大学の履修の組み方|単位の仕組み・卒業124単位・失敗しない7つの手順【1〜2年生向け】
大学の単位は「1単位=45時間の学修」が国の基準で、授業時間だけでなく予習・復習の時間も含みます。4年制の大学の卒業には124単位以上が必要で(医学・歯学は188単位以上など)、どの科目を何単位取るかの内訳は大学ごとに決まっています。124単位を4年で割ると1年あたり31単位(計算)で、45時間をかけると1年で約1,400時間の学修になります。履修を組むときは、①自分の学部…
「大学の履修って、何をどう組めばいいの?」。高校までは学校が時間割を決めてくれましたが、大学では自分で授業を選び、登録しなければなりません。ガイダンスで分厚い履修要項を渡されて、どこから読めばいいのか分からず困った人も多いはずです。
履修の組み方に「正解の時間割」はありません。学部や学科、目指す資格、バイトや通学時間によって、ちょうどいい組み方は人それぞれです。ただ、単位とは何か、卒業に何が必要か、自分の大学のルールはどこに書いてあるかという土台さえ押さえれば、大きな失敗はかなり防げます。
この記事では、大学1〜2年生に向けて、国の決まり(大学設置基準など)で決まっていることと、大学ごとに違うことを分けて整理し、そのうえで履修を組む手順と、学年ごとの考え方をまとめました。
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1 / 701まず知っておきたい「単位」の仕組み
1単位は「45時間の学修」。授業に出る時間と、授業の外で勉強する時間を合わせた量です。
大学の授業には「2単位」「1単位」といった単位数が決まっていて、試験やレポートなどで合格すると、その単位をもらえます(単位の修得)。国の決まりである大学設置基準では、単位について次のように定めています。
| 項目 | 大学設置基準で決まっていること |
|---|---|
| 単位数を決めるのは | 各授業科目の単位数は、大学が定める(第21条第1項) |
| 1単位の量 | 1単位の授業科目は、45時間の学修を必要とする内容で構成することが標準(第21条第2項) |
| 授業の時間 | 授業の方法に応じ、授業時間外に必要な学修なども考えて、おおむね15時間から45時間までの範囲で大学が定める時間の授業を1単位とする(第21条第2項) |
| 卒業論文など | 卒業論文・卒業研究・卒業制作などは、学修の成果を評価して単位数を定めることができる(第21条第3項) |
| 単位のもらい方 | 試験その他の大学が定める適切な方法で学修の成果を評価して単位を与える(第27条) |
| 授業の期間 | 1年間の授業期間は35週にわたることが原則。各科目は8週・10週・15週その他の大学が定める期間を単位として行う(第22条・第23条) |
出典:大学設置基準(昭和31年文部省令第28号)第21条〜第23条・第27条(e-Gov法令検索で2026年10月確認)。
ポイントは、単位は「授業に出た時間」ではなく「勉強した量」で数えるという考え方です。たとえば、大学が「15時間の授業で1単位」と決めた講義なら、1単位の45時間のうち、残りの30時間は授業の外での予習・復習・課題にあてる前提になっています(計算)。2単位の授業なら、合わせて90時間です(計算)。
授業の形(講義・演習・実験・実習・実技)によって、1単位にあたる授業時間は大学が15〜45時間の範囲で決めます。一般に、実験や実習のように授業中に手を動かす時間が長い科目ほど、1単位あたりの授業時間は長くなります。ただし、90分の授業を何時間と数えるか、各科目が何単位かといった具体的な決め方は大学ごとに違うので、自分の大学の履修要項で確かめましょう。
この仕組みを知っておくと、「単位が多い授業=勉強の量も多い授業」だと分かります。取る単位を増やすほど、授業の外で必要な勉強時間も増えるということです。
02卒業に必要な単位:国の基準と大学の決まり
4年制の大学は124単位以上。ただし「どの科目で何単位」かは大学・学部が決めます。
卒業の要件(卒業するための条件)は、大学設置基準で次のように決まっています。
| 区分 | 卒業に必要な単位(大学設置基準) | 修業年限(学校教育法) |
|---|---|---|
| 一般の学部・学科 | 124単位以上+大学が定める要件 | 4年 |
| 医学・歯学に関する学科 | 188単位以上+大学が定める要件 | 6年 |
| 薬学(臨床に係る実践的な能力を培う学科) | 186単位以上(薬学実務実習20単位以上を含む)+大学が定める要件 | 6年 |
| 獣医学に関する学科 | 182単位以上+大学が定める要件 | 6年 |
出典:大学設置基準 第32条第1項〜第4項、学校教育法 第87条(e-Gov法令検索で2026年10月確認)。
大事なのは、条文が「124単位以上を修得することのほか、大学が定めることとする」となっている点です。つまり、124単位は国が決めた最低ラインで、実際に何単位が必要か、そのうち必修が何単位か、どの分野から何単位取るかは、大学・学部・学科ごとに決まっています。124単位ちょうどの大学もあれば、それより多く求める学部もあります。
多くの大学では、卒業要件の単位を次のような区分に分けています。呼び方や分け方は大学ごとに違いますが、考え方はおおむね共通です。
| 区分(よくある呼び方) | どんな科目か | 履修での扱い |
|---|---|---|
| 必修科目 | その学部・学科の全員が取らなければならない科目 | 落とすと卒業できない。最優先で時間割に入れる |
| 選択必修科目 | 決められたグループの中から、決められた単位数を選んで取る科目 | どのグループから何単位必要かを確かめる |
| 選択科目 | 学部の専門科目などから自分で選ぶ科目 | 分野ごとの最低単位数があることが多い |
| 自由科目・他学部の科目など | 卒業単位に入るかどうかが大学によって違う科目 | 「卒業単位に含まれない」科目もあるので注意 |
教養科目(全学共通科目)と専門科目、外国語の単位数などの細かい条件は、履修要項の「卒業要件」「卒業に必要な単位数」の表にまとめられています。まずこの表を見つけて、自分の学科の行に印をつけるところから始めましょう。
なお、オンラインで受ける授業(大学設置基準の「多様なメディアを高度に利用して」行う授業)で修得できる単位は、卒業に必要な単位のうち60単位までと決まっています(第32条第5項)。他の大学で取った単位や留学先で取った単位を自分の大学の単位として認めてもらえる制度もあり、その上限も原則60単位です(第28条)。実際に認められるかどうか、どの科目に読み替えるかは大学が決めます。
031年間に何単位取ればいい?数字で考える
124単位を4年で割ると1年31単位。学修時間に直すと、1年で約1,400時間です。
「1年で何単位取ればいいのか」は、多くの1年生が悩むところです。まずは数字で目安をつかみましょう(いずれも計算)。
| 考え方 | 計算 | 目安 |
|---|---|---|
| 1年あたりの単位 | 124単位÷4年 | 31単位 |
| 1年あたりの学修時間 | 31単位×45時間 | 1,395時間 |
| 1週あたりの学修時間 | 1,395時間÷35週 | 約40時間 |
| 2単位の授業1つあたり | 2単位×45時間 | 90時間 |
出典:大学設置基準 第21条(1単位45時間)・第22条(年間35週)・第32条(124単位)をもとに編集部で計算。実際の授業期間や1単位の授業時間は大学ごとに違います。
1年31単位で、授業期間中は週に約40時間。これは、国の基準どおりに勉強すると、大学の勉強は「フルタイムの仕事」とほぼ同じくらいの時間を想定しているということです。もちろん実際には授業ごとに課題の量は違いますが、「単位を多く取る=それだけ時間を使う」という感覚を持っておくと、無理のない計画が立てやすくなります。
よく「1〜2年生のうちに多めに取っておくと、3〜4年生が楽になる」と言われます。たしかに、3年生以降はゼミや卒業研究、インターンシップや就職活動の準備で時間が足りなくなりがちなので、前半で余裕を持って単位を取っておく考え方には一理あります。ただし、多く取りすぎて落とせば、再履修でかえって時間がかかります。「取れる量」と「落とさずに取り切れる量」は違うことを覚えておきましょう。
また、多くの大学では、1年間(または1学期)に登録できる単位数に上限を設けています。これをCAP制(キャップ制)と呼びます。大学設置基準第27条の2では、大学は登録できる単位数の上限を定めるよう努めなければならないとされていて、成績が優秀な学生には上限を超える登録を認めることもできます(同条第2項)。上限の単位数や、成績による上限の引き上げがあるかどうかは大学ごとに違います。くわしくはCAP制(履修上限単位)とは?で解説しています。
04履修を組む前に集めておく資料
履修要項・シラバス・時間割表・学年暦の4つがそろえば、迷う場面はぐっと減ります。
履修を組む前に、次の資料を手元に用意しましょう。名前は大学によって違いますが、たいていはポータルサイトや学内のシステムで見られます。
| 資料(よくある名前) | 何が分かるか | 見るポイント |
|---|---|---|
| 履修要項・学生便覧 | 卒業要件、科目の区分、登録のルール、上限単位、成績の付け方 | 自分の入学年度・学科のページを見る(入学年度で要件が違うことがある) |
| シラバス(授業計画) | 授業の内容・計画、成績評価の方法と基準、教科書、事前学修 | 評価の割合(試験・レポート・平常点)と、授業外の課題の量 |
| 時間割表・開講科目一覧 | どの科目が何曜日の何限に、どの学期に開かれるか | 必修の時間が先に決まっている。同じ時間に重なる科目に注意 |
| 学年暦(年間スケジュール) | 履修登録・修正の期間、授業期間、試験期間、休講日 | 登録の締め切り日。期間を過ぎると変更できないことが多い |
| カリキュラムマップ・履修モデル | 学年ごとにどの科目を取るとよいかの例 | 先に取っておく必要がある科目(前提科目)が分かる |
シラバスは、大学が必ず学生に示すものです。大学設置基準第25条の2では、大学は授業の方法・内容と1年間の授業計画をあらかじめ明示すること、成績評価や卒業認定の基準もあらかじめ明示し、それにしたがって適切に行うことが定められています。つまり、どうすれば単位がもらえるかは、シラバスに書いてあるはずです。読み方のコツはシラバスの読み方でまとめています。
05履修を組む7つの手順
「必修→選択必修→資格の科目→自由な枠」の順に埋めていくのが基本です。
手順1:卒業要件の表で「今年取るべきもの」を確かめる。自分の学科の卒業要件と、学年ごとの履修モデルを見て、1年生(または2年生)で取ることになっている科目を書き出します。語学や体育、情報の科目など、1年生で取る前提の科目は多くの大学にあります。
手順2:必修科目を先に時間割に入れる。必修は曜日と時限が決まっていることが多く、クラスや学籍番号で振り分けられることもあります。必修は落とすと卒業に直結するので、最初に確保します。
手順3:選択必修科目を入れる。「このグループから○単位以上」という条件を確かめて、時間割の空いたところに入れます。人気の科目は抽選になることがあるので、第2希望も考えておきましょう。
手順4:教職・学芸員などの資格課程や、留学の条件を確かめる。教員免許などの資格を取るつもりがある人は、資格に必要な科目が1年生から始まることがあります。資格の科目は卒業単位に含まれない場合もあるので、別に計算しておきましょう。交換留学を考えている人は、応募の条件に成績(GPA)が使われることがあるので、早めに確かめておくと安心です。
手順5:残りの枠を、興味と分野のバランスで埋める。教養科目は、専門とは違う分野にふれられる貴重な機会です。卒業要件で「人文・社会・自然から各○単位」のように分野ごとの条件がある場合は、それを満たすように選びます。
手順6:生活とのバランスを見直す。通学時間、バイト、サークル、体力を考えて、1限の数や空きコマ、授業のない日(いわゆる全休)を調整します。パターン別の考え方は1限は取るべき?時間割の組み方で比べています。
手順7:期限内に登録して、登録結果を必ず確認する。登録の方法や締め切りは大学ごとに違います。登録したつもりが反映されていなかった、抽選に外れていた、というミスはよくあるので、登録期間の最後に登録結果の画面を見直しましょう。具体的な流れは履修登録のやり方と期限で解説しています。
多くの大学には、授業が始まってから登録を変更できる期間(履修修正・訂正期間など)があります。初回の授業でシラバスと実際の内容を見比べて、合わなければこの期間に組み替えることもできます。ただし、修正期間があるか、何を変えられるかは大学ごとに違うので、学年暦で日付を確かめておきましょう。
061年生と2年生、それぞれの組み方のポイント
1年生は「確実に取り切る」、2年生は「3年生からの専門とゼミにつなげる」が目標です。
1年生の前期は、大学の授業の進み方や課題の量がまだ分かりません。最初の学期は、必修と選択必修を中心に、取り切れる量に抑えておくのがおすすめです。授業の外での勉強時間(1単位45時間のうち授業以外の部分)が思ったより多いと感じる人もいます。前期の成績と生活のリズムを見てから、後期で少し増やすほうが失敗は少なくなります。
1年生の後期は、前期でつまずいた科目がないかを確かめ、もし落とした必修があれば、再履修の時間を先に確保します。落とした科目の取り直し方は再履修のコツでまとめています。
2年生になると、専門科目が増え、学科やコースの選択、ゼミの選考がある大学もあります。2年生の科目が3年生のゼミや専門科目の前提になっていることがあるので、カリキュラムマップで「この科目を取っていないと次が取れない」という関係を確かめましょう。ゼミの選び方はゼミの選び方が参考になります。
2年生の終わりまでに、卒業要件のうちどれだけを取り終えたかを一度数えておくと、3〜4年生の計画が立てやすくなります。3年生になると、インターンシップや就職活動の準備も始まります。全体の流れは2028年卒の就活スケジュールでも確認できます。
なお、一部の大学には、3年以上在学して優秀な成績で必要な単位を取った学生の卒業を認める「早期卒業」の制度があります(学校教育法第89条)。制度があるかどうか、条件は大学ごとに違います。
07よくある失敗と、その防ぎ方
失敗の多くは「ルールを読んでいなかった」「確認しなかった」ことから起こります。
| よくある失敗 | 防ぎ方 |
|---|---|
| 必修を取り忘れた・登録できていなかった | 卒業要件の表と登録結果を照らし合わせる。登録期間の最後に結果画面を確認する |
| 卒業単位に入らない科目を取っていた | 履修要項で「卒業単位に含まれない科目」(資格課程の一部など)を確かめる |
| 分野ごとの単位数が足りなかった | 合計の単位数だけでなく、区分ごとの最低単位数を数える |
| 抽選に外れて時間割に穴があいた | 人気の科目には第2希望を用意しておく |
| 1限を詰めすぎて欠席が増えた | 通学時間と生活リズムに合わせて1限の数を決める |
| 課題が重なって手が回らなかった | シラバスでレポートや発表の時期を見て、重い科目を同じ学期に集めすぎない |
よくある失敗のパターンは履修登録で失敗しがちなパターン10でもくわしく紹介しています。
体調不良や忌引きなどで授業を休むときの連絡や届け出の方法も、大学ごとに決まっています。欠席の扱い(出席が評価に入るか、欠席が何回までなら大丈夫か)は授業ごとにシラバスや初回の説明で示されることが多いので、確かめておきましょう。休むときの連絡方法は大学を欠席するときの連絡方法にまとめています。
成績は、多くの大学でGPA(成績の平均を数字で表したもの)として計算されます。GPAの計算方法や、成績が何に使われるか(奨学金・留学・ゼミの選考・上限単位の引き上げなど)は大学ごとに違います。仕組みはGPAとは?、上げ方はGPAの上げ方をどうぞ。
08「国で決まっていること」と「大学ごとに違うこと」
ネットや先輩の話をうのみにせず、自分の大学のルールで確かめることが一番大切です。
履修の話は、大学によってルールが大きく違います。ほかの大学に通う友達や、ネットの情報がそのまま自分に当てはまるとは限りません。国の決まりと、大学ごとに違う点を整理しておきます。
| 項目 | 国の決まり(大学設置基準・学校教育法) | 大学ごとに違うこと |
|---|---|---|
| 単位の量 | 1単位=45時間の学修が標準 | 各科目の単位数、1単位あたりの授業時間(15〜45時間の範囲) |
| 卒業に必要な単位 | 124単位以上(医学・歯学188、薬学186、獣医学182以上) | 実際の必要単位数、必修・選択の内訳、分野ごとの条件 |
| 登録できる単位の上限 | 上限を定めるよう努める(努力義務) | 上限の単位数、成績による引き上げの有無 |
| シラバス・成績の基準 | 授業計画と成績評価の基準をあらかじめ示す | 評価の方法と割合、GPAの計算方法と使い道 |
| オンラインの授業 | 卒業単位のうち60単位まで | どの科目をオンラインで開くか |
| 他の大学・留学先の単位 | 原則60単位まで認めることができる | 認めるかどうか、どの科目に読み替えるか |
| 登録の時期・方法 | (定めなし) | 登録期間、抽選の有無、修正期間、登録システム |
出典:大学設置基準 第21条・第25条の2・第27条の2・第28条・第32条、学校教育法 第87条(e-Gov法令検索で2026年10月確認)。
09迷ったときの相談先
履修のことは、ひとりで悩まず大学の窓口に聞くのが一番確実です。
多くの大学では、履修や卒業要件について教務課(学務課などの名前の場合も)が相談を受けています。入学直後には履修ガイダンスや、上級生による履修相談の会を開く大学もあります。担任やアドバイザーの教員がいる大学なら、その先生に相談するのもよい方法です。
先輩の話は、授業の雰囲気や課題の量を知るのにとても役立ちます。ただし、入学年度によってカリキュラムや卒業要件が変わっていることがあるので、「ルール」については必ず履修要項で確かめるようにしましょう。
大学生活全体の準備は大学図鑑もあわせて活用してください。
10履修の組み方のよくある質問
1単位って、どのくらいの勉強量?
大学設置基準では、1単位は45時間の学修が標準です。授業に出る時間だけでなく、予習・復習・課題の時間も含みます。たとえば15時間の授業で1単位と大学が決めた講義なら、残りの30時間は授業の外の勉強という考え方です(計算)。
卒業には何単位必要?
4年制の学部は124単位以上が国の基準です。医学・歯学は188単位以上、6年制の薬学は186単位以上、獣医学は182単位以上です。実際の必要単位数と内訳は大学・学部ごとに決まっているので、履修要項の卒業要件の表で確かめてください。
1年で何単位取ればいい?
124単位を4年で割ると1年31単位が平均です(計算)。1〜2年生で多めに取る人もいますが、大学ごとの登録上限(CAP制)があり、取りすぎて落とすと再履修が必要になります。落とさずに取り切れる量を目安にしましょう。
CAP制ってすべての大学にあるの?
大学設置基準では、登録できる単位数の上限を定めるよう「努めなければならない」とされている努力義務です。上限の単位数や、成績が良い学生の上限を引き上げる仕組みがあるかどうかは大学ごとに違います。CAP制の記事もどうぞ。
履修登録した後で変更できる?
多くの大学に履修修正(訂正)の期間がありますが、期間・変更できる範囲は大学ごとに違います。学年暦で日付を確かめ、締め切りを過ぎないようにしましょう。
必修を落としたらどうなる?
次の学期や翌年に、その科目を取り直す(再履修する)必要があります。必修は卒業の条件なので、取り直せないと卒業できません。翌年の時間割に重ならないか、早めに確かめておきましょう。再履修のコツも参考になります。
オンライン授業だけで卒業できる?
通学制の大学では、オンライン(多様なメディアを利用した授業)で修得した単位は、卒業に必要な単位のうち60単位までと大学設置基準で決まっています。
楽に単位が取れる授業ばかり選んでもいい?
卒業要件を満たしていれば問題はありませんが、1単位は45時間の学修が前提です。興味のある科目や、将来につながる語学・情報・統計などの科目も入れると、2年生以降の専門の授業やゼミ、就職活動で生きてきます。
11この記事の出典について
単位・卒業要件・登録上限・シラバスに関する記述は、大学設置基準(昭和31年文部省令第28号)第21条・第22条・第23条・第25条・第25条の2・第27条・第27条の2・第28条・第32条と、学校教育法 第87条・第89条の条文を、e-Gov法令検索(デジタル庁)で確認しました。1年あたりの単位数や学修時間は、これらの条文の数字から編集部で計算した目安です。(2026年10月確認)
必修科目、卒業に必要な単位の内訳、登録の上限、登録の時期と方法、成績評価、修正期間などは、大学・学部・学科・入学年度ごとに違います。この記事に書いた「よくある呼び方」や手順は一般的な例で、特定の大学の規則ではありません。実際の履修は、必ず自分の大学の履修要項・シラバスと大学からの案内に従ってください。
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