損害保険に強い大学ランキング【2026年版】国公立180校の保険業就職者と私立の公式データ
国公立大学の学部卒で保険業に就職した人がいちばん多いのは大阪大学(67人)で、神戸大学(56人)、一橋大学(55人)、大阪公立大学(42人)、東京大学(41人)が続きます。就職者に占める割合では一橋大学(6.9%)、小樽商科大学(5.8%)、青森公立大学(5.2%)、大阪大学(5.0%)が上位です。私立では、早稲田大学から東京海上日動火災保険に65人、同志社大学から日本生命…
「損害保険の会社に就職したいなら、どの大学に行けばいいのか」。東京海上日動・損保ジャパン・三井住友海上のような損害保険会社で働きたい人、日本生命や第一生命のような生命保険会社も含めて考えている人と、保険業界を目指す人はたくさんいます。ネットでよく見る「損保に強い大学ランキング」は、1〜2社の採用人数を足し合わせただけのものが多く、全国でどの大学から何人が保険会社に就職しているのかは、なかなか見えてきません。
この記事では、国の統計(大学基本情報)にある「保険業」の就職者数を国公立大学180校について集計し、人数と割合の両方で並べました。あわせて、私立大学が公式に出している保険会社ごとの就職者数も載せています。
この記事のデータを7枚で
1 / 701国公立大学の学部卒ランキング(保険業の就職者数)
1位は大阪大学の67人。上位5校のうち3校が大阪・兵庫の大学です。
| 順位 | 大学 | 所在地 | 保険業 | 就職者 | 割合(計算) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 大阪大学 | 大阪 | 67人 | 1,349人 | 5.0% |
| 2 | 神戸大学 | 兵庫 | 56人 | 1,350人 | 4.1% |
| 3 | 一橋大学 | 東京 | 55人 | 794人 | 6.9% |
| 4 | 大阪公立大学 | 大阪 | 42人 | 1,143人 | 3.7% |
| 5 | 東京大学 | 東京 | 41人 | 1,095人 | 3.7% |
| 6 | 名古屋大学 | 愛知 | 34人 | 791人 | 4.3% |
| 7 | 広島大学 | 広島 | 34人 | 1,133人 | 3.0% |
| 8 | 北九州市立大学 | 福岡 | 30人 | 1,129人 | 2.7% |
| 9 | 京都大学 | 京都 | 29人 | 782人 | 3.7% |
| 10 | 小樽商科大学 | 北海道 | 28人 | 480人 | 5.8% |
| 11 | 北海道大学 | 北海道 | 25人 | 808人 | 3.1% |
| 12 | 東北大学 | 宮城 | 25人 | 697人 | 3.6% |
| 13 | 筑波大学 | 茨城 | 25人 | 823人 | 3.0% |
| 14 | 横浜国立大学 | 神奈川 | 24人 | 895人 | 2.7% |
| 15 | 九州大学 | 福岡 | 22人 | 881人 | 2.5% |
| 16 | 名古屋市立大学 | 愛知 | 21人 | 602人 | 3.5% |
| 17 | 滋賀大学 | 滋賀 | 21人 | 679人 | 3.1% |
| 18 | 新潟大学 | 新潟 | 20人 | 1,321人 | 1.5% |
| 19 | 千葉大学 | 千葉 | 19人 | 1,234人 | 1.5% |
| 20 | 金沢大学 | 石川 | 19人 | 929人 | 2.0% |
出典:大学改革支援・学位授与機構「大学基本情報」(2026年3月卒、学部)。「就職者」はその大学の産業別就職者数の合計、割合は保険業÷就職者で編集部が計算。
国公立180校の学部卒のうち、保険業に就職したのは1,182人で、学部卒の就職者74,612人の1.6%(計算)です。同じ金融の仲間である金融業(銀行・証券など、4,401人)の4分の1ほどで、国の統計の産業区分の中では18番目の大きさです。保険業に1人以上が就職した大学は180校のうち116校で、どの大学からも毎年まとまった人数が入る業界ではありません。
上位には、大阪大学・神戸大学・一橋大学・東京大学・名古屋大学・京都大学など、経済学部を持つ大規模な国立大学が並びます。4位の大阪公立大学(42人)、16位の名古屋市立大学(21人)は公立大学です。大阪大学(67人)・神戸大学(56人)・大阪公立大学(42人)と関西の大学が上位に多いのも特徴です(国の統計には会社名がないため、どの保険会社に入ったかは分かりません)。
小樽商科大学(28人)は、学部が商学部だけの単科大学ですが10位に入っています。北海道大学(25人)とほぼ同じ人数です。
地域ごとに多い大学
| 地域 | 保険業の割合(地域計) | 1位 | 2位 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 1.9% | 小樽商科大学(28人) | 北海道大学(25人) |
| 東北 | 1.3% | 東北大学(25人) | 青森公立大学(14人) |
| 関東 | 1.8% | 一橋大学(55人) | 東京大学(41人) |
| 中部 | 1.3% | 名古屋大学(34人) | 名古屋市立大学(21人) |
| 近畿 | 2.3% | 大阪大学(67人) | 神戸大学(56人) |
| 中国 | 1.4% | 広島大学(34人) | 岡山大学(18人) |
| 四国 | 0.8% | 愛媛大学(12人) | 香川大学(11人) |
| 九州・沖縄 | 1.4% | 北九州市立大学(30人) | 九州大学(22人) |
出典:大学基本情報(2026年3月卒、学部)を編集部で集計。地域は大学の所在地で分け、割合はその地域の国公立大学の就職者に占める保険業の割合(計算)。
地域で比べると、近畿(2.3%)がいちばん高く、北海道(1.9%)、関東(1.8%)が続きます。四国は0.8%と、ほかの地域の半分ほどです。九州では、九州大学(22人)より北九州市立大学(30人)のほうが多くなっています。
02割合で見るランキング(就職者100人以上の大学)
一橋大学は学部卒の就職者の6.9%、小樽商科大学は5.8%が保険業です。
人数のランキングは大学の規模に左右されるため、学部卒の就職者が100人以上いる国公立大学に絞り、就職者のうち保険業に就職した人の割合で並べ直しました(編集部で集計)。保険業は人数が少なく、小さな大学では1〜2人の違いで割合が大きく動くため、ほかの業界の記事(50人以上)より条件を厳しくしています。
| 順位 | 大学 | 所在地 | 保険業 | 就職者 | 割合(計算) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 一橋大学 | 東京 | 55人 | 794人 | 6.9% |
| 2 | 小樽商科大学 | 北海道 | 28人 | 480人 | 5.8% |
| 3 | 青森公立大学 | 青森 | 14人 | 268人 | 5.2% |
| 4 | 大阪大学 | 大阪 | 67人 | 1,349人 | 5.0% |
| 5 | 帯広畜産大学 | 北海道 | 7人 | 161人 | 4.3% |
| 6 | 名古屋大学 | 愛知 | 34人 | 791人 | 4.3% |
| 7 | 神戸大学 | 兵庫 | 56人 | 1,350人 | 4.1% |
| 8 | 東京大学 | 東京 | 41人 | 1,095人 | 3.7% |
| 9 | 京都大学 | 京都 | 29人 | 782人 | 3.7% |
| 10 | 大阪公立大学 | 大阪 | 42人 | 1,143人 | 3.7% |
| 11 | 東北大学 | 宮城 | 25人 | 697人 | 3.6% |
| 12 | 名古屋市立大学 | 愛知 | 21人 | 602人 | 3.5% |
| 13 | 北海道大学 | 北海道 | 25人 | 808人 | 3.1% |
| 14 | 滋賀大学 | 滋賀 | 21人 | 679人 | 3.1% |
| 15 | 筑波大学 | 茨城 | 25人 | 823人 | 3.0% |
| 16 | 広島大学 | 広島 | 34人 | 1,133人 | 3.0% |
| 17 | 横浜国立大学 | 神奈川 | 24人 | 895人 | 2.7% |
| 18 | 北九州市立大学 | 福岡 | 30人 | 1,129人 | 2.7% |
| 19 | 下関市立大学 | 山口 | 11人 | 429人 | 2.6% |
| 20 | 九州大学 | 福岡 | 22人 | 881人 | 2.5% |
出典:大学基本情報(2026年3月卒、学部)。就職者100人以上の大学に限って、保険業÷就職者で編集部が並べました。
1位の一橋大学(6.9%)、2位の小樽商科大学(5.8%)、3位の青森公立大学(5.2%)は、いずれも経済・商・経営を中心にした大学です。一橋大学の公式発表でも、学部卒の就職者のうち保険は55人(7.0%)で、銀行(98人)・証券(53人)とあわせて金融が大きな進路になっています。5位の帯広畜産大学(7人)は農学・獣医学の大学です。国の統計では農業の共済事業も「保険業」に入りますが、この7人がどこに就職したかは国の統計では分かりません。
学部単位で見ると:経済学部と法学部が上位
| 順位 | 大学・学部 | 保険業 | 就職者 | 割合(計算) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 一橋大学 経済学部 | 21人 | 215人 | 9.8% |
| 2 | 大阪大学 経済学部 | 17人 | 185人 | 9.2% |
| 3 | 筑波大学 社会・国際学群 | 9人 | 104人 | 8.7% |
| 4 | 広島大学 経済学部 | 10人 | 127人 | 7.9% |
| 5 | 一橋大学 社会学部 | 15人 | 211人 | 7.1% |
| 6 | 名古屋大学 法学部 | 8人 | 113人 | 7.1% |
| 7 | 広島大学 総合科学部 | 8人 | 114人 | 7.0% |
| 8 | 大阪大学 法学部 | 13人 | 186人 | 7.0% |
| 9 | 名古屋大学 経済学部 | 15人 | 216人 | 6.9% |
| 10 | 大阪公立大学 経済学部 | 15人 | 216人 | 6.9% |
出典:大学基本情報(2026年3月卒、学部)を学部単位で編集部が集計(就職者100人以上)。学部名は国の統計の表記どおりです。
学部単位では、一橋大学経済学部(9.8%)と大阪大学経済学部(9.2%)は、学部卒の10人に1人近くが保険業です。名古屋大学・大阪大学の法学部も7%台で、保険会社は経済だけでなく法学部の学生も多く採用しています。人数では、小樽商科大学商学部(28人)、滋賀大学経済学部・大阪大学外国語学部・一橋大学経済学部(各21人)が多くなっています。
03大学院修了者のランキング
大学院からの保険業は国公立全体で225人。東京大学が32人で1位です。
| 順位 | 大学 | 所在地 | 保険業 | 就職者 | 割合(計算) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京大学 | 東京 | 32人 | 2,966人 | 1.1% |
| 2 | 大阪大学 | 大阪 | 22人 | 2,018人 | 1.1% |
| 3 | 京都大学 | 京都 | 20人 | 2,250人 | 0.9% |
| 4 | 東京科学大学 | 東京 | 13人 | 1,706人 | 0.8% |
| 5 | 筑波大学 | 茨城 | 12人 | 1,687人 | 0.7% |
| 6 | 九州大学 | 福岡 | 12人 | 1,936人 | 0.6% |
| 7 | 北海道大学 | 北海道 | 11人 | 1,615人 | 0.7% |
| 8 | 東北大学 | 宮城 | 10人 | 1,822人 | 0.5% |
| 9 | 名古屋大学 | 愛知 | 10人 | 1,669人 | 0.6% |
| 10 | 一橋大学 | 東京 | 9人 | 465人 | 1.9% |
出典:大学基本情報(2026年3月修了、大学院。修士・博士・専門職の合計)を編集部で集計。
国公立大学の大学院修了者のうち、保険業に就職したのは225人(大学院の就職者50,506人の0.4%、計算)で、学部卒(1,182人)に比べると少数です。その中で、京都大学は理学研究科から15人が保険業に就職しており、研究科単位では国公立で最も多くなっています。保険会社には、保険料や支払いを数学・統計で計算する「アクチュアリー」などの専門職があり、理系の大学院から採用される人もいます(国の統計では職種までは分かりません)。北海道大学の理学院(5人)、琉球大学の理工学研究科(4人)からも保険業への就職があります。
04私立大学の例(大学の公式発表)
早稲田は東京海上日動に65人。関西では日本生命も大きな就職先です。
私立大学は国の統計に含まれないため、大学が公式に出している保険会社への就職者数を並べました。学部だけか大学院を含むか、何人以上の会社を載せているかは大学ごとに違うため、順位は付けていません。多くの大学は業種の割合を「金融・保険」としてまとめて公表しており、保険だけの割合は分からないことがほとんどです。
| 大学 | 対象 | 保険会社への就職者(大学の公式発表) |
|---|---|---|
| 早稲田大学 | 2025年度(学部+大学院) | 損保:東京海上日動65人、三井住友海上34人、損保ジャパン23人、あいおいニッセイ同和16人/生保:日本生命49人、明治安田36人、第一生命24人、かんぽ生命14人、住友生命12人 |
| 明治大学 | 2025年度(学部+研究科の主な就職先50社) | 損保:あいおいニッセイ同和30人、三井住友海上28人、損保ジャパン17人/生保:明治安田19人 |
| 中央大学 | 2025年度卒業生(大学院除く) | 損保:あいおいニッセイ同和23人(就職先5位)、損保ジャパン13人、東京海上日動13人、三井住友海上7人/生保:かんぽ生命・第一生命・日本生命・明治安田 各14人、住友生命11人 |
| 青山学院大学 | 2025年度(学部) | 生保:日本生命20人、明治安田13人、第一生命11人、かんぽ生命10人/損保:あいおいニッセイ同和8人、損保ジャパン8人、東京海上日動7人、三井住友海上7人 |
| 学習院大学 | 2026年3月卒(学部、上位15社) | 日本生命10人、損保ジャパン9人 |
| 関西学院大学 | 2024年度(就職者3名以上の会社) | 損保:東京海上日動24人、三井住友海上16人、損保ジャパン14人、あいおいニッセイ同和10人/生保:日本生命21人、明治安田17人、住友生命13人、かんぽ生命7人 |
| 同志社大学 | 2025年度(学部+研究科) | 生保:日本生命29人、住友生命21人、明治安田14人、第一生命12人、かんぽ生命8人/損保:東京海上日動22人、損保ジャパン15人、三井住友海上14人、あいおいニッセイ同和7人 |
| 立命館大学 | 2025年度 | 明治安田17人 |
出典:早稲田大学「2025年度 早稲田大学進路状況」、明治大学「主な就職先50社」(2025年度)、中央大学「2025年度卒業生の主な就職先」、青山学院大学「2025年度データ(まとめ)」、学習院大学「就職・進学データ」、関西学院大学「2024年度 就職先企業一覧(就職者3名以上)」、同志社大学「就職統計情報」(2026年3月卒業・修了生)、立命館大学「PLACEMENT DATA 2026」。社名は一部を略しています(東京海上日動=東京海上日動火災保険、損保ジャパン=損害保険ジャパン など)。
首都圏では、早稲田大学が損保・生保のどちらにも多くの卒業生を送り出しています。東京海上日動の65人は、早稲田大学の全就職先の中でも10番目に多い数字です。明治大学・中央大学では、あいおいニッセイ同和損害保険が保険会社の中で最も多くなっています。
関西では、同志社大学で日本生命(29人)と住友生命(21人)が多く、関西学院大学でも日本生命(21人)が東京海上日動(24人)に次ぎます。同じ「保険」でも、大学によって損保が多いところと生保が多いところがあることが分かります。業種の割合では、学習院大学が「金融・保険」18.5%、明治大学が「金融業,保険業」14.5%、関西大学が「金融・保険」10.6%で、いずれも保険と金融を合わせた数字です。
05保険業界の基本(国の統計の「保険業」に入るもの)
生保・損保・共済・保険代理店まで、すべて「保険業」です。
国の統計の産業分類は、文部科学省の学校基本調査の手引で説明されています。「保険業」には、かんぽ生命(郵便保険業)を含むあらゆる形態の保険業を行う事業所、保険代理業、保険会社や保険契約者に保険サービスを行う事業所が入り、農業や漁業の共済事業、漁船保険も含まれます。つまり、この記事のランキングは損害保険会社だけでなく、生命保険会社・共済・保険代理店なども含んだ「保険業」の人数です。
反対に、健康保険などの社会保険の事業を行う事業所は「保険業」ではなく、社会保険・社会福祉の分野や公務に分類されます。また、銀行・証券会社は別の「金融業」に入ります。銀行については銀行に強い大学ランキング、生命保険会社については生命保険に強い大学も見てください。
初任給は、厚生労働省「令和7(2025)年賃金構造基本統計調査」で、産業「金融業,保険業」の大学卒が26.7万円、大学院卒が31.9万円(従業員1,000人以上の企業の大学卒は27.1万円)でした(月給。賞与や残業代は含まない。銀行などと同じ産業分類の数字)。各社の採用ページでは、東京海上日動火災保険の初任給(学部卒)が29.4万円、あいおいニッセイ同和損害保険が33.0万円で、いずれも手当などの条件があります(Campi企業図鑑・業界図鑑に掲載)。
仕事の内容は、業界図鑑の損害保険と生命保険にまとめています。損害保険の代表的な職種は代理店を支える営業・損害サービス(事故の対応や保険金の支払い)・企画、生命保険は総合職・アクチュアリー・営業企画などです。
06主な保険会社に、どの大学から何人入ったか
大学の公式発表で、主な保険会社への就職者数を確かめました。
大学によって年度や数え方(大学院を含むか、何人以上を載せるか)が違うため、足したり順位を付けたりはせず、目安として見てください。表に名前がない大学は「0人」という意味ではなく、大学が人数を公表していないか、公表の範囲に入っていないということです。
| 保険会社 | 大学ごとの人数(大学の公式発表) |
|---|---|
| 東京海上日動火災保険 | 早稲田大学65人/関西学院大学24人(2024年度)/同志社大学22人/名古屋大学19人(学部卒)/中央大学13人/一橋大学12人/神戸大学12人(学部+修士)/青山学院大学7人 |
| 三井住友海上火災保険 | 早稲田大学34人/明治大学28人/関西学院大学16人(2024年度)/同志社大学14人/青山学院大学7人/中央大学7人 |
| 損害保険ジャパン | 早稲田大学23人/明治大学17人/同志社大学15人/関西学院大学14人(2024年度)/中央大学13人/学習院大学9人/青山学院大学8人 |
| あいおいニッセイ同和損害保険 | 明治大学30人/中央大学23人/早稲田大学16人/関西学院大学10人(2024年度)/青山学院大学8人/同志社大学7人 |
| 日本生命保険 | 早稲田大学49人/同志社大学29人/関西学院大学21人(2024年度)/青山学院大学20人/中央大学14人/一橋大学13人/神戸大学13人(学部+修士)/学習院大学10人 |
| 明治安田生命保険 | 早稲田大学36人/明治大学19人/立命館大学17人/関西学院大学17人(2024年度)/中央大学14人/同志社大学14人/青山学院大学13人/一橋大学11人/名古屋大学6人(学部卒) |
| 第一生命保険 | 早稲田大学24人/中央大学14人/同志社大学12人/青山学院大学11人 |
| 住友生命保険 | 同志社大学21人/関西学院大学13人(2024年度)/早稲田大学12人/中央大学11人/一橋大学4人 |
出典:第4章の各大学の公式発表のほか、名古屋大学キャリアサポートセンター 企業向けリーフレット(学部卒業者就職先ランキング 令和7年度)、一橋大学「入社上位企業52社(2025年度卒業生)」、神戸大学キャリアセンター「学部/研究科別就職先詳細」(2025年度)。特に記載のないものは2025年度(2026年3月卒・修了)です。
国公立大学で会社ごとの人数を公表している大学は多くありませんが、名古屋大学では東京海上日動火災保険(19人)が学部卒の民間企業の就職先1位でした。北海道大学でも、法学部の就職先1位が日本生命(5人)、文学部では東京海上日動(3人)が北海道庁と並んで1位です。企業図鑑の各ページでは、Campiが掲載している大学の範囲で、年度ごとの人数をまとめています。
07損害保険・保険を目指す人へ(大学選び・学部・対策)
経済・商・法の学部が中心ですが、理系の採用もあります。
受験生・保護者の方へ。保険業に就職する人の割合が高いのは、第2章のとおり経済学部・商学部・法学部です。国公立では一橋大学・大阪大学・名古屋大学・神戸大学の経済学部や法学部、規模の小さい大学では小樽商科大学や青森公立大学が、保険業の割合の高い大学です。首都圏・関西の私立大学では、第4章のとおり早稲田大学・同志社大学・関西学院大学・明治大学・中央大学などから、損保・生保の大手各社にまとまった人数が入っています。
学費も大学選びの大切な条件なので、大学図鑑で各大学の学費を確かめてください。国公立と私立の違いは国公立と私立の就職比較にまとめています。
在学生の方へ。損害保険会社と生命保険会社では、仕事の中身も採用の仕方も違います。業界図鑑のとおり、損保は自動車・火災から企業のリスクまで事故や災害の損害を補償する仕事、生保は万一に備える保険を設計・販売・運用する仕事で、生保では総合職とエリア職で選考が異なります。数学・統計を学んだ人は、アクチュアリーやデータ分析の職種も選択肢になります。志望する会社のコースと選考時期を早めに確かめ、28卒の就活スケジュールで全体の流れも見ておきましょう。
08ランキングの読み方
生保と損保が一緒・会社名がない・国公立だけ・年度の4つに気をつけてください。
- 「保険業」は損保と生保が一緒です。共済や保険代理店も含みます。損害保険会社だけの人数は、国の統計では分かりません。
- 会社名は分かりません。大手の保険会社か、代理店などかは区別できません。会社ごとの人数は第6章のように大学の公式発表で確かめる必要があります。
- 国公立大学だけの統計です。私立大学は第4章のように大学ごとの公式発表で確かめる必要があり、数え方も大学ごとに違います。
- 人数が少ない業界です。1校あたりの人数が少ないため、1年ごとの増減で順位が入れ替わりやすくなります。割合は就職者100人以上の大学に限りました。
- 1年分の数字です。国の統計は2026年3月卒・修了の1年分で、年によって変わります。
09よくある質問
損害保険に強い大学はどこ?
国の統計(2026年3月卒)では損保と生保を合わせた「保険業」しか分かりませんが、国公立大学の学部卒で保険業に就職した人が多いのは大阪大学(67人)、神戸大学(56人)、一橋大学(55人)です。私立では、大学の公式発表で早稲田大学から東京海上日動に65人、三井住友海上に34人、損保ジャパンに23人が就職しています。
東京海上日動に多く就職している大学は?
大学の公式発表では、早稲田大学(65人、学部+大学院)、関西学院大学(24人、2024年度)、同志社大学(22人)、名古屋大学(19人、学部卒)などです。
割合で見ると、保険業に強い大学は?
就職者100人以上の国公立大学では、一橋大学(6.9%)、小樽商科大学(5.8%)、青森公立大学(5.2%)、大阪大学(5.0%)が高くなっています。学部単位では一橋大学経済学部(9.8%)、大阪大学経済学部(9.2%)です。
損保と生保、どちらに就職する人が多い?
国の統計では区別できません。大学の公式発表を見ると、早稲田大学は東京海上日動(65人)が保険会社で最多、同志社大学は日本生命(29人)が最多と、大学によって違います。
理系でも保険会社に就職できる?
できます。国の統計では、京都大学の理学研究科から15人が保険業に就職しています。保険会社にはアクチュアリーやデータ分析などの専門職があります。
私立大学のデータはなぜランキングにしないの?
私立大学は国の統計に入らず、大学ごとに「学部だけか大学院を含むか」「何人以上の会社を載せるか」が違うためです。多くの大学は業種を「金融・保険」としてまとめて公表しており、保険だけの割合も分かりません。
保険会社の初任給はいくら?
国の統計(令和7年賃金構造基本統計調査)では、産業「金融業,保険業」の大学卒が26.7万円、大学院卒が31.9万円です。会社ごとの初任給は、各社の採用ページや業界図鑑「損害保険」で確かめてください。
10この記事のデータについて
国公立大学の数字は、大学改革支援・学位授与機構「大学基本情報」の様式「産業別就職者数」(2026年3月卒・修了)を、編集部が大学ごと・学部ごとに集計したものです。学部は学校種別「大学」、大学院は「大学院」(修士・博士・専門職の合計)の行を足しています。割合は、各大学の産業別就職者数の合計を分母に編集部で計算しました。大学基本情報には株式会社立のデジタルハリウッド大学も含まれますが、国公立ではないため集計から除いています。大阪市立大学・大阪府立大学(大阪公立大学の統合前の大学)の卒業生は合計には含め、順位からは外しました。
「保険業」の範囲は文部科学省「学校基本調査の手引」(平成31年度版)の産業分類の説明、初任給は厚生労働省「令和7(2025)年賃金構造基本統計調査」によります。私立大学と各大学の会社ごとの人数は、第4章・第6章の出典に記した各大学の公式発表です。
人数は年度で変わります。最新の情報は各大学の公表資料でご確認ください。業界ごとの比較は業界別・就職に強い大学まとめ、大学ごとの就職先は主要大学の就職先まとめにまとめています。(2026年10月確認)
InstagramとTikTokでも発信中大学別の就職先、業界の年収、SPIの例題を、画像と動画でサクッと。