個人情報の扱い|就活で出す情報
出す前に確認してください。確認するのは四つ。①誰に出すか ②何のために必要か ③どの範囲が求められているか ④記載や案内があるか——この四点です。一度出した情報は回収できません。求められた範囲を超えて出す必要はなく、迷う場合は出さないという選択もできます。なお、個別の取り扱いが適法かどうかを本記事では一切判断せず、法的助言も行いません。相談先は個人情報保護委員会の相談ダイヤ…
求められた範囲を確認してください。
就活では、自分の情報を出す場面が繰り返しあります。
出す前に、何のために必要かを確認できます。
この記事では、確認の手順を整理します。
この記事を7枚で
1 / 701回収できない
これが前提です。
- 一度出した情報は、回収できません。
- 削除を依頼しても、確認は難しくなります。
- したがって、出す前に確認することが唯一の対応です。
- 出すかどうかは、自分で判断できます。
- 迷う場合は出さないという選択もできます。
一度出した情報が回収できないというのは、削除を依頼できないという意味ではありません。依頼はできますが、実際に削除されたかどうかを自分で確認する手段がないということです。複製されていれば、その分も追えません。したがって、出した後の対応には限界があります。確実にできるのは、出す前に確認することだけです。この前提を置くと、確認の手間をかける意味が分かります。
なお、出した後に不安が生じた場合も、相談はできます。窓口は後の項目で整理しています。
出す前の確認は、一度手順として決めてしまえば毎回同じ流れで済みます。判断のたびに考える必要はありません。
02確認する四点
出す前に見てください。
- 確認するのは相手・用途・範囲・記載の四点です。
- この四点が分かれば、出すかどうかを判断できます。
- 分からない項目は、確認できます。
- 確認は事務的な範囲で済みます。
- 推測で判断しないでください。
四点を確認する順序は、相手が先、記載が最後になります。誰に出すかが分からなければ、用途を聞く相手も決まりません。用途が分かれば、求められている範囲が妥当かを考えられます。記載や案内は、その裏付けとして確認します。この順に見ていけば、確認の途中で戻る必要がなくなります。
四点の確認は、数分で終わります。急いでいる場面ほど省かれやすいので、手順として決めておいてください。
なお、四点のうち一つでも確認できない項目がある場合、その時点で出さないという判断ができます。
03誰に出すか
相手を確認してください。
- 誰に出すのかを確認してください。
- 連絡が届いた経路と、案内に記載された連絡先が一致するか確認できます。
- 一致しない場合や分からない場合は、出さないでください。
- 応募先に確認することもできます。
- 確認できないまま出さないでください。
連絡が届いた経路と、案内に記載された連絡先が一致するかを確認してください。一致しない場合や、確認できない場合は出さないでください。応募先に問い合わせて確認することもできます。急いでいる場面ほど、この確認が省かれやすくなります。確認に必要な時間は数分です。
- なお、連絡先が案内と異なる場合、それ自体が確認すべき点になります。応募先に問い合わせてください。
- なお、連絡先の確認は、公開されている応募先の案内と照らす方法もあります。
- なお、応募先を装った連絡が届く可能性もあります。経路と記載を照らすのは、その確認にもなります。
04何のために必要か
用途を確認してください。
- 何のために必要なのか、用途を確認してください。
- 案内に記載されている場合があります。
- 記載がない場合は、聞くことができます。
- 説明を受けてから判断すれば足ります。
- 回答は記録してください。
用途が分かると、求められている範囲が適切かを考えられます。案内に記載されている場合もありますし、記載がなければ聞くことができます。説明を受けてから判断すれば足ります。用途が説明されない場合、その事実も判断の材料になります。回答は記録してください。
- なお、用途の説明を受けた場合も、その内容を記録してください。後から照合できます。
- 用途が複数示されている場合は、それぞれについて範囲を確認してください。
- なお、用途の説明を受けても内容が分からない場合は、分かるまで確認してください。
05求められた範囲
超えて出す必要はありません。
- 求められた範囲を超えて出す必要はありません。
- 任意と記載されている項目は、記入しない選択もできます。
- 必須かどうかの記載を確認してください。
- 記載がない場合は、確認できます。
- 出す範囲は自分で決められます。
- なお、範囲について迷う場合は、必要最小限にとどめる判断で構いません。
- なお、後から追加で求められた場合も、そのつど用途と範囲を確認してください。
なお、確認の手順を決めておくと、急いでいる場面でも同じように進められます。判断のたびに考える必要がなくなります。
06記載や案内
確認してください。
- 取り扱いについて、案内が示されていることがあります。
- 内容は各応募先の案内でご確認ください。
- 本記事では内容の要約も、個別の当てはめも行いません。
- 記載が見当たらない場合は、問い合わせることができます。
- 確認した内容は記録してください。
取り扱いについて案内が示されていることがあります。内容は各応募先の案内でご確認ください。本記事では内容の要約も、個別の当てはめも行いません。要約すると正確さが失われるためです。記載が見当たらない場合は、問い合わせることができます。確認した内容は記録してください。
なお、案内の所在が分からない場合、応募先に場所を尋ねることもできます。
なお、案内の内容は更新されることがあります。確認する際は最新のものをご覧ください。
07提出する書類
控えを残してください。
- 提出する書類は、控えを残してください。
- 写しでも、内容を記録した形でも構いません。
- 後から何を書いたか確認する必要が出ることがあります。
- 返却や廃棄の扱いについて、記載があるか確認してください。
- 控えは一か所に保管してください。
提出する書類は控えを残してください。写しでも、内容を記録した形でも構いません。後から何を書いたか確認する必要が出ることがあります。返却や廃棄の扱いについて記載があるか確認し、記載がない場合は確認できます。控えは一か所に保管してください。
- 控えの形式は、写真でも構いません。内容が読み取れる形であれば足ります。
- なお、提出前に内容を読み返してください。誤りがあるまま提出すると訂正が必要になります。
- なお、提出した書類の一覧を作っておくと、後から何を出したか一目で分かります。
08身分証の扱い
範囲を確認してください。
- 身分証の提示を求められることがあります。
- 預けることや複写されることについては、用途を確認してください。
- 断ることもできます。
- 用途が分からない場合は、出さないという選択ができます。
- 持ち物の確認はインターンの持ち物|案内の読み方で扱っています。
身分証の提示を求められることがあります。預けることや複写されることについては、用途を確認してください。断ることもできます。用途が分からない場合は、出さないという選択ができます。持ち歩く際の紛失にも注意してください。
なお、預ける場合は、いつ返却されるかも確認してください。
なお、番号が記載された書類は、特に扱いに注意してください。
09撮影を求められたら
用途を確認してください。
- 撮影や録画を求められた場合、用途を確認してください。
- どこまで使われるか、期間の記載があるかも確認できます。
- 断ることもできます。
- 判断に迷う場合は、その場で応じないでください。
- やり取りの内容は記録してください。
撮影や録画を求められた場合、用途を確認してください。どこまで使われるか、期間の記載があるかも確認できます。断ることもできます。判断に迷う場合は、その場で応じないでください。持ち帰って確認する時間を取れます。やり取りの内容は記録してください。
なお、撮影された内容の削除を求められるかどうかも、確認の対象になります。
なお、断ったことで手続きが進まない場合は、その旨を確認してください。
10登録するサイト
範囲を確認してください。
- 登録の際は、運営と必須項目を確認してください。
- 任意の項目は、入力しない選択もできます。
- 退会の方法も、登録前に確認できます。
- 本記事では特定のサイトやサービスを推奨しません。
- 取り扱いの案内は各サービスの記載でご確認ください。
登録の際は、運営と必須項目を確認してください。任意の項目は入力しない選択もできます。退会の方法も、登録前に確認できます。本記事では特定のサイトやサービスを推奨しません。取り扱いの案内は各サービスの記載でご確認ください。
なお、登録に使うメールアドレスを分けておく方法もあります。管理しやすくなります。
なお、登録後に届く連絡の量も確認しておくと、必要な連絡を見落としにくくなります。
11SNSでの発信
公開範囲を確認してください。
- 発信する前に、公開範囲を確認してください。
- 自分や他人が特定される情報が含まれていないか確認してください。
- 一度広がった内容は、削除しても残ることがあります。
- 守秘に関する案内がある場合は、その記載に従ってください。
- 守秘の扱いはインターン後の連絡|つながりの扱いで扱っています。
発信する前に公開範囲を確認してください。自分や他人が特定される情報が含まれていないか確認してください。一度広がった内容は、削除しても残ることがあります。守秘に関する案内がある場合は、その記載に従ってください。判断は発信する前に行ってください。
なお、過去の投稿も公開範囲の確認の対象になります。まとめて見直すこともできます。
なお、応募先に関する内容を発信する場合は、特に慎重に判断してください。
12他人の情報
扱いに注意してください。
- 他人の情報は、自分の情報とは別に扱ってください。
- 本人の同意なく連絡先を渡さないでください。
- 共有する場合も、本人に確認してください。
- 迷う場合は、渡さないという判断ができます。
- 後から取り消すことはできません。
他人の情報は、自分の情報とは別に扱ってください。本人の同意なく連絡先を渡さないでください。共有する場合も本人に確認してください。迷う場合は渡さないという判断ができます。後から取り消すことはできません。
なお、他人の情報を含む書類を提出する場合も、同じ確認が必要です。
なお、就活の情報交換で他人の状況を共有する場合も、本人の同意を前提にしてください。
13控えを残す
何を出したか分かる形に。
- 出した情報を記録してください。
- 相手、日付、内容、方法が分かれば足ります。
- 複数社に出していると、どこに何を出したか分からなくなります。
- 後から確認が必要になったとき、記録がないと調べられません。
- 記録はその時点で残してください。
出した情報を記録してください。相手、日付、内容、方法が分かれば足ります。複数社に出していると、どこに何を出したか分からなくなります。後から確認が必要になったとき、記録がないと調べられません。記録はその時点で残してください。
- 記録の形式は、日付と内容が並ぶ形で十分です。凝った形式にする必要はありません。
- 控えを見返す機会は、面接の前など後から訪れます。探しやすい形で残してください。
- なお、控えの保管場所は、就活が終わるまで変えないでください。探す手間が減ります。
14保管の仕方
自分の手元も対象です。
- 控えや書類は、他人が見られない場所に保管してください。
- 端末に保存する場合は、共有の設定を確認してください。
- 紙の書類も、置き場所に注意してください。
- 不要になった書類をそのまま捨てないでください。
- 自分の手元での扱いも、確認の対象です。
控えや書類は、他人が見られない場所に保管してください。端末に保存する場合は共有の設定を確認してください。紙の書類も置き場所に注意してください。不要になった書類をそのまま捨てないでください。自分の手元での扱いも確認の対象です。
なお、就活が終わった後の書類の処分方法も、あらかじめ決めておくと迷いません。
なお、端末を共有している場合は、保存先の設定も確認してください。
15紛失したとき
すぐ対応してください。
- 書類や端末を紛失した場合、気づいた時点で対応してください。
- 何が含まれていたかを確認してください。
- 関係先への連絡が必要な場合があります。
- 経緯は記録してください。
- 対応に迷う場合は大学の学生支援窓口にも相談できます。
書類や端末を紛失した場合、気づいた時点で対応してください。何が含まれていたかを確認し、関係先への連絡が必要な場合があります。経緯は記録してください。対応に迷う場合は大学の学生支援窓口にも相談できます。時間が経つほど対応が難しくなります。
- なお、紛失に気づいた時点で、関係先への連絡の要否を窓口に相談することもできます。
- なお、紛失した書類に他人の情報が含まれていた場合は、その本人にも伝えてください。
- なお、対応した内容も記録してください。後から経緯を確認できます。
16扱いに疑問があるとき
相談先があります。
- 取り扱いに疑問がある場合、個人情報保護委員会の相談ダイヤルがあります。
- 契約や勧誘に関することは消費者ホットライン188にご相談いただけます。
- 法令の解釈は弁護士にご相談ください。
- 本記事では適法性や適切さを一切判断せず、法的助言も行いません。
- 受付時間は各窓口の案内でご確認ください。
取り扱いに疑問がある場合、個人情報保護委員会の相談ダイヤルがあります。契約や勧誘に関することは消費者ホットライン188にご相談いただけます。法令の解釈は弁護士にご相談ください。本記事では適法性や適切さを一切判断せず、法的助言も行いません。受付時間は各窓口の案内でご確認ください。
なお、相談は問題が確定していない段階でも受けられます。迷った時点で連絡して構いません。
相談の際は、出した情報の内容と経緯を整理して持って行ってください。
17第三者の情報
確認できません。
- 第三者が書いた情報の正確性を本記事では確認できません。
- 制度の内容や適用は、個別の事情によって判断されます。
- 断定した説明を見かけても、裏が取れません。
- 確認する場合は、個人情報保護委員会の案内など一次情報をご覧ください。
- 判断が必要な場合は弁護士にご相談ください。
第三者が書いた情報は、いつのどの事例の話かが分かりません。制度の内容や適用は個別の事情によって判断されます。断定した説明を見かけても裏が取れません。確認する場合は、個人情報保護委員会の案内など一次情報をご覧ください。判断が必要な場合は弁護士にご相談ください。
なお、断定した説明を見て不安が増すこともあります。確認できない情報は判断の材料から外してください。
確認できる材料が限られている場合も、推測で埋めないでください。確認するか、分からないまま扱うかのどちらかです。
18やらない方がいいこと
いくつかあります。
- 相手を確認せずに出さないでください。回収できません。
- 用途を聞かずに出さないでください。
- 求められた範囲を超えて出さないでください。
- 他人の情報を勝手に渡さないでください。取り消せません。
ここに挙げた項目のうち、影響が大きいのは相手を確認せずに出すことと、他人の情報を勝手に渡すことです。どちらも取り消せません。相手と用途を確認してから出す——この手順を守れば、大半は避けられます。控えを残すことも忘れないでください。
用途を聞くこと自体は、失礼な確認ではありません。事務的な範囲で済みます。
19相談できる窓口
内容で分かれます。
- 用途や範囲は応募先企業にご確認ください。
- 取り扱いの相談は個人情報保護委員会の相談ダイヤルがあります。
- 契約や勧誘に関することは消費者ホットライン188です。
- 法令の解釈は弁護士にご相談ください。
窓口はそれぞれ扱う範囲が決まっています。用途や範囲は応募先企業、取り扱いの相談は個人情報保護委員会、契約や勧誘は消費者ホットライン188、法令の解釈は弁護士です。学内での出来事は大学の窓口にも相談できます。受付時間は各案内でご確認ください。
どこに相談するか迷う場合は、まず大学の窓口に持って行くと案内されることがあります。
20考え方の基本
出す前に確認してください。
- 一度出した情報は回収できません。出す前に確認してください。
- 見るのは相手・用途・範囲・記載の四項目です。
- 求められた範囲を超えて出す必要はありません。
そして、個別の取り扱いが適法かどうかを本記事では一切判断していません。相談先は個人情報保護委員会などです。
手順は、相手を確認し、用途を聞き、範囲を確認し、記載を見る——この四つです。この流れで進めれば、出すかどうかを判断できます。判断できないのは、個別の取り扱いが適法かどうかという点で、それは専門の窓口が扱う範囲です。本記事では判断していません。
この手順は、就活以外の場面でも同じように使えます。相手と用途を確認する流れは変わりません。
21よくある質問
何を確認しますか?
四点です。誰に出すか、何のために必要か、どの範囲が求められているか、記載や案内があるか。この四点が分かれば判断できます。分からない項目は確認でき、確認は事務的な範囲で済みます。
出した後に取り消せますか?
一度出した情報は回収できません。削除を依頼しても確認は難しくなります。したがって、出す前に確認することが唯一の対応です。迷う場合は出さないという選択もできます。
用途を聞いてもいいですか?
確認できます。案内に記載されている場合もあり、記載がない場合は聞くことができます。説明を受けてから判断すれば足ります。回答は記録してください。
全部の項目を埋める必要がありますか?
求められた範囲を超えて出す必要はありません。任意と記載されている項目は記入しない選択もできます。必須かどうかの記載を確認し、記載がない場合は確認できます。出す範囲は自分で決められます。
身分証を求められました。
提示を求められることがあります。預けることや複写されることについては用途を確認してください。断ることもできます。用途が分からない場合は、出さないという選択ができます。
撮影を求められました。
用途を確認してください。どこまで使われるか、期間の記載があるかも確認できます。断ることもできます。判断に迷う場合はその場で応じないでください。やり取りの内容は記録してください。
他人の連絡先を聞かれました。
他人の情報は自分の情報とは別に扱ってください。本人の同意なく連絡先を渡さないでください。共有する場合も本人に確認してください。迷う場合は渡さないという判断ができます。後から取り消すことはできません。
書類を紛失しました。
気づいた時点で対応してください。何が含まれていたかを確認し、関係先への連絡が必要な場合があります。経緯は記録してください。対応に迷う場合は大学の学生支援窓口にも相談できます。
この扱いは問題ありませんか?
本記事では、個別の取り扱いが適法かどうか、事業者の対応が適切かどうかを一切判断・断定せず、法的助言も行いません。取り扱いの相談は個人情報保護委員会の相談ダイヤル、法令の解釈は弁護士にご相談ください。
ネットの説明は参考になりますか?
第三者が書いた情報の正確性を本記事では確認できません。制度の内容や適用は個別の事情によって判断されます。断定した説明を見かけても裏が取れません。確認する場合は個人情報保護委員会の案内など一次情報をご覧ください。
22まとめ|出す前に確認してください
- 回収できません。一度出した情報は取り消せず、削除を依頼しても確認は難しくなります。
- 確認するのは四点。誰に出すか、何のために必要か、求められた範囲、記載や案内。
- 範囲を超えて出す必要はありません。任意の項目は記入しない選択もできます。
- 控えを残してください。どこに何を出したかが分かる形にしておけば、後から確認できます。
最後に。個別の取り扱いが適法かどうか、事業者の対応が適切かどうかについて本記事では一切判断・断定しておらず、法的助言も行っていません。制度の内容や適用についても判断していません。取り扱いの相談は個人情報保護委員会の相談ダイヤル、契約や勧誘は消費者ホットライン188、法令の解釈は弁護士にご相談ください。受付時間は各窓口の案内でご確認ください。