BASIC
逆質問の基本
逆質問は、ただ疑問を聞く時間ではありません。次の4つを意識すると、面接の評価につながる時間になります。
- 13〜5個を用意しておく
面接中に答えが出てしまうこともあるので、多めに用意します。実際に聞くのは1〜2個で十分です。時間が限られているときは、いちばん聞きたいものから聞きましょう。
- 2相手に合わせて選ぶ
人事の人に役員向けの経営の質問をしても、答えにくいことがあります。面接官の立場(人事・現場・役員)に合わせて選びましょう。
- 3調べれば分かることは聞かない
採用サイトや説明会で説明されていることを聞くと、準備不足に見えてしまいます。「〇〇と伺いましたが」と調べたことを前置きにして、その先を聞きましょう。
- 4答えへのお礼と、感想を一言そえる
答えを聞いたら「ありがとうございます。〇〇という点で、ますます働きたいと感じました」と一言返します。聞きっぱなしにしないことが大切です。
FORMULA
好印象につながる聞き方の型
同じ質問でも、前置きを付けるだけで印象が変わります。次の3つの型を使い分けましょう。
採用サイトや説明会で知ったことを前置きにします。企業をよく調べていることが伝わります。
「説明会で、若手のうちから〇〇を任されると伺いました。実際にはどのような仕事から始まるのでしょうか」
自分の強みを一言入れてから聞くと、自己PRの補足にもなります。
「アルバイトで新人の教育係をしていました。御社で、その経験が生かせる場面はありますか」
入社後にやりたいことを伝えてから聞くと、入社意欲が伝わります。
「将来は〇〇の企画に携わりたいと考えています。そのために、若手のうちにどんな経験を積むとよいでしょうか」
QUESTIONS
面接の段階別・逆質問
面接官は段階によって変わります。一次は人事や若手社員、二次は現場の管理職、最終は役員というケースが多いですが、企業によって違います。相手に合わせて、聞く質問を選びましょう。
一次面接(人事・若手社員):働き方と入社後の流れ
- 入社1年目は、どのような流れで仕事を覚えていくのでしょうか研修とOJTの様子が分かる
- 〇〇様が入社1年目のとき、いちばん苦労したことは何ですか相手の経験を聞く
- 若手社員が任される仕事には、どのようなものがありますか
- 配属はどのように決まるのでしょうか。希望を伝える機会はありますか
- 1日の仕事の流れを教えていただけますか
- チームは何人くらいで、どのように仕事を分けていますか
- 先輩に相談しやすい仕組みや雰囲気はありますか
- 〇〇様がこの会社に入社を決めた理由を伺ってもよいですか定番だが答えやすい
- 入社前に勉強しておくとよいことはありますか意欲が伝わる
- 活躍している若手社員に共通していることは何だと思われますか
- 説明会で〇〇と伺いましたが、実際の仕事ではどのように感じられますか調べたことを踏まえる
- 本日の面接で、私の話で分かりにくかった点があれば教えていただけますか最後に補足のチャンスをつくる
二次面接(現場の管理職):仕事の中身と求める人
- 〇〇部門で、今いちばん力を入れている取り組みは何ですか
- この仕事で成果を出す人は、どんな動き方をしていますか
- チームの中で、新人に期待される役割は何でしょうか
- 仕事のやりがいを感じるのは、どのような場面ですか
- 逆に、この仕事のいちばん大変なところはどこですか本音を聞く
- 部下の方を評価するとき、どのような点を大切にされていますか
- お客様から、どのような点で選ばれていると感じますか
- 今後、部門で新しく挑戦したいことはありますか
- 私の〇〇の経験は、この仕事のどのような場面で生かせると思われますか自分の強みとつなげる
- 若手のうちに身につけておくべき力は何だと思われますか
- 部門のほかのチームとは、どのように連携して仕事を進めていますか
- 御社の〇〇という商品・サービスは、現場ではどのように改善を重ねているのですか調べたことを踏まえる
最終面接(役員・社長):会社の将来と考え方
- これからの5年、10年で、会社として目指している姿を教えてください
- 中期経営計画で〇〇を掲げていらっしゃいますが、その中で若手に期待することは何ですか公開資料を読んで聞く
- 業界が変わっていく中で、御社の強みはどこにあるとお考えですか
- 〇〇様が経営の中で、いちばん大切にしている考え方は何ですか
- これまでのお仕事で、いちばん印象に残っている決断は何ですか
- 社員の方に、どのような成長を期待されていますか
- 御社で長く活躍している方に、共通する考え方はありますか
- 入社までの期間に、どのような準備をしてほしいとお考えですか入社意欲が伝わる
- 私は〇〇に挑戦したいと考えていますが、御社ではどのような道がありますか自分の目標を伝える
- 本日の面接を通して、私に足りないと感じられた点があれば教えていただけますか向上心を示す
どの段階でも使える:自分を伝える逆質問
- 私は〇〇の経験から△△が強みだと考えています。御社の仕事で特に生かせる場面はありますか強み+質問
- 入社後は〇〇の分野に関わりたいと考えています。そのために、若手のうちにどんな経験を積むとよいでしょうか目標+質問
- 〇〇という資格の勉強をしていますが、仕事で役立つ場面はありますか
- 学生時代の〇〇の経験で、△△の大切さを学びました。御社のチームでも大切にされていることはありますか
- もし入社できたら、最初の1年でどんな人に成長していてほしいとお考えですか
- お話を伺い、〇〇に魅力を感じました。その点をもう少しくわしく伺えますか面接中の話を拾う
NG
避けたい質問と言い換え
聞き方を変えれば聞けることもあります。気になることは、言い換えて聞きましょう。
| 避けたい聞き方 | なぜ | 言い換え |
|---|---|---|
| 御社の事業内容を教えてください | 調べれば分かる | 〇〇事業の中で、今いちばん伸ばしたい分野はどこですか |
| 残業はありますか | 働く意欲が低く見えることがある | 繁忙期とそうでない時期で、働き方はどのように変わりますか |
| 有給休暇は取りやすいですか | 休みの話だけだと印象が偏る | 社員の方は、休日をどのように過ごしてリフレッシュされていますか |
| 給料はいくらですか | 最初の面接では答えにくい | (給与などの条件は、内定後の面談や人事への問い合わせで確かめる) |
| 特にありません | 関心がないと受け取られやすい | 本日のお話で疑問が解消しました。〇〇の点について、もう一つだけ伺ってもよいですか |
| 私は受かりそうですか | 面接官が答えられない | 私の話で、分かりにくかった点があれば教えていただけますか |
DO & DON'T
逆質問の注意点
こうする
- 質問は短く、1回に1つだけ聞く
- メモを取る場合は「メモを取ってもよろしいですか」と一言断る
- 答えてくれたことへのお礼を必ず言う
- 面接中の話を拾って、その場で質問を変える
これはしない
- 前の面接と同じ質問を、次の面接でもくり返す
- はい・いいえで終わる質問ばかりにする
- 面接官を試すような、意地悪な質問をする
- 長い前置きで、自己PRをもう一度くり返す
PREPARE
面接前の準備チェック
0 / 7 できた
POINT
「特にありません」と言いそうになったら
FAQ
よくある質問
逆質問はいくつ聞けばいい?
1〜2個が目安です。面接官から「ほかにありますか」と聞かれたら、もう1つ聞いてもかまいません。時間が押している様子なら、1つにしぼりましょう。
給与や福利厚生のことは聞いてはいけない?
聞いてはいけないわけではありませんが、面接の場でそれだけを聞くと、仕事への関心が低いと受け取られることがあります。条件のくわしい確認は、内定後の面談や人事への問い合わせで行うのがおすすめです。
メモを見ながら質問してもいい?
対面の面接では、メモを見ながら話すより、覚えて聞くほうが自然です。ただ、用意した質問を確かめるために手元のメモをちらっと見る程度なら問題ありません。
前の面接と同じ質問をしてもいい?
面接官が違えば、同じ質問でも違う答えが返ってくることがあります。ただ、同じ質問をするなら「一次面接で〇〇と伺いました。△△様のお立場からはいかがですか」と、前の答えを踏まえて聞きましょう。
オンライン面接でも逆質問は同じ?
基本は同じです。オンラインは時間が短めに設定されることがあるので、いちばん聞きたい質問を1つ決めておきましょう。
答えてもらったあと、何と言えばいい?
「ありがとうございます。〇〇というお話を伺い、ますます御社で働きたいと感じました」と、お礼と感想を一言返しましょう。
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あわせて使いたいテクニック
このページは Campi 編集部が作成しました(2026年10月24日更新)。例文は、自分の言葉と状況に合わせて書きかえて使ってください。企業から案内がある場合は、その指示を優先してください。