FLOW
集団面接の流れ
学生3〜6人ほど、面接官1〜3人ほどで行われることが多いですが、人数や時間は企業によって違います。一般的な流れは次のとおりです。
- 1控室で待つ
控室から評価が始まっていると考えて、スマホをいじりすぎず、静かに待ちましょう。ほかの学生と話すときも、声の大きさに気をつけます。
- 2入室・着席
ノックや入室は、多くの場合いちばん前の人が代表して行います。自分が先頭なら、ノックして「失礼いたします」と入り、ほかの学生は続いて一礼します。「どうぞお座りください」と言われてから座りましょう。
- 3自己紹介
端の人から順に、大学名・名前と一言を話すことが多いです。時間を指定されたら守りましょう。指定がなければ30秒〜1分ほどにまとめます。
- 4質問と回答
同じ質問に順番に答える形と、一人ずつ別の質問をされる形があります。挙手制で「答えられる方から」と言われることもあります。
- 5逆質問
最後に「何か質問はありますか」と聞かれることがあります。ほかの学生と同じ質問にならないよう、2〜3個用意しておきましょう。
- 6退室
面接官に「ありがとうございました」と全員でお礼を言い、順に退室します。最後の人がドアを閉めるときにも一礼しましょう。
DIFFERENCE
個人面接との違い
| 集団面接 | 個人面接 | |
|---|---|---|
| 1人あたりの時間 | 短い(1回の答えは1分以内が目安) | 長め(深掘りの質問が続く) |
| 質問の深さ | 広く浅く、基本的な質問が多い | 答えに対して「なぜ」と深く聞かれる |
| 見られやすいこと | 要点をまとめる力、聞く態度、第一印象 | 考えの深さ、一貫性、人柄 |
| 比べられ方 | 同じ場にいる学生と比べやすい | 一人ひとりの答えを見られる |
| 気をつけること | 長く話しすぎない、人の話を聞く | 答えの理由まで準備する |
SITUATION
場面別の立ち回り方
集団面接でよくある場面と、そのときの動き方、使える一言をまとめました。
最初の人は、ほかの人の答えを参考にできませんが、そのぶん印象に残りやすい順番です。結論から短く答えることに集中しましょう。
- 一呼吸おいてから話し始める
- 結論→理由→具体例の順で1分以内
「はい。私の強みは、相手の立場に立って考えられることです。」
同じ結論でも、エピソードは自分だけのものです。無理に答えを変えず、自分の経験で違いを出しましょう。
- かぶったことは一言だけ触れてもよい
- 具体的な場面や数字で自分らしさを出す
「先ほどの方と近いのですが、私は〇〇の経験から、△△を大切にしています。」
前の人の話が長いと、時間が押していることがあります。自分は短くまとめると、かえって好印象になりやすくなります。
- 用意した答えを短くしたものも準備しておく
- 面接官の様子(時計を見ているかなど)に気を配る
早く手を挙げることよりも、落ち着いて答えることが大切です。とはいえ、最後までずっと手を挙げないと、意欲が伝わりにくくなります。
- 答えが決まったら、手を挙げて名乗ってから話す
- 一度は自分から手を挙げる
「はい、〇〇大学の山田です。私は〜」
人が話しているときの態度も見られています。話している人のほうに少し体を向け、うなずきながら聞きましょう。
- 自分の答えを考えるのに夢中になり、うつむかない
- ほかの人の答えに表情で反応しすぎない
「〇〇さんもおっしゃっていましたが」と触れるのは問題ありませんが、自分の答えの中心はあくまで自分の話にします。
「〇〇さんのお話にもありましたが、私の場合は〜」
順番が来るまでに考えがまとまらないこともあります。黙り込まず、少しだけ時間をもらうか、短い答えを出しましょう。
「少し考える時間をいただいてもよろしいでしょうか。」
深掘りされるのは関心を持たれているからとも考えられますし、されないからといって評価が低いとは限りません。結果を気にしすぎず、最後まで同じ姿勢で臨みましょう。
- 深掘りされたら、結論から簡潔に答える
- 質問されなくても、聞く態度を崩さない
ANSWER
1分以内にまとめる答え方の型
集団面接では、一人あたりの時間が限られます。次の型に当てはめると、1分以内に収まりやすくなります。
- 1結論(1文)
「私の強みは〇〇です」「学生時代に力を入れたのは〇〇です」と、最初に一言で答えます。
- 2理由・場面(1〜2文)
その結論につながった場面を短く説明します。「〇〇のアルバイトで、△△という課題がありました」
- 3行動と結果(2文)
自分が何をして、どうなったかを話します。数字があると伝わりやすくなります。
- 4仕事へのつなぎ(1文)
「この強みを、御社の〇〇の仕事で生かしたいです」と締めると、まとまりが出ます。
くわしい答え方の型は、自己PRやガクチカのページも参考にしてください。
DO & DON'T
集団面接でやりがちな失敗
こうする
- 話し始める前に「はい」と返事をする
- 指定された時間や「簡単に」という指示を守る
- ほかの人が話しているときは、うなずいて聞く
- ほかの人の答えが優れていても、自分の答えを落ち着いて話す
これはしない
- 一人だけ長く話して、ほかの人の時間を使う
- ほかの学生の答えを否定したり、比べたりする
- 前の人の答えを聞いて、急に自分の答えを作り変える
- 自分の番が終わったら気を抜く
- ほかの学生の話の最中に、手元のメモを見続ける
CHECK
当日のチェックリスト
0 / 8 できた
POINT
ほかの学生はライバルではなく「同じ場の人」
FAQ
よくある質問
集団面接は何人くらいで行われる?
学生3〜6人ほどで行われることが多いですが、企業や選考の段階によって違います。案内メールに書いてあることもあるので、確かめておきましょう。
答える順番で有利・不利はある?
順番だけで評価が決まるわけではないと考えられています。最初なら印象に残りやすく、後なら前の人の答えを聞いて落ち着けるなど、それぞれによさがあります。どの順番でも、短く結論から話すことを意識しましょう。
前の人とまったく同じ答えになったらどうする?
結論が同じでも問題ありません。「先ほどの方と近いのですが」と一言そえて、自分の経験やエピソードで違いを出しましょう。
ほかの学生が話しているとき、メモを取ってもいい?
基本的には、メモを取るより話している人に意識を向けるほうがよいでしょう。面接官から指示があれば、それに従います。
オンラインの集団面接で気をつけることは?
声が重なりやすいので、指名されてから話す、話し始めに名乗るなどを意識しましょう。ほかの人が話しているときはマイクをミュートにし、画面を見てうなずくと、聞いている様子が伝わります。
NEXT
あわせて使いたいテクニック
このページは Campi 編集部が作成しました(2026年10月24日更新)。例文は、自分の言葉と状況に合わせて書きかえて使ってください。企業から案内がある場合は、その指示を優先してください。