就活・キャリア 更新 2026.09.15 この記事にはPRを含みます

言葉にできないとき|抽象を具体に落とす

結論

抽象的な言葉を見つけたら、四つの質問を当ててください。①いつ ②どこで ③何をしたか ④なぜそうしたか——この四つに答えるだけで、文章は具体に下ります。「頑張った」「工夫した」「努力した」といった言葉は、それ自体には情報がありません。言い換えを探しても解決しません。必要なのはその言葉が指している事実を書き出すことです。それでも出ない場合は、材料の記憶が薄いということなので、…

19分読み終わるまで
22章見出し
CCampi編集部(執筆)・公開 2026.09.15
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「頑張りました」で止まってしまう。

やったことは頭の中にあるのに、書くと抽象的な言葉になる——この状態で止まる人は多くいます。

原因は表現力ではありません。具体に下りる手順を知らないだけです。

この記事では、抽象を具体に落とす四つの質問、やってはいけない言い換え、それでも出ないときの対処を整理します。

この記事について:本記事は一般的な整理です。どのような表現が評価されるかについて、本記事では判断できません。評価の基準は企業によって異なり、公表されていないことが一般的です。事実と異なる内容を書くことは本記事では推奨しません。具体化とは、実際にあったことを詳しく書くことであり、内容を足すことではありません。字数・形式の指定は応募先企業の案内をご確認ください。書き方に迷う場合は、大学のキャリアセンターにご相談ください。

この記事を7枚で

1 / 7
なぜ抽象になるか抽象的な言葉とは四つの質問いつどこでこの記事

この記事の流れ

言葉にできないとき

抽象的な言葉を見つけたら、四つの質問を当ててください。

1
要約短くまとめる癖
2
字数収めようとする
3
前提伝わると思っている
4
記憶細部が薄い

なぜ抽象になるか

まとめようとするからです。

抽象的になる原因は、まとめようとすることです。字数に収めようとして要約すると、残るのは結論だけになります。

1
共通誰でも書ける
2
解釈人によって違う
3
確認できない
4
例頑張った・工夫した

抽象的な言葉とは

それ自体に情報がない言葉です。

抽象的な言葉とは、それ自体に情報がない言葉です。「頑張った」「工夫した」「努力した」——誰でも書けます。

1
いつ時期を特定
2
どこで場面を特定
3
何を行動を特定
4
なぜ理由を特定

四つの質問

当てるだけで下ります。

抽象的な言葉を見つけたら、四つの質問を当ててください。いつ・どこで・何をしたか・なぜそうしたか——この四つです。

1
単位学年・時期
2
期間どれくらい続いたか
3
場面その中のいつか
4
効果状況が固定される

いつ

時期を特定します。

まずいつの話かを特定してください。学年や時期が入ると、読み手の中で状況が固定されます。

1
場どういう場面か
2
状況何が起きていたか
3
関係者誰がいたか
4
長さ短く

どこで

場面を特定します。

どういう場面だったかを書いてください。何が起きていて、誰がいたか——状況が分かると行動の意味が伝わります。

1
まとめようとするからです。なぜ抽象になるか
2
それ自体に情報がない言葉です。抽象的な言葉とは
3
当てるだけで下ります。四つの質問
4
時期を特定します。いつ

まとめ

この記事の要点

①いつ ②どこで ③何をしたか ④なぜそうしたか——この四つに答えるだけで、文章は具体に下ります。「頑張った」「工夫した」「努力した」といった言葉は、それ自体には情報がありません。

記事を読む
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01なぜ抽象になるか

まとめようとするからです。

1要約短くまとめる癖
2字数収めようとする
3前提伝わると思っている
4記憶細部が薄い
5共通手順を知らない
この章の要点
  • 抽象的になる原因は、まとめようとすることです。
  • 字数に収めようとして要約すると、残るのは結論だけになります。
  • 書いた本人には状況が見えているため、伝わっていると感じます。
  • これは表現力の問題ではありません。具体に下りる手順の問題です。

書く側は、その経験を最初から最後まで知っています。だから短い言葉を見ても、頭の中では全体が再生されます。読む側にはその再生装置がありません。同じ文字列から、まったく違うものを受け取ります。

字数の制限も抽象化を促します。限られた枠に全部を入れようとすると、削られるのは細部です。しかし細部こそが伝える情報です。全体を薄く書くより、一部を濃く書く方が伝わります。

記憶が薄い場合も抽象的になります。細部を思い出せないため、まとめた表現でしか書けません。この場合は書き方ではなく材料の問題です。

抽象的な文章は、読み手にとって確認する手がかりがありません。書かれていることを判断する材料がないため、印象に残りません。

同じ経験でも、書き方によって伝わる量が大きく変わります。経験を変える前に、書き方を見直してください。

書けないと感じたときは、まず自分の文章から抽象的な語を探してください。原因がそこにあることが多くあります。

抽象的な文章になっていることに、書いた本人が気づけないのが難しい点です。だから確認の工程が要ります。

要約の癖は、普段の書き方から来ています。就活の書類では逆の方向が求められます。

02抽象的な言葉とは

それ自体に情報がない言葉です。

1共通誰でも書ける
2解釈人によって違う
3確認できない
4例頑張った・工夫した
5対処下の事実を書く
この章の要点
  • 抽象的な言葉とは、それ自体に情報がない言葉です。
  • 「頑張った」「工夫した」「努力した」——誰でも書けます。
  • 読み手は、それが何を指すのか確認できません。
  • これらの言葉の下には、実際の行動があります。それを書いてください。

抽象的な言葉は、書いているときには便利に感じます。何を書けばいいか分からない部分を、その言葉で埋められるからです。しかし埋めただけで、情報は増えていません。

自分の文章から抽象的な言葉を探すには、その語を消してみる方法があります。消しても意味が変わらないなら、その語には情報がありませんでした。

抽象的な言葉には、程度を表す語も含まれます。「非常に」「かなり」といった語は、情報を足しているように見えて何も足していません。

抽象的な言葉が悪いわけではありません。要点をまとめる場面では必要です。問題は、それだけで終わることです。

この章の要点
  • 抽象的な語を見分ける練習をすると、書きながら気づけるようになります。
  • 抽象的な語を数えてみると、自分の癖が分かります。
  • 抽象的な語を消して書き直すと、書ける量が増えることがあります。

03四つの質問

当てるだけで下ります。

1いつ時期を特定
2どこで場面を特定
3何を行動を特定
4なぜ理由を特定
5効果具体に下りる
この章の要点
  • 抽象的な言葉を見つけたら、四つの質問を当ててください。
  • いつ・どこで・何をしたか・なぜそうしたか——この四つです。
  • 答えを書き出すだけで、文章は具体に下ります。
  • 難しい表現は要りません。事実を書くだけです。

四つの質問は、順番に当てても、思いついた順でも構いません。四つすべてに答えが出れば、その文は具体になります。

この章の要点
  • 答えが一つでも出れば、その分だけ具体になります。すべてに答えられなくても構いません。
  • 四つの質問は、書いた後の見直しでも使えます。抽象的だと感じた箇所に当ててください。
  • 四つの質問に答えた文章は、掘り下げにも耐えます。すでに細部が書かれているためです。
  • 四つの質問は、面接の準備でも使えます。話す内容を具体にできます。
  • 四つの質問に答える作業は、数分で終わります。
  • 四つの質問は、どの経験にも当てられます。内容を選びません。

04いつ

時期を特定します。

1単位学年・時期
2期間どれくらい続いたか
3場面その中のいつか
4効果状況が固定される
5確認記録で分かる
この章の要点
  • まずいつの話かを特定してください。
  • 学年や時期が入ると、読み手の中で状況が固定されます。
  • 期間も添えると、どれだけ取り組んだかが分かります。
  • 数字の扱いは経験を数字で説明する|規模と期間の書き方で扱っています。

時期を書くと、読み手はその時点の自分に置き換えて読めます。大学の何年生かが分かるだけで、状況の見え方が変わります。

この章の要点
  • 時期が曖昧な場合は、記録を確認してください。推測で書かないでください。
  • 時期を書くと、その後の経験とのつながりも説明しやすくなります。
  • 時期の表現は、設問の指定に合わせてください。指定がなければ学年で構いません。
  • 時期と期間の両方を書くと、取り組みの規模が伝わります。
  • 時期の情報は、記録で確認できるものです。推測しないでください。

05どこで

場面を特定します。

1場どういう場面か
2状況何が起きていたか
3関係者誰がいたか
4長さ短く
5注意固有名詞は慎重に
この章の要点
  • どういう場面だったかを書いてください。
  • 何が起きていて、誰がいたか——状況が分かると行動の意味が伝わります。
  • ただし、状況の説明は短くしてください。長いと行動の字数がなくなります。
  • 固有名詞や個人が特定される情報の扱いには注意してください。

場面の説明は、行動が起きた条件を示すためのものです。条件が分かると、その行動が妥当だったかが読み手にも判断できます。

この章の要点
  • 場面の描写に凝る必要はありません。条件が伝われば十分です。
  • 状況を書くときは、行動に関係する部分だけに絞ってください。
  • 場面が複数にまたがる場合は、一つに絞ってください。
  • 状況の説明は一文か二文で足ります。
  • 場面の説明は、行動の前に置くと流れが自然になります。

06何をしたか

ここが中心です。

1主語自分
2動作実際にした動き
3順番時系列で
4分解細かく分ける
5比重最も厚く
この章の要点
  • 自分が実際にした動きを書いてください。
  • 「工夫した」ではなく、何をどう変えたかを書きます。
  • 時系列で順に書くと、読み手が追えます。
  • ここが最も厚くなる部分です。細かく分解してください。

行動を書くときに最も多い誤りは、結果を行動として書いてしまうことです。「改善した」は結果で、行動ではありません。

動作の単位まで下げてください。手を動かした内容、口に出した内容、確認した内容——これらが行動です。

この章の要点
  • 行動が一つしかない場合は、その準備や確認も行動に含めてください。
  • 行動の記述は、読み手が同じ動作を再現できる程度まで下げると具体になります。
  • 行動を時系列で並べると、読み手が追いやすくなります。
  • 行動を書いた後、それが動作になっているかを確認してください。
  • 行動の記述が薄いと感じたら、動作の数を増やしてください。

07なぜそうしたか

判断が内容になります。

1理由その行動を選んだ根拠
2選択肢他にもあった
3判断何を見て決めたか
4時期当時の考え
5注意後付けにしない
この章の要点
  • 行動には理由があります。それを書いてください。
  • 他の方法もあった中でそれを選んだなら、その判断が内容になります。
  • 何を見て決めたのかを書くと、考え方が伝わります。
  • 当時の判断を書いてください。後から作った理由は掘り下げで崩れます。

理由を書くと、同じ行動でも意味が変わります。何となくやったのか、判断してやったのかが区別されます。

この章の要点
  • 理由が思い出せない行動は、そのまま書いて構いません。すべての行動に理由を付ける必要はありません。
  • 理由は一つで構いません。複数書くと焦点がぼやけます。
  • 理由を書くと、その人の判断の仕方が見えます。行動そのものより情報量が多いことがあります。
  • 後付けの理由は、掘り下げられると説明が変わります。当時の判断を書いてください。
  • 理由を書く欄を最初から用意しておくと、書き忘れません。

08言い換えでは解決しない

別の抽象語になるだけです。

1言い換え抽象のまま
2語彙問題ではない
3必要事実を書く
4装飾薄くなる
5方向下に降りる
この章の要点
  • 抽象的な言葉を別の言葉に置き換えても、抽象のままです。
  • 語彙を増やしても解決しません。必要なのは事実です。
  • 凝った表現を使うと、かえって内容が薄く見えます。
  • 横に動かすのではなく、下に降りてください。
  • 言い換えを探す時間は、事実を思い出す時間に使ってください。同じ時間で効果が違います。
  • 表現を凝らせば凝らすほど、中身が薄いことが目立ちます。
  • 言い換えで解決しようとするのは、多くの人が最初に試す方法です。そこで止まらないでください。
  • 言葉を変えても事実は変わりません。事実を書き足してください。
  • 言い換えでは情報が増えません。事実だけが情報を増やします。

09行動を分解する

一つを三つに分けます。

1方法動作に分ける
2目安三つ程度
3順番時系列
4効果細部が出る
5字数自然に増える
この章の要点
  • 一つの行動を、三つ程度の動作に分けてください。
  • 「改善した」なら、何を見て、何を変えて、どう確認したかに分かれます。
  • 分けると、細部が出てきます。
  • 字数も自然に増えます。内容を足さずに具体性が上がります。

分解の目安は、その動作を人に説明したときに再現できるかです。再現できない粒度なら、まだ大きすぎます。

この章の要点
  • 分解すると、自分でも気づいていなかった判断が出てくることがあります。
  • 分解した動作は、すべてを書く必要はありません。意味のあるものだけ残してください。
  • 分解は書き終えた後にもできます。抽象的な箇所を分解してください。
  • 分解の作業は、紙に書き出すと進みやすくなります。
  • 分解した結果、書くことが増えすぎたら選んでください。
  • 分解は、書いた文章を読み返しながらでもできます。

10場面を一つ選ぶ

全体をまとめないでください。

1全体抽象になる
2一場面具体に書ける
3選び方覚えている場面
4代表全体を示す
5効果状況が見える
この章の要点
  • 活動全体をまとめようとすると、必ず抽象になります。
  • その中の一つの場面を選んで、詳しく書いてください。
  • 選ぶのは、細部を覚えている場面です。
  • 一つの場面が、全体の取り組み方を示すことがあります。
  • 一つの場面を選ぶと、字数の使い道が明確になります。何を書いて何を書かないかが決まります。
  • 場面を選ぶ基準は、細部を覚えているかです。印象が強いかどうかではありません。
  • 複数の場面を少しずつ書くより、一つを詳しく書く方が伝わります。
  • 場面を一つに絞ると、字数の中で深く書けます。
  • 選んだ場面が短すぎる場合は、その前後を含めてください。
  • 場面を選ぶ段階で迷ったら、説明しやすい方を選んでください。
  • 一つの場面に絞ることで、他の場面は掘り下げのときに話せます。

11やりとりを書く

状況が見えます。

1内容誰に何を伝えたか
2反応どう返ってきたか
3効果場面が動く
4長さ短く
5注意個人を特定しない
この章の要点
  • 誰に何を伝えたかを書くと、場面が動きます。
  • 相手の反応も書くと、状況の変化が分かります。
  • 会話をそのまま長く書く必要はありません。要点だけで足ります。
  • 個人が特定される情報は書かないでください。
  • やりとりを書くと、自分以外の人が登場します。相手がいる場面は、状況が動いて見えます。
  • ただし、相手の発言を正確に再現する必要はありません。要旨で構いません。
  • やりとりの内容は、行動の一部として書けます。
  • やりとりを入れると、文章の流れに動きが出ます。
  • 個人が特定される情報は避け、役割だけを書いてください。
  • やりとりは、行動の理由を示す材料にもなります。

12前後を書く

変化が分かります。

1前どういう状態だったか
2後どう変わったか
3差行動の意味が出る
4事実確認できる範囲で
5誇張しない
この章の要点
  • 行動の前後の状態を書くと、何をしたかの意味が伝わります。
  • 前がどういう状態で、後がどうなったか——差が内容になります。
  • 変化が小さくても構いません。事実として書いてください。
  • 実際より大きな変化を書くことは推奨しません。
  • 前後の状態を書くと、行動の効果が示されます。効果が小さくても、示されていることに意味があります。
  • 変化がなかった場合も、そのまま書いて構いません。
  • 前後を書くときは、確認できる範囲にとどめてください。
  • 変化を書くときは、何が変わったかを具体的に示してください。
  • 前後の差が小さくても、事実であれば書いて構いません。
  • 前の状態を書くと、なぜその行動をしたかも伝わります。

13それでも出ないとき

材料を変えてください。

1細部が出ない記憶が薄い
2対処別の経験に変える
3記録手元を確認
4人に聞く当時を知る人
5やらない作らない
この章の要点
  • 四つの質問に答えられない場合、その経験の記憶が薄いということです。
  • 手元の記録を確認してください。当時を知る人に聞く方法もあります。
  • それでも出ないなら、別の経験に変えてください。
  • なかったことを足して具体化するのは推奨しません。掘り下げで答えられなくなります。
  • 細部が出ないのは能力の問題ではありません。時間が経てば記憶は薄れます。
  • 記録を見ると、思い出せなかった部分が出てくることがあります。まず確認してください。
  • 記憶が薄い経験を無理に使うと、面接でも同じ問題が起きます。
  • 別の経験に変える判断は、早いほど時間の無駄が少なくなります。
  • 記録が残っていない場合は、当時の予定や写真が手がかりになります。
  • 材料を変える判断は、失敗ではありません。
  • 細部が出るかどうかは、経験を選ぶ段階でも確認できます。

14足しすぎない

詳しければいいわけではありません。

1細かすぎ要点が消える
2状況短く
3優先行動と理由
4字数指定を守る
5判断必要な細部だけ
この章の要点
  • 細かく書けばいいわけではありません。要点が埋もれます。
  • 状況の説明は短くしてください。行動と理由に字数を使ってください。
  • 字数の指定は応募先企業の案内で確認してください。
  • 入れる細部は、行動の意味が伝わるものだけにしてください。
  • 細部を足しすぎると、読み手はどこが重要か判断できなくなります。
  • 削る基準は、その細部がなくても行動の意味が伝わるかです。伝わるなら削れます。
  • 字数が足りなくなったら、状況の説明から削ってください。
  • 細部の量は、字数と相談して決めてください。
  • 要点が埋もれたと感じたら、削る判断をしてください。
  • 細部の取捨選択は、読み手の視点で決めてください。

15専門的な内容

言い換えてください。

1用語そのままは伝わらない
2対処一般的な言葉に
3読み手専門外を想定
4削る不要な詳細
5確認他人に読んでもらう
この章の要点
  • 専門的な用語をそのまま書くと、伝わりません。
  • 専門外の人が読むことを前提に、一般的な言葉に言い換えてください。
  • 詳細すぎる説明は削ってください。何をしたかが伝われば十分です。
  • 専門外の人に読んでもらうと、伝わらない部分が分かります。
  • 専門用語を言い換えるときは、正確さを多少犠牲にしても構いません。伝わることが優先です。
  • 言い換えが難しい場合は、その部分を説明せずに、自分がした作業だけを書く方法もあります。
  • 専門的な内容は、目的と作業に分けると説明しやすくなります。
  • 専門外の人が読んで意味が取れるかが、言い換えの基準です。
  • 専門用語を残す場合は、簡単な説明を一言添えてください。
  • 言い換えた後は、専門外の人に読んでもらってください。

16話す場合

同じ手順です。

1手順書くときと同じ
2抽象語話すと出やすい
3準備事実を思い出す
4長さ短くまとめる
5掘り下げ後で答える
この章の要点
  • 話すときも手順は同じです。
  • 話し言葉では抽象的な表現が出やすくなります。事実を思い出してください。
  • ただし、話す場合は短くまとめる必要があります。

詳細は掘り下げられたときに答えます。長さの目安は話す内容の長さ|一分で話す形にするで扱っています。

この章の要点
  • 話すときは、書いたものより短くなります。四つの質問のうち、必要なものだけを話してください。
  • 話しながら抽象的になったと気づいたら、その場で具体例を足して構いません。
  • 話す場合も、事実を思い出しておく準備は同じです。
  • 話す内容も、書いたものをもとに準備すると一貫します。
  • 話す長さは設問や場面で変わります。指定があれば従ってください。
  • 話すときは、間を取れる長さにしてください。

17やらない方がいいこと

いくつかあります。

1言い換え探し解決しない
2内容を足す推奨しない
3全体をまとめる抽象になる
4細かすぎ要点が消える
5専門用語伝わらない
この章の要点
  • 言い換えを探さないでください。抽象のままです。
  • なかったことを足さないでください。掘り下げで崩れます。
  • 活動全体をまとめないでください。一つの場面を選んでください。
  • 専門用語をそのまま使わないでください。言い換えてください。
  • 他人の文章の言い回しを真似ないでください。自分の事実に合いません。
  • 抽象的な言葉を並べて字数を埋めないでください。読めば分かります。
  • 具体化のために内容を作ると、後の掘り下げで必ず行き詰まります。
  • 抽象的なまま提出すると、面接でも同じ説明を繰り返すことになります。
  • 抽象のまま提出しないでください。確認の時間を取ってください。

18確認の仕方

読んでもらってください。

1他人知らない人に読んでもらう
2質問何をしたか聞く
3声読み上げる
4時間置いてから見る
5基準場面が浮かぶか
この章の要点
  • その経験を知らない人に読んでもらってください。
  • 「何をしたのか」を聞いて、答えが返ってこなければまだ抽象的です。
  • 声に出して読むと、中身のない部分に気づけます。
  • 基準は、読んで場面が浮かぶかです。
  • 確認は、書いた当日ではなく時間を置いてからの方が正確です。
  • 読んでもらう相手は、その活動を知らない人の方が適しています。
  • 場面が浮かぶかどうかが、最も分かりやすい基準です。
  • 確認を複数回行うと、毎回違う箇所に気づきます。
  • 読み上げると、リズムの悪い箇所にも気づけます。
  • 確認で指摘された箇所は、記録しておくと次に活かせます。

19相談できる窓口

内容で分かれます。

1キャリアセンター書き方の相談
2周囲の人読んでもらう
3当時を知る人思い出す手がかり
4企業の案内字数と形式
5時期早めに
この章の要点
  • 書き方について迷う場合は、大学のキャリアセンターで相談できます。
  • 周囲の人に読んでもらうと、伝わっているかが分かります。
  • 当時を知る人に聞くと、忘れていた細部が出てきます。
  • 字数や形式は応募先企業の案内で確認してください。
  • 相談するときは、抽象的だと感じる箇所を示してください。
  • 相談は書き終えてからでも、書いている途中でも構いません。
  • 読んでもらった後は、指摘された箇所に四つの質問を当ててください。

20考え方の基本

下に降りてください。

1方向横でなく下
2質問四つを当てる
3分解行動を分ける
4場面一つ選ぶ
5事実足さない
この章の要点
  • 抽象を具体にするのは、言い換えではなく事実を書くことです。
  • いつ・どこで・何を・なぜ——四つの質問を当ててください。
  • 行動を分解し、一つの場面を選んで詳しく書いてください。
  • そして、なかったことを足さないでください。具体化は事実を詳しく書くことです。
  • 具体に下りる作業は、慣れると短時間で終わります。手順が決まっているためです。
  • 一度具体化した文章は、他の設問でも使い回せます。
  • 抽象と具体は、語彙の違いではなく情報量の違いです。
  • 四つの質問を覚えておけば、どの設問でも使えます。
  • 具体化は、材料があれば必ずできる作業です。
  • 最後に、具体化は事実を書く作業です。創作ではありません。
  • 手順を知っていれば、抽象的な文章はいつでも直せます。

21よくある質問

「頑張った」以外の言葉が思いつきません。

言い換えを探しても解決しません。別の抽象語になるだけです。必要なのは、その言葉が指している事実を書くことです。いつ・どこで・何をしたか・なぜそうしたか——この四つの質問に答えてください。

四つの質問とは何ですか?

いつ、どこで、何をしたか、なぜそうしたかです。抽象的な言葉を見つけたらこの四つを当ててください。答えを書き出すだけで文章は具体に下ります。難しい表現は要りません。

語彙力がないから抽象的になるのでしょうか。

表現力の問題ではありません。具体に下りる手順の問題です。凝った表現を使うと、かえって内容が薄く見えます。横に動かすのではなく、下に降りてください。

行動をどう詳しく書きますか?

一つの行動を三つ程度の動作に分けてください。「改善した」なら、何を見て、何を変えて、どう確認したかに分かれます。分けると細部が出て、字数も自然に増えます。内容を足さずに具体性が上がります。

活動全体を書くと抽象的になります。

全体をまとめようとすると必ず抽象になります。その中の一つの場面を選んで詳しく書いてください。選ぶのは細部を覚えている場面です。一つの場面が全体の取り組み方を示すことがあります。

どうしても細部が出てきません。

その経験の記憶が薄いということです。手元の記録を確認し、当時を知る人に聞く方法もあります。それでも出ないなら、別の経験に変えてください。なかったことを足して具体化するのは推奨しません。

詳しく書けば書くほどいいですか?

そうではありません。細かすぎると要点が埋もれます。状況の説明は短くし、行動と理由に字数を使ってください。入れる細部は、行動の意味が伝わるものだけにしてください。字数の指定は応募先企業の案内で確認してください。

研究内容が専門的で伝わりません。

専門外の人が読むことを前提に、一般的な言葉に言い換えてください。詳細すぎる説明は削り、何をしたかが伝われば十分です。専門外の人に読んでもらうと、伝わらない部分が分かります。

具体的になったか確認する方法は?

その経験を知らない人に読んでもらい、「何をしたのか」を聞いてください。答えが返ってこなければまだ抽象的です。声に出して読むと中身のない部分にも気づけます。基準は、読んで場面が浮かぶかです。

どんな表現が評価されますか?

本記事では判断できません。評価の基準は企業によって異なり、公表されていないことが一般的です。書き方に迷う場合は、大学のキャリアセンターで相談できます。

22まとめ|言い換えず、下に降りてください

抽象的になる原因はまとめようとすることです。要約すると結論だけが残ります。

四つの質問を当ててください。いつ・どこで・何をしたか・なぜそうしたか——これに答えるだけで具体に下ります。

行動を三つ程度に分解してください。内容を足さずに、細部が出て字数も増えます。

活動全体をまとめず、一つの場面を選んでください。細部を覚えている場面が書けます。

最後に。なかったことを足して具体化するのは推奨しません。具体化とは、実際にあったことを詳しく書くことです。細部が出ない場合は、別の経験に変えてください。どのような表現が評価されるかについて、本記事では判断できません。

この記事について:本記事は一般的な整理です。どのような表現が評価されるかについて、本記事では判断できません。評価の基準は企業によって異なり、公表されていないことが一般的です。事実と異なる内容を書くことは本記事では推奨しません。具体化とは、実際にあったことを詳しく書くことであり、内容を足すことではありません。個人が特定される情報や所属先の非公開情報は書かないようご注意ください。字数・形式の指定は応募先企業の案内をご確認ください。書き方に迷う場合は、大学のキャリアセンターにご相談ください。
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