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面接例文7つつき

1分自己紹介の型と例|300字で話せる5つの順番と、そのまま使える例文7つ

面接の最初に求められることが多い「1分の自己紹介」は、話す順番を決めておけば、誰でも同じ形で組み立てられます。この記事では、300字ほどで話せる型と、経験別の例文をまとめました。

01

STRUCTURE

1分自己紹介の5つの順番

自己紹介は、面接官に「この人に何を聞こうか」と考えてもらうための入口です。次の5つを、この順番で話しましょう。

  1. 1
    ① 名乗る(約20字)

    「〇〇大学〇〇学部〇〇学科3年の山田太郎です。」と、大学・学部・学年・名前をはっきり言います。最初の一言は、いつもより少しゆっくり話すと聞き取りやすくなります。

  2. 2
    ② 学んでいること(約60字)

    ゼミや研究、専攻で学んでいることを1〜2文で伝えます。「〇〇ゼミで、〇〇について学んでいます」のように、テーマが分かれば十分です。

  3. 3
    ③ 打ち込んだこと(約120字)

    アルバイト・サークル・研究など、学生時代に力を入れたことを一つだけ選び、何をして、どうなったかを短く話します。ここはくわしく話しすぎず、続きを質問してもらう「予告」にとどめます。

  4. 4
    ④ 人柄が分かる一言(約50字)

    「周りからは〇〇な人と言われます」「〇〇を大切にしています」のように、自分らしさを一言そえます。③の経験とつながる内容にすると、印象がまとまります。

  5. 5
    ⑤ 意気込み・締め(約50字)

    「本日は〇〇についてお伝えできればと思います。よろしくお願いいたします。」で締めます。最後の「よろしくお願いいたします」のあとに、軽く一礼しましょう。

字数は目安です。話すのがゆっくりな人は全体で270字ほど、速い人は330字ほどに調整しましょう。

02

DIFFERENCE

自己紹介と自己PRの違い

「自己紹介」と「自己PR」は、聞かれていることが違います。自己紹介で強みを長く語ると、聞かれたことに答えていない印象になりがちです。

自己紹介自己PR
目的自分がどんな人かを知ってもらう自分の強みと、それを仕事にどう生かすかを伝える
中身名前・学業・打ち込んだこと・人柄を広く浅く強み一つを、根拠のエピソードで深く
長さ指定どおり(1分なら約300字)質問に合わせて1〜2分ほど
話した後面接官が気になったことを質問する強みについて深掘りの質問が来る
03

EXAMPLES

そのまま使える1分自己紹介の例文7つ

どの例文も、声に出して1分前後になる長さです。〇〇の部分と経験を自分のものに置きかえて、自分の言葉に直してから使ってください。

① ゼミの学びを中心に(文系)

ゼミでの研究や発表に力を入れてきた人

〇〇大学経済学部3年の山田太郎です。
大学では〇〇ゼミに所属し、地域の商店街がどうすれば若い人を呼びこめるかを研究しています。授業で学んだ理論が、実際の町でどこまで当てはまるのかを確かめたいと考えたのがきっかけです。
特に力を入れたのは、ゼミの仲間と商店街の方々に聞き取りをしたことです。最初は話を聞いてもらえませんでしたが、何度も足を運ぶうちに協力していただけるようになり、最終的に30店舗のお話を報告書にまとめました。
この経験から、相手の立場に立って粘り強く関わることを大切にしています。
本日は、こうした経験を通じて考えたことをお伝えできればと思います。よろしくお願いいたします。

③の「聞き取り」が、面接官の次の質問のきっかけになります。数字は自分の経験の実際の数に置きかえましょう。

② アルバイトの経験を中心に

飲食店や販売のアルバイトを長く続けてきた人

〇〇大学文学部3年の佐藤花子です。
大学では日本文学を専攻し、近代の小説を読み比べるゼミで学んでいます。同じ時代の作品でも書き手によって描き方が違う点に面白さを感じ、卒業論文のテーマにしようと考えています。
学業のほかに打ち込んできたのが、2年半続けているカフェのアルバイトです。新人スタッフが仕事を覚えにくいことに気づき、店長に相談して、写真つきの手順書を作りました。今では新しく入った人の多くが、その手順書で仕事を覚えています。作る途中では、先輩スタッフにも意見をもらいながら何度も書き直しました。
周りからは、困っている人に気づくのが早いと言われることが多いです。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。

「気づく→相談する→形にする」の流れが短く入っていると、行動の仕方が伝わります。

③ サークル・団体の運営を中心に

サークルの役職や学園祭の運営をしてきた人

〇〇大学商学部3年の山田太郎です。
商学部ではマーケティングを学んでおり、身近な商品の広告を分析する授業に特に関心を持っています。
学生時代に力を入れたのは、テニスサークルで新入生の勧誘の担当をしたことです。前の年に入部した人が少なかったため、SNSでの発信の仕方を変え、体験会を2回から5回に増やしました。その結果、入部した人は前の年の2倍になりました。発信の内容は、毎週メンバーと振り返って少しずつ改善しました。
目標を決めて、仲間と一緒に工夫を重ねることが好きで、周りからはまとめ役を任されることが多いです。
本日はよろしくお願いいたします。

授業で学んだこと(マーケティング)と、サークルでの工夫(発信の仕方)がつながると、話に一貫性が出ます。

④ 理系の研究を中心に

研究室に配属されている理系の学生

〇〇大学工学部機械工学科4年の山田太郎です。
〇〇研究室で、小型の機械の部品が長く使えるようにするための材料の研究をしています。
研究では、実験の結果がなかなか予想どおりにならず、条件を少しずつ変えて100回以上の試験を重ねてきました。うまくいかない原因を記録から探すうちに、仮説を立てて一つずつ確かめる習慣が身につきました。研究室では後輩の実験の相談にものっています。
地道な作業でも、最後までやり切ることには自信があります。結果が出るまでの過程を楽しめるのも、自分の強みだと思っています。
本日は、研究で身につけた考え方についてもお話しできればと思います。よろしくお願いいたします。

専門用語は使わず、文系の面接官にも分かる言葉で説明します。研究の中身より「どう取り組んだか」を中心にしましょう。

⑤ 留学・語学を中心に

留学や語学の勉強に力を入れてきた人

〇〇大学国際学部3年の佐藤花子です。
国際学部で、国による働き方の違いについて学んでいます。特に、休み方や家族との時間の取り方が国ごとにどう違うのかに関心があります。
2年生のときに半年間、〇〇国に留学しました。最初は授業の議論についていけず悔しい思いをしましたが、毎回の授業の前に意見をメモにまとめて準備し、学期の終わりには自分からグループの発表をまとめる役を引き受けられるようになりました。現地の学生とは、帰国した今も連絡を取り合っています。
知らない環境にも飛びこんで、慣れるまで工夫を続けられることが私の持ち味です。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。

「留学した」だけで終わらせず、そこで何に困り、どう変わったかを一言入れると、人柄が伝わります。

⑥ 体育会・部活動を中心に

体育会や部活動に打ち込んできた人

〇〇大学スポーツ科学部3年の山田太郎です。
大学ではスポーツと体の使い方の関係を学び、自分の競技にも生かしています。
学生時代は、陸上競技部で長距離の選手として活動してきました。けがで半年間走れない時期がありましたが、その間はマネージャーとして記録の整理や練習計画づくりを手伝い、チームを外から見る視点を得ることができました。復帰後は、その経験をもとに練習の記録を部員同士で共有する仕組みを提案しました。
苦しいときこそ、できることを探して動くことを大切にしています。今は、競技を続けながら後輩の練習の相談にものっています。
本日はよろしくお願いいたします。

結果(大会の成績)より、うまくいかなかったときの行動を入れると、仕事での姿を想像してもらいやすくなります。

⑦ 30秒版(短く求められたとき)

「30秒で」「簡単に」と言われたとき・集団面接で一人ずつ話すとき

〇〇大学経済学部3年の山田太郎です。
〇〇ゼミで、地域の商店街に若い人を呼びこむ方法を研究しています。ゼミの仲間と30店舗に聞き取りをし、報告書にまとめました。
粘り強く人と関わることを大切にしています。
本日はよろしくお願いいたします。

1分版から、②学業と③打ち込んだことを1文ずつにけずると、120〜150字ほどの30秒版になります。両方を用意しておきましょう。

04

DELIVERY

話し方で気をつける3つ

声最初の一言は、ゆっくり大きく

名前と大学名は、面接官がメモを取るところです。いつもより少しゆっくり、はっきり話しましょう。

「〇〇大学、経済学部3年の、山田太郎です。」

目線覚えた文を「読む」顔にしない

丸暗記した文を思い出しながら話すと、目線が上を向きがちです。文章ではなく、5つの順番とキーワードだけを覚え、面接官の顔を見て話しましょう。

時間指定の時間を守る

1分と言われて2分話すと、話をまとめる力が足りない印象になりがちです。言われた時間より少し短めに終えるつもりで準備します。

05

DO & DON'T

やりがちな失敗

こうする

  • 打ち込んだことは一つにしぼる
  • エピソードは、続きを聞きたくなるところで止める
  • ES に書いた内容と食い違わないようにする
  • オンライン面接では、画面ではなくカメラを見て話す
  • スマホで録音して、時間と話し方を確かめる

これはしない

  • 経験を3つも4つも並べて、どれも浅くなる
  • 自己紹介の中で、自己PRや志望動機を長く話す
  • 「えー」「あのー」を何度もはさむ
  • 専門用語やサークル内だけの言葉をそのまま使う
  • 1分と言われたのに、2分以上話す
06

PRACTICE

話す練習のチェックリスト

本番の前に、次のことを確かめておきましょう。

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POINT

自己紹介は「質問を呼ぶ予告編」

1分の自己紹介で、自分のすべてを伝える必要はありません。面接官が「その話をもう少し聞かせてください」と言いたくなる話題を一つ置いておけば、その後の面接は自分が準備してきた話を中心に進みます。何を聞いてほしいかを決めてから、原稿を作りましょう。
08

FAQ

よくある質問

1分は何文字くらい?

話す速さによりますが、およそ300字が目安と言われます。原稿を書いたら、実際に声に出してスマホのストップウォッチで計り、自分の速さに合わせて字数を調整しましょう。

「自己紹介をお願いします」と、時間の指定がないときは?

1分ほどにまとめておけば、まず問題ありません。集団面接など、ほかの人が短く話している場合は30秒版に切りかえましょう。

趣味や出身地は入れたほうがいい?

入れてもかまいませんが、1分の中では打ち込んだことを優先しましょう。趣味が打ち込んだことにつながる場合や、企業の仕事と関係がある場合は、人柄を伝える一言として使えます。

自己紹介と自己PRで同じ話をしてもいい?

同じ経験を使ってもかまいません。自己紹介では短く紹介し、自己PRのときに、そこで発揮した強みを深く話すと、話がつながって伝わりやすくなります。

丸暗記したほうがいい?

一字一句を覚えると、忘れたときに止まってしまいがちです。5つの順番と、話すキーワードだけを覚えて、毎回少し言い方が変わってもよいつもりで練習しましょう。

大学1・2年生でインターンの面接を受けるときは?

打ち込んだことは、今の時点で続けていることでかまいません。「始めたばかりですが、〇〇を目標に取り組んでいます」と、これからの意欲を伝えましょう。

09

NEXT

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このページは Campi 編集部が作成しました(2026年10月24日更新)。例文は、自分の言葉と状況に合わせて書きかえて使ってください。企業から案内がある場合は、その指示を優先してください。