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業界地図INDUSTRY MAP 2026

陸運・物流の
業界地図【2026年版】

ヤマト運輸・佐川急便・西濃運輸・センコー・ロジスティード・山九・鴻池運輸・福山通運・サカイ引越センターの9社を、有価証券報告書の数字だけで比べました。同じ「物流」でも、トラックでの配送、物流センター、海外、工場の作業、引越しと、稼ぎ方は会社によって違います。

規模と給料の地図右ほど平均年収が高く、上ほど会社のもうけ(純利益)が大きい
01,000億 4006008001,000 平均年収(万円)→ ↑ 純利益(円) ヤマト運輸:純利益 137億円・平均年収 609.6万円 ヤマト運輸 佐川急便:純利益 591億円・平均年収 564.2万円 佐川急便 西濃運輸:純利益 236億円・平均年収 524.9万円 西濃運輸 センコー:純利益 193億円・平均年収 561.9万円 センコー ロジスティード:純利益 401億円・平均年収 881.6万円 ロジスティード 山九:純利益 315億円・平均年収 730.8万円 山九 鴻池運輸:純利益 143億円・平均年収 586.7万円 鴻池運輸 福山通運:純利益 137億円・平均年収 516.6万円 福山通運 サカイ引越センター:純利益 87億円・平均年収 495.0万円 サカイ引越センター

有価証券報告書(2026年3月期)。平均年収は本社の全社員の平均(賞与込み)で、新卒の年収ではありません(一部の会社は、持株会社の代わりに新卒で入る会社の数字。名刺に記載)。

01

WHAT IS IT

陸運・物流とは、どんな業界?

ひとことで言うと

トラックで荷物を運び、倉庫で預かって仕分けし、会社や家まで届ける業界。宅配便や引越しのほか、工場や港の中での作業まで引き受けて、モノの流れを止めない役目を担っています。

陸運・物流業界とは、トラックなどで荷物を運び、倉庫で保管・仕分けをして、企業や個人に届ける業界です。お金を払うのは、荷物を送るメーカーや通販会社などの企業(荷主)と、宅配便や引越しを頼む個人です。港の荷役や工場の作業を請け負う会社もあります。

しくみを1枚の図で

身近なところに、陸運・物流

ふだん目にするお店・商品・サービスの後ろに、この業界の会社がいます。

個人向けの宅配便宅急便

ヤマト運輸自社のブランド

出典:各社の有価証券報告書(2026年3月期)「事業の内容」。割合は会社が持っている議決権の割合です。

お金の流れ

  1. 1運んで運賃を受け取る

    荷物を運んだ量や距離に応じて運賃を受け取ります。ヤマト運輸は2025年10月に「宅急便」の運賃を改定し、コスト上昇分を転嫁しています。

  2. 2物流をまとめて請け負う

    企業の在庫管理や受発注、物流センターの運営までまとめて引き受けます(3PL)。ロジスティードは国内物流で344億円の利益を出しています。

  3. 3海外との輸送をつなぐ

    海外への輸出入の手配や海外の物流拠点の運営も行います。ロジスティードは国際物流で234億円の利益がありました。佐川急便もグローバル物流事業を持っています。

  4. 4工場や港での作業も

    山九は製鉄や石油化学の設備の据付・メンテナンスなどの機工事業で、310億円の利益を出しています。鴻池運輸も顧客の工場内での工程を請け負っています。

この業界の主な仕事

法人営業

荷主企業に輸送や物流センターの運営を提案します。荷物の量や届け先に合わせて、最適な運び方を設計します。

物流センターの運営管理

倉庫での入出庫や仕分け、在庫管理を、人とシステムを使って効率よく回します。通販や食品など、荷物に合わせた仕組みを整えます。

配車・運行管理

どのトラックがどの荷物をいつ運ぶかを決め、ドライバーの安全な運行を管理します。走る距離やむだを減らす工夫も担います。

国際物流(フォワーダー)

輸出入の書類手続きや、船・飛行機の手配を行い、海外との荷物の流れをつなぎます。ロジスティードなどが手がけています。

セールスドライバー・作業スタッフ

荷物の集配やお客さんへの対応、引越しの作業などを現場で担います。ヤマト運輸はセールスドライバーがサービスに専念できる環境づくりを進めています。

この業界でよく出てくる言葉

3PL

サード・パーティー・ロジスティクスの略。企業の物流業務を、外部の物流会社がまとめて請け負うことです。

2024年問題

2024年4月からトラックドライバーの時間外労働に上限が設けられたことで、運べる荷物が減るおそれが出た問題です。

ラストマイル

物流の最後の区間、つまり配送拠点からお客さんの手元に届けるまでの部分のことです。

荷主(にぬし)

荷物を運んでほしいと依頼する人や企業のこと。メーカーや通販会社などで、物流会社にとってのお客さんです。

02

IN 30 SECONDS

30秒でわかる陸運・物流

  1. どのくらい稼ぐ?

    0.2兆円

    9社の1年間のもうけ(純利益)の合計。1位は佐川急便の591億円。

  2. 平均年収は?

    495〜882万円

    社員全体の平均(賞与込み)。いちばん高いのはロジスティード。新卒の年収ではありません。

同じ「陸運・物流」でも、何で稼いでいるかは会社ごとにかなり違います。志望動機で聞かれる「なぜうちの会社?」に答えるには、まずこの違いを知るのが近道です。

03

FEATURES & TRENDS

陸運・物流の特徴と、最近の動き

特徴 1稼ぎ方が会社ごとに違う

ヤマト運輸・佐川急便は宅配、西濃運輸・福山通運は企業間のトラック輸送、ロジスティードは物流の一括請負、サカイ引越センターは引越しが中心です。山九や鴻池運輸は工場での作業も請け負います。

根拠:9社の有価証券報告書「事業の内容」
特徴 2働く人の数がとても多い

ヤマト運輸の社員は7万6882人、佐川急便は3万8920人、福山通運は1万994人です。荷物を集めて届けるには多くの人手が必要で、各社ともドライバーの確保を課題にしています。

根拠:ヤマト運輸・佐川急便 有価証券報告書の社員数
特徴 3輸送以外の事業も持つ

西濃運輸は自動車販売事業で69億円、佐川急便は不動産事業で104億円の利益を出しています。センコーは商事・貿易事業で37億円の利益があり、サカイ引越センターは電気工事やリユースも手がけています。

根拠:西濃運輸・佐川急便・センコー・サカイ引越センターの事業ごとの利益
特徴 4売上に比べ利益は小さめ

ヤマト運輸は売上1兆8657億円に対し、純利益は137億円でした。宅配のエクスプレス事業の利益は23億円で、宅急便を安定して稼げる構造に変えることを課題にしています。

根拠:ヤマト運輸 有価証券報告書の売上・純利益・事業ごとの利益/「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」

各社が有価証券報告書で挙げている、最近の動き・課題

  • ドライバー不足

    福山通運は、慢性的なドライバー不足が「2024年問題」を背景にさらに深刻になっていると書いています。西濃運輸もドライバー不足への対応を課題に挙げ、山九も人の確保に関わる労働力不足を課題としています。

    福山通運・西濃運輸・山九 有価証券報告書「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」
  • 適正な運賃と値上げ

    福山通運は、企業間物流の貨物量が伸びず、運賃への価格転嫁が遅れていると書いています。そのうえで、賃金を上げるための適正運賃の収受に取り組むとしています。ヤマト運輸も運賃改定で転嫁を進めています。

    福山通運・ヤマト運輸 有価証券報告書「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」
  • 会社をまたいだ共同輸送

    西濃運輸と福山通運は2026年4月、山陰地域での共同輸送のための合弁会社を設立しました。西濃運輸はAZ-COM丸和ホールディングスとも業務提携の基本合意を結んでいます。

    西濃運輸 有価証券報告書「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」
  • DXと効率化

    センコーはAIやロボットを使ったDXに取り組むとしています。サカイ引越センターも、IT・DX・AIの導入で一人当たりの売上を上げることを掲げています。ロジスティードもDXによる効率化を重点施策にしています。

    センコー・サカイ引越センター・ロジスティード 有価証券報告書「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」

この節は、上の会社の有価証券報告書(「事業の内容」「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」)と、事業ごとの利益の数字をもとに書いています。

04

FIND BY INTEREST

興味のある分野から、会社を選ぶ

やってみたい仕事に近いものを押してください。その分野でたくさん稼いでいる順に並びます(=その分野の仕事が大きい会社)。

05

INDUSTRY MAP

業界地図:9社 × 6分野のもうけ

明るいマスほど、その会社がその分野で大きく稼いでいます。マスに指を置くと中身の事業名が出ます。

横にずらすと9社すべて見られます →

ヤマト運輸佐川急便西濃運輸センコーロジスティード山九鴻池運輸福山通運サカイ引越センター
トラック輸送・配送 23億円 701億円 274億円 — — — — 91億円 —
物流センター・国内物流 62億円 63億円 — 341億円 344億円 98億円 34億円 38億円 —
国際物流 82億円 1億円 — — 234億円 — 40億円 4億円 —
工場の設備・作業の請け負い — — — — — 310億円 — — —
引越し・暮らしのサービス — — — — — — — — 120億円
その他 52億円 104億円 100億円 90億円 — — 239億円 — 6億円

各社の有価証券報告書(2026年3月期)にある「事業ごとの利益」(営業利益又は営業損失・調整後営業利益・経常利益又は経常損失。会社によって違う)を億円に丸め、編集部が6つの分野に分けたもの。△は損失。鴻池運輸の「複合ソリューション事業」は名前だけで分けられないため「その他」、山九の「機工事業」は工場の設備・作業の請け負い、福山通運の「流通加工事業」は物流センター・国内物流に入れました。ヤマト運輸の「モビリティ事業」(車両の整備など)とセンコーの「ライフサポート事業」(卸売・小売、介護、スポーツ施設など)は、有価証券報告書の事業の説明をもとに「その他」に入れています。NIPPON EXPRESSホールディングスは持株会社で、本社の社員が300人未満で、有価証券報告書に事業会社の社員の数字も載っていないため入れていません。全社共通の費用などは入っていないので、足しても純利益とは一致しません。

06

9 COMPANIES

9社の名刺

もうけが大きい順。事業の名前は各社が使っているそのままです。

1

佐川急便

「デリバリー事業」と「不動産事業」で稼ぐ会社

平均年収・社員数などは、新卒で入る佐川急便の数字

1年目の月給
未確認・学部卒
毎年の採用
—公式サイトで確認できず
平均年収
564万円平均44.2歳・勤続15.3年
もうけ(純利益)
591億円佐川急便の社員38,920人

何で稼いでいる?事業ごとの営業利益又は営業損失

デリバリー事業701億円
不動産事業104億円
ロジスティクス事業63億円
グローバル物流事業1億円
2

ロジスティード

「国内物流」と「国際物流」で稼ぐ会社

1年目の月給
未確認・学部卒
毎年の採用
—公式サイトで確認できず
平均年収
882万円平均42.7歳・勤続19.3年
もうけ(純利益)
401億円本社の社員898人

何で稼いでいる?事業ごとの調整後営業利益

国内物流344億円
国際物流234億円
3

山九

「機工事業」と「物流事業」で稼ぐ会社

1年目の月給
未確認・学部卒
毎年の採用
—公式サイトで確認できず
平均年収
731万円平均41.3歳・勤続15.2年
もうけ(純利益)
315億円本社の社員12,452人

何で稼いでいる?事業ごとの営業利益又は営業損失

機工事業310億円
物流事業98億円

数字だけでは決められないときは

年収やもうけは会社選びの一部です。仕事の中身や社風は、働いている先輩に聞くのがいちばん確かです。

4

西濃運輸

「輸送事業」と「自動車販売事業」で稼ぐ会社

平均年収・社員数などは、新卒で入る西濃運輸の数字

1年目の月給
未確認・学部卒
毎年の採用
—公式サイトで確認できず
平均年収
525万円平均47.1歳・勤続16.9年
もうけ(純利益)
236億円西濃運輸の社員15,563人

何で稼いでいる?事業ごとの営業利益又は営業損失

輸送事業274億円
自動車販売事業69億円
不動産賃貸事業18億円
物品販売事業13億円
5

センコー

「物流事業」と「商事・貿易事業」で稼ぐ会社

平均年収・社員数などは、新卒で入るセンコーの数字

1年目の月給
未確認・学部卒
毎年の採用
—公式サイトで確認できず
平均年収
562万円平均43.3歳・勤続13.9年
もうけ(純利益)
193億円センコーの社員3,978人

何で稼いでいる?事業ごとの営業利益又は営業損失

物流事業341億円
商事・貿易事業37億円
ビジネスサポート事業27億円
ライフサポート事業19億円
プロダクト事業7億円
6

鴻池運輸

「複合ソリューション事業」と「国際物流事業」で稼ぐ会社

1年目の月給
未確認・学部卒
毎年の採用
—公式サイトで確認できず
平均年収
587万円平均44歳・勤続13.4年
もうけ(純利益)
143億円本社の社員9,290人

何で稼いでいる?事業ごとの営業利益又は営業損失

複合ソリューション事業239億円
国際物流事業40億円
国内物流事業34億円
7

ヤマト運輸

「グローバル事業」と「コントラクト・ロジスティクス事業」で稼ぐ会社

平均年収・社員数などは、新卒で入るヤマト運輸の数字

1年目の月給
未確認・学部卒
毎年の採用
—公式サイトで確認できず
平均年収
610万円平均45.9歳・勤続17.3年
もうけ(純利益)
137億円ヤマト運輸の社員76,882人

何で稼いでいる?事業ごとの営業利益又は営業損失

グローバル事業82億円
コントラクト・ロジスティクス事業62億円
モビリティ事業52億円
エクスプレス事業23億円
8

福山通運

「運送事業」と「流通加工事業」で稼ぐ会社

1年目の月給
未確認・学部卒
毎年の採用
—公式サイトで確認できず
平均年収
517万円平均45.9歳・勤続15.6年
もうけ(純利益)
137億円本社の社員10,994人

何で稼いでいる?事業ごとの営業利益又は営業損失

運送事業65億円
流通加工事業38億円
貸切事業26億円
国際事業4億円
9

サカイ引越センター

「引越事業」と「電気工事事業」で稼ぐ会社

1年目の月給
未確認・学部卒
毎年の採用
—公式サイトで確認できず
平均年収
495万円平均34.5歳・勤続8.4年
もうけ(純利益)
87億円本社の社員6,083人

何で稼いでいる?事業ごとの経常利益又は経常損失

引越事業114億円
電気工事事業6億円
クリーンサービス事業4億円
リユース事業2億円
07

COMPARE

9社を1つの表で比べる

見出しを押すと、その順に並び替わります。棒の長さは9社の中での大きさです。

会社
ヤマト運輸——610万円137億円76,882人45.9歳
佐川急便——564万円591億円38,920人44.2歳
西濃運輸——525万円236億円15,563人47.1歳
センコー——562万円193億円3,978人43.3歳
ロジスティード——882万円401億円898人42.7歳
山九——731万円315億円12,452人41.3歳
鴻池運輸——587万円143億円9,290人44歳
福山通運——517万円137億円10,994人45.9歳
サカイ引越センター——495万円87億円6,083人34.5歳

1年目の月給=各社の募集要項の学部卒の初任給(入社年度は会社で違う。条件は名刺に記載)。毎年の採用=直近の新卒採用者数(ヤマト運輸・佐川急便・西濃運輸・センコー・ロジスティード・山九・鴻池運輸・福山通運・サカイ引越センターは公式の数字を確認できず)。平均年収・平均年齢・本社の社員=有価証券報告書の「従業員の状況」(本社=提出会社だけで、子会社の社員は入らない)。もうけ=純利益(親会社の所有者に帰属する当期利益・連結)。

08

NOW HIRING

陸運・物流の新卒求人9社

いま募集している陸運・物流の会社です(エントリー受付中5社)。受付中の会社から、初任給の高い順に並べました。中身は各社の公式の募集要項です。

ほかの業界もあわせて条件で絞り込む(新卒求人の一覧へ)→

09

MORE COMPANIES

陸運・物流の、ほかの32社

上の9社のほかに、陸運・物流の仕事をしている上場企業です。数字は各社の最新の有価証券報告書。見出しを押すと並び替わり、社名を押すと会社のページへ進みます。

会社
日本郵政 872万円 43.1歳 224,438人 11.4兆円 3,746億円
NIPPON EXPRESSホールディングス 833万円 47.5歳 77,925人 2.6兆円 27億円
SGホールディングス 786万円 38.5歳 60,483人 1.6兆円 591億円
SBSホールディングス 602万円 45.1歳 11,772人 4,903億円 118億円
ニッコンホールディングス 616万円 42.2歳 13,746人 2,699億円 182億円
AZ-COM丸和ホールディングス 754万円 46.1歳 5,462人 2,305億円 74億円
キユーソー流通システム 607万円 40.1歳 7,971人 2,026億円 26億円
ハマキョウレックス 493万円 44.2歳 6,010人 1,555億円 107億円
ゼロ 618万円 46.2歳 2,881人 1,506億円 72億円
丸全昭和運輸 702万円 40.5歳 3,723人 1,486億円 127億円
ひとまいる 634万円 41.9歳 2,028人 1,398億円 12億円
ロジネットジャパン 731万円 41.2歳 1,683人 780億円 27億円
日本ロジテム 538万円 43歳 3,718人 713億円 7億円
キムラユニティー 626万円 43.6歳 2,328人 645億円 32億円
エーアイテイー 660万円 37.6歳 1,165人 584億円 32億円
ヒガシホールディングス 583万円 43歳 1,744人 580億円 26億円
カンダホールディングス 798万円 50歳 2,828人 524億円 25億円
遠州トラック 555万円 44.3歳 1,378人 499億円 23億円
ファイズホールディングス 530万円 41.4歳 812人 403億円 10億円
岡山県貨物運送 468万円 47.4歳 2,173人 389億円 27億円
日本石油輸送 715万円 40.7歳 1,626人 385億円 15億円
ビーイングホールディングス 657万円 47.2歳 1,012人 335億円 14億円
センコン物流 450万円 45歳 473人 199億円 2億円
関通ホールディングス 455万円 39歳 243人 183億円 2億円
南総通運 503万円 48.5歳 866人 165億円 14億円
トレーディア 583万円 43.4歳 308人 164億円 4億円
東部ネットワーク 513万円 53.9歳 378人 101億円 3億円
大運 611万円 50歳 — 92億円 3億円
京極運輸商事 593万円 49.7歳 315人 87億円 2億円
タカセ 580万円 45.2歳 199人 85億円 2億円
大宝運輸 501万円 46.7歳 — 81億円 2億円
アスア 518万円 39.8歳 — 15億円 1億円

陸運・物流の外資系 1社・日本法人の公式サイトと募集要項から

平均年収・平均年齢=提出会社(単体)の全従業員の平均(賞与込み・新卒の年収ではない)。持株会社は本社の少人数の数字です。社員数・売上・純利益=グループ全体(連結。連結の無い会社は単体)。決算期は会社で違います。どの業界に入れるかは、有価証券報告書の「事業の内容」をもとに編集部が決めました。

10

PRIVATE COMPANIES

陸運・物流の非上場・グループ会社5社

株式を上場していない会社と、上場企業のグループ会社です。有価証券報告書を出していないため売上や平均年収は比べられませんが、企業図鑑で事業内容や募集要項を見られます。新卒の募集がある会社から並べています。

11

WORK STYLE

働き方の数字

法律で公表が決まっている3つの数字(本社・2026年3月期)。

女性の管理職の割合

高いほど、女性が課長以上に就いている

ロジスティード7.9%
鴻池運輸4.8%
福山通運3.5%
サカイ引越センター3.1%
山九2.4%
ヤマト運輸—
佐川急便—
西濃運輸—
センコー—

男性の育休の取得率

●は育児目的の休暇も含めた数え方(下の注)

鴻池運輸●96.4%
サカイ引越センター84.9%
山九58.6%
ロジスティード51.7%
福山通運37.7%
ヤマト運輸—
佐川急便—
西濃運輸—
センコー—

女性の平均賃金(男性=100)

100に近いほど男女の差が小さい

サカイ引越センター83.3
ロジスティード75.9
山九67.3
福山通運56.2
鴻池運輸49.3
ヤマト運輸—
佐川急便—
西濃運輸—
センコー—

男性の育休の取得率:●の会社は育児休業と育児目的の休暇を合わせた割合、無印の会社は育児休業だけの割合(育児・介護休業法の施行規則第71条の6)。数え方が違う会社どうしはそのまま比べられません。100%を超えるのは、前の年度までに子どもが生まれた人がこの年度に取った分も数えるためです。女性の平均賃金は全労働者の平均で、管理職や総合職に男性が多いと低く出ます。

12

HOW TO START

陸運・物流を目指すなら、この順番で

  1. 違いを知る

    「業界地図」と「9社の名刺」で、どの会社が何で稼いでいるかを押さえます。業界全体としては、宅配・倉庫・輸送を担う物流業界。EC拡大とドライバー不足(2024年問題)が課題。

  2. インターンの時期を確かめる

    EC拡大と2024年問題(ドライバー不足)を理解。日程は28卒の就活スケジュールで確認できます。

  3. 働いている人に聞く

    同じ会社でも部署で仕事はまったく違います。OB・OG訪問で「入って何をしているか」を具体的に聞くと、志望動機が自分の言葉になります。

  4. 「なぜこの会社か」を事実で言えるようにする

    「御社は◯◯で大きく稼いでいて、私は◯◯に関わりたい」と、地図の事実とつなげて話せると説得力が出ます。

向いている人社会を支える物流に興味/現場と仕組みの両方に関わりたい

このページの言葉

もうけ(純利益)
1年間の売上から、すべての費用と税金を引いて残ったもの。会社の稼ぐ力はこれで比べるのが一般的です(正式には「親会社の所有者に帰属する当期利益」)。
収益(売上)
ヤマト運輸・佐川急便・西濃運輸・センコーは、売上・利益はグループ全体(ヤマトホールディングス、SGホールディングス、セイノーホールディングス、センコーグループホールディングス)、平均年収などは事業会社(ヤマト運輸、佐川急便、西濃運輸、センコー)の数字です。いちばん大きいのはヤマト運輸の1兆8,657億円。
本社の社員
有価証券報告書の「提出会社」の従業員。子会社の社員は入りません(一部の会社は、持株会社の代わりに新卒で入る会社の数字。どの会社かは名刺に記載)。グループ全体では1社あたり6,989〜174,696人います。
事業(セグメント)
会社が自分で決めた事業の区分。名前や分け方は会社ごとに違います。

よくある質問

陸運・物流で利益がいちばん大きいのは?

佐川急便です。純利益は591億円で、2位はロジスティード(401億円)でした(各社の有価証券報告書)。

陸運・物流の平均年収は?

9社の平均年収は495.0万円(サカイ引越センター)から881.6万円(ロジスティード)です。賞与を含む全社員の平均で、新卒の1年目の年収ではありません。

日本通運が入っていないのはなぜ?

日本通運は有価証券報告書を出しておらず、親会社のNIPPON EXPRESSホールディングスは本社の社員が300人未満です。ヤマトホールディングスやSGホールディングスの有価証券報告書には「いちばん社員の多い会社」(ヤマト運輸・佐川急便)の平均年収などが載っていますが、NIPPON EXPRESSホールディングスの有価証券報告書には載っていないため、このページでは比べていません。

このページの数字はいつのもの?

各社が提出した最新の有価証券報告書の数字です。決算期は2026年3月期。年に1回、新しい有価証券報告書が出たら見直します。

データの出典

  • ヤマトホールディングス「有価証券報告書(2026年3月期)」EDINET 書類管理番号 S100YAYL
  • SGホールディングス「有価証券報告書(2026年3月期)」EDINET 書類管理番号 S100Y9P7
  • セイノーホールディングス「有価証券報告書(2026年3月期)」EDINET 書類管理番号 S100YI52
  • センコーグループホールディングス「有価証券報告書(2026年3月期)」EDINET 書類管理番号 S100YH4R
  • ロジスティード「有価証券報告書(2026年3月期)」EDINET 書類管理番号 S100YITA
  • 山九「有価証券報告書(2026年3月期)」EDINET 書類管理番号 S100YJRS
  • 鴻池運輸「有価証券報告書(2026年3月期)」EDINET 書類管理番号 S100YGFS
  • 福山通運「有価証券報告書(2026年3月期)」EDINET 書類管理番号 S100YIXL
  • サカイ引越センター「有価証券報告書(2026年3月期)」EDINET 書類管理番号 S100YFJQ
  • 初任給・採用人数:各社の公式の新卒採用ページ・サステナビリティのデータ集(2026年10月23日に確認)
  • 全産業の初任給:厚生労働省「令和7(2025)年賃金構造基本統計調査」新規学卒者の所定内給与額(大学卒・男女計)
  • 分野の分け方・割合・合計は編集部の計算です。数字は年に1回(有価証券報告書が出る6〜7月)見直します。最終確認:2026年10月23日
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