お金・クレカ 更新 2026.07.13 この記事にはPRを含みます

学生のマイルの貯め方入門|ANAカード・JALカードの選び方

この記事について

「マイルって飛行機によく乗る大人のもので、大学生には関係ない」——そう思っていませんか。実は、帰省や旅行、留学で飛行機に乗る機会がある学生ほど、マイルの仕組みを早めに知っておく価値があります。マイルは飛行機に乗るだけでなく、日々のクレジットカード利用や提携ポイントの移行でもコツコツ貯まり、貯まったマイルは「特典航空券」として無料に近い形で飛行機に乗ることに使えるからです。こ…

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14章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.07.13
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この記事の前提:本記事はカード・金融サービスの一般的な情報をまとめたものです。一部にアフィリエイトリンクを含みます。制度や条件は各社公式サイトで必ずご確認ください。年会費・マイル付与率・還元率・特典航空券の必要マイル数・有効期限などの数値はすべて「目安」であり、改定されることがあります。申込前に必ずANA・JALおよびカード発行会社の公式サイトで最新情報を確認してください。

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結論:学生にマイ…マイルとは何か?…ANAとJAL、2大マイ…クレジットカード…注目カードの詳細…この記事

この記事の流れ

学生のマイルの貯め方入門

「マイルって飛行機によく乗る大人のもので、大学生には関係ない」——そう思っていませんか。

1
実家が遠方で、長期休みのたびに飛行機で帰省する学生
2
旅行が好きで、国内・海外に年に何度も飛ぶ学生
3
これから留学や長期の海外滞在を予定していて、渡航機会が増える学生
4
すでにクレジットカードを日常的に使っていて、その利用でマイルを貯めたい学生

ポイント1

結論:学生にマイル系カードは必要か/選ぶ基準3つ

最初に結論をお伝えします。マイル系カードは「すべての大学生に必須」ではありません。むしろ、初めて作る1枚としては、年会費無料で還元率の分かりやすい一般的なカードのほうが向いている場合も多いです。

1
マイル(マイレージ)航空会社のポイントの単位。飛行機・カード・提携ポイントで貯まる
2
マイレージプログラムマイルを貯めて使う会員制の仕組み(ANA/JALそれぞれにある)
3
フライトマイル実際に搭乗して貯まるマイル
4
特典航空券マイルと交換で受け取れる航空券

ポイント2

マイルとは何か?特典航空券の仕組みをやさしく解説

まず「マイル」という言葉の意味から確認しましょう。マイル(マイレージ)とは、航空会社が提供するポイントプログラムの単位です。

1
よく使う路線帰省先・旅行先でANA便が多いか
2
国際線・留学渡航先でANA系ネットワークが強いか
3
カードの選択肢ANAカードのラインナップ・年会費(目安)
4
貯める集中度ANAに絞ると貯まりやすい

ポイント3

ANAとJAL、2大マイレージの違い

日本でマイルといえば、ANA(全日本空輸)とJAL(日本航空)の2大航空会社が中心です。マイル系カードを選ぶうえで最初に迷うのが「ANAとJAL、どちらのマイルを貯めるか」という問題でしょう。

1
年会費という固定コストを払ってでも、マイルや旅行関連の特典を活かせるかどうか
2
「還元やマイルの目安」は使い方次第で実際の価値が変わる

ポイント4

クレジットカードを横並びで比較

ここからは、クレジットカードを「発行・運営会社」「年会費(目安)」「還元やマイルなどの目安」「申込対象」の4つの軸で横並びに比較してみましょう。

1
ANAカード
2
JALカード
3
「自分がよく使う路線・地域でどちらが便利か」

ポイント5

注目カードの詳細(ANAカード・JALカード)

ここでは、マイルを貯める代表的な選択肢であるANAカードとJALカードの詳細を、それぞれの図鑑データで確認してみましょう。年会費や対象、特徴などの具体的な情報は、以下の詳細カードにまとめられています。

1
結論:学生にマイル系カードは必要か/選ぶ基準3つ
2
マイルとは何か?特典航空券の仕組みをやさしく解説
3
ANAとJAL、2大マイレージの違い
4
クレジットカードを横並びで比較

まとめ

この記事の要点

実は、帰省や旅行、留学で飛行機に乗る機会がある学生ほど、マイルの仕組みを早めに知っておく価値があります。

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Conclusion

01結論:学生にマイル系カードは必要か/選ぶ基準3つ

最初に結論をお伝えします。マイル系カードは「すべての大学生に必須」ではありません。むしろ、初めて作る1枚としては、年会費無料で還元率の分かりやすい一般的なカードのほうが向いている場合も多いです。ただし、次のような学生にとっては、マイル系カードが生活にフィットし、長い目で見て「乗る予定のある飛行機を、貯めたマイルで実質お得に利用できる」可能性があります。あくまで可能性であり、使い方次第で価値が大きく変わる点は先に強調しておきます。

  • 実家が遠方で、長期休みのたびに飛行機で帰省する学生
  • 旅行が好きで、国内・海外に年に何度も飛ぶ学生
  • これから留学や長期の海外滞在を予定していて、渡航機会が増える学生
  • すでにクレジットカードを日常的に使っていて、その利用でマイルを貯めたい学生

逆に、飛行機にほとんど乗らない、旅行は電車や車が中心、という学生には、マイル系カードのメリットは活きにくいです。マイルは「飛行機に乗る」または「特典航空券として使う」ことで本当の価値が生まれる仕組みなので、飛行機を使う予定がなければ、貯めたマイルを持て余してしまうことがあります。しかもマイルには有効期限があり、使わないまま期限が来ると失効してしまう場合があります(詳細は各社公式で要確認)。この点を理解せずに「なんとなくお得そう」で作ると、年会費だけ払って恩恵を受けられない、という残念な結果になりかねません。

そこで、マイル系カードを選ぶ際の基準を3つに整理します。1つ目は「自分が飛行機にどれくらい乗るか」。乗る回数が多いほどマイルが貯まりやすく、特典航空券に交換しやすくなります。2つ目は「年会費とマイルのバランス」。マイル系カードには年会費がかかるものが多く(学生向けの優遇や初年度無料の設定がある場合もありますが、条件は改定されるため要公式確認)、その年会費を上回る価値を引き出せるかを考える必要があります。3つ目は「ANAとJALのどちらが自分の路線・生活圏に合うか」。帰省先や旅行先でよく使う空港・航空会社によって、貯めやすさ・使いやすさが変わります。

この記事では、この3つの基準を軸に、マイルの仕組みからカードの選び方までを順を追って解説していきます。大切なのは「人気だから」「みんな持っているから」ではなく、自分の生活スタイルに照らして必要かどうかを判断することです。読み終えるころには、あなた自身が「今の自分にマイル系カードは合っているか、合っていないか」を落ち着いて判断できるようになっているはずです。焦って作る必要はまったくありません。まずは仕組みを理解するところから始めましょう。

ひとことで言うと:マイル系カードは「飛行機に乗る予定がある学生」向けの選択肢。初めての1枚には向かない場合もあり、年会費と使い道のバランスをよく考えることが大切です。数値・条件はすべて目安で、申込前に公式確認を。

Basics

02マイルとは何か?特典航空券の仕組みをやさしく解説

まず「マイル」という言葉の意味から確認しましょう。マイル(マイレージ)とは、航空会社が提供するポイントプログラムの単位です。もともとは「飛行機に乗った距離(マイル)に応じてポイントが貯まる」という仕組みから来ており、貯めたマイルを使って飛行機の航空券(特典航空券)や座席のアップグレード、提携先の商品・ポイントなどと交換できます。ざっくり言えば「飛行機に乗るほど貯まる、航空会社版のポイントカード」だと考えると分かりやすいでしょう。ANAなら「ANAマイレージクラブ」、JALなら「JALマイレージバンク」というプログラム名で運営されています。

マイルが貯まる主なルートは大きく3つあります。1つ目はフライトマイル。実際に飛行機に乗ると、路線の距離や運賃の種類に応じてマイルが貯まります。2つ目はクレジットカード利用によるマイル。マイルが貯まるクレジットカードで買い物をすると、利用金額に応じてマイルが貯まったり、カードのポイントを後からマイルに移行したりできます。3つ目は提携ポイントからの移行。日常で貯めている各種ポイントを、一定のレートでマイルに交換できる場合があります。これら3つを組み合わせることで、飛行機にあまり乗らない人でも、日々の生活の中で少しずつマイルを積み上げていくことが可能になります。

そして、貯めたマイルの代表的な使い道が「特典航空券」です。これは、一定のマイルと引き換えに航空券を受け取れる仕組みで、区間や時期に応じて「必要なマイル数」が決まっています(必要マイル数は目安であり、路線・シーズン・空席状況などで変わり、改定もあるため要公式確認)。たとえば「一定のマイルが貯まれば、国内の片道分の特典航空券に交換できる」といったイメージです。現金を使わずに飛行機に乗れるため、帰省や旅行の交通費を節約したい学生にとっては魅力的な使い道になり得ます。ただし、特典航空券は座席数に限りがあり、繁忙期は取りにくいこともあります。この「取りやすさ」は実際の使い勝手を左右する重要なポイントなので、後の章でも触れます。

ここで、マイルと一般的なポイントの違いを整理しておきましょう。コンビニやネット通販で貯まる一般的なポイントは「1ポイント=1円」のように現金に近い価値で分かりやすいのが特徴です。一方、マイルは「使い方によって1マイルあたりの価値が変わる」という性質があります。特典航空券に交換すると価値が高くなりやすい一方、商品や他のポイントに交換すると価値が下がることもあります。つまりマイルは「飛行機に乗ることで真価を発揮する、やや上級者向けのポイント」という側面があるのです。この特性を理解しておくと、「マイルは貯めるだけでなく、どう使うかまでセットで考えるべきもの」という感覚がつかめてきます。

用語 意味(やさしく) 学生にとってのポイント
マイル(マイレージ) 航空会社のポイントの単位。飛行機・カード・提携ポイントで貯まる 飛行機に乗る予定があるほど価値が出る
マイレージプログラム マイルを貯めて使う会員制の仕組み(ANA/JALそれぞれにある) 入会は無料の場合が多い(要公式確認)
フライトマイル 実際に搭乗して貯まるマイル 帰省・旅行の距離が長いほど貯まりやすい
特典航空券 マイルと交換で受け取れる航空券 交通費を抑えたい学生に相性が良い
マイルの有効期限 貯めたマイルが失効するまでの期間 期限内に使い切る計画が必要(要公式確認)

この章のまとめとして押さえてほしいのは、マイルは「貯める」だけでなく「使う」までを見据えて考える必要があるということです。特に大学生の場合、社会人ほど頻繁に飛行機に乗るわけではないケースも多いので、「自分は年に何回くらい飛行機に乗るか」「そのマイルをいつ、どの路線で使うか」を具体的にイメージできるかどうかが、マイル系カードを持つ意味を大きく左右します。仕組みが分かってきたところで、次はANAとJALという2大マイレージの違いを見ていきましょう。

ANAvsJAL

03ANAとJAL、2大マイレージの違い

日本でマイルといえば、ANA(全日本空輸)とJAL(日本航空)の2大航空会社が中心です。マイル系カードを選ぶうえで最初に迷うのが「ANAとJAL、どちらのマイルを貯めるか」という問題でしょう。結論から言うと、どちらが絶対的に優れているということはなく、自分の生活圏・帰省先・旅行スタイルによって向き不向きが分かれます。両社とも国内線・国際線を幅広くカバーしており、それぞれに提携航空会社のネットワーク(アライアンス)があります。ここでは、選ぶうえで意識したい違いのポイントを整理します。

1つ目の視点は「よく使う空港・路線でどちらが強いか」です。地方から都市部へ帰省する場合、その路線をANAとJALのどちらが多く運航しているかで、マイルの貯めやすさ・特典航空券の取りやすさが変わってきます。実家の最寄り空港や、旅行でよく行く地域を思い浮かべ、「その路線はどちらがよく飛んでいるか」を調べてみると、自分に合うマイレージが見えてきます。就航路線や便数は変わることがあるため、最新の運航状況は各社公式で確認するのが確実です。

2つ目の視点は「国際線・留学での使いやすさ」です。ANAとJALは、それぞれ世界的な航空連合(アライアンス)に所属しており、提携航空会社の便でもマイルを貯めたり、特典航空券を使えたりする場合があります。留学先や旅行先の国・地域によって、どちらのアライアンスのほうが便利かが変わることがあります。海外渡航が多くなりそうな学生は、渡航先の主要都市にどちらのネットワークが強いかも、選ぶ判断材料になります。ただし提携の条件や対象便は細かく、改定もあるため、具体的な利用可否は必ず公式で確認してください。

3つ目の視点は「カードのラインナップと年会費(目安)」です。ANAにもJALにも、それぞれ提携クレジットカード(いわゆるANAカード・JALカード)が複数あり、年会費や付帯サービス、マイルの貯まり方の設計が異なります。学生向けの優遇が設けられている場合もありますが、その有無・内容・条件は時期によって変わるため、ここでも公式確認が欠かせません。次章以降で図鑑や比較表を使いながら具体的に見ていきますが、まずは「ANAとJALは別々のポイント経済圏であり、両方を中途半端に貯めるより、どちらかに絞ったほうがマイルが貯まりやすい」という原則を覚えておいてください。

比較の視点 ANAで考えること JALで考えること
よく使う路線 帰省先・旅行先でANA便が多いか 帰省先・旅行先でJAL便が多いか
国際線・留学 渡航先でANA系ネットワークが強いか 渡航先でJAL系ネットワークが強いか
カードの選択肢 ANAカードのラインナップ・年会費(目安) JALカードのラインナップ・年会費(目安)
貯める集中度 ANAに絞ると貯まりやすい JALに絞ると貯まりやすい

ここで大事なのは、「どちらか一方に絞る」ことの合理性です。マイルは分散させるほど1つあたりの残高が増えにくく、特典航空券に必要なマイル数に届くまで時間がかかります。ANAとJALの両方でカードを作り、両方でマイルを貯めようとすると、どちらも中途半端になり、有効期限までに使い切れないリスクが高まります。特に飛行機に乗る頻度がそれほど高くない学生の場合は、「自分がよく乗る路線・行く地域で強いほうを1つ選び、そこに集中して貯める」のが基本戦略になります。次章からは、Campiのお金図鑑を使って、実際のカードの全体像を見ていきましょう。

選び方の起点:ANAかJALかは「自分の帰省先・旅行先・留学先でどちらが便利か」で決めるのが基本。両方に手を出すより1つに集中したほうがマイルは貯まりやすい。就航路線や提携条件は改定されるため、最新情報は各社公式で確認を。

Zukan

04お金図鑑でカードの全体像を見る

マイルの仕組みとANA・JALの違いが分かったところで、次は実際のカードやお金の選択肢を俯瞰してみましょう。個別のカードをいきなり比べる前に、まずは全体像を眺めることで、「マイル系カードは数あるお金の選択肢の中でどこに位置するのか」がつかめます。Campiのお金図鑑には、クレジットカードだけでなく、ネット証券・ネット銀行・キャッシュレスなど、大学生に関わるお金のサービスが幅広く載っています。それぞれのカードから詳細ページに飛べるので、気になるものをチェックしてみてください。

▶ お金図鑑を全部見る

こうして並べて眺めると、マイル系のクレジットカードは「お金のサービス全体の中の一角」であることが分かります。大学生のお金の第一歩としては、まず年会費無料で使いやすい基本のクレジットカードやネット銀行の口座を整え、そのうえで「飛行機によく乗る」というニーズがあればマイル系カードを検討する、という順番が自然です。図鑑を見て、自分にとって今いちばん優先度の高いお金の準備は何かを考えてみると、マイル系カードの立ち位置がより明確になります。

また、図鑑の各カードには、年会費や対象、特徴などの基本情報が整理されています。マイル系カードを検討する際は、同じ図鑑内の他のカードと見比べることで、「マイルが付く代わりに年会費がかかる」「年会費無料だがマイルは直接貯まらない」といったトレードオフが見えてきます。お金のサービスは「万能な1つ」があるわけではなく、自分の使い方に合うものを組み合わせるのが基本です。図鑑はその組み合わせを考える材料として活用してください。

なお、図鑑に載っている情報も含め、年会費・還元・マイル付与などの数値はあくまで目安です。カードの内容は改定されることがあり、キャンペーンや優遇条件も時期によって変わります。図鑑や本記事で全体像をつかんだうえで、実際に申し込む前には必ず各カードの公式サイトで最新の条件を確認するようにしてください。次章では、マイルが貯まるクレジットカードを横並びの比較表で見ていきます。

Compare

05クレジットカードを横並びで比較

ここからは、クレジットカードを「発行・運営会社」「年会費(目安)」「還元やマイルなどの目安」「申込対象」の4つの軸で横並びに比較してみましょう。マイル系カードを選ぶうえで、こうした基本項目を並べて見ると、それぞれのカードの性格の違いがつかみやすくなります。以下の比較表で、クレジットカードの全体像を確認してください。数値・条件はいずれも目安であり、改定される点にご注意ください。

名称発行/運営会社年会費/料金還元/金利など(目安)申込対象
ANAカードANA(各カード会社)年会費あり一般:200円=1ポイント=1マイル(2倍/2マイルコースは移行手数料 VISA・マスター6…満18歳以上(高校生除く)
au PAYカードau(KDDI)無料(条件)1%(100円(税込)ごとに1Pontaポイント)満18歳以上(高校生除く)
dカード株式会社NTTドコモ無料1.0%(dポイント・条件あり・要公式確認)満18歳以上(高校生を除く)・学生可・審査あり
dカード GOLDNTTドコモ11,000円基本1%(dポイント)満18歳以上(高校生除く)
JALカードJALカード年会費あり(初年度無料など)100円=1マイル(通常の2倍)、特約店でさらに2倍満18歳以上(高校生除く)
JCB CARD W株式会社ジェーシービー無料常時1.0%〜(Oki Dokiポイント・条件あり・要公式確認)18歳以上39歳以下(高校生を除く)・審査あり
PayPayカードPayPayカード株式会社無料1.0%〜(PayPayポイント・条件あり・要公式確認)満18歳以上(高校生を除く)・学生可・審査あり
イオンカードイオンフィナンシャルサービス株式会社無料0.5%〜/イオンで割引・優待(要公式確認)満18歳以上(高校生を除く)・学生可・審査あり
イオンカードセレクトイオン銀行/イオン無料基本200円(税込)ごとに1WAON POINT(0.5%)満18歳以上(高校生除く)
エポスカード株式会社エポスカード無料通常0.5%/マルイやカラオケ等で優待(要公式確認)満18歳以上(高校生を除く)・学生可・審査あり

この比較表を見ると、クレジットカードには「年会費無料で還元がシンプルなタイプ」と「年会費がかかる代わりにマイルや付帯サービスが充実したタイプ」があることが分かります。マイル系カードは後者に含まれることが多く、年会費という固定コストを払ってでも、マイルや旅行関連の特典を活かせるかどうかが選択の分かれ目になります。飛行機にあまり乗らない学生であれば、まずは年会費無料タイプから始め、飛行機を使う機会が増えてきたらマイル系へ、というステップも十分に合理的です。

比較する際に特に注目したいのが「申込対象」の欄です。カードによっては、学生でも申し込めるもの、収入や年齢の条件があるもの、学生向けの区分が用意されているものなど、対象がさまざまです。マイル系カードの中には、社会人を主な対象としたものや、年会費が比較的高めのものもあります。自分が申込対象に当てはまるか、学生でも無理なく年会費を負担できるかを、この段階でよく確認しておきましょう。申込対象や年会費の条件は改定されることがあるため、最終的な可否は必ず公式で確認してください。

もう一つ意識したいのは、「還元やマイルの目安」は使い方次第で実際の価値が変わるという点です。比較表の数値は一般的な目安にすぎず、実際にどれだけマイルが貯まり、どれだけお得になるかは、あなたが年間どれくらいそのカードを使い、どれくらい飛行機に乗るかによって大きく変わります。「還元の数字が大きいカード=自分にとって一番お得」とは限りません。自分の生活での利用額・搭乗頻度をイメージしながら比較表を読むことが、後悔しないカード選びのコツです。

比較のポイント:数字の大きさだけで選ばないこと。マイル系カードは「年会費という固定費を、マイルや特典で取り返せるか」が肝心。自分の年間利用額・飛行機に乗る回数を思い浮かべて比較表を読むと、本当に合うカードが見えてきます。条件はすべて目安・要公式確認。

Detail

06注目カードの詳細(ANAカード・JALカード)

ここでは、マイルを貯める代表的な選択肢であるANAカードとJALカードの詳細を、それぞれの図鑑データで確認してみましょう。年会費や対象、特徴などの具体的な情報は、以下の詳細カードにまとめられています。固有の数値は改定されることがあるため、あくまで参考としつつ、申込前には公式サイトで最新情報を確認してください。

ANAカード

ANAカードは、ANA(各カード会社)が提供するクレジットカード。ANAマイルが貯まる,旅行・帰省に。目的は「貯める」向け。

詳しく見る ▶

ANAカードは、ANAのマイル(ANAマイレージクラブ)を貯めることに向いたクレジットカードの総称です。ANA便での搭乗や日々のカード利用を通じてマイルを貯め、貯めたマイルをANAの特典航空券などに使う、という流れが基本になります。ANAをよく利用する路線がある学生や、ANA系のネットワークが渡航先で便利という学生に向いた選択肢です。年会費や付帯サービス、マイルの貯まり方の設計はカードの種類によって異なり、条件も改定されるため、詳しくは上の詳細カードと公式サイトで確認してください。

JALカード

JALカードは、JALカードが提供するクレジットカード。フライトや買い物でマイル,旅行好きに。目的は「貯める」向け。

詳しく見る ▶

JALカードは、JALのマイル(JALマイレージバンク)を貯めることに向いたクレジットカードの総称です。考え方はANAカードと同様で、JAL便での搭乗や日常のカード利用でマイルを貯め、JALの特典航空券などに使います。帰省先や旅行先でJAL便をよく使う学生、JAL系のネットワークが渡航先で便利という学生に向いています。JALカードにも複数の種類があり、年会費・付帯サービス・学生向けの取り扱いなどは種類や時期によって異なります。こちらも詳細カードと公式サイトで最新の条件を確認してください。

ANAカードとJALカード、どちらを選ぶかは、これまで見てきたとおり「自分がよく使う路線・地域でどちらが便利か」が最大の判断軸です。カードのスペック(年会費や還元の目安)を細かく比べることも大切ですが、それ以上に「そのマイルを実際に使える環境が自分にあるか」を重視してください。どんなにマイルが貯まりやすいカードでも、自分の生活圏でそのマイレージが使いにくければ、貯めたマイルを活かせません。詳細カードのデータは、あくまで「自分の使い方に合うかを確かめるための材料」として活用しましょう。

詳細を見るときの注意:詳細カードや公式に載っている年会費・マイルの条件は改定されることがあります。特に学生向けの優遇や初年度の扱いは時期によって変わりやすいので、「今この瞬間の条件」を必ず公式サイトで確認してから申し込んでください。

Type

07タイプ別おすすめ(帰省・留学・年会費重視)

マイル系カードは、生活スタイルによって「向いている人」がはっきり分かれます。ここでは、大学生によくあるタイプ別に、どんな観点でカードを選べばよいかを整理します。あくまで一般的な考え方であり、具体的なカードの適否は年会費・条件(すべて目安・要公式確認)を照らし合わせて自分で判断してください。まずは、自分がどのタイプに近いかをイメージしながら読んでみましょう。

タイプ 重視したい観点 考え方のヒント
遠方から飛行機で帰省する 帰省路線の航空会社/貯めやすさ 帰省で使う路線が強いほう(ANA or JAL)に集中して貯める
留学・海外渡航が多い 国際線・提携ネットワーク 渡航先で便利なアライアンスを持つほうを選ぶ
年会費をできるだけ抑えたい 年会費の負担/無料枠の有無 年会費とマイルのバランスを冷静に見る。無理なら年会費無料カードも選択肢
日常のカード利用で貯めたい 普段の支払いでのマイルの貯まり方 よく使う店・サービスでマイルが貯まりやすい設計かを確認
まだ飛行機にあまり乗らない そもそもマイル系が必要か 急がず、まずは年会費無料の基本カードから始めるのも賢い

遠方から飛行機で帰省するタイプは、マイル系カードと相性が良い代表格です。長期休みごとに往復すれば、その分フライトマイルが貯まり、貯まったマイルを次の帰省の特典航空券に充てる、という好循環をつくれる可能性があります。ポイントは、帰省で使う路線をANAとJALのどちらが多く飛ばしているかを確認し、そのマイレージに集中すること。往復の回数が多いほど、この戦略の効果は高まります。ただし特典航空券は繁忙期に取りにくいことがあるので、早めの計画が欠かせません。

留学・海外渡航が多いタイプは、国際線とアライアンス(提携航空会社のネットワーク)を重視しましょう。渡航先の国・都市によって、ANA系とJAL系のどちらが便利かが変わることがあります。長距離のフライトは貯まるマイルも比較的大きくなりやすいため、渡航機会の多い学生はマイルを活かしやすい立場です。一方で、海外では為替手数料や海外利用の条件など、マイル以外に確認すべき点も増えます。留学前に、カードの海外利用に関する条件(手数料・付帯保険の有無など)も公式で確認しておくと安心です。

年会費をできるだけ抑えたいタイプとまだ飛行機にあまり乗らないタイプは、マイル系カードを急いで持つ必要はありません。マイル系カードは年会費がかかるものが多く、飛行機に乗る機会が少ないと、その年会費に見合うマイルを貯めきれないことがあります。この場合は、まず年会費無料で還元の分かりやすい基本のクレジットカードを使い、飛行機に乗る機会が増えてきた段階でマイル系への切り替えを検討する、という順番が無理のない選択です。「今の自分に必要か」を基準に、焦らず判断してください。

タイプ別の結論:飛行機に乗る頻度が高い(帰省・留学・旅行)ほどマイル系の価値が出やすく、乗らないほど年会費無料カードのほうが向く。自分のタイプを見極め、1つのマイレージに集中するのが基本。条件は目安・改定あり・要公式確認。

Risk

08注意点・デメリット・リスク(使いすぎ/リボ/失効)

ここは、マイル系カードに限らずクレジットカード全般でもっとも大切な章です。カードは便利な道具ですが、使い方を誤ると生活を圧迫し、信用情報に傷がつくこともあります。マイルという「お得」に目を向けすぎて、こうしたリスクを軽視するのは本末転倒です。学生のうちに正しい付き合い方を身につけておくことが、将来のお金の安心につながります。以下のリスクを一つずつ理解しておきましょう。

1つ目のリスクは「使いすぎ」です。クレジットカードは手元の現金が減らないため、支払いの実感が薄れ、つい使いすぎてしまいがちです。「マイルを貯めたいから」とカード利用を増やすと、貯まるマイル以上に出費がかさみ、結果的に損をすることがあります。マイルはあくまで「本来する予定だった支払い」に付くおまけであって、マイルのために余計な買い物をするのは逆効果です。毎月の利用額を把握し、家計簿アプリなどで支出を見える化しておくことを強くおすすめします。

2つ目のリスクは「リボ払い」です。リボ払いは毎月の支払額を一定に抑えられる一方で、手数料(実質的な利息)がかかり、支払いが長引くほど負担が大きくなる仕組みです。残高がなかなか減らず、気づけば手数料ばかり払っていた、という事態に陥ることがあります。マイルやポイントの優遇と引き換えにリボ払いを勧められる場面もありますが、安易にリボ払いを選ばないことが鉄則です。基本は「一括払い」で、毎月の請求をその月の予算内で払い切ることを徹底しましょう。手数料の水準や条件はカードにより異なり改定もあるため、必ず公式で確認してください。

3つ目のリスクは「延滞と信用情報」です。支払いが遅れると、延滞損害金が発生するだけでなく、信用情報に記録が残り、将来のローンやカードの審査に影響することがあります。学生のうちは「たかがカードの引き落とし」と軽く考えがちですが、信用情報は社会人になってからの大きな買い物(住宅ローンなど)にも関わる大切なものです。引き落とし口座の残高不足に注意し、支払いは必ず期日どおりに行いましょう。この点はマイルのお得さとは比べものにならないほど重要です。

4つ目のリスクは、マイル特有の「有効期限と失効」です。マイルには有効期限があり、期限内に使わないと失効してしまう場合があります(期限の長さや扱いは各社・カードにより異なり、改定もあるため要公式確認)。せっかく貯めたマイルも、使わないまま期限が来れば価値はゼロになってしまいます。「貯めること」に夢中になり、「使うこと」を忘れると、この失効リスクが現実になります。マイルを貯め始めたら、いつ・どの路線で使うかを計画に入れておくことが大切です。飛行機に乗る予定がないのに惰性で貯め続けるのは、失効リスクを高めるだけになりかねません。

リスク 何が起きるか 対策
使いすぎ マイル欲しさに出費が増え、かえって損をする 利用額を把握し、必要な支払いだけに使う。家計簿で見える化
リボ払い 手数料がかさみ、支払いが長引く 原則一括払い。リボは安易に選ばない。条件は公式確認
延滞・信用情報 延滞金+信用情報に傷、将来の審査に影響 口座残高に注意し、必ず期日どおりに支払う
マイルの失効 有効期限切れでマイルが無駄になる 使う路線・時期を計画。乗る予定がなければ貯めすぎない
年会費倒れ 年会費に見合うマイルを貯められない 年会費と使い道のバランスを事前に見積もる

これらのリスクは、正しく理解して対策すれば十分にコントロールできます。大切なのは、「マイルのお得さ」と「カードのリスク」を天秤にかけ、リスク管理を優先することです。マイルはあくまで「賢く使えば得られるおまけ」であり、生活の土台を崩してまで追いかけるものではありません。特に学生のうちは、無理のない範囲でカードと付き合い、支払いを健全に保つことを最優先にしてください。リスクを理解したうえでこそ、マイルの恩恵を安心して受けられます。

Apply

09申込・入会の流れと必要書類

マイル系カードを作ると決めたら、次は申込の流れを知っておきましょう。手続き自体はオンラインで完結することが多く、そこまで難しくありません。ただし、審査があることや、必要な書類・情報を事前に用意しておくとスムーズなことは押さえておきたいポイントです。ここでは一般的な流れを示しますが、具体的な手順・必要書類はカードや発行会社によって異なるため、必ず公式サイトの案内に従ってください。

マイレージ会員に登録›カードを申込›審査›カード受け取り・利用開始

大まかな流れは上のとおりです。まず、ANAカード・JALカードはそれぞれのマイレージプログラム(ANAマイレージクラブ/JALマイレージバンク)と紐づくため、会員登録がセットになることが一般的です。次に、カードの申込フォームに必要事項を入力します。氏名・住所・連絡先などの基本情報に加え、学生の場合は学校名や職業区分の入力を求められることがあります。入力後、発行会社による審査が行われ、通過するとカードが発行・郵送され、利用を開始できます。審査の基準や所要日数は非公開・非公表の部分も多く、カードによって異なります。

申込にあたって用意しておくとよいものを、以下にまとめます。カードや申込方法(オンライン/郵送)によって必要書類は変わるため、あくまで一般的な目安として参考にしてください。特に本人確認書類と、支払いに使う金融機関の口座情報は、ほぼ確実に必要になります。手元に準備してから申し込むと、途中で中断せずスムーズに進められます。

準備するもの 内容 備考
本人確認書類 運転免許証・マイナンバーカード・学生証など カードにより指定が異なる。要公式確認
引き落とし口座情報 支払いに使う銀行口座(本人名義) キャッシュカード等を手元に
連絡先・メール 電話番号・メールアドレス 審査連絡や会員情報に使う
学校情報 学校名・区分(学生の場合) 学生向け区分がある場合に必要なことも

申込にあたって、いくつか注意しておきたい点があります。まず、短期間に複数のカードを同時に申し込むのは避けたほうが無難です。申込情報は記録に残るため、一度に多くを申し込むと審査に影響する場合があるとされています。マイル系カードを作るなら、まずはANAかJALのどちらか1つに絞る——という本記事の方針は、この観点からも理にかなっています。また、未成年の場合は保護者の同意が必要となることが一般的です。申込条件(年齢・同意の要否など)はカードにより異なるため、事前に確認しておきましょう。

もう一つ大切なのは、申込時に「今の条件」をよく読むことです。年会費、初年度の扱い、入会時のキャンペーン、マイルの付与条件などは、申込のタイミングによって内容が変わります。「以前見た情報」や「他の人が作ったときの条件」と同じとは限りません。申込画面に表示される最新の条件を必ず自分の目で確認し、納得したうえで手続きを進めてください。カードは長く付き合う金融サービスなので、入口でしっかり条件を把握しておくことが、後々の安心につながります。

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10マイルの貯め方(フライト/クレカ/ポイント移行)

ここでは、マイルを貯める具体的な方法を整理します。第2章でも触れたとおり、マイルの貯め方は大きく3つのルートに分けられます。「飛行機に乗って貯める」「クレジットカードの利用で貯める」「提携ポイントから移行して貯める」の3つです。この3つを自分の生活に合わせて組み合わせることで、飛行機にそれほど頻繁に乗らない学生でも、着実にマイルを積み上げていくことができます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

1つ目のフライトマイルは、実際に飛行機に乗って貯める、マイルの原点ともいえる方法です。搭乗した路線の距離や運賃の種類に応じてマイルが貯まります。帰省や旅行で長距離を飛ぶ学生ほど、まとまったマイルを貯めやすいのが特徴です。逆に、飛行機に乗る機会が少ない学生は、このルートだけでは大きく貯めるのは難しく、後述のクレカ・ポイント移行を併用することになります。搭乗でマイルを貯めるには、予約・搭乗時にマイレージ番号を登録しておく必要があるので、忘れずに手続きしましょう。付与されるマイルの条件は運賃や路線で細かく変わり改定もあるため、詳細は公式で確認してください。

2つ目のクレジットカード利用によるマイルは、日常の支払いをマイルの貯まるカードにまとめる方法です。普段の買い物や公共料金、サブスクの支払いなどをカードにすることで、利用金額に応じてマイル(またはマイルに移行できるポイント)が貯まります。飛行機に乗る頻度が低い学生にとっては、こちらが主力の貯め方になることも多いです。ただし、繰り返しになりますが、マイルを貯めたいからと不要な買い物を増やすのは本末転倒です。あくまで「もともとする予定だった支払い」をカードに集約する、という考え方を守ってください。カードによってマイルの貯まり方の設計は異なるため、自分の使い方に合うかを確認しましょう。

3つ目の提携ポイントからの移行は、日常で貯めている各種ポイントを、一定のレートでマイルに交換する方法です。買い物やサービス利用で貯めたポイントを、マイルに移行してまとめる、という使い方ができます。移行レートや対象は提携先・時期によって異なり、改定もあるため、交換前にレートを確認するのが賢明です。この方法は、複数のポイントを1つのマイレージに集約できる点で便利ですが、移行の際に価値が変わることもあるので、「本当にマイルに移すのが自分にとって得か」を都度考えることが大切です。

貯め方 向いている人 気をつけること
フライトマイル 帰省・旅行・留学で飛行機によく乗る人 搭乗前にマイレージ番号の登録を忘れない
クレカ利用 日常の支払いをカードにまとめられる人 マイル目的で無駄遣いをしない。一括払いが基本
ポイント移行 各種ポイントを貯めている人 移行レート・対象・改定を事前に確認

これら3つを踏まえた、大学生の現実的なマイルの貯め方の基本方針は「1つのマイレージに集中し、飛行機・カード・ポイントの3ルートを無理のない範囲で組み合わせる」ことです。飛行機に乗る機会が多い人はフライトマイルを軸に、乗る機会が少ない人はカード利用とポイント移行を軸に、と自分の生活に合わせて主力を決めましょう。どのルートも、「生活を変えてまで貯めない」のが鉄則です。あくまで普段の暮らしの延長でコツコツ貯め、貯まったマイルをしっかり使い切る——この健全なサイクルを意識してください。次章では、貯めたマイルの使い道を見ていきます。

貯め方の要点:飛行機・カード・ポイント移行の3ルートを、1つのマイレージに集約するのが効率的。ただし「マイルのために無駄遣い」は絶対にNG。生活の延長で貯め、期限内に使い切る計画を。付与・移行の条件は目安・改定あり・要公式確認。

Use

11マイルの使い道(特典航空券とその他)

マイルは「貯める」だけでなく「使う」までがワンセットです。むしろ、どう使うかによってマイルの価値は大きく変わります。ここでは、貯めたマイルの代表的な使い道を整理し、学生にとってどの使い方が価値を引き出しやすいかを考えます。使い道の選択は、マイルという資産をどれだけ有効に活かせるかを左右する、重要な意思決定です。

もっとも代表的で、価値を引き出しやすいとされるのが「特典航空券」です。一定のマイルと引き換えに航空券を受け取れるため、帰省や旅行の交通費を大きく抑えられる可能性があります。学生にとっては、この使い道がマイルの魅力の中心といえるでしょう。ただし、特典航空券には注意点もあります。座席数に限りがあり、繁忙期(年末年始・お盆・大型連休など)は予約が埋まりやすく、希望の便が取れないことがあります。特典航空券を狙うなら、できるだけ早めに予約することが成功のカギです。必要マイル数は路線・時期・空席状況で変わり、改定もあるため、利用時には必ず公式で最新の条件を確認してください。

特典航空券以外にも、マイルには座席のアップグレードや、提携先の商品・ポイントとの交換といった使い道があります。ただし、一般的には特典航空券に使うほうが、1マイルあたりの価値が高くなりやすいとされています。商品交換やポイント交換は手軽ですが、その分、マイル本来の価値を十分に引き出せないこともあります。「せっかく貯めたマイルだから、価値の高い使い方をしたい」という場合は、特典航空券を軸に考えるのがよいでしょう。とはいえ、飛行機に乗る予定が本当にないなら、失効させるくらいなら他の使い道で使い切るほうが合理的な場合もあります。

ここで改めて強調したいのは、「マイルは使ってこそ価値がある」ということです。前章で触れたとおり、マイルには有効期限があり、使わずに期限を迎えると失効してしまう場合があります。貯めることに満足して使い道を考えないままでいると、この失効リスクが現実になります。マイルを貯め始めたら、「次にいつ、どの路線で使うか」をあらかじめイメージしておきましょう。使う予定が具体的にあるからこそ、貯めるモチベーションも保てますし、マイルが無駄になるのも防げます。

使い道 特徴 学生へのおすすめ度の考え方
特典航空券 マイルの価値を引き出しやすい定番の使い道 帰省・旅行がある学生に相性が良い。早めの予約が鍵
座席アップグレード より快適な座席に変更 長距離便に乗る機会がある人向け
商品・ポイント交換 手軽だが価値は下がりやすい 失効させるくらいなら使い切る選択肢

まとめると、学生にとってのマイルの使い道は「特典航空券を軸に、失効させないよう計画的に使い切る」のが基本方針です。特に帰省や旅行、留学で飛行機に乗る予定がある学生は、その予定に合わせて特典航空券を狙うことで、マイルの価値を最大限に引き出せます。逆に、当面飛行機に乗る予定がないのにマイルばかり貯めるのは、失効リスクを抱えるだけになりがちです。「貯める」と「使う」をセットで計画することが、マイルと上手に付き合う最大のコツだと覚えておいてください。

Life

12帰省・留学・日常での実用とお金リテラシー

最後に、マイルやクレジットカードを学生のうちから理解しておくことが、就活・一人暮らし・日常生活にどうつながるのかを考えてみましょう。マイル系カードそのものの損得を超えて、「お金の仕組みを主体的に学ぶ経験」が持つ価値に目を向けてほしいからです。カードやマイルは、そのための身近な入口になります。

まず帰省の場面です。遠方の実家に飛行機で帰る学生にとって、交通費は大きな負担です。マイルを計画的に貯めて特典航空券に使えれば、その負担を軽くできる可能性があります。ただし、これまで見てきたとおり、それは「飛行機に乗る頻度」「年会費とのバランス」「特典航空券の取りやすさ」といった条件がそろってこそ。帰省でマイルを活かせるかどうかを自分で判断できること自体が、お金リテラシーの一つです。数字の大きさに惑わされず、自分の生活に照らして損得を見極める力は、これからのあらゆるお金の場面で役立ちます。

次に留学・海外渡航の場面です。留学は人生の大きな経験であると同時に、大きな出費でもあります。渡航の機会が多い学生は、フライトマイルをまとまって貯めやすい立場にありますが、同時に、海外でのカード利用にまつわる手数料や、付帯する保険の有無など、確認すべきことも増えます。こうした条件を一つずつ調べて理解する経験は、社会に出てからの海外出張や旅行、さらには為替や国際的なお金のやり取りを理解する土台になります。カードとマイルは、そうした「大人のお金の世界」に触れる練習台にもなるのです。

そして日常生活と就活です。クレジットカードを健全に使いこなす——毎月の利用額を把握し、一括払いで期日どおりに支払い、リボや延滞を避ける——という習慣は、お金の管理能力そのものです。この習慣は、一人暮らしの家計管理や、社会人になってからの資産形成にそのまま生きます。就活の場面でも、お金や金融の仕組みに関心を持ち、自分の頭で考えて選択できる姿勢は、特に金融・保険業界などで好印象につながることがあります。マイルやカードを「お得か損か」だけで見るのではなく、お金と向き合う力を育てる教材として捉えると、その価値はぐっと広がります。

最後にもう一度、この記事の芯を確認します。マイル系カードは、飛行機に乗る予定がある学生にとって魅力的な選択肢になり得ますが、すべての学生に必要なわけではなく、初めての1枚には向かない場合もあります。大切なのは、仕組みを理解したうえで、年会費と使い道のバランスを自分で判断することです。焦って作る必要はありません。この記事で得た知識をもとに、「今の自分にマイルは活かせるか」をじっくり考えてみてください。その判断のプロセスこそが、これからの人生を通じて役立つお金リテラシーの第一歩になります。

この章のまとめ:マイル系カードの損得を超えて、「お金の仕組みを自分で調べ、判断する経験」が学生の財産になる。帰省・留学・日常のどの場面でも、数字に惑わされず自分の生活に照らして選ぶ力を育てよう。条件はすべて目安・改定あり・公式確認を習慣に。

FAQ

13よくある質問(FAQ)

大学生でもマイル系のクレジットカードは作れますか?

カードによっては学生でも申し込めるものがありますが、申込対象(年齢・収入・学生区分など)はカードごとに異なります。未成年の場合は保護者の同意が必要となるのが一般的です。年会費が比較的高めのカードもあるため、自分が対象に当てはまるか、年会費を無理なく負担できるかを確認してから申し込みましょう。条件は改定されることがあるので、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

マイルを貯めるのに、飛行機にあまり乗らなくても意味はありますか?

クレジットカードの利用や提携ポイントの移行でも少しずつマイルは貯まるので、まったく無意味ではありません。ただし、飛行機に乗る予定がほとんどないと、貯めたマイルの使い道(特典航空券)が活かしにくく、有効期限で失効するリスクもあります。飛行機を使う予定がない場合は、年会費無料の基本的なカードのほうが向いていることが多いです。

ANAとJAL、どちらのマイルを貯めるべきですか?

一概にどちらが良いとは言えません。自分がよく使う路線(帰省先・旅行先)や、留学・渡航先で便利なネットワークがどちらかで判断するのが基本です。両方を中途半端に貯めるより、どちらか1つに絞ったほうがマイルは貯まりやすくなります。就航路線や提携条件は改定されるため、最新情報は各社公式で確認してください。

マイル系カードは初めての1枚におすすめですか?

必ずしもおすすめとは限りません。マイル系カードは年会費がかかるものが多く、飛行機に乗る機会が少ない学生には、年会費に見合うマイルを貯めきれないことがあります。初めての1枚としては、年会費無料で還元が分かりやすいカードから始め、飛行機を使う機会が増えてから検討する、という順番も十分に合理的です。

マイルに有効期限はありますか?

一般的にマイルには有効期限があり、期限内に使わないと失効する場合があります。期限の長さや扱いは航空会社・カードによって異なり、改定されることもあります。貯め始めたら「いつ・どの路線で使うか」を計画に入れておくことが大切です。詳細は必ずANA・JALの公式サイトで確認してください。

リボ払いにするとマイルがたくさん貯まると聞きましたが?

リボ払いには手数料(実質的な利息)がかかり、支払いが長引くほど負担が大きくなります。マイルやポイントの優遇と引き換えにリボ払いを勧められることがありますが、手数料の負担がマイルの価値を上回ることも多く、安易に選ぶのは避けるべきです。基本は一括払いで、その月の予算内で払い切ることをおすすめします。

特典航空券はいつでも取れますか?

特典航空券は座席数に限りがあり、年末年始やお盆、大型連休などの繁忙期は予約が埋まりやすく、希望の便が取れないことがあります。狙うなら、できるだけ早めに予約するのが成功のコツです。必要マイル数や予約の条件は路線・時期・空席状況で変わり改定もあるため、利用時に公式で確認してください。

ANAカードとJALカードを両方作るのはどうですか?

両方作ると年会費が二重にかかるうえ、マイルが分散してどちらも貯まりにくくなり、有効期限までに使い切れないリスクが高まります。飛行機に乗る頻度がそれほど高くない学生の場合は、自分の生活圏で便利なほうを1つ選び、そこに集中して貯めるのが基本です。短期間に複数のカードを同時申込することも避けたほうが無難です。

Source

14出典・あわせて読みたい

出典・確認先:本記事のマイル・特典航空券・クレジットカードに関する制度・年会費・マイル付与率・還元率・必要マイル数・有効期限などの情報はすべて「目安」です。制度や条件は改定されることがあるため、最新かつ正確な情報は、ANA(全日本空輸/ANAマイレージクラブ)・JAL(日本航空/JALマイレージバンク)およびカード発行会社の各公式サイトで必ずご確認ください。カードのリスクやリボ払い・信用情報に関する一般的な情報については、金融庁や日本クレジット協会などの公的機関の情報も参考になります。一部にアフィリエイトリンクを含みます。

マイル系カードは、帰省・旅行・留学で飛行機に乗る予定がある学生にとって、交通費を賢く抑える選択肢になり得ます。一方で、すべての学生に必要なわけではなく、初めての1枚には向かない場合もあります。大切なのは、仕組みを理解したうえで、年会費と使い道のバランスを自分で判断することです。焦らず、まずはマイルの仕組みと自分の生活スタイルを照らし合わせるところから始めてください。その判断力こそが、これからの人生で役立つお金リテラシーの土台になります。