言葉にできないとき|抽象を具体に落とす
抽象的な言葉を見つけたら、四つの質問を当ててください。①いつ ②どこで ③何をしたか ④なぜそうしたか——この四つに答えるだけで、文章は具体に下ります。「頑張った」「工夫した」「努力した」といった言葉は、それ自体には情報がありません。言い換えを探しても解決しません。必要なのはその言葉が指している事実を書き出すことです。それでも出ない場合は、材料の記憶が薄いということなので、…
「頑張りました」で止まってしまう。
やったことは頭の中にあるのに、書くと抽象的な言葉になる——この状態で止まる人は多くいます。
原因は表現力ではありません。具体に下りる手順を知らないだけです。
この記事では、抽象を具体に落とす四つの質問、やってはいけない言い換え、それでも出ないときの対処を整理します。
この記事を7枚で
1 / 701なぜ抽象になるか
まとめようとするからです。
- 抽象的になる原因は、まとめようとすることです。
- 字数に収めようとして要約すると、残るのは結論だけになります。
- 書いた本人には状況が見えているため、伝わっていると感じます。
- これは表現力の問題ではありません。具体に下りる手順の問題です。
書く側は、その経験を最初から最後まで知っています。だから短い言葉を見ても、頭の中では全体が再生されます。読む側にはその再生装置がありません。同じ文字列から、まったく違うものを受け取ります。
字数の制限も抽象化を促します。限られた枠に全部を入れようとすると、削られるのは細部です。しかし細部こそが伝える情報です。全体を薄く書くより、一部を濃く書く方が伝わります。
記憶が薄い場合も抽象的になります。細部を思い出せないため、まとめた表現でしか書けません。この場合は書き方ではなく材料の問題です。
抽象的な文章は、読み手にとって確認する手がかりがありません。書かれていることを判断する材料がないため、印象に残りません。
同じ経験でも、書き方によって伝わる量が大きく変わります。経験を変える前に、書き方を見直してください。
書けないと感じたときは、まず自分の文章から抽象的な語を探してください。原因がそこにあることが多くあります。
抽象的な文章になっていることに、書いた本人が気づけないのが難しい点です。だから確認の工程が要ります。
要約の癖は、普段の書き方から来ています。就活の書類では逆の方向が求められます。
02抽象的な言葉とは
それ自体に情報がない言葉です。
- 抽象的な言葉とは、それ自体に情報がない言葉です。
- 「頑張った」「工夫した」「努力した」——誰でも書けます。
- 読み手は、それが何を指すのか確認できません。
- これらの言葉の下には、実際の行動があります。それを書いてください。
抽象的な言葉は、書いているときには便利に感じます。何を書けばいいか分からない部分を、その言葉で埋められるからです。しかし埋めただけで、情報は増えていません。
自分の文章から抽象的な言葉を探すには、その語を消してみる方法があります。消しても意味が変わらないなら、その語には情報がありませんでした。
抽象的な言葉には、程度を表す語も含まれます。「非常に」「かなり」といった語は、情報を足しているように見えて何も足していません。
抽象的な言葉が悪いわけではありません。要点をまとめる場面では必要です。問題は、それだけで終わることです。
- 抽象的な語を見分ける練習をすると、書きながら気づけるようになります。
- 抽象的な語を数えてみると、自分の癖が分かります。
- 抽象的な語を消して書き直すと、書ける量が増えることがあります。
03四つの質問
当てるだけで下ります。
- 抽象的な言葉を見つけたら、四つの質問を当ててください。
- いつ・どこで・何をしたか・なぜそうしたか——この四つです。
- 答えを書き出すだけで、文章は具体に下ります。
- 難しい表現は要りません。事実を書くだけです。
四つの質問は、順番に当てても、思いついた順でも構いません。四つすべてに答えが出れば、その文は具体になります。
- 答えが一つでも出れば、その分だけ具体になります。すべてに答えられなくても構いません。
- 四つの質問は、書いた後の見直しでも使えます。抽象的だと感じた箇所に当ててください。
- 四つの質問に答えた文章は、掘り下げにも耐えます。すでに細部が書かれているためです。
- 四つの質問は、面接の準備でも使えます。話す内容を具体にできます。
- 四つの質問に答える作業は、数分で終わります。
- 四つの質問は、どの経験にも当てられます。内容を選びません。
04いつ
時期を特定します。
- まずいつの話かを特定してください。
- 学年や時期が入ると、読み手の中で状況が固定されます。
- 期間も添えると、どれだけ取り組んだかが分かります。
- 数字の扱いは経験を数字で説明する|規模と期間の書き方で扱っています。
時期を書くと、読み手はその時点の自分に置き換えて読めます。大学の何年生かが分かるだけで、状況の見え方が変わります。
- 時期が曖昧な場合は、記録を確認してください。推測で書かないでください。
- 時期を書くと、その後の経験とのつながりも説明しやすくなります。
- 時期の表現は、設問の指定に合わせてください。指定がなければ学年で構いません。
- 時期と期間の両方を書くと、取り組みの規模が伝わります。
- 時期の情報は、記録で確認できるものです。推測しないでください。
05どこで
場面を特定します。
- どういう場面だったかを書いてください。
- 何が起きていて、誰がいたか——状況が分かると行動の意味が伝わります。
- ただし、状況の説明は短くしてください。長いと行動の字数がなくなります。
- 固有名詞や個人が特定される情報の扱いには注意してください。
場面の説明は、行動が起きた条件を示すためのものです。条件が分かると、その行動が妥当だったかが読み手にも判断できます。
- 場面の描写に凝る必要はありません。条件が伝われば十分です。
- 状況を書くときは、行動に関係する部分だけに絞ってください。
- 場面が複数にまたがる場合は、一つに絞ってください。
- 状況の説明は一文か二文で足ります。
- 場面の説明は、行動の前に置くと流れが自然になります。
06何をしたか
ここが中心です。
- 自分が実際にした動きを書いてください。
- 「工夫した」ではなく、何をどう変えたかを書きます。
- 時系列で順に書くと、読み手が追えます。
- ここが最も厚くなる部分です。細かく分解してください。
行動を書くときに最も多い誤りは、結果を行動として書いてしまうことです。「改善した」は結果で、行動ではありません。
動作の単位まで下げてください。手を動かした内容、口に出した内容、確認した内容——これらが行動です。
- 行動が一つしかない場合は、その準備や確認も行動に含めてください。
- 行動の記述は、読み手が同じ動作を再現できる程度まで下げると具体になります。
- 行動を時系列で並べると、読み手が追いやすくなります。
- 行動を書いた後、それが動作になっているかを確認してください。
- 行動の記述が薄いと感じたら、動作の数を増やしてください。
07なぜそうしたか
判断が内容になります。
- 行動には理由があります。それを書いてください。
- 他の方法もあった中でそれを選んだなら、その判断が内容になります。
- 何を見て決めたのかを書くと、考え方が伝わります。
- 当時の判断を書いてください。後から作った理由は掘り下げで崩れます。
理由を書くと、同じ行動でも意味が変わります。何となくやったのか、判断してやったのかが区別されます。
- 理由が思い出せない行動は、そのまま書いて構いません。すべての行動に理由を付ける必要はありません。
- 理由は一つで構いません。複数書くと焦点がぼやけます。
- 理由を書くと、その人の判断の仕方が見えます。行動そのものより情報量が多いことがあります。
- 後付けの理由は、掘り下げられると説明が変わります。当時の判断を書いてください。
- 理由を書く欄を最初から用意しておくと、書き忘れません。
08言い換えでは解決しない
別の抽象語になるだけです。
- 抽象的な言葉を別の言葉に置き換えても、抽象のままです。
- 語彙を増やしても解決しません。必要なのは事実です。
- 凝った表現を使うと、かえって内容が薄く見えます。
- 横に動かすのではなく、下に降りてください。
- 言い換えを探す時間は、事実を思い出す時間に使ってください。同じ時間で効果が違います。
- 表現を凝らせば凝らすほど、中身が薄いことが目立ちます。
- 言い換えで解決しようとするのは、多くの人が最初に試す方法です。そこで止まらないでください。
- 言葉を変えても事実は変わりません。事実を書き足してください。
- 言い換えでは情報が増えません。事実だけが情報を増やします。
09行動を分解する
一つを三つに分けます。
- 一つの行動を、三つ程度の動作に分けてください。
- 「改善した」なら、何を見て、何を変えて、どう確認したかに分かれます。
- 分けると、細部が出てきます。
- 字数も自然に増えます。内容を足さずに具体性が上がります。
分解の目安は、その動作を人に説明したときに再現できるかです。再現できない粒度なら、まだ大きすぎます。
- 分解すると、自分でも気づいていなかった判断が出てくることがあります。
- 分解した動作は、すべてを書く必要はありません。意味のあるものだけ残してください。
- 分解は書き終えた後にもできます。抽象的な箇所を分解してください。
- 分解の作業は、紙に書き出すと進みやすくなります。
- 分解した結果、書くことが増えすぎたら選んでください。
- 分解は、書いた文章を読み返しながらでもできます。
10場面を一つ選ぶ
全体をまとめないでください。
- 活動全体をまとめようとすると、必ず抽象になります。
- その中の一つの場面を選んで、詳しく書いてください。
- 選ぶのは、細部を覚えている場面です。
- 一つの場面が、全体の取り組み方を示すことがあります。
- 一つの場面を選ぶと、字数の使い道が明確になります。何を書いて何を書かないかが決まります。
- 場面を選ぶ基準は、細部を覚えているかです。印象が強いかどうかではありません。
- 複数の場面を少しずつ書くより、一つを詳しく書く方が伝わります。
- 場面を一つに絞ると、字数の中で深く書けます。
- 選んだ場面が短すぎる場合は、その前後を含めてください。
- 場面を選ぶ段階で迷ったら、説明しやすい方を選んでください。
- 一つの場面に絞ることで、他の場面は掘り下げのときに話せます。
11やりとりを書く
状況が見えます。
- 誰に何を伝えたかを書くと、場面が動きます。
- 相手の反応も書くと、状況の変化が分かります。
- 会話をそのまま長く書く必要はありません。要点だけで足ります。
- 個人が特定される情報は書かないでください。
- やりとりを書くと、自分以外の人が登場します。相手がいる場面は、状況が動いて見えます。
- ただし、相手の発言を正確に再現する必要はありません。要旨で構いません。
- やりとりの内容は、行動の一部として書けます。
- やりとりを入れると、文章の流れに動きが出ます。
- 個人が特定される情報は避け、役割だけを書いてください。
- やりとりは、行動の理由を示す材料にもなります。
12前後を書く
変化が分かります。
- 行動の前後の状態を書くと、何をしたかの意味が伝わります。
- 前がどういう状態で、後がどうなったか——差が内容になります。
- 変化が小さくても構いません。事実として書いてください。
- 実際より大きな変化を書くことは推奨しません。
- 前後の状態を書くと、行動の効果が示されます。効果が小さくても、示されていることに意味があります。
- 変化がなかった場合も、そのまま書いて構いません。
- 前後を書くときは、確認できる範囲にとどめてください。
- 変化を書くときは、何が変わったかを具体的に示してください。
- 前後の差が小さくても、事実であれば書いて構いません。
- 前の状態を書くと、なぜその行動をしたかも伝わります。
13それでも出ないとき
材料を変えてください。
- 四つの質問に答えられない場合、その経験の記憶が薄いということです。
- 手元の記録を確認してください。当時を知る人に聞く方法もあります。
- それでも出ないなら、別の経験に変えてください。
- なかったことを足して具体化するのは推奨しません。掘り下げで答えられなくなります。
- 細部が出ないのは能力の問題ではありません。時間が経てば記憶は薄れます。
- 記録を見ると、思い出せなかった部分が出てくることがあります。まず確認してください。
- 記憶が薄い経験を無理に使うと、面接でも同じ問題が起きます。
- 別の経験に変える判断は、早いほど時間の無駄が少なくなります。
- 記録が残っていない場合は、当時の予定や写真が手がかりになります。
- 材料を変える判断は、失敗ではありません。
- 細部が出るかどうかは、経験を選ぶ段階でも確認できます。
14足しすぎない
詳しければいいわけではありません。
- 細かく書けばいいわけではありません。要点が埋もれます。
- 状況の説明は短くしてください。行動と理由に字数を使ってください。
- 字数の指定は応募先企業の案内で確認してください。
- 入れる細部は、行動の意味が伝わるものだけにしてください。
- 細部を足しすぎると、読み手はどこが重要か判断できなくなります。
- 削る基準は、その細部がなくても行動の意味が伝わるかです。伝わるなら削れます。
- 字数が足りなくなったら、状況の説明から削ってください。
- 細部の量は、字数と相談して決めてください。
- 要点が埋もれたと感じたら、削る判断をしてください。
- 細部の取捨選択は、読み手の視点で決めてください。
15専門的な内容
言い換えてください。
- 専門的な用語をそのまま書くと、伝わりません。
- 専門外の人が読むことを前提に、一般的な言葉に言い換えてください。
- 詳細すぎる説明は削ってください。何をしたかが伝われば十分です。
- 専門外の人に読んでもらうと、伝わらない部分が分かります。
- 専門用語を言い換えるときは、正確さを多少犠牲にしても構いません。伝わることが優先です。
- 言い換えが難しい場合は、その部分を説明せずに、自分がした作業だけを書く方法もあります。
- 専門的な内容は、目的と作業に分けると説明しやすくなります。
- 専門外の人が読んで意味が取れるかが、言い換えの基準です。
- 専門用語を残す場合は、簡単な説明を一言添えてください。
- 言い換えた後は、専門外の人に読んでもらってください。
16話す場合
同じ手順です。
- 話すときも手順は同じです。
- 話し言葉では抽象的な表現が出やすくなります。事実を思い出してください。
- ただし、話す場合は短くまとめる必要があります。
詳細は掘り下げられたときに答えます。長さの目安は話す内容の長さ|一分で話す形にするで扱っています。
- 話すときは、書いたものより短くなります。四つの質問のうち、必要なものだけを話してください。
- 話しながら抽象的になったと気づいたら、その場で具体例を足して構いません。
- 話す場合も、事実を思い出しておく準備は同じです。
- 話す内容も、書いたものをもとに準備すると一貫します。
- 話す長さは設問や場面で変わります。指定があれば従ってください。
- 話すときは、間を取れる長さにしてください。
17やらない方がいいこと
いくつかあります。
- 言い換えを探さないでください。抽象のままです。
- なかったことを足さないでください。掘り下げで崩れます。
- 活動全体をまとめないでください。一つの場面を選んでください。
- 専門用語をそのまま使わないでください。言い換えてください。
- 他人の文章の言い回しを真似ないでください。自分の事実に合いません。
- 抽象的な言葉を並べて字数を埋めないでください。読めば分かります。
- 具体化のために内容を作ると、後の掘り下げで必ず行き詰まります。
- 抽象的なまま提出すると、面接でも同じ説明を繰り返すことになります。
- 抽象のまま提出しないでください。確認の時間を取ってください。
18確認の仕方
読んでもらってください。
- その経験を知らない人に読んでもらってください。
- 「何をしたのか」を聞いて、答えが返ってこなければまだ抽象的です。
- 声に出して読むと、中身のない部分に気づけます。
- 基準は、読んで場面が浮かぶかです。
- 確認は、書いた当日ではなく時間を置いてからの方が正確です。
- 読んでもらう相手は、その活動を知らない人の方が適しています。
- 場面が浮かぶかどうかが、最も分かりやすい基準です。
- 確認を複数回行うと、毎回違う箇所に気づきます。
- 読み上げると、リズムの悪い箇所にも気づけます。
- 確認で指摘された箇所は、記録しておくと次に活かせます。
19相談できる窓口
内容で分かれます。
- 書き方について迷う場合は、大学のキャリアセンターで相談できます。
- 周囲の人に読んでもらうと、伝わっているかが分かります。
- 当時を知る人に聞くと、忘れていた細部が出てきます。
- 字数や形式は応募先企業の案内で確認してください。
- 相談するときは、抽象的だと感じる箇所を示してください。
- 相談は書き終えてからでも、書いている途中でも構いません。
- 読んでもらった後は、指摘された箇所に四つの質問を当ててください。
20考え方の基本
下に降りてください。
- 抽象を具体にするのは、言い換えではなく事実を書くことです。
- いつ・どこで・何を・なぜ——四つの質問を当ててください。
- 行動を分解し、一つの場面を選んで詳しく書いてください。
- そして、なかったことを足さないでください。具体化は事実を詳しく書くことです。
- 具体に下りる作業は、慣れると短時間で終わります。手順が決まっているためです。
- 一度具体化した文章は、他の設問でも使い回せます。
- 抽象と具体は、語彙の違いではなく情報量の違いです。
- 四つの質問を覚えておけば、どの設問でも使えます。
- 具体化は、材料があれば必ずできる作業です。
- 最後に、具体化は事実を書く作業です。創作ではありません。
- 手順を知っていれば、抽象的な文章はいつでも直せます。
21よくある質問
「頑張った」以外の言葉が思いつきません。
言い換えを探しても解決しません。別の抽象語になるだけです。必要なのは、その言葉が指している事実を書くことです。いつ・どこで・何をしたか・なぜそうしたか——この四つの質問に答えてください。
四つの質問とは何ですか?
いつ、どこで、何をしたか、なぜそうしたかです。抽象的な言葉を見つけたらこの四つを当ててください。答えを書き出すだけで文章は具体に下ります。難しい表現は要りません。
語彙力がないから抽象的になるのでしょうか。
表現力の問題ではありません。具体に下りる手順の問題です。凝った表現を使うと、かえって内容が薄く見えます。横に動かすのではなく、下に降りてください。
行動をどう詳しく書きますか?
一つの行動を三つ程度の動作に分けてください。「改善した」なら、何を見て、何を変えて、どう確認したかに分かれます。分けると細部が出て、字数も自然に増えます。内容を足さずに具体性が上がります。
活動全体を書くと抽象的になります。
全体をまとめようとすると必ず抽象になります。その中の一つの場面を選んで詳しく書いてください。選ぶのは細部を覚えている場面です。一つの場面が全体の取り組み方を示すことがあります。
どうしても細部が出てきません。
その経験の記憶が薄いということです。手元の記録を確認し、当時を知る人に聞く方法もあります。それでも出ないなら、別の経験に変えてください。なかったことを足して具体化するのは推奨しません。
詳しく書けば書くほどいいですか?
そうではありません。細かすぎると要点が埋もれます。状況の説明は短くし、行動と理由に字数を使ってください。入れる細部は、行動の意味が伝わるものだけにしてください。字数の指定は応募先企業の案内で確認してください。
研究内容が専門的で伝わりません。
専門外の人が読むことを前提に、一般的な言葉に言い換えてください。詳細すぎる説明は削り、何をしたかが伝われば十分です。専門外の人に読んでもらうと、伝わらない部分が分かります。
具体的になったか確認する方法は?
その経験を知らない人に読んでもらい、「何をしたのか」を聞いてください。答えが返ってこなければまだ抽象的です。声に出して読むと中身のない部分にも気づけます。基準は、読んで場面が浮かぶかです。
どんな表現が評価されますか?
本記事では判断できません。評価の基準は企業によって異なり、公表されていないことが一般的です。書き方に迷う場合は、大学のキャリアセンターで相談できます。
22まとめ|言い換えず、下に降りてください
抽象的になる原因はまとめようとすることです。要約すると結論だけが残ります。
四つの質問を当ててください。いつ・どこで・何をしたか・なぜそうしたか——これに答えるだけで具体に下ります。
行動を三つ程度に分解してください。内容を足さずに、細部が出て字数も増えます。
活動全体をまとめず、一つの場面を選んでください。細部を覚えている場面が書けます。
最後に。なかったことを足して具体化するのは推奨しません。具体化とは、実際にあったことを詳しく書くことです。細部が出ない場合は、別の経験に変えてください。どのような表現が評価されるかについて、本記事では判断できません。
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