就活・キャリア 更新 2026.09.23 この記事にはPRを含みます

食品・飲料業界の調べ方|一次情報の集め方

結論

食品・飲料業界を調べるなら「店で商品を見る」「分野ごとの業界団体」「会社の商品の一覧」の3つから始めてください。商品が身近なため、店に行けば各社の商品が並んでいます。パッケージから会社を辿ることもできます。業界団体は飲料、製菓、製粉、乳製品、調味料など分野ごとにあります。食に関する統計は複数の省庁から出ているため、目的に応じて出どころを選んでください。

18分読み終わるまで
19章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.23
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食品・飲料業界は、商品を実際に見られる業界です。

店に行けば各社の商品が並んでいます。パッケージから会社を辿ることもできます。

そして分野ごとに業界団体があります。飲料、製菓、製粉、乳製品——それぞれ別です。

この記事では、この業界の情報源と、その使い方を整理します。

この記事について:本記事は情報の集め方の一般的な整理で、食品の安全や栄養に関する内容ではありません。挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。会社名は探し方の例として挙げたもので、推奨や順位づけではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。

この記事を7枚で

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この業界で使える…店で商品を見る分野ごとの業界団体公的機関の資料工場の見学と会社…この記事

この記事の流れ

食品・飲料業界の調べ方

食品・飲料業界を調べるなら「店で商品を見る」「分野ごとの業界団体」「会社の商品の一覧」の3つから始めてください。

1
実際に見られる業界です店に行けば各社の商品が並んでいます。この強みを使ってください。
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関連する記事業界の構造は食品・飲料業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は食品・飲料業界…

この業界で使える情報源

まずこの3つから始めてください。

店に行けば各社の商品が並んでいます。この強みを使ってください。業界の構造は食品・飲料業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は食品・飲料業界の職種|仕事内容の調べ方、選考は食品・飲料業界の選考|案内から流れを読む…

1
パッケージから会社を辿れます表示には会社名が書かれています。知らない会社を見つける手がかりになります。
2
つくる会社と売る会社が違うことがあります製造を受託する会社がつくっている場合があります。
3
業態によって置いている商品が違います大型の店と小型の店、専門の店——それぞれ品揃えが変わります。
4
売場は季節で変わります時期によって並ぶ商品が入れ替わります。何度か行くと変化が見えます。

店で商品を見る

この業界の強みです。

表示には会社名が書かれています。知らない会社を見つける手がかりになります。製造を受託する会社がつくっている場合があります。表示を見ると分かることがあります。

1
名簿から知らない会社が見つかります店で名前を見る会社だけでなく、原料や中間の商品をつくる会社があります。
2
統計は分野ごとに出ています飲料の統計と製菓の統計は別です。何を知りたいかを決めてから探してください。
3
食に関する取り組みを紹介しています業界団体が分野としての取り組みを公表していることがあります。
4
制度に関する説明があることがあります表示や衛生に関する決まりについて、団体が解説していることがあります。

分野ごとの業界団体

分野ごとに別の団体があります。

店で名前を見る会社だけでなく、原料や中間の商品をつくる会社があります。飲料の統計と製菓の統計は別です。何を知りたいかを決めてから探してください。

1
目的によって出どころが違いますつくられた量、買われた量、輸入された量——それぞれ別の統計です。
2
家計に関する統計も使えます家庭が何にお金を使っているかの統計があります。
3
制度のことは必ず公的機関で確認してください衛生や表示に関する制度は改正されることがあります。
4
白書は全体像をつかむのに向きます食料や農林水産の分野を扱う白書があります。

公的機関の資料

食に関する統計は複数の省庁から出ています。

つくられた量、買われた量、輸入された量——それぞれ別の統計です。家庭が何にお金を使っているかの統計があります。消費の動きを知る材料になります。

1
工場の見学を受け入れている会社があります申し込みの方法は会社のサイトで確認してください。
2
見学ではつくられ方が分かりますどんな工程を通るのか、衛生にどう配慮しているか——資料では分からないことが…
3
商品の一覧を見てください会社のサイトに商品の一覧があることがあります。
4
セグメント情報で事業の広がりが分かります食品だけでなく他の事業を持つ会社もあります。会社の全体像を知ってください。

工場の見学と会社の資料

見学を受け入れている会社が多い業界です。

申し込みの方法は会社のサイトで確認してください。予約が必要なことが多くなります。どんな工程を通るのか、衛生にどう配慮しているか——資料では分からないことが見えます。

1
まずこの3つから始めてください。この業界で使える情報源
2
この業界の強みです。店で商品を見る
3
分野ごとに別の団体があります。分野ごとの業界団体
4
食に関する統計は複数の省庁から出ています。公的機関の資料

まとめ

この記事の要点

商品が身近なため、店に行けば各社の商品が並んでいます。パッケージから会社を辿ることもできます。業界団体は飲料、製菓、製粉、乳製品、調味料など分野ごとにあります。

記事を読む

第1部 この業界で使える情報源

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01この業界で使える情報源

まずこの3つから始めてください。

①店で商品を見る売場・並び方・パッケージから辿る②分野ごとの業界団体飲料/製菓/製粉/乳製品/調味料③会社の商品の一覧どんな商品を持っているかこの3つから始めてください

食品・飲料業界の3つの情報源。

1店の売場各社の商品、並び方、売り方
2会社の商品の一覧どんな商品を持っているか
3分野ごとの業界団体分野の統計、会員の名簿
4会社の有価証券報告書セグメント、拠点、リスク
5公的機関の資料統計、制度、分野の整理
6工場の見学受け入れている会社が多い

実際に見られる業界です

店に行けば各社の商品が並んでいます。この強みを使ってください。

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業界の構造は食品・飲料業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は食品・飲料業界の職種|仕事内容の調べ方、選考は食品・飲料業界の選考|案内から流れを読む、条件は食品・飲料業界の求人票|確認する項目で整理しています。

02店で商品を見る

この業界の強みです。

1売場の並びどの商品が目立つ場所にあるか
2商品の種類一つの会社がどれだけ並んでいるか
3パッケージの表示つくっている会社、販売している会社
4新しい商品何が新しく出ているか
5店の業態による違い置いている商品が変わる

パッケージから会社を辿れます

表示には会社名が書かれています。知らない会社を見つける手がかりになります。

つくる会社と売る会社が違うことがあります

製造を受託する会社がつくっている場合があります。表示を見ると分かることがあります。

業態によって置いている商品が違います

大型の店と小型の店、専門の店——それぞれ品揃えが変わります。

売場は季節で変わります

時期によって並ぶ商品が入れ替わります。何度か行くと変化が見えます。

家庭向け以外の商品もあります

飲食店や工場向けの商品は店に並びません。会社のサイトで確認してください。

見たことを記録してください

何を見て、何を感じたか。自分の目で見たことは誰も否定できない材料です。

03分野ごとの業界団体

分野ごとに別の団体があります。

1食品産業全体の団体分野をまたぐ情報、取り組みの紹介
2飲料に関する団体飲料の分野の統計、名簿
3製菓・製パンに関する団体それぞれの分野の情報
4製粉・製糖に関する団体原料に近い分野の情報
5乳製品や食肉に関する団体分野ごとの統計
6調味料に関する団体分野の情報

名簿から知らない会社が見つかります

店で名前を見る会社だけでなく、原料や中間の商品をつくる会社があります。

統計は分野ごとに出ています

飲料の統計と製菓の統計は別です。何を知りたいかを決めてから探してください。

食に関する取り組みを紹介しています

業界団体が分野としての取り組みを公表していることがあります。

制度に関する説明があることがあります

表示や衛生に関する決まりについて、団体が解説していることがあります。ただし制度そのものは公的機関で確認してください。

展示会を主催する団体があります

食に関する展示会が開かれることがあります。業務用の商品を見る機会になります。

団体名は自分で確認してください

団体の名称や公表している資料は変わることがあります。検索して最新のものを確認してください。

04公的機関の資料

食に関する統計は複数の省庁から出ています。

1食料の生産に関する統計農林水産を所管する省庁
2食料の需給に関する資料農林水産を所管する省庁
3食品の衛生に関する制度所管する省庁
4表示に関する制度所管する機関
5家計の支出に関する統計統計を所管する機関
6分野の白書所管する省庁

目的によって出どころが違います

つくられた量、買われた量、輸入された量——それぞれ別の統計です。

家計に関する統計も使えます

家庭が何にお金を使っているかの統計があります。消費の動きを知る材料になります。

制度のことは必ず公的機関で確認してください

衛生や表示に関する制度は改正されることがあります。一次の情報で確認してください。

なお本記事は就職活動のための案内であり、食品の安全や栄養に関する内容ではありません。

白書は全体像をつかむのに向きます

食料や農林水産の分野を扱う白書があります。いま何が課題とされているかが整理されています。

統計は更新されます

いつの統計かを必ず確認してください。古い数字を面接で話すと、かえって印象が悪くなります。

05工場の見学と会社の資料

見学を受け入れている会社が多い業界です。

1工場の見学つくられ方、衛生への配慮
2会社の商品の一覧どんな商品を持っているか
3セグメント情報食品以外の事業があるか
4設備の状況工場と研究所の場所
5会社の歴史のページどう成り立ってきたか

工場の見学を受け入れている会社があります

申し込みの方法は会社のサイトで確認してください。予約が必要なことが多くなります。

見学ではつくられ方が分かります

どんな工程を通るのか、衛生にどう配慮しているか——資料では分からないことが見えます。

商品の一覧を見てください

会社のサイトに商品の一覧があることがあります。店に並んでいない商品も分かります。

セグメント情報で事業の広がりが分かります

食品だけでなく他の事業を持つ会社もあります。会社の全体像を知ってください。

設備の状況で拠点が分かります

工場と研究所がどこにあるか。勤務地を考える材料にもなります。

会社の歴史のページも読んでください

どんな商品から始まり、どう広がってきたか。会社の考え方が表れます。

第2部 会社が出す資料

06会社が出している資料

会社自身が出したものが、いちばん確かな材料です。

資料 分かること
有価証券報告書 事業の内容、セグメント、従業員の状況、事業等のリスク
決算説明資料 その期に何が起きたか、会社がどう説明しているか
中期経営計画 これから何をしようとしているか
統合報告書・サステナビリティ報告 会社が大事にしていること、取り組み
会社のサイト 事業の紹介、拠点の一覧、沿革
採用ページ 職種、募集要項、働く人の紹介

上場している会社は資料が多くなります

有価証券報告書は公的な仕組みで公表されています。誰でも読めます。

商品の一覧を見てください

その会社がどんな商品を持っているかは、サイトで一覧になっていることがあります。

上場していない会社はどう調べるか

会社のサイト、採用ページ、業界団体の名簿、公的機関の公表資料。使える材料はあります。

就活サイトの情報は二次の情報です

まとめられた情報は分かりやすい代わりに、古かったり要約で落ちていたりします。元の資料にあたってください。

07有価証券報告書のどこを読むか

全部読む必要はありません。

1事業の内容何をしている会社か
2セグメント情報どの分野を手がけているか
3従業員の状況どの分野に人を置いているか
4事業等のリスク会社自身が挙げている不確実性
5設備の状況どこに拠点や設備があるか
6関係会社の状況どんな会社を持っているか

まず「事業の内容」と「セグメント情報」を読んでください

この2つでその会社が何をしているかの輪郭が分かります。

セグメント情報で事業の広がりが分かります

食品だけでなく他の事業を持つ会社もあります。

「事業等のリスク」は志望動機の材料になります

会社自身が何を不確実だと考えているかが書かれています。面接で話すときの材料になります。

数字を暗記する必要はありません

覚えるのではなく、構造を理解するために読んでください。

08中期経営計画と決算説明資料

これからの方向が書かれています。

1中期経営計画何を伸ばし、何を変えようとしているか
2決算説明資料その期に何が起きたと会社が説明しているか
3説明会の資料・動画公開している会社がある
4過去の計画前の計画と比べると変化が見える

「なぜこの会社か」の材料になります

同じ業界の2社の計画を並べると、力を入れている領域の違いが見えます。

海外や新しい分野への取り組みが書かれます

国内の市場だけでなく、どこに向かうかが分かります。

言葉をそのまま使わないでください

計画に書かれた言葉をなぞるだけでは読んだことの証明にしかなりません。自分がどう思ったかまで用意してください。

公開されていない会社もあります

その場合は会社のサイトや採用ページから読み取ってください。

09採用ページと会社のサイト

見落とされがちですが、情報が詰まっています。

1職種の紹介どんな仕事があるか
2働く人の紹介日々の仕事の様子
3募集要項職種、勤務地、条件
4よくある質問会社が想定している疑問
5拠点の一覧どこに行きうるか
6沿革どう成り立ってきた会社か

拠点の一覧は必ず見てください

勤務地の記載を読むときの前提になります。

営業・工場・研究の紹介を読んでください

職種によって働く場所も勤務の形も違います。複数の紹介を読んでください。

働く人の紹介は職種ごとに読んでください

同じ会社でも職種によって仕事が違います。複数の職種の紹介を読むと像が立ちます。

募集要項の読み方は別記事で

条件の確認については募集要項の読み方|見落としやすい項目を確認するで扱っています。

第3部 公的機関と業界団体

10公的機関が出している情報

業界全体の輪郭は、ここで分かります。

1省庁の統計業界の規模や動きに関する数字
2白書分野ごとの整理と課題
3審議会などの資料制度の検討の経過
4制度の案内法令や制度の内容
5公的な情報開示の仕組み上場企業の提出書類

制度のことは必ず公的機関で確認してください

制度は改正されることがあります。まとめ記事ではなく、一次の情報で確認するのが確実です。

食に関する統計は複数の省庁から出ています

生産に関するもの、消費に関するもの——目的によって出どころが違います。

白書は業界の全体像をつかむのに向きます

分野ごとの整理と、いま何が課題とされているかが書かれています。

読むのが大変なら要約から

公的機関が概要版を出していることがあります。そこから入ってください。

11業界団体の資料

その業界の内側からの整理です。

1統計業界全体の動き
2会員の名簿どんな会社があるか
3調査や報告書業界の課題や取り組み
4用語の解説専門の言葉の意味
5制度に関する説明業界に関わる決まり

会員の名簿は会社を探すのに使えます

知らない会社を見つけるいちばん確実な方法です。専門の分野ほど有効です。

商品の分野ごとに団体があります

飲料、製菓、製粉、乳製品、調味料——分野ごとに別の団体があります。

用語の解説から読むと早いことがあります

業界の言葉が分からないと資料が読めません。用語の解説があれば先に読んでください。

誰が出した資料かを意識してください

団体が出すものには、その業界にとっての見え方が反映されます。公的機関の資料と両方を見ると偏りが減ります。

12資料の探し方

探し方を覚えると早くなります。

1会社の資料会社のサイトの投資家向けのページ
2有価証券報告書公的な情報開示の仕組みで検索する
3業界の統計所管する省庁のサイト、業界団体のサイト
4制度の内容所管する省庁のサイト
5会社の一覧業界団体の会員名簿
6用語の意味業界団体や公的機関の解説

会社のサイトの投資家向けページを見てください

上場している会社では、決算や計画の資料がまとめて置かれています。

商品の表示から会社を辿れます

パッケージに会社名が書かれています。そこから調べられます。

大学の図書館も使えます

業界に関する書籍や、有料の情報源が使える場合があります。司書に聞いてください。

分からないときはキャリアセンターへ

調べ方そのものを相談できる相手です。

132社を並べて読む

1社だけ読んでも、違いは見えません。

1セグメント情報手がけている分野の違い
2中期経営計画これから伸ばそうとしている領域の違い
3事業等のリスク何を不確実だと考えているかの違い
4拠点の一覧どの地域に強いか
5採用ページどんな人を求めているか

同じ業界の同じような規模の会社で比べてください

前提が違いすぎると比べても意味がありません。

同じ商品分野どうしで比べてください

飲料と調味料では前提が違います。同じ分野にそろえてください。

違いが「なぜこの会社か」の答えになります

「A社は○○に力を入れ、B社は△△に力を入れている」——この形で言えると具体になります。

表にして並べてください

頭の中で比べると印象で判断してしまいます。項目を決めて書き出してください。

第4部 調べたことの扱い方

14一次の情報と二次の情報

この区別を持っておいてください。

1一次の情報会社が出した資料、公的機関の公表資料、法令の条文
2二次の情報まとめ記事、就活サイトの解説、ランキング
3人から聞いた話説明会、社員の話。その人の経験に基づく

二次の情報が悪いわけではありません

全体をつかむにはまとめられた情報が役に立ちます。ただし、そこで止めないでください。

健康や栄養の話は公的機関で確認してください

食に関する情報は正確さが求められます。一次の情報で確認してください。

出どころを確認する癖をつけてください

読んだ内容がどこから来たものか。元の資料にあたれるかを確認してください。

人から聞いた話はその人の経験です

貴重な情報ですが、会社全体の話とは限りません。複数の人に聞くと偏りが減ります。

古い情報に注意してください

いつの情報かを必ず確認してください。制度も会社の状況も変わります。

15調べたことを記録する

あとで使える形にしてください。

1出どころあとで確認し直せる
2いつの情報か古くなっていないか分かる
3自分が何を思ったか志望動機の材料になる
4分からなかったこと説明会で聞く候補になる
5会社ごとの比較違いが見える

自分が何を思ったかを書いてください

資料の内容だけ写しても、面接では使えません。読んで何を感じたかが材料になります。

商品分野ごとに記録を分けてください

飲料、菓子、調味料、加工食品——分野ごとに整理すると使いやすくなります。

分からなかったことを残してください

調べても分からなかったことが、説明会で聞くべきことになります。

会社ごとに同じ項目を埋めてください

項目をそろえると違いがはっきりします。

16調べたことをどう使うか

調べて終わりにしないでください。

1志望動機2社の違いを踏まえて、なぜこの会社かを言う
2説明会での質問調べても分からなかったことを聞く
3面接での受け答え読んだ資料に触れて、自分の考えを言う
4応募先を選ぶ知らなかった会社を見つける
5条件の確認募集要項と合わせて読む

資料の言葉をなぞらないでください

書かれていることを言うだけでは、読んだことの証明にしかなりません。

それを読んで自分が何を考えたかまで言えると、話が変わります。

店で見たことを材料にしてください

売場で何を見たか。自分の目で見たことは強い材料です。

知らない会社を見つける道具でもあります

業界団体の名簿や取引先の一覧から、選択肢が広がります。

調べすぎて動けなくならないでください

ある程度調べたら、説明会に行く、人に聞く。動いたほうが分かることもあります。

17やらない方がいいこと

調べ方でとくに起きやすい失敗です。

やりがちなこと なぜ問題か
商品を知っているから分かったつもりになる 商品を知ることと会社を知ることは別
家庭向けの商品だけを見る 飲食店や工場向けの商品もある
原料や中間の会社を見ない 団体の名簿から探せば選択肢が広がる
健康や栄養の話をうろ覚えで語る 正確さが求められる分野
古い統計を使う いつの情報かを確認していない
店に行かずに志望する 実際に見られる業界の強みを使っていない

工場の見学に行ってみてください

つくられ方は資料では分かりません。受け入れている会社が多い業界です。

調べ方そのものを相談できます

大学のキャリアセンターや図書館の司書は、探し方を教えてくれる相手です。

18よくある質問

何から調べ始めればいいですか?

店で商品を見ること、分野ごとの業界団体、会社の商品の一覧の3つです。商品が身近なので、店に行けば各社の商品が並んでいます。この強みを使ってください。

店では何を見ればいいですか?

売場の並び、商品の種類、パッケージの表示、新しい商品、店の業態による違いです。表示には会社名が書かれているので、知らない会社を見つける手がかりになります。売場は季節で変わるため、何度か行くと変化が見えます。

つくる会社と売る会社が違うことがありますか?

製造を受託する会社がつくっている場合があります。表示を見ると分かることがあります。この分野の会社は店で名前を見ることが少ないため、業界団体の名簿から探すと見つかります。

家庭向け以外の商品はどう調べますか?

飲食店や工場向けの商品は店に並びません。会社のサイトの商品の一覧で確認してください。食に関する展示会では業務用の商品を見る機会があります。

業界団体はどこを見ればいいですか?

食品産業全体の団体のほか、飲料、製菓・製パン、製粉・製糖、乳製品、食肉、調味料など分野ごとの団体があります。統計も分野ごとに出ているので、何を知りたいかを決めてから探してください。

統計はどこで探せばいいですか?

食料の生産や需給に関する資料は農林水産を所管する省庁、家計の支出に関する統計は統計を所管する機関から出ています。つくられた量、買われた量、輸入された量はそれぞれ別の統計なので、目的に応じて選んでください。

制度について調べるときは?

食品の衛生や表示に関する制度は所管する省庁や機関から公表されています。制度は改正されることがあるため一次の情報で確認してください。なお本記事は就職活動のための案内であり、食品の安全や栄養に関する内容ではありません。

工場の見学はできますか?

受け入れている会社が多い業界です。申し込みの方法は会社のサイトで確認してください。予約が必要なことが多くなります。どんな工程を通るのか、衛生にどう配慮しているかなど、資料では分からないことが見えます。

会社の資料はどこを読めばいいですか?

商品の一覧、セグメント情報、設備の状況、会社の歴史のページです。食品だけでなく他の事業を持つ会社もあるため、セグメント情報で会社の全体像を知ってください。設備の状況では工場と研究所の場所が分かります。

商品を知っていれば会社のことは分かりますか?

商品を知ることと会社を知ることは別です。その会社がどんな事業の構成を持ち、どこに拠点があり、どこに向かおうとしているかは資料を読まないと分かりません。中期経営計画には海外や新しい分野への取り組みが書かれます。

2社を比べるときは何を見ればいいですか?

セグメント情報、中期経営計画、事業等のリスク、拠点の一覧、採用ページです。飲料と調味料のように分野が違うと比べにくいので、同じ商品分野にそろえてください。

調べたことをどう使えばいいですか?

売場で何を見たかは強い材料になります。資料の言葉をなぞるだけでは読んだことの証明にしかなりません。見たことと、それを見て考えたことを記録しておいてください。

19まとめ|店・団体・商品の一覧の3つから

食品・飲料業界を調べるなら、店で商品を見ること、分野ごとの業界団体、会社の商品の一覧の3つから始めてください。

この章の要点
  • 実際に見られる業界です。店に行けば各社の商品が並んでいます。
  • パッケージから会社を辿れます。知らない会社を見つける手がかりです。
  • 家庭向け以外の商品もあります。飲食店や工場向けは店に並びません。
  • 工場の見学を受け入れている会社が多い業界です。つくられ方が分かります。
  • 食に関する統計は複数の省庁から出ています。目的に応じて選んでください。

最後に。本記事は就職活動のための案内であり、食品の安全や栄養に関する内容ではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。

この記事について:本記事は業界の構造と調べ方を整理するための一般的な案内です。登場する社名は情報の集め方の一般的な整理であり、推奨・順位付け・優劣の評価ではありません。また、網羅した一覧でもありません。売上、シェア、年収、従業員数などの数値と、企業の将来性については本記事では扱っていません。数値は各社の有価証券報告書・決算説明資料や業界団体・官庁の公表資料で、募集の内容は各社の募集要項でご確認ください。有価証券報告書の章構成は年度や会社によって異なることがあります。就職のしやすさ、採用の見通し、向き不向きについても判断していません。本記事で挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。食品の安全や栄養に関する内容ではなく、就職活動のための案内です。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。会社名は探し方の例として挙げたもので、推奨や順位づけではありません。労働条件の取り扱いに疑問がある場合は労働局の総合労働相談コーナー(無料・全国・予約なしで利用できる場合があります)に、法令の解釈は弁護士にご相談ください。
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