就活・キャリア 更新 2026.09.23 この記事にはPRを含みます

広告・メディア業界の調べ方|一次情報の集め方

結論

広告・メディア業界を調べるなら「つくられたものを実際に見る」「媒体ごとの業界団体」「会社の事業の構成」の3つから始めてください。広告も番組も記事も世に出ています。実際に見て何を感じたかが材料になります。業界団体は広告、放送、新聞、出版と媒体ごとにあります。放送局や出版社は複数の事業を持つため、セグメント情報で全体像を確かめてください。

17分読み終わるまで
19章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.23
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広告・メディア業界は、つくられたものが公開されている業界です。

広告も番組も記事も実際に見られます。これが最も確かな材料になります。

そして媒体ごとに業界団体があります。広告、放送、新聞、出版——それぞれ別です。

この記事では、この業界の情報源と、その使い方を整理します。

この記事について:本記事は情報の集め方の一般的な整理です。挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。会社名や作品名は探し方の例として挙げたもので、推奨や順位づけではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。

この記事を7枚で

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この業界で使える…つくられたものを…媒体ごとの業界団体公的機関の資料会社の資料の読み…この記事

この記事の流れ

広告・メディア業界の調べ方

広告・メディア業界を調べるなら「つくられたものを実際に見る」「媒体ごとの業界団体」「会社の事業の構成」の3つから始めてください。

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つくられたものが公開されています他の業界にはない強みです。実際に見て感じたことが材料になります。
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関連する記事業界の構造は広告・メディア業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は広告・メデ…

この業界で使える情報源

まずこの3つから始めてください。

他の業界にはない強みです。実際に見て感じたことが材料になります。業界の構造は広告・メディア業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は広告・メディア業界の職種|仕事内容の調べ方、選考は広告・メディア業界の選考|案内…

1
実際に見てから資料を読んでくださいつくられたものを知らずに会社の資料を読んでも、ぴんと来ません。
2
なぜ良いと思ったかまで考えてください褒めるだけでは足りません。何が良いと感じ、なぜそう思ったか。
3
クレジットから会社を辿れます番組や映像の最後に制作に関わった会社が表示されることがあります。
4
広告は出し手も見てくださいその広告をどの企業が出しているか。広告会社がどんな業種と仕事をしているかの…

つくられたものを見る

この業界の強みです。

つくられたものを知らずに会社の資料を読んでも、ぴんと来ません。褒めるだけでは足りません。何が良いと感じ、なぜそう思ったか。ここが志望動機の中心になります。

1
会員の一覧から会社が探せますとくに制作会社は一般に知られていないことが多く、名簿が役に立ちます。
2
広告に関する統計があります広告の費用に関する統計を公表していることがあります。
3
表現に関する指針があります広告や放送には表現に関する決まりや指針があります。
4
用語の解説がある場合があります業界の言葉が分からないと資料が読めません。

媒体ごとの業界団体

媒体ごとに別の団体があります。

とくに制作会社は一般に知られていないことが多く、名簿が役に立ちます。広告の費用に関する統計を公表していることがあります。分野の動きを知る材料になります。

1
白書はメディアの分野の整理に向きます情報通信の分野を扱う白書に、メディアに関する整理が含まれることがあります。
2
放送には制度の枠組みがあります放送に関する決まりは所管する省庁で公表されています。
3
広告に関わる制度もあります表示に関する決まりなど、広告に関わる制度があります。
4
著作権に関する制度も関わりますつくったものの権利に関する決まりがあります。この業界の仕事に直接関わります。

公的機関の資料

分野の整理と制度が分かります。

情報通信の分野を扱う白書に、メディアに関する整理が含まれることがあります。放送に関する決まりは所管する省庁で公表されています。制度は改正されることがあります。

1
放送局や出版社は複数の事業を持ちます番組や紙面だけでなく、イベント、不動産、配信、権利の活用などの事業があるこ…
2
セグメント情報で全体像が分かります何で成り立っている会社か。本業以外の比重を確かめてください。
3
広告会社はクライアントの業種を見てくださいどんな業種の広告主と仕事をしているか。会社の得意な領域が分かります。
4
中期経営計画を読んでください配信やイベント、権利の活用——どこを伸ばそうとしているかが分かります。

会社の資料の読みどころ

本業以外の事業も見てください。

番組や紙面だけでなく、イベント、不動産、配信、権利の活用などの事業があることがあります。何で成り立っている会社か。本業以外の比重を確かめてください。

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まずこの3つから始めてください。この業界で使える情報源
2
この業界の強みです。つくられたものを見る
3
媒体ごとに別の団体があります。媒体ごとの業界団体
4
分野の整理と制度が分かります。公的機関の資料

まとめ

この記事の要点

広告も番組も記事も世に出ています。実際に見て何を感じたかが材料になります。業界団体は広告、放送、新聞、出版と媒体ごとにあります。

記事を読む

第1部 この業界で使える情報源

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01この業界で使える情報源

まずこの3つから始めてください。

①つくられたものを見る広告・番組・記事が世に出ている②媒体ごとの業界団体広告/放送/新聞/出版③会社の事業の構成本業以外の事業も持っているこの3つから始めてください

広告・メディア業界の3つの情報源。

1つくられたもの広告、番組、記事、書籍
2媒体ごとの業界団体会員の一覧、分野の統計
3会社の事業の構成本業以外の事業
4情報通信に関する白書メディアの分野の整理
5受賞や発表の記録どんな仕事が評価されたか
6クレジットの表示制作に関わった会社

つくられたものが公開されています

他の業界にはない強みです。実際に見て感じたことが材料になります。

関連する記事

業界の構造は広告・メディア業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は広告・メディア業界の職種|仕事内容の調べ方、選考は広告・メディア業界の選考|案内から流れを読む、条件は広告・メディア業界の求人票|確認する項目で整理しています。

02つくられたものを見る

この業界の強みです。

1広告何を伝えようとしているか
2番組誰に向けてつくられているか
3記事・紙面何を取り上げているか
4書籍・雑誌どんな読者を想定しているか
5配信のサービスどんな仕組みで届けているか

実際に見てから資料を読んでください

つくられたものを知らずに会社の資料を読んでも、ぴんと来ません。

なぜ良いと思ったかまで考えてください

褒めるだけでは足りません。何が良いと感じ、なぜそう思ったか。ここが志望動機の中心になります。

クレジットから会社を辿れます

番組や映像の最後に制作に関わった会社が表示されることがあります。知らない会社が見つかります。

広告は出し手も見てください

その広告をどの企業が出しているか。広告会社がどんな業種と仕事をしているかの手がかりになります。

受賞や発表の記録を見てください

どんな仕事が評価されているかが公表されていることがあります。

記録してください

何を見て、何を感じたか。面接で使える材料になります。

03媒体ごとの業界団体

媒体ごとに別の団体があります。

1広告に関する団体会員の一覧、広告に関する統計や指針
2放送に関する団体放送の分野の情報、会員の一覧
3新聞に関する団体新聞の分野の統計、会員の一覧
4出版に関する団体出版の分野の情報
5制作の分野の団体制作会社の名簿
6インターネット広告の団体その分野の情報

会員の一覧から会社が探せます

とくに制作会社は一般に知られていないことが多く、名簿が役に立ちます。

広告に関する統計があります

広告の費用に関する統計を公表していることがあります。分野の動きを知る材料になります。

表現に関する指針があります

広告や放送には表現に関する決まりや指針があります。団体が公表していることがあります。

用語の解説がある場合があります

業界の言葉が分からないと資料が読めません。解説のページがあれば先に読んでください。

団体の立場を意識してください

団体の資料はその業界の立場から書かれています。公的機関の資料と合わせて読むとよいでしょう。

団体名は自分で確認してください

団体の名称や公表している資料は変わることがあります。検索して最新のものを確認してください。

04公的機関の資料

分野の整理と制度が分かります。

1情報通信に関する白書所管する省庁
2放送に関する制度所管する省庁
3広告に関わる制度所管する機関
4著作権に関する制度所管する機関
5上場企業の提出書類公的な情報開示の仕組み

白書はメディアの分野の整理に向きます

情報通信の分野を扱う白書に、メディアに関する整理が含まれることがあります。

放送には制度の枠組みがあります

放送に関する決まりは所管する省庁で公表されています。制度は改正されることがあります。

広告に関わる制度もあります

表示に関する決まりなど、広告に関わる制度があります。所管する機関で確認してください。

著作権に関する制度も関わります

つくったものの権利に関する決まりがあります。この業界の仕事に直接関わります。

概要版から読んでください

本文が長い資料では、概要版が出ていることがあります。そこから入ると読みやすくなります。

統計は更新されます

いつの統計かを必ず確認してください。この分野は変化が速いとされます。

05会社の資料の読みどころ

本業以外の事業も見てください。

1セグメント情報本業以外にどんな事業があるか
2事業の紹介ページそれぞれの事業の中身
3中期経営計画伸ばそうとしている領域
4事業等のリスク会社が挙げる不確実性
5採用ページ職種ごとの仕事の紹介

放送局や出版社は複数の事業を持ちます

番組や紙面だけでなく、イベント、不動産、配信、権利の活用などの事業があることがあります。

セグメント情報で全体像が分かります

何で成り立っている会社か。本業以外の比重を確かめてください。

広告会社はクライアントの業種を見てください

どんな業種の広告主と仕事をしているか。会社の得意な領域が分かります。

中期経営計画を読んでください

配信やイベント、権利の活用——どこを伸ばそうとしているかが分かります。

制作会社は資料が少ないことがあります

その場合は会社のサイトと制作の実績が中心の材料になります。

2社を並べてください

同じ種類の会社でも、つくるものの傾向が違います。その違いが志望動機になります。

第2部 会社が出す資料

06会社が出している資料

会社自身が出したものが、いちばん確かな材料です。

資料 分かること
有価証券報告書 事業の内容、セグメント、従業員の状況、事業等のリスク
決算説明資料 その期に何が起きたか、会社がどう説明しているか
中期経営計画 これから何をしようとしているか
統合報告書・サステナビリティ報告 会社が大事にしていること、取り組み
会社のサイト 事業の紹介、拠点の一覧、沿革
採用ページ 職種、募集要項、働く人の紹介

上場している会社は資料が多くなります

有価証券報告書は公的な仕組みで公表されています。誰でも読めます。

つくられたものが公開されています

広告も番組も記事も世に出ています。実際に見るのが最も確かな材料です。

上場していない会社はどう調べるか

会社のサイト、採用ページ、業界団体の名簿、公的機関の公表資料。使える材料はあります。

就活サイトの情報は二次の情報です

まとめられた情報は分かりやすい代わりに、古かったり要約で落ちていたりします。元の資料にあたってください。

07有価証券報告書のどこを読むか

全部読む必要はありません。

1事業の内容何をしている会社か
2セグメント情報どの分野を手がけているか
3従業員の状況どの分野に人を置いているか
4事業等のリスク会社自身が挙げている不確実性
5設備の状況どこに拠点や設備があるか
6関係会社の状況どんな会社を持っているか

まず「事業の内容」と「セグメント情報」を読んでください

この2つでその会社が何をしているかの輪郭が分かります。

セグメント情報で本業以外の事業が分かります

放送局や出版社は複数の事業を持っていることがあります。

「事業等のリスク」は志望動機の材料になります

会社自身が何を不確実だと考えているかが書かれています。面接で話すときの材料になります。

数字を暗記する必要はありません

覚えるのではなく、構造を理解するために読んでください。

08中期経営計画と決算説明資料

これからの方向が書かれています。

1中期経営計画何を伸ばし、何を変えようとしているか
2決算説明資料その期に何が起きたと会社が説明しているか
3説明会の資料・動画公開している会社がある
4過去の計画前の計画と比べると変化が見える

「なぜこの会社か」の材料になります

同じ業界の2社の計画を並べると、力を入れている領域の違いが見えます。

伸ばす領域が書かれます

配信、イベント、権利の活用——会社の向かう先が分かります。

言葉をそのまま使わないでください

計画に書かれた言葉をなぞるだけでは読んだことの証明にしかなりません。自分がどう思ったかまで用意してください。

公開されていない会社もあります

その場合は会社のサイトや採用ページから読み取ってください。

09採用ページと会社のサイト

見落とされがちですが、情報が詰まっています。

1職種の紹介どんな仕事があるか
2働く人の紹介日々の仕事の様子
3募集要項職種、勤務地、条件
4よくある質問会社が想定している疑問
5拠点の一覧どこに行きうるか
6沿革どう成り立ってきた会社か

拠点の一覧は必ず見てください

勤務地の記載を読むときの前提になります。

職種ごとの紹介を読んでください

営業と制作では仕事がまったく違います。

働く人の紹介は職種ごとに読んでください

同じ会社でも職種によって仕事が違います。複数の職種の紹介を読むと像が立ちます。

募集要項の読み方は別記事で

条件の確認については募集要項の読み方|見落としやすい項目を確認するで扱っています。

第3部 公的機関と業界団体

10公的機関が出している情報

業界全体の輪郭は、ここで分かります。

1省庁の統計業界の規模や動きに関する数字
2白書分野ごとの整理と課題
3審議会などの資料制度の検討の経過
4制度の案内法令や制度の内容
5公的な情報開示の仕組み上場企業の提出書類

制度のことは必ず公的機関で確認してください

制度は改正されることがあります。まとめ記事ではなく、一次の情報で確認するのが確実です。

情報通信に関する白書と統計があります

メディアの分野の整理が所管する省庁から公表されています。

白書は業界の全体像をつかむのに向きます

分野ごとの整理と、いま何が課題とされているかが書かれています。

読むのが大変なら要約から

公的機関が概要版を出していることがあります。そこから入ってください。

11業界団体の資料

その業界の内側からの整理です。

1統計業界全体の動き
2会員の名簿どんな会社があるか
3調査や報告書業界の課題や取り組み
4用語の解説専門の言葉の意味
5制度に関する説明業界に関わる決まり

会員の名簿は会社を探すのに使えます

知らない会社を見つけるいちばん確実な方法です。専門の分野ほど有効です。

媒体ごとに団体があります

広告、放送、新聞、出版——媒体ごとに別の団体があります。

用語の解説から読むと早いことがあります

業界の言葉が分からないと資料が読めません。用語の解説があれば先に読んでください。

誰が出した資料かを意識してください

団体が出すものには、その業界にとっての見え方が反映されます。公的機関の資料と両方を見ると偏りが減ります。

12資料の探し方

探し方を覚えると早くなります。

1会社の資料会社のサイトの投資家向けのページ
2有価証券報告書公的な情報開示の仕組みで検索する
3業界の統計所管する省庁のサイト、業界団体のサイト
4制度の内容所管する省庁のサイト
5会社の一覧業界団体の会員名簿
6用語の意味業界団体や公的機関の解説

会社のサイトの投資家向けページを見てください

上場している会社では、決算や計画の資料がまとめて置かれています。

クレジットから会社を辿れます

番組や映像の制作に関わった会社が表示されることがあります。

大学の図書館も使えます

業界に関する書籍や、有料の情報源が使える場合があります。司書に聞いてください。

分からないときはキャリアセンターへ

調べ方そのものを相談できる相手です。

132社を並べて読む

1社だけ読んでも、違いは見えません。

1セグメント情報手がけている分野の違い
2中期経営計画これから伸ばそうとしている領域の違い
3事業等のリスク何を不確実だと考えているかの違い
4拠点の一覧どの地域に強いか
5採用ページどんな人を求めているか

同じ業界の同じような規模の会社で比べてください

前提が違いすぎると比べても意味がありません。

同じ種類の会社どうしで比べてください

広告会社と放送局では前提が違います。同じ種類にそろえてください。

違いが「なぜこの会社か」の答えになります

「A社は○○に力を入れ、B社は△△に力を入れている」——この形で言えると具体になります。

表にして並べてください

頭の中で比べると印象で判断してしまいます。項目を決めて書き出してください。

第4部 調べたことの扱い方

14一次の情報と二次の情報

この区別を持っておいてください。

1一次の情報会社が出した資料、公的機関の公表資料、法令の条文
2二次の情報まとめ記事、就活サイトの解説、ランキング
3人から聞いた話説明会、社員の話。その人の経験に基づく

二次の情報が悪いわけではありません

全体をつかむにはまとめられた情報が役に立ちます。ただし、そこで止めないでください。

評判や話題の話は出どころを確認してください

何が話題かという情報は出どころによって変わります。

出どころを確認する癖をつけてください

読んだ内容がどこから来たものか。元の資料にあたれるかを確認してください。

人から聞いた話はその人の経験です

貴重な情報ですが、会社全体の話とは限りません。複数の人に聞くと偏りが減ります。

古い情報に注意してください

いつの情報かを必ず確認してください。制度も会社の状況も変わります。

15調べたことを記録する

あとで使える形にしてください。

1出どころあとで確認し直せる
2いつの情報か古くなっていないか分かる
3自分が何を思ったか志望動機の材料になる
4分からなかったこと説明会で聞く候補になる
5会社ごとの比較違いが見える

自分が何を思ったかを書いてください

資料の内容だけ写しても、面接では使えません。読んで何を感じたかが材料になります。

媒体ごとに記録を分けてください

広告、放送、新聞、出版、インターネット——媒体ごとに整理すると使いやすくなります。

分からなかったことを残してください

調べても分からなかったことが、説明会で聞くべきことになります。

会社ごとに同じ項目を埋めてください

項目をそろえると違いがはっきりします。

16調べたことをどう使うか

調べて終わりにしないでください。

1志望動機2社の違いを踏まえて、なぜこの会社かを言う
2説明会での質問調べても分からなかったことを聞く
3面接での受け答え読んだ資料に触れて、自分の考えを言う
4応募先を選ぶ知らなかった会社を見つける
5条件の確認募集要項と合わせて読む

資料の言葉をなぞらないでください

書かれていることを言うだけでは、読んだことの証明にしかなりません。

それを読んで自分が何を考えたかまで言えると、話が変わります。

見たものについて考えを持ってください

何を見て、なぜ良いと思ったか。ここまで言えると話が深くなります。

知らない会社を見つける道具でもあります

業界団体の名簿や取引先の一覧から、選択肢が広がります。

調べすぎて動けなくならないでください

ある程度調べたら、説明会に行く、人に聞く。動いたほうが分かることもあります。

17やらない方がいいこと

調べ方でとくに起きやすい失敗です。

やりがちなこと なぜ問題か
つくられたものを見ずに資料を読む ぴんと来ないまま読むことになる
「好きです」で止める なぜ良いと思ったかまで考える
本業以外の事業を見ない 会社の全体像を外す
制作会社を見ない 名簿やクレジットから探せる
話題かどうかで判断する 出どころによって変わる情報
古い統計を使う この分野は変化が速いとされる

クレジットを見る癖をつけてください

番組や映像に制作に関わった会社が表示されることがあります。

調べ方そのものを相談できます

大学のキャリアセンターや図書館の司書は、探し方を教えてくれる相手です。

18よくある質問

何から調べ始めればいいですか?

つくられたものを実際に見ること、媒体ごとの業界団体、会社の事業の構成の3つです。広告も番組も記事も世に出ているので、まず見てから資料を読んでください。

つくられたものを見るときは何を考えますか?

広告なら何を伝えようとしているか、番組なら誰に向けてつくられているか、記事なら何を取り上げているかです。褒めるだけでは足りず、何が良いと感じ、なぜそう思ったかまで考えてください。ここが志望動機の中心になります。

制作会社はどう探せばいいですか?

番組や映像の最後に制作に関わった会社が表示されることがあります。制作の分野の業界団体に名簿があることもあります。一般に知られていない会社が多いので、名簿やクレジットが役に立ちます。

広告会社はどう調べますか?

その広告をどの企業が出しているかを見ると、広告会社がどんな業種と仕事をしているかの手がかりになります。受賞や発表の記録が公表されていることもあります。会社のサイトの実績のページも見てください。

業界団体はどこを見ればいいですか?

広告、放送、新聞、出版、制作、インターネット広告と媒体ごとに団体があります。会員の一覧から会社が探せ、広告の費用に関する統計を公表していることもあります。表現に関する決まりや指針が公表されていることもあります。

公的機関ではどんな情報が得られますか?

情報通信の分野を扱う白書にメディアに関する整理が含まれることがあります。放送に関する制度は所管する省庁、広告の表示に関わる制度は所管する機関、著作権に関する制度は所管する機関で公表されています。

著作権についても知っておくべきですか?

つくったものの権利に関する決まりがあり、この業界の仕事に直接関わります。細部を覚える必要はありませんが、枠組みがあるという理解はあったほうがいいでしょう。制度は所管する機関で確認してください。

本業以外の事業とは何ですか?

放送局や出版社は、番組や紙面だけでなくイベント、不動産、配信、権利の活用などの事業を持っていることがあります。セグメント情報で何で成り立っている会社かを確かめてください。

制作会社は資料が少ないのですが?

上場していない会社も多く、その場合は会社のサイトと制作の実績が中心の材料になります。クレジットから辿って会社のサイトを見るのが現実的な方法です。

話題かどうかで判断してはいけませんか?

何が話題かという情報は出どころによって変わります。自分が実際に見て感じたことのほうが、面接では話しやすい材料になります。

2社を比べるときは何を見ればいいですか?

つくられたものの傾向、セグメント情報、中期経営計画、事業等のリスク、採用ページです。広告会社と放送局では前提が違うので、同じ種類にそろえてください。

調べたことをどう使えばいいですか?

何を見て、なぜ良いと思ったかまで言えると話が深くなります。資料の言葉をなぞるだけでは読んだことの証明にしかなりません。見たものについての考えを記録しておいてください。

19まとめ|つくられたもの・団体・事業の構成

広告・メディア業界を調べるなら、つくられたものを実際に見ること、媒体ごとの業界団体、会社の事業の構成の3つから始めてください。

この章の要点
  • つくられたものが公開されています。他の業界にはない強みです。
  • なぜ良いと思ったかまで考えてください。そこが志望動機の中心になります。
  • クレジットから会社を辿れます。制作会社を見つける手がかりです。
  • 放送局や出版社は複数の事業を持ちます。セグメント情報で全体像を確かめてください。
  • 媒体ごとに団体があります。会員の一覧から会社が探せます。

最後に。挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。

この記事について:本記事は業界の構造と調べ方を整理するための一般的な案内です。登場する社名は情報の集め方の一般的な整理であり、推奨・順位付け・優劣の評価ではありません。また、網羅した一覧でもありません。売上、シェア、年収、従業員数などの数値と、企業の将来性については本記事では扱っていません。数値は各社の有価証券報告書・決算説明資料や業界団体・官庁の公表資料で、募集の内容は各社の募集要項でご確認ください。有価証券報告書の章構成は年度や会社によって異なることがあります。就職のしやすさ、採用の見通し、向き不向きについても判断していません。本記事で挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。会社名や作品名は探し方の例として挙げたもので、推奨や順位づけではありません。労働条件の取り扱いに疑問がある場合は労働局の総合労働相談コーナー(無料・全国・予約なしで利用できる場合があります)に、法令の解釈は弁護士にご相談ください。
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