • 範囲をしぼる(例:新入社員にとっての、など)
  • 一人1つずつ具体的な経験や例を出す
  • 例に共通することを言葉にする
  • 結論を1文にまとめる

「みんなの例に共通しているのは「誰かの役に立っている実感」だと思うのですが、どうでしょう?」

資料読み取り型資料は分担して読み、事実と意見を分ける

資料が多いときは、全員が全部を読もうとすると時間が足りません。ページや表ごとに担当を決め、「資料に書いてある事実」を先に共有してから、それをもとに意見を出しましょう。発表では、根拠にした資料の場所を示すと説得力が増します。

  • 資料を分担して読む
  • 事実だけを書き出して共有する
  • 事実の中から課題を見つける
  • 結論と根拠の資料をセットで発表する

「資料が4枚あるので、1人1枚ずつ読んで、分かった事実だけを3分後に共有しませんか?」

05

PRACTICE

練習用のお題32問

友だちやゼミの仲間と練習するときに使えるお題です。時間を30分に決め、終わったら「どのタイプだったか」「最初の5分で何を決めたか」を振り返りましょう。

課題解決型

  1. 地方の商店街に来る人を増やすには来る人を「新しく来る人」と「また来る人」に分けて考える
  2. 大学の図書館の利用者を2倍にするには
  3. 駅前のカフェの売上を1年で1.5倍にするには客数と客単価に分ける
  4. スマホを使いすぎる大学生を減らすには
  5. コンビニの食品ロスを減らすには
  6. 地方の路線バスの利用者を増やすには
  7. 大学の学園祭に来る人を増やすには
  8. 新入生がサークルに入りやすくするには
  9. 本を読む大学生を増やすには
  10. 高齢者が買い物に困らない町にするには

選択型(二択・ランキング)

  1. 社会人になって住むなら、都会と地方どちらがよいか基準を先に決める
  2. 学生のうちにするなら、長期留学と長期インターンどちらがよいか
  3. 会社に入るなら、大企業とベンチャー企業どちらがよいか
  4. 上司にするなら、厳しくて仕事ができる人と、優しくて相談しやすい人のどちらか
  5. 無人島に1か月行くとき、持っていく物を10個の中から3つ選ぶ選択肢は自分たちで10個つくってから練習する
  6. 新しく社員を1人採るとき、条件の違う5人の候補者から1人を選ぶ
  7. 大学の授業は、対面とオンラインどちらがよいか
  8. リーダーに必要な力を、5つの中から大事な順に並べる

自由討論型

  1. 働くとは何か「誰にとっての」と範囲をしぼる
  2. よいチームとはどんなチームか
  3. 大人になるとはどういうことか
  4. 10年後になくなっている仕事と、新しく生まれる仕事
  5. 幸せな人生とは何か
  6. 信頼される人とはどんな人か
  7. 社会人と学生の違いは何か

資料読み取り型

  1. ある町の年代別の人口の表を見て、10年後に必要なお店を考える練習では、自治体が公開している人口の資料を使う
  2. あるカフェの曜日別・時間帯別の来店者数の表から、売上を伸ばす方法を考える表は自分たちで仮につくってよい
  3. ある商品の月ごとの売上と、広告費の推移のグラフから、来年の広告の使い方を考える
  4. 大学の学生アンケートの結果(自由記述)を読み、大学が最初に直すべきことを決める
  5. 3つのアルバイト先の時給・通勤時間・シフトの条件の表から、大学1年生にすすめる1つを選ぶ選択型との組み合わせ
  6. ある観光地の、季節ごとの観光客数のグラフから、冬の観光客を増やす方法を考える
  7. ある会社の、新しく入った社員が3年以内に辞めた理由のアンケートから、対策を考える
06

DO & DON'T

お題のタイプ別のやりがちな失敗

こうする

  • お題を読んだら、まず「最後に何を発表すれば終わりか」を確かめる
  • 言葉の意味があいまいなときは、最初に全員で決める
  • 選択型は、選ぶ基準を先に決めてから比べる
  • 資料読み取り型は、資料の事実と自分の意見を分けて話す
  • 話がずれたら「今は原因を話している段階ですね」と順番に戻す

これはしない

  • 課題解決型で、原因を考えずにアイデアを出し始める
  • 選択型で、時間がないからと多数決で決める
  • 自由討論型で、一人ずつ意見を言って終わる
  • 資料読み取り型で、資料を読まずに思いつきで話す
  • お題の条件(予算・期限・対象)を勝手に変える
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CHECK

最初の5分のチェックリスト

話し合いを始める前に、グループで次のことが決まっているか確かめましょう。

0 / 7 できた

08

POINT

迷ったら

お題のタイプが分からなくなったら、「最後に何を発表すれば、このお題に答えたことになるか」をグループに問いかけましょう。その答えが「解決策」なら課題解決型、「選んだもの」なら選択型、「考え方」なら自由討論型です。この一言を出せる人は、役割に関係なく議論を前に進めた人として見てもらえます。
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FAQ

よくある質問

グループディスカッションのお題は、事前に分かりますか?

ほとんどの場合、当日その場で発表されます。だからこそ、お題のタイプごとの進め方を先に練習しておくことが大切です。

業界に関係するお題は出ますか?

企業によっては、自社の商品やサービス、業界の課題をお題にすることがあります。志望する業界のニュースや、企業の事業内容を調べておくと、話し合いで具体例を出しやすくなります。

お題の意味が分からなかったら?

一人で抱えずに「この言葉は〇〇という意味でとらえてよいでしょうか」とグループに確認しましょう。言葉の意味をそろえる発言は、議論の土台をつくる大事な役割です。

結論が出ないまま時間が来たら?

タイムキーパーが残り5分で声をかけ、その時点での案を結論として発表します。「時間内に出た案の中で、いちばん〇〇の点ですぐれていた案」と理由をつければ、途中までの議論も評価されます。

オンラインのグループディスカッションでも進め方は同じ?

進め方の型は同じです。ただし、発言がかぶりやすく、表情が伝わりにくいので、共有の画面やチャットにメモを書きながら進めると、全員が今の段階を分かりやすくなります。

練習は何人でやればいい?

本番は4〜6人で行われることが多いので、練習も4人以上で行うと本番に近くなります。人数が集まらないときは、一人でお題を読み、5分で「定義・ゴール・考える順番」を書き出す練習も効果があります。

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このページは Campi 編集部が作成しました(2026年10月24日更新)。例文は、自分の言葉と状況に合わせて書きかえて使ってください。企業から案内がある場合は、その指示を優先してください。