就活・キャリア 更新 2026.09.23 この記事にはPRを含みます

IT・ソフトウェア業界の調べ方|一次情報の集め方

結論

IT・ソフトウェア業界を調べるなら「技術ブログ」「サービスを自分で使う」「情報や通信に関する白書」の3つから始めてください。技術ブログを公開している会社があり、どんな技術を使い何を課題だと考えているかが直接分かります。サービスが使えるなら自分で触ってみるのが早道です。感じたことがそのまま材料になります。分野の整理は所管する省庁の白書で確認できます。

17分読み終わるまで
19章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.23
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IT・ソフトウェア業界は、会社自身が技術について書いている業界です。

技術ブログを公開している会社があり、何を考えているかが直接分かります。

そしてサービスは自分で使えます。触ってみた感想がそのまま材料になります。

この記事では、この業界の情報源と、その使い方を整理します。

この記事について:本記事は情報の集め方の一般的な整理です。挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。会社名は探し方の例として挙げたもので、推奨や順位づけではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。

この記事を7枚で

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この業界で使える…技術ブログを読むサービスを自分で…公的機関と業界団体会社の資料の読み…この記事

この記事の流れ

IT・ソフトウェア業界の調べ方

IT・ソフトウェア業界を調べるなら「技術ブログ」「サービスを自分で使う」「情報や通信に関する白書」の3つから始めてください。

1
会社自身が技術について書いています他の業界にはあまりない特徴です。この材料を使ってください。
2
関連する記事業界の構造はIT・ソフトウェア業界とは|全体像と分野の調べ方、職種はIT…

この業界で使える情報源

まずこの3つから始めてください。

他の業界にはあまりない特徴です。この材料を使ってください。業界の構造はIT・ソフトウェア業界とは|全体像と分野の調べ方、職種はIT・ソフトウェア業界の職種|仕事内容の調べ方、選考はIT・ソフトウェア業界の選考…

1
会社の資料より中身が見えることがあります実際に働いている人が書くため、日々の仕事に近い内容が読めます。
2
困ったことの記事がとくに役に立ちます何に困り、どう解いたか。その会社が向き合っている課題が分かります。
3
面接で触れられます「このブログの記事を読みました」と言えると、調べたことが伝わります。
4
すべての会社が出しているわけではありません出していない会社もあります。その場合は他の材料で補ってください。

技術ブログを読む

この業界ならではの材料です。

実際に働いている人が書くため、日々の仕事に近い内容が読めます。何に困り、どう解いたか。その会社が向き合っている課題が分かります。

1
使える範囲で触ってみてください無料で試せるものがあります。自分で使って感じたことは材料になります。
2
似たサービスと比べてください同じような目的のサービスを並べると、何を大事にしているかが見えます。
3
企業向けのサービスは触れないことがありますその場合は紹介のページや資料で補ってください。
4
使っているものから会社を辿れます自分が普段使っているものを誰がつくったかを調べると、知らない会社が見つかり…

サービスを自分で使う

触ってみるのが早道です。

無料で試せるものがあります。自分で使って感じたことは材料になります。同じような目的のサービスを並べると、何を大事にしているかが見えます。

1
白書は分野の整理に向きます情報や通信の分野を扱う白書があります。
2
情報処理に関する公的な機関があります技術や人材に関する調査や資料を公表していることがあります。
3
資格の情報は実施する機関で確認してください情報に関する資格があります。制度や試験の内容は実施する機関が公表しています。
4
業界団体に会員の一覧があります情報サービスの分野の団体があり、一覧から会社が探せます。

公的機関と業界団体

分野全体の輪郭が分かります。

情報や通信の分野を扱う白書があります。いま何が課題とされているかが整理されています。技術や人材に関する調査や資料を公表していることがあります。

1
上場していない会社も多い業界ですその場合は会社のサイトと技術ブログが中心の材料になります。
2
受託の会社は実績と得意な業種を見てくださいどんな業種の案件を手がけてきたか。会社の性格が分かります。
3
上場している会社は有価証券報告書が読めます事業の内容、セグメントごとの収益、事業等のリスクが分かります。
4
採用ページの職種の説明を読んでくださいエンジニアの中でも役割が分かれていることがあります。

会社の資料の読みどころ

事業の形によって見る場所が変わります。

その場合は会社のサイトと技術ブログが中心の材料になります。どんな業種の案件を手がけてきたか。会社の性格が分かります。

1
まずこの3つから始めてください。この業界で使える情報源
2
この業界ならではの材料です。技術ブログを読む
3
触ってみるのが早道です。サービスを自分で使う
4
分野全体の輪郭が分かります。公的機関と業界団体

まとめ

この記事の要点

技術ブログを公開している会社があり、どんな技術を使い何を課題だと考えているかが直接分かります。サービスが使えるなら自分で触ってみるのが早道です。感じたことがそのまま材料になります。

記事を読む

第1部 この業界で使える情報源

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01この業界で使える情報源

まずこの3つから始めてください。

①技術ブログ何を使い、何を課題だと考えているか②サービスを自分で使う触ってみた感想が材料になる③情報や通信の白書分野の整理と課題この3つから始めてください

IT・ソフトウェア業界の3つの情報源。

1技術ブログ何を使い、何を課題だと考えているか
2サービスそのもの使ってみた感想
3情報や通信に関する白書分野の整理と課題
4業界団体の資料会員の一覧、分野の統計
5会社の実績のページ受託の会社が手がけた案件
6発表の資料勉強会などで公開されるもの

会社自身が技術について書いています

他の業界にはあまりない特徴です。この材料を使ってください。

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業界の構造はIT・ソフトウェア業界とは|全体像と分野の調べ方、職種はIT・ソフトウェア業界の職種|仕事内容の調べ方、選考はIT・ソフトウェア業界の選考|案内から流れを読む、条件はIT・ソフトウェア業界の求人票|確認する項目で整理しています。

02技術ブログを読む

この業界ならではの材料です。

1使っている技術どんな道具で何をつくっているか
2困ったことと解いた過程どんな課題に向き合っているか
3書いている人の様子どんな人が働いているか
4更新の頻度続けて発信しているか
5社外への関わり勉強会や発表への参加

会社の資料より中身が見えることがあります

実際に働いている人が書くため、日々の仕事に近い内容が読めます。

困ったことの記事がとくに役に立ちます

何に困り、どう解いたか。その会社が向き合っている課題が分かります。

面接で触れられます

「このブログの記事を読みました」と言えると、調べたことが伝わります。

ただし読んで何を考えたかまで言えるようにしてください。

すべての会社が出しているわけではありません

出していない会社もあります。その場合は他の材料で補ってください。

発表の資料が公開されることがあります

勉強会などで使われた資料が公開されていることがあります。

内容を鵜呑みにしないでください

技術に関する意見は書いた人の立場が影響します。複数の記事を読んでください。

03サービスを自分で使う

触ってみるのが早道です。

1使いやすさどこが分かりやすく、どこが迷ったか
2何ができるかどんな課題を解こうとしているか
3誰向けか個人向けか、企業向けか
4更新の様子どのくらい手を入れているか
5似たサービスとの違い何を大事にしているか

使える範囲で触ってみてください

無料で試せるものがあります。自分で使って感じたことは材料になります。

似たサービスと比べてください

同じような目的のサービスを並べると、何を大事にしているかが見えます。

企業向けのサービスは触れないことがあります

その場合は紹介のページや資料で補ってください。

使っているものから会社を辿れます

自分が普段使っているものを誰がつくったかを調べると、知らない会社が見つかります。

受託の会社は実績のページを見てください

どんな業種の、どんな案件を手がけてきたか。会社の得意な領域が分かります。

感想を記録してください

どこが良いと思い、どこが分かりにくかったか。正直に書いておくと面接で使えます。

04公的機関と業界団体

分野全体の輪郭が分かります。

1情報や通信に関する白書所管する省庁
2情報に関する統計所管する省庁
3情報処理の推進に関する資料公的な機関
4資格に関する情報実施する機関
5情報サービスの団体会員の一覧、分野の統計
6分野ごとの団体特定の領域の情報

白書は分野の整理に向きます

情報や通信の分野を扱う白書があります。いま何が課題とされているかが整理されています。

情報処理に関する公的な機関があります

技術や人材に関する調査や資料を公表していることがあります。

資格の情報は実施する機関で確認してください

情報に関する資格があります。制度や試験の内容は実施する機関が公表しています。

業界団体に会員の一覧があります

情報サービスの分野の団体があり、一覧から会社が探せます。

分野ごとの団体もあります

特定の領域について団体が設けられていることがあります。

統計は更新されます

いつの統計かを必ず確認してください。この分野は変化が速いとされます。

05会社の資料の読みどころ

事業の形によって見る場所が変わります。

1受託を行う会社実績のページ、得意な業種、拠点
2自社サービスの会社サービスの紹介、利用の状況
3上場している会社有価証券報告書、決算説明資料
4上場していない会社会社のサイト、技術ブログ、採用ページ
5社内の情報システム部門その会社自体の事業

上場していない会社も多い業界です

その場合は会社のサイトと技術ブログが中心の材料になります。

受託の会社は実績と得意な業種を見てください

どんな業種の案件を手がけてきたか。会社の性格が分かります。

上場している会社は有価証券報告書が読めます

事業の内容、セグメントごとの収益、事業等のリスクが分かります。

採用ページの職種の説明を読んでください

エンジニアの中でも役割が分かれていることがあります。

社内の情報システム部門という選択肢があります

IT企業ではなく、一般の事業会社の中で情報システムを担う道もあります。その場合は会社自体の事業を調べてください。

2社を並べてください

同じ形の会社でも、大事にしていることが違います。その違いが志望動機になります。

第2部 会社が出す資料

06会社が出している資料

会社自身が出したものが、いちばん確かな材料です。

資料 分かること
有価証券報告書 事業の内容、セグメント、従業員の状況、事業等のリスク
決算説明資料 その期に何が起きたか、会社がどう説明しているか
中期経営計画 これから何をしようとしているか
統合報告書・サステナビリティ報告 会社が大事にしていること、取り組み
会社のサイト 事業の紹介、拠点の一覧、沿革
採用ページ 職種、募集要項、働く人の紹介

上場している会社は資料が多くなります

有価証券報告書は公的な仕組みで公表されています。誰でも読めます。

技術ブログを出している会社があります

会社の資料より、技術ブログのほうが中身が見えることがあります。

上場していない会社はどう調べるか

会社のサイト、採用ページ、業界団体の名簿、公的機関の公表資料。使える材料はあります。

就活サイトの情報は二次の情報です

まとめられた情報は分かりやすい代わりに、古かったり要約で落ちていたりします。元の資料にあたってください。

07有価証券報告書のどこを読むか

全部読む必要はありません。

1事業の内容何をしている会社か
2セグメント情報どの分野を手がけているか
3従業員の状況どの分野に人を置いているか
4事業等のリスク会社自身が挙げている不確実性
5設備の状況どこに拠点や設備があるか
6関係会社の状況どんな会社を持っているか

まず「事業の内容」と「セグメント情報」を読んでください

この2つでその会社が何をしているかの輪郭が分かります。

提出書類がない会社もあります

この業界では、有価証券報告書を読めない会社のほうが多いこともあります。

「事業等のリスク」は志望動機の材料になります

会社自身が何を不確実だと考えているかが書かれています。面接で話すときの材料になります。

数字を暗記する必要はありません

覚えるのではなく、構造を理解するために読んでください。

08中期経営計画と決算説明資料

これからの方向が書かれています。

1中期経営計画何を伸ばし、何を変えようとしているか
2決算説明資料その期に何が起きたと会社が説明しているか
3説明会の資料・動画公開している会社がある
4過去の計画前の計画と比べると変化が見える

「なぜこの会社か」の材料になります

同じ業界の2社の計画を並べると、力を入れている領域の違いが見えます。

力を入れる領域が書かれます

受託か自社サービスか、どの分野か——会社の向かう先が分かります。

言葉をそのまま使わないでください

計画に書かれた言葉をなぞるだけでは読んだことの証明にしかなりません。自分がどう思ったかまで用意してください。

公開されていない会社もあります

その場合は会社のサイトや採用ページから読み取ってください。

09採用ページと会社のサイト

見落とされがちですが、情報が詰まっています。

1職種の紹介どんな仕事があるか
2働く人の紹介日々の仕事の様子
3募集要項職種、勤務地、条件
4よくある質問会社が想定している疑問
5拠点の一覧どこに行きうるか
6沿革どう成り立ってきた会社か

拠点の一覧は必ず見てください

勤務地の記載を読むときの前提になります。

募集の区分を先に確かめてください

同じ「エンジニア」という言葉でも、会社によって指す範囲が違います。

働く人の紹介は職種ごとに読んでください

同じ会社でも職種によって仕事が違います。複数の職種の紹介を読むと像が立ちます。

募集要項の読み方は別記事で

条件の確認については募集要項の読み方|見落としやすい項目を確認するで扱っています。

第3部 公的機関と業界団体

10公的機関が出している情報

業界全体の輪郭は、ここで分かります。

1省庁の統計業界の規模や動きに関する数字
2白書分野ごとの整理と課題
3審議会などの資料制度の検討の経過
4制度の案内法令や制度の内容
5公的な情報開示の仕組み上場企業の提出書類

制度のことは必ず公的機関で確認してください

制度は改正されることがあります。まとめ記事ではなく、一次の情報で確認するのが確実です。

情報や通信に関する白書があります

分野の整理が所管する省庁から公表されています。

白書は業界の全体像をつかむのに向きます

分野ごとの整理と、いま何が課題とされているかが書かれています。

読むのが大変なら要約から

公的機関が概要版を出していることがあります。そこから入ってください。

11業界団体の資料

その業界の内側からの整理です。

1統計業界全体の動き
2会員の名簿どんな会社があるか
3調査や報告書業界の課題や取り組み
4用語の解説専門の言葉の意味
5制度に関する説明業界に関わる決まり

会員の名簿は会社を探すのに使えます

知らない会社を見つけるいちばん確実な方法です。専門の分野ほど有効です。

情報サービスの分野の団体があります

会員の一覧や分野の統計が公表されています。

用語の解説から読むと早いことがあります

業界の言葉が分からないと資料が読めません。用語の解説があれば先に読んでください。

誰が出した資料かを意識してください

団体が出すものには、その業界にとっての見え方が反映されます。公的機関の資料と両方を見ると偏りが減ります。

12資料の探し方

探し方を覚えると早くなります。

1会社の資料会社のサイトの投資家向けのページ
2有価証券報告書公的な情報開示の仕組みで検索する
3業界の統計所管する省庁のサイト、業界団体のサイト
4制度の内容所管する省庁のサイト
5会社の一覧業界団体の会員名簿
6用語の意味業界団体や公的機関の解説

会社のサイトの投資家向けページを見てください

上場している会社では、決算や計画の資料がまとめて置かれています。

使っているサービスから会社を辿れます

自分が使っているものを誰がつくったかを調べてください。

大学の図書館も使えます

業界に関する書籍や、有料の情報源が使える場合があります。司書に聞いてください。

分からないときはキャリアセンターへ

調べ方そのものを相談できる相手です。

132社を並べて読む

1社だけ読んでも、違いは見えません。

1セグメント情報手がけている分野の違い
2中期経営計画これから伸ばそうとしている領域の違い
3事業等のリスク何を不確実だと考えているかの違い
4拠点の一覧どの地域に強いか
5採用ページどんな人を求めているか

同じ業界の同じような規模の会社で比べてください

前提が違いすぎると比べても意味がありません。

受託どうし、自社サービスどうしで比べてください

事業の形が違うため、同じ形にそろえてください。

違いが「なぜこの会社か」の答えになります

「A社は○○に力を入れ、B社は△△に力を入れている」——この形で言えると具体になります。

表にして並べてください

頭の中で比べると印象で判断してしまいます。項目を決めて書き出してください。

第4部 調べたことの扱い方

14一次の情報と二次の情報

この区別を持っておいてください。

1一次の情報会社が出した資料、公的機関の公表資料、法令の条文
2二次の情報まとめ記事、就活サイトの解説、ランキング
3人から聞いた話説明会、社員の話。その人の経験に基づく

二次の情報が悪いわけではありません

全体をつかむにはまとめられた情報が役に立ちます。ただし、そこで止めないでください。

技術の評判は出どころを確認してください

技術に関する意見は書いた人の立場が影響します。

出どころを確認する癖をつけてください

読んだ内容がどこから来たものか。元の資料にあたれるかを確認してください。

人から聞いた話はその人の経験です

貴重な情報ですが、会社全体の話とは限りません。複数の人に聞くと偏りが減ります。

古い情報に注意してください

いつの情報かを必ず確認してください。制度も会社の状況も変わります。

15調べたことを記録する

あとで使える形にしてください。

1出どころあとで確認し直せる
2いつの情報か古くなっていないか分かる
3自分が何を思ったか志望動機の材料になる
4分からなかったこと説明会で聞く候補になる
5会社ごとの比較違いが見える

自分が何を思ったかを書いてください

資料の内容だけ写しても、面接では使えません。読んで何を感じたかが材料になります。

事業の形ごとに記録を分けてください

受託、自社サービス、社内の情報システム——形ごとに整理すると使いやすくなります。

分からなかったことを残してください

調べても分からなかったことが、説明会で聞くべきことになります。

会社ごとに同じ項目を埋めてください

項目をそろえると違いがはっきりします。

16調べたことをどう使うか

調べて終わりにしないでください。

1志望動機2社の違いを踏まえて、なぜこの会社かを言う
2説明会での質問調べても分からなかったことを聞く
3面接での受け答え読んだ資料に触れて、自分の考えを言う
4応募先を選ぶ知らなかった会社を見つける
5条件の確認募集要項と合わせて読む

資料の言葉をなぞらないでください

書かれていることを言うだけでは、読んだことの証明にしかなりません。

それを読んで自分が何を考えたかまで言えると、話が変わります。

使ってみた感想を材料にしてください

実際に触って感じたことは自分の言葉で話せる材料です。

知らない会社を見つける道具でもあります

業界団体の名簿や取引先の一覧から、選択肢が広がります。

調べすぎて動けなくならないでください

ある程度調べたら、説明会に行く、人に聞く。動いたほうが分かることもあります。

17やらない方がいいこと

調べ方でとくに起きやすい失敗です。

やりがちなこと なぜ問題か
技術ブログを見ない 会社の中身が最も見える材料
サービスを使わずに志望する 使えるなら触ってみるほうが具体に話せる
ブログの内容を鵜呑みにする 書いた人の立場が影響する
受託と自社サービスを混ぜて比べる 事業の形が違う
技術の名前だけ覚える 何のために使うかを理解するほうが使える
古い統計を使う この分野は変化が速いとされる

読んで何を考えたかまで用意してください

「読みました」だけでは読んだことの証明にしかなりません。

調べ方そのものを相談できます

大学のキャリアセンターや図書館の司書は、探し方を教えてくれる相手です。

18よくある質問

何から調べ始めればいいですか?

技術ブログ、サービスを自分で使うこと、情報や通信に関する白書の3つです。会社自身が技術について書いているのは他の業界にはあまりない特徴なので、この材料を使ってください。

技術ブログでは何が分かりますか?

使っている技術、困ったことと解いた過程、書いている人の様子、更新の頻度、社外への関わりです。実際に働いている人が書くため、会社の資料より日々の仕事に近い内容が読めます。とくに困ったことの記事からは、その会社が向き合っている課題が分かります。

技術ブログを出していない会社はどうしますか?

出していない会社もあります。その場合は会社のサイト、サービスの紹介、採用ページ、実績のページで補ってください。勉強会などで使われた発表の資料が公開されていることもあります。

サービスは使ってみるべきですか?

使える範囲で触ってみてください。どこが分かりやすく、どこで迷ったか、何ができるか、誰向けかを見ると、その会社が何を大事にしているかが見えます。似たサービスと並べるとさらに違いが分かります。

企業向けのサービスは触れませんが?

紹介のページや資料で補ってください。受託の会社の場合は実績のページを見ると、どんな業種のどんな案件を手がけてきたかが分かります。

知らない会社はどう探せばいいですか?

自分が普段使っているものを誰がつくったかを調べると見つかります。情報サービスの分野の業界団体に会員の一覧があり、分野ごとの団体もあります。

公的機関ではどんな情報が得られますか?

情報や通信の分野を扱う白書が所管する省庁から公表されており、分野の整理と課題が分かります。情報処理に関する公的な機関が技術や人材に関する調査を出していることもあります。

資格について調べるときは?

情報に関する資格があり、制度や試験の内容は実施する機関が公表しています。制度は改正されることがあるため、一次の情報で確認してください。

上場していない会社はどう調べますか?

この業界には上場していない会社も多くあります。その場合は会社のサイトと技術ブログが中心の材料になります。採用ページの職種の説明も、仕事の中身を知る手がかりです。

技術ブログの内容は信じていいですか?

技術に関する意見は書いた人の立場が影響します。複数の記事を読み、鵜呑みにしないでください。技術の名前だけを覚えるのではなく、何のために使うのかを理解するほうが使えます。

2社を比べるときは何を見ればいいですか?

技術ブログ、サービスの紹介、実績のページ、採用ページです。上場している会社ならセグメントごとの収益と事業等のリスクも見られます。受託と自社サービスでは事業の形が違うので、同じ形にそろえてください。

調べたことをどう使えばいいですか?

実際に触って感じたことは自分の言葉で話せる材料になります。ブログについても「読みました」だけでなく、読んで何を考えたかまで用意してください。どこが分かりにくかったかを正直に記録しておくと面接で使えます。

19まとめ|技術ブログ・サービス・白書の3つから

IT・ソフトウェア業界を調べるなら、技術ブログ、サービスを自分で使うこと、情報や通信に関する白書の3つから始めてください。

この章の要点
  • 会社自身が技術について書いています。他の業界にはあまりない材料です。
  • 困ったことの記事がとくに役に立ちます。向き合っている課題が分かります。
  • サービスは自分で触ってみてください。感じたことがそのまま材料になります。
  • 上場していない会社も多い業界です。サイトとブログが中心の材料になります。
  • 読んで何を考えたかまで用意してください。「読みました」だけでは足りません。

最後に。挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。

この記事について:本記事は業界の構造と調べ方を整理するための一般的な案内です。登場する社名は情報の集め方の一般的な整理であり、推奨・順位付け・優劣の評価ではありません。また、網羅した一覧でもありません。売上、シェア、年収、従業員数などの数値と、企業の将来性については本記事では扱っていません。数値は各社の有価証券報告書・決算説明資料や業界団体・官庁の公表資料で、募集の内容は各社の募集要項でご確認ください。有価証券報告書の章構成は年度や会社によって異なることがあります。就職のしやすさ、採用の見通し、向き不向きについても判断していません。本記事で挙げた情報源は調べる手がかりであり、内容を保証するものではありません。制度や統計は更新されるため、公的機関や発行元の最新の情報でご確認ください。会社名は探し方の例として挙げたもので、推奨や順位づけではありません。労働条件の取り扱いに疑問がある場合は労働局の総合労働相談コーナー(無料・全国・予約なしで利用できる場合があります)に、法令の解釈は弁護士にご相談ください。
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