バイト・お金 更新 2026.09.13 この記事にはPRを含みます

バイトのしすぎで単位を落とさないために|危険なサイン

結論

単位を落とす前には、欠席や遅刻が増える、課題が遅れる、授業中に眠い、試験前に勉強時間が取れないといった危険なサインが出ます。一つでも当てはまったら、1週間の時間の使い方(授業・予習復習・移動・バイト・睡眠)を書き出し、どこに無理があるかを確認してください。シフトの回数、深夜の勤務、通勤、掛け持ち、断れない頼まれごとが原因になりやすいポイントです。早めに店長にシフトを減らす相…

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23章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.13
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「気づいたら出席が足りなくなっていた」「課題の締め切りを忘れていた」「試験前なのにシフトが詰まっている」

バイトが楽しくなってきた、生活費のために入れるだけ入りたい、頼まれると断れない——そうして少しずつバイトの比重が大きくなり、気づいたときには単位が危うくなっている学生は少なくありません。

単位を落とすと、再履修の負担、進級や卒業の遅れ、奨学金への影響など、後から取り戻すのが大変な結果につながることがあります。けれど、多くの場合、単位を落とす前には「危険なサイン」が出ています。

この記事では、バイトのしすぎで単位を落とす前に気づきたいサイン、自分の時間の使い方の見直し方、シフトを減らす相談、そしてお金の事情で減らせないときの相談先を整理します。

この記事について:本記事は一般的な考え方の整理であり、特定の大学の履修・進級・卒業の規定を示すものではありません。出席の扱い、単位の認定、再履修、進級・卒業の要件、奨学金の学業に関する基準などは、大学や制度によって異なり、変更されることがあります。必ず在籍する大学の履修要項・教務の窓口、奨学金の窓口でご確認ください。

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なぜバイトで単位…危険なサインの一覧出席が足りなくな…課題が遅れるサイン授業中の眠気この記事

この記事の流れ

バイトのしすぎで単位を落とさないために

単位を落とす前には、欠席や遅刻が増える、課題が遅れる、授業中に眠い、試験前に勉強時間が取れないといった危険なサインが出ます。

1
シフトが少しずつ増える頼まれて引き受けるうちに回数が増える
2
睡眠が削られる夜遅くまでの勤務・深夜のシフト
3
朝の授業を休む「一回くらいなら」が続く
4
課題が後回しになる疲れて手がつかない

なぜバイトで単位を落とすのか

バイトそのものより、「少しずつの積み重ね」が原因になります。

バイトのしすぎで単位を落とすのは、ある日突然起こることではありません。頼まれてシフトを引き受ける、夜遅くまで働く、疲れて朝の授業を一回休む、課題を後回しにする——そうした小さな積み重ねが、気づいたときには取り…

1
バイトの翌日に授業を休んだ前日のシフトの時間
2
授業に遅刻することが増えた睡眠の時間
3
課題を締め切りぎりぎりか遅れて出した週の空き時間
4
授業中に眠くて内容が入らない深夜の勤務・睡眠

危険なサインの一覧

一つでも当てはまったら、見直しの合図です。

表のようなサインは、単位を落とす前に現れやすいものです。一つでも当てはまった場合は、「まだ大丈夫」と思わずに、バイトとの付き合い方を見直すタイミングだと考えてください。

1
同じ曜日の授業をよく休むその前日のシフト
2
何回休んだか覚えていない授業ごとの欠席の回数
3
出席の扱いを知らないシラバスの評価の方法
4
遅刻が欠席の扱いになることを知らない授業ごとの決まり

出席が足りなくなるサイン

「一回くらい」の欠席が、積み重なります。

授業によっては、一定の回数以上欠席すると、試験を受けられなかったり、単位が認められなかったりすることがあります。

1
締め切りの前日に慌てて取りかかる週に課題の時間が確保されていない
2
締め切りを忘れていた予定の管理ができていない
3
内容が不十分なまま出す取り組む時間が足りない
4
提出できなかったすでに危険な状態

課題が遅れるサイン

課題の遅れは、時間の不足のサインです。

課題を締め切りの直前に慌てて仕上げる、締め切りを忘れていた、内容が不十分なまま提出した——こうしたことが増えている場合は、週の中に課題に取り組む時間が確保できていないサインです。

1
深夜のバイトの翌日深夜の勤務の回数
2
閉店作業で帰りが遅いシフトの終わりの時間
3
連日の勤務休む日の確保
4
体力を使う仕事翌日の授業の予定

授業中の眠気

出席していても、内容が入っていなければ意味がありません。

授業に出ていても、眠くて内容が頭に入らない状態が続くと、試験前に一から勉強し直すことになり、結果的に単位を落としやすくなります。

1
バイトそのものより、「少しずつの積み重ね」が原因になります。なぜバイトで単位を落とすのか
2
一つでも当てはまったら、見直しの合図です。危険なサインの一覧
3
「一回くらい」の欠席が、積み重なります。出席が足りなくなるサイン
4
課題の遅れは、時間の不足のサインです。課題が遅れるサイン

まとめ

この記事の要点

一つでも当てはまったら、1週間の時間の使い方(授業・予習復習・移動・バイト・睡眠)を書き出し、どこに無理があるかを確認してください。

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01なぜバイトで単位を落とすのか

バイトそのものより、「少しずつの積み重ね」が原因になります。

1シフトが少しずつ増える頼まれて引き受けるうちに回数が増える
2睡眠が削られる夜遅くまでの勤務・深夜のシフト
3朝の授業を休む「一回くらいなら」が続く
4課題が後回しになる疲れて手がつかない
5試験前に取り戻せない勉強の時間が足りない

バイトのしすぎで単位を落とすのは、ある日突然起こることではありません。頼まれてシフトを引き受ける、夜遅くまで働く、疲れて朝の授業を一回休む、課題を後回しにする——そうした小さな積み重ねが、気づいたときには取り戻せない状態になっています。

バイトをすること自体が悪いわけではありません。問題は、学業に必要な時間や体力が、少しずつバイトに削られていくことに気づかないことです。まずは、危険なサインに早く気づくことが大切です。

02危険なサインの一覧

一つでも当てはまったら、見直しの合図です。

サイン 見直すこと
バイトの翌日に授業を休んだ 前日のシフトの時間
授業に遅刻することが増えた 睡眠の時間
課題を締め切りぎりぎりか遅れて出した 週の空き時間
授業中に眠くて内容が入らない 深夜の勤務・睡眠
試験前に勉強の時間が取れない 試験期間のシフト
履修をバイトに合わせて選んだ 学業の優先度
休日もバイトで埋まっている 休む日の確保

表のようなサインは、単位を落とす前に現れやすいものです。一つでも当てはまった場合は、「まだ大丈夫」と思わずに、バイトとの付き合い方を見直すタイミングだと考えてください。

特に、バイトを理由に授業を休むことが続いている場合や、試験前に勉強の時間が取れない場合は、すでに単位を落とす危険が高まっています。早めに手を打ちましょう。

03出席が足りなくなるサイン

「一回くらい」の欠席が、積み重なります。

サイン 確認すること
同じ曜日の授業をよく休む その前日のシフト
何回休んだか覚えていない 授業ごとの欠席の回数
出席の扱いを知らない シラバスの評価の方法
遅刻が欠席の扱いになることを知らない 授業ごとの決まり

授業によっては、一定の回数以上欠席すると、試験を受けられなかったり、単位が認められなかったりすることがあります。何回まで欠席してよいか、遅刻がどう扱われるかは、授業や大学によって違うので、シラバスや授業の最初の説明で確認してください。

「何回休んだか覚えていない」という状態は危険です。授業ごとに、欠席した日を手帳やスマートフォンに記録しておくと、あと何回休めるかを把握でき、バイトとの調整もしやすくなります。

04課題が遅れるサイン

課題の遅れは、時間の不足のサインです。

サイン 考えられる原因
締め切りの前日に慌てて取りかかる 週に課題の時間が確保されていない
締め切りを忘れていた 予定の管理ができていない
内容が不十分なまま出す 取り組む時間が足りない
提出できなかった すでに危険な状態

課題を締め切りの直前に慌てて仕上げる、締め切りを忘れていた、内容が不十分なまま提出した——こうしたことが増えている場合は、週の中に課題に取り組む時間が確保できていないサインです。

課題の提出が成績に大きく関わる授業も多くあります。授業のスケジュールとバイトのシフトを同じカレンダーで管理し、課題の締め切りの前はシフトを減らすなど、先を見越した調整をしてください。

05授業中の眠気

出席していても、内容が入っていなければ意味がありません。

1深夜のバイトの翌日深夜の勤務の回数
2閉店作業で帰りが遅いシフトの終わりの時間
3連日の勤務休む日の確保
4体力を使う仕事翌日の授業の予定

授業に出ていても、眠くて内容が頭に入らない状態が続くと、試験前に一から勉強し直すことになり、結果的に単位を落としやすくなります。深夜のバイトの翌日、閉店作業で帰りが遅くなった翌日、体力を使う仕事の翌日などに、眠気が強くなっていないか振り返ってみてください。

翌日に朝の授業がある日は、夜遅くまでのシフトや深夜の勤務を入れないようにするだけでも、授業への集中はずいぶん変わります。深夜のバイトの注意点は、深夜のバイトのルール|時間帯と割増の考え方で扱っています。

06試験前に勉強の時間が取れない

試験期間のシフトは、先に調整しておきます。

サイン 対応
試験の日程を把握していない 早めに確認する
試験期間にもシフトが入っている 店長に調整を相談する
試験の前日も遅くまで働いている 前日は入れない
一夜漬けに頼っている 普段から少しずつ勉強する時間を作る

試験期間にもシフトが入っていて、勉強の時間が取れない状態は、単位を落とす直前の危険なサインです。試験の日程がわかった時点で、その期間と、その前の1〜2週間のシフトを減らせないか、早めに店長に相談してください。

試験の前日まで遅くまで働いていると、一夜漬けにも頼れなくなります。普段から少しずつ勉強の時間を作っておくことも、バイトとの両立には欠かせません。

07履修がバイト優先になっている

「シフトに合わせて履修を選ぶ」は、危険なサインです。

1シフトに合わせて授業を選んだ必要な授業を取りそびれる
2必修の授業を後回しにした翌年以降の履修が詰まる
3取る単位の数を減らしすぎた卒業に必要な単位が足りなくなる
4興味のある授業をあきらめた学びの機会を失う

バイトのシフトを優先して、授業を選んでいる場合は注意が必要です。必修の授業や、卒業に必要な単位の授業を後回しにすると、翌年以降の履修が詰まり、卒業が危うくなることがあります。

大学生の本分は学業です。まず卒業に必要な授業を優先して履修を組み、その空き時間にバイトを入れる、という順番で考えてください。時間割が変わったときは、シフトを調整してもらうよう店長に相談しましょう。

081週間の時間を書き出す

自分の時間の使い方を、目に見える形にします。

1授業時間割どおりの時間
2予習・復習・課題実際に必要な時間
3移動通学・バイト先への往復
4バイトシフトの時間+準備・片付け
5睡眠実際に寝ている時間
6食事・家事・休息生活に必要な時間

危険なサインに気づいたら、1週間の時間の使い方を書き出してみてください。授業、予習・復習・課題、移動、バイト、睡眠、食事や家事、休息の時間を、曜日ごとに並べます。

書き出してみると、「予習・復習の時間がほとんどない」「睡眠が5時間を切っている日が多い」「移動の時間が思った以上に長い」といった無理が見えてきます。どこを削っているのかがわかれば、何を変えればよいかも見えてきます。

09原因を切り分ける

何が学業の時間を圧迫しているかを探します。

1シフトの回数が多い週の上限を決めて減らす
2深夜・夜遅くの勤務翌日に授業がある日は避ける
3通勤に時間がかかる近い職場に変えることも
4掛け持ちをしている一つに絞る
5頼まれると断れない断る基準を決める
6長時間のシフト1回あたりの時間を短くする

学業の時間が足りない原因は、人によって違います。シフトの回数が多いのか、深夜の勤務が生活のリズムを崩しているのか、通勤に時間がかかりすぎているのか、掛け持ちで予定が詰まっているのか——原因によって、取るべき対策が変わります。

頼まれるとシフトの交代を断れず、気づけば回数が増えている、というケースも少なくありません。「週〇回まで」「試験期間は入らない」と自分の中で基準を決めておくと、断りやすくなります。掛け持ちの注意点はバイトの掛け持ちは何が大変?始める前に決めておくことで扱っています。

10シフトを減らす相談

理由と、具体的な希望を伝えます。

1何の相談か「シフトの回数についてご相談です」
2理由「授業の出席と課題が追いつかなくなってきたので」
3具体的な希望「週4回から週2回に減らしていただけませんか」
4期間「今学期の間」「試験が終わるまで」
5続けたい気持ち「減らしてでも続けたいと思っています」

シフトを減らしたいときは、「学業が追いつかなくなってきた」という理由と、「週〇回に」という具体的な希望を伝えてください。学生を多く雇っている職場では、学業を理由にしたシフトの調整に慣れていることが多いものです。

続けたい気持ちがあるなら、「減らしてでも続けたい」と伝えると、店長も調整を前向きに考えやすくなります。シフトを減らす相談の伝え方は、シフトを増やしたい・減らしたいときの伝え方で詳しく扱っています。

11試験期間の調整

試験の日程がわかったら、すぐに伝えます。

1学期の初め試験期間のおおよその時期を伝える
2試験の日程が決まったら具体的な日付を伝える
3シフトの提出のとき試験期間を空けて提出する
4試験の前の1〜2週間回数を減らす

試験期間のシフトの調整は、早めに伝えるほど通りやすくなります。学期の初めに「〇月下旬は試験期間なので、シフトを減らしたいです」と見通しを伝えておき、日程が決まったら具体的な日付を伝えましょう。

同じ職場の学生も同じ時期に試験期間を迎えるため、職場は人手が足りなくなりがちです。だからこそ、早めに伝えることが大切です。

12お金の事情で減らせないとき

一人で抱え込まず、大学に相談してください。

1奨学金の利用大学の奨学金の窓口
2授業料の減免・分納大学の学生課・学費の窓口
3急な出費での生活の困窮大学の学生課
4支出の見直し固定費・家計の整理
5家族との話し合い仕送りや学費の分担

生活費や学費のためにバイトを減らせない、という学生も多くいます。その場合は、一人で抱え込まず、大学の学生課や奨学金の窓口に相談してください。奨学金、授業料の減免や分納、急な困窮への支援など、大学によって利用できる制度があります。

支出を見直し、家族と学費や生活費の分担について話し合うことも一つの方法です。お金のために学業を続けられなくなっては本末転倒です。制度を使って、バイトの時間を減らせないかを考えてみてください。

13奨学金と学業の関係

単位の状況によって、支援に影響が出ることがあります。

1学業の基準がある多くの奨学金に、修得単位数などの基準がある
2基準を下回ると警告を受けたり、支援が止まったりすることがある
3給付型の支援学業の状況が厳しく確認されることがある
4確認先大学の奨学金の窓口・奨学金の案内

奨学金を利用している場合は、特に注意が必要です。多くの奨学金には、修得した単位の数や成績などの学業の基準があり、基準を下回ると、警告を受けたり、支援が止まったりすることがあります。給付型の支援では、学業の状況が厳しく確認されることもあります。

「生活費のためにバイトを増やしたら、単位を落として奨学金が止まった」ということにならないよう、自分が利用している奨学金の学業の基準を確認しておいてください。基準は制度によって違い、変更されることもあるので、大学の奨学金の窓口や奨学金の案内で確認しましょう。

14履修登録の前に考えること

学期が始まる前に、バイトとの両立を計画します。

1卒業に必要な単位今学期に取るべき授業
2必修の授業の時間動かせない予定として先に入れる
3課題の多い授業週の中に課題の時間を確保
4バイトに使える時間授業と課題を引いた残り
5シフトの調整時間割が決まったら店長に伝える

学期が始まる前、履修登録のときに、バイトとの両立を計画しておくと、学期の途中で慌てずに済みます。まず、卒業に必要な単位や必修の授業を確認し、動かせない予定として時間割に入れてください。

課題の多い授業を取る場合は、週の中に課題に取り組む時間も確保します。そのうえで、残った時間の中でバイトのシフトを考え、時間割が決まったら早めに店長に伝えましょう。

15欠席が続いたときの教員への相談

早めに相談すれば、取れる対応があることもあります。

1相談の時期学期の途中、できるだけ早く
2相談の方法授業の後・オフィスアワー・メール
3伝えること欠席の状況と、今後どうしたいか
4期待しすぎない決まりの範囲での対応

欠席が続いてしまった授業については、学期の途中で、できるだけ早く教員に相談してみてください。今後の出席で挽回できるのか、補う方法があるのかなど、授業の決まりの範囲で教えてもらえることがあります。

ただし、バイトを理由にした欠席が特別に扱われるわけではありません。「今後はきちんと出席したい」という姿勢を伝え、教員の指示に従いましょう。学期の最後になってから相談しても、取れる対応は限られてしまいます。

16単位を落としてしまったら

落ち込むより、次の学期の計画を立て直します。

1卒業の要件を確認あと何単位必要か
2再履修の方法を確認必修の場合は特に
3次の学期の履修を見直す取るべき単位の数
4バイトを見直す同じことを繰り返さない
5教務の窓口に相談不安な点を確認

単位を落としてしまった場合は、まず卒業の要件を確認し、あと何単位必要なのか、落とした授業が必修だったのかを把握してください。必修の授業を落とした場合は、再履修が必要になり、次の学期以降の時間割に影響することがあります。

次の学期の履修を見直すと同時に、同じことを繰り返さないよう、バイトのシフトも見直しましょう。卒業の要件や再履修の方法に不安がある場合は、大学の教務の窓口に相談してください。

17進級・卒業に関わる場合

進級や卒業が危うい場合は、バイトより学業を最優先に。

1進級の要件を満たせるか不安教務の窓口で確認・シフトを大幅に減らす
2卒業に必要な単位が足りないバイトを休む・辞めることも考える
3就職が決まっている卒業できないと就職にも影響する
4留年すると学費が増えるバイトで稼ぐより大きな負担

進級や卒業の要件を満たせるか不安がある場合は、バイトより学業を最優先にしてください。大学によっては、一定の単位を取らないと進級できない決まりがあり、留年すると、1年分の学費や生活費が追加でかかることになります。

その負担は、バイトで稼ぐお金よりずっと大きくなることがあります。就職が決まっている場合も、卒業できなければ就職にも影響します。必要なら、しばらくバイトを休む、辞めることも考えましょう。卒業前のバイトの考え方は、卒業前にバイトをいつ辞める?就職までの過ごし方でも扱っています。

18体調のサイン

体調を崩すと、学業もバイトも続けられなくなります。

1いつも疲れている休む日を増やす
2かぜをひきやすくなった睡眠と食事を見直す
3食事を抜くことが多い生活のリズムを整える
4気持ちが落ち込む学生相談室・保健管理センターへ

いつも疲れている、かぜをひきやすくなった、食事を抜くことが多い、気持ちが落ち込む——こうした体調のサインは、学業とバイトの両方に無理がかかっている証拠です。体調を崩してしまうと、授業にもバイトにも出られなくなり、かえって状況が悪くなります。

体調のサインが出ている場合は、シフトを減らして休む日を確保し、睡眠と食事を整えることを優先してください。気持ちの落ち込みが続く場合は、大学の学生相談室や保健管理センターに相談しましょう。

19バイトを変える・辞める

今の職場で調整できなければ、環境を変えることも考えます。

1シフトを減らしてもらえない融通の利く職場に変える
2通勤に時間がかかる大学や自宅の近くの職場に変える
3深夜の勤務が多い昼や夕方の職場に変える
4進級・卒業が危うい一度辞めて学業に集中する

シフトを減らす相談をしても受け入れてもらえない、通勤に時間がかかりすぎる、深夜の勤務が多い、といった場合は、今の職場で調整するのではなく、学業と両立しやすい職場に変えることを考えてください。

進級や卒業が危うい場合は、一度バイトを辞めて学業に集中する選択もあります。バイトを変えるタイミングはバイトを変えるタイミング|次を決めてから辞めるか、辞め方はバイトの辞め方|伝える時期・相手・言い方で扱っています。

20セルフチェック

月に一度、この表で確認してみてください。

チェック項目 当てはまったら
授業ごとの欠席の回数を把握している 把握していなければ記録を始める
課題を締め切りの2日以上前に終えている できていなければ時間を確保
平日の睡眠が6時間以上ある 足りなければ夜のシフトを見直す
週に1日は完全に休む日がある なければシフトを減らす
試験期間のシフトを調整済み まだなら早めに相談
奨学金の学業の基準を知っている 利用しているなら確認

学業とバイトの両立の状態は、学期の途中で少しずつ変わっていきます。月に一度、この表を使って自分の状態を確認してみてください。当てはまらない項目があれば、その部分を見直すきっかけにしましょう。

表の睡眠の時間や休む日の数は、あくまで目安です。自分の体調や学業の状況に合わせて、無理のない基準を決めてください。

21相談できる窓口

学業とバイトの悩みは、大学の窓口で相談できます。

1卒業・進級の要件・再履修教務の窓口
2授業の欠席・課題授業の担当教員
3奨学金・学費奨学金の窓口・学生課
4生活の困りごと学生課
5気持ちの落ち込み・疲れ学生相談室・保健管理センター
6シフトを減らさせてもらえない学生課・キャリアセンター

学業とバイトの両立に悩んだときは、大学のさまざまな窓口に相談できます。卒業や進級の要件、再履修については教務の窓口、奨学金や学費については奨学金の窓口や学生課、気持ちの落ち込みや疲れについては学生相談室や保健管理センターが相談先になります。

「バイトのせいで単位が危ないなんて言いにくい」と感じるかもしれませんが、同じ悩みを持つ学生は多く、窓口の人は多くの相談を受けています。早めに相談するほど、取れる対応は多くなります。

22よくある質問

バイトのしすぎで単位を落とさないか心配です。何から見直せばいいですか?

まず、1週間の時間の使い方(授業、予習・復習・課題、移動、バイト、睡眠、生活)を書き出してみてください。どこに無理があるかが見えてきます。そのうえで、シフトの回数、深夜の勤務、通勤、掛け持ち、断れない頼まれごとなど、原因になっている部分を見直しましょう。

どんなサインが出たら危ないですか?

バイトの翌日に授業を休んだ、遅刻が増えた、課題が締め切りぎりぎりか遅れた、授業中に眠くて内容が入らない、試験前に勉強の時間が取れない、シフトに合わせて履修を選んだ——こうしたサインが一つでも当てはまったら、見直しのタイミングです。

店長にシフトを減らしたいと言いにくいです。

「授業の出席と課題が追いつかなくなってきたので、週〇回に減らしていただけませんか」と、理由と具体的な希望を伝えてください。学生を多く雇う職場は、学業を理由にした調整に慣れていることが多いものです。続けたい気持ちがあれば、それも伝えると調整を考えてもらいやすくなります。

生活費のためにバイトを減らせません。

一人で抱え込まず、大学の学生課や奨学金の窓口に相談してください。奨学金、授業料の減免や分納、急な困窮への支援など、大学によって利用できる制度があります。支出の見直しや、家族との学費・生活費の分担の話し合いも考えてみましょう。

奨学金をもらっていますが、単位を落とすとどうなりますか?

多くの奨学金には、修得単位数などの学業の基準があり、基準を下回ると、警告を受けたり支援が止まったりすることがあります。基準は制度によって違い、変更されることもあるので、大学の奨学金の窓口や奨学金の案内で、自分が利用している制度の基準を確認してください。

欠席が多い授業があります。どうすればいいですか?

授業ごとの欠席の回数を確認し、シラバスや授業の最初の説明で、何回まで欠席が認められるかを確かめてください。学期の途中であれば、早めに教員に相談すると、授業の決まりの範囲で今後の対応を教えてもらえることがあります。今後は、その授業の前日のシフトを見直しましょう。

単位を落としてしまいました。

まず卒業の要件と、落とした授業が必修かどうかを確認し、再履修の方法を把握してください。次の学期の履修を見直すと同時に、同じことを繰り返さないようバイトのシフトも見直しましょう。不安な点は大学の教務の窓口に相談してください。

深夜のバイトは学業に影響しますか?

深夜の勤務は生活のリズムが崩れやすく、翌日の授業の眠気や欠席につながりやすい働き方です。翌日に朝の授業がある日は深夜や夜遅くのシフトを入れない、週の回数を絞るなどの工夫をしてください。眠気や欠席が続く場合は、昼や夕方の職場に変えることも考えましょう。

留年しそうです。バイトは辞めた方がいいですか?

進級や卒業が危うい場合は、学業を最優先にしてください。留年すると追加の学費や生活費がかかり、その負担はバイトで稼ぐお金より大きくなることがあります。シフトを大幅に減らす、しばらく休む、一度辞めて学業に集中する、といった選択を考え、教務の窓口にも相談しましょう。

試験期間のシフトはいつ相談すればいいですか?

早いほど通りやすくなります。学期の初めに試験期間のおおよその時期を伝え、日程が決まったら具体的な日付を伝えてください。同じ職場の学生も同じ時期に試験を迎えるため、職場は人手が足りなくなりがちです。シフトの提出の前に伝えるのが基本です。

23まとめ|サインに早く気づき、時間を書き出して、早めに調整する

バイトのしすぎで単位を落とすのは、少しずつの積み重ねです。欠席や遅刻、課題の遅れ、授業中の眠気、試験前の時間不足——こうしたサインに早く気づくことが何より大切です。

サインに気づいたら、1週間の時間の使い方を書き出してください。シフトの回数、深夜の勤務、通勤、掛け持ち、断れない頼まれごとなど、原因を切り分けて対策を考えます。

シフトを減らす相談と、試験期間の調整は、早めに。履修は卒業に必要な授業を優先し、その空き時間でバイトを考えましょう。

お金の事情で減らせないときは、大学の学生課や奨学金の窓口に相談してください。奨学金を利用している場合は、学業の基準を下回ると支援が止まることもあるので、特に注意が必要です。

最後に。進級や卒業が危うい場合は、バイトより学業を最優先に。留年の負担は、バイトで稼ぐお金よりずっと大きくなることがあります。

この記事について:本記事は一般的な考え方の整理であり、特定の大学の履修・出席・単位認定・進級・卒業の規定や、特定の奨学金の基準を示すものではありません。欠席の扱い、再履修、進級・卒業の要件、奨学金の学業の基準、授業料の減免などは、大学や制度によって異なり、変更されることがあります。必ず在籍する大学の履修要項・シラバス、教務の窓口、奨学金の窓口、学生課でご確認ください。記載の時間や回数は目安です。心身の不調が続く場合は、在籍する大学の学生相談室・保健管理センター、または医療機関にご相談ください。