WHY
学歴が不安になる、よくある原因
不安の中身を分けてみると、対処できるものが見えてきます。
応募者が多い企業では大学名で絞っているのでは、という話はネットでよく見かけます。ただ、企業がどう選んでいるかは外からはほとんど分かりません。噂だけで応募をあきらめると、受けられたはずの機会まで減ってしまいます。
SNSでは、内定やインターンの話ばかりが目に入ります。目立つ話だけを見て比べると、自分だけが不利に感じやすくなります。
何が評価されるのか分からないと、「大学名で決まる」と思いこみやすくなります。ES・Webテスト・面接では、それぞれ見られることが違います。
話せることがないと感じると、大学名に頼るしかないように思えてきます。強みや経験を言葉にできると、不安は小さくなります。
CAN & CAN'T
変えられないことと、変えられること
| 例 | どう向き合うか | |
|---|---|---|
| 変えられないこと | 大学名・入試の結果・これまでの成績 | 受け止めて、それ以上考えすぎない。聞かれたら正直に、前向きに答える |
| これから変えられること | ESの書き方・Webテストの点数・面接での話し方 | 選考の段階ごとに準備をする。人に見てもらって直す |
| これから増やせること | 応募する企業の数と幅・企業の人と会う機会 | 業界・規模・地域を広げて探す。説明会やインターンに参加する |
| これから作れること | 今からの取り組み・資格・ゼミや研究での成果 | 残りの大学生活で、目標を決めて取り組む |
HOW TO
変えられることに力を注ぐ5つの手順
- 1応募する前からあきらめない
「どうせ無理」と思う企業でも、受けてみないと結果は分かりません。行きたい企業は、まず受けてみましょう。そのうえで、受ける企業の数と幅を広げておきます。
- 2Webテストで落ちない準備をする
書類の段階では、Webテストの結果を見る企業もあります。問題集を1冊決めてくり返し解くなど、点数は準備で上げられます。
- 3ESを人に読んでもらう
キャリアセンターなどで添削を受け、「結論から書く」「具体的な行動を書く」など、伝わる書き方に直します。
- 4面接では「経験から何を学んだか」を話す
面接では、どんな経験をしてどう考えたかが聞かれます。大学名より、あなたの話の中身が伝わるように練習しましょう。
- 5企業の人と会う機会を増やす
説明会・インターン・OB・OG訪問などで直接話すと、書類だけでは伝わらない人柄を見てもらえることがあります。同じ大学の先輩がいる企業を探すのも一つの方法です。
ANSWERS
面接で大学・学部について聞かれたときの答え方4つ
大学について聞かれても、責められているわけではありません。選んだ理由と、そこで何をしてきたかを前向きに話しましょう。中身は自分の事実に書きかえて使ってください。
大学を選んだ理由を聞かれたとき
〇〇について学びたいと考え、その分野の授業やゼミが充実している〇〇大学を選びました。入学後は〇〇ゼミに所属し、〇〇をテーマに調査を続けています。少人数で先生と議論できる環境だったので、自分の考えを言葉にして伝える力が身につきました。
選んだ理由→大学でしたこと→身についたこと、の順で話すと自然です。
受験で第一志望に届かなかったことを話す流れになったとき
正直に申し上げると、受験では第一志望の大学に届きませんでした。入学したときは悔しい気持ちもありましたが、だからこそ大学では自分から動こうと決め、1年生のうちから〇〇に取り組みました。その結果、〇〇という経験ができ、今では〇〇大学に来てよかったと思っています。
自分から言う必要はありません。聞かれたときは、うそをつかず、入学後の行動に話をつなげます。
「なぜ学部と違う分野を志望するのですか」と聞かれたとき
大学では〇〇を学んでいますが、〇〇の授業で〇〇について調べたことがきっかけで、〇〇の仕事に興味を持ちました。学部の学びとは分野が違いますが、〇〇で身につけた、資料を読み比べて考えを組み立てる力は、御社の〇〇の仕事でも生かせると考えています。
興味を持ったきっかけと、学部の学びで生かせることを一つずつ話します。
卒業までの年数について質問されたとき
高校卒業後、1年間浪人しました。目標の大学に向けて、毎日の勉強の計画を自分で立てて続けた1年でした。この経験から、目標までの道のりを小さく分けて、こつこつ取り組む力が身につきました。大学でもこの力を生かし、〇〇に取り組んでいます。
理由を短く伝え、その期間に得たことを話します。言い訳を長く続けないのがコツです。
TODAY
今日からできること
0 / 8 できた
DO & DON'T
やりがちなこと
こうする
- 行きたい企業は、まず受けてみる
- 受ける企業の幅を広げて、持ち駒を確保する
- 大学について聞かれたら、入学後にしたことにつなげて答える
- 同じ大学の先輩やキャリアセンターの情報を使う
これはしない
- 噂だけを信じて、応募する前にあきらめる
- 面接で自分の大学を必要以上に下げて話す
- 学歴を気にするあまり、経歴を偽る(内定の取り消しにつながることがある)
- 落ちた理由を、すべて大学名のせいにする
POINT
選考で話すのは、大学名ではなくあなた自身
FAQ
よくある質問
学歴フィルターは本当にある?
企業がどのように応募者を選んでいるかは、外からはほとんど分かりません。大学名で決まると思いこんで応募をやめると、機会が減るだけです。行きたい企業は受けつつ、受ける企業の幅を広げておくのが現実的な進め方です。
学歴が気になる人に向いている企業の探し方は?
大学のキャリアセンターに届く求人や学内説明会、同じ大学の先輩が働いている企業から探すと、その大学の学生を採りたい企業に出会いやすくなります。名前を知られていない企業向けの仕事(BtoB)をしている企業にも目を向けましょう。
資格を取れば学歴の差を埋められる?
資格だけで評価が決まるわけではありません。ただ、目標を決めて勉強を続けた経験は、ガクチカや自己PRの材料になります。志望する仕事に関係する資格なら、志望度を伝える助けにもなります。
面接で大学名を聞かれるのが怖いです
面接で大学について聞かれるのは、あなたを知るためで、責めるためではありません。選んだ理由と、大学でしたことを前向きに話せば十分です。答えを一度声に出して練習しておくと落ち着いて話せます。
大学院に進んで学歴を変えたほうがいい?
大学院に進むかどうかは、学びたい研究があるかどうかで考えるのが基本です。学歴だけを理由にすると、学費や時間の負担に見合わないこともあります。指導教員やキャリアセンターと相談して決めましょう。
NEXT
あわせて使いたいテクニック
このページは Campi 編集部が作成しました(2026年10月24日更新)。例文は、自分の言葉と状況に合わせて書きかえて使ってください。企業から案内がある場合は、その指示を優先してください。