就活・キャリア 更新 2026.10.24 この記事にはPRを含みます

初任給は低いのに平均年収が高い企業【新卒・2028卒】入社後に伸びる会社ランキング

結論

いま新卒の募集があり初任給がわかる上場企業429社のうち、学部卒の初任給が中央値(月給276,550円)以下なのに平均年収が800万円以上の会社は35社ありました。平均年収を「初任給の12か月分」で割った倍率で並べると、1位はレーザーテック(5.7倍)、2位は西川計測(3.9倍)です。上位50社の平均勤続年数の中央値は約15年で、長く働く人が多く、入社後に給料が上がっていく…

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9章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.10.24
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「初任給が高い会社のほうがいい会社なのかな」と迷っていませんか。初任給ランキングを見ると、月給30万円台の会社がたくさん並んでいて、月給25万円前後の会社が見劣りして見えるかもしれません。

でも、会社で働くのは1年目だけではありません。初任給がふつうでも、そのあと順調に上がり、社員全体の平均年収が高い会社はたくさんあります。この記事では、初任給は控えめなのに平均年収が高い会社を、有価証券報告書と公式の募集要項の数字で探しました。「入ったあとに伸びる会社」を見つける手がかりにしてください。

この記事の数字について:平均年収・平均年齢・平均勤続年数は、各社の最新の有価証券報告書に載っている提出会社(多くは本社)の社員の平均です。初任給は各社の公式の新卒募集要項(Campi の確認日は2026年10月23〜24日)の学部卒の月給で、コースが複数あるときはいちばん高いコースの金額を使いました。倍率は編集部の計算です。持株会社(社名に「ホールディングス」「グループ本社」「フィナンシャルグループ」などを含む会社)と、本社の社員が100人未満の会社は除いています。
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この記事の「初任…ランキング21〜50…初任給と平均年収…伸びる会社に共通…この数字を見ると…新卒・2028卒

この記事の流れ・新卒・2028卒

初任給は低いのに平均年収が高い企業

いま新卒の募集があり初任給がわかる上場企業429社のうち、学部卒の初任給が中央値(月給276,550円)以下なのに平均年収が800万円以上の会社は35社ありました。

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月給276,550円
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その会社でいちばん高いコースの学部卒の月給

この記事の「初任給が低い」「伸びる」の決め方

初任給が429社の中央値(月給276,550円)以下の会社を「初任給が低い会社」とし、平均年収が初任給の何倍かで並べました。

対象は、Campi に新卒求人が載っていて、募集要項に学部卒の月給が書いてあり、有価証券報告書で平均年収がわかる上場企業429社です。

21位花王865万円22位東映863万円23位ヤクルト本社855万円24位日本発條853万円25位J-オイルミルズ840万円

ランキング21〜50位の企業一覧

50位でも倍率は2.45倍。食品・化学・電機・機械など、メーカーが多く並びます。

平均年収 

25万円未満63社25万円以上27.5万円以下145社27.5万円超30万円未満111社30万円以上110社

初任給と平均年収はふつう比例する

初任給が高い会社ほど平均年収も高い傾向があり、「低いのに高い」会社は少数派です。

会社数 429社全体で見ると、初任給が中央値より高い214社の平均年収の中央値は842万円、中央値以下の215社は668万円でした。

電気機器8社化学6社食料品5社情報・通信業5社卸売業4社

伸びる会社に共通すること

上位50社は平均勤続年数の中央値が約15年。長く働く人が多いメーカーが中心です。

上位50社に入った数 上位50社の平均年齢の中央値は約42歳、平均勤続年数の中央値は約15年でした(429社全体もそれぞれ約41歳・約15年で、ほぼ同じ水準です)。

1
平均年齢の影響
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初任給の書き方の違い
3
提出会社の数字であること
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職種による違い

この数字を見るときの注意点

平均年収は「全社員の平均」で、自分が何年後にいくらもらえるかを約束する数字ではありません。

1つめは、平均年齢の影響です。平均年齢が45歳前後の会社は、管理職の比率が高くなり平均年収も上がりやすくなります。若い社員の年収がどう上がるかまでは、有価証券報告書からはわかりません。

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初任給が429社の中央値(月給276,550円)以下の会社を「初任給が低い会社」とし…この記事の「初任給が低い」「伸びる」の決め方
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50位でも倍率は2.45倍。食品・化学・電機・機械など、メーカーが多く並びます。ランキング21〜50位の企業一覧
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初任給が高い会社ほど平均年収も高い傾向があり、「低いのに高い」会社は少数派です。初任給と平均年収はふつう比例する
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上位50社は平均勤続年数の中央値が約15年。長く働く人が多いメーカーが中心です。伸びる会社に共通すること

まとめ

この記事の要点

平均年収を「初任給の12か月分」で割った倍率で並べると、1位はレーザーテック(5.7倍)、2位は西川計測(3.9倍)です。

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01この記事の「初任給が低い」「伸びる」の決め方

初任給が429社の中央値(月給276,550円)以下の会社を「初任給が低い会社」とし、平均年収が初任給の何倍かで並べました。

対象は、Campi に新卒求人が載っていて、募集要項に学部卒の月給が書いてあり、有価証券報告書で平均年収がわかる上場企業429社です。この429社の初任給(学部卒の月給)を低い順に並べたとき、真ん中にくる金額が月給276,550円でした。この金額以下の215社を「初任給が低めの会社」としています。

会社によってはコースごとに初任給がちがいます。「低い」と言い切れるように、その会社でいちばん高いコースの学部卒の月給で判定しました。どのコースを選んでも中央値以下、という会社だけが残っています。

並べ方は「平均年収 ÷(初任給×12か月)」の倍率です。たとえば初任給が月給25万円で平均年収が900万円なら、900万円 ÷ 300万円=3.0倍です。429社全体ではこの倍率の中央値は2.29倍でした。平均年収には賞与(ボーナス)や残業代が入っていて、初任給×12には入っていないので、倍率は「入社後にどれくらい伸びる余地があるか」をざっくり比べる目安として見てください。

02初任給は低いのに平均年収が高い企業ランキング上位20社

1位はレーザーテックの5.7倍。20位の東京テアトルでも2.7倍で、429社全体の中央値(2.29倍)を上回ります。

1位電気機器平均年齢 40.1歳28卒・受付状況は公式で確認

レーザーテック

募集コース:技術開発職

平均年収は初任給12か月分の5.7倍平均年収 1,881万円 ÷ 学部卒の初任給 275,000円×12

学部卒 月給275,000円/修士了 月給305,000円(大卒は予定。博士了330,000円)

8.7年(本社の社員534人)

2位卸売業平均年齢 42.2歳28卒・受付状況は公式で確認

西川計測

募集コース:セールスエンジニア

平均年収は初任給12か月分の3.9倍平均年収 1,169万円 ÷ 学部卒の初任給 251,400円×12

学部卒 月給251,400円(ライン職の学歴別範囲251,400〜276,800円)

16.6年(本社の社員411人)

3位建設業平均年齢 42.0歳28卒・受付状況は公式で確認

大気社

募集コース:技術系総合職

平均年収は初任給12か月分の3.5倍平均年収 1,160万円 ÷ 学部卒の初任給 275,000円×12

学部卒 月給275,000円/修士了 月給286,000円(高専卒は月給25万4000円)

15.2年(本社の社員1,824人)

4位化学平均年齢 40.7歳28卒・受付状況は公式で確認

ユニ・チャーム

募集コース:営業職

平均年収は初任給12か月分の3.1倍平均年収 875万円 ÷ 学部卒の初任給 235,000円×12

学部卒 月給235,000円/修士了 月給250,000円(2026年4月実績。初任給変動制で最大+15,000円(MOS・TOEIC 850点・マーケティング検定3級の合格各5,000円))

14.7年(本社の社員1,429人)

5位食料品平均年齢 41.0歳27卒・プレエントリー受付中

日本たばこ産業

募集コース:総合職(営業)

平均年収は初任給12か月分の3.1倍平均年収 1,004万円 ÷ 学部卒の初任給 273,000円×12

学部卒 月給273,000円/修士了 月給288,800円(初任基本給。月給は基本給+地域手当(上限の目安は基本給の約13%)。想定年収 学部卒555万円・修士卒584万円(東京勤務想定、標準賞与含む))

14.7年(本社の社員5,303人)

6位化学平均年齢 42.1歳28卒・エントリー受付中

高砂香料工業

募集コース:総合職(技術系・事務系)

平均年収は初任給12か月分の3.1倍平均年収 908万円 ÷ 学部卒の初任給 248,000円×12

学部卒 月給248,000円/修士了 月給267,600円(2026年4月時点。博士297,700円、高専本科232,700円、専門・短大211,900円)

18.1年(本社の社員1,087人)

7位輸送用機器平均年齢 40.5歳27卒・プレエントリー受付中

トヨタ自動車

募集コース:技術職(総合職)

平均年収は初任給12か月分の3.0倍平均年収 1,006万円 ÷ 学部卒の初任給 275,000円×12

学部卒 月給275,000円/修士了 月給300,000円(2026年度実績。高専卒233,000円)

15.1年(本社の社員73,133人)

8位機械平均年齢 43.1歳27卒・エントリー受付中

荏原製作所

募集コース:技術系コース

平均年収は初任給12か月分の3.0倍平均年収 980万円 ÷ 学部卒の初任給 269,000円×12

学部卒 月給269,000円/修士了 月給291,500円(基本給(2026年4月時点)。博士了310,000円。時間外手当・諸手当は別途)

14.4年(本社の社員5,489人)

9位電気機器平均年齢 44.4歳プレエントリー受付中

フクダ電子

募集コース:技術職(開発・生産ほか)

平均年収は初任給12か月分の3.0倍平均年収 929万円 ÷ 学部卒の初任給 261,400円×12

学部卒 月給261,400円/修士了 月給287,100円(ページ表記は2026年卒向け。地域手当11,500円別途)

15.1年(本社の社員786人)

10位電気・ガス業平均年齢 42.5歳27卒・プレエントリー受付中

中部電力

募集コース:事務職

平均年収は初任給12か月分の2.9倍平均年収 945万円 ÷ 学部卒の初任給 270,000円×12

学部卒 月給270,000円/修士了 月給291,000円(2026年度。博士了327,700円)

19.0年(本社の社員3,367人)

11位化学平均年齢 41.3歳28卒・受付状況は公式で確認

上村工業

募集コース:技術職

平均年収は初任給12か月分の2.9倍平均年収 867万円 ÷ 学部卒の初任給 250,000円×12

学部卒 月給250,000円/修士了 月給270,000円(諸手当別。専門卒230,000円(2026年度確定額))

15.3年(本社の社員284人)

12位食料品平均年齢 42.4歳27卒・プレエントリー受付中

カゴメ

募集コース:研究技術系総合職

平均年収は初任給12か月分の2.9倍平均年収 904万円 ÷ 学部卒の初任給 261,500円×12

学部卒 月給261,500円/修士了 月給274,000円(27卒要項。博士了300,320円)

18.0年(本社の社員1,737人)

13位輸送用機器平均年齢 43.9歳27卒・プレエントリー受付中

本田技研工業

募集コース:技術系 総合職 職種別採用コース

平均年収は初任給12か月分の2.9倍平均年収 933万円 ÷ 学部卒の初任給 270,000円×12

学部卒 月給270,000円/修士了 月給295,700円(2025年度実績(学部/高専専攻科卒、修士了))

21.0年(本社の社員32,547人)

14位電気・ガス業平均年齢 44.0歳27卒・プレエントリー受付中

東北電力

募集コース:総合コース(事務)

平均年収は初任給12か月分の2.9倍平均年収 873万円 ÷ 学部卒の初任給 253,000円×12

学部卒 月給253,000円/修士了 月給276,000円(博士了285,000円。勤務地域限定制度を適用する場合は異なる)

19.8年(本社の社員4,587人)

15位電気・ガス業平均年齢 42.0歳27卒・プレエントリー受付中

四国電力

募集コース:事務系(総合・事業開発・エリア)

平均年収は初任給12か月分の2.9倍平均年収 874万円 ÷ 学部卒の初任給 255,000円×12

学部卒 月給255,000円/修士了 月給277,000円(2026年度。エリアコースは250,000円)

18.5年(本社の社員2,111人)

16位機械平均年齢 45.1歳27卒・エントリー受付中

リケンNPR

募集コース:技術系(技術開発・製品設計・生産技術・情報システム等)

平均年収は初任給12か月分の2.8倍平均年収 796万円 ÷ 学部卒の初任給 234,400円×12

学部卒 月給234,400円/修士了 月給252,400円(2025年度実績(大卒/大学院卒)。高専・短大・専門卒は211,000円)

19.8年(本社の社員438人)

17位鉄鋼平均年齢 40.2歳27卒・エントリー受付中

大同特殊鋼

募集コース:事務系グローバルスタッフ職

平均年収は初任給12か月分の2.8倍平均年収 870万円 ÷ 学部卒の初任給 257,000円×12

学部卒 月給257,000円/修士了 月給282,000円(2025年4月実績)

17.9年(本社の社員3,370人)

18位小売業平均年齢 47.8歳28卒・プレエントリー受付中

J.フロント リテイリング

募集コース:総合職(大丸松坂屋百貨店)

平均年収は初任給12か月分の2.8倍平均年収 898万円 ÷ 学部卒の初任給 267,900円×12

学部卒 月給267,900円(初任給267,900円(学歴別の記載なし))

15.6年(本社の社員243人)

19位輸送用機器平均年齢 44.8歳27卒・プレエントリー受付中

デンソー

募集コース:セールス&マーケティング(事務系)

平均年収は初任給12か月分の2.8倍平均年収 915万円 ÷ 学部卒の初任給 275,000円×12

学部卒 月給275,000円/修士了 月給300,000円(2025年度実績、ライフプラン原資含む。博士334,000円)

22.9年(本社の社員43,889人)

20位サービス業平均年齢 43.1歳28卒・受付状況は公式で確認

東京テアトル

募集コース:総合職

平均年収は初任給12か月分の2.7倍平均年収 758万円 ÷ 学部卒の初任給 230,000円×12

学部卒 月給230,000円(2026年6月実績。時間外手当は別途)

14.7年(本社の社員135人)

レーザーテックは初任給が月給275,000円で、平均年収は1,881万円です。初任給は429社の中央値(月給276,550円)より低い水準ですが、平均年収は全体でもトップクラスです。西川計測(1,169万円、初任給 月給251,400円)、大気社(1,160万円、初任給 月給275,000円)、日本たばこ産業(1,004万円、初任給 月給273,000円)、トヨタ自動車(1,006万円、初任給 月給275,000円)も、初任給は中央値以下なのに平均年収が1,000万円を超えています。

平均勤続年数が極端に短い、または長い会社は、社員の構成がほかの会社と違うことがあります。カードの勤続年数と平均年齢もあわせて見て、気になる数字は企業ページで確かめておきましょう。

03ランキング21〜50位の企業一覧

50位でも倍率は2.45倍。食品・化学・電機・機械など、メーカーが多く並びます。

順位 会社 業種 平均年収 学部卒の初任給(月給) 倍率 平均年齢 受付状況
21位 花王 化学 865万円 264,400円 2.7倍 40.6歳 プレエントリー受付中
22位 東映 情報・通信業 863万円 265,300円 2.7倍 43.3歳 プレエントリー受付中
23位 ヤクルト本社 食料品 855万円 264,000円 2.7倍 41.7歳 プレエントリー受付中
24位 日本発條 金属製品 853万円 264,420円 2.7倍 41.9歳 エントリー受付中
25位 J-オイルミルズ 食料品 840万円 261,000円 2.7倍 44.6歳 公式で確認
26位 日本ギア工業 機械 747万円 232,811円 2.7倍 42.9歳 エントリー受付中
27位 ジェコス 卸売業 829万円 260,000円 2.7倍 42.7歳 公式で確認
28位 東映アニメーション 情報・通信業 855万円 272,300円 2.6倍 39.0歳 プレエントリー受付中
29位 ローム 電気機器 804万円 257,000円 2.6倍 42.4歳 プレエントリー受付中
30位 日本精工 機械 788万円 252,000円 2.6倍 42.1歳 プレエントリー受付中
31位 リオン 電気機器 810万円 260,100円 2.6倍 41.3歳 公式で確認
32位 IDEC 電気機器 682万円 219,000円 2.6倍 42.9歳 公式で確認
33位 リコーリース その他金融業 808万円 260,000円 2.6倍 41.5歳 公式で確認
34位 プロネクサス その他製品 744万円 241,500円 2.6倍 43.5歳 公式で確認
35位 アールシーコア その他製品 798万円 260,000円 2.6倍 40.9歳 エントリー受付中
36位 エクシオグループ 建設業 843万円 275,000円 2.6倍 45.1歳 プレエントリー受付中
37位 コニカミノルタ 電気機器 844万円 276,550円 2.5倍 46.4歳 プレエントリー受付中
38位 メガチップス 電気機器 824万円 270,000円 2.5倍 42.9歳 公式で確認
39位 電算 情報・通信業 805万円 265,000円 2.5倍 45.4歳 エントリー受付中
40位 ニコン 精密機器 799万円 264,000円 2.5倍 41.9歳 エントリー受付中
41位 日本通信 情報・通信業 802万円 265,000円 2.5倍 39.4歳 エントリー受付中
42位 エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート 情報・通信業 752万円 250,000円 2.5倍 36.5歳 公式で確認
43位 東芝テック 電気機器 804万円 269,000円 2.5倍 45.69歳 プレエントリー受付中
44位 曙ブレーキ工業 輸送用機器 715万円 240,000円 2.5倍 46.0歳 プレエントリー受付中
45位 資生堂 化学 708万円 237,890円 2.5倍 39.3歳 プレエントリー受付中
46位 山善 卸売業 802万円 270,000円 2.5倍 40.0歳 エントリー受付中
47位 ミルボン 化学 758万円 255,600円 2.5倍 36.0歳 公式で確認
48位 スターゼン 卸売業 688万円 232,000円 2.5倍 40.0歳 プレエントリー受付中
49位 四電工 建設業 774万円 261,500円 2.5倍 40.0歳 エントリー受付中
50位 ニチレイ 食料品 773万円 263,000円 2.4倍 45.2歳 プレエントリー受付中

出典:平均年収・平均年齢は各社の有価証券報告書、初任給・受付状況は各社の公式の募集要項(2026年10月23〜24日確認)。倍率は編集部の計算です。

04初任給と平均年収はふつう比例する

初任給が高い会社ほど平均年収も高い傾向があり、「低いのに高い」会社は少数派です。

429社全体で見ると、初任給が中央値より高い214社の平均年収の中央値は842万円、中央値以下の215社は668万円でした。平均年収800万円以上の会社は、初任給が高いグループに133社、低いグループに35社です。初任給が低めの会社で平均年収800万円を超えるのは、215社のうち35社、1,000万円を超えるのは5社だけです。

学部卒の初任給(月給) 会社数 平均年収の中央値 平均年収800万円以上
25万円未満 63社 582万円 2社
25万円以上27.5万円以下 145社 697万円 32社
27.5万円超30万円未満 111社 813万円 59社
30万円以上 110社 904万円 75社

出典:対象の会社の有価証券報告書と募集要項をもとに編集部で集計。

つまり、この記事のランキングに入った会社は「初任給が低い会社の中の例外」です。初任給の額だけで会社を外してしまうと、こうした会社を見落とします。逆に、初任給が低い会社がみんな伸びるわけでもありません。初任給を見たら、必ず平均年収と平均勤続年数もセットで確かめましょう。

05伸びる会社に共通すること

上位50社は平均勤続年数の中央値が約15年。長く働く人が多いメーカーが中心です。

上位50社の平均年齢の中央値は約42歳、平均勤続年数の中央値は約15年でした(429社全体もそれぞれ約41歳・約15年で、ほぼ同じ水準です)。新卒で入った人が15年前後働き続けている会社が多く、初任給はおさえめでも、毎年の昇給や昇格、賞与で少しずつ上がっていく給与のしくみだと考えられます。平均勤続年数は会社によって差が大きいので、カードの数字で1社ずつ確かめましょう。

業種:メーカーが多い

業種(東証) 上位50社に入った数 会社
電気機器 8社 レーザーテック、フクダ電子、ローム、リオン、IDEC、コニカミノルタ、メガチップス、東芝テック
化学 6社 ユニ・チャーム、高砂香料工業、上村工業、花王、資生堂、ミルボン
食料品 5社 日本たばこ産業、カゴメ、ヤクルト本社、J-オイルミルズ、ニチレイ
情報・通信業 5社 東映、東映アニメーション、電算、日本通信、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート
卸売業 4社 西川計測、ジェコス、山善、スターゼン
輸送用機器 4社 トヨタ自動車、本田技研工業、デンソー、曙ブレーキ工業
機械 4社 荏原製作所、リケンNPR、日本ギア工業、日本精工
建設業 3社 大気社、エクシオグループ、四電工
電気・ガス業 3社 中部電力、東北電力、四国電力
その他製品 2社 プロネクサス、アールシーコア

出典:各社の有価証券報告書をもとに編集部で集計。1社だけの業種は省いています。

電気機器・化学・食料品・機械などのメーカーが目立ちます。メーカーは研究・開発や生産の仕事を長く続ける人が多く、勤続年数が長い会社がそろっています。食品・化学などの業界の特徴は 食品・飲料の業界ページ や 化学・素材の業界ページ で確かめられます。

賞与(ボーナス)の比重が大きい

初任給は「毎月の給料」ですが、平均年収には賞与が入っています。賞与が年に月給の5〜6か月分ある会社では、月給が同じでも年収は大きく変わります。募集要項に「賞与 年2回」「前年度実績◯か月分」と書いてある会社は、そこも見比べてみましょう。

06この数字を見るときの注意点

平均年収は「全社員の平均」で、自分が何年後にいくらもらえるかを約束する数字ではありません。

1つめは、平均年齢の影響です。平均年齢が45歳前後の会社は、管理職の比率が高くなり平均年収も上がりやすくなります。若い社員の年収がどう上がるかまでは、有価証券報告書からはわかりません。

2つめは、初任給の書き方の違いです。初任給に地域手当や固定残業代を含めて書く会社もあれば、基本給だけを書く会社もあります。カードの「新卒の初任給」には、募集要項の注記をそのまま入れました。基本給だけの金額なら、実際の月の手取りはもう少し多くなることがあります。

3つめは、提出会社の数字であることです。有価証券報告書の平均年収は、グループ全体ではなく提出会社(多くは本社)の社員の平均です。持株会社は少人数の本社の数字になって高く出やすいので、この記事では除きました。

4つめは、職種による違いです。同じ会社でも、総合職・技術職・地域限定の職種などで給与の上がり方が違うことがあります。気になる会社は、説明会でモデル年収や昇給の仕組みを聞いてみましょう。

07初任給より年収の伸びで選ぶための3ステップ

初任給・平均年収・勤続年数の3つを並べて見るだけで、「入ってから伸びる会社」かどうかの見当がつきます。

ステップ1:初任給の高い順だけで選ばない。初任給の比較は 初任給が高い企業ランキング で見られますが、そこに出てこない会社にも、平均年収が高い会社があります。この記事の一覧と見比べてみましょう。

ステップ2:平均年収は業界の中で比べる。平均年収の全体の順位は 平均年収が高い企業ランキング にまとめています。業界ごとに水準が違うので、同じ業界の会社どうしで比べるのが公平です。

ステップ3:説明会で「伸び方」を聞く。「入社5年目・10年目のモデル年収」「昇給は年何回か」「賞与は何か月分か」を質問しましょう。内定が出たあとに労働条件を確かめる方法は 内定後の条件確認 で解説しています。

年収700万円以上の求人をまとめて見たいときは、年収700万円以上の新卒求人 から探せます。

初任給の相場を知りたいときは 初任給の平均・中央値、長く働いて年収が上がる会社を見たいときは 平均年収が高くて平均勤続年数も長い企業 もあわせて読んでください。手当込みの金額に左右されずに比べたいなら 固定残業代なしで初任給が高い企業ランキング も役に立ちます。

08よくある質問

初任給が低い会社は、年収も低いままですか?

そうとは限りません。この記事で調べた429社では、初任給が中央値(月給276,550円)以下でも、平均年収が800万円以上の会社が35社ありました。ただ、全体としては初任給が高い会社ほど平均年収も高い傾向があり、初任給が低い215社の平均年収の中央値は668万円です。

倍率はどうやって計算していますか?

平均年収を、学部卒の初任給(月給)の12か月分で割っています。平均年収には賞与や残業代が入り、初任給×12には入っていないため、倍率は「伸びる余地」を比べる目安です。

ランキングの1位はどこですか?

レーザーテックです。初任給は月給275,000円、平均年収は1,881万円で、倍率は5.7倍でした。2位は西川計測(3.9倍)、3位は大気社(3.5倍)です。

この中で、いま応募できる会社はありますか?

2026年10月23〜24日の確認時点で、上位50社のうちエントリー受付中が12社、プレエントリー受付中が23社でした。残りは公式サイトで受付状況を確かめてください。カードの「求人票を見る」から募集要項に進めます。

平均年収が高いのは、平均年齢が高いからではないですか?

その影響はあります。上位50社の平均年齢の中央値は約42歳です。平均年齢が高い会社ほど管理職が多く、平均年収が上がりやすくなります。カードに平均年齢を載せているので、あわせて見てください。

持株会社が入っていないのはなぜですか?

持株会社の平均年収は、少人数の本社の社員だけの平均になり、高く出ることがあるためです。同じ理由で、本社の社員が100人未満の会社も除いています。

09この記事のデータについて

対象は、Campi に新卒求人が載っている会社のうち、公式の募集要項に学部卒の月給が書いてあり、有価証券報告書で平均年収がわかる上場企業429社です。持株会社(社名に「ホールディングス」「持株」「グループ本社」「フィナンシャルグループ」などを含む会社)と、提出会社の社員が100人未満の会社は除きました。

平均年収・平均年齢・平均勤続年数・本社の社員数は、各社の最新の有価証券報告書(提出会社の数字)です。初任給・募集コース・受付状況は、各社の公式の新卒募集要項を Campi が2026年10月23〜24日に確認した内容です。コースが複数ある会社は、学部卒の月給がいちばん高いコースの金額を使っています。

「初任給が低い」は429社の初任給の中央値(月給276,550円)以下としました。倍率は「平均年収 ÷(初任給×12)」で、小数第2位を四捨五入して小数第1位まで表示しています(同じ表示の倍率でも、計算上の大きい順に並べています)。中央値・集計は編集部の計算です。最新の情報は各社の公式発表でご確認ください。

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