DIFFERENCE
本選考のESとの違い
よく言われる違いの目安です。設問や見られる点は企業によって違うので、募集のページをよく読みましょう。
| 項目 | インターンのES | 本選考のES |
|---|---|---|
| 中心になる設問 | 参加理由、インターンで学びたいこと | 志望動機、入社後にしたいこと |
| 志望の固まり具合 | まだ固まっていなくてもよい。関心を持った理由が書ければよい | その業界・その会社を選ぶ理由まで求められることが多い |
| 経験(ガクチカ) | 取り組みの途中でもよい。今やっていることと工夫を書く | 結果と学び、仕事への生かし方まで書くことが多い |
| 見られやすい点 | 意欲、学ぶ姿勢、プログラムへの理解 | 会社との合い方、入社後の活躍のイメージ |
| 字数 | 200〜400字ほどの設問をよく見かけるが、企業によって違う | 設問の数や字数は企業によって違う。インターンより長めの設問が出ることもある |
STEP
インターンのESを書く5つの手順
- 1募集ページでプログラムの中身を読む
何日間で、どんな課題に取り組むのか、どの職種の仕事を体験するのかを確かめます。ESの「参加理由」は、このプログラムの中身とつなげて書くのが基本です。
- 2関心を持ったきっかけを書き出す
授業、ゼミ、アルバイト、ニュースなど、その業界や仕事に関心を持ったきっかけを書き出します。志望が固まっていなくても、関心の理由があれば十分です。
- 3「参加して得たいこと」を一つ決める
「〇〇の仕事の進め方を知りたい」「〇〇の力が自分にあるか試したい」のように、得たいことを一つに絞りましょう。たくさん並べるより、一つを具体的に書くほうが伝わります。
- 4設問の型にそって書く
結論を先に書き、理由やきっかけ、具体的なエピソード、参加後にどう生かすかの順に書きます。設問タイプ別の書き方は、下の表と例文を見てください。
- 5字数を合わせて見直す
指定の字数の8〜9割を目安に書き、声に出して読み直します。提出前の細かい確認は「ES提出前のチェックリスト」を使いましょう。
QUESTIONS
よく出る設問と書き方の型
インターンのESで出やすい設問と、書く順番の型です。
「なぜこのインターンか」に答えます。業界への関心だけで終わらせず、このプログラムのどこに惹かれたかまで書きましょう。
- 1文目で、参加したい理由を言い切る
- プログラムの内容(課題、体験できる仕事)にふれる
- 参加して得たいことを一つ書く
「インターンで学びたいこと・身につけたいこと」に答えます。今の自分に足りないこととつなげると、具体的になります。
- 学びたいことを一つに絞る
- 今の自分の経験や課題とつなげる
- 学んだあとの使い道を書く
本選考と同じ型で書けます。まだ途中の取り組みでも、工夫したことと、今どこまで進んでいるかを書けば十分です。
- 自分が何をしたかを中心に書く
- 途中の取り組みなら、今の状態と次の目標を書く
強みを一つ決め、それを示す場面を書きます。最後に、インターンのどの場面で生かせるかを一言そえましょう。
- 強みは一つに絞る
- グループワークなど、プログラムの内容とつなげる
将来の姿がはっきりしていなくても、「今はこう考えていて、インターンで確かめたい」と書けば正直で伝わります。
- 決まっていないことは、決まっていないと書いてよい
- 確かめたいことを具体的に書く
TEMPLATES
設問別の例文8つ
〇〇の部分を、自分の経験や応募するプログラムに合わせて書きかえてください。例文をそのまま使うのではなく、型を参考に自分の言葉で書きましょう。字数は句読点をふくめた目安です。
「本インターンシップに参加したい理由を教えてください(200字以内)」
人々の生活を支える〇〇の仕組みが、どのように作られているのかを実際の業務を通して知りたいと考え、参加を希望します。ゼミで〇〇の流通について調べた際、商品が店頭に並ぶまでに多くの企業が関わっていることを知り、関心を持ちました。貴社のインターンでは、実際の取引先を想定した提案の課題に取り組めると伺い、〇〇の仕事の進め方を体感したいと考えています。
最後に「プログラムの中身」にふれると、どの会社にも出せる文章ではなくなります。
「インターンシップへの応募理由を教えてください(400字以内)」
〇〇職の仕事に必要な考え方を体験し、自分の適性を確かめたいと考え、参加を希望します。 私は大学で〇〇のサークルの広報を担当し、SNSの投稿を工夫して、新入生の説明会の参加者を前の年より増やすことができました。この経験から、情報の届け方を考える仕事に関心を持つようになりました。 しかし、学生の活動と、企業で商品やサービスを広める仕事とでは、関わる人の数も責任の大きさも大きく違うはずです。貴社のインターンでは、5日間で実際の商品の販売の計画を立て、社員の方から意見をいただけると伺いました。現場の考え方にふれることで、自分の考え方のどこが通用し、何が足りないのかを確かめたいと考えています。 参加後は、得た気づきを今の広報の活動に生かし、今後の進路を考える材料にしたいです。
「自分の経験」→「その経験と企業の仕事の違い」→「確かめたいこと」の順に書くと、意欲と謙虚さが両方伝わります。
「本インターンシップで学びたいことを教えてください(300字以内)」
チームで一つの結論を出すために、意見の違いをどうまとめていくのかを学びたいと考えています。 私はゼミのグループ研究で、メンバーの意見が分かれたときに、話し合いを前に進められず、結論を出すまでに時間がかかってしまった経験があります。 貴社のインターンでは、社員の方がチームの議論にどのように関わり、どのような基準で判断しているのかを間近で見られると伺いました。実際の進め方を学び、自分でもグループワークの中で試してみたいと考えています。学んだことは、ゼミの研究の進め方にもすぐに生かしたいです。
「今の自分の課題」とつなげると、学びたい理由に説得力が出ます。
「学生時代に力を入れていることを教えてください(300字以内)」。1・2年生や、取り組みの途中の人向け
飲食店のアルバイトで、新しく入った人が早く仕事に慣れるための仕組みづくりに取り組んでいます。 私の店では、新人が覚えることが多く、最初の1か月で辞めてしまう人がいることが課題でした。そこで店長に相談し、よく聞かれる質問と答えを1枚の紙にまとめ、休憩室に貼ることを提案しました。今は、新人の方に分かりにくかった点を聞き、内容を少しずつ直しています。 まだ途中ですが、新人の方から「聞く前に確かめられて助かる」と言ってもらえるようになりました。今後は、仕事の手順を写真で示すなど、さらに分かりやすくする工夫を続けたいです。
結果が出ていなくても、「課題」「自分の行動」「今の状態」「次の目標」が書ければ、取り組む姿勢は十分に伝わります。
「あなたの強みと、それをインターンでどう生かすかを教えてください(300字以内)」
私の強みは、周りの意見を聞いたうえで、全員が動ける形に整理できることです。 大学祭の実行委員で模擬店の担当をした際、出店する団体の要望がばらばらで、準備の打ち合わせがなかなか進みませんでした。私は各団体の要望を一覧の表にまとめ、決まっていることと、話し合いが必要なことを分けて共有しました。その結果、打ち合わせで話すことがはっきりし、予定どおりに準備を終えることができました。 貴社のインターンのグループワークでも、メンバーの意見を整理し、チームが時間内に結論を出せるよう貢献したいと考えています。
最後の一文で、プログラムの内容(グループワークなど)と強みをつなげましょう。
「インターンシップで挑戦したいことを教えてください(200字以内)」
自分の考えを、根拠をそえて、社員の方の前で説明することに挑戦したいです。私はこれまで、人前で意見を言うときに自信が持てず、考えを途中でひっこめてしまうことがありました。貴社のインターンでは、最終日に社員の方へ提案を発表する機会があると伺いました。準備の段階から根拠を集めて整理し、最後までやり切ることで、自信を持って話せる力をつけたいと考えています。
苦手なことを正直に書き、インターンで乗り越えたいと書くのも、前向きな書き方の一つです。
「将来どのような仕事をしたいですか(200字以内)」と聞かれ、まだ決まっていないとき
まだ一つの仕事には絞れていませんが、人の困りごとを聞き、それを解決する仕組みを考える仕事に関心があります。アルバイトで新人の方が働きやすくなる工夫をした際、相手の話を聞いて形にすることにやりがいを感じたためです。貴社のインターンを通して、企業の中でこうした仕事がどのように行われているのかを知り、自分に合う働き方を見つけたいと考えています。
「決まっていない」と書いたあとに、今の関心とその理由を書けば、あいまいな印象にはなりません。
「あなたを一言で表すと何ですか。理由も教えてください(100字以内)」
「地図を描く人」です。サークルやゼミで話し合いが迷ったとき、決まったことと決まっていないことを紙に書き出し、全員がどこへ向かっているかを分かるようにする役を、自然と任されることが多いためです。
一言はたとえを使うと印象に残りますが、理由の部分で具体的な行動を書くことが大切です。
DO & DON'T
やりがちな失敗
こうする
- プログラムの中身(課題や体験できる仕事)にふれて書く
- 参加して得たいことを一つに絞って書く
- 志望が固まっていないなら、今の関心と理由を正直に書く
- 結論を1文目に書く
- 提出したESを保存しておき、面接で話せるようにする
これはしない
- 「成長したい」「勉強させていただきたい」だけで終わる
- 業界の説明ばかりで、自分の考えが書かれていない
- どの会社にも出せる文章を、そのまま使い回す
- 本選考のように「入社したい」と強く書きすぎて、参加理由がぼやける
- 締め切りの直前に書き始めて、見直さずに出す
CHECK
提出前のチェックリスト
インターンのESならではの確認です。誤字や表記などの細かい確認は「ES提出前のチェックリスト」もあわせて使いましょう。
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POINT
迷ったら「なぜこのプログラムか」
FAQ
よくある質問
インターンのESは、本選考のESより簡単ですか?
設問の中心が違うだけで、考えて書く手間は変わりません。人気のあるプログラムでは選考がある場合も多いので、本選考と同じように、結論を先に、具体的に書きましょう。
志望業界が決まっていなくても、インターンに応募していいですか?
問題ありません。インターンは業界や仕事を知る機会でもあります。ESには「〇〇に関心を持った理由」と「参加して確かめたいこと」を書けば十分です。
ガクチカに書くことがありません。
大きな成果がなくても、授業、ゼミ、アルバイト、サークルなどで工夫したことがあれば書けます。取り組みの途中でもかまいません。書き方の型は「ガクチカの型と例」を参考にしましょう。
インターンのESを、本選考でも使い回していいですか?
ガクチカや自己PRは、内容を見直して使ってかまいません。ただ、インターンの参加理由と本選考の志望動機は問われていることが違うので、本選考では「なぜこの会社に入りたいか」まで書き直しましょう。
いくつのインターンに応募すればいいですか?
決まった数はありません。授業や研究との両立も考えて、参加できる日程のものから選びましょう。応募先や締め切りを一覧にしておくと、書き忘れや日程の重なりを防げます。
インターンの選考に落ちたら、本選考も受けられませんか?
インターンの選考結果と本選考の関係は、企業によって違います。落ちても本選考に応募できることは多いので、募集要項を確かめましょう。インターンの時期やルールは「28卒の就活スケジュール」も参考になります。
NEXT
あわせて使いたいテクニック
このページは Campi 編集部が作成しました(2026年10月24日更新)。例文は、自分の言葉と状況に合わせて書きかえて使ってください。企業から案内がある場合は、その指示を優先してください。