コンサルタント職の仕事内容|求人票から役割を読む
コンサルタント職の求人票では「扱う領域」「就業の場所」「案件の期間」を先に読み取ってください。戦略、業務、システム、人事、公共——領域が違えば日々の中身が違います。取引先に出向いて働くことがあり、案件によって勤務地が変わることもあります。そして提案して終わりとは限りません。実際に進むところまで関わる形があります。
コンサルタントの仕事は、「どの領域を扱うか」で中身が変わります。
戦略、業務、システム、人事、公共——領域が違えば日々の過ごし方も違います。
そして案件によって働く場所が変わることがあります。
この記事では、求人票からこの職種の役割を読み取る手順を整理します。
この記事を7枚で
1 / 7第1部 この職種の仕事内容
第2部 求人票から役割を読む
第3部 入社後の流れと必要なもの
第4部 確認と相談
第1部 この職種の仕事内容
01この職種の仕事内容
まずこの3点を読み取ってください。
コンサルタント職の求人票で先に読み取る3点。
共通しているのは「外から関わる」こと
その会社の社員ではない立場で、課題に向き合うのが共通の役割です。
提案して終わりとは限りません
実際に進むところまで一緒にいる形があります。どこまで関わるかは記載で確認してください。
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02扱う領域で変わる
領域によって日々の中身が違います。
戦略の領域は短い期間で結論を出すことがあります
限られた期間で方向を示すことが求められる場面があります。
システムの領域は実装まで関わります
構想を描くだけでなく、動く仕組みにするところまで関わることがあります。
そのため取引先での勤務が長くなることがあります。
公共の領域は相手が違います
官公庁や自治体が相手になると、進め方も期間の区切り方も変わります。
調査・研究の部門は本社が中心になることがあります
自らテーマを決めて調べる仕事では、働く場所の考え方が変わります。
一括で募集して入社後に決める会社があります
領域ごとに募集する会社と、入社後に配属で決まる会社があります。
求人票の記載で確認してください
どの領域を扱うかが区分として書かれていることがあります。
03案件の進み方
案件という単位で動きます。
調べて整理する時間が長くなります
思いつきでは通りません。根拠を集める作業に時間がかかります。
資料をつくる作業があります
考えたことを伝わる形にする作業が業務の一部です。
相手が決めます
提案しても決めるのは相手です。納得してもらう必要があります。
チームで進めます
一人で担当することは少なく、何人かで組む形が多くなります。
案件が終われば次に移ります
どのくらいの期間で移るかは会社と領域によって違います。説明会で聞いてください。
相手の業種が変わります
案件ごとに違う業種に関わることがあります。学ぶことが多くなります。
04就業の場所と働き方
生活に関わる項目です。
取引先に出向いて働くことがあります
課題を扱う相手の場所で仕事をすることがあります。就業の場所の欄に記載があるか確認してください。
案件によって場所が変わります
取引先が変われば働く場所も変わります。
移動の範囲を聞いてください
国内のどこまで、あるいは海外まで移動することがあるのか。生活の形に影響します。
労働時間の仕組みを確認してください
制度の名前が書かれていたら、意味を公的機関の説明で確認してください。
案件によって忙しさが変わることがあります
時期や内容によって働き方が変わることがあります。
条件の読み方は別記事で
業界全体の条件確認はコンサル・シンクタンク業界の求人票|確認する項目で整理しています。
05誤解されやすいこと
先に知っておくと、ずれが減ります。
調べて整理する時間が長くなります
根拠がなければ通りません。資料、数字、現場の話を集める作業があります。
決めるのは相手です
提案しても納得してもらえなければ動きません。
就業の場所を確認してください
自社とは限りません。取引先での勤務があることがあります。
本記事は向き不向きを判断するものではありません
ここに書いたのは記載から読み取れることです。合う合わないは、説明会や社員の話を踏まえてご自身で判断してください。
事業会社の企画職と並べてください
外から関わるか、中で動かすかという違いがあります。
第2部 求人票から役割を読む
06業務内容の記載を読む
職種名ではなく、書かれている中身で判断してください。
同じ職種名でも中身が違います
会社によって担当する範囲が違います。名前ではなく記載で判断してください。
どの領域を扱うかを見てください
戦略、業務、システム、人事、公共——領域によって仕事が違います。
記載が広いときは説明会で確認してください
「幅広い業務」とだけ書かれている場合、具体的に何をするかは聞かないと分かりません。
募集要項全般の読み方は募集要項の読み方|見落としやすい項目を確認するで扱っています。
07応募資格の欄を読む
条件が書かれていることがあります。
専攻の指定があることがあります
技術系の職種では学んできた分野に関する記載がある場合があります。
専攻を問わない募集が多い職種です
ただし領域によっては知識が求められることがあります。
資格は入社後に取るものが多くあります
学生のうちに必須とされるとは限りません。記載を確認してください。
記載がないことは推測で埋めないでください
書かれていないことは、説明会や問い合わせで確認してください。
08配属と異動の記載
その職種に必ず就けるとは限りません。
一括で募集される場合は配属で決まります
職種を分けずに募集する会社では、入社後の配属でどの仕事をするかが決まります。
案件によって働く場所が変わることがあります
就業の場所の欄にその記載があるかを見てください。
職種別に募集する会社もあります
その場合、応募した職種で採用されるのが前提になります。募集要項の区分を確認してください。
異動の考え方を聞いてください
入社後に別の職種に移ることがあるか。説明会で聞いてよい質問です。
09ほかの職種と並べて読む
一つだけ読んでも違いは分かりません。
同じ会社の複数の職種を並べてください
同じ会社の中で比べると、職種ごとの違いがはっきりします。
事業会社の職種と並べてください
同じ課題を扱っても、立場が変われば進め方が変わります。
表にして書き出してください
頭の中で比べると印象で判断してしまいます。項目を決めて並べてください。
職種の選び方は別記事で
比べ方の手順は職種を比べる|求人票の項目で並べるで整理しています。
第3部 入社後の流れと必要なもの
10入社後の流れを確認する
すぐにその仕事をするとは限りません。
研修の仕組みを確認してください
入社後にどう学ぶかは会社によって差があります。採用ページに記載があることがあります。
調べて整理する作業から入ります
いきなり提案を任されるとは限りません。
制度があることと使われていることは別です
記載があっても、実際にどう運用されているかは説明会や社員の話で確認してください。
最初から完成形を求められるわけではありません
どの職種でも入社時点でできることは限られます。学ぶ前提で募集されています。
11資格と学びの支援
入社後に取るものが多くあります。
資格の要件は実施する機関で確認してください
制度は改正されることがあります。一次の情報で確認するのが確実です。
入社後に学ぶ仕組みがある会社があります
知識を要する仕事のため、研修を設けていることがあります。
支援の仕組みがあるかを見てください
受験の費用や学ぶ時間について、支援を設けている会社があります。
学生のうちに焦って取る必要はありません
入社後に取るものが多くあります。募集要項で必要な条件を確認してください。
12誰と関わる仕事か
ここで働き方が変わります。
社外か社内かで前提が変わります
社外の相手がいる仕事では、相手の予定に合わせる場面が出てきます。
依頼した相手と一緒に進めます
社内のチームと、相手の担当者の両方に関わります。
一人で完結する仕事は多くありません
どの職種でも誰かと一緒に進める場面があります。
働く人の紹介を読んでください
採用ページの紹介には誰とどう関わるかが書かれていることがあります。
13一日の流れを調べる
想像で埋めないでください。
採用ページに紹介があることがあります
一日の流れが時間ごとに書かれていることがあります。想像するより確実です。
調べる時間と、資料をつくる時間があります
打ち合わせの前後に、まとめる作業が入ります。
一人の話は一人の経験です
紹介されている人の働き方が全員に当てはまるとは限りません。複数の人の話を読んでください。
忙しい時期があるかを聞いてください
職種によっては時期によって忙しさが変わります。説明会で聞ける内容です。
第4部 確認と相談
14説明会で聞くこと
調べても分からなかったことを聞いてください。
書かれていることを聞くのは避けてください
募集要項に書いてあることを聞くと、読んでいないことが伝わります。
案件の期間は聞いておきたい点です
どのくらいで次の案件に移るかは働き方に関わります。
聞き方を整えてください
「大変ですか」より、「どんな場面で難しさを感じますか」のほうが答えやすくなります。
記録を残してください
口頭で聞いた内容はメモに残すのが確実です。
15相談できる先
一人で決めないでください。
キャリアセンターは職種の相談ができます
多くの求人票を見てきた人がいます。言葉にできない迷いも相談できます。
この職種に進んだ先輩に聞いてください
領域によって日々の中身が違う職種です。
同じ職種の人に複数会ってください
一人の話はその人の経験です。複数の人に聞くと偏りが減ります。
労働条件に不安があるとき
都道府県労働局や労働基準監督署に相談の窓口があります。案内は厚生労働省などの公的機関で確認できます。
16確認する項目の一覧
手元で使える形にしておいてください。
この職種で特に埋めたい欄
扱う領域、就業の場所、案件の期間——この3つは先に埋めてください。
会社ごとに同じ項目を埋めてください
項目をそろえると違いがはっきりします。
埋まらない項目は聞く候補です
調べても分からなかった項目が、説明会で聞くべきことになります。
自分の優先順位を書き添えてください
どの項目を重く見るかは人によって違います。自分の順位を決めておくと判断が早くなります。
17やらない方がいいこと
読み方でとくに起きやすい失敗です。
労働時間の仕組みを確認してください
制度の名前が書かれていたら、意味を調べてください。
領域の区分を聞いてください
一括で募集して入社後に決める会社があります。
18よくある質問
求人票でまず何を読めばいいですか?
扱う領域、就業の場所、案件の期間の3点です。戦略、業務、システム、人事、公共と領域が違えば日々の中身が違います。
領域によって何が変わりますか?
戦略の領域は限られた期間で方向を示すことが求められる場面があり、システムの領域は動く仕組みにするところまで関わるため取引先での勤務が長くなることがあります。公共の領域は官公庁や自治体が相手で進め方も期間の区切り方も変わり、調査・研究の部門は本社が中心になることがあります。
領域は選べますか?
領域ごとに募集する会社と、一括で募集して入社後の配属で決まる会社があります。募集要項の区分を確認し、決まり方を説明会で聞いてください。
提案して終わりですか?
実際に進むところまで一緒にいる形があります。どこまで関わるかは募集要項の記載で確認してください。また提案しても決めるのは相手なので、納得してもらう必要があります。
どんな流れで進みますか?
何が問題なのかを相手と詰め、資料や数字や現場の話を集め、何が起きているかを言葉にし、どうするかを組み立て、相手に伝えて決めてもらい、実際に動くよう支えます。思いつきでは通らないため、調べて整理する時間が長くなります。
就業の場所はどうなりますか?
課題を扱う相手の場所で仕事をすることがあります。取引先が変われば働く場所も変わります。募集要項の就業の場所の欄に記載があるか確認し、国内のどこまで、あるいは海外まで移動することがあるのかは説明会で聞いてください。
案件はどのくらいで変わりますか?
会社と領域によって違います。案件ごとに違う業種に関わることがあり、学ぶことが多くなります。どのくらいの期間で次に移るかは説明会で聞ける内容です。
一人で進めますか?
一人で担当することは少なく、何人かで組む形が多くなります。社内のチームと、相手の担当者の両方に関わります。
専攻の指定はありますか?
専攻を問わない募集が多い職種です。ただし領域によっては知識が求められることがあります。募集要項の応募資格欄を確認してください。
労働時間はどうなっていますか?
募集要項の就業時間欄に制度の名前が書かれていたら、意味を公的機関の説明で確認してください。案件の時期や内容によって働き方が変わることがあります。業界全体の条件確認は関連記事で整理しています。
入社後は何から始まりますか?
調べて整理する作業から入ります。いきなり提案を任されるとは限りません。知識を要する仕事のため、研修を設けている会社もあります。
事業会社の企画職とどう違いますか?
外から関わるか、中で動かすかという違いがあります。同じような課題を扱っても、立場と進め方が変わります。両方の記載を読み比べてください。
19まとめ|領域・就業の場所・案件の期間
- コンサルタント職の求人票では、扱う領域、就業の場所、案件の期間を先に読み取ってください。
- 領域が違えば日々の中身が違います。区分の記載を確認してください。
- 取引先に出向いて働くことがあります。就業の場所の欄を読んでください。
- 調べて整理する時間が長くなります。思いつきでは通りません。
- 決めるのは相手です。納得してもらう必要があります。
- 事業会社の企画職と並べてください。外からか、中からかの違いが見えます。
最後に。本記事は求人票から仕事内容を読み取るための整理であり、向き不向きを判断するものではありません。実際の業務は各社の募集要項と説明会でご確認ください。
・職種を比べる|求人票の項目で並べる
・コンサル・シンクタンク業界の職種|仕事内容の調べ方
・企画職の仕事内容|求人票から役割を読む
・コンサル・シンクタンク業界の求人票|確認する項目
・職種別採用とは|募集区分の確認
・就活・キャリアの記事一覧