職種を選んだ理由の整理|事実から組み立てる
理由は事実から組み立ててください。気持ちから書き始めると続きません。材料は募集要項の記載、説明会で聞いたこと、自分の経験の3つです。どこで見たかを添えられる形にすると、聞かれたときに答えられます。その職種でなければならない理由とその会社である理由は分けて考えてください。材料が出てこないときは、理由の作り方ではなく調べ方の問題です。
職種を選んだ理由は、事実から組み立てると書けます。
気持ちから書き始めると言葉が続きません。先に材料を集めてください。
材料は募集要項の記載、説明会で聞いたこと、自分の経験です。
この記事では、材料を集めて理由に組み立てる手順を整理します。
この記事を7枚で
1 / 7第1部 理由は事実から組み立てる
第2部 材料を集める手順
第3部 確認と相談
第4部 決め方と使い方
第1部 理由は事実から組み立てる
01理由は事実から組み立てる
先に材料を集めてください。
理由を組み立てる3つの材料。
気持ちから書き始めないでください
「興味があります」から始めると次が続きません。
出どころを添えられる形にしてください
どこで見たかを言えると、聞かれても答えられます。
材料が出ないのは調べ方の問題です
書き方を工夫する前に調べてください。
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選び方は職種の選び方|条件を言葉にする順番、比べ方は職種を比べる|求人票の項目で並べるで整理しています。
02組み立ての順番
事実から自分へ、の順で並べてください。
事実を先に置いてください
読む人が何の話か分かります。
接点を具体的に書いてください
自分がやったこととつなげてください。
確かめた過程を入れてください
調べた事実があると言葉が具体的になります。
比べた結果を入れてください
ほかと並べたことが分かると選んだ経緯が伝わります。
これからのことは最後に置いてください
事実のあとに置くとつながります。
長さは場面で変えてください
同じ材料から短くも長くも作れます。
03自分の経験との接点
やったことを先に書き出してください。
大きな出来事でなくて構いません
続けたことや手を動かしたことが材料になります。
事実として書いてください
何をいつどこでしたかをそのまま書いてください。
職種の記載と並べてください
業務内容の欄と重なる部分を探してください。
重ならなければ無理につなげないでください
合わないものをつなげると不自然になります。
うまくいかなかった経験も使えます
どう考えて次にどうしたかが中身になります。
盛らないでください
事実から離れると聞かれたときに答えられません。
04その会社である理由と分ける
2つは別の話です。
職種の理由と会社の理由を分けてください
混ぜるとどちらもぼやけます。
会社の理由は別の材料から取ってください
会社の資料や説明会が材料になります。
同じ職種でも会社ごとに違います
募集要項を読み比べてください。
ほかと比べた記録を使ってください
並べた結果はそのまま材料になります。
使い回しに注意してください
どの会社にも当てはまる文は中身が薄くなります。
調べ方は別記事で
会社の調べ方は募集要項の読み方|見落としやすい項目を確認するで扱っています。
05書き方の注意
事実が伝わる形にしてください。
確かめていないことは書かないでください
聞かれたときに説明できません。
一般論を減らしてください
誰でも書ける文は材料が足りない合図です。
自分の言葉にしてください
借りた言い回しは浮きます。
要点を先に書いてください
読む人がたどりやすくなります。
声に出して読んでください
つまるところが直すところです。
短い版も作ってください
話す場面では短いほうが使えます。
第2部 材料を集める手順
06材料を集める手順
順番に進めてください。
書き写すところから始めてください
読むだけより頭に残ります。
気になった理由を一言添えてください
あとで組み立てる材料になります。
経験は先に全部出してください
選ぶのはあとです。
重なりを探してください
接点が理由の芯になります。
足りない部分は聞いてください
聞いた内容は自分だけの材料です。
日付を添えて残してください
あとで確かめ直せます。
07実際に書いてみる
短い形から作ってください。
一文から始めてください
芯が決まるとあとが足せます。
事実を足していってください
材料から選んで入れてください。
足したら削ってください
一般論を落とすと中身が残ります。
長さの違う版を作ってください
場面によって使い分けられます。
日を置いて読み直してください
書いた直後は気づけません。
直した記録も残してください
何を変えたかが分かります。
08理由が出てこないとき
材料が足りていません。
読む量を増やしてください
募集要項を複数読むと違いが見えます。
時期ごとに経験を出してください
学年で区切ると思い出しやすくなります。
ほかの職種も並べてください
比べると選んだ理由が見えます。
聞く機会を使ってください
説明会は材料を増やす場です。
焦って書かないでください
材料がない状態で書くと一般論になります。
決められないときは別記事で
絞り方は職種が決まらないとき|比べる項目を絞るで扱っています。
09話す場面での使い方
同じ材料を短くして使ってください。
芯の一文から話してください
長く話し始めると要点が埋もれます。
掘り下げに備えてください
事実を控えておくと足せます。
出どころを言えるようにしてください
どこで見たかは聞かれることがあります。
確かめていないことは正直に伝えてください
無理に答えるとずれていきます。
暗記しないでください
覚えた文は崩れると戻れません。
材料を手元に置いてください
準備のときに見返せます。
第3部 確認と相談
10募集要項のどこを見るか
判断の材料は、書かれたものから取ってください。
区分の欄を先に読んでください
どんな分け方で募集しているかがすべての前提になります。
募集要項の記載を材料にしてください
業務内容の欄はそのまま材料になります。
記載がないことは推測で埋めないでください
書かれていないことは、説明会や問い合わせで確認してください。
募集要項全般の読み方は募集要項の読み方|見落としやすい項目を確認するで扱っています。
11説明会で聞くこと
調べても分からなかったことを聞いてください。
書かれていることを聞くのは避けてください
募集要項に書いてあることを聞くと、読んでいないことが伝わります。
聞いた内容が理由の材料になります
その場で聞いたことは自分だけの材料です。
聞き方を整えてください
漠然と聞くより、具体的に何を知りたいかを言うほうが答えが返ってきます。
記録を残してください
口頭で聞いた内容はメモに残すのが確実です。
12記録の取り方
あとで比べられる形にしてください。
会社ごとに同じ項目を埋めてください
項目をそろえると違いがはっきりします。
材料は見た日と出どころを添えて残してください
あとで確かめ直せます。
自分が思ったことを書いてください
記載を写すだけでは判断の材料になりません。読んで何を感じたかを残してください。
応募の管理は別記事で
進み方の管理は選考管理の作り方|進み具合を一覧にするで整理しています。
13相談できる先
一人で決めないでください。
キャリアセンターは多くの求人票を見ています
自分では判断しにくい記載も、見慣れた人に聞くと早いことがあります。
読んでもらって分かるかを確かめてください
自分では気づけないところがあります。
複数の人に聞いてください
一人の話はその人の経験です。複数の人に聞くと偏りが減ります。
労働条件に不安があるとき
都道府県労働局や労働基準監督署に相談の窓口があります。案内は厚生労働省などの公的機関で確認できます。
第4部 決め方と使い方
14決めきれないときの進め方
完全に決めてから動く必要はありません。
全部を比べようとしないでください
項目が多すぎると決まらなくなります。重い項目を2つか3つに絞ってください。
理由が出ないときは材料が足りません
先に調べてから書いてください。
外せるものから外してください
選ぶより除外するほうが決めやすいことがあります。
動いたほうが分かることがあります
調べ続けるより、説明会に行く、人に聞くほうが早いことがあります。
15決めたことの使い方
決めたら、それを言葉にしてください。
事実から説明してください
「なんとなく」では伝わりません。記載を読んで何を考えたかを言えるようにしてください。
同じ材料を別の場面でも使えます
書く場面と話す場面で長さを変えてください。
決めたことは変えてよいものです
調べるうちに考えが変わることがあります。それは自然なことです。
内定後の確認に使えます
条件の確認は内定後の条件確認|承諾の前にすることで整理しています。
16確認する項目の一覧
手元で使える形にしておいてください。
この記事で特に埋めたい欄
事実の出どころ、自分の経験との接点、その会社である理由——この3つを確認してください。
会社ごとに同じ項目を埋めてください
そろえると比べられる形になります。
埋まらない項目は聞く候補です
調べても分からなかった項目が、説明会で聞くべきことになります。
優先順位を書き添えてください
どれを重く見るかは人によって違います。自分の順位を決めておくと判断が早くなります。
17やらない方がいいこと
組み立てでとくに起きやすい失敗です。
材料を集めてから書いてください
順番を変えるだけで書きやすくなります。
出どころを添えてください
見た日と場所を残してください。
18よくある質問
何から書き始めればいいですか?
気持ちではなく事実から始めてください。募集要項の業務内容の欄を書き写し、気になった行に「なぜ気になったか」を一言添えるところから始めると材料がたまります。
材料は何を集めますか?
募集要項の記載、説明会や窓口で聞いたこと、自分の経験の3つです。加えて、ほかの職種と並べた記録や公的機関で確かめた事実も材料になります。どこで見たかを添えられる形にしてください。
組み立ての順番はありますか?
見た事実、なぜ目にとまったか、確かめたこと、比べた結果、これからしたいことの順で並べると読みやすくなります。事実を先に置くと、読む人が何の話か分かります。
経験に大きな実績がありません。
大きな出来事でなくて構いません。続けたこと、役割を持ったこと、授業や研究で調べたこと、手を動かして作ったり運営したりしたこと、うまくいかなかった経験が材料になります。何をいつどこでしたかを事実としてそのまま書いてください。
経験と職種が重ならない場合はどうしますか?
無理につなげないでください。合わないものをつなげると不自然になります。ほかの職種も並べて、重なる部分がある職種を探すほうが早いことがあります。
職種の理由と会社の理由は分けますか?
分けてください。混ぜるとどちらもぼやけます。職種の理由は業務内容と自分の経験から、会社の理由は会社の資料や説明会から取ってください。同じ職種でも会社ごとに記載が違うので、読み比べると材料が増えます。
どの会社にも使える文になってしまいます。
材料が足りない合図です。複数の募集要項を読み比べ、説明会で聞いた内容を入れてください。聞いた内容は自分だけの材料になります。
理由がまったく出てきません。
書き方の問題ではなく調べ方の問題です。募集要項を読む量を増やす、経験を学年など時期ごとに書き出す、ほかの職種も並べて比べる、説明会で聞く——この順で材料を増やしてください。材料がない状態で書くと一般論になります。
書き方で気をつけることはありますか?
確かめていないことを断定しない、一般論で埋めない、数を盛らない、借りた言い回しを使いすぎない、長くしすぎないことです。声に出して読んで、つまるところを直してください。
面接ではどう使いますか?
芯の一文から短く話し、掘り下げられたら控えておいた事実を足してください。どこで見たかを聞かれることがあるので、出どころを言えるようにしておいてください。確かめていないことは正直に伝えてください。
暗記したほうがいいですか?
暗記した文は崩れると戻れません。材料を手元に置いて、準備のときに見返す形にしてください。長さの違う版を作っておくと場面で使い分けられます。
書いたあとはどうしますか?
日を置いて読み直してください。書いた直後は気づけません。人に読んでもらって分かるかを確かめると、自分では気づけないところが見つかります。何を直したかの記録も残しておいてください。
19まとめ|材料を集めてから書く
気持ちからではなく、事実から組み立ててください。
- 材料は募集要項の記載、聞いたこと、自分の経験です。先に集めてください。
- 出どころを添えられる形にしてください。聞かれたときに答えられます。
- 職種の理由と会社の理由は分けてください。混ぜるとぼやけます。
- 出てこないのは調べ方の問題です。読む量と聞く機会を増やしてください。
最後に。本記事は事実から組み立てる手順の整理であり、通る書き方を示すものではありません。実際の選考での扱いは各社の案内と採用の窓口でご確認ください。
・職種の選び方|条件を言葉にする順番
・職種を比べる|求人票の項目で並べる
・職種が決まらないとき|比べる項目を絞る
・募集要項の読み方|見落としやすい項目を確認する
・適性の考え方|診断結果の扱い方
・就活・キャリアの記事一覧