大阪大学の就職先は?学部卒の半分が院進、修士はメーカーへ|就職先ランキングと業界【2026年版】
大阪大学の2025年度の学部卒業者3,330人のうち、大学院へ進学したのは1,609人(48.3%・計算)、就職したのは1,349人(40.5%・計算)で、ほかに臨床研修医が128人います(大学公式)。学部で就職した人の業界は情報通信233人、金融146人、専門サービス(コンサル・会計など)123人の順です(国の統計)。修士課程などを修了した2,136人は1,597人(74…
「大阪大学に入ると、どんな会社に就職できるのか」。受験生や保護者の方がまず知りたいのはここだと思います。大阪大学は文学部・外国語学部・法学部・経済学部などの文系学部と、工学部・基礎工学部・理学部・医学部・歯学部・薬学部などの理系学部をあわせ持つ、関西最大級の総合大学です。そのため、学部によって卒業後の進路がまったく違います。
たとえば2025年度の卒業生では、外国語学部は82.2%が学部で就職した一方、工学部は87.3%が大学院へ進学しています(計算)。よく出回る「大阪大学の就職先ランキング」は大学院の修了者も合わせた数字なので、学部卒の実際の姿とは少しずれがあります。
この記事では、大阪大学が公表している「就職(進路)データ」(2025年度卒業者・修了者)を中心に、国の統計(大学改革支援・学位授与機構「大学基本情報」)で業界の内訳を補いながら、学部ごとの違い、大学院(修士)修了者の就職先、公務員・医療職への進路、就職支援までを整理しました。
この記事のデータを7枚で
1 / 701学部卒の進路を数字で見る
学部卒業者の約半分が大学院へ進み、4割が就職します。
出典:大阪大学「2025年度(令和7年度)学部卒業生進路状況」。卒業者には留学生81人を含みます。
就職した1,349人のうち企業等が1,230人(91.2%・計算)で、公務員は97人、教員は22人です。国の統計(大学基本情報・2026年3月卒)でも、卒業者3,330人のうち大学院へ進学した人は1,609人で、大学の発表と一致します。国の統計の就職者は1,356人(臨床研修医128人は別)で、大学の発表より少し多くなっています。数え方の違いとみられます。
前の年と比べると、2024年度の卒業者は3,322人で、進学1,585人(47.7%・計算)、就職1,343人(40.4%・計算)でした。「半分が大学院、4割が就職」というのが、ここ2年の大阪大学の姿です。
02学部別の進路:文系は就職、理系は大学院
外国語学部・経済学部・薬学部は8割前後が就職、工学部・基礎工学部・理学部は8割前後が進学します。
| 学部 | 卒業者 | 就職者 | 進学者 | うち公務員 |
|---|---|---|---|---|
| 文学部 | 176人 | 116人(65.9%) | 44人(25.0%) | 13人 |
| 人間科学部 | 129人 | 80人(62.0%) | 35人(27.1%) | 12人 |
| 外国語学部 | 572人 | 470人(82.2%) | 37人(6.5%) | 32人 |
| 法学部 | 270人 | 186人(68.9%) | 52人(19.3%) | 20人 |
| 経済学部 | 232人 | 185人(79.7%) | 16人(6.9%) | 8人 |
| 理学部 | 260人 | 42人(16.2%) | 201人(77.3%) | 3人 |
| 医学部(保健学科) | 159人 | 65人(40.9%) | 88人(55.3%) | 1人 |
| 薬学部 | 63人 | 54人(85.7%) | 4人(6.3%) | 1人 |
| 工学部 | 863人 | 89人(10.3%) | 753人(87.3%) | 7人 |
| 基礎工学部 | 469人 | 62人(13.2%) | 379人(80.8%) | 0人 |
| 医学部(医学科) | 94人 | 臨床研修医91人 | 0人 | ― |
| 歯学部 | 43人 | 臨床研修医37人 | 0人 | ― |
出典:大阪大学「2025年度(令和7年度)学部卒業生進路状況」。( )内の割合は卒業者に対する割合で、編集部の計算です。
いちばん卒業者が多いのは工学部の863人で、学部全体の約4分の1を占めます。その工学部では、学部で就職したのは89人だけです。理系の学生にとって、阪大の「就職」は多くの場合、大学院の修士課程を出たあとの話になります。一方、外国語学部は572人と文系でいちばん大きく、470人が学部卒で就職しています。
03学部卒が就職した業界
学部卒の業界は情報通信が最多で、金融・コンサルが続きます。メーカーは合計すると最大です。
| 業界(国の統計の産業分類) | 人数 |
|---|---|
| 情報通信業 | 233人 |
| 金融業 | 146人 |
| 専門・技術サービス業(コンサル・会計・法務など) | 123人 |
| 保険業 | 67人 |
| はん用・生産用・業務用機械器具製造業 | 61人 |
| その他のサービス業 | 60人 |
| 化学工業(医薬品を含む) | 58人 |
| 運輸業・郵便業 | 58人 |
| 医療・保健衛生 | 58人 |
| 卸売業(商社など) | 54人 |
| 国家公務 | 47人 |
| 地方公務 | 39人 |
| 製造業の合計 | 270人(20.0%・計算) |
出典:大学改革支援・学位授与機構「大学基本情報」2026年3月卒(学部、産業別の就職者1,349人)を編集部で集計。
業界を1つずつ見ると情報通信業がトップですが、製造業を合計すると270人と、どの業界よりも多くなります。金融と保険を足すと213人です。文系学部の卒業生が金融・IT・コンサルへ、少数の理系学部卒がIT・メーカーへ、という組み合わせが学部卒の業界の姿です。
学部ごとに見ると、違いがはっきりします(国の統計)。経済学部は金融46人が最多で、専門サービス32人、情報通信29人、保険17人が続きます。法学部も金融44人が最多で、情報通信21人、国家公務13人です。外国語学部は情報通信80人、金融40人、卸売(商社など)34人、運輸32人と幅広く、製造業も合計107人います。人間科学部は情報通信25人、医学部保健学科は医療・保健衛生53人、薬学部は化学工業(製薬など)32人が中心です。
業界ごとの仕事や待遇は、業界図鑑で国の統計をもとに確認できます。
04学部ごとの就職の特徴
文系は「学部で就職」、理系は「修士で就職」が基本です。
外国語学部:卒業者572人のうち470人が就職し、公務員も32人と学部別で最多です。業界は情報通信・金融・商社・運輸と散らばり、国の統計では国家公務も19人います。語学を武器に、業界を限定せずに選べるのが特徴です。
経済学部・法学部:経済学部は就職者の割合が79.7%(計算)と高く、銀行などの金融が最大の行き先です。法学部は就職186人のうち公務員が20人で、ほかに52人が大学院へ進んでいます。
文学部・人間科学部:就職は6割台で、文学部は公務員13人、人間科学部は12人です。文学部では教員も6人います。国の統計の業界では、どちらも情報通信が最多でした。
工学部・基礎工学部・理学部:進学者の割合は工学部87.3%、基礎工学部80.8%、理学部77.3%(いずれも計算)です。学部で就職した人はIT(情報通信)が多く、基礎工学部は就職62人のうち情報通信19人でした。メーカーの技術職をめざす人の多くは、修士課程を出てから就職します。
医学部・歯学部・薬学部:医学科と歯学部はほぼ全員が臨床研修医になります。保健学科は159人のうち88人が大学院へ進み、65人が主に看護師などとして病院に就職しています。薬学部は就職54人の多くが製薬会社などの化学工業で、国の統計の職業別では研究者22人、薬剤師7人でした。
05大学院(修士)修了者の進路と就職先
修士修了者の74.8%が就職し、業界はメーカーが約半分です。
| 研究科(博士前期・修士) | 修了者 | 就職者 | 進学者(博士後期) |
|---|---|---|---|
| 工学研究科 | 831人 | 724人(87.1%) | 84人 |
| 基礎工学研究科 | 284人 | 222人(78.2%) | 53人 |
| 理学研究科 | 273人 | 176人(64.5%) | 73人 |
| 情報科学研究科 | 173人 | 128人(74.0%) | 31人 |
| 人文学研究科 | 147人 | 75人(51.0%) | 39人 |
| 医学系研究科(保健学専攻) | 96人 | 82人(85.4%) | 9人 |
| 人間科学研究科 | 86人 | 50人(58.1%) | 6人 |
| 経済学研究科 | 86人 | 44人(51.2%) | 16人 |
| その他の研究科 | 160人 | 96人 | 34人 |
| 合計 | 2,136人 | 1,597人(74.8%) | 345人(16.2%) |
出典:大阪大学「2025年度(令和7年度)大学院修了学生の進路状況(博士前期・修士課程)」。「その他の研究科」は法学・国際公共政策・薬学・生命機能・連合小児発達学・言語文化・文学・医学系(保健学専攻を除く)の8研究科の合計で、編集部の計算です。割合も編集部の計算です。
工学・基礎工学・理学・情報科学の4研究科だけで就職者は1,250人と、修士で就職した人の78.3%(計算)を占めます。工学研究科は修了者831人のうち724人が就職し、ここが阪大の「メーカー就職」の中心です。就職者1,597人のうち企業等は1,534人、公務員は44人、教員は19人でした。
国の統計(2026年3月修了、修士課程・博士前期課程)で業界を見ると、産業別の就職者1,571人のうち製造業が771人(49.1%・計算)です。内訳は、はん用・生産用・業務用機械195人、化学148人、輸送用機械(自動車など)107人、電子部品・デバイス92人、電気・情報通信機械90人、鉄鋼・非鉄金属62人と、特定の業種に偏らず広がっています。製造業以外では情報通信262人、専門サービス117人、電気・ガス54人、金融46人、建設44人です。
研究科別では、工学研究科の産業別の就職者724人のうち製造業が424人(58.6%・計算)で、職業で見ると研究者が120人、情報処理・通信技術者が85人です。理学研究科は177人のうち製造業112人(化学36人など)、情報科学研究科は128人のうち情報通信64人でした。
なお、博士後期課程などの修了者は727人で、そのうち446人が就職しています(大学公式)。法科大学院(高等司法研究科)の修了者82人は、ほぼ全員が司法試験の準備に入るため「その他」に数えられています。
06社名で見る主な就職先
大学公式は社名だけ、人数は大学通信の集計で見るしかありません。
大阪大学は「2025年度(令和7年度)業種別の主な就職先(大学院学生等を含む。)」として社名の一覧を公表していますが、社名ごとの人数は載っていません。まず、大学公式の一覧から主な社名を業種別に抜き出します。
| 業種 | 主な就職先(大学公式・2025年度・大学院を含む・人数の記載なし) |
|---|---|
| 製造業 | 三菱重工業、トヨタ自動車、三菱電機、日立製作所、ダイキン工業、村田製作所、住友電気工業、川崎重工業、本田技研工業、ソニーセミコンダクタソリューションズ、神戸製鋼所、富士フイルム、キーエンス、第一三共、塩野義製薬、東レ、パナソニック ほか |
| 建設 | 大林組、竹中工務店、清水建設、鹿島建設 |
| 電気・ガス・エネルギー | 関西電力、大阪瓦斯、九州電力、東京瓦斯、中国電力 |
| 情報・通信 | NTTデータ、日本電気(NEC)、レバレジーズ、楽天グループ、NTTドコモ、日鉄ソリューションズ、SHIFT、NTT西日本、ソフトバンク、富士通、KDDI ほか |
| 運輸 | 西日本旅客鉄道、日本航空、東海旅客鉄道、阪急阪神ホールディングス |
| 商社・流通 | ニトリ、伊藤忠商事、住友商事、三井物産、豊田通商、丸紅、双日 ほか |
| シンクタンク・コンサル | アクセンチュア、野村総合研究所、アビームコンサルティング、ベイカレント、PwCコンサルティング、デロイトトーマツコンサルティング、ボストン・コンサルティング・グループ ほか |
| 銀行・証券・保険 | 三井住友銀行、日本生命保険、三菱UFJ銀行、東京海上日動火災保険、大和証券グループ、明治安田生命保険、三井住友信託銀行、みずほ銀行 ほか |
| 官公庁 | 外務省、防衛省、大阪府(ほかに各都道府県庁・市役所多数) |
| 学校・病院など | 大阪大学医学部附属病院、大阪大学、大阪大学歯学部附属病院、大阪府教育委員会、宇宙航空研究開発機構(JAXA)ほか |
出典:大阪大学「2025年度(令和7年度)業種別の主な就職先(大学院学生等を含む。)」から一部を抜粋。並び順は大学の一覧のとおりで、人数の順とは限りません。
人数が分かる資料としては、大学通信オンラインが各大学へのアンケートでまとめた「大学ごとの主な就職先」があります。大学公式の数字ではなく、年度も1年前(2025年春の卒業・修了者)で、大学院修了者を含みます。
| 順位 | 就職先 | 人数 |
|---|---|---|
| 1 | 三菱電機 | 43人 |
| 2 | 三菱重工業 | 38人 |
| 3 | 大阪ガス | 34人 |
| 3 | トヨタ自動車 | 34人 |
| 5 | 日立製作所 | 33人 |
| 6 | 関西電力 | 31人 |
| 6 | 三井住友銀行 | 31人 |
| 8 | NTTデータ | 30人 |
| 9 | パナソニック | 26人 |
| 9 | ダイキン工業 | 26人 |
| 11 | アクセンチュア | 25人 |
| 12 | 富士通 | 24人 |
| 12 | NTTドコモ | 24人 |
| 14 | 東レ | 22人 |
| 14 | 住友電気工業 | 22人 |
| 14 | 村田製作所 | 22人 |
| 17 | クボタ | 19人 |
| 17 | 三菱UFJ銀行 | 19人 |
| 17 | パナソニックインダストリー | 19人 |
| 20 | 野村総合研究所 | 18人 |
| 20 | 川崎重工業 | 18人 |
| 20 | レバレジーズ | 18人 |
出典:大学通信オンライン「2025年 大学ごとの主な就職先」大阪大学(2025年春・大学院修了者を含む、2025年11月26日更新)。大学公式の数字ではありません。順位は編集部が人数順に付けたものです。
上位22社の半分以上は、電機・重工・自動車・素材などのメーカーです。大学公式の2025年度の一覧でも、製造業の欄がいちばん長く、同じ顔ぶれが並んでいます。修士修了者の半分がメーカーへ進むという国の統計と、社名の並びは一致しています。各社がどの大学から何人採用しているかは、企業図鑑で会社ごとに見られます。
07公務員・教員・医療職になる人
学部卒の公務員は97人で、国家公務員総合職の合格者は59人です。
大学公式の学部卒の公務員は97人で、外国語学部32人、法学部20人、文学部13人、人間科学部12人が多い学部です。国の統計の産業分類では、学部卒の国家公務が47人、地方公務が39人で、国家公務のほうが多いのが大阪大学の特徴です。国家公務47人のうち19人は外国語学部の卒業生でした。
人事院の発表では、国家公務員採用総合職試験(2025年度秋と2026年度春の合計)の大阪大学出身の合格者は59人(秋9人・春50人)でした。京都大学180人、東北大学84人、北海道大学80人より少なく、九州大学56人、名古屋大学42人より多い人数です。
教員になった学部卒は22人で、文学部・外国語学部が中心です。修士修了者では人文学研究科から10人が教員になっています。医療職では、医学科91人と歯学部37人が臨床研修医に、医学部保健学科と医学系研究科(保健学専攻)からは看護師などとして病院に就職する人が多くいます。公式の一覧にも大阪大学医学部附属病院が載っています。
公務員の仕事の内容や試験の種類は、公務員(国家・地方)の業界ページにまとめています。
08関西への就職
関西の会社は上位に多いものの、関西に就職した人の割合は公表されていません。
大学通信の集計では、大阪ガス34人、関西電力31人、パナソニック26人、ダイキン工業26人、村田製作所22人など、関西に本社を置く会社が上位に入っています。大学公式の一覧にも、大阪府、大阪府教育委員会、阪急阪神ホールディングス、西日本旅客鉄道などが並びます。
ただし、大阪大学の公式資料では、就職先の勤務地や「関西で就職した人の割合」は確認できませんでした。一方で、三菱電機・三菱重工業・トヨタ自動車・日立製作所といった全国規模のメーカーや、東京に本社を置く金融・コンサルにも多くの人が就職しています。関西に残るか、東京や全国に出るかは、どちらも選べる大学だといえます。
電力会社の仕事や待遇は電力業界のページ、ガス会社はガス業界のページで確認できます。関西のほかの大学との比較は関西で就職に強い大学も参考にしてください。
09大阪大学の就職支援
キャリアセンターで、キャリアアドバイザーに個別に相談できます。
大阪大学の就職支援の窓口はキャリアセンターです。キャリア相談は吹田・箕面キャンパスと豊中キャンパスの相談室で受けられ、予約は「大阪大学キャリア支援システム」から行います。キャリアセンターの学生向けの手引き(2026年8月更新)によると、相談の予約は1週間に2回まで、1か月に4回までで、無断欠席をすると2週間は新しい予約ができなくなります。
同じシステムでは、学内で開かれる就職・キャリア支援のガイダンスの予約、インターンシップや求人情報の検索のほか、「卒業生の就職先検索」ができます。阪大生の採用実績がある会社を学部・学科などの条件で探し、その会社に就職した先輩の体験談を読める仕組みです。公表されている就職先一覧には人数がありませんが、在学生はここで、自分の学部・学科の先輩がどこに就職したかを確かめられます。
また、各学部・研究科にも就職担当の窓口や教員がいます。理系では研究室の先生を通した推薦や企業とのつながりもあるため、キャリアセンターと研究科の両方の情報を見ておくと安心です。
10受験生・保護者が見るべきポイント
理系は「修士まで6年」を前提に学費と進路を考えましょう。
大阪大学の学費は、授業料が年535,800円、入学料が282,000円です(大阪大学学生納付金規程)。大学院(法科大学院を除く)も授業料・入学料は学部と同じ額です。
工学部・基礎工学部・理学部では、卒業生の8割前後が大学院へ進みます。メーカーの技術職や研究職をめざす場合、学部4年と修士2年の合計6年を見込んでおくのが現実的です。反対に、外国語学部・経済学部などの文系学部では8割前後が4年で就職します。
将来の仕事から逆算するなら、銀行などの金融は経済学部・法学部、商社や運輸を含む幅広い業界は外国語学部、メーカーの技術職は工学部・基礎工学部から修士へ、製薬は薬学部、という傾向が数字に表れています。学部ごとの基本データやほかの大学との比較は、大学図鑑の大阪大学のページと大学を比べるで確認できます。
11在学中の阪大生がやっておきたいこと
キャリア支援システムで、同じ学部の先輩の就職先を早めに見ておきましょう。
まずはキャリア支援システムで、自分の学部・学科の先輩がどの会社に就職したか、どんな体験談を残しているかを見ておくのがおすすめです。公表されている一覧よりも、自分に近い先輩の進路が分かります。
文系の学部では、3年生の夏から秋のインターンシップが選考の入口になる会社もあります。理系で大学院へ進む人は、修士1年の夏ごろからインターンシップが始まり、研究と就活を並行させることになります。28卒の全体の流れは28卒の就活スケジュールにまとめています。
12ほかの大学と比べる
同じ旧帝大や関西の大学の就職先も見比べてみましょう。
13よくある質問
大阪大学の学部卒業生は、どのくらい就職する?
大学の公式発表では、2025年度の学部卒業者3,330人のうち就職した人は1,349人(40.5%・計算)で、大学院へ進学した人は1,609人(48.3%・計算)です。ほかに臨床研修医が128人います。
大学院に進む人が多いのはどの学部?
工学部が87.3%、基礎工学部が80.8%、理学部が77.3%です(2025年度、卒業者に対する割合・計算)。外国語学部は6.5%、経済学部は6.9%と、文系学部はほとんどが学部で就職します。
阪大生の就職先で一番多い会社は?
大阪大学は社名ごとの人数を公表していません。大学公式ではない大学通信の集計(2025年春・大学院を含む)では、三菱電機の43人が最多で、三菱重工業38人、大阪ガスとトヨタ自動車の34人が続きます。
メーカーに強いって本当?
修士修了者では本当です。国の統計(2026年3月修了)では、修士で就職した人の業界の49.1%(771人)が製造業でした。学部卒でも製造業を合計すると270人で、どの業界よりも多くなります。
文系の学部はどんな業界に就職する?
経済学部と法学部は金融が最多で、それぞれ46人と44人です。外国語学部は情報通信80人、金融40人、卸売(商社など)34人、運輸32人と幅広い業界に分かれます(国の統計・2026年3月卒)。
公務員になる人は多い?
学部卒の公務員は97人で、外国語学部32人、法学部20人が多い学部です。国家公務員総合職試験の合格者は59人でした(2025年度秋と2026年度春の合計)。
就職の相談はどこでできる?
キャリアセンターのキャリア相談を、吹田・箕面と豊中の相談室で受けられます。予約は大阪大学キャリア支援システムから、1週間に2回、1か月に4回までできます。
14この記事のデータについて
学部別・研究科別の卒業者、進学者、就職者(企業等・公務員・教員)、臨床研修医の数は、大阪大学「就職(進路)データ」の「2025年度(令和7年度)学部卒業生進路状況」「大学院修了学生の進路状況(博士前期・修士課程)」「大学院修了学生等の進路状況(博士後期・博士・法科大学院の課程)」によります。2024年度の数字も同じページの2024年度版によります。主な就職先の社名は、同じ資料の「業種別の主な就職先」からの抜粋です。
業界の内訳、国家公務・地方公務の人数は、大学改革支援・学位授与機構「大学基本情報」(2026年3月卒・修了)の数字を編集部で集計したものです(portal.niad.ac.jp)。社名別の人数は大学通信オンライン「2025年 大学ごとの主な就職先」大阪大学(2025年春)で、大学公式の数字ではありません。国家公務員総合職試験の合格者数は、人事院「2026年度国家公務員採用総合職試験(春)の合格者発表」の資料4によります。就職支援の内容は、大阪大学キャリアセンター「大阪大学キャリア支援システム 簡単に操作するためのヒント集【学生編】」(2026年8月5日更新)によります。学費は大阪大学学生納付金規程で確認しました。
割合(%)のうち「計算」とあるものは、元の人数から編集部で計算しています。人数は年度で変わるため、最新の情報は大阪大学の公式発表でご確認ください。(2026年10月確認)
アクセンチュア戦略・総合コンサル ・ 20校に就職者掲載計 619人
楽天グループWeb・インターネット ・ 14校に就職者掲載計 506人
トヨタ自動車自動車 ・ 18校に就職者掲載計 407人NTNTTデータSIer・ITサービス ・ 14校に就職者掲載計 374人
みずほフィナンシャルグループ銀行(メガ・地銀) ・ 10校に就職者掲載計 367人
日立製作所電機・メーカー ・ 17校に就職者掲載計 352人
NTTドコモ通信キャリア ・ 18校に就職者掲載計 334人りそりそなグループ銀行(メガ・地銀) ・ 11校に就職者掲載計 305人
東京海上日動火災保険損害保険 ・ 12校に就職者掲載計 305人
三菱電機電機・メーカー ・ 17校に就職者掲載計 268人
富士通電機・メーカー ・ 11校に就職者掲載計 248人
野村総合研究所戦略・総合コンサル ・ 12校に就職者掲載計 234人