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ES・書類例文7つつき

志望動機の型と例文|5つの順番で書く、業界別の例文7つ

志望動機は「なぜ、ほかの会社ではなくこの会社なのか」を伝える文章です。迷わず書ける5つの順番と、業界別にそのまま参考にできる例文7つをまとめました。

01

FORMULA

志望動機の型は5つの順番

この順番で書くと、読み手が「なるほど」と思える流れになります。

  1. 1
    ① 結論:何をしたくて志望するのか

    「私が御社を志望する理由は、〇〇をしたいからです」と、最初の一文で言い切ります。「御社の〇〇に魅力を感じたから」より、「自分が何をしたいか」から始めると、自分の言葉になります。

  2. 2
    ② きっかけ:そう思うようになった経験

    アルバイト・ゼミ・サークル・家族のことなど、実際にあった出来事を書きます。特別な経験でなくてかまいません。

  3. 3
    ③ なぜこの業界か

    したいことが、その業界で実現できる理由を書きます。業界の仕組みは、業界研究のページや説明会で確かめましょう。

  4. 4
    ④ なぜこの会社か

    同じ業界のほかの会社ではなく、その会社を選ぶ理由です。事業の特徴、力を入れている分野、仕事の進め方など、調べて分かった事実をもとに書きます。

  5. 5
    ⑤ 入社後にしたいこと

    入社したら、どんな仕事で、何をしたいかで締めます。自分の経験や強みとつなげると説得力が増します。

02

LENGTH

字数ごとの配分の目安

ESの字数指定に合わせて、②の「きっかけ」と自分の経験の部分を伸び縮みさせます。

字数①結論②きっかけ・経験③④業界・会社⑤入社後
200字1文1〜2文1〜2文1文
300字1文2〜3文2文1〜2文
400字1文3〜4文(自分の経験を厚く)2〜3文2文
面接(1分)1文2文2文1文
03

MATERIAL

「なぜこの会社か」の材料の探し方

いちばん書きにくいのが④です。次の4つから、その会社ならではの点を探しましょう。

事業・商品の特徴

会社のホームページの事業紹介や、統合報告書・中期経営計画など、会社自身が出している資料から、力を入れている分野を調べます。

  • どの商品・サービスが中心か
  • これから力を入れる分野は何か
仕事の進め方・仕組み

説明会や採用ページで、仕事の流れや担当の分け方を確かめます。「一人の担当者が最後まで関わる」など、働き方の違いは材料になります。

  • 担当の範囲はどこまでか
  • 若手のうちに任される仕事は何か
働いている人の話

OB・OG訪問や説明会で聞いた、社員の具体的な話は、その会社でしか書けない材料です。

  • 印象に残った社員の言葉
  • 仕事のやりがいとして挙げられたこと
自分の体験との接点

商品を使ったことがある、店舗に行ったことがある、など自分との接点があれば加えます。

  • 使ってみて感じたこと
  • 改善できると思う点
04

EXAMPLES

そのまま参考にできる例文7つ

〇〇の部分や経験は、必ず自分のものに書きかえてください。例文をそのまま使うと、ほかの応募者と似た文章になってしまいます。

① 食品メーカー(約300字)

身近な商品を作る会社を志望するとき

私が御社を志望する理由は、毎日の食事を通じて、人の健康を支える仕事がしたいからです。

一人暮らしを始めてから食生活が乱れ、体調を崩したことをきっかけに、手軽に栄養をとれる食品の大切さを実感しました。食品メーカーの中でも御社は、〇〇シリーズのように、忙しい人でも続けやすい商品づくりに力を入れている点に魅力を感じています。

大学では栄養に関する講義を受け、アルバイト先のスーパーでは、お客様の買い方を観察して売り場の並べ方を提案してきました。入社後は営業として売り場の声を集め、多くの人の食生活を支える商品を広げていきたいです。

自分の体験(きっかけ)→業界→その会社の特徴→自分の経験→入社後、の流れです。商品名は実際に調べた正しい名前を使いましょう。

② IT企業(約300字)

システムやサービスを作る会社を志望するとき

私が御社を志望するのは、ITの力で、人手が足りない現場の負担を減らしたいと考えているからです。

アルバイト先の飲食店では、シフト作りを店長が手作業で行い、毎月何時間もかけていました。そこで表計算ソフトで簡単な表を作ったところ、作業が楽になったと喜んでもらえたことが、ITに興味を持ったきっかけです。

御社は、中小企業向けの〇〇サービスを、導入後の支援まで一貫して行っている点に魅力を感じました。入社後は、お客様の業務を深く理解したうえで、本当に使われる仕組みを提案できるエンジニアになりたいです。

文系・理系を問わず、「身近な課題をITで解決した(したい)」経験は材料になります。

③ 銀行・金融(約300字)

お金の面から企業や人を支える仕事を志望するとき

私が御社を志望する理由は、地域の企業をお金の面から支え、まちの活気を守る仕事がしたいからです。

地元の商店街で、長く続いた店が後継ぎがいないために閉店していく様子を見て、地域の会社が続くための支えが必要だと感じてきました。御社は、地域の企業の事業承継や新しい事業の相談に力を入れており、お金を貸すだけでなく、経営の相談相手になっている点に魅力を感じています。

大学のゼミでは、地域経済について調べ、地元の企業にインタビューをしました。入社後は、お客様の話をよく聞き、長く信頼される担当者になりたいです。

地域や人とのつながりを軸にする場合は、自分がそれを感じた場面を具体的に書きましょう。

④ 小売・流通(約300字)

お店や物流など、お客様に近い仕事を志望するとき

私が御社を志望するのは、お客様と直接向き合いながら、売り場から暮らしを便利にしたいからです。

ドラッグストアのアルバイトで3年間、品出しと接客をしてきました。お客様に商品の場所を聞かれることが多かったため、案内の表示を手作りしたところ、質問が減り、店長にほかの店でも使いたいと言ってもらえました。

御社は、店舗の声を本部の商品づくりや売り場づくりに生かす仕組みがあると説明会で伺い、現場の工夫が会社全体に広がる点に魅力を感じました。入社後は店舗で経験を積み、将来はお客様の目線で売り場を考える仕事に挑戦したいです。

アルバイトの経験がそのまま生きる業界です。「工夫→周りの反応」まで書くと伝わります。

⑤ 人材・サービス(約300字)

人を支える仕事、人と企業をつなぐ仕事を志望するとき

私が御社を志望する理由は、働く人と企業の両方にとって、よい出会いを作る仕事がしたいからです。

大学のキャリア支援のボランティアで、後輩の相談に乗る中で、自分に合う仕事が分からず悩む学生が多いことを知りました。御社は、求職者への面談と、企業への提案を同じ担当者が行う点に特徴があり、両方の立場を深く理解できる働き方に魅力を感じています。

私は、相手の話を最後まで聞き、悩みを整理する力を、ボランティアで磨いてきました。入社後は、一人ひとりの希望に寄りそいながら、企業にも納得してもらえる提案ができる担当者になりたいです。

「人の役に立ちたい」だけでは、どの業界にも当てはまります。その会社の仕組みや働き方と結びつけましょう。

⑥ 200字の短い版

ESの字数が少ないとき(例:食品メーカー)

毎日の食事を通じて、人の健康を支えたいと考え、御社を志望します。一人暮らしで体調を崩した経験から、手軽に栄養をとれる食品の大切さを実感しました。中でも御社は、忙しい人でも続けやすい〇〇シリーズなど、使う人の生活に合わせた商品づくりに力を入れている点に魅力を感じています。入社後は営業として売り場の声を集め、多くの人の食生活を支える商品を広げていきたいです。

短いときは「結論→きっかけ→その会社の魅力→入社後」の4つにしぼります。経験の説明を短くしましょう。

⑦ 面接で話す1分版

面接で「志望動機を教えてください」と聞かれたとき

はい。私が御社を志望する理由は、ITの力で、人手が足りない現場の負担を減らしたいからです。

きっかけは、アルバイト先の飲食店で、店長が毎月何時間もかけてシフトを作っていたことです。簡単な表を作って手伝ったところ、とても喜んでもらえ、仕組みで人を助けられることに面白さを感じました。

その中でも御社は、中小企業のお客様に、導入後の支援まで一貫して関わっている点に魅力を感じています。入社後は、お客様の業務を深く理解したうえで、本当に使われる仕組みを提案できる人になりたいと考えています。

話すときは、書いた文より短い文に区切ります。最初の一文で結論を言い切りましょう。

05

DO & DON'T

やりがちな失敗

こうする

  • 最初の一文で、何をしたいかを言い切る
  • 会社の特徴は、調べて分かった事実で書く
  • 自分の経験と、入社後の仕事をつなげる
  • 面接で深掘りされても話せる内容にする

これはしない

  • 「御社の理念に共感しました」だけで終わる
  • 「成長できる環境だから」など、もらうことばかり書く
  • ほかの会社の名前に変えても通じる文章にする
  • 給料や福利厚生を一番の理由にする
06

CHECK

提出する前のチェックリスト

0 / 8 できた

07

POINT

志望動機が思いつかないときは

「この会社で何がしたいか」が出てこないときは、先に自分の「やってきたこと」と「うれしかったこと」を書き出しましょう。そのうえで会社の事業を調べると、つながる点が見つかります。業界研究がまだなら、Campiの業界のページから始めるのがおすすめです。
08

FAQ

よくある質問

「御社」と「貴社」はどう使い分ける?

話すとき(面接・電話)は「御社」、書くとき(ES・メール)は「貴社」が一般的です。

志望動機と自己PRはどう違う?

志望動機は「なぜこの会社で働きたいか」、自己PRは「自分はどんな強みを持つか」です。志望動機の中に強みを少し入れるのはよいですが、中心は会社との結びつきにします。自己PRの書き方は「自己PRの型と例」へ。

きっかけになる特別な経験がありません

特別な経験である必要はありません。アルバイトでの気づき、よく使う商品、家族の仕事など、身近な出来事から「なぜ興味を持ったか」を説明できれば十分です。

複数の会社に同じ志望動機を使ってもいい?

①〜③(結論・きっかけ・業界)は共通でもかまいませんが、④の「なぜこの会社か」は会社ごとに書きかえます。社名だけを入れかえた文章は、読み手に伝わりやすいので注意しましょう。

理念に共感した、は書いてはいけない?

書いてもかまいませんが、それだけでは理由として弱くなりがちです。理念が、どの事業や仕事の進め方に表れているかまで調べて書きましょう。

字数が足りない/多すぎるときは?

足りないときは、②のきっかけの場面や⑤の入社後を具体的にします。多すぎるときは、②の経験の説明を削り、①④⑤を残しましょう。

09

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このページは Campi 編集部が作成しました(2026年10月24日更新)。例文は、自分の言葉と状況に合わせて書きかえて使ってください。企業から案内がある場合は、その指示を優先してください。