BASIC
書き始める前に決める5つのこと
- 1企業の指定を確かめる
様式(大学指定・市販・企業独自)、手書きかパソコンか、提出方法(郵送・持参・データ)を、募集要項で確かめます。指定があれば必ず従いましょう。
- 2様式を選ぶ
指定がなければ、大学のキャリアセンターや生協で扱っている大学指定の履歴書を使う人が多いです。自己PRや志望動機の欄が大きいもの、学歴の欄が多いものなど、書く内容に合わせて選びましょう。
- 3手書きかパソコンかを決める
指定がなければ、どちらでもかまわないとする企業が多いです。手書きなら黒のボールペン(消せるペンは使わない)で、パソコンなら読みやすい文字の大きさで作ります。
- 4年の書き方をそろえる
西暦(2028年)か和暦(令和10年)のどちらかに決め、日付・生年月日・学歴・資格まで、すべて同じ書き方にします。
- 5下書きをしてから清書する
手書きの場合、書き間違えたら修正液や修正テープは使わず、新しい用紙に書き直すのが一般的です。鉛筆で薄く下書きするか、別の紙で文字数を確かめてから清書しましょう。
FIELDS
欄ごとの書き方
| 欄 | 書き方 | よくある間違い |
|---|---|---|
| 日付 | 提出する日を書く。郵送なら投函する日、持参なら持っていく日、データなら送る日 | 書いた日を入れてしまい、提出日とずれる |
| 氏名・ふりがな | 戸籍どおりの漢字で書く。「ふりがな」ならひらがな、「フリガナ」ならカタカナで | ふりがなの表記を欄の指示に合わせていない |
| 生年月日・年齢 | 提出日時点の満年齢を書く | 誕生日をまたいで、年齢が古いまま |
| 現住所 | 都道府県から、番地・建物名・部屋番号まで省略せずに書く | 「1-2-3」と略す、建物名を省く |
| 連絡先 | 実家など、現住所と違う連絡先がある場合に書く。同じなら「同上」 | 空欄のまま出す |
| 電話・メール | 日中につながる携帯電話と、いつも見るメールアドレスを書く | ふざけた文字のアドレスや、見ていないアドレスを書く |
| 写真 | 3か月以内に撮った証明写真。裏に大学名と名前を書いてから貼る | スナップ写真や、古い写真を使う |
| 学歴 | 中学校の卒業から書くのが一般的。学校名は正式名で | 「〇〇高校」と略す、学部・学科を書き忘れる |
| 職歴 | 正社員として働いた経験がなければ「なし」と書く。アルバイトは書かないのが一般的 | アルバイトを職歴に書く |
| 免許・資格 | 取得した順に正式名で書く。勉強中のものは「取得に向けて勉強中」と書ける | 「英検2級」「普通免許」と略す |
| 志望動機・自己PR | 欄の大きさに合わせて、結論→理由→具体例の順に書く | エントリーシートと内容が食い違う |
| 本人希望欄 | 特に希望がなければ「貴社の規定に従います。」と書く | 給与や勤務地の希望を細かく書きすぎる |
様式によって、欄の名前や並びは違います。「趣味・特技」「通学時間」などの欄がある場合も、空欄にせず書きましょう。
EXAMPLES
そのまま写せる記入例8つ
2028年3月に卒業する人の例です。年は西暦で書いています。自分の学校名・年に置きかえて使ってください。
浪人や留年がない、いちばん基本の書き方
学歴 2021年3月 〇〇市立〇〇中学校 卒業 2021年4月 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 入学 2024年3月 〇〇県立〇〇高等学校 普通科 卒業 2024年4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学 2028年3月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業見込み
1行目の中央に「学歴」と書いてから始めます。大学は「卒業見込み」と書きます。
大学在学中に留学や休学をした場合
2024年4月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 入学 2025年9月 〇〇大学(〇〇国)に交換留学(2026年6月まで) 2028年3月 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 卒業見込み
休学の場合は「〇年〇月 休学(〇〇のため)」「〇年〇月 復学」のように、期間が分かるように書きます。理由は面接で聞かれたときに説明できるようにしておきましょう。
新卒の多くが当てはまる書き方
職歴 なし 以上
学歴の最後の行の次の行に「職歴」と書き、「なし」、右寄せで「以上」と書きます。
運転免許や語学の資格を持っているとき
2025年8月 普通自動車第一種運転免許 取得 2025年12月 TOEIC Listening & Reading Test 〇〇〇点 取得 2026年2月 実用英語技能検定 2級 合格 現在、日商簿記検定 2級の取得に向けて勉強中
検定は「取得」か「合格」か、資格の種類に合わせます。点数の資格は、いつの点数かが分かるように受けた年月を書きます。
希望を書く必要がないとき
貴社の規定に従います。
空欄にせず、この一文を入れておきます。
複数の職種を募集していて、希望を書くよう求められたとき
〇〇職を希望いたします。 その他につきましては、貴社の規定に従います。
どうしても伝える必要のある事情(通院など)がある場合は、短く事実だけを書き、詳しくは面接で相談します。
欄が小さく、短くまとめたいとき
人の暮らしを支える仕組みを、技術でよりよくしたいと考え、貴社を志望しました。飲食店のアルバイトで、注文の手順を見直して待ち時間を減らした経験から、仕組みを変えると多くの人が楽になることを実感しました。地域の物流を支える貴社で、現場の声を聞きながら改善を重ねる仕事に挑戦したいと考えています。
志望動機の組み立て方は、志望動機の型のページにまとめています。エントリーシートを出した会社では、内容をそろえましょう。
趣味や特技を書く欄があるとき
趣味:街歩き(月に一度、行ったことのない町を歩き、気づいたことを写真と一緒に記録しています) 特技:料理(冷蔵庫にある食材で、30分以内に3品作れます)
一言で終わらせず、具体的な様子を少し書くと、面接で話題にしてもらいやすくなります。
DO & DON'T
やりがちな失敗
こうする
- 企業の指定(様式・手書きかどうか)を先に確かめる
- 年の書き方を、西暦か和暦のどちらかにそろえる
- 学校名・資格名を正式名で書く
- 出す前にコピーやデータを取っておき、面接の前に読み返す
- 写真は、はがれたときのために裏に名前を書く
これはしない
- 修正液・修正テープで直す
- 消せるボールペンで書く
- 「同上」「〃」を学歴欄でくり返し使う
- 空欄を残したまま出す
- 複数の会社に、宛先や日付を直さずに使い回す
CHECK
提出前のチェックリスト
0 / 13 できた
POINT
迷ったら、企業の指示と「読む人」を思い出す
FAQ
よくある質問
手書きとパソコン、どちらがよいですか?
企業の指定があればそれに従います。指定がなければ、どちらでもかまわないとする企業が多いです。手書きの場合は丁寧に読みやすく、パソコンの場合は文字の大きさや配置を整えて作りましょう。
学歴はどこから書けばいいですか?
新卒の就活では、中学校の卒業から書くのが一般的です。様式や企業の指定で「高校卒業から」などとあれば、それに従いましょう。
アルバイトは職歴に書きますか?
新卒の履歴書では、アルバイトは職歴に書かないのが一般的です。アルバイトでの経験は、自己PRや志望動機の欄で伝えましょう。
資格がない場合はどうしますか?
「特になし」と書きます。勉強中の資格があれば「〇〇の取得に向けて勉強中」と書いてもかまいません。
写真はスマホで撮ってもいいですか?
企業がデータでの提出を認めている場合は、証明写真のアプリや写真館のデータを使う人もいます。紙の履歴書に貼るときは、写真館や証明写真機で撮った、背景が無地のものを使いましょう。
浪人や留年をしたときの書き方は?
浪人の場合は、高校の卒業年と大学の入学年がずれるだけで、特に書き足す必要はありません。留年の場合も、入学年と卒業見込みの年をそのまま書きます。理由は面接で聞かれたら、前向きに説明できるようにしておきましょう。
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あわせて使いたいテクニック
このページは Campi 編集部が作成しました(2026年10月24日更新)。例文は、自分の言葉と状況に合わせて書きかえて使ってください。企業から案内がある場合は、その指示を優先してください。