内定の連絡を受けたとき|返事までにすること
期限を確認してから考えてください。確認するのは五つ。①返事の期限 ②書面が示されているか ③条件の記載 ④返事の方法 ⑤他社の予定——この五点です。期限が分からないまま考えると、時間の使い方が決まりません。なお、承諾や辞退の法的な効力について本記事では一切判断せず、法的助言も行いません。条件は示された書面でご確認ください。
まず期限を確認してください。
連絡を受けた直後は、返事の期限が分からないまま考えることになります。
期限が分かれば、使える時間が決まります。
この記事では、返事までに確認する項目を整理します。
この記事を7枚で
1 / 701まず期限を確認
使える時間が決まります。
- まず、返事の期限を確認してください。
- 日付だけでなく、時刻の指定があるかも確認してください。
- 期限が分かれば、何日使えるかが決まります。
- すぐに予定表へ記録してください。
- 期限が分からないまま考えると、判断も進みません。
期限を最初に確認するのは、そこから逆算して作業を並べられるためです。期限が三日先なのか、二週間先なのかで、できることが変わります。他社の結果を待てるかどうかも、期限から決まります。逆に、期限を確認しないまま考え始めると、いつまでに何をすべきかが決まらず、時間だけが過ぎます。日付と時刻を確認したら、すぐ予定表に記録してください。
なお、連絡を受けた直後は判断が難しいこともあります。期限さえ分かっていれば、落ち着いてから考えられます。
なお、期限が短く設定されている場合もあります。その場合も、確認すべき項目は変わりません。順に進めてください。
02確認する五点
順に見てください。
- 確認するのは期限・書面・条件・方法・他社の予定の五点です。
- この五点が分かれば、判断の材料が揃います。
- 記載がない項目は、推測しないでください。
- 不明な点は応募先に確認してください。
- 確認は事務的な確認事項です。
五点を確認する順序は、期限が先、他社の予定が最後になります。期限が分からなければ、他社の結果を待てるかも判断できません。書面と条件は、判断そのものの材料です。返事の方法は、出す段階で必要になります。この順に見ていけば、確認の途中で戻る必要がなくなります。
五点の確認は、書面が揃っていれば一時間もかかりません。時間がかかるのは、記載がない項目を確認する部分です。
確認した結果は、一枚にまとめておくと判断しやすくなります。項目ごとに記載の有無を書けば足ります。
03書面が示されているか
確認してください。
- 条件が書面で示されているか確認してください。
- まだ示されていない場合、いつ示されるかを確認できます。
- 口頭の説明だけでは、内容が残りません。
- 受け取った書面は保管してください。
- 書面の確認は労働条件通知書|いつ何を確認するかで扱っています。
条件が書面で示されているかどうかは、後から内容を確認できるかに関わります。口頭の説明だけでは、何を聞いたかが記憶に残るだけです。まだ示されていない場合、いつ示されるかを確認できます。受け取った書面は保管してください。労働条件の取り扱いに疑問が生じたとき、書面がないと確認のしようがありません。
書面の名称は企業によって異なります。名称ではなく、記載されている内容を確認してください。
書面が電子で示される場合もあります。その場合も、内容を保存して手元に残してください。
04条件の記載
記載を読んでください。
- 示された書面の記載を読んでください。
- 業務、勤務地、時間、給与などの項目があります。
- 記載の意味が分からない場合は、応募先に確認してください。
- 本記事では条件の妥当性や良し悪しを一切評価しません。
- 各項目は募集要項の読み方|見落としやすい項目を確認するで扱っています。
書面に記載された項目を読んでください。分からない表現があれば、応募先に確認できます。確認は事務的な範囲で済みます。なお、本記事では条件の妥当性や良し悪しを一切評価しません。何を重視するかは人によって異なり、外から判断できるものではないためです。判断に迷う場合は大学のキャリアセンターで相談できます。
分からない表現があった場合、その場で調べるより応募先に確認する方が確実です。一般的な説明が当てはまるとは限りません。
記載を読む際は、分からない部分に印をつけてください。後でまとめて確認できます。
05返事の方法
指定を確認してください。
- 返事の方法が指定されている場合は、その方法に従ってください。
- 書式の指定がある場合もあります。
- 宛先も確認してください。
- 送った内容は控えを残してください。
- 郵送の場合、到着までの日数も見込んでください。
返事の方法が指定されている場合、その方法以外で送ると受理されないことがあります。書式の指定がある場合も同様です。郵送の場合は、到着までの日数を見込んでください。期限が「必着」なのか「消印有効」なのかで、送る時期が変わります。記載を確認してください。
返事の方法が複数示されている場合、どれを選んでも構いません。ただし、控えが残る方法の方が後から確認できます。
06他社の予定
並べて見てください。
- 進行中の選考があるか確認してください。
- その結果が期限までに出るかを確認します。
- 間に合わない場合、その前提で判断することになります。
- すべてが揃ってから決められるとは限りません。
- 管理の仕方は選考管理の作り方|進み具合を一覧にするで扱っています。
進行中の選考がある場合、その結果が期限までに出るかを確認してください。出ない場合、その分は判断の材料から外れます。すべてが揃ってから決められるとは限りません。並べて見れば、どこまでが材料になるかが分かります。管理の一覧があれば、この確認は短時間で済みます。
なお、他社に結果の時期を確認できる場合もあります。確認できるかどうかは応募先によります。
期限までに結果が出ない選考については、その旨を記録しておいてください。後から経緯が分かります。
07期限の記載がないとき
確認してください。
- 期限の記載がない場合は、応募先に確認してください。
- 推測して待つと、意図せず遅れることがあります。
- 確認は事務的な範囲で構いません。
- 回答は記録してください。
- 放置しないでください。
期限の記載がない場合、推測して待つと意図せず遅れることがあります。応募先に確認してください。「いつまでにお返事すればよろしいでしょうか」と聞けば足ります。事務的な確認事項です。回答は記録してください。放置すると、先方も判断できません。
期限を確認する連絡は、受け取った経路で返せば足ります。改まった形式にする必要はありません。
なお、期限の確認と同時に、返事の方法も聞いておくと二度手間になりません。まとめて確認してください。
08期限を延ばせるか
確認はできます。
- 期限の延長について、確認すること自体はできます。
- 応じられるかどうかは企業によって異なります。
- 確認する場合は、期限より前にしてください。
- 伝えるのは事実です。
- 本記事では延長の可否を一切判断できません。
期限の延長を確認すること自体はできます。ただし、応じられるかどうかは企業によって異なり、本記事では判断できません。確認する場合は期限より前にしてください。期限を過ぎてから申し出るのは、延長の相談ではなく遅延の連絡になります。伝えるのは事実です。
延長が認められない場合も、その事実が分かれば判断できます。確認自体に意味があります。
なお、延長を確認する際も、理由を詳しく説明する必要はありません。確認したい旨を伝えれば足ります。
09記載がない項目
推測しないでください。
- 記載がない項目について、推測しないでください。
- 一般的な説明を当てはめても、その企業に当てはまるとは限りません。
- 確認は返事を出す前に行ってください。
- 返事の後では、前提が変わっていたと分かっても対応が難しくなります。
- 回答は記録してください。
記載がない項目を推測すると、その推測を前提に判断することになります。前提が違っていた場合、判断の根拠も変わります。確認は返事を出す前に行ってください。返事の後で前提の違いが分かっても、対応が難しくなります。回答は記録し、書面と一緒に保管してください。
確認したい点が複数ある場合は、書き出してから聞いてください。聞き漏らしが減ります。
確認の回答に時間がかかる場合、期限との関係を先方に伝えることもできます。事実を伝えれば足ります。
10問い合わせる
事務的な確認です。
- 不明な点は応募先に問い合わせてください。
- 複数ある場合は、まとめて聞くと一度で済みます。
- 回答に時間がかかることもあるため、期限に余裕を持ってください。
- 回答は記録し、連絡と一緒に保管してください。
- 確認することは、不自然なことではありません。
問い合わせる際は、確認したい点をまとめてください。複数回に分けて聞くより、一度で済みます。回答に時間がかかることもあるため、期限に余裕を持って問い合わせてください。回答は記録し、連絡と一緒に保管してください。確認することは不自然ではありません。
問い合わせた記録は、回答と併せて残してください。後から確認が必要になることがあります。
なお、問い合わせの宛先が分からない場合は、連絡を受けた経路で聞けば案内されます。
11その場で即答しない
持ち帰れます。
- 電話などで連絡を受けた場合、その場で即答する必要はありません。
- 「確認して改めて連絡します」と伝えられます。
- その際に期限を確認してください。
- やり取りの内容は記録してください。
- 判断は落ち着いてから行ってください。
電話などで連絡を受けた場合、その場で答えを求められることがあります。即答する必要はありません。「確認して改めてご連絡します」と伝えられます。その際に期限を確認してください。やり取りの内容は通話後すぐに記録してください。判断は落ち着いてから行ってください。
その場で答えを求められても、持ち帰ることは不自然ではありません。確認したい点があると伝えれば足ります。
通話後の記録は、覚えている範囲で構いません。時間が経つほど細部が変わります。
12効力は判断しない
本記事では扱いません。
- 承諾や辞退の法的な効力、取り消しの可否について本記事では一切判断・断定しません。
- 判断には個別の事情の検討が必要です。
- 本記事は法的助言を行うものではありません。
- 法令の解釈が必要な場合は弁護士にご相談ください。
- 労働条件の取り扱いは労働局の総合労働相談コーナーにご相談いただけます。
承諾や辞退の法的な効力、取り消しの可否については、個別の事情の検討が必要です。本記事では一切判断・断定せず、法的助言も行いません。法令の解釈が必要な場合は弁護士にご相談ください。労働条件の取り扱いに疑問がある場合は、労働局の総合労働相談コーナーにご相談いただけます。
なお、書面に記載された内容と口頭の説明が食い違う場合も、その事実を記録してください。相談の材料になります。
取り扱いに疑問が生じた時点で相談できます。決める前でも後でも構いません。
13相談してから決める
材料を持って行ってください。
- 判断に迷う場合は大学のキャリアセンターで相談できます。
- 連絡の文面と書面を持って行くと、具体的になります。
- 相談は、確認点を整理する場として使えます。
- 決めるのは自分です。
- 相談は期限より前にしてください。
判断に迷う場合、大学のキャリアセンターで相談できます。連絡の文面と書面を持って行くと、確認点の整理ができます。相談は判断を代わりにしてもらう場ではありません。材料を整理する場として使ってください。相談は期限より前に済ませてください。
相談の予約が取りにくい時期もあります。期限が近い場合は、早めに予約してください。
相談の際に持って行く材料は、連絡の文面と書面、そして確認したい点を書き出したものです。
14記録しておく
後で必要になります。
- 連絡を受けた日、書面、確認した内容、出した返事を記録してください。
- 口頭のやり取りは、特に残しておいてください。
- 後から内容を確認する必要が出ることがあります。
- 保管は一か所にまとめてください。
- 記録は後から作れません。
連絡を受けた日、受け取った書面、確認した内容と回答、出した返事——この四つを記録してください。口頭のやり取りは記憶だけでは正確に残りません。後から内容を確認する必要が出ることがあります。保管は一か所にまとめてください。記録は後から作れません。
記録の形式は、日付と内容が並ぶ形で十分です。凝った形式にする必要はありません。
複数社と並行している場合は、社名ごとに分けて保管してください。内容が混ざります。
15返事を出す
期限内に出してください。
- 返事は期限内に出してください。
- 方法が指定されている場合は、その方法に従ってください。
- 伝えるのは事実です。
- 出した内容の控えを残してください。
- 郵送やメールの場合、届いたかどうかも確認できます。
返事は期限内に出してください。方法が指定されている場合はその方法に従い、出した内容の控えを残してください。郵送やメールの場合、届いたかどうかも確認できます。期限の直前に出すと、不着や遅延に対応できません。余裕を持って出してください。
返事を出した後、届いたかどうかを確認できる場合は確認してください。不着に気づくのが早くなります。
期限の直前ではなく、余裕を持って出してください。手続きに時間がかかる場合があります。
16返事の後
連絡を確認してください。
- 返事の後、今後の案内が届くことがあります。
- 書類の提出や日程の指示が含まれる場合があります。
- 届いた内容はそのつど確認してください。
- 他社の選考を整理する必要がある場合もあります。
- 辞退の手順は内定辞退の連絡|手順の確認で扱っています。
返事の後、今後の案内が届くことがあります。書類の提出や日程の指示が含まれる場合があります。届いた内容はそのつど確認してください。他社の選考を整理する必要がある場合もあります。辞退の連絡が必要な先があれば、早めに対応してください。
届いた案内に期限が含まれている場合は、その期限も予定表に記録してください。
返事の後に届いた案内も、記録と同じ場所に保管してください。一連の経緯が追えます。
17第三者の情報
確認できません。
- 第三者が書いた情報の正確性を本記事では確認できません。
- 手続きも条件も企業によって異なります。
- 法的な判断は個別の事情によって変わります。
- 基準にできるのは、自分に示された書面と連絡です。
- 裏が取れない情報で判断しないでください。
第三者が書いた情報は、いつのどの企業の話かが分かりません。手続きも条件も企業によって異なり、法的な判断は個別の事情によって変わります。基準にできるのは、自分に示された書面と連絡だけです。裏が取れない情報で判断しないでください。
なお、同じ企業についての情報でも、年度や職種が違えば内容が異なります。参考の範囲にとどめてください。
確認できる材料が限られている場合も、推測で埋めないでください。確認するか、分からないまま扱うかのどちらかです。
18やらない方がいいこと
いくつかあります。
- 期限を確認しないまま考えないでください。
- その場で即答しないでください。持ち帰れます。
- 記載がない項目を推測しないでください。
- 返事を放置しないでください。意図せず遅れます。
ここに挙げた項目のうち、影響が大きいのは期限を確認しないことと、返事を放置することです。どちらも、意図しない結果につながります。期限を確認し、記録し、期限内に返事を出す——この三つを守れば、手続き上の問題は避けられます。控えを残すことも忘れないでください。
控えを残す作業は数秒で済みます。送信済みのフォルダを確認するだけでも足ります。
19相談できる窓口
内容で分かれます。
- 期限と条件の記載は応募先企業にご確認ください。
- 確認点の整理は大学のキャリアセンターで相談できます。
- 労働条件の扱いに疑問が残る場合は労働局の総合労働相談コーナーが相談先になります。
- 法令の解釈は弁護士にご相談ください。
窓口はそれぞれ扱う範囲が決まっています。期限と条件の記載は応募先企業、確認点の整理はキャリアセンター、労働条件の取り扱いは労働局、法令の解釈は弁護士です。負担が続く場合は学生相談窓口にご相談いただけます。受付時間や利用条件は各案内でご確認ください。
どこに相談するか迷う場合は、まず大学のキャリアセンターに持って行くと、適切な窓口を案内されることがあります。
20考え方の基本
期限から逆算してください。
- まず期限を確認し、そこから逆算してください。
- 見るのは期限・書面・条件・方法・他社の予定の五項目です。
- 記載がない項目は応募先に確認してください。
そして、承諾や辞退の法的な効力について本記事では一切判断していません。専門の窓口にご相談ください。
期限を確認し、五点を見て、記載がない点を確認し、期限内に返事を出す——この流れで進めてください。判断に必要な材料は、この過程で揃います。揃わないのは、法的な効力に関する部分です。それは個別の検討が必要であり、本記事では判断していません。専門の窓口にご相談ください。
この手順は、他の連絡を受けたときにも同じように使えます。期限を確認し、記載を読み、不明点を確認する流れは変わりません。
21よくある質問
まず何をしますか?
返事の期限を確認してください。日付だけでなく時刻の指定があるかも確認し、すぐ予定表へ記録してください。期限が分かれば何日使えるかが決まります。期限が分からないまま考えると判断も進みません。
何を確認しますか?
五点です。返事の期限、書面が示されているか、条件の記載、返事の方法、他社の予定。この五点が分かれば判断の材料が揃います。記載がない項目は推測せず、応募先に確認してください。
その場で答えないといけませんか?
即答する必要はありません。「確認して改めて連絡します」と伝えられます。その際に期限を確認してください。やり取りの内容は記録し、判断は落ち着いてから行ってください。
期限の記載がありません。
応募先に確認してください。推測して待つと意図せず遅れることがあります。確認は事務的な範囲で構いません。回答は記録してください。放置しないでください。
期限を延ばしてもらえますか?
確認すること自体はできますが、応じられるかどうかは企業によって異なります。確認する場合は期限より前にしてください。伝えるのは事実です。本記事では延長の可否を一切判断できません。
承諾したら取り消せますか?
本記事では、承諾や辞退の法的な効力、取り消しの可否について一切判断・断定せず、法的助言も行いません。判断には個別の事情の検討が必要です。法令の解釈が必要な場合は弁護士にご相談ください。
条件が書面で示されていません。
いつ示されるかを確認できます。口頭の説明だけでは内容が残りません。受け取った書面は保管してください。労働条件の取り扱いに疑問がある場合は労働局の総合労働相談コーナーにご相談いただけます。
条件が良いかどうか分かりません。
本記事では条件の妥当性や良し悪しを一切評価しません。記載の意味が分からない場合は応募先に確認してください。判断に迷う場合は大学のキャリアセンターで相談できます。決めるのは自分です。
他社の結果が期限までに出ません。
その前提で判断することになります。すべてが揃ってから決められるとは限りません。進行中の選考と期限を並べて確認し、間に合わない分は材料から外して判断してください。
ネットの情報は参考になりますか?
第三者が書いた情報の正確性を本記事では確認できません。手続きも条件も企業によって異なり、法的な判断は個別の事情によって変わります。基準にできるのは、自分に示された書面と連絡です。
22まとめ|期限を確認してから考えてください
- 最初にすることは期限の確認です。期限が分かれば、使える時間が決まります。
- 確認するのは五点。期限、書面が示されているか、条件の記載、返事の方法、他社の予定。
- その場で即答する必要はありません。確認して改めて連絡すると伝えられます。
- 記載がない項目は推測しないでください。確認は返事を出す前に行ってください。
最後に。承諾や辞退の法的な効力、取り消しの可否について本記事では一切判断・断定しておらず、法的助言も行っていません。条件の妥当性や良し悪しも評価していません。記載は示された書面でご確認ください。労働条件の取り扱いは労働局の総合労働相談コーナーに、法令の解釈は弁護士に、判断に迷う場合は大学のキャリアセンターにご相談いただけます。