就活・キャリア 更新 2026.09.23 この記事にはPRを含みます

電機・電子業界の調べ方|一次情報の集め方

結論

電機・電子業界を調べるなら「会社のセグメント情報」「分野ごとの業界団体」「製品を実際に見る」の3つから始めてください。この業界の会社は複数の事業を持つため、セグメント情報を読まないと何をしている会社か分かりません。業界団体は電機、電子部品、半導体、情報と分野ごとに分かれています。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報で確認してください。

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19章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.23
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電機・電子業界は、会社が複数の事業を持っています。

そのためセグメント情報を読まないと、その会社が何をしているかが分かりません。

そして分野ごとに別の業界団体があります。探している情報で見る先が変わります。

この記事では、この業界の情報源と、その使い方を整理します。

この記事について:本記事は情報の集め方の一般的な整理です。挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。会社名は探し方の例として挙げたもので、推奨や順位づけではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。

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この業界で使える…セグメント情報の…分野ごとの業界団体公的機関の資料製品を見る・触れるこの記事

この記事の流れ

電機・電子業界の調べ方

電機・電子業界を調べるなら「会社のセグメント情報」「分野ごとの業界団体」「製品を実際に見る」の3つから始めてください。

1
「何の会社か」が資料を読まないと分かりません同じ会社の中にまったく性質の違う事業があります。
2
関連する記事業界の構造は電機・電子業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は電機・電子業界…

この業界で使える情報源

まずこの3つから始めてください。

同じ会社の中にまったく性質の違う事業があります。セグメント情報が出発点になります。業界の構造は電機・電子業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は電機・電子業界の職種|仕事内容の調べ方、選考は電機・電子業界の選考…

1
会社によって区分の仕方が違います同じような事業でも、会社によってまとめ方が違います。
2
従業員数を見てくださいどの事業に人を置いているかが分かります。
3
過去の資料と比べてくださいセグメントの区分が変わっていたら、事業の組み替えがあったということです。
4
関係会社の一覧も見てくださいどんな会社を持っているかが分かります。グループの広がりが見えます。

セグメント情報の読み方

この業界ではここが出発点です。

同じような事業でも、会社によってまとめ方が違います。その分け方自体が会社の考え方を表します。どの事業に人を置いているかが分かります。配属先の可能性を考える材料になります。

1
名簿は会社探しに使えます完成品の会社は知っていても、部品や材料の会社は知らないことが多いはずです。
2
統計は分野ごとに出ています電機全体の統計と、特定の製品分野の統計は別です。
3
用語の解説がある場合があります技術の言葉が分からないと資料が読めません。
4
展示会を主催する団体があります分野ごとの展示会を団体が主催していることがあります。

分野ごとの業界団体

探している情報で見る先が変わります。

完成品の会社は知っていても、部品や材料の会社は知らないことが多いはずです。名簿から探してください。電機全体の統計と、特定の製品分野の統計は別です。何を知りたいかを決めてから探してください。

1
制度のことは必ず公的機関で確認してください製品の安全や環境に関する制度は改正されることがあります。
2
白書は全体像をつかむのに向きますものづくりや情報の分野を扱う白書があります。
3
概要版から読んでください本文が長い資料では、概要版が出ていることがあります。
4
統計は更新されますいつの統計かを必ず確認してください。古い数字を面接で話すと、かえって印象が…

公的機関の資料

業界全体の輪郭が分かります。

製品の安全や環境に関する制度は改正されることがあります。一次の情報で確認してください。ものづくりや情報の分野を扱う白書があります。いま何が課題とされているかが整理されています。

1
家庭向けの製品は店頭で見られますどう並べられ、何を前面に出しているか。会社の考え方が表れます。
2
産業向けの製品は見えにくくなります工場で使われる機器や、機械の中に入る部品は目に触れません。
3
展示会は産業向けの製品を見る機会です分野ごとの展示会があります。学生が入れる催しもあります。
4
展示施設がある会社があります沿革や技術を紹介する施設を持つ会社があります。

製品を見る・触れる

見える製品と見えない製品があります。

どう並べられ、何を前面に出しているか。会社の考え方が表れます。工場で使われる機器や、機械の中に入る部品は目に触れません。会社のサイトの製品紹介で補ってください。

1
まずこの3つから始めてください。この業界で使える情報源
2
この業界ではここが出発点です。セグメント情報の読み方
3
探している情報で見る先が変わります。分野ごとの業界団体
4
業界全体の輪郭が分かります。公的機関の資料

まとめ

この記事の要点

この業界の会社は複数の事業を持つため、セグメント情報を読まないと何をしている会社か分かりません。業界団体は電機、電子部品、半導体、情報と分野ごとに分かれています。

記事を読む

第1部 この業界で使える情報源

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01この業界で使える情報源

まずこの3つから始めてください。

①会社のセグメント情報複数の事業のどれが大きいか②分野ごとの業界団体電機・電子部品・半導体・情報③製品を実際に見る店頭や展示で見せ方を知るこの3つから始めてください

電機・電子業界の3つの情報源。

1会社のセグメント情報複数の事業のどれが大きいか
2中期経営計画伸ばす事業と見直す事業
3業界団体の統計分野ごとの動き
4業界団体の名簿部品や材料の会社を探す
5公的機関の資料制度、統計、分野の整理
6店頭・展示各社が何を見せようとしているか

「何の会社か」が資料を読まないと分かりません

同じ会社の中にまったく性質の違う事業があります。セグメント情報が出発点になります。

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業界の構造は電機・電子業界とは|全体像と分野の調べ方、職種は電機・電子業界の職種|仕事内容の調べ方、選考は電機・電子業界の選考|案内から流れを読む、条件は電機・電子業界の求人票|確認する項目で整理しています。

02セグメント情報の読み方

この業界ではここが出発点です。

1セグメントの区分会社がどう事業を分けているか
2セグメントごとの収益どの事業が大きいか
3セグメントごとの従業員数どこに人を置いているか
4区分の変化過去の資料と比べると見える

会社によって区分の仕方が違います

同じような事業でも、会社によってまとめ方が違います。その分け方自体が会社の考え方を表します。

従業員数を見てください

どの事業に人を置いているかが分かります。配属先の可能性を考える材料になります。

過去の資料と比べてください

セグメントの区分が変わっていたら、事業の組み替えがあったということです。

関係会社の一覧も見てください

どんな会社を持っているかが分かります。グループの広がりが見えます。

2社のセグメントを並べてください

同じ業界の会社でも、手がけている領域が違います。その違いが志望動機になります。

03分野ごとの業界団体

探している情報で見る先が変わります。

1電機・電子に関する団体分野全体の統計、会員の名簿
2電子部品に関する団体部品の会社の名簿、分野の統計
3半導体に関する団体半導体や製造装置の分野の情報
4情報サービスに関する団体情報の分野の会社と統計
5製品分野ごとの団体特定の製品に関する情報

名簿は会社探しに使えます

完成品の会社は知っていても、部品や材料の会社は知らないことが多いはずです。名簿から探してください。

統計は分野ごとに出ています

電機全体の統計と、特定の製品分野の統計は別です。何を知りたいかを決めてから探してください。

用語の解説がある場合があります

技術の言葉が分からないと資料が読めません。解説のページがあれば先に読んでください。

展示会を主催する団体があります

分野ごとの展示会を団体が主催していることがあります。学生が入れる催しもあります。

団体名は自分で確認してください

団体の名称や公表している資料は変わることがあります。検索して最新のものを確認してください。

04公的機関の資料

業界全体の輪郭が分かります。

1生産や出荷に関する統計産業を所管する省庁
2ものづくり分野の白書所管する省庁
3情報や通信に関する資料所管する省庁
4製品の安全に関する制度所管する省庁
5上場企業の提出書類公的な情報開示の仕組み

制度のことは必ず公的機関で確認してください

製品の安全や環境に関する制度は改正されることがあります。一次の情報で確認してください。

白書は全体像をつかむのに向きます

ものづくりや情報の分野を扱う白書があります。いま何が課題とされているかが整理されています。

概要版から読んでください

本文が長い資料では、概要版が出ていることがあります。そこから入ると読みやすくなります。

統計は更新されます

いつの統計かを必ず確認してください。古い数字を面接で話すと、かえって印象が悪くなります。

研究に関する公表資料もあります

公的な研究機関が技術分野の報告を出していることがあります。

05製品を見る・触れる

見える製品と見えない製品があります。

1店頭家庭向けの製品。各社の見せ方
2展示会産業向けの製品も見られる
3会社の展示施設沿革や技術の紹介
4製品紹介のページ見えない製品を知る

家庭向けの製品は店頭で見られます

どう並べられ、何を前面に出しているか。会社の考え方が表れます。

産業向けの製品は見えにくくなります

工場で使われる機器や、機械の中に入る部品は目に触れません。会社のサイトの製品紹介で補ってください。

展示会は産業向けの製品を見る機会です

分野ごとの展示会があります。学生が入れる催しもあります。開催の情報は団体や主催者のサイトで確認してください。

展示施設がある会社があります

沿革や技術を紹介する施設を持つ会社があります。会社の考え方を知る材料になります。

見えない領域のほうが大きいことがあります

社会インフラや産業向けの事業は目に触れないぶん、規模が大きいことがあります。セグメント情報で確認してください。

第2部 会社が出す資料

06会社が出している資料

会社自身が出したものが、いちばん確かな材料です。

資料 分かること
有価証券報告書 事業の内容、セグメント、従業員の状況、事業等のリスク
決算説明資料 その期に何が起きたか、会社がどう説明しているか
中期経営計画 これから何をしようとしているか
統合報告書・サステナビリティ報告 会社が大事にしていること、取り組み
会社のサイト 事業の紹介、拠点の一覧、沿革
採用ページ 職種、募集要項、働く人の紹介

上場している会社は資料が多くなります

有価証券報告書は公的な仕組みで公表されています。誰でも読めます。

事業が多い会社ほどセグメント情報が効きます

複数の事業を持つ会社では、どの事業が大きいかをここで確かめてください。

上場していない会社はどう調べるか

会社のサイト、採用ページ、業界団体の名簿、公的機関の公表資料。使える材料はあります。

就活サイトの情報は二次の情報です

まとめられた情報は分かりやすい代わりに、古かったり要約で落ちていたりします。元の資料にあたってください。

07有価証券報告書のどこを読むか

全部読む必要はありません。

1事業の内容何をしている会社か
2セグメント情報どの分野を手がけているか
3従業員の状況どの分野に人を置いているか
4事業等のリスク会社自身が挙げている不確実性
5設備の状況どこに拠点や設備があるか
6関係会社の状況どんな会社を持っているか

まず「事業の内容」と「セグメント情報」を読んでください

この2つでその会社が何をしているかの輪郭が分かります。

人数の偏りに目を向けてください

収益の大きさと人の多さは一致しないことがあります。そのずれ自体が読みどころです。

「事業等のリスク」は志望動機の材料になります

会社自身が何を不確実だと考えているかが書かれています。面接で話すときの材料になります。

数字を暗記する必要はありません

覚えるのではなく、構造を理解するために読んでください。

08中期経営計画と決算説明資料

これからの方向が書かれています。

1中期経営計画何を伸ばし、何を変えようとしているか
2決算説明資料その期に何が起きたと会社が説明しているか
3説明会の資料・動画公開している会社がある
4過去の計画前の計画と比べると変化が見える

「なぜこの会社か」の材料になります

同じ業界の2社の計画を並べると、力を入れている領域の違いが見えます。

事業の入れ替えについて書かれることがあります

伸ばす事業と見直す事業。会社の方向がはっきり出るところです。

言葉をそのまま使わないでください

計画に書かれた言葉をなぞるだけでは読んだことの証明にしかなりません。自分がどう思ったかまで用意してください。

公開されていない会社もあります

その場合は会社のサイトや採用ページから読み取ってください。

09採用ページと会社のサイト

見落とされがちですが、情報が詰まっています。

1職種の紹介どんな仕事があるか
2働く人の紹介日々の仕事の様子
3募集要項職種、勤務地、条件
4よくある質問会社が想定している疑問
5拠点の一覧どこに行きうるか
6沿革どう成り立ってきた会社か

拠点の一覧は必ず見てください

勤務地の記載を読むときの前提になります。

事業ごとの紹介があることがあります

事業領域が広い会社では、事業ごとの説明が置かれていることがあります。

働く人の紹介は職種ごとに読んでください

同じ会社でも職種によって仕事が違います。複数の職種の紹介を読むと像が立ちます。

募集要項の読み方は別記事で

条件の確認については募集要項の読み方|見落としやすい項目を確認するで扱っています。

第3部 公的機関と業界団体

10公的機関が出している情報

業界全体の輪郭は、ここで分かります。

1省庁の統計業界の規模や動きに関する数字
2白書分野ごとの整理と課題
3審議会などの資料制度の検討の経過
4制度の案内法令や制度の内容
5公的な情報開示の仕組み上場企業の提出書類

制度のことは必ず公的機関で確認してください

制度は改正されることがあります。まとめ記事ではなく、一次の情報で確認するのが確実です。

機械や電子に関する統計があります

生産や出荷に関する統計が産業を所管する省庁から公表されています。

白書は業界の全体像をつかむのに向きます

分野ごとの整理と、いま何が課題とされているかが書かれています。

読むのが大変なら要約から

公的機関が概要版を出していることがあります。そこから入ってください。

11業界団体の資料

その業界の内側からの整理です。

1統計業界全体の動き
2会員の名簿どんな会社があるか
3調査や報告書業界の課題や取り組み
4用語の解説専門の言葉の意味
5制度に関する説明業界に関わる決まり

会員の名簿は会社を探すのに使えます

知らない会社を見つけるいちばん確実な方法です。専門の分野ほど有効です。

分野ごとに団体が分かれています

電機、電子部品、半導体、情報——分野ごとに別の団体があります。

用語の解説から読むと早いことがあります

業界の言葉が分からないと資料が読めません。用語の解説があれば先に読んでください。

誰が出した資料かを意識してください

団体が出すものには、その業界にとっての見え方が反映されます。公的機関の資料と両方を見ると偏りが減ります。

12資料の探し方

探し方を覚えると早くなります。

1会社の資料会社のサイトの投資家向けのページ
2有価証券報告書公的な情報開示の仕組みで検索する
3業界の統計所管する省庁のサイト、業界団体のサイト
4制度の内容所管する省庁のサイト
5会社の一覧業界団体の会員名簿
6用語の意味業界団体や公的機関の解説

会社のサイトの投資家向けページを見てください

上場している会社では、決算や計画の資料がまとめて置かれています。

部品や材料の会社は団体の名簿から探せます

完成品の会社は知っていても、部品や材料の会社は知らないことが多いはずです。

大学の図書館も使えます

業界に関する書籍や、有料の情報源が使える場合があります。司書に聞いてください。

分からないときはキャリアセンターへ

調べ方そのものを相談できる相手です。

132社を並べて読む

1社だけ読んでも、違いは見えません。

1セグメント情報手がけている分野の違い
2中期経営計画これから伸ばそうとしている領域の違い
3事業等のリスク何を不確実だと考えているかの違い
4拠点の一覧どの地域に強いか
5採用ページどんな人を求めているか

同じ業界の同じような規模の会社で比べてください

前提が違いすぎると比べても意味がありません。

同じ事業領域どうしで比べてください

家庭向けと社会インフラでは前提が違います。同じ領域で比べてください。

違いが「なぜこの会社か」の答えになります

「A社は○○に力を入れ、B社は△△に力を入れている」——この形で言えると具体になります。

表にして並べてください

頭の中で比べると印象で判断してしまいます。項目を決めて書き出してください。

第4部 調べたことの扱い方

14一次の情報と二次の情報

この区別を持っておいてください。

1一次の情報会社が出した資料、公的機関の公表資料、法令の条文
2二次の情報まとめ記事、就活サイトの解説、ランキング
3人から聞いた話説明会、社員の話。その人の経験に基づく

二次の情報が悪いわけではありません

全体をつかむにはまとめられた情報が役に立ちます。ただし、そこで止めないでください。

技術の見通しは出どころを確認してください

新しい技術についての記事には見通しを含むことがあります。会社や公的機関の資料で確かめてください。

出どころを確認する癖をつけてください

読んだ内容がどこから来たものか。元の資料にあたれるかを確認してください。

人から聞いた話はその人の経験です

貴重な情報ですが、会社全体の話とは限りません。複数の人に聞くと偏りが減ります。

古い情報に注意してください

いつの情報かを必ず確認してください。制度も会社の状況も変わります。

15調べたことを記録する

あとで使える形にしてください。

1出どころあとで確認し直せる
2いつの情報か古くなっていないか分かる
3自分が何を思ったか志望動機の材料になる
4分からなかったこと説明会で聞く候補になる
5会社ごとの比較違いが見える

自分が何を思ったかを書いてください

資料の内容だけ写しても、面接では使えません。読んで何を感じたかが材料になります。

事業領域ごとに記録を分けてください

家庭向け、産業向け、社会インフラ、電子部品——領域ごとに整理すると使いやすくなります。

分からなかったことを残してください

調べても分からなかったことが、説明会で聞くべきことになります。

会社ごとに同じ項目を埋めてください

項目をそろえると違いがはっきりします。

16調べたことをどう使うか

調べて終わりにしないでください。

1志望動機2社の違いを踏まえて、なぜこの会社かを言う
2説明会での質問調べても分からなかったことを聞く
3面接での受け答え読んだ資料に触れて、自分の考えを言う
4応募先を選ぶ知らなかった会社を見つける
5条件の確認募集要項と合わせて読む

資料の言葉をなぞらないでください

書かれていることを言うだけでは、読んだことの証明にしかなりません。

それを読んで自分が何を考えたかまで言えると、話が変わります。

製品を使った経験も材料になります

実際に使って感じたことは自分の言葉で話せる材料です。

知らない会社を見つける道具でもあります

業界団体の名簿や取引先の一覧から、選択肢が広がります。

調べすぎて動けなくならないでください

ある程度調べたら、説明会に行く、人に聞く。動いたほうが分かることもあります。

17やらない方がいいこと

調べ方でとくに起きやすい失敗です。

1家庭向けの製品だけで判断する見えない領域のほうが大きいことがある
2セグメント情報を見ないその会社が何をしているか分からない
3まとめ記事だけで済ませる古かったり、要約で落ちていたりする
4古い統計を使ういつの情報かを確認していない
5資料の言葉をなぞる読んだことの証明にしかならない
6部品や材料の会社を見ない団体の名簿から探せば選択肢が広がる

調べ方そのものを相談できます

大学のキャリアセンターや図書館の司書は、探し方を教えてくれる相手です。

知らない会社を見つける道具として使ってください

調べる目的は理解だけではありません。候補を増やすことにも使えます。

18よくある質問

何から調べ始めればいいですか?

会社のセグメント情報、分野ごとの業界団体、製品を実際に見ることの3つです。この業界の会社は複数の事業を持つため、セグメント情報を読まないと何をしている会社か分かりません。

セグメント情報はどう読めばいいですか?

セグメントの区分、セグメントごとの収益、セグメントごとの従業員数を見てください。会社によって区分の仕方が違い、その分け方自体が会社の考え方を表します。過去の資料と比べて区分が変わっていたら、事業の組み替えがあったということです。

業界団体はどこを見ればいいですか?

電機・電子、電子部品、半導体、情報サービスと分野ごとに団体が分かれています。探している情報がどの分野のものかで見る先が変わります。名簿は部品や材料の会社を探すのに使え、用語の解説が置かれていることもあります。

統計はどこで探せばいいですか?

生産や出荷に関する統計は産業を所管する省庁から公表されています。電機全体の統計と特定の製品分野の統計は別なので、何を知りたいかを決めてから探してください。いつの統計かは必ず確認してください。

産業向けの製品はどう調べればいいですか?

工場で使われる機器や機械の中に入る部品は目に触れません。会社のサイトの製品紹介で補ってください。分野ごとの展示会があり、学生が入れる催しもあります。開催の情報は団体や主催者のサイトで確認してください。

店頭で見るだけでは足りませんか?

家庭向けの製品は店頭で見られ、どう並べられ何を前面に出しているかで会社の考え方が表れます。ただし社会インフラや産業向けの事業は目に触れないぶん規模が大きいことがあります。セグメント情報で確認してください。

部品や材料の会社はどう探せばいいですか?

電子部品に関する業界団体の名簿から探せます。完成品の会社は知っていても部品や材料の会社は知らないことが多いので、名簿は選択肢を広げる道具になります。

中期経営計画では何が分かりますか?

伸ばす事業と見直す事業が書かれることがあります。事業の入れ替えについての記述は、会社の方向がはっきり出るところです。2社の計画を並べると力を入れている領域の違いが見えます。

新しい技術の話はどう調べればいいですか?

記事には見通しを含むことがあります。各社の中期経営計画や決算説明資料で、その会社が何に投資しようとしているかを確認してください。公的な研究機関が技術分野の報告を出していることもあります。

制度について調べるときは?

製品の安全や環境に関する制度は改正されることがあります。まとめ記事ではなく、所管する省庁のサイトで一次の情報を確認してください。

2社を比べるときは何を見ればいいですか?

セグメント情報、中期経営計画、事業等のリスク、拠点の一覧、採用ページです。家庭向けと社会インフラのように事業領域が違うと比べにくいので、同じ領域にそろえてください。

調べたことをどう使えばいいですか?

資料の言葉をなぞるだけでは読んだことの証明にしかなりません。それを読んで自分が何を考えたかまで言えると話が変わります。製品を実際に使って感じたことも、自分の言葉で話せる材料になります。

19まとめ|セグメント・団体・製品の3つから

電機・電子業界を調べるなら、会社のセグメント情報、分野ごとの業界団体、製品を実際に見ることの3つから始めてください。

この章の要点
  • この業界の会社は複数の事業を持っています。セグメント情報が出発点になります。
  • セグメントごとの従業員数を見てください。どこに人を置いているかが分かります。
  • 業界団体は分野ごとに分かれています。探している情報で見る先が変わります。
  • 見えない領域のほうが大きいことがあります。家庭向けの製品だけで判断しないでください。
  • 部品や材料の会社は団体の名簿から探せます。選択肢が広がります。

最後に。挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。

この記事について:本記事は業界の構造と調べ方を整理するための一般的な案内です。登場する社名は情報の集め方の一般的な整理であり、推奨・順位付け・優劣の評価ではありません。また、網羅した一覧でもありません。売上、シェア、年収、従業員数などの数値と、企業の将来性については本記事では扱っていません。数値は各社の有価証券報告書・決算説明資料や業界団体・官庁の公表資料で、募集の内容は各社の募集要項でご確認ください。有価証券報告書の章構成は年度や会社によって異なることがあります。就職のしやすさ、採用の見通し、向き不向きについても判断していません。本記事で挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。会社名は探し方の例として挙げたもので、推奨や順位づけではありません。労働条件の取り扱いに疑問がある場合は労働局の総合労働相談コーナー(無料・全国・予約なしで利用できる場合があります)に、法令の解釈は弁護士にご相談ください。
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