大学・キャンパス 更新 2026.09.14 この記事にはPRを含みます

全休の作り方とメリット・デメリット|休みを1日つくる履修術

結論

全休をつくれるかどうかは、必修科目の配置でほぼ決まります。必修が週5日に散っていれば不可能で、特定の曜日に必修がなければ可能性があります。手順は①必修の曜日を書き出す ②必修のない曜日を特定する ③その曜日の科目を他の日に振り替えるの3段階。金曜と月曜が候補になりやすく、連休とつなげられる利点があります。デメリットは他の4日が重くなること、選べる科目が減ること、生活リズムが…

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22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.14
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週に1日、大学に行かない日をつくる。それだけで生活は変わります。

「全休」は、授業が1コマも入っていない日のことです。学生の間では時間割づくりの目標のように語られることも多く、実際に往復2時間の通学が1日分浮けば、その効果は小さくありません。

ただし、全休はただ空けただけでは意味を持ちません。他の4日に授業が集中して疲れ切り、全休の日は寝て終わる——これでは、単に授業日が過密になっただけです。

この記事では、全休が成立する条件、つくり方の手順、曜日ごとの向き不向き、デメリットと対策、そして全休を活かす過ごし方までを整理します。

この記事について:本記事は一般的な考え方の整理です。必修科目の配置、開講される曜日と時限、履修できる単位数の上限、抽選の有無は、大学・学部・学科・学年によって異なります。全休をつくれるかどうかはカリキュラムの構造次第で、学科によっては物理的に不可能な場合もあります。必ず在籍する大学の履修要項(学生便覧)と時間割表でご確認ください。

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全休とは成立する条件つくり方の手順必修の配置を確認…科目を振り替えるこの記事

この記事の流れ

全休の作り方とメリット・デメリット

全休をつくれるかどうかは、必修科目の配置でほぼ決まります。

1
意味その曜日に授業が入っていない
2
公式な制度ではない(学生の呼び方)
3
つくり方履修の組み方で調整する
4
成立条件必修の配置に依存する

全休とは

授業が1コマもない日のことです。

全休は、ある曜日の授業をゼロにした状態を指す学生の呼び方です。大学の制度として用意されているものではなく、履修の組み方で結果的につくるものです。つまり、「全休を申請する」ことはできません。

1
必修のない曜日があるこれが絶対条件
2
必要な科目が他の曜日にもある振り替えが可能
3
履修上限に収まる4日に詰めても超えない
4
抽選に通る希望の時限が取れる

成立する条件

必修がない曜日が必要です。

全休の成立条件は、必修のない曜日があること——これに尽きます。必修が月曜から金曜まで散っていれば、どう組んでも全休はつくれません。条件が揃っていても、希望の科目が抽選で外れれば崩れます。

1
1必修の曜日をすべて書き出す
2
2必修のない曜日を特定する
3
3その曜日の科目を他の日に振り替える

つくり方の手順

3段階で判断できます。

手順は単純です。まず必修科目の曜日をすべて書き出し、必修が入っていない曜日を探します。候補が見つかれば、そこに入る予定だった選択科目を他の曜日に移します。この作業は、履修登録の前にやっておくことが重要です。

1
今年度の必修この学年で取る科目
2
曜日と時限それぞれの配置
3
複数クラスの有無選べる場合がある
4
再履修の必修落とした科目も含める

必修の配置を確認する

すべての必修を一覧にします。

必修の配置を確認するときは、再履修の科目も忘れずに含めてください。前年度に落とした必修があれば、それも固定の予定になります。見落としがちなのが複数クラスがある必修です。

1
同じ区分の別科目卒業要件は同じく満たせる
2
別クラスを選ぶ同じ科目の別曜日
3
別の学期に回す後期に取る
4
諦めるその科目を取らない

科目を振り替える

同じ区分の別科目を探します。

空けたい曜日に入る予定だった科目は、同じ区分の別科目に振り替えるのが基本です。卒業要件は区分で数えるため、科目が変わっても問題ありません。ただし振り替えた結果、負担が重い科目になることがあります。

1
授業が1コマもない日のことです。全休とは
2
必修がない曜日が必要です。成立する条件
3
3段階で判断できます。つくり方の手順
4
すべての必修を一覧にします。必修の配置を確認する

まとめ

この記事の要点

必修が週5日に散っていれば不可能で、特定の曜日に必修がなければ可能性があります。手順は①必修の曜日を書き出す ②必修のない曜日を特定する ③その曜日の科目を他の日に振り替えるの3段階。

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01全休とは

授業が1コマもない日のことです。

1意味その曜日に授業が入っていない
2公式な制度ではない(学生の呼び方)
3つくり方履修の組み方で調整する
4成立条件必修の配置に依存する

全休は、ある曜日の授業をゼロにした状態を指す学生の呼び方です。大学の制度として用意されているものではなく、履修の組み方で結果的につくるものです。

つまり、「全休を申請する」ことはできません。自分の履修する科目の曜日を調整して、特定の曜日を空ける——これが唯一の方法です。だからこそ、必修の配置という前提条件が決定的になります。

全休という言葉は学生の間で定着していますが、大学の公式な用語ではありません。窓口で相談するときは「特定の曜日を空けたい」と伝える方が通じやすくなります。

02成立する条件

必修がない曜日が必要です。

1必修のない曜日があるこれが絶対条件
2必要な科目が他の曜日にもある振り替えが可能
3履修上限に収まる4日に詰めても超えない
4抽選に通る希望の時限が取れる

全休の成立条件は、必修のない曜日があること——これに尽きます。必修が月曜から金曜まで散っていれば、どう組んでも全休はつくれません。

条件が揃っていても、希望の科目が抽選で外れれば崩れます。全休を前提に組んだ時間割は、1科目でも外れると成立しなくなることがあります。代替案を用意しておいてください。

また、4日に科目を詰めた結果、履修の上限を超えないかも確認が必要です。上限の考え方は大学の単位とは?1単位の計算方法と卒業に必要な単位数の仕組みで扱っています。

条件を満たしているかは、時間割表を見れば数分で判断できます。まず必修の曜日を確認するところから始めてください。

条件が揃わない年もあります。学年ごとに必修の数と配置が変わるため、毎年判断し直す必要があります。

03つくり方の手順

3段階で判断できます。

  1. 1必修の曜日をすべて書き出す
  2. 2必修のない曜日を特定する
  3. 3その曜日の科目を他の日に振り替える

手順は単純です。まず必修科目の曜日をすべて書き出し、必修が入っていない曜日を探します。候補が見つかれば、そこに入る予定だった選択科目を他の曜日に移します。

この作業は、履修登録の前にやっておくことが重要です。登録期間中に考え始めると、時間が足りません。時間割の下書きを紙かデータでつくり、そこで検討してください。

手順を進める前に、今年度の時間割表が公開されているかを確認してください。前年度の表で検討すると、配置が変わっていることがあります。

下書きは、複数のパターンを作っておくと比較できます。全休をつくる案と、つくらない案を並べてみてください。

04必修の配置を確認する

すべての必修を一覧にします。

1今年度の必修この学年で取る科目
2曜日と時限それぞれの配置
3複数クラスの有無選べる場合がある
4再履修の必修落とした科目も含める
5通年科目前期・後期とも同じ曜日

必修の配置を確認するときは、再履修の科目も忘れずに含めてください。前年度に落とした必修があれば、それも固定の予定になります。

見落としがちなのが複数クラスがある必修です。同じ必修でも曜日の違うクラスが開講されていれば、選ぶことで全休をつくれる可能性があります。クラスが指定されている場合もあるので、履修要項で確認してください。

必修の一覧は、履修要項の学科のページにまとまっていることが多いものです。学年ごとに分かれているので、自分の学年の欄を見てください。

必修の中には、通年で開講される科目もあります。その場合、前期と後期の両方で同じ曜日が埋まることになります。

05科目を振り替える

同じ区分の別科目を探します。

1同じ区分の別科目卒業要件は同じく満たせる
2別クラスを選ぶ同じ科目の別曜日
3別の学期に回す後期に取る
4諦めるその科目を取らない

空けたい曜日に入る予定だった科目は、同じ区分の別科目に振り替えるのが基本です。卒業要件は区分で数えるため、科目が変わっても問題ありません。

ただし振り替えた結果、負担が重い科目になることがあります。全休を優先するあまり、課題の多い科目ばかりになっては本末転倒です。区分の考え方は必修・選択必修・自由科目の違い|卒業要件の見方で扱っています。

振り替えの候補は、複数挙げておくと安心です。1つに絞ると、抽選に外れた時点で計画が崩れます。

振り替え先の科目は、シラバスで負担を確認してから決めてください。曜日だけで選ぶと、後で苦しくなります。

06曜日ごとの向き不向き

どの曜日を空けるかで、意味が変わります。

1月曜3連休になりやすい
2火曜週の前半で一息つける
3水曜週の真ん中で分断される
4木曜後半に備えられる
5金曜3連休になりやすい

空ける曜日によって、全休の性格は変わります。月曜と金曜は土日とつながって3連休になり、まとまった時間が生まれます。

一方、水曜を空けると週の真ん中で分断される形になります。連続する授業日が2日ずつになるため、疲労が溜まりにくいという利点があります。どちらが良いかは、何に使うかで決まります。

曜日の選択は、通学の混雑にも関係します。特定の曜日だけ電車が混むという場合、その日を空けると負担が減ります。

曜日ごとの向き不向きは、自分の生活によって変わります。一般論より、自分の予定に当てはめて考えてください。

空ける曜日を決めたら、その理由も残しておいてください。翌年に組み直すとき、判断の材料になります。

07金曜を空ける場合

最も人気のある選択です。

13連休になる科目の競争率が高い
2遠出しやすい他の日に詰まる
3土日と合わせて働ける抽選に外れる可能性
4月〜木で完結する木曜が重くなりがち

金曜の全休は、土日と合わせて3連休になるため人気があります。帰省や旅行、まとまったアルバイトに使えます。

ただし人気があるということは、月〜木の科目に希望が集中するということでもあります。抽選のある科目では外れる可能性が上がります。第2希望を用意しておいてください。

金曜を空けると、週の後半に向けて疲労が溜まりやすくなります。木曜の配置を軽めにしておくと、最後まで持ちます。

金曜を空ける学生は多いため、同じ曜日を空けた友人と予定を合わせやすいという利点もあります。

08月曜を空ける場合

週の始まりに余裕が生まれます。

13連休になる火曜が重くなりやすい
2週末の予定を延ばせるリズムが崩れやすい
3祝日と重なりやすい補講が入ることがある
4週の準備ができるだらけると立て直しが遅れる

月曜の全休も3連休になりますが、祝日と重なりやすいという特徴があります。もともと月曜は祝日が多いため、授業回数の確保のために補講が組まれることがあります。

また、週末の延長として過ごすと生活リズムが崩れやすいという面もあります。火曜から立て直すのに時間がかかると、週の前半が無駄になります。

月曜が祝日で休講になった場合、その回の内容が補講になることがあります。全休のつもりだった日に授業が入る可能性も考えてください。

月曜の全休は、週末に遠出した場合の移動日としても使えます。帰りの混雑を避けられます。

09火・水・木を空ける場合

疲労の分散に効きます。

1連続日数が減る連休にはならない
2疲労が溜まりにくい遠出はしにくい
3課題を処理しやすい平日の予定が入りやすい
4競争率が低め取りやすいことがある

週の中日を空けると、連続して通う日数が減るため、疲労が溜まりにくくなります。水曜を空ければ、2日通って1日休み、また2日という形になります。

連休にはなりませんが、課題を処理する日としては優秀です。週の半ばに1日確保できれば、締切前に慌てることが減ります。金曜ほど人気がないため、科目も取りやすい傾向があります。

週の中日を空ける形は、体力に不安がある人にも向いています。2日ごとに回復の機会があるためです。

週の中日を空けると、授業の内容を整理する時間が確保できます。前半で扱った内容を復習してから後半に臨めます。

10全休のメリット

時間と体力の両方が浮きます。

1通学時間が浮く片道1時間なら往復2時間
2まとまった時間1日単位で使える
3体力の回復週の途中で休める
4長時間の予定が入るバイト・実習・遠出
5課題の処理集中して進められる

最も分かりやすい利点は、通学時間が浮くことです。片道1時間なら往復2時間、年間30週で60時間になります。

次に大きいのが、1日単位でまとまった時間が使えることです。空きコマのような細切れの時間ではできないこと——長時間のアルバイト、実習、遠方への外出——が可能になります。

浮いた時間をどう使うかで、全休の価値は決まります。時間が生まれること自体が目的ではありません。

浮いた時間の使い道が明確な人ほど、全休の効果は大きくなります。逆に決まっていないと、効果は限定的です。

通学の負担が減ることで、体力に余裕が生まれます。授業のある日の集中力にも影響するため、間接的な効果もあります。

11全休のデメリット

代償があります。

1他の日が重くなる4日に詰める
2科目の選択肢が減る曜日で制限される
3リズムが崩れやすい空けた日の過ごし方次第
4友人と会えない予定が合わなくなる
5情報が入りにくい掲示・連絡の確認が遅れる

全休には代償があります。同じ単位数を4日に詰めるため、他の日の負担が増えます。1日4〜5コマになることも珍しくありません。

また、その曜日にしか開講されていない科目は取れなくなります。興味のある科目を諦めることになるかもしれません。全休は「得」だけではないということを、先に理解しておいてください。

デメリットを理解したうえで選ぶなら、全休は有効な選択です。問題は、利点だけを見て決めてしまうことです。

デメリットは、学期が始まってから実感することが多いものです。組む段階で想像しておくと、対処しやすくなります。

全休をつくったことで他の予定が入れにくくなることもあります。その曜日に固定の用事が入ると、柔軟さは失われます。

12他の日が重くなる問題

ここが最大の課題です。

1間に空きコマを入れる連続を避ける
2重い科目を分散同じ日に集中させない
3昼休みを確保食事の時間を守る
4単位数を抑えるそもそも詰めすぎない

4日に詰めると、1日あたり3〜4コマ以上になります。連続して受けると後半の集中力が落ち、内容が入らなくなります。

対策は、間に空きコマを入れることと重い科目を同じ日に集めないことです。課題の多い科目が1日に重なると、その日の負担が突出します。空きコマの使い方は空きコマの使い方12選|大学のスキマ時間を無駄にしないで扱っています。

重い日をつくるなら、その日に体力を使う科目を集めないでください。実習や実験が重なると、消耗が大きくなります。

重い日が続くと、週の後半に疲れが残ります。重い日の翌日は軽くするという配置も検討してください。

重い日の持ち物は多くなりがちです。教科書や資料をすべて持ち歩くと負担になるので、置いておける場所があるか確認してください。

13選べる科目が減る問題

優先順位を確認してください。

1取りたい科目がある曜日空ける曜日と衝突しないか
2代替できる科目同区分に他の選択肢があるか
3次年度に取れるか後回しにできるか
4全休との優先順位どちらを取るか

全休をつくると、その曜日の科目はすべて選択肢から外れます。その中にどうしても取りたい科目があれば、判断が必要です。

基準は単純です。その科目を諦めてでも全休が欲しいか。答えが「いいえ」なら、全休にこだわる必要はありません。授業の少ない日をつくるだけでも、負担は軽くなります。

選択肢が減ることを避けたいなら、学期ごとに全休の有無を変えるという方法もあります。取りたい科目がある学期は諦める、という判断です。

どうしても取りたい科目がある場合は、その学期だけ全休を諦めるという選択もできます。毎学期同じ形にする必要はありません。

14生活リズムの問題

目的がないと崩れます。

1昼まで寝てしまう予定を入れる
2前日夜更かしする翌日の予定を決めておく
3翌日に響く起床時刻を大きく変えない
4何もしないまま終わる使い道を先に決める

全休の最大の落とし穴は、生活リズムの乱れです。「明日は授業がない」と夜更かしし、昼まで寝て、1日が終わる——これでは通学時間が浮いただけです。

対策は、全休の日にも予定を入れておくことです。アルバイト、図書館での作業、サークルの活動——何でも構いません。起床時刻を他の日と大きく変えないことも効果があります。

生活リズムを保つには、全休の日も同じ時刻に起きるのが確実です。予定がなくても、朝の習慣は崩さない方が翌日が楽になります。

リズムが崩れたと感じたら、早めに立て直してください。数週間続くと、元に戻すのが難しくなります。

15全休の使い道を決める

組む前に決めてください。

1アルバイト収入を確保したい
2学習・課題まとまった時間が必要
3資格の勉強試験が控えている
4サークル・課外活動活動日に合わせる
5休養体力に不安がある
6通院定期的な受診がある

全休をつくると決めたら、何に使うかを先に決めてください。使い道が決まっていれば、空ける曜日の選択も自然に決まります。

たとえばアルバイト先が土日に忙しい店なら平日の全休は使いにくく、逆に平日の日中に人手が必要な職場なら価値があります。通院がある人は、病院の診療日に合わせるという考え方もできます。

使い道は、学期の途中で変えても構いません。ただし何も決めないまま始めると、そのまま何も決まらずに終わります。

使い道が複数ある場合は、優先順位をつけておいてください。全部やろうとすると、どれも中途半端になります。

使い道を決めておくと、周囲にも伝えやすくなります。友人から誘われたときも、予定として説明できます。

16アルバイトに使う

最も多い使い道です。

1長時間働ける学業の時間が減る
2シフトが安定する固定されると変更しにくい
3平日は時給が上がる職種も職場による
4収入が読める入れすぎに注意

全休をアルバイトに充てると、1日まとめて働けるため効率的です。シフトも固定しやすく、職場からも歓迎されます。

ただし注意点があります。全休を丸ごとアルバイトに使うと、課題や予習の時間が他の日に押し込まれます。4日に授業が詰まっている状態で、さらに課題を処理するのは厳しくなります。学業との配分はバイトと学業の両立|週何回までなら無理がないかで扱っています。

シフトを固定する場合は、試験期間の扱いを先に相談しておいてください。後から休みたいと伝えるより、最初に決めておく方が調整しやすくなります。

アルバイト先には、学期ごとにシフトが変わる可能性を伝えておいてください。時間割は半年ごとに変わります。

17学習に使う

まとまった作業に向いています。

1レポートの執筆集中が途切れない
2資料の収集図書館に長時間いられる
3卒論の作業まとまった時間が必要
4試験勉強範囲を通して確認できる

全休を学習に使う場合、細切れの時間ではできない作業を割り当てるのが効果的です。レポートの執筆や卒業論文の作業は、まとまった時間があって初めて進みます。

おすすめは、大学に行って作業することです。自宅だと集中しにくい人も多く、図書館や自習スペースを使えば環境が整います。全休でも大学に行くなら通学時間はかかりますが、成果は変わります。

学習に使う日は、前日のうちに何をするかを決めておくと着手が早くなります。当日の朝に考え始めると、午前が消えます。

学習に使うと決めた日は、前日に持ち物を準備しておくと確実です。資料が手元になければ、その日の作業は進みません。

学習に使う日は、午前と午後で作業を変えると集中が続きます。午前は資料読み、午後は執筆といった配分が有効です。

18学年ごとの考え方

効いてくる学年が違います。

11年無理につくらなくてよい
22年単位を優先する
33年ゼミの都合を優先
44年自然に授業が減る

1年生のうちは、全休よりも単位を取ることを優先する方が長期的には得です。1・2年で取り切っておけば、3・4年は自然に余裕が生まれます。

3年生では、ゼミや研究室の活動日が固定されます。全休をつくるより、ゼミの前後を空ける方が効果的なこともあります。4年生になれば、履修する科目が減って自然に授業のない日ができます。

学年が上がると、全休の価値も変わります。3年以降は、まとまった時間よりも予定の柔軟さが重要になることが多いものです。

1年生で全休をつくった場合でも、2年以降は必修が増えて難しくなることがあります。そのつもりで計画してください。

19つくれない場合

別の方法で負担を減らせます。

1半休をつくる午前か午後だけ空ける
21コマだけの日負担の軽い日をつくる
3連続を避ける空きコマを挟む
4次の学期に狙う必修の配置が変わる

必修の配置によって全休がつくれない場合でも、負担を減らす方法はあります。午前か午後だけを空ける「半休」や、1コマだけの日をつくるという形です。

また、必修の配置は学年によって変わります。今年つくれなくても、来年は可能かもしれません。学年が上がるたびに、一度は検討してみてください。

つくれないと分かった時点で、別の負担軽減策に切り替えてください。こだわり続けると、他の条件が悪くなります。

半休でも、午後が空けば通院や手続きに使えます。全休だけが解決策ではありません。

20相談できる窓口

組み方の相談ができます。

1教務課必修の配置・クラスの選択
2学科の事務室学科固有の事情
3指導教員・アドバイザー組み方の妥当性
4先輩実際につくれたかどうか

必修に複数クラスがあるかどうか、クラスを選べるかどうかは、教務課で確認できます。ここが分かると、全休の可能性が見えてきます。

同じ学科の先輩に聞くのも有効です。実際に全休をつくれたか、どの曜日を空けたか——経験者の情報は具体的で役立ちます。

相談するときは、自分が考えた案を持っていくと話が早くなります。「全休をつくりたい」だけでは、助言のしようがありません。

相談の結果は、その場でメモしてください。窓口で聞いた内容は、後から思い出そうとすると曖昧になります。

21よくある質問

全休はどうやってつくるのですか?

①必修科目の曜日をすべて書き出す ②必修のない曜日を特定する ③その曜日に入る予定だった科目を他の日に振り替える、の3段階です。必修が週5日に散っていれば物理的につくれません。履修登録の前に下書きで検討してください。

どの曜日を空けるのがいいですか?

何に使うかで決まります。月曜と金曜は土日とつながって3連休になり、遠出やまとまったアルバイトに向きます。水曜など週の中日は連続して通う日数が減るため、疲労が溜まりにくく課題の処理に向きます。

全休のデメリットは何ですか?

同じ単位数を4日に詰めるため他の日が重くなること、その曜日にしか開講されない科目が取れなくなること、目的がないと生活リズムが崩れることです。全休は「得」だけではないと理解しておいてください。

他の日が重くて辛いです。

間に空きコマを入れて連続を避け、課題の多い科目を同じ日に集めないようにしてください。昼休みの確保も重要です。それでも厳しければ、そもそも詰めすぎている可能性があるので単位数を見直してください。

全休の日に寝て終わってしまいます。

使い道を先に決めておくことが対策です。アルバイト、図書館での作業、サークル活動など、何でも構いません。起床時刻を他の日と大きく変えないことも効果があります。目的のない全休は、通学時間が浮いただけの日になります。

取りたい科目がその曜日にあります。

「その科目を諦めてでも全休が欲しいか」で判断してください。答えが「いいえ」なら、全休にこだわる必要はありません。授業の少ない日をつくるだけでも負担は軽くなります。

必修が毎日あってつくれません。

午前か午後だけを空ける「半休」や、1コマだけの日をつくるという方法があります。また必修の配置は学年によって変わるため、今年つくれなくても来年は可能かもしれません。学年が上がるたびに検討してみてください。

1年生から全休をつくるべきですか?

1年生のうちは単位を取ることを優先する方が長期的には得です。1・2年で取り切っておけば、3・4年は自然に余裕が生まれます。3年以降はゼミの都合が優先されることも多くなります。

全休をアルバイトに使ってもいいですか?

1日まとめて働けるため効率的で、シフトも安定します。ただし丸ごとアルバイトに使うと、課題や予習の時間が他の日に押し込まれます。4日に授業が詰まった状態でさらに課題を処理するのは厳しくなるので、配分を考えてください。

全休を前提に組んだら抽選に外れました。

全休を前提にした時間割は、1科目でも外れると成立しなくなることがあります。あらかじめ代替案を用意しておくことが対策です。外れた場合は、全休を諦めるか、別の科目で埋めるかを早めに判断してください。

22まとめ|空けるだけでは、意味がない

全休は必修の配置で決まります。必修が週5日に散っていればつくれません。まず必修の曜日をすべて書き出すところから始めてください。

月曜・金曜は3連休、水曜は疲労の分散。どの曜日を空けるかは、何に使うかで決まります。使い道を先に決めると、選ぶ曜日も自然に決まります。

代償は、他の4日が重くなることです。間に空きコマを入れ、重い科目を同じ日に集めない——この2つで負担はかなり変わります。

目的のない全休は、ただ寝て終わります。アルバイト、課題、資格の勉強、休養。何でも構いませんが、決めておいてください。

最後に。全休がつくれなくても、悲観する必要はありません。半休や1コマだけの日でも負担は減ります。必修の配置は学年で変わるので、毎年検討してみてください。

この記事について:本記事は一般的な考え方の整理です。必修科目の配置と複数クラスの有無、開講される曜日と時限、履修できる単位数の上限、抽選の方式、補講の扱いは、大学・学部・学科・学年・年度によって異なります。カリキュラムの構造上、全休をつくれない学科もあります。必ず在籍する大学の履修要項(学生便覧)と時間割表を確認し、必修のクラス選択などについては教務課・学科の事務室にご相談ください。

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