大学・キャンパス 更新 2026.09.14 この記事にはPRを含みます

仮面浪人のリアル|両立の難しさと決断のタイミング

結論

仮面浪人の難しさは「勉強時間が取れない」ことではなく、「大学の単位を取りながら受験勉強をする」という二重の負担にあります。授業に出れば勉強時間が減り、出なければ単位を落とす。この構造がある以上、どちらを優先するかを最初に決めておく必要があります。押さえるべきは①在籍を続けるか休学するか ②単位をどこまで取るか ③学費が二重にかかる期間 ④受験しない場合の進路の4点。特に「受…

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22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.14
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両立には、はっきりした難しさがあります。

大学に在籍しながら、別の大学を受験し直す——これが仮面浪人と呼ばれる形です。

ただ、実際にどれくらい大変なのかが語られる機会は多くありません。勧める話も、否定する話も、根拠が示されないまま流れています。

この記事では、仕組みと選択肢の比較、両立が難しくなる具体的な理由、費用と時間、決断の時期を整理します。

この記事について:本記事は一般的な整理です。仮面浪人という制度が公的に存在するわけではなく、大学の在籍を続けながら受験することを指す通称です。本記事はこの選択を勧めるものでも、否定するものでもありません。また、合否や結果を保証・予測するものでもありません。在籍・学費・退学の扱いは大学によって異なるため、必ず自分の大学の学生課・教務課および学則で確認してください。奨学金については貸与・給付元の機関にご確認ください。心身の不調が続く場合は、学生相談室・保健管理センター、または医療機関に相談してください。

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仮面浪人とは制度ではありません目的を確認する他の選択肢と比べる両立が難しい構造この記事

この記事の流れ

仮面浪人のリアル

仮面浪人の難しさは「勉強時間が取れない」ことではなく、「大学の単位を取りながら受験勉強をする」という二重の負担にあります。

1
状態大学に在籍
2
行うこと別の大学を受験
3
呼び方通称
4
手続き特別なものはない

仮面浪人とは

在籍しながら受験することです。

仮面浪人とは、大学に在籍したまま別の大学を受験し直すことを指す通称です。制度上の手続きがあるわけではなく、受験すること自体は自由です。

1
申請不要
2
大学への届出不要
3
支援ない
4
制約ない

制度ではありません

公的な枠組みはありません。

仮面浪人に制度としての枠組みはありません。大学に届け出る必要もなく、支援も制約もありません。

1
学ぶ分野を変えたい編入も選択肢
2
別の大学に行きたい受験・編入
3
納得できない理由を具体化
4
環境を変えたい他の方法も

目的を確認する

ここから始めてください。

まず、何を目的としているかを確認してください。学ぶ分野を変えたいなら、編入や転部という道もあります。

1
受験し直す1年次から入学
2
編入3年次から・単位認定
3
転部・転科学内で移る
4
大学院卒業後に分野を変える

他の選択肢と比べる

並べて考えてください。

受験し直す以外にも、方法はあります。編入なら3年次から入れ、単位が認定される可能性があります。詳しくは大学の編入学とは?3年次編入の条件とスケジュールで扱っています。

1
授業に出る勉強時間が減る
2
授業に出ない単位を落とす
3
課題をやる時間が取られる
4
試験期間受験勉強が止まる

両立が難しい構造

ここが本質です。

難しさの本質は、二つの目標が時間を奪い合うことにあります。授業に出れば勉強時間が減り、出なければ単位を落とす——この構造は避けられません。

1
在籍しながら受験することです。仮面浪人とは
2
公的な枠組みはありません。制度ではありません
3
ここから始めてください。目的を確認する
4
並べて考えてください。他の選択肢と比べる

まとめ

この記事の要点

授業に出れば勉強時間が減り、出なければ単位を落とす。この構造がある以上、どちらを優先するかを最初に決めておく必要があります。

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01仮面浪人とは

在籍しながら受験することです。

1状態大学に在籍
2行うこと別の大学を受験
3呼び方通称
4手続き特別なものはない
5期間1年が一般的
この章の要点
  • 仮面浪人とは、大学に在籍したまま別の大学を受験し直すことを指す通称です。
  • 制度上の手続きがあるわけではなく、受験すること自体は自由です。
  • 在籍を続ける場合も、休学する場合も同じ呼び方で語られます。

語られ方に幅があるのも、この言葉の特徴です。成功例だけが目立って伝わることもあれば、否定的な意見だけが繰り返されることもあります。どちらも個別の経験であり、自分の状況に当てはまるとは限りません。判断の材料になるのは、自分が使える時間と費用、そして受からなかった場合にどうするかという想定です。

なお、周囲に同じ状況の人がいないことも、この選択の特徴です。受験期には同級生が大勢いましたが、大学ではひとりで進めることになります。情報を交換する相手も、励まし合う相手もいない状態が続きます。

この記事では、どちらが正しいという結論は示しません。示せるのは、判断に必要な項目と、その確認先だけです。

在籍しながら受験することは、大学から禁止されているわけではありません。ただし、それは認められているという意味であって、配慮されるという意味ではありません。この違いを押さえておいてください。

02制度ではありません

公的な枠組みはありません。

1申請不要
2大学への届出不要
3支援ない
4制約ない
5すべて自己管理そうなる
この章の要点
  • 仮面浪人に制度としての枠組みはありません。
  • 大学に届け出る必要もなく、支援も制約もありません。
  • つまり、すべて自分で管理することになります。この点が負担の大きさにつながります。

制度がないということは、誰も管理してくれないということでもあります。大学は在籍している学生として扱い、受験のための配慮はありません。授業も課題も通常どおり進みます。

在籍している以上、大学の予定は通常どおり組まれます。試験期間、実習、ゼミの発表——これらは受験勉強の時期と関係なく来ます。

大学によっては、学生の受験について特別な規定を設けていないことがほとんどです。つまり、禁止も推奨もされていません。

受験の手続きも、一般の受験生と同じです。出願、受験、合格発表——特別な扱いはありません。

03目的を確認する

ここから始めてください。

1学ぶ分野を変えたい編入も選択肢
2別の大学に行きたい受験・編入
3納得できない理由を具体化
4環境を変えたい他の方法も
この章の要点
  • まず、何を目的としているかを確認してください。
  • 学ぶ分野を変えたいなら、編入や転部という道もあります。
  • 目的によって、最も負担の小さい方法が変わります。

目的が「今の大学が合わない」という漠然としたものである場合、受験し直しても同じ感覚が続くことがあります。何が合わないのかを具体的にしてください。学ぶ内容なのか、環境なのか、人間関係なのか——原因によって対応する手が変わります。

目的が明確であれば、判断も早くなります。特定の分野を学びたい、特定の資格の課程がある——こうした具体的な理由があるなら、それが満たせる方法を探してください。

受験し直す場合、入学時点の学年は1年次に戻ります。同級生より年齢が上になる点も、想定しておいてください。

目的を書き出してみてください。文字にすると、受験し直す必要があるのかどうかが見えてきます。

なお、大学名を理由とする場合も、その先で何をしたいのかを考えてみてください。目的が明確になると、必要な手段も定まります。

04他の選択肢と比べる

並べて考えてください。

1受験し直す1年次から入学
2編入3年次から・単位認定
3転部・転科学内で移る
4大学院卒業後に分野を変える
5他学部履修移らずに学ぶ

受験し直す以外にも、方法はあります。

編入なら3年次から入れ、単位が認定される可能性があります。詳しくは大学の編入学とは?3年次編入の条件とスケジュールで扱っています。

学内で移る転部という道もあります。転部・転科の方法|条件・試験・単位の引き継ぎを参考にしてください。

編入は3年次から入れるため、卒業までの期間が短くて済みます。受験し直すと1年次からになり、卒業までさらに4年かかります。この差は大きいため、必ず比較してください。

大学院で分野を変えるという道もあります。学部を卒業してから、別の分野の大学院に進む形です。出願の要件は志望先によって違います。

他学部の科目を履修する、聴講するといった方法で、移らずに学べる場合もあります。制度の有無を確認してください。

選択肢を比べるときは、卒業までの年数と費用の総額で並べてください。判断しやすくなります。

編入の場合、これまで取得した単位が認定される可能性があります。受験し直す場合は認定されません。この差も比較の材料です。

05両立が難しい構造

ここが本質です。

1授業に出る勉強時間が減る
2授業に出ない単位を落とす
3課題をやる時間が取られる
4試験期間受験勉強が止まる
5構造どちらも取りにくい
この章の要点
  • 難しさの本質は、二つの目標が時間を奪い合うことにあります。
  • 授業に出れば勉強時間が減り、出なければ単位を落とす——この構造は避けられません。
  • だからこそ、どちらを優先するかを最初に決める必要があります。

この構造は、意志の強さで解決できるものではありません。時間は有限だからです。どちらかを削る前提で計画を立ててください。

優先を決めるとは、どちらかを捨てることではありません。時間の配分をあらかじめ決めておくということです。

両方を完全にこなそうとすると、どちらも中途半端になりがちです。配分を決めてください。

週ごとに時間を配分し、実際にその通りに進んだかを確認してください。計画と実態がずれていれば、方針を見直す材料になります。

なお、両立できている人もいます。ただし、それはその人の条件で成立しているだけで、誰にでも当てはまるわけではありません。

06時間の問題

実際に計算してください。

1授業週に何コマか
2通学往復の時間
3課題週に何時間か
4アルバイトしている場合
5残り受験勉強に使える分
この章の要点
  • 使える時間を、数字で出してください。
  • 授業、通学、課題——これらを引いた残りが受験勉強の時間です。
  • 想定より少ないことが多くあります。計算してから判断してください。

1日の使える時間を書き出してみてください。授業のある日とない日で、確保できる量が大きく違うことが分かります。

実習や語学など、出席が必須の科目が多い学部では、確保できる時間がさらに限られます。学部による差も大きい要素です。

通学の時間が長い場合、その分だけ使える時間が減ります。移動中に何ができるかも考えてください。

課題の量は科目によって大きく違います。履修を決める段階で、負担の重い科目を把握しておいてください。

使える時間が想定より少ない場合、休学を検討するか、方針そのものを見直すことになります。

07単位をどうするか

方針を決めてください。

1通常どおり取る負担は最大
2最低限に絞る進級の可否を確認
3取らない留年の可能性
4休学する単位は取れない
5判断基準残る可能性があるか
この章の要点
  • 単位をどうするかは、受からなかった場合を想定して決めてください。
  • 今の大学に残る可能性があるなら、単位は落とせません。負担は最大になります。
  • 取る量を絞る場合も、進級要件を満たせるかを教務課で確認してください。

必修科目を落とすと、翌年まで取れない場合があります。単位の方針を決めるときは、必修の扱いを優先して考えてください。

単位を最低限に絞る場合、進級できるかを教務課で確認してください。自己判断で減らすと、後から要件を満たせないことがあります。

単位を取らない方針にする場合、留年の可能性を受け入れることになります。その場合の学費も計算してください。

進級要件を満たさないと、その年で学年が止まります。単位の方針は慎重に決めてください。

落とした単位は、翌年以降に取り直すことになります。時間割の制約も生じます。

08在籍か休学か

大きな分かれ目です。

観点 在籍 休学
単位 取れる 取れない
時間 削られる 確保できる
費用 学費がかかる 大学による
戻る そのまま 復学の手続き
学年 進む 進まない

在籍を続けるか、休学するかで負担がまったく変わります。

休学すれば時間は確保できますが、単位は取れず学年も進みません。

費用の扱いも大学によって違います。詳しくは休学の手続きと費用|休学中にできること・注意点で扱っています。

休学には申請の締切があり、費用の扱いも大学によって違います。検討するなら早めに窓口で確認してください。

休学中は学生としての扱いが変わることもあります。学割や施設の利用に制限がかかる場合があります。

休学の期間は、在学期間の上限に算入される場合があります。確認してください。

在籍を続ける場合、大学の予定に合わせることになります。試験期間は受験勉強がほぼ止まると考えてください。

どちらを選ぶにせよ、決めた後は迷わずに進められます。先に決めておくことが重要です。

09学費の負担

二重にかかる期間があります。

1現在の学費在籍中は必要
2受験の費用検定料・交通費
3教材参考書など
4合格後入学金・学費
5総額先に計算する
この章の要点
  • 在籍を続ける場合、現在の大学の学費がかかり続けます。
  • それに加えて、受験の検定料や教材費が必要です。
  • 合格すれば新たに入学金と学費がかかります。総額を先に計算してください。
  • 受験する大学の数によっても費用は変わります。検定料は1校ごとにかかります。
  • 教材費も積み上がります。参考書、模試、必要に応じて講座——想定しておいてください。
  • 費用が足りない場合、制度の利用も検討してください。学生課で相談できます。
  • 費用の総額が用意できない場合、計画自体を見直す必要があります。
  • 在籍を続けながら受験する場合、その年の学費は結果にかかわらず必要です。

10奨学金への影響

確認してください。

1退学時貸与が止まる
2返還開始時期が変わる場合
3新大学で改めて申請
4成績継続審査に影響
5確認先貸与・給付元
この章の要点
  • 奨学金を受けている場合、退学により扱いが変わります。
  • 返還が始まる時期が変わることもあり、新しい大学では改めて申請が必要です。
  • 扱いは制度によって違います。必ず貸与・給付元の機関に確認してください。
  • 貸与型の奨学金を受けている場合、返還の開始時期を把握しておいてください。生活の計画に関わります。
  • 新しい大学で奨学金を申請する場合、審査が必要です。必ず受けられるとは限りません。
  • 手続きを忘れると問題になります。退学が決まった時点で届け出てください。

11周囲との関係

言うかどうかは自由です。

1伝える義務はない
2言わない行動に説明が要る
3誘い断る場面が増える
4関係距離が生じることも
5判断自分で決める
この章の要点
  • 周囲に伝えるかどうかは、自由です。
  • 言わない場合、誘いを断る理由を毎回考えることになります。
  • どちらにも負担があります。自分が過ごしやすい方を選んでください。
  • 伝える相手を限定するという方法もあります。全員に言う必要も、全員に隠す必要もありません。
  • ゼミや実習など、継続的に関わる場では、行動の変化が伝わりやすくなります。
  • 関係が変わることを恐れて判断を変える必要はありません。ただし、負担として認識しておいてください。
  • 受験のことを話せる相手が学外にいれば、負担は軽くなります。

サークルや団体に所属している場合、参加を減らすことになります。事前に伝えておくと調整しやすくなります。

12家族への説明

費用に関わります。

1費用負担が生じる
2合格後入学金・学費
3退学保証人の署名
4説明早めに
この章の要点
  • 受験の費用も、合格後の入学金も、家族の負担になることが多くあります。
  • 退学の手続きでは保証人の署名が必要な場合もあります。
  • 黙って進めることは難しいため、早めに伝えてください。
  • 費用の負担について、具体的な金額を出して話してください。曖昧なままでは判断できません。
  • 家族の理解が得られない場合でも、費用の見通しは共有しておいてください。
  • 保証人の署名が必要な手続きがあるため、いずれ伝えることになります。
  • 話す時期は早い方が、調整の余地があります。

13生活とリズム

崩れやすくなります。

1予定が二重切り替えが多い
2夜に勉強睡眠が削られる
3休む時間減りやすい
4長期戦1年続く
5対策睡眠を確保する
この章の要点
  • 大学と受験勉強を並行すると、生活のリズムが崩れやすくなります。
  • 授業の後に勉強する形になると、睡眠が削られます。
  • 1年続く取り組みです。睡眠を確保する前提で計画を立ててください。

睡眠を削って勉強時間を作る方法は、短期間なら成立しても1年は続きません。生活の土台を保ってください。

この章の要点
  • 休む時間を予定に入れておいてください。何も入れない日がないと、長続きしません。
  • 食事を抜くことも避けてください。生活の基本を保つことが、結果として効率につながります。
  • 体調を崩すと、受験勉強も大学の課題も止まります。優先すべきは生活の維持です。
  • 生活のリズムを保てているかを、定期的に確認してください。

14気持ちの負担

見落とされがちです。

1孤立相談しにくい
2不確実さ結果が分からない
3比較周囲との差
4長さ1年続く
5不調続くなら相談

周囲に言えない状態が続くと、相談できる相手がいなくなります。

結果が分からないまま長期間続く点も、負担になります。

気分の落ち込みや不眠が続く場合は、学生相談室・保健管理センター、または医療機関に相談してください。

この章の要点
  • 相談できる相手をひとりでも確保しておいてください。孤立した状態が長く続くと、判断も鈍ります。
  • 結果が出るまでの期間が長いことも、負担の一因です。途中で気持ちが揺れるのは自然なことです。
  • 不調を感じたら、早めに相談してください。我慢して続けることが目的ではありません。
  • ひとりで抱えている状態が続く場合、学生相談室でも話せます。受験のことを含めて相談して構いません。
  • 途中で気持ちが変わることもあります。それ自体は自然なことで、判断を見直して構いません。

15受からなかった場合

先に考えておいてください。

1単位を取っていたそのまま続けられる
2落としていた留年の可能性
3休学していた復学の手続き
4再挑戦もう1年か
5判断事前に決めておく
この章の要点
  • 受からなかった場合にどうするかを、先に決めておいてください。
  • 単位を取っていればそのまま続けられますが、落としていれば留年の可能性があります。
  • この想定があるかどうかで、単位の方針も変わります。

受からなかった場合に今の大学で卒業するなら、その4年間も意味のあるものにできます。単位を確保しておく価値はあります。

この章の要点
  • 再挑戦するかどうかも、あらかじめ考えておいてください。もう1年続けるかの判断になります。
  • 今の大学で学びを深めるという選択も残ります。単位を確保しておけば、その道が開けています。
  • 結果が出るまで、両方の可能性を残しておいてください。

16受かった場合の手続き

期間が短いことがあります。

1退学現在の大学へ
2学費の精算時期による
3入学手続き期限がある
4奨学金届出が必要
5住まい変わる場合
この章の要点
  • 合格した場合、現在の大学の退学手続きが必要です。
  • 合格発表から入学手続きまでの期間は短いことがあります。
  • 学費の精算や奨学金の届出もあります。流れを事前に確認しておいてください。
  • 入学手続きには費用の納入が含まれます。期限までに用意できるかも確認してください。
  • 住まいが変わる場合、引っ越しの準備も必要です。時間と費用がかかります。
  • 退学の手続きには時間がかかることがあります。早めに窓口で流れを確認してください。
  • 合格後の流れを事前に把握しておくと、慌てずに済みます。
  • 退学の時期によって、学費の精算が変わることがあります。窓口で確認してください。

17決断の時期

早い方が有利です。

1春履修を決める前
2前期中まだ調整できる
3夏期間が短くなる
4秋以降準備が厳しい
5休学締切がある
この章の要点
  • 決断は早いほど有利です。履修を決める前なら、単位の方針も調整できます。
  • 休学を選ぶ場合、申請の締切があります。時期を逃すと次の学期まで待つことになります。
  • 秋以降に始めると、準備の期間が短くなります。
  • 始める時期が遅いほど、準備の期間が短くなります。逆算して判断してください。
  • 履修登録の時期は、方針を決める区切りになります。その前に判断できると動きやすくなります。
  • 決断を先延ばしにすると、どちらの準備も進まない状態が続きます。
  • 春の段階で判断できれば、1年間の計画が立てられます。

18途中でやめる判断

できます。

1両立できない優先を変える
2単位が危ない大学を優先
3体調休む
4気が変わったやめてよい
5手続き不要
この章の要点
  • 途中でやめることもできます。手続きは必要ありません。
  • 単位が危なくなったら、大学を優先するという判断もあります。
  • 体調を崩した場合は、休んでください。無理を続けると両方が成り立たなくなります。
  • やめることは失敗ではありません。状況を見て判断を変えるのは、合理的な対応です。
  • やめた後も、大学での学びは続きます。単位を確保していれば、影響は小さく済みます。
  • 途中でやめた場合も、勉強したことは残ります。無駄にはなりません。
  • 判断を変えることに、説明は要りません。誰かに報告する必要もありません。

19相談できる窓口

制度のことは聞けます。

1教務課単位・進級要件
2学生課休学・退学・学費
3奨学金の窓口継続・返還
4学生相談室気持ちの面
5保健管理センター体調
この章の要点
  • 単位や進級要件は教務課、休学や退学は学生課で確認できます。
  • 受験することを伝えなくても、制度の内容は聞けます。
  • 窓口の全体像は大学の学生課・教務課の使い方|どんな相談ができる?で扱っています。
  • 窓口では、受験することを伝えずに制度の説明だけを受けられます。
  • 体調に不安がある場合は、保健管理センターにも相談できます。
  • 窓口に行くことで、制度の詳細が分かり判断しやすくなります。

20考え方の基本

先に決めておくことが要点です。

1目的を確認他の道もある
2優先を決める単位か勉強か
3費用を計算総額で
4失敗時を想定先に決める
5体調を優先無理をしない

仮面浪人の難しさは、二つの目標が時間を奪い合う構造にあります。

だからこそ、優先順位を先に決めておいてください。決めないまま始めると、どちらも中途半端になります。

この章の要点
  • 本記事は、この選択を勧めるものでも否定するものでもありません。判断の材料として使ってください。
  • 決めるのは自分です。ただし、決める前に情報を揃えてください。
  • 情報を集める時間も、準備の一部です。急いで始めないでください。
  • そして、どの選択をしても、学ぶ機会がなくなるわけではありません。
  • 判断に必要なのは、時間・費用・失敗時の想定です。この3つを揃えてください。

21よくある質問

仮面浪人とは何ですか?

大学に在籍したまま別の大学を受験し直すことを指す通称です。制度としての枠組みはなく、大学への届出も不要です。支援も制約もないため、すべて自分で管理することになります。

何が一番大変ですか?

「大学の単位を取りながら受験勉強をする」という二重の負担です。授業に出れば勉強時間が減り、出なければ単位を落とす——この構造は避けられません。どちらを優先するかを最初に決めておく必要があります。

単位は取った方がいいですか?

受からなかった場合を想定して決めてください。今の大学に残る可能性があるなら単位は落とせず、負担は最大になります。取る量を絞る場合も、進級要件を満たせるかを教務課で確認してください。

休学した方がいいですか?

休学すれば時間は確保できますが、単位は取れず学年も進みません。費用の扱いも大学によって違います。また、申請には締切があります。どちらが適しているかは、受からなかった場合にどうするかによって変わります。

費用はどれくらいかかりますか?

在籍を続ける場合、現在の大学の学費がかかり続けます。それに加えて受験の検定料、交通費、教材費が必要です。合格すれば新たに入学金と学費がかかります。総額は状況によるため、先に計算してください。

奨学金はどうなりますか?

退学により扱いが変わります。返還が始まる時期が変わることもあり、新しい大学では改めて申請が必要です。扱いは制度によって違うため、必ず貸与・給付元の機関に確認してください。

周りに言った方がいいですか?

自由です。言わない場合、誘いを断る理由を毎回考えることになります。言う場合は、進捗を聞かれることもあります。どちらにも負担があるため、自分が過ごしやすい方を選んでください。

受からなかったらどうなりますか?

単位を取っていればそのまま続けられますが、落としていれば留年の可能性があります。休学していた場合は復学の手続きが必要です。この想定を先にしておくかどうかで、単位の方針も変わります。

いつまでに決めればいいですか?

早いほど有利です。履修を決める前なら単位の方針も調整でき、休学を選ぶ場合も申請の締切に間に合います。秋以降に始めると準備の期間が短くなります。

途中でやめてもいいですか?

できます。手続きは必要ありません。単位が危なくなったら大学を優先する、体調を崩したら休む——無理を続けると両方が成り立たなくなります。

22まとめ|優先順位を先に決めてください

難しさは、二つの目標が時間を奪い合う構造にあります。授業に出れば勉強時間が減り、出なければ単位を落とします。

この章の要点
  • まず目的を確認してください。学ぶ分野を変えたいだけなら、編入や転部の方が負担は小さくなります。
  • 確認すべきは4点。在籍か休学か、単位をどこまで取るか、費用の総額、受からなかった場合の進路。
  • 受からなかった場合を先に想定してください。残る可能性があるなら、単位は落とせません。

最後に。体調を崩してまで続けることではありません。不調が続く場合は、学生相談室や医療機関に相談してください。

この記事について:本記事は一般的な整理です。仮面浪人という制度が公的に存在するわけではなく、大学の在籍を続けながら受験することを指す通称です。本記事はこの選択を勧めるものでも、否定するものでもありません。また、合否や結果を保証・予測するものでもありません。在籍・休学・退学・学費の扱いは大学によって異なるため、必ず自分の大学の学生課・教務課および学則でご確認ください。奨学金については貸与・給付元の機関にご確認ください。気分の落ち込みが続く、眠れない、日常生活に支障が出ているなどの状態が続く場合は、学生相談室・保健管理センター、または医療機関に相談してください。