ハラスメントを受けたと感じたら|記録と相談先
その場で判断せず、記録を残してください。できるのは三つ。①記録を残す ②安全を優先する ③相談する——これだけです。本記事では、受けた行為がハラスメントに該当するかどうかを一切判断しません。判断には個別の事情の検討が必要だからです。記録があれば、後から相談先で確認できます。相談先は大学のハラスメント相談窓口、労働局の総合労働相談コーナー、法務局の人権相談窓口、弁護士です。自…
記録を残してください。
その場で判断する必要はありません。
できるのは、記録を残すことと相談先を知っておくことです。
この記事では、記録の取り方と相談先を整理します。
この記事を7枚で
1 / 701その場で判断しない
必要ありません。
- その場で、該当するかどうかを判断する必要はありません。
- 抗議しなければならないわけでもありません。
- まず自分の安全を優先してください。
- できるのは、記録を残すことです。
- 判断や相談は、後からできます。
その場で判断しようとすると、限られた時間で結論を出すことになります。しかし、判断には個別の事情の検討が必要で、その場では材料が揃いません。加えて、判断しようとすること自体が負担になります。できるのは、安全を確保し、後から確認できる状態を作ることです。抗議や反論をしなかったことで、後の相談ができなくなるわけではありません。
なお、その場で体調が悪くなった場合は、無理を続けず中断を申し出ることもできます。判断よりも自分の状態を優先してください。
なお、その場での対応を後から変えることもできます。一度受け流した内容について、後日相談することは問題ありません。
02できること三つ
限られています。
- できるのは安全を優先する・記録を残す・相談するの三つです。
- この三つで、後から確認できる状態になります。
- 記録がなければ、相談しても内容を確認できません。
- ただし、安全が最優先です。
- 記録より先に、その場を離れる判断もできます。
三つのうち、安全が最優先です。記録より先に、その場を離れる判断もできます。落ち着いてから記録を残し、その後に相談する——この順序で構いません。記録がなければ相談しても内容を確認できませんが、記録のために危険な状況にとどまる必要はありません。
三つのうち、相談は最後でなくても構いません。記録より先に相談してもよく、話しながら整理することもできます。
なお、三つのどれから始めても構いません。安全が確保されている状況であれば、相談から始めても足ります。
03安全を優先する
最初に考えることです。
- その場を離れることができます。
- 選考中であれば、中断を申し出ることもできます。
- 身の危険を感じる場合は110番です。
- 人のいる場所へ移動することもできます。
- 判断は自分で決めて構いません。
その場を離れることができます。選考中であれば中断を申し出ることもできます。理由を詳しく説明する必要はありません。身の危険を感じる場合は110番です。人のいる場所へ移動することもできます。どの対応を取るかは、自分で決めて構いません。
なお、同席者がいる場合は、その人が状況を見ていたことになります。後の相談で状況を説明しやすくなります。
移動の途中で不安がある場合も、人のいる場所に移動する判断が取れます。
04記録を残す
後から使えます。
- 落ち着いてから、記録を残してください。
- 形式は紙でもデータでも構いません。
- 時間が経つほど、内容が曖昧になります。
- 録音については、案内や会場の取り決めをご確認ください。禁止されている場合があります。
- 記録は安全な場所に保管してください。
落ち着いてから記録を残してください。形式は紙でもデータでも構いません。時間が経つほど内容が曖昧になりますが、無理をして直後に記録する必要はありません。録音については、案内や会場の取り決めをご確認ください。禁止されている場合があります。記録は安全な場所に保管してください。
なお、記録を残すこと自体は、何かを主張するためだけのものではありません。後から判断するための材料を確保する作業です。
なお、記録には自分の主観的な感想と、実際にあったやり取りを分けて書いてください。分けておくと、後から事実だけを取り出せます。
05記録する内容
六つで足ります。
- 記録するのは日時・場所・相手・内容・同席者です。
- 加えて、自分がどう対応したかも残してください。
- 内容は、できるだけそのままの言葉で残してください。
- 要約すると、後で意味が変わります。
- 事実と自分の感想は、分けて書いてください。
記録するのは、日時、場所、相手、何があったか、同席者、自分がどう対応したかです。内容はできるだけそのままの言葉で残してください。要約すると後で意味が変わります。事実と自分の感想は分けて書いてください。分けておくと、後から事実だけを取り出せます。
なお、記録の形式は、日付と内容が並ぶ形で十分です。読み返したときに状況が再現できれば足ります。
なお、思い出せない部分は、思い出せないと書いておいてください。空白のままより状況が分かります。
06いつ記録するか
落ち着いてからで構いません。
- できるだけ早く記録するのが望ましいですが、無理をしないでください。
- 落ち着いてからで構いません。
- 最初は簡単な形でも足ります。
- 思い出した内容は、後から追記できます。
- 追記した場合は、追記した日も書いてください。
- なお、記録できる状態でない場合は、まず休んでください。記録は後からでも作れます。
07記録の保管
安全な場所に。
- 記録は他人が見られない場所に保管してください。
- 端末に保存する場合は、共有の設定を確認してください。
- 控えを分けて持っておくこともできます。
- 相談が終わるまで削除しないでください。
- 個人情報の扱いは個人情報の扱い|就活で出す情報で扱っています。
記録は他人が見られない場所に保管してください。端末に保存する場合は共有の設定を確認してください。控えを分けて持っておくこともできます。相談が終わるまで削除しないでください。記録は、後から作り直すことができません。
なお、控えを別の場所にも置いておくと、端末の紛失や故障に備えられます。
なお、記録の存在を他の人に伝えるかどうかも、自分で決めて構いません。
08自分を責めない
対応を後から評価しないでください。
- その場で何も言えなかったとしても、それは選べる対応の一つです。
- 抗議しなかったことで、後の相談ができなくなるわけではありません。
- 本記事では対応の良し悪しを一切評価しません。
- 後から相談することもできます。
- 自分を責めないでください。
なお、周囲から対応について意見を言われることもあります。その意見も、状況を知らない立場からのものです。
対応を振り返って考え続けるより、相談の連絡を入れる方が進みます。
09該当するかは判断しない
本記事では扱いません。
受けた行為がハラスメントに該当するかどうか、違法かどうかについて本記事では一切判断・断定しません。
- 判断には、個別の事情の検討が必要です。
- 本記事は法的助言を行うものではありません。
- 判断が必要な場合は、専門の窓口にご相談ください。
- 該当するか分からない段階でも、相談できます。
該当するかどうかの判断には、行為の内容だけでなく、状況や経緯を含めた個別の検討が必要です。記事の形で一般的に判断することはできません。したがって、本記事では一切判断・断定しません。本記事は法的助言を行うものでもありません。該当するか分からない段階でも、相談はできます。
なお、記録があっても判断できないことがあります。その場合も、記録があることで相談は進めやすくなります。
なお、該当するかどうかを先に決めてから相談する必要はありません。相談の中で整理できます。
10大学の相談窓口
最初の相談先になります。
- 多くの大学にハラスメントに関する相談窓口が設置されています。
- 名称や体制は大学によって異なります。
- 在学生は無料のことが多くあります。
- 相談内容の取り扱いについては、窓口にご確認ください。
- 予約の方法は大学の案内でご確認ください。
多くの大学にハラスメントに関する相談窓口が設置されています。名称や体制は大学によって異なります。在学生は無料のことが多くあります。相談内容の取り扱いについては窓口にご確認ください。予約の方法は大学の案内でご確認ください。記録を持って行くと、相談が具体的になります。
なお、窓口が学内にあることに不安がある場合、学外の窓口から先に相談することもできます。
11労働局の相談窓口
無料で利用できます。
- 労働局の総合労働相談コーナーにご相談いただけます。
- 無料で、全国に設置されています。予約なしで利用できる場合があります。
- 所在地や受付時間は、都道府県労働局の案内でご確認ください。
- 相談の際は、記録を持参してください。
- 本記事では相談の内容や結果を保証しません。
労働局の総合労働相談コーナーは無料で、全国に設置されています。予約なしで利用できる場合がありますが、混雑状況によっては待つことがあります。所在地や受付時間は都道府県労働局の案内でご確認ください。相談の際は記録を持参してください。本記事では相談の内容や結果を保証しません。
相談の際は、聞きたい点を整理してから行ってください。限られた時間で具体的な話ができます。
なお、まだ働き始めていない段階でも相談できる場合があります。利用できる範囲は各窓口の案内でご確認ください。
12法務局の人権相談
人権に関する相談窓口です。
- 法務局に人権に関する相談窓口が設けられています。
- 電話や窓口での相談が案内されています。
- 連絡先、受付時間、利用条件は、法務省・法務局の案内でご確認ください。
- 本記事では制度の内容や対応を判断しません。
- 相談の際は、記録を持参してください。
法務局に人権に関する相談窓口が設けられています。電話や窓口での相談が案内されています。連絡先、受付時間、利用条件は、法務省・法務局の案内でご確認ください。本記事では制度の内容や対応を判断しません。相談の際は記録を持参してください。
なお、相談の方法は複数案内されていることがあります。利用しやすい形を選んでください。
13弁護士
法令の解釈が必要なとき。
- 法令の解釈や法的な判断が必要な場合は、弁護士にご相談ください。
- 相談窓口は、各地の弁護士会が案内しています。
- 費用や利用条件は、それぞれの案内でご確認ください。
- 本記事は法的助言を行うものではありません。
- 記録があると、検討が具体的になります。
法令の解釈や法的な判断が必要な場合は、弁護士が相談先になります。相談窓口は各地の弁護士会が案内しています。費用や利用条件は、それぞれの案内でご確認ください。本記事は法的助言を行うものではありません。記録があると、検討が具体的になります。
なお、相談の前に聞きたい点を書き出しておくと、限られた時間で具体的な話ができます。
14警察への相談
番号が分かれます。
- 身の危険を感じる場合は110番です。
- 緊急ではない相談は警察相談専用電話#9110があります。
- 相談の際は、記録を持参してください。
- 受付時間は各都道府県警察の案内でご確認ください。
- 本記事では通報や相談の要否を判断しません。
身の危険を感じる場合は110番です。緊急ではない相談は警察相談専用電話#9110があります。どちらに連絡するかの判断は状況によります。本記事では通報や相談の要否を判断しません。相談の際は記録を持参してください。受付時間は各都道府県警察の案内でご確認ください。
なお、相談した記録も残しておいてください。後から経緯を確認できます。
15選考をどうするか
自分で決めてください。
- 選考を続けるか、辞退するかは自分で決められます。
- 本記事では続けることも、辞退することも一切推奨しません。
- 判断に迷う場合は、大学の窓口で整理できます。
- 辞退する場合の手順は内定辞退の連絡|手順の確認で扱っています。
- 負担になる選択をしないでください。
選考を続けるか、辞退するかは自分で決められます。本記事では続けることも、辞退することも一切推奨しません。判断に迷う場合は大学の窓口で整理できます。負担になる選択をしないでください。決めた内容と理由は記録しておいてください。
なお、判断を急ぐ必要はありません。期限がある場合を除き、落ち着いてから決めて構いません。
なお、辞退した場合も、相談は続けられます。選考の継続と相談は別の話です。
16心身の負担
相談先があります。
- 心身の負担が続く場合、大学の学生相談窓口にご相談いただけます。
- 在学生は無料のことが多くあります。
- 本記事では症状の判断や対処法の推奨を一切行いません。
- 体調に関わる場合は医療機関にご相談ください。
- 本記事の内容は、医療機関への相談に代わるものではありません。
心身の負担が続く場合、大学の学生相談窓口にご相談いただけます。在学生は無料のことが多く、深刻な状態でなくても利用できます。本記事では症状の判断や対処法の推奨を一切行いません。体調に関わる場合は医療機関にご相談ください。本記事の内容は、医療機関への相談に代わるものではありません。
なお、相談の予約が取りにくい時期もあります。早めに予約しておくと、必要なときに利用できます。
17第三者の情報
確認できません。
- 第三者が書いた情報の正確性を本記事では確認できません。
- 該当するかどうかの判断は、個別の事情によって変わります。
- 断定した説明を見かけても、裏が取れません。
- 確認する場合は、公的機関の案内をご覧ください。
- 判断が必要な場合は弁護士にご相談ください。
第三者が書いた情報は、いつのどの事例の話かが分かりません。該当するかどうかの判断は個別の事情によって変わります。断定した説明を見かけても裏が取れません。確認する場合は公的機関の案内をご覧ください。判断が必要な場合は弁護士にご相談ください。
なお、断定した説明を見て不安が増すこともあります。確認できない情報は判断の材料から外してください。
18やらない方がいいこと
いくつかあります。
- 記録を残さないでいると、後から確認できません。
- 記録を削除しないでください。相談の材料になります。
- 自分を責めないでください。対応はその場で選べるものです。
- 一人で抱えないでください。相談窓口があります。
ここに挙げた項目のうち、最も影響が大きいのは記録を残さないことと、記録を削除することです。記録がなければ、後から相談しても内容を確認できません。また、自分を責めることは判断を難しくします。対応はその場で選べるものであり、選んだ対応に良し悪しはありません。
記録を残す作業は、短い形でも構いません。完全でなくても材料になります。
19相談できる窓口
内容で分かれます。
- まず大学のハラスメント相談窓口や学生相談窓口にご相談いただけます。
- 取り扱いへの相談は労働局の総合労働相談コーナーです。
- 人権に関する相談は法務局の人権相談窓口があります。
- 危険を感じる場合は110番、緊急でない相談は#9110です。
窓口はそれぞれ扱う範囲が決まっています。学生としての相談は大学の窓口、取り扱いへの相談は労働局、人権に関する相談は法務局、法令の解釈は弁護士、危険を感じる場合は110番です。複数の窓口に相談することもできます。受付時間や利用条件は各案内でご確認ください。
どこに相談するか迷う場合は、まず大学の窓口に持って行くと、適切な窓口を案内されることがあります。
20考え方の基本
安全、記録、相談の順です。
- 1安全を優先する
- 2記録を残す
- 3相談する
自責:しない
- まず安全を優先してください。その場を離れることもできます。
- 落ち着いてから、記録を残してください。
- 該当するか分からない段階でも、相談できます。
そして、受けた行為がハラスメントに該当するかどうかを本記事では一切判断していません。専門の窓口にご相談ください。
この記事で示したのは、安全の確保、記録の取り方、相談先だけです。判断は行っていません。判断には個別の事情の検討が必要であり、記事の形ではできないためです。安全を優先し、落ち着いてから記録を残し、専門の窓口に相談する——この流れで進めてください。
なお、相談は一度で終わらせる必要はありません。状況が変わったら、改めて相談できます。
21よくある質問
これはハラスメントですか?
本記事では、受けた行為がハラスメントに該当するかどうか、違法かどうかを一切判断・断定せず、法的助言も行いません。判断には個別の事情の検討が必要です。該当するか分からない段階でも相談できます。大学の相談窓口、労働局、法務局の人権相談窓口、弁護士が相談先です。
その場でどうすればいいですか?
まず自分の安全を優先してください。その場を離れることも、選考中であれば中断を申し出ることもできます。その場で該当するかどうかを判断する必要はなく、抗議しなければならないわけでもありません。身の危険を感じる場合は110番です。
何も言えませんでした。
それは選べる対応の一つです。抗議しなかったことで、後の相談ができなくなるわけではありません。本記事では対応の良し悪しを一切評価しません。後から相談することもできます。自分を責めないでください。
何を記録しますか?
日時、場所、相手、何があったか、同席者、自分がどう対応したか。内容はできるだけそのままの言葉で残してください。要約すると後で意味が変わります。事実と自分の感想は分けて書いてください。
いつ記録しますか?
できるだけ早く記録するのが望ましいですが、無理をしないでください。落ち着いてからで構いません。最初は簡単な形でも足り、思い出した内容は後から追記できます。追記した場合は追記した日も書いてください。
録音してもいいですか?
案内や会場の取り決めをご確認ください。禁止されている場合があります。本記事では録音の可否や適否を判断しません。記録は、落ち着いてから文字で残す方法でも取れます。
どこに相談できますか?
大学のハラスメント相談窓口や学生相談窓口、労働局の総合労働相談コーナー、法務局の人権相談窓口、弁護士があります。危険を感じる場合は110番、緊急でない警察相談は#9110です。受付時間や利用条件は各窓口の案内でご確認ください。
選考は続けるべきですか?
続けるか辞退するかは自分で決められます。本記事では続けることも、辞退することも一切推奨しません。判断に迷う場合は大学の窓口で整理できます。負担になる選択をしないでください。
気持ちがつらいです。
大学の学生相談窓口にご相談いただけます。在学生は無料のことが多くあります。本記事では症状の判断や対処法の推奨を一切行いません。体調に関わる場合は医療機関にご相談ください。本記事の内容は、医療機関への相談に代わるものではありません。
ネットの説明は参考になりますか?
第三者が書いた情報の正確性を本記事では確認できません。該当するかどうかの判断は個別の事情によって変わり、断定した説明を見かけても裏が取れません。確認する場合は公的機関の案内をご覧ください。
22まとめ|安全、記録、相談の順です
まず安全を優先してください。その場を離れることも、中断を申し出ることもできます。危険を感じる場合は110番です。
落ち着いてから記録を残してください。日時、場所、相手、内容、同席者、自分の対応。できるだけそのままの言葉で残してください。
該当するか分からない段階でも相談できます。大学の相談窓口、労働局、法務局の人権相談窓口、弁護士が相談先です。
自分を責めないでください。その場で何も言えなかったとしても、それは選べる対応の一つです。後から相談できます。
最後に。受けた行為がハラスメントに該当するかどうか、違法かどうかについて本記事では一切判断・断定しておらず、法的助言も行っていません。対応の良し悪しも評価していません。判断には個別の事情の検討が必要です。心身の負担についても扱わず、症状の判断や対処法の推奨も行っていません。体調に関わる場合は医療機関に、負担が続く場合は大学の学生相談窓口にご相談いただけます。